JP2863366B2 - ブライト調整回路 - Google Patents

ブライト調整回路

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JP2863366B2
JP2863366B2 JP4081761A JP8176192A JP2863366B2 JP 2863366 B2 JP2863366 B2 JP 2863366B2 JP 4081761 A JP4081761 A JP 4081761A JP 8176192 A JP8176192 A JP 8176192A JP 2863366 B2 JP2863366 B2 JP 2863366B2
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浩史 藤田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機等
に用いられるブライト調整回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばテレビジョン受像機のブラ
イト調整回路は図3に示すように構成されており、1は
受信した或いは外部映像機器等からの映像信号が入力さ
れる入力端子、2は入力端子1に入力された映像信号の
直流分を制御端2Aに印加される制御電圧に基づいて調
整する直流電圧制御回路、3はブライト調整用ボリュー
ム4でのブライト調整に応じた、即ちブライト調整用ボ
リューム4より与えられるブライト制御電圧VBRに応
じた直流電圧を発生する電圧発生回路、5は映像信号の
水平同期信号に同期したゲートパルスGP0の印加時に
のみ比較動作を行なう比較器で、該比較器5はゲートパ
ルスGP0に基づいて直流電圧制御回路2から出力され
る映像信号のペデスタルレベルと電圧発生回路3からの
直流電圧とを比較しその差に応じた出力電圧を生じるよ
うになっており、その出力電圧が制御電圧として直流電
圧制御回路2に供給されるようになっている。尚、6は
比較器5から次の出力電圧が供給されるまでの間その出
力電圧を保持するための保持用コンデンサ、7は直流電
圧制御回路2からの映像信号を出力する出力端子であ
る。
【0003】従って、このような回路構成では直流電圧
制御回路2から出力される映像信号のペデスタルレベル
が電圧発生回路3からの直流電圧と比較されて、その差
が0となるように直流電圧制御回路にて制御されること
になるので、ペデスタルレベルの不揃いが解消され且つ
ブライト調整された映像信号が出力端子7から出力され
ることになる。
【0004】例えば、ブライト調整に応じた電圧発生回
路5からの直流電圧がVoで、図4に示すような直流分
の映像信号S1が入力されている際にはそのペデスタル
レベルが直流電圧Voに一致されて、即ち直流電圧Vo
まで引き上げられて出力されることになり、逆に図4に
示すような直流分の映像信号S2が入力されている際に
はそのペデスタルレベルが直流電圧Voに一致されて、
即ちVoまで引き下げられて出力されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来構成のブライト調整回路では、ブライト調整に応じ
てペデスタルレベルと比較される電圧発生回路からの直
流電圧が変化し、それによって映像信号の直流分が変化
されるようになっているため、その後段に更に他の信号
処理を行なうための回路を1つ或いは幾つか接続しよう
とする場合、ブライト調整による映像信号の直流分変化
を見込んだ回路設計を行なってやる必要があり、回路電
源の低電圧化の大きな妨げとなっていた。また、後段の
信号処理回路を交流結合(CR結合)により接続するよ
うな場合には、ブライト情報がなくなり折角のブライト
調整が無駄になってしまうと云った問題も生じていた。
【0006】本発明はこのような点に鑑み成されたもの
であって、映像信号にその直流分を変化させることなく
ブライト情報を付加し、更にその付加したブライト情報
が後段での交流結合によって喪失されることがないよう
にしたブライト調整回路を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明では、入力される映像信号のペデスタルレベ
ルを一定レベルに揃える第1のクランプ回路と、この第
1のクランプ回路から出力される映像信号の水平帰線期
間内にブライト調整用の直流電圧を付加する付加回路
と、この付加回路にて映像信号に付加された直流電圧を
一定レベルに揃える第2のクランプ回路とを備えた構成
としたものである。具体的に、前記付加回路はブライト
調整に応じた直流電圧を発生する電圧発生回路と、第1
のクランプ回路から出力される映像信号に替えてその水
平帰線期間内に電圧発生回路からの直流電圧を第2のク
ランプ回路に供給するスイッチ回路とを含んでいるもの
である。
【0008】
【作用】このような構成によると、第1のクランプ回路
で映像信号の直流分の再生が行なわれて、付加回路でそ
の映像信号の水平帰線期間内にブライト調整に応じた直
流電圧が付加されることになり、映像信号と直流電圧と
の相対的な電圧関係がブライト調整により変化されるこ
とになる。そして、第2のクランプ回路で映像信号に付
加された直流電圧を一定レベルに揃えることで、映像信
号の直流分が直流電圧との相対的な電圧関係に応じたレ
ベルに設定されることになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明ブライト調整回路の一実施例に
ついて図面と共に説明する。図1において、8は受信し
た或いは外部映像機器等からの映像信号が入力される入
力端子、9は入力端子8に入力された映像信号のペデス
タルレベルを一定レベルに揃える第1のクランプ回路
で、10は入力端子8に入力された映像信号の直流分を
制御端10Aに印加される制御電圧に基づいて調整する
第1直流電圧制御回路、11は映像信号の水平同期信号
に同期した第1ゲートパルスGP1の印加時にのみ比較
動作を行なう第1比較器で、該第1比較器11は第1ゲ
ートパルスGP1に基づいて第1直流電圧制御回路10
から出力される映像信号のペデスタルレベルと第1基準
電圧V1とを比較してその差に応じた出力電圧を生じる
ようになっており、その出力電圧が制御電圧として第1
直流電圧制御回路10に供給されその差が0となるよう
に制御するようになっている。ここで、12は第1比較
器11から次の出力電圧が供給されるまでの間その出力
電圧を保持するための保持用コンデンサである。
【0010】13は第1のクランプ回路9から出力され
る映像信号の水平帰線期間内にブライト調整用の直流電
圧を付加する付加回路で、14はブライト調整用ボリュ
ーム15でのブライト調整に応じた、即ちブライト調整
用ボリューム15より与えられるブライト制御電圧VB
Rに応じた直流電圧V3を発生する電圧発生回路、16
は映像信号の水平同期信号に同期したスイッチングパル
スSPに基づいて切換動作を行なうスイッチ回路で、該
スイッチ回路16は通常は第1直流電圧制御回路10か
ら出力される映像信号を後段の信号処理回路17に供給
するようになっているも、スイッチングパルスSPの印
加時にのみ、即ち映像信号の水平帰線期間内の水平同期
信号とそのバックポーチ部でのみ切換わりそれに替えて
電圧発生回路14からの直流電圧V3を後段の信号処理
回路17に供給するようになっている。ここで、信号処
理回路17はスイッチ回路16と交流結合接続されてお
り、良好な映像を得るに必要な信号処理、例えば帯域特
性補正等を行なうようになっている。
【0011】18は付加回路13から信号処理回路17
を通じて供給される映像信号に付加された直流電圧を一
定レベルに揃える第2のクランプ回路で、19は映像信
号の直流分を制御端19Aに印加される制御電圧に基づ
いて調整する第2直流電圧制御回路、20は映像信号の
水平同期信号に同期した第2ゲートパルスGP2(この
場合、スイッチングパルスSPと同タイミング,同パル
ス幅になっている)の印加時にのみ比較動作を行なう第
2比較器で、該第2比較器20は第2ゲートパルスGP
2に基づいて第2直流電圧制御回路19から出力される
映像信号に付加された直流電圧と第2基準電圧V2とを
比較してその差に応じた出力電圧を生じるようになって
おり、その出力電圧が制御電圧として第2直流電圧制御
回路19に供給されその差が0となるように制御するよ
うになっている。ここで、21は第2比較器20から次
の出力電圧が供給されるまでの間その出力電圧を保持す
るための保持用コンデンサ、22は第2直流電圧制御回
路19からの映像信号を出力する出力端子である。
【0012】従って、入力端子8に入力される映像信号
は、先ず第1のクランプ回路9で図2(b)に示すよう
なタイミングで印加される第1ゲートパルスGP1に基
づいてそのペデスタルを第1基準電圧V1に揃えること
でその直流分の再生がなされた後(図2(a)参照)、
次段の付加回路13で図2(d)に示すようなタイミン
グにて印加されるスイッチングパルスSPに基づいてそ
の水平帰線期間内にブライト調整に応じた直流電圧V3
が付加されることになり(図2(c)参照)、映像信号
と直流電圧V3との相対的な電圧関係はブライト調整に
より決定されることになる。
【0013】そして、次段の信号処理回路17での信号
処理の後、第2のクランプ回路18でスイッチングパル
スSPと同タイミング,同パルス幅の図2(d)に示す
ような第2ゲートパルスGP2に基づいて映像信号に付
加された直流電圧V3を第2基準電圧V2に揃えること
で、失われた直流分の再生と同時にその直流分が直流電
圧V3との相対的な電圧関係に応じたレベルに設定(図
2(e)参照)、即ちブライト調整されて出力端子22
から出力されることになる。
【0014】以上、本実施例では水平同期信号とバック
ポーチ部をブライト調整用の直流電圧に切り替えるよう
にしたが、これに限定されるものではなく、またカラー
バースト信号の取り出しが前もって行なわれたことを前
提にしているが、カラーバースト信号の取り出し前であ
れば直流電圧への切り替えがバックポーチ部に及ばない
ようにする必要がある。
【0015】
【発明の効果】上述した如く本発明のブライト調整回路
に依れば、映像信号の水平帰線期間内に付加される直流
電圧と映像信号との相対的な電圧関係をブライト調整に
よって変化させることでブライト情報を付加するように
しているので、ブライト情報の付加によって映像信号の
直流分が変化することがなく、またブライト情報付加後
に他の信号処理を行なう回路を交流結合にて接続しても
ブライト情報が失われることがない。そのため、ブライ
ト情報の付加後に他の信号処理回路を接続しようとする
場合、そのブライト情報の付加に伴なう回路設計の制約
をなくすことができると共に、その回路電源の低電圧化
も容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実現するための回路構成例を示す
図。
【図2】 その各部での信号波形図。
【図3】 従来の回路構成例を示す図。
【図4】 その動作を説明するための図。
【符号の説明】
9 第1のクランプ回路 13 付加回路 14 電圧発生回路 16 スイッチ回路 18 第2のクランプ回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される映像信号のペデスタルレベル
    を一定レベルに揃える第1のクランプ回路と、この第1
    のクランプ回路から出力される映像信号の水平帰線期間
    内にブライト調整用の直流電圧を付加する付加回路と、
    この付加回路にて映像信号に付加された直流電圧を一定
    レベルに揃える第2のクランプ回路とを備えていること
    を特徴とするブライト調整回路。
  2. 【請求項2】 前記付加回路は、ブライト調整に応じた
    直流電圧を発生する電圧発生回路と、第1のクランプ回
    路から出力される映像信号に替えてその水平帰線期間内
    に電圧発生回路からの直流電圧を第2のクランプ回路に
    供給するスイッチ回路とを含んでいることを特徴とする
    請求項1に記載のブライト調整回路。
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