JPH07336620A - 多画面表示装置 - Google Patents

多画面表示装置

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Publication number
JPH07336620A
JPH07336620A JP12757194A JP12757194A JPH07336620A JP H07336620 A JPH07336620 A JP H07336620A JP 12757194 A JP12757194 A JP 12757194A JP 12757194 A JP12757194 A JP 12757194A JP H07336620 A JPH07336620 A JP H07336620A
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JP
Japan
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circuit
signal
signals
screen
video signal
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Pending
Application number
JP12757194A
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English (en)
Inventor
Hisao Shimazaki
久夫 嶋崎
Masahiro Yamada
雅弘 山田
Atsushi Nishimura
敦 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の映像信号を同時に多画面表示したとき
に、複数の画面間に画質の差が生じることのないように
する。 【構成】 映像の輪郭補正を行う速度変調回路28に入
力する輝度信号を、親子合成用選択回路26からの合成
出力からとることにより、2画面表示時に、走査速度変
調による輪郭補正を親画面表示期間はもとより子画面表
示期間にも行い、子画面の画質を上げるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2画面以上の複数の画
面を同時に表示する多画面表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の画面を同時に表示する多画
面の映像表示方法には、テレビジョン受像機を例にとる
と、図9に示すように、(a) 画面全体に表示している親
画面映像に重畳して縮小した別の子画面映像を表示する
ピクチャーインピクチャー(PIP)方式、(b) 親画面
映像の外部に子画面映像を表示するピクチャーアウトピ
クチャー(POP)方式、(c) 画面全体に多分割した子
画面映像を表示する分割表示方式があり、さらに、(d)
POP方式の変形として、親画面及び子画面を左右同一
面積で表示する方式もある。
【0003】一方、現在、ハイビジョン放送等のワイド
アスペクト比(16:9 )の放送に伴い、アスペクト比の
異なった(4:3 ,16:9 )映像信号が混在している。
POP方式に関しては、例えば、16:9 のワイドアスペ
クト比のテレビジョン受像機に4:3の映像を表示したと
きにできる、映像信号の無い領域に縮小した他の4:3の
アスペクト比の映像を重畳して表示することが行われて
いる。
【0004】図10に、POP方式の変形として、16:
9 のアスペクト比の画面に4:3の2つの画面を左右に同
一面積で表示した例を示す。
【0005】図11は、2つの画面を同一面積で表示す
るためのテレビジョン受像機の構成を示す。
【0006】図11において、アンテナ1に入力したテ
レビジョン放送信号は親画面用チューナ3,子画面用チ
ューナ4に供給される。チューナ3,4はチューナ制御
回路2からの制御データにてそれぞれのチャンネル選局
が行われる。チューナ3,4はそれぞれ周波数変換回路
部と増幅及び検波回路部とで構成され、選局受信したR
Fテレビジョン放送信号を中間周波に変換後、増幅及び
検波し、複合カラー映像信号を出力する。親画面用チュ
ーナ3から取り出された複合カラー映像信号は、A/D
変換器5でディジタル信号に変換され、動き適応形3次
元Y/C分離回路50におけるフレームくし形Y/C分
離回路6とラインくし形Y/C分離回路7と動き検出回
路8に供給される。
【0007】動き適応形3次元Y/C分離回路50は、
フレーム間Y/C分離を行うフレームくし形Y/C分離
回路6と、ライン間Y/C分離を行うラインくし形Y/
C分離回路7と、動き検出回路8と、この動き検出回路
8からの動き検出信号に応じてフレームくし形Y/C分
離回路6の出力とラインくし形Y/C分離回路7の出力
のうちのいずれかを選択して出力するセレクタ回路9と
で構成されている。
【0008】フレームくし形Y/C分離回路6は、NT
SC信号では輝度信号(以下、Y信号という)がフレー
ム間(時間軸方向)に高い相関を有し、色信号(搬送色
信号の意で、以下C信号という)の位相はフレーム間で
反転することを利用し、フレームメモリを用いてフレー
ム間での和及び差をとることによりY/C分離を行う。
【0009】また、ラインくし形Y/C分離回路7は、
NTSC信号ではY信号がライン間(走査線間)に高い
相関を有し、C信号の位相はライン間で反転することを
利用し、ラインメモリを用いてライン間での和及び差を
とることによりY/C分離を行う。
【0010】動き検出回路8は、フレームメモリを用い
て、フレーム間差分をとることにより入力される映像信
号の動き度合いを検出し、動き検出信号を出力する。
【0011】セレクタ回路9は、この動き検出回路8か
らの動き検出信号に応じてフレームくし形Y/C分離回
路6のY,C出力とラインくし形Y/C分離回路7の
Y,C出力のうちのいずれかを選択して出力する。
【0012】即ち、セレクタ回路9は、動き検出回路8
により静止画であると判断された場合は、フレームくし
形Y/C分離回路6で分離されたY信号とC信号を選択
し、また動き検出回路8により動画であると判断された
場合は、ラインくし形Y/C分離回路7で分離されたY
信号とC信号を選択する。
【0013】セレクタ回路9から出力されたY信号は親
画面処理回路12に供給される。また、セレクタ回路9
から出力されたC信号は色復調回路10へ供給され、2
つの色差信号、R−Y信号とB−Y信号に復調される。
色復調回路10からのR−Y信号とB−Y信号は、前記
親画面処理回路12に供給される。
【0014】親画面処理回路12は、入力されたY信
号,R−Y信号,B−Y信号を親画面処理制御回路11
からの制御信号に従って水平方向に1/2 に圧縮する。
【0015】親画面処理回路12で水平に1/2 に圧縮さ
れたY信号,R−Y信号,B−Y信号はそれぞれ、D/
A変換器13,14,15でアナログ信号に変換されて
マトリクス変換回路16に供給される。
【0016】マトリクス変換回路16では、D/A変換
器13,14,15からのY信号,R−Y信号,B−Y
信号をマトリクス変換し、R(赤),G(緑),B
(青)信号を出力する。
【0017】一方、子画面用チューナ4で選局され、検
波された複合カラー映像信号はA/D変換器17にてデ
ィジタル信号に変換され、ラインくし形Y/C分離回路
18へ入力される。ラインくし形Y/C分離回路18
は、前記ラインくし形Y/C分離回路7と同様な回路で
構成でされている。ラインくし形Y/C分離回路18で
分離されたY信号は子画面処理回路21に供給され、ラ
インくし形Y/C分離回路18で分離されたC信号は色
復調回路19に供給される。
【0018】色復調回路19では、入力されたC信号か
ら2つの色差信号、R−Y信号とB−Y信号を復調し、
前記子画面処理回路21に供給する。子画面処理回路2
1は、入力されたY信号,R−Y信号,B−Y信号を子
画面処理制御回路20からの制御信号に従って水平方向
に1/2 に圧縮する。
【0019】子画面処理回路21で水平に1/2 に圧縮さ
れたY信号,R−Y信号,B−Y信号はそれぞれ、D/
A変換器22,23,24でアナログ信号に変換されて
マトリクス変換回路25に供給される。
【0020】マトリクス変換回路25では、D/A変換
器22,23,24からのY信号,R−Y信号,B−Y
信号をマトリクス変換し、R(赤),G(緑),B
(青)信号を出力する。
【0021】セレクタ回路26は、子画面処理制御回路
20から出力される子画面位置情報に基づき、マトリク
ス変換回路16からのR,G,B信号と、マトリクス変
換回路25からのR,G,B信号を時間軸上で合成すべ
く選択的に切り換えて出力し、表示手段としての陰極線
管(CRT)31に供給する。
【0022】水平偏向回路29及び垂直偏向回路30
は、チューナ3から出力される複合カラー映像信号を図
示しない親画面側の同期分離回路に供給することによっ
て得られる水平,垂直の同期信号に基づいて、水平,垂
直の偏向電流を発生し、CRT31の水平,垂直の各偏
向コイルに供給している。
【0023】また、前記親画面処理制御回路11は、チ
ューナ3から出力される複合カラー映像信号を図示しな
い親画面側の同期分離回路に供給することによって得ら
れる水平,垂直の同期信号を基準として、親画面処理回
路12のデータ書込み及び読出しタイミング,及び垂直
偏向回路30の振幅制御タイミングを与える、各種のイ
ミング制御信号を生成している。さらに、前記子画面処
理制御回路20は、チューナ4から出力される複合カラ
ー映像信号を図示しない子画面側の同期分離回路に供給
することによって得られる水平,垂直の同期信号を基準
として、子画面処理回路21のデータ書込みタイミング
を生成する一方、前記親画面側の水平,垂直同期信号を
基準として、子画面処理回路21の読出しタイミング及
びセレクタ回路26の切換タイミングを与える、各種の
タイミング制御信号を生成している。
【0024】水平偏向回路29は、CRT31に水平偏
向電流を供給するが、速度変調入力端子を備えており、
速度変調回路28からの走査速度変調用信号にて水平偏
向電流が変調されるようになっている。
【0025】速度変調回路28は、微分増幅部,波形整
形部及び出力増幅部で構成され、Y信号を入力し、この
Y信号を微分して走査速度変調用信号を作成するもの
で、この走査速度変調用信号にて水平偏向電流を変調す
ることにより映像の輪郭部分(エッジ部分)で水平走査
速度を遅くするようにし、エッジ部の強調された(エッ
ジ部の輝度を高くした)画像を映出させるためのもので
ある。
【0026】速度変調回路28には、Y信号がアンドゲ
ート回路44を通して入力されるようになっており、ゲ
ート回路44はD/A変換器13からの親画面側Y信号
46と、子画面処理制御回路20からの子画面位置情報
45を入力する。例えば、子画面表示期間に、子画面処
理制御回路20から出力される子画面位置情報45をロ
ーレベル”L”とした場合は、子画面表示期間は、D/
A変換器13から速度変調回路28へ供給される親画面
側Y信号をカットすることができる。速度変調回路28
に供給される信号がカットされると、子画面表示期間に
は水平速度変調はかからないことになる。
【0027】垂直偏向については、垂直偏向回路30か
らの垂直偏向電流によってCRT31を垂直偏向するこ
とになるが、図10のような2画面表示するときは、親
画面処理制御回路11からの制御信号により、垂直偏向
電流の振幅を減少させて垂直方向に2/3 に圧縮する。
【0028】表示手段としてのCRT31にはアスペク
ト比16:9 の横長のものが用いられ、水平偏向回路29
と垂直偏向回路30により水平,垂直走査が行われ、セ
レクタ回路26からの親子重畳されたR,G,B信号を
表示する。
【0029】ところで、以上述べた2画面表示を行うテ
レビジョン受像機では、親画面側と子画面側とでY/C
分離回路に性能差があり、親画面よりも子画面の画質が
悪くなるという問題があった。特に、親画面と子画面の
大きさが同じ場合、親画面の画質と子画面の画質に差が
あると、画質差が目立ち、違和感を生じる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の多
画面表示装置では、親画面と子画面に画質差があり、特
に親画面と子画面を同一サイズで表示する場合には、画
質差が目立ち、違和感を生じるという問題があった。
【0031】そこで、本発明はこのような問題に鑑み、
親画面と子画面の画質差を無くし、違和感のない多画面
表示を行える多画面表示装置を提供することを目的とす
るものである。
【0032】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る多画面表示装置は、複数の映像信号を入力し、それぞ
れの映像信号を圧縮処理する複数の画面処理回路と、こ
の複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の映像信
号を時間軸上で合成すべく選択的に切り換えて出力する
選択回路と、前記選択回路からの映像信号を表示する表
示手段と、前記複数の映像信号のうちの1つの映像信号
から得られる同期信号に基づき、前記表示手段に水平,
垂直偏向電流を供給するものであって、前記水平偏向電
流は走査速度変調用信号で変調されることが可能な偏向
回路と、前記選択回路から出力される映像信号の輝度信
号に相当する信号を入力し、微分して前記走査速度変調
用信号を生成し、前記偏向回路の速度変調入力端子に供
給する走査速度変調回路とを具備したものである。
【0033】請求項2記載の発明による多画面表示装置
は、複数の映像信号を入力し、それぞれの映像信号をY
/C分離,色復調及び圧縮処理する複数の画面処理回路
と、この複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の
輝度信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変換する
複数のマトリクス変換回路と、この複数のマトリクス変
換回路からのRGB信号を時間軸上で合成すべく選択的
に切り換えて出力する選択回路と、この選択回路からの
RGB信号を表示する表示手段と、前記複数の映像信号
のうちの1つの映像信号から得られる同期信号に基づ
き、前記表示手段に水平,垂直偏向電流を供給するもの
であって、前記水平偏向電流は走査速度変調用信号で変
調されることが可能な偏向回路と、前記選択回路からの
RGB信号を入力し、輝度信号及び色差信号に逆変換す
る逆マトリクス変換回路と、この逆マトリクス変換回路
で得られた輝度信号を入力し、微分して走査速度変調用
信号を生成し、前記偏向回路の速度変調入力端子に供給
する走査速度変調回路とを具備したものである。
【0034】請求項3記載の発明による多画面表示装置
は、複数の映像信号を入力し、それぞれの映像信号をY
/C分離,色復調及び圧縮処理する複数の画面処理回路
と、この複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の
輝度信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変換する
複数のマトリクス変換回路と、この複数のマトリクス変
換回路及びその前段の画面処理回路からの複数のRGB
信号及び輝度信号を時間軸上で合成すべく選択的に切り
換えて出力する選択回路と、この選択回路からのRGB
信号を表示する表示手段と、前記複数の映像信号のうち
の1つの映像信号から得られる同期信号に基づき、前記
表示手段に水平,垂直偏向電流を供給するものであっ
て、前記水平偏向電流は走査速度変調用信号で変調され
ることが可能な偏向回路と、前記選択回路からの輝度信
号を入力し、微分して走査速度変調用信号を生成し、前
記偏向回路の速度変調入力端子に供給する走査速度変調
回路とを具備したものである。
【0035】請求項4記載の発明による多画面表示装置
は、複数の映像信号を入力し、それぞれの映像信号をY
/C分離,色復調及び圧縮処理する複数の画面処理回路
と、この複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の
輝度信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変換する
複数のマトリクス変換回路と、この複数のマトリクス変
換回路からのRGB信号を時間軸上で合成すべく選択的
に切り換えて出力する選択回路と、この選択回路からの
RGB信号を表示する表示手段と、前記複数の映像信号
のうちの1つの映像信号から得られる同期信号に基づ
き、前記表示手段に水平,垂直偏向電流を供給するもの
であって、前記水平偏向電流は走査速度変調用信号で変
調されることが可能な偏向回路と、前記選択回路からの
G信号を入力し、微分して走査速度変調用信号を生成
し、前記偏向回路の速度変調入力端子に供給する走査速
度変調回路とを具備したものである。
【0036】請求項5記載の発明による多画面表示装置
は、複数の映像信号を入力し、それぞれの映像信号をY
/C分離,色復調及び圧縮処理する複数の画面処理回路
と、この複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の
輝度信号及び色差信号を時間軸上で合成すべく選択的に
切り換えて出力する選択回路と、この選択回路からの輝
度信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変換するマ
トリクス変換回路と、このマトリクス変換回路からのR
GB信号を表示する表示手段と、前記複数の映像信号の
うちの1つの映像信号から得られる同期信号に基づき、
前記表示手段に水平,垂直偏向電流を供給するものであ
って、前記水平偏向電流は走査速度変調用信号で変調さ
れることが可能な偏向回路と、前記選択回路からのY信
号を入力し、微分して走査速度変調用信号を生成し、前
記偏向回路の速度変調入力端子に供給する走査速度変調
回路とを具備したものである。
【0037】請求項6記載の発明による多画面表示装置
は、1つの主映像信号と1つ以上の副映像信号を入力
し、それぞれの映像信号を圧縮処理する複数の画面処理
回路と、前記主映像信号の入力経路或いは主映像信号の
圧縮処理経路に設けられて、主映像信号の高域成分を低
減させることが可能な周波数特性可変手段と、前記複数
の画面処理回路にて圧縮処理された複数の映像信号を時
間軸上で合成すべく選択的に切り換えて出力する選択回
路と、前記選択回路からの映像信号を表示する表示手段
と、前記周波数特性可変手段の高域低減動作を制御する
ものであって、前記主映像信号のみを前記表示手段に表
示する場合は前記周波数特性可変手段の高域低減動作を
行わず、前記主映像信号を含む複数の映像信号を前記表
示手段に多画面表示する場合は前記周波数特性可変手段
に高域低減動作させるよう制御する制御回路と、前記主
映像信号から得られる同期信号に基づき、前記表示手段
に水平,垂直偏向電流を供給するものであって、前記水
平偏向電流は走査速度変調用信号で変調されることが可
能な偏向回路と、前記主映像信号を表示する期間に、主
映像信号の輝度信号を入力し、微分して走査速度変調用
信号を生成し、前記偏向回路の速度変調入力端子に供給
する走査速度変調回路とを具備したものである。
【0038】請求項7記載の発明による多画面表示装置
は、1つの主映像信号と1つ以上の副映像信号を入力
し、それぞれの映像信号をY/C分離,色復調及び圧縮
処理するものであって、前記主映像信号のY/C分離回
路については副映像信号のY/C分離回路よりも高域周
波数特性のよいY/C分離回路を使用するようにした複
数の画面処理回路と、この複数の画面処理回路にて圧縮
処理された複数の輝度信号及び色差信号を入力し、RG
B信号に変換する複数のマトリクス変換回路と、前記主
映像信号の入力経路,前記主映像信号の画面処理経路或
いは前記主映像信号のマトリクス変換経路に設けられ
て、主映像信号の高域成分を低減させることが可能な周
波数特性可変手段と、前記複数のマトリクス変換回路か
らのRGB信号を時間軸上で合成すべく選択的に切り換
えて出力する選択回路と、この選択回路からのRGB信
号を表示する表示手段と、前記周波数特性可変手段の高
域低減動作を制御するものであって、前記主映像信号の
みを前記表示手段に表示する場合は前記周波数特性可変
手段の高域低減動作を行わず、前記主映像信号を含む複
数の映像信号を前記表示手段に多画面表示する場合は前
記周波数特性可変手段に高域低減動作させるよう制御す
る制御回路とを具備したものである。
【0039】請求項8記載の発明による多画面表示装置
は、1つの主映像信号と1つ以上の副映像信号を入力
し、それぞれの映像信号をY/C分離,色復調及び圧縮
処理するものであって、前記主映像信号のY/C分離回
路については副映像信号のY/C分離回路よりも高域周
波数特性のよいY/C分離回路を使用するようにした複
数の画面処理回路と、この複数の画面処理回路にて圧縮
処理された複数の輝度信号及び色差信号を入力し、RG
B信号に変換する複数のマトリクス変換回路と、前記主
映像信号の入力経路,前記主映像信号の画面処理経路或
いは前記主映像信号のマトリクス変換経路に設けられ
て、主映像信号の高域成分を低減させることが可能な周
波数特性可変手段と、前記複数のマトリクス変換回路か
らのRGB信号を時間軸上で合成すべく選択的に切り換
えて出力する選択回路と、この選択回路からのRGB信
号を表示する表示手段と、前記周波数特性可変手段の高
域低減動作を制御するものであって、前記主映像信号の
みを前記表示手段に表示する場合は前記周波数特性可変
手段の高域低減動作を行わず、前記主映像信号を含む複
数の映像信号を前記表示手段に多画面表示する場合は前
記周波数特性可変手段に高域低減動作させるよう制御す
る制御回路と、前記主映像信号から得られる同期信号に
基づき、前記表示手段に水平,垂直偏向電流を供給する
ものであって、前記水平偏向電流は走査速度変調用信号
で変調されることが可能な偏向回路と、多画面表示する
場合において前記主映像信号を表示する期間に、主映像
信号の輝度信号を入力し、微分して走査速度変調用信号
を生成し、前記偏向回路の速度変調入力端子に供給する
走査速度変調回路とを具備したものである。
【0040】請求項9記載の発明は、請求項6,7又は
8記載の多画面表示装置において、前記周波数特性可変
手段は、低域通過フィルタ回路であることを特徴とす
る。
【0041】請求項10記載の発明は、請求項6,7又
は8記載の多画面表示装置において、 前記周波数特性
可変手段は、多画面表示するときに、装置内のディジタ
ル処理系のクロック周波数を下げる手段であることを特
徴とする。
【0042】請求項11記載の発明による多画面表示装
置は、1つの主映像信号と1つ以上の副映像信号を入力
し、それぞれの映像信号をY/C分離,色復調及び圧縮
処理する複数の画面処理回路であって、前記主映像信号
の画面処理回路のY/C分離については動き適応形Y/
C分離回路が用いられる画面処理手段と、多画面表示す
る場合に、前記動き適応形Y/C分離回路を高域周波数
特性を低減したY/C分離回路に設定する手段と、前記
複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の輝度信号
及び色差信号を入力し、RGB信号に変換する複数のマ
トリクス変換回路と、この複数のマトリクス変換回路か
らのRGB信号を時間軸上で合成すべく選択的に切り換
えて出力する選択回路と、この選択回路からのRGB信
号を表示する表示手段とを具備したものである。
【0043】請求項12記載の発明による多画面表示装
置は、1つの主映像信号と1つ以上の副映像信号を入力
し、それぞれの映像信号をY/C分離,色復調及び圧縮
処理する複数の画面処理回路であって、前記主映像信号
の画面処理回路のY/C分離については動き適応形Y/
C分離回路が用いられる画面処理手段と、多画面表示す
る場合に、前記動き適応形Y/C分離回路を高域周波数
特性を低減したY/C分離回路に設定する手段と、前記
複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の輝度信号
及び色差信号を入力し、RGB信号に変換する複数のマ
トリクス変換回路と、この複数のマトリクス変換回路か
らのRGB信号を時間軸上で合成すべく選択的に切り換
えて出力する選択回路と、この選択回路からのRGB信
号を表示する表示手段と、前記主映像信号から得られる
同期信号に基づき、前記表示手段に水平,垂直偏向電流
を供給するものであって、前記水平偏向電流は走査速度
変調用信号で変調されることが可能な偏向回路と、多画
面表示する場合において前記主映像信号を表示する期間
に、主映像信号の輝度信号を入力し、微分して走査速度
変調用信号を生成し、前記偏向回路の速度変調入力端子
に供給する走査速度変調回路とを具備したものである。
【0044】請求項13記載の発明による多画面表示装
置は、1つの主映像信号と1つ以上の副映像信号を入力
し、それぞれの映像信号をY/C分離,色復調及び圧縮
処理する複数の画面処理回路であって、前記主映像信号
及び前記副映像信号の画面処理回路のY/C分離につい
ては共に動き適応形Y/C分離回路が用いられる画面処
理手段と、前記複数の画面処理回路にて圧縮処理された
複数の輝度信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変
換する複数のマトリクス変換回路と、この複数のマトリ
クス変換回路からのRGB信号を時間軸上で合成すべく
選択的に切り換えて出力する選択回路と、この選択回路
からのRGB信号を表示する表示手段とを具備したもの
である。
【0045】請求項14記載の発明による多画面表示装
置は、1つの主映像信号と1つ以上の副映像信号を入力
し、それぞれの映像信号をY/C分離,色復調及び圧縮
処理する複数の画面処理回路であって、前記主映像信号
及び前記副映像信号の画面処理回路のY/C分離につい
ては共に動き適応形Y/C分離回路が用いられる画面処
理手段と、前記複数の画面処理回路にて圧縮処理された
複数の輝度信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変
換する複数のマトリクス変換回路と、この複数のマトリ
クス変換回路からのRGB信号を時間軸上で合成すべく
選択的に切り換えて出力する選択回路と、この選択回路
からのRGB信号を表示する表示手段と、前記主映像信
号から得られる同期信号に基づき、前記表示手段に水
平,垂直偏向電流を供給するものであって、前記水平偏
向電流は走査速度変調用信号で変調されることが可能な
偏向回路と、多画面表示する場合において前記主映像信
号を表示する期間に、主映像信号の輝度信号を入力し、
微分して走査速度変調用信号を生成し、前記偏向回路の
速度変調入力端子に供給する走査速度変調回路とを具備
したものである。
【0046】請求項15記載の発明による多画面表示装
置は、第1の映像信号を入力し、Y/C分離する第1の
デコード回路と、第2の映像信号を入力し、Y/C分離
するもので、前記第1のデコード回路よりも高域周波数
成分を少なく処理する第2のデコード回路と、前記第1
のデコード回路の出力又は前記第2のデコード回路の出
力を選択して主映像信号として出力する第1の選択回路
と、前記第1のデコード回路の出力又は前記第2のデコ
ード回路の出力を選択して副映像信号として出力する第
2の選択回路と、前記第1の選択回路と前記第2の選択
回路とを制御するもので、2画面表示するときは、前記
第2のデコード回路の出力を前記主映像信号とし、前記
第1のデコード回路の出力を前記副映像信号とするよう
に選択させる制御回路と、前記第1の選択回路からの前
記主映像信号を圧縮処理する第1の画面処理回路と、前
記第2の選択回路からの前記副映像信号を圧縮処理する
第2の画面処理回路と、前記第1,第2の画面処理回路
にて圧縮処理された輝度信号及び色差信号を入力し、R
GB信号に変換する第1,第2のマトリクス変換回路
と、この第1,第2のマトリクス変換回路からのRGB
信号を選択的に切り換えて出力する第3の選択回路と、
この第3の選択回路からのRGB信号を表示する表示手
段と、前記第1の映像信号から得られる同期信号に基づ
き、前記表示手段に水平,垂直偏向電流を供給するもの
であって、前記水平偏向電流は走査速度変調用信号で変
調されることが可能な偏向回路と、2画面表示する場合
において前記主映像信号を表示する期間に、主映像信号
の輝度信号を入力し、微分して走査速度変調用信号を生
成し、前記偏向回路の速度変調入力端子に供給する走査
速度変調回路とを具備したものである。
【0047】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の多画面表示装置において、前記第1のデコード回路は
動き適応形3次元Y/C分離回路で構成され、前記第2
のデコード回路はラインくし形Y/C分離回路で構成さ
れることを特徴とする。
【0048】
【作用】請求項1〜5記載の発明では、映像の輪郭補正
を行う速度変調を、親子合成後の映像信号の輝度信号に
相当する信号に基づいて行うようにしたので、速度変調
が親画面表示のときだけでなく子画面表示のときにもか
かり、従来よりも子画面の画質が向上し、親画面と子画
面の画質の差が目立たなくなる。
【0049】また、請求項6〜12記載の発明では、親
画面映像信号の高域周波数特性を低減する手段を設けた
ので、親画面の解像度が低下し、親画面と子画面の画質
の差が目立たなくなる。
【0050】請求項13及び14記載の発明では、子画
面映像信号の高域周波数特性を上げる手段を設けたの
で、子画面の解像度が上昇し、親画面と子画面の画質の
差が目立たなくなる。
【0051】請求項15及び16記載の発明では、親画
面側のデコード回路とこれより高域周波数特性の低い子
画面側のデコード回路とを入れ換えること可能な構成と
することにより、2画面表示するときには2つのデコー
ド回路を入れ換え、親画面映像信号の高域周波数特性を
下げ、子画面映像信号の高域周波数特性を上げて、親画
面と子画面の画質の差を目立たなくすることができる。
【0052】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の第1の実施例の多画面表示装置を示すブロ
ック図である。
【0053】図1において、図11と同一部分には同一
符号を付して説明する。アンテナ1に入力したテレビジ
ョン放送信号は親画面用チューナ3,子画面用チューナ
4に供給される。チューナ3,4はチューナ制御回路2
からの制御データにてそれぞれのチャンネル選局が行わ
れる。チューナ3,4はそれぞれ周波数変換回路部と増
幅及び検波回路部とで構成され、選局受信したRFテレ
ビジョン放送信号を中間周波に変換後、増幅及び検波
し、複合カラー映像信号を出力する。親画面用チューナ
3から取り出された複合カラー映像信号は、A/D変換
器5でディジタル信号に変換され、動き適応形3次元Y
/C分離回路50におけるフレームくし形Y/C分離回
路6とラインくし形Y/C分離回路7と動き検出回路8
に供給される。
【0054】動き適応形3次元Y/C分離回路50は、
フレーム間Y/C分離を行うフレームくし形Y/C分離
回路6と、ライン間Y/C分離を行うラインくし形Y/
C分離回路7と、動き検出回路8と、この動き検出回路
8からの動き検出信号に応じてフレームくし形Y/C分
離回路6の出力とラインくし形Y/C分離回路7の出力
のうちのいずれかを選択して出力するセレクタ回路9と
で構成されている。
【0055】フレームくし形Y/C分離回路6は、NT
SC信号では輝度信号(以下、Y信号という)がフレー
ム間(時間軸方向)に高い相関を有し、色信号(搬送色
信号の意で、以下C信号という)の位相はフレーム間で
反転することを利用し、フレームメモリを用いてフレー
ム間での和及び差をとることによりY/C分離を行う。
【0056】また、ラインくし形Y/C分離回路7は、
NTSC信号ではY信号がライン間(走査線間)に高い
相関を有し、C信号の位相はライン間で反転することを
利用し、ラインメモリを用いてライン間での和及び差を
とることによりY/C分離を行う。
【0057】動き検出回路8は、フレームメモリを用い
て、フレーム間差分をとることにより入力される映像信
号の動き度合いを検出し、動き検出信号を出力する。
【0058】セレクタ回路9は、この動き検出回路8か
らの動き検出信号に応じてフレームくし形Y/C分離回
路6のY,C出力とラインくし形Y/C分離回路7の
Y,C出力のうちのいずれかを選択して出力する。
【0059】即ち、セレクタ回路9は、動き検出回路8
により静止画であると判断された場合は、フレームくし
形Y/C分離回路6で分離されたY信号とC信号を選択
し、また動き検出回路8により動画であると判断された
場合は、ラインくし形Y/C分離回路7で分離されたY
信号とC信号を選択する。
【0060】セレクタ回路9から出力されたY信号は親
画面処理回路12に供給される。また、セレクタ回路9
から出力されたC信号は色復調回路10へ供給され、2
つの色差信号、R−Y信号とB−Y信号に復調される。
色復調回路10からのR−Y信号とB−Y信号は、前記
親画面処理回路12に供給される。
【0061】親画面処理回路12は、入力されたY信
号,R−Y信号,B−Y信号を親画面処理制御回路11
からの制御信号に従って水平方向に1/2 に圧縮する。
【0062】親画面処理回路12で水平に1/2 に圧縮さ
れたY信号,R−Y信号,B−Y信号はそれぞれ、D/
A変換器13,14,15でアナログ信号に変換されて
マトリクス変換回路16に供給される。
【0063】マトリクス変換回路16では、D/A変換
器13,14,15からのY信号,R−Y信号,B−Y
信号をマトリクス変換し、R(赤),G(緑),B
(青)信号を出力する。
【0064】一方、子画面用チューナ4で選局され、検
波された複合カラー映像信号はA/D変換器17にてデ
ィジタル信号に変換され、ラインくし形Y/C分離回路
18へ入力される。ラインくし形Y/C分離回路18
は、前記ラインくし形Y/C分離回路7と同様な回路で
構成でされている。ラインくし形Y/C分離回路18で
分離されたY信号は子画面処理回路21に供給され、ラ
インくし形Y/C分離回路18で分離されたC信号は色
復調回路19に供給される。
【0065】色復調回路19では、入力されたC信号か
ら2つの色差信号R−Y信号とB−Y信号を復調し、前
記子画面処理回路21に供給する。子画面処理回路21
は、入力されたY信号,R−Y信号,B−Y信号を子画
面処理制御回路20からの制御信号に従って水平方向に
1/2 に圧縮する。
【0066】子画面処理回路21で水平に1/2 に圧縮さ
れたY信号,R−Y信号,B−Y信号はそれぞれ、D/
A変換器22,23,24でアナログ信号に変換されて
マトリクス変換回路25に供給される。
【0067】マトリクス変換回路25では、D/A変換
器22,23,24からのY信号,R−Y信号,B−Y
信号をマトリクス変換し、R(赤),G(緑),B
(青)信号を出力する。
【0068】セレクタ回路26は、子画面処理制御回路
20から出力される子画面位置情報に基づき、マトリク
ス変換回路16からのR,G,B信号と、マトリクス変
換回路25からのR,G,B信号を時間軸上で合成すべ
く選択的に切り換えて出力し、表示手段としての陰極線
管(CRT)31に供給する。
【0069】水平偏向回路29及び垂直偏向回路30
は、チューナ3から出力される複合カラー映像信号を図
示しない親画面側の同期分離回路に供給することによっ
て得られる水平,垂直の同期信号に基づいて、水平,垂
直の偏向電流を発生し、CRT31の水平,垂直の各偏
向コイルに供給している。
【0070】また、前記親画面処理制御回路11は、チ
ューナ3から出力される複合カラー映像信号を図示しな
い親画面側の同期分離回路に供給することによって得ら
れる水平,垂直の同期信号を基準として、親画面処理回
路12のデータ書込み及び読出しタイミング,及び垂直
偏向回路30の振幅制御タイミングを与える、各種のイ
ミング制御信号を生成している。さらに、前記子画面処
理制御回路20は、チューナ4から出力される複合カラ
ー映像信号を図示しない子画面側の同期分離回路に供給
することによって得られる水平,垂直の同期信号を基準
として、子画面処理回路21のデータ書込みタイミング
を生成する一方、前記親画面側の水平,垂直同期信号を
基準として、子画面処理回路21の読出しタイミング及
びセレクタ回路26の切換タイミングを与える、各種の
タイミング制御信号を生成している。
【0071】セレクタ回路26から出力されたR,G,
B信号32,33,34は、CRT31に入力される一
方、逆マトリクス変換回路27に入力されている。
【0072】逆マトリクス変換回路27は、入力された
R,G,B信号32,33,34を演算して、Y信号,
R−Y信号,B−Y信号に変換する。この逆マトリクス
変換回路27により変換された信号の内、Y信号を速度
変調回路28に入力する。
【0073】本実施例の図11の従来例と大きく異なる
点は、逆マトリクス変換回路27を設けて、その出力に
おけるY信号を速度変調回路28の入力とした点であ
る。
【0074】水平偏向回路29は、CRT31に水平偏
向電流を供給するが、速度変調入力端子を備えており、
速度変調回路28からの走査速度変調用信号にて水平偏
向電流が変調されるようになっている。
【0075】速度変調回路28は、微分増幅部,波形整
形部及び出力増幅部で構成され、Y信号を入力し、この
Y信号を微分して走査速度変調用信号を作成するもの
で、この走査速度変調用信号にて水平偏向電流を変調す
ることにより映像の輪郭部分(エッジ部分)で水平走査
速度を遅くするようにし、エッジ部の強調された(エッ
ジ部の輝度を高くした)画像を映出させる。
【0076】垂直偏向については、垂直偏向回路30か
らの垂直偏向電流によってCRT31を垂直偏向するこ
とになるが、図10のような2画面表示するときは、親
画面処理制御回路11からの制御信号により、垂直偏向
電流の振幅を減少させて垂直方向に2/3 に圧縮する。
【0077】表示手段としてのCRT31はアスペクト
比16:9 の横長のものが用いられ、水平偏向回路29と
垂直偏向回路30により水平,垂直走査が行われ、セレ
クタ回路26からの親子重畳されたR,G,B信号を表
示する。
【0078】上記の構成においては、速度変調回路28
に入力されたY信号に従って、水平偏向回路29により
水平偏向電流に変調がかけられる。図11で述べた従来
例では、子画面表示期間では、速度変調がかからない構
成であったが、図1の実施例では、速度変調回路28に
入力されたY信号は親子の映像信号が重畳された映像信
号におけるY信号なので、このY信号に基づいた走査速
度変調用信号によって速度変調は子画面側にもかかる。
このように速度変調を子画面側にもかけることで子画面
の画質が向上し、親画面と子画面との画質差が少なくな
る。
【0079】図2〜図4は、図1の実施例と同様、子画
面側に速度変調をかけるための他の実施例を示す。
【0080】図2は本発明の第2の実施例の多画面表示
装置を示すブロック図である。
【0081】図2において、図11と同一部分には同一
符号を付して説明する。図11と異なる点は、マトリク
ス変換回路16からの親画面側のR,G,B信号のほか
にD/A変換器13からの親画面側Y信号36が、セレ
クタ回路26Aに入力され、またマトリクス変換回路2
5からの子画面側のR,G,B信号のほかにD/A変換
器22からの子画面側Y信号37が、セレクタ回路26
Aに入力されている。セレクタ回路26Aは、子画面処
理制御回路20からの制御信号により、親画面側R,
G,B信号及び親画面側Y信号36と、子画面側R,
G,B信号及び子画面側Y信号37とを時間軸上で合成
すべく切り換えて出力するようになっている。セレクタ
回路26AからのR,G,B信号は、CRT31に供給
され、セレクタ回路26AからのY信号は、速度変調回
路28に供給される。速度変調回路28では、入力され
る前記Y信号を微分して走査速度変調用信号を生成し、
水平偏向回路29の速度変調端子に供給する。水平偏向
回路29は、CRT31に対して水平偏向電流を供給す
るが、その水平偏向電流は前記走査速度変調用信号にて
映像エッジに当たる輪郭部分が変調されたものとなる。
【0082】図2の構成においては、2画面表示時、セ
レクタ回路26Aから出力されるY信号38としては、
親画面表示期間では親画面側Y信号36が出力され、子
画面表示期間では、子画面側Y信号37が出力される。
セレクタ回路26Aから出力されるR,G,B信号は、
CRT31に供給され、Y信号38は速度変調回路28
に供給されるので、速度変調は親画面のみならず子画面
にもそれぞれの画面に対応したY信号に基づいてかかる
ことになる。これにより子画面の画質が向上し、親画面
と子画面の画質の差が少なくなる。
【0083】図3は本発明の第3の実施例の多画面表示
装置を示すブロック図である。
【0084】図3において、図11と同一部分には同一
符号を付して説明する。図11と異なる点は、マトリク
ス変換回路16からの親画面側のR,G,B信号がセレ
クタ回路26に入力され、またマトリクス変換回路25
からの子画面側のR,G,B信号がセレクタ回路26に
入力されている。セレクタ回路26は、子画面処理制御
回路20からの制御信号により、親画面側R,G,B信
号と、子画面側R,G,B信号を切り換えて出力するよ
うになっている。セレクタ回路26からのR,G,B信
号は、CRT31に供給され、セレクタ回路26からの
R,G,B信号のうちの、G信号は、速度変調回路28
に供給される。速度変調回路28では、G信号を微分し
て走査速度変調用信号を生成し、水平偏向回路29の速
度変調端子に供給する。水平偏向回路29は、CRT3
1に対して水平偏向電流を供給するが、その水平偏向電
流は前記走査速度変調用信号にて映像エッジに当たる輪
郭部分が変調されたものとなる。
【0085】図3の構成においては、速度変調回路28
に入力するY信号の代わりにG信号を用いる構成とした
ものである。これは、G信号が表示された状態では視感
度的にY信号に近い特性を有しているためである。2画
面表示時、セレクタ回路26から出力されるG信号を、
入力Y信号の代わりに速度変調回路28に入力してお
り、親画面表示期間では親画面側G信号が出力され、子
画面表示期間では、子画面側G信号が出力される。セレ
クタ回路26から出力されるR,G,B信号は、CRT
31に供給され、G信号は速度変調回路28に供給され
るので、速度変調は親画面のみならず子画面にもそれぞ
れの画面に対応したG信号に基づいてかかることにな
る。これにより子画面の画質が向上し、親画面と子画面
の画質の差が少なくなる。
【0086】図4は本発明の第4の実施例の多画面表示
装置を示すブロック図である。
【0087】図4において、図11と同一部分には同一
符号を付して説明する。図11と異なる点は、親画面信
号と子画面信号との切り換えをマトリクス変換前に行う
ようにし、セレクタ回路26Bで親画面信号(Y信号,
R−Y信号,B−Y信号)と子画面信号(Y信号,R−
Y信号,B−Y信号)との切り換えによる重畳を行った
後の出力(Y信号,R−Y信号,B−Y信号)における
Y信号を速度変調回路28に入力する構成としたもので
ある。従って、D/A変換器13,14,15からのY
信号,R−Y信号,B−Y信号と、D/A変換器22,
23,24からのY信号,R−Y信号,B−Y信号と
を、セレクタ回路26Bに入力し、セレクタ回路26B
では輝度信号と色差信号のままで、子画面処理制御回路
20から制御信号にて選択的に切り換えを行い、これに
よって親子信号を重畳したY信号,R−Y信号及びB−
Y信号を出力する。セレクタ回路26BからのY信号,
R−Y信号,B−Y信号は、マトリクス変換回路41に
てマトリクス演算されてR,G,B信号となって出力さ
れ、CRT31に供給される。そして、セレクタ回路2
6BからのY信号は、速度変調回路28に供給される。
速度変調回路28では、Y信号を微分して走査速度変調
用信号を生成し、水平偏向回路29の速度変調端子に供
給する。水平偏向回路29は、CRT31に対して水平
偏向電流を供給するが、その水平偏向電流は前記走査速
度変調用信号にて映像エッジに当たる輪郭部分が変調さ
れたものとなる。
【0088】図4の構成においては、セレクタ回路26
Bから出力されるY信号を速度調回路28に入力してお
り、親画面表示期間では親画面側Y信号が入力され、子
画面表示期間では、子画面側Y信号が入力される。セレ
クタ回路26Bから出力されるY信号,R−Y信号,B
−Y信号は、マトリクス変換回路41でR,G,B信号
に変換された後、CRT31に供給され、前記Y信号は
速度変調回路28に供給されるので、速度変調は親画面
のみならず子画面にもそれぞれの画面に対応したY信号
に基づいてかかることになる。これにより子画面の画質
が向上し、親画面と子画面の画質の差が少なくなる。
【0089】図5は本発明の第5の実施例の多画面表示
装置を示すブロック図である。
【0090】図5において、図11と同一部分には同一
符号を付して説明する。図11と異なる点は、親画面処
理回路12とその後段のD/A変換器13,14,15
との間に、2画面表示を行うときのみY信号,R−Y信
号及びB−Y信号の高域周波数成分を低減するためのロ
ーパスフィルタ(以下、LPFという)51,52,5
3を設け、これらのLPF51,52,53の高域低減
動作を、ローパスフィルタ制御回路(以下、LPF制御
回路という)54にて2画面表示のときのみ行い、親画
面1画面のみの表示のときは高域低減動作をさせない
(即ち、ローパスフィルタをバイパスさせる)ように制
御する構成としたものである。
【0091】即ち、親画面処理回路12からは、2画面
表示のときに、水平方向に1/2 に圧縮されたY信号,R
−Y信号,B−Y信号が出力される。
【0092】親画面処理回路12から出力されたY信号
はLPF51に入力され、R−Y信号はLPF52に入
力され、B−Y信号はLPF53に入力される。
【0093】LPF51はLPF制御回路54の制御に
より図10のような2画面表示の場合は入力されたY信
号の低域成分のみを通過し出力し、親画面1画面のみの
表示のときは入力されたY信号をそのまま出力する。そ
して、LPF51の出力はD/A変換器13に入力され
る。
【0094】LPF52はLPF制御回路54の制御に
より図10のような2画面表示の場合は入力されたR−
Y信号の低域成分のみを通過し出力し、親画面1画面の
みの表示のときは入力されたR−Y信号をそのまま出力
する。そして、LPF52の出力はD/A変換器14に
入力される。
【0095】LPF53はLPF制御回路54の制御に
より図10のような2画面表示の場合は入力されたB−
Y信号の低域成分のみを通過し出力し、親画面1画面の
みの表示のときは入力されたB−Y信号をそのまま出力
する。そして、LPF53の出力はD/A変換器15に
入力される。
【0096】D/A変換器13,14,15以降の回路
は、従来例の図11と全く同様な構成である。
【0097】図5の構成においては、子画面側の回路構
成は従来と全く同じであるので、従来例(図11)と比
較した場合、子画面側の画質は全く変わらないが、親画
面側の画質はLPF51,52,53により高域周波数
特性が低下しているため、解像度が落ち、その結果、親
画面と子画面の画質差が少なくなる。
【0098】なお、図5の実施例では、親画面処理回路
12の直後にLPFを挿入する構成となっているが、L
PFは親画面映像信号と子画面映像信号とがセレクタ回
路26で重畳される前の段階であれば、親画面映像信号
のどの経路に入れてもよい。LPFの入る位置が親画面
映像信号の経路であれば、アナログ信号の経路であって
も、ディジタル信号の経路であっても同様な効果が得ら
れる。
【0099】また、親画面映像信号の高域周波数特性を
低減する手段としては、図5のLPFのほかに図6に示
すような実施例も挙げることができる。
【0100】図6は本発明の第6の実施例の多画面表示
装置を示すブロック図である。
【0101】図6において、図11と同一部分には同一
符号を付して説明する。図11と異なる点は、フレーム
くし形Y/C分離回路6,ラインくし形Y/C分離回路
7,動き検出回路8及びセレクタ回路9から成る動き適
応形3次元Y/C分離回路50において、動き検出回路
8の出力端とセレクタ回路9のセレクト端子の間に、ス
イッチ55を設けた構成とするものである。スイッチ5
5は入力端a,bが選択的に切り換えられるようになっ
ており、スイッチ55の一方の入力端aは動き検出回路
8の出力端に接続し、もう一方の入力端bは基準電位点
に接続し、出力端cはセレクタ回路9のセレクト端子に
接続している。図10のような2画面表示のときは、ス
イッチ55を入力端bに切り換え、親画面1画面のみを
表示するときは、スイッチ55を入力端aに切り換えて
使用する。
【0102】図6の構成では、例えば、動き適応形3次
元Y/C分離回路50におけるセレクタ回路9が、その
セレクト信号がハイレベル”H”の時はフレームくし形
Y/C分離回路6を選択し、セレクト信号がローレベ
ル”L”の時はラインくし形Y/C分離回路7を選択す
るように構成されているので、2画面表示する場合に
は、スイッチ55を端子bに切り換えることにより、動
き検出回路8の出力をカットし、セレクタ回路9のセレ
クト端子を強制的にグランド側(”L”側)に設定す
る。従って、2画面表示するときに、スイッチ55をグ
ランド側(”L”側)に接続することにより動き適応形
3次元Y/C分離回路50は、ラインくし形Y/C分離
回路7のみに固定されるので、ラインくし形Y/C分離
回路のみの動作となり、親画面側のY/C分離の精度が
落ちるので、結果的に親画面映像信号の高域周波数特性
が低下し、親画面と子画面の画質差が少なくなる。
【0103】なお、親画面映像信号の高域周波数特性を
低減する手段としては、他の実施例として、2画面表示
時に、親画面側のディジタル処理回路(A/D変換器
5,親画面処理回路12,D/A変換器13〜15)の
システムクロック周波数を低減させる手段を構成するこ
とによっても可能である。
【0104】次に、子画面映像信号の高域周波数特性を
上げる実施例について説明する。
【0105】図7は本発明の第7の実施例の多画面表示
装置を示すブロック図である。
【0106】図7において、図11と同一部分には同一
符号を付して説明する。図11と異なる点は、子画面側
のY/C分離回路を、従来のラインくし形Y/C分離回
路に代え、動き適応形3次元Y/C分離回路60を用い
て構成したものである。動き適応形3次元Y/C分離回
路60は、フレームくし形Y/C分離回路61と、ライ
ンくし形Y/C分離回路62と、動き検出回路63と、
セレクタ回路64とから構成されている。子画面映像信
号の動きの有無に応じて、フレームくし形Y/C分離回
路61とラインくし形Y/C分離回路62とを適宜に切
り換えることにより、子画面側Y/C分離回路の性能が
向上し、子画面映像の高域周波数特性を上げることがで
きる。これにより、子画面と親画面の画質の差を少なく
することができる。
【0107】次に、親画面側のY/C分離回路と子画面
側のY/C分離回路を入れ換えて使用する実施例につい
て説明する。
【0108】図8は本発明の第8の実施例の多画面表示
装置を示すブロック図である。
【0109】図8において、図11と同一部分には同一
符号を付して説明する。図11と異なる点は、親画面側
の動き適応形3次元Y/C分離回路50の輝度信号出力
端及び色信号出力端と、親画面処理回路12の輝度信号
入力端及び色復調回路10の色信号入力端との間に、セ
レクタ回路72を設け、また子画面側のラインくし形Y
/C分離回路18の輝度信号出力端及び色信号出力端
と、子画面処理回路21の輝度信号入力端及び色復調回
路19の色信号入力端との間に、セレクタ回路73を設
けた構成とする。セレクタ回路72は動き適応形3次元
Y/C分離回路72からの輝度信号及び色信号と、ライ
ンくし形Y/C分離回路18からの輝度信号及び色信号
との、いずれかの信号組を選択して出力する構成となっ
ており、またセレクタ回路73はラインくし形Y/C分
離回路18からの輝度信号及び色信号と、動き適応形3
次元Y/C分離回路72からの輝度信号及び色信号と
の、いずれかの信号組を選択して出力する構成となって
いる。この2つのセレクタ回路72,73はスイッチ7
1からのハイレベル又はローレベルを示す同一のセレク
ト信号にて同時に切り換えられるので、スイッチ71の
出力をハイレベル又はローレベルに切り換えることによ
って親画面映像信号と子画面映像信号の入れ換えが行え
るようになっている。スイッチ71の入力端aは直流電
圧Vc 側(ハイレベル側)に接続し、入力端bは基準電
位点(ローレベル側)に接続しており、入力端a,bの
一方に切り換えることによって、出力端cにハイレベル
またはローレベルの信号が出力される。セレクタ回路7
2で選択された輝度信号Yと色信号Cはそれぞれ親画面
処理回路12及び色復調回路10に供給され、セレクタ
回路73で選択された輝度信号Yと色信号Cはそれぞれ
子画面処理回路21及び色復調回路19に供給されるよ
うになっている。
【0110】図8の構成では、図10のような2画面の
表示時には、例えばスイッチ71をハイレベル側aに切
り換えることにより、親画面側のセレクタ回路72がラ
インくし形Y/C分離回路18の出力を選択し、子画面
側のセレクタ回路73が動き適応形3次元Y/C分離回
路50の出力を選択する。従って、2画面表示のとき
は、親画面側のY/C分離回路と子画面側のY/C分離
回路が入れ換えられ、子画面側のY/C分離回路の性能
が向上することにより子画面映像の高域周波数特性が上
がり子画面の画質が向上し、また親画面側のY/C分離
回路の性能が劣化することにより親画面映像の高域周波
数特性が低減し親画面の画質が悪くなる。
【0111】しかしながら、親画面処理された映像信号
はその輝度信号によって速度変調回路28による輪郭補
正を受けるので、親子映像の画質はほぼ同等となる。
【0112】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、映像
の輪郭補正を行う速度変調を、親子合成後の映像信号の
輝度信号に相当する信号に基づいて行うようにしたの
で、速度変調が親画面表示のときだけでなく子画面表示
のときにも行え、従来の子画面のよりも子画面画質が向
上し、親画面と子画面の画質の差が目立たなくなる。
【0113】また、親画面映像信号の高域周波数特性を
低減する手段或いは子画面映像信号の高域周波数特性を
上げる手段を設けたので、親画面の解像度が低下或いは
子画面の解像度が上昇し、親画面と子画面の画質の差を
目立たなくすることができる。
【0114】或いは、親画面側のY/C分離回路と子画
面側のY/C分離回路を入れ換えること可能な構成とす
ることにより、2画面表示するときに、親画面映像信号
の高域周波数特性を下げ、子画面映像信号の高域周波数
特性を上げて、親画面と子画面の画質の差を目立たなく
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の多画面表示装置を示す
ブロック図。
【図2】本発明の第2の実施例の多画面表示装置を示す
ブロック図。
【図3】本発明の第3の実施例の多画面表示装置を示す
ブロック図。
【図4】本発明の第4の実施例の多画面表示装置を示す
ブロック図。
【図5】本発明の第5の実施例の多画面表示装置を示す
ブロック図。
【図6】本発明の第6の実施例の多画面表示装置を示す
ブロック図。
【図7】本発明の第7の実施例の多画面表示装置を示す
ブロック図。
【図8】本発明の第8の実施例の多画面表示装置を示す
ブロック図。
【図9】多画面表示についての説明する図。
【図10】ワイドアスペクト比の画面に同一サイズの2
つの画面を同時に表示した状態を示す図。
【図11】従来の多画面表示装置を示すブロック図。
【符号の説明】
3,4…チューナ 5,17…A/D変換器 6…フレームくし形Y/C分離回路 7,18…ラインくし形Y/C分離回路 8…動き検出回路 9…セレクタ回路 10,19…色復調回路 11…親画面制御回路 12…親画面処理回路 13,14,15,22,23,24…D/A変換器 16,25,41…マトリクス変換回路 20…子画面処理制御回路 21…子画面処理回路 26,26A,26B…セレクタ回路(選択回路) 27…逆マトリクス変換回路 28…速度変調回路 29…水平偏向回路 30…垂直偏向回路 31…陰極線管(表示手段) 44…アンドゲート回路 50,60…動き適応形3次元Y/C分離回路 51,52,53…ローパスフィルタ 54…ローパスフィルタ制御回路 55,71…セレクタ制御スイッチ 72,73…セレクタ回路(選択回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 敦 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の映像信号を入力し、それぞれの映像
    信号を圧縮処理する複数の画面処理回路と、 この複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の映像
    信号を時間軸上で合成すべく選択的に切り換えて出力す
    る選択回路と、 前記選択回路からの映像信号を表示する表示手段と、 前記複数の映像信号のうちの1つの映像信号から得られ
    る同期信号に基づき、前記表示手段に水平,垂直偏向電
    流を供給するものであって、前記水平偏向電流は走査速
    度変調用信号で変調されることが可能な偏向回路と、 前記選択回路から出力される映像信号の輝度信号に相当
    する信号を入力し、微分して前記走査速度変調用信号を
    生成し、前記偏向回路の速度変調入力端子に供給する走
    査速度変調回路とを具備したことを特徴とする多画面表
    示装置。
  2. 【請求項2】複数の映像信号を入力し、それぞれの映像
    信号をY/C分離,色復調及び圧縮処理する複数の画面
    処理回路と、 この複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の輝度
    信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変換する複数
    のマトリクス変換回路と、 この複数のマトリクス変換回路からのRGB信号を時間
    軸上で合成すべく選択的に切り換えて出力する選択回路
    と、 この選択回路からのRGB信号を表示する表示手段と、 前記複数の映像信号のうちの1つの映像信号から得られ
    る同期信号に基づき、前記表示手段に水平,垂直偏向電
    流を供給するものであって、前記水平偏向電流は走査速
    度変調用信号で変調されることが可能な偏向回路と、 前記選択回路からのRGB信号を入力し、輝度信号及び
    色差信号に逆変換する逆マトリクス変換回路と、 この逆マトリクス変換回路で得られた輝度信号を入力
    し、微分して走査速度変調用信号を生成し、前記偏向回
    路の速度変調入力端子に供給する走査速度変調回路とを
    具備したことを特徴とする多画面表示装置。
  3. 【請求項3】複数の映像信号を入力し、それぞれの映像
    信号をY/C分離,色復調及び圧縮処理する複数の画面
    処理回路と、 この複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の輝度
    信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変換する複数
    のマトリクス変換回路と、 この複数のマトリクス変換回路及びその前段の画面処理
    回路からの複数のRGB信号及び輝度信号を時間軸上で
    合成すべく選択的に切り換えて出力する選択回路と、 この選択回路からのRGB信号を表示する表示手段と、 前記複数の映像信号のうちの1つの映像信号から得られ
    る同期信号に基づき、前記表示手段に水平,垂直偏向電
    流を供給するものであって、前記水平偏向電流は走査速
    度変調用信号で変調されることが可能な偏向回路と、 前記選択回路からの輝度信号を入力し、微分して走査速
    度変調用信号を生成し、前記偏向回路の速度変調入力端
    子に供給する走査速度変調回路とを具備したことを特徴
    とする多画面表示装置。
  4. 【請求項4】複数の映像信号を入力し、それぞれの映像
    信号をY/C分離,色復調及び圧縮処理する複数の画面
    処理回路と、 この複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の輝度
    信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変換する複数
    のマトリクス変換回路と、 この複数のマトリクス変換回路からのRGB信号を時間
    軸上で合成すべく選択的に切り換えて出力する選択回路
    と、 この選択回路からのRGB信号を表示する表示手段と、 前記複数の映像信号のうちの1つの映像信号から得られ
    る同期信号に基づき、前記表示手段に水平,垂直偏向電
    流を供給するものであって、前記水平偏向電流は走査速
    度変調用信号で変調されることが可能な偏向回路と、 前記選択回路からのG信号を入力し、微分して走査速度
    変調用信号を生成し、前記偏向回路の速度変調入力端子
    に供給する走査速度変調回路とを具備したことを特徴と
    する多画面表示装置。
  5. 【請求項5】複数の映像信号を入力し、それぞれの映像
    信号をY/C分離,色復調及び圧縮処理する複数の画面
    処理回路と、 この複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の輝度
    信号及び色差信号を時間軸上で合成すべく選択的に切り
    換えて出力する選択回路と、 この選択回路からの輝度信号及び色差信号を入力し、R
    GB信号に変換するマトリクス変換回路と、 このマトリクス変換回路からのRGB信号を表示する表
    示手段と、 前記複数の映像信号のうちの1つの映像信号から得られ
    る同期信号に基づき、前記表示手段に水平,垂直偏向電
    流を供給するものであって、前記水平偏向電流は走査速
    度変調用信号で変調されることが可能な偏向回路と、 前記選択回路からのY信号を入力し、微分して走査速度
    変調用信号を生成し、前記偏向回路の速度変調入力端子
    に供給する走査速度変調回路とを具備したことを特徴と
    する多画面表示装置。
  6. 【請求項6】1つの主映像信号と1つ以上の副映像信号
    を入力し、それぞれの映像信号を圧縮処理する複数の画
    面処理回路と、 前記主映像信号の入力経路或いは主映像信号の圧縮処理
    経路に設けられて、主映像信号の高域成分を低減させる
    ことが可能な周波数特性可変手段と、 前記複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の映像
    信号を時間軸上で合成すべく選択的に切り換えて出力す
    る選択回路と、 前記選択回路からの映像信号を表示する表示手段と、 前記周波数特性可変手段の高域低減動作を制御するもの
    であって、前記主映像信号のみを前記表示手段に表示す
    る場合は前記周波数特性可変手段の高域低減動作を行わ
    ず、前記主映像信号を含む複数の映像信号を前記表示手
    段に多画面表示する場合は前記周波数特性可変手段に高
    域低減動作させるよう制御する制御回路と、 前記主映像信号から得られる同期信号に基づき、前記表
    示手段に水平,垂直偏向電流を供給するものであって、
    前記水平偏向電流は走査速度変調用信号で変調されるこ
    とが可能な偏向回路と、 前記主映像信号を表示する期間に、主映像信号の輝度信
    号を入力し、微分して走査速度変調用信号を生成し、前
    記偏向回路の速度変調入力端子に供給する走査速度変調
    回路とを具備したことを特徴とする多画面表示装置。
  7. 【請求項7】1つの主映像信号と1つ以上の副映像信号
    を入力し、それぞれの映像信号をY/C分離,色復調及
    び圧縮処理するものであって、前記主映像信号のY/C
    分離回路については副映像信号のY/C分離回路よりも
    高域周波数特性のよいY/C分離回路を使用するように
    した複数の画面処理回路と、 この複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の輝度
    信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変換する複数
    のマトリクス変換回路と、 前記主映像信号の入力経路,前記主映像信号の画面処理
    経路或いは前記主映像信号のマトリクス変換経路に設け
    られて、主映像信号の高域成分を低減させることが可能
    な周波数特性可変手段と、 前記複数のマトリクス変換回路からのRGB信号を時間
    軸上で合成すべく選択的に切り換えて出力する選択回路
    と、 この選択回路からのRGB信号を表示する表示手段と、 前記周波数特性可変手段の高域低減動作を制御するもの
    であって、前記主映像信号のみを前記表示手段に表示す
    る場合は前記周波数特性可変手段の高域低減動作を行わ
    ず、前記主映像信号を含む複数の映像信号を前記表示手
    段に多画面表示する場合は前記周波数特性可変手段に高
    域低減動作させるよう制御する制御回路とを具備したこ
    とを特徴とする多画面表示装置。
  8. 【請求項8】1つの主映像信号と1つ以上の副映像信号
    を入力し、それぞれの映像信号をY/C分離,色復調及
    び圧縮処理するものであって、前記主映像信号のY/C
    分離回路については副映像信号のY/C分離回路よりも
    高域周波数特性のよいY/C分離回路を使用するように
    した複数の画面処理回路と、 この複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の輝度
    信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変換する複数
    のマトリクス変換回路と、 前記主映像信号の入力経路,前記主映像信号の画面処理
    経路或いは前記主映像信号のマトリクス変換経路に設け
    られて、主映像信号の高域成分を低減させることが可能
    な周波数特性可変手段と、 前記複数のマトリクス変換回路からのRGB信号を時間
    軸上で合成すべく選択的に切り換えて出力する選択回路
    と、 この選択回路からのRGB信号を表示する表示手段と、 前記周波数特性可変手段の高域低減動作を制御するもの
    であって、前記主映像信号のみを前記表示手段に表示す
    る場合は前記周波数特性可変手段の高域低減動作を行わ
    ず、前記主映像信号を含む複数の映像信号を前記表示手
    段に多画面表示する場合は前記周波数特性可変手段に高
    域低減動作させるよう制御する制御回路と、 前記主映像信号から得られる同期信号に基づき、前記表
    示手段に水平,垂直偏向電流を供給するものであって、
    前記水平偏向電流は走査速度変調用信号で変調されるこ
    とが可能な偏向回路と、 多画面表示する場合において前記主映像信号を表示する
    期間に、主映像信号の輝度信号を入力し、微分して走査
    速度変調用信号を生成し、前記偏向回路の速度変調入力
    端子に供給する走査速度変調回路とを具備したことを特
    徴とする多画面表示装置。
  9. 【請求項9】前記周波数特性可変手段は、低域通過フィ
    ルタ回路であることを特徴とする請求項6,7又は8記
    載の多画面表示装置。
  10. 【請求項10】前記周波数特性可変手段は、多画面表示
    するときに、装置内のディジタル処理系のクロック周波
    数を下げる手段であることを特徴とする請求項6,7又
    は8記載の多画面表示装置。
  11. 【請求項11】1つの主映像信号と1つ以上の副映像信
    号を入力し、それぞれの映像信号をY/C分離,色復調
    及び圧縮処理する複数の画面処理回路であって、前記主
    映像信号の画面処理回路のY/C分離については動き適
    応形Y/C分離回路が用いられる画面処理手段と、 多画面表示する場合に、前記動き適応形Y/C分離回路
    を高域周波数特性を低減したY/C分離回路に設定する
    手段と、 前記複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の輝度
    信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変換する複数
    のマトリクス変換回路と、 この複数のマトリクス変換回路からのRGB信号を時間
    軸上で合成すべく選択的に切り換えて出力する選択回路
    と、 この選択回路からのRGB信号を表示する表示手段とを
    具備したことを特徴とする多画面表示装置。
  12. 【請求項12】1つの主映像信号と1つ以上の副映像信
    号を入力し、それぞれの映像信号をY/C分離,色復調
    及び圧縮処理する複数の画面処理回路であって、前記主
    映像信号の画面処理回路のY/C分離については動き適
    応形Y/C分離回路が用いられる画面処理手段と、 多画面表示する場合に、前記動き適応形Y/C分離回路
    を高域周波数特性を低減したY/C分離回路に設定する
    手段と、 前記複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の輝度
    信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変換する複数
    のマトリクス変換回路と、 この複数のマトリクス変換回路からのRGB信号を時間
    軸上で合成すべく選択的に切り換えて出力する選択回路
    と、 この選択回路からのRGB信号を表示する表示手段と、 前記主映像信号から得られる同期信号に基づき、前記表
    示手段に水平,垂直偏向電流を供給するものであって、
    前記水平偏向電流は走査速度変調用信号で変調されるこ
    とが可能な偏向回路と、 多画面表示する場合において前記主映像信号を表示する
    期間に、主映像信号の輝度信号を入力し、微分して走査
    速度変調用信号を生成し、前記偏向回路の速度変調入力
    端子に供給する走査速度変調回路とを具備したことを特
    徴とする多画面表示装置。
  13. 【請求項13】1つの主映像信号と1つ以上の副映像信
    号を入力し、それぞれの映像信号をY/C分離,色復調
    及び圧縮処理する複数の画面処理回路であって、前記主
    映像信号及び前記副映像信号の画面処理回路のY/C分
    離については共に動き適応形Y/C分離回路が用いられ
    る画面処理手段と、 前記複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の輝度
    信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変換する複数
    のマトリクス変換回路と、 この複数のマトリクス変換回路からのRGB信号を時間
    軸上で合成すべく選択的に切り換えて出力する選択回路
    と、 この選択回路からのRGB信号を表示する表示手段とを
    具備したことを特徴とする多画面表示装置。
  14. 【請求項14】1つの主映像信号と1つ以上の副映像信
    号を入力し、それぞれの映像信号をY/C分離,色復調
    及び圧縮処理する複数の画面処理回路であって、前記主
    映像信号及び前記副映像信号の画面処理回路のY/C分
    離については共に動き適応形Y/C分離回路が用いられ
    る画面処理手段と、 前記複数の画面処理回路にて圧縮処理された複数の輝度
    信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変換する複数
    のマトリクス変換回路と、 この複数のマトリクス変換回路からのRGB信号を時間
    軸上で合成すべく選択的に切り換えて出力する選択回路
    と、 この選択回路からのRGB信号を表示する表示手段と、 前記主映像信号から得られる同期信号に基づき、前記表
    示手段に水平,垂直偏向電流を供給するものであって、
    前記水平偏向電流は走査速度変調用信号で変調されるこ
    とが可能な偏向回路と、 多画面表示する場合において前記主映像信号を表示する
    期間に、主映像信号の輝度信号を入力し、微分して走査
    速度変調用信号を生成し、前記偏向回路の速度変調入力
    端子に供給する走査速度変調回路とを具備したことを特
    徴とする多画面表示装置。
  15. 【請求項15】第1の映像信号を入力し、Y/C分離す
    る第1のデコード回路と、 第2の映像信号を入力し、Y/C分離するもので、前記
    第1のデコード回路よりも高域周波数成分を少なく処理
    する第2のデコード回路と、 前記第1のデコード回路の出力又は前記第2のデコード
    回路の出力を選択して主映像信号として出力する第1の
    選択回路と、 前記第1のデコード回路の出力又は前記第2のデコード
    回路の出力を選択して副映像信号として出力する第2の
    選択回路と、 前記第1の選択回路と前記第2の選択回路とを制御する
    もので、2画面表示するときは、前記第2のデコード回
    路の出力を前記主映像信号とし、前記第1のデコード回
    路の出力を前記副映像信号とするように選択させる制御
    回路と、 前記第1の選択回路からの前記主映像信号を圧縮処理す
    る第1の画面処理回路と、 前記第2の選択回路からの前記副映像信号を圧縮処理す
    る第2の画面処理回路と、 前記第1,第2の画面処理回路にて圧縮処理された輝度
    信号及び色差信号を入力し、RGB信号に変換する第
    1,第2のマトリクス変換回路と、 この第1,第2のマトリクス変換回路からのRGB信号
    を選択的に切り換えて出力する第3の選択回路と、 この第3の選択回路からのRGB信号を表示する表示手
    段と、 前記第1の映像信号から得られる同期信号に基づき、前
    記表示手段に水平,垂直偏向電流を供給するものであっ
    て、前記水平偏向電流は走査速度変調用信号で変調され
    ることが可能な偏向回路と、 2画面表示する場合において前記主映像信号を表示する
    期間に、主映像信号の輝度信号を入力し、微分して走査
    速度変調用信号を生成し、前記偏向回路の速度変調入力
    端子に供給する走査速度変調回路とを具備したことを特
    徴とする多画面表示装置。
  16. 【請求項16】前記第1のデコード回路は動き適応形3
    次元Y/C分離回路で構成され、前記第2のデコード回
    路はラインくし形Y/C分離回路で構成されることを特
    徴とする請求項15記載の多画面表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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