JPS6160078A - 輪郭補正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 この発明は、原信号である映像信号と輪郭補正した映像
信号を、同じ画面上に区分して映し出すことができるよ
うにした輪郭補正装置に関する。

〔従来の技術〕

テレビジ目ン受像機の画面に映し出される画像の輪郭を
補正する輪郭補正装置は、輝度信号とその遅鷺信号の差
から得られる１次微分信号を、原信号である輝度信号に
加算する方式のものや、１次微分信号をさらに微分して
得られる２次微分信号を原信号に加算する方式のもの等
が知られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来の輪郭補正装置は、輪郭補正による補正量を、
調整つまみの調整により変えることができるが、輪郭補
正した映像とそうでない映像を、同時に見較べることは
できないので、輪郭補正の効果或いはその是非が判断し
にくい等の問題点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、上記問題点を解決したものであり、映像信
号に輪郭補正信号を加算して輪郭補正を施す輪郭補正回
路と、この輪郭補正回路の出力である輪郭補正を施した
映像信号と輪郭補正が施されていない映像信号の一方を
選択的に切り換え出力するスイッチ回路と、前記映像信
号から分離した同期信号によりトリガされ、一水平走査
期に満たない信号幅のスイッチングパルスを形ｇＬ、こ
（７）スイッチングパルスにより前記スイッチ回路を切
り換える切り換え回路とを設けて構成したことを要旨と
するものである。

〔作用〕

この発明は、輪郭補正を施した映像信号と輪郭補正がな
されていない映像信号を、１水平走査期間内で切り換え
て出力し、輪郭補正された映像とそうでない映像を、画
面を２分して同時に映し出すことができる。

（実施例〕 以下、この発明の実施例について、図面を参照して説明
する。第１図は、この発明の輪郭補正装置の一実施例を
示す回路構成図である。

第１図中、輪郭補正装置１は、映像信号に輪郭補正処理
を施す輪郭補正回路２の他に、例えばスイッチ回路３や
水平同期分離回路４、或いは切り換え回路としての単安
定マルチバイブレータ５等が設けられている。Ｔｉは、
原映像信号の入力端子である。

水平同期分離回路４は、映像信号中の水平同期信号を分
離抽出し、分離した水平同期信号をクランプパルス発生
回路６と単安定マルチバイブレータ５に供給する。クラ
ンプパルス発生回路６は、水平同期信号にもとづいてク
ランプパルスを形成し、クランプ回路７に供給する。単
安定マルチバイブレータ５は、水平同期信号によりトリ
ガされ、手動可変抵抗Ｒｖ付きのパルス幅設定回路８に
より設定された１水平走査期間よりも短い信号幅のスイ
ッチングパルスをスイッチ回路３に供給する。

クランプ回路７は、レイＮｐ４整回路９を介して輪郭補
正回路２に接続されてお９、クランプパルス発生回路６
から供給されたクランプパルスにより、輪郭補正が施さ
れた映像信号を原映像信号と同一直流レベルにクランプ
する。スイッチ回路３は、クランプ回路７の出力である
輪郭補正が施された映像信号と原信号である映像信号の
うち一方を選択的に切り換え出力するものであプ、単安
定マルチバイブレータ５からのスイッチングパルスによ
って切り換えられる。

この実施例では、スイッチ回路３の出力は、さらにスイ
ッチ回路１０にて、原映像信号のどちらかが選択できる
ようにしてあり、また２２７１回路７の出力も、スイッ
チ回路１１にて、原映像信号のどちらかが選択できるよ
うにしである。この実施例では、これらのスイッチ回路
１０．１１は、手動の切り換えスイッチ１２ａを有する
切り換え信号発生回路１２によって同時に切り換えるよ
うになっているが、スイッチ回路１０．１１は、手動の
切υ換えスイッチで構成してもよい。

両スイッチ回路１０．１１の出力状態は、ともに原映像
信号を出力する状態にあるが、手動切り換えスイッチ１
２ａを操作すると、異なる出力状態に切り換えられる。

この場合、スイッチ回路１１からはクランプ回路７の出
力である輪郭補正がなされた映像信号が得られ、スイッ
チ回路１０からはスイッチ回路３の出力が得られる。

このスイッチ回路３の出力は、単安定マルチバイブレー
タ５からのスイッチングパルスにより、輪郭補正がなさ
れた映像信号と輪郭補正していない映像信号が、１水平
走査期間を２分して切９換えられたものである。このた
め、スイッチ回路１０の出力をテレビジョン受像機（図
示せず）に映し出すことによ）、輪郭補正された映像と
そうでない映像を、画面を２分して映し出すことができ
、輪郭補正の効果を目で見て確認することができる。

特に、パルス幅設定回路８の手動可変抵抗Ｒｖ　ｔ−調
整することＫよシ、スイッチングパルスの信号幅を変え
ることができるので、画面の分割位置を随意変えること
ができ、輪郭補正効果を種々の角度から検討することが
できる。

従って、もう一つのスイッチ回路１１の出力を図示しな
いビデオテープレコーダやディスプレイ或いはプロジェ
クションテレビ等に供給する場合、テレビジョン受像機
側で輪郭補正の効果や是非を確認した上で、スイッチ回
路１１の切り換え状態を決定することができる。

なお、上記実施例において、スイッチ回路１０又は１１
を、第２図に示すような３接点を切り換えるもので構成
することができる。この場合、スイッチ回路１０ａは、
輪郭補正された映像とそうでない映像を画面を２分して
映し出すモードと、輪郭補正された映像のみを映し出す
七−ド及び輪郭補正されていない映像を映し出すモード
の３種類のモードのうちから、任意のモードを選択する
ことができるから、１台のテレビジョン受像機により映
像を映し出す場合、輪郭補正による効果を確認して、輪
郭補正された映像とそうでない映像のいずれを映し出す
方がよいか、検討することができる。

このように、輪郭補正装置１１は、輪郭補正を施し念映
像信号と輪郭補正がなされていない映像信号を、スイッ
チ回路３により１水平走査期間内１．　で切り換えて出
力するため、輪郭補正された映像１　とそうでない映像
を、画面を２分して同時に映し出すことができ、しかも
可変抵抗Ｒｖの操作によりスイッチングパルスのパルス
幅を変えることにより、両映像の画面に占める割り合い
を随意可変できるから、輪郭補正による効果或いはその
是非を、種々の角度から検討することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、輪郭補正を施
した映像信号と輪郭補正がなされていない映像信号を、
１水平走査期間内で切り換えて出力するため、輪郭補正
された映像とそうでない映像を、画面を２分して同時に
映し出すことができ、しかもスイッチングパルスのパル
ス幅を変よることにより、両映像の画面に占める割υ合
いを随意可変できるから、輪郭補正による効果或いはそ
の是非を、種々の角度から検討することができる等の優
れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の輪郭補正装置の一実施例を示す回
路構成図、第２図は、この発明の輪郭補正装置の一変形
例を示す要部回路構成図である。 １・・・輪郭補正装置、２・・・輪郭補正回路ミ３・・
・、スイッチ回路、６・・・単安定マルチバイプレ１゜

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 映像信号に輪郭補正信号を加算して輪郭補正を施す輪郭
   補正回路と、この輪郭補正回路の出力である輪郭補正を
   施した映像信号と輪郭補正が施されていない映像信号の
   一方を選択的に切り換え出力するスイッチ回路と、前記
   映像信号から分離した同期信号によりトリガされ、一水
   平走査期に満たない信号幅のスイッチングパルスを形成
   し、このスイッチングパルスにより前記スイッチ回路を
   切り換える切り換え回路とを設けてなる輪郭補正装置。