JP2507710Y2 - Pipテレビジヨン受像機 - Google Patents

Pipテレビジヨン受像機

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JP2507710Y2
JP2507710Y2 JP1986160379U JP16037986U JP2507710Y2 JP 2507710 Y2 JP2507710 Y2 JP 2507710Y2 JP 1986160379 U JP1986160379 U JP 1986160379U JP 16037986 U JP16037986 U JP 16037986U JP 2507710 Y2 JP2507710 Y2 JP 2507710Y2
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JP
Japan
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signal
sub
switching
clamping
video signal
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JPS6365374U (ja
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佳章 藤田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、主映像信号の一部に副映像信号を挿入して
画面上に映出するPIP(ピクチヤー・イン・ピクチヤ
−)機能を有するテレビジヨン受像機に関する。
(ロ)従来の技術 序述の如きPIPテレビジヨン受像機に於いて副画面の
輝度を主画面から独立して調整する一つの方法として、
特開昭55−114079号公報〔H04N5/44〕のものでは、副映
像信号の終始端部に縁取り用のパルス信号を付加し、こ
のパルス信号の先端レベルが一定になるよう副映像信号
をクランプして主映像信号に挿入する際に、上記先端レ
ベルに対するクランプ電位を変化させることによって副
画面の輝度調整を行なっている。
しかしながら、この方法では、上記パルス信号の作成
回路を別途必要とし、しかも、このパルス信号によって
行なう副映像信号用のクランプ回路と主映像信号の同期
先端やペテスタル部をクランプする主映像信号用のクラ
ンプ回路とが全く独立に設けられるから、全体として回
路構成が複雑になると云う欠点がある。また、逆に斯る
点を考慮して主、副映像信号に対して同一構成のクラン
プ回路を内蔵した市販の映像信号切換用ICを使用するこ
とも考えられるが、この種ICでは上記各クランプ回路に
同一のクランプ電位が与えられるようになっている。即
ち、前述したように、主映像信号と副映像信号とをクラ
ンプするクランプ回路がそれぞれ設けられており、その
クランプの電位は同じに制御されるため、主映像信号の
輝度を調整すると、同じように副映像信号をも輝度が調
整される。従って、副映像信号のみの輝度を自由に調整
できないと言う問題があった。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 本考案上記の点に留意してなされたものであり、副映
像信号のクランプ用に特別なパルスを使用することな
く、簡単な回路構成で副画面の輝度調整を行えるように
することを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案の受像機では、副映像信号の映像期間外の期間
に輝度調整用の可変直流レベル信号を挿入し、その可変
直流レベルが主映像信号の基準レベルに一致するように
副映像信号を主映像信号と同一のクランプパルスによっ
てクランプし、そのクランプ後の副映像信号を主映像信
号に挿入して映出するようにした。
(ホ)作用 上記構成に依れば、前記可変直流レベル信号のレベル
を変化させると、副映像信号の直流レベルが前記基準レ
ベルに対して変化し、それによって副画面の輝度調整が
行なわれる。
(ヘ)実施例 第1図は本考案によるPIPテレビジヨン受像機の一実
施例の要部を示しており、(1)(2)(3)は図示し
ないビデオメモリからそれぞれ出力される副画面用の時
間軸圧縮された反転輝度(−Y)信号及び各色差(R−
Y)(B−Y)信号の入力端子であって、その−Y信号
はアナログスイッチ用IC(4)のピンに直接入力さ
れ、R−Y信号及びB−Y信号は結合コンデンサ(C1
(C2)をそれぞれ介してカラーマトリツクス用IC(5)
のピンとピンに入力される。
前記アナログ用スイツチIC(4)には東芝製のTC4053
BPが使用されており、そのピンに副画面の輝度調整の
可変抵抗器(VR)から取り出される可変直流電圧(Vo)
(第2図(b))が入力され、ピン印加される切換信
号がロウレベルのときに上記ピンの可変直流電圧(V
o)がピンから出力され、上記切換信号がハイレベル
のときにピンに入力される前述の−Y信号(第2図
(a))が同様に出力されるようになっている。
したがって、今、このIC(4)のピンに前記−Y信
号の映像期間に対応した第2図(c)の切換信号が印加
されると、ピンの出力信号は同図(d)のようにな
り、この出力信号が結合コンデンサ(C3)を介して前記
カラーマトリツクス用IC(5)のピンに入力される。
上記カラーマトリツクス用IC(5)は東芝製のTA7676
Pであり、このICは前述の如く映像期間外に対して直流
電圧の挿入を行なった−Y信号と、そのような動作が何
等行なわれていない前述のR−Y、B−Y各信号とをマ
トリツクス部(6)で合成することによって三原色
(R)(G)(B)信号に分離し、そのR、G、B各信
号をクランプ部(7)(8)(9)でそれぞれ直流分再
生してピン、ピン、ピンにそれぞれ導出する。
したがって、このIC(5)の例えばピンに出力され
るR信号は第2図(e)のように前記直流分再生のクラ
ンプレベル(V1)とR信号の黒レベル(V2)との間に前
記可変直流電圧(Vo)に応じたレベル差を有する信号に
なる。その際、前記各クランプ部(7)(8)(9)に
は、ピンを介して主映像信号(図示せず)の水平同期
信号のタイミングのクランプパルス(第2図(f))が
共通に与えられると共に、各クランプ電位も同一値に設
定されているので、、ピンから出力されるG信号及
びB信号もそれぞれ同様になる。そして、これらR.G.B
各信号が結合コンデンサ(C4)(C5)(C6)をそれぞれ
介して主映像信号のカラー信号処理用IC(10)の、
、ピンにそれぞれ入力される。なお、(R1)(R2
(R3)は負荷抵抗である。
前記カラー信号処理用IC(10)はフリツプス社製のTD
A3562Aであり、このICは外付けのバンドバスフイルタ
(11)からピンを介して入力される主映像信号中の搬
送色信号をカラー復調部(12)で復調して得たR−Y信
号及びB−Y信号と、ピンを介して入力され輝度クラ
ンプ部(13)によって水平同期信号の先端部が所定のレ
ベルになるようクランプしたY信号とをマトリツクス部
(14)で合成してR.G.B信号を分離し、その各信号を副
画面のR.G.B信号との切換用の第1〜第3スイツチ部(1
5)(16)(17)の各一方の入力として導入する。
また、このIC(10)の、、ピンにそれぞれ入力
された副画面のR.G.B各信号(第2図(e)参照)は第
1〜第3クランプ部(18)(19)(20)に与えられ、こ
の各クランプ部で上記R.G.B各信号のレベル(V1)が主
画面のR.G.B各信号の黒レベルに一致するようクランプ
される。その際、このクランプピンに印加されるクラ
ンプパルスのタイミングで行なわれ、且つ、このクラン
プパルスはカラーマトリツクス用IC(5)のピンに印
加されるパルス(第2図(e))と同一のものが使用さ
れる。
そして、上記各クランプ部(18)(19)(20)で上記
のようにクランプされた副画面のR.G.B信号がそれぞれ
第1〜第3スイツチ部(15)(16)(17)の各他方の入
力として与えられ、この各スイツチ部にピンを介して
与えられる前述の切換信号(第2図(c))がハイレベ
ルのときに上記副画面のR.G.B信号が、、ピンに
それぞれ出力され、上記切換信号がロウレベルのときに
主画面のR.G.B信号が上記各ピンに出力されて、カラー
受像管(図示せず)に導かれるようになっている。
ここで、図1の動作を説明する。まず、副映像信号の
色差信号(B−Y,R−Y)は、結合コンデンサ(C1)、
(C2)を介して、マトリックス部(6)に入力される。
一方、輝度信号(−Y)は、アナログ用スイッチIC
(4)と結合コンデンサ(C3)を介して、マトリックス
部(6)に入力される。ところで、このアナログ用スイ
ッチIC(4)は、前述したように副映像信号期間以外は
輝度調整用の可変抵抗(VR)で、調整された直流電圧を
出力するように成されており、この可変抵抗(VR)を調
整することで輝度が調整される。
そして、マトリックス部(6)でR、G、Bの各信号
を生成して、クランプ部(7)(8)(9)でそれぞれ
の信号をクランプする。このクランプは、後述する主映
像信号をクランプするのと同じクランプパルスが用いら
れる。クランプされた副映像信号のR、G、Bは、クラ
ンプ部(18)(19)(20)へ入力され、スイッチ(15)
(16)(17)へ入力される。
他方、主映像信号は、バンドパスフィルタ(11)で搬
送色信号を抜き取り、カラー復調部(12)で色差信号
(R−Y,B−Y)を復調して、マトリックス部(14)へ
供給する。輝度信号は、輝度クランプ部(13)で上述し
た副映像信号と同じクランプパルスでクランプされたの
ち、マトリックス部(14)でR,G,Bを生成してスイッチ
(15)(16)(17)に供給する。
このスイッチ(15)(16)(17)は、切換信号により
主映像信号と副映像信号を切り換えて副映像信号を主映
像信号に挿入してたPIP画面とするR.G,B信号を出力す
る。以上により、副映像信号の輝度信号の輝度レベルを
主映像信号の輝度を調整とは別に変化させることができ
る。
したがって、上述のような動作によって主画面の映像
に副画面の映像が挿入されてカラー受像管上に映出され
ることになるが、その際、可変抵抗器(VR)を調整して
可変直流電圧(Vo)(第2図(b))の大きさを変化さ
せると、前述のようにカラーマトリツクス用IC(5)の
、、ピンから出力されるR.G.B信号(第2図
(e))中のレベル差|V1−V2|が変化するため、その
結果、カラー信号処理用IC(10)の、、ピンの各
出力信号中に於いてその主映像信号部の黒レベル(Vm)
に対して副映像信号部の黒レベル(Vs)が変化し、従っ
て、副画面の輝度が変化することになる。
すなわち、第3図はIC(10)のピンから出力される
R信号を示しており、同図(a)が前記可変直流電圧
(第2図(b))を高く設定して副画面の輝度を上げた
場合であり、同図(b)がその逆の場合である。
なお、IC(5)内にはクランプ部(7)(8)(9)
が設けられているが、このICの、、ピンからの信
号は結合コンデンサ(C4)(C5)(C6)を通ってIC(1
0)に導入されるようになっているので、上記クランプ
部(7)(8)(9)は設けられていなくてもよい。
(ト)考案の効果 本考案のPIPテレビジヨン受像機に依れば、副映像信
号のクランプ用に特別のパルス信号を必要とせず、その
ため主、副各映像信号を同一タイミングのクランプパル
スによって同一電位にクランプする映像信号切換用のIC
を使用しても、副画面の輝度を独立して調整できる。し
かも、その輝度調整のための回路構成が簡単になり、安
価に実現できると云う利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるテレビジヨン受像機の一実施例を
示す要部の回路ブロツク図、第2図及び第3図はその各
部の信号波形である。 (4)……アナログスイツチ用IC、(5)……カラーマ
トリツクス用IC、(10)……カラー信号処理用IC、

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主映像信号の一部に副映像信号を挿入して
    映出するようにしたPIPテレビジョン受像機に於いて、 副映像信号の輝度信号と可変可能な副映像信号のクラン
    プレベルとする直流電圧とを切り換えて出力する第1の
    切換手段と、 副映像信号の色差信号と前記第1の切換手段の出力とを
    マトリックスして原色信号を生成する手段と、 この原色信号の直流電圧レベルをクランプする第1のク
    ランプ手段と、 前記第1のクランプ手段に供給されるクランプパルスと
    同一のクランプパルスで主映像信号の直流電圧レベルを
    クランプする第2のクランプ手段と、 この第2のクランプ手段を介して主映像信号の原色信号
    を生成する手段と、 前記主映像信号の原色信号と前記副映像信号の原色信号
    を切り換えて出力する第2の切換手段と、 前記第1の切換手段と第2の切換手段とに副映像信号の
    映像期間とそれ以外の期間とに切り換える切換信号を出
    力する切換信号発生手段とからなることを特徴とするPI
    Pテレビジョン受像機。
JP1986160379U 1986-10-20 1986-10-20 Pipテレビジヨン受像機 Expired - Lifetime JP2507710Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5571362A (en) * 1978-11-24 1980-05-29 Sony Corp Picture synthesizing unit
JPS60171875A (ja) * 1984-02-16 1985-09-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 2画面テレビジヨン受像機
JPS6121178U (ja) * 1984-07-12 1986-02-07 株式会社東芝 輝度調整回路

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