JPH069160A - 油圧エレベータの制御装置 - Google Patents

油圧エレベータの制御装置

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Publication number
JPH069160A
JPH069160A JP4164561A JP16456192A JPH069160A JP H069160 A JPH069160 A JP H069160A JP 4164561 A JP4164561 A JP 4164561A JP 16456192 A JP16456192 A JP 16456192A JP H069160 A JPH069160 A JP H069160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elevator
oil
hydraulic
speed
electric motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4164561A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Arahori
荒堀  昇
Takashi Matsudo
貴司 松土
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH069160A publication Critical patent/JPH069160A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】油圧エレベータをインバータ制御するものにお
いて、油が低温でも圧力損失を少なくして電動機の焼損
を防ぐ。 【構成】温度センサ100により油温を検出し、油温が
低い場合、速度指令を下げて、エレベータを運転する。
又電動機の電流値が所定値以上となった場合速度を下げ
る。 【効果】低温でも圧力損失が軽減でき、電動機の焼損を
防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧エレベータの制御装
置に係り、特に、インバータ制御により、電動機の回転
数を制御して、油圧エレベータの速度制御を行なうのに
好適な制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧エレベータにインバータ制御方式を
採用した例として、特開昭60−209484号公報,特開昭62
−31675 号公報や実開昭60−122768号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御装置は、油
温,油圧によるポンプのもれ量を考慮しているが、特に
油温が低い場合、油の粘度が増加し、最悪、電動機が焼
損することにもなる。
【0004】本発明の目的は、油が低温でも電動機を焼
損させることなく、エレベータを運転させることのでき
る油圧エレベータ制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は油タンクやシリンダ内の油温を検出する手
段を設け、油温が所定値以下の時には、エレベータの速
度指令を定格速度より下げるように構成したことにあ
る。
【0006】また、電動機の電流を検出し所定値以上の
時に、エレベータの速度を下げて運転するようにしたも
のである。
【0007】
【作用】温度検出手段は油温を検出し、その信号を制御
装置に送信して、あらかじめ設定された温度と比較し、
その値より低い時は、エレベータの速度指令を下げて運
転する。また、電動機の電流を検出し、その値が所定値
以上の時、速度指令を下げて運転する。
【0008】この様にエレベータの速度を下げることに
より、低温時の圧力損失は軽減でき、電動機電流は減少
し、焼損することはない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を用いて説明
する。
【0010】図1は本発明の一実施例の構成を示す図で
あり、1は乗りかご、2は油圧シリンダ、3はブランジ
ャ、4はロープ、5は油圧ポンプ、6は三相誘導電動
機、7は油タンク、8は逆止弁、10は第1の圧力検出
器、11は第2の圧力検出器、12は制御装置である。
【0011】図1に示すように、乗りかご1は、油圧シ
リンダ2内の作動油を給排することにより駆動されるプ
ランジャ3の上部に設けられたプーリに巻掛けられたロ
ープ4を介して駆動される。乗りかご1には、乗りかご
1の移動に伴い、パルスを発生する第1のエンコーダの
位置、速度信号として制御装置12に送信される。
【0012】また、逆止弁8は、常時は逆止弁として働
き、乗りかご1の下降時、励磁コイル8aが付勢される
ことにより、切換えられて逆方回転可能なポンプであ
り、一方のポートは逆止弁8を介してシリンダ2に接続
され、他のポートは油圧タンク7に接続されている。
【0013】油圧ポンプ5は、三相誘導電動機6により
駆動される。この三相誘導電動機6は、インバータを含
む制御装置12により回転制御され、乗りかご1の上昇
時、及び、下降時とも運転制御される。なお、制御装置
12は、周知のベクトル制御を行なうため、三相誘導電
動機6の回転数を検出する必要があり、このため、三相
誘導電動機6の軸には、軸に直結した第2のロータリエ
ンコーダENC2が取り付けられている。また、油タン
ク7には油温センサ100が設置され、その信号は制御
装置12へ送信されている。
【0014】なお、9は安全装置であり、油圧ポンプ5
と逆止弁8との間の作動油の圧力が、異常に高くなった
場合に、その圧力を減少させるために、作動油を油タン
ク7に逃すリリーフ弁により構成される。
【0015】次に、前述のように構成される本発明の一
実施例の動作を説明する。
【0016】すなわち、起動指令発生後、制御装置12
は、その内部のインバータにより電動機6を、乗りかご
1を上昇運転方向に運転するように徐々に増加してい
く。そして、制御装置12は、この第2の気力検出器1
1の検出圧力P2が、第1の圧力検出器の検出出力と第
2の圧力検出器の検出出力の偏差が所定値以下となった
時点で、エレベータの速度指令を発生させ、電動機6を
運転制御する。
【0017】さて、油温が低い場合、油の粘度は大きく
なり、例えば管摩擦による圧力損失は大きくなる。この
圧力損失増加は電動機6の電流を増やす要因となり、こ
の状態で運転することは、電動機にとって好ましくな
い。そこで、油タンク内に設置された油温センサによ
り、油の温度を検出し、その信号を制御装置12に送信
して、制御装置内のマイコン(図示しない)に記憶して
ある設定値と比較し、温度が低い時には速度指令を下げ
て、エレベータ速度を下げ、圧力損失の軽減をはかるこ
とができる。
【0018】また、同様に電動機6の電流を測定し(通
常は制御装置12内に検出器がある)所定値以上電流が
流れた時は、速度指令を下げることにより前述と同様の
効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】本発明により、油の温度が低い場合でも
電動機を焼損させることなく、運転することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の系統図。
【符号の説明】
1…乗りかご、2…シリンダ、3…プランジャ、4…ロ
ープ、5…油圧ポンプ、6…三相誘電動機、7…油タン
ク、8…逆止弁、10…第1の圧力検出器、11…第2
の圧力検出器、12…制御装置、100…温度センサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗りかごをプランジャを介して昇降させる
    油圧シリンダと、乗りかごの昇降に際し、油タンクから
    前記油圧シリンダに作動油を供給、あるいは排出する油
    圧ポンプと、前記油圧シリンダと前記油圧ポンプとの間
    に設けられる逆止弁と、前記油圧ポンプを運転する電動
    機と、前記電動機を制御装置を備えて構成される油圧エ
    レベータにおいて、前記油タンク内あるいは前記油圧シ
    リンダ内の油温を検出する手段を備え、油温が所定値以
    下の時、エレベータの速度を下げる構成としたことを特
    徴とする油圧エレベータの制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記電動機の電流値が
    所定値以上となった時に、エレベータの速度を下げる様
    な構成とした油圧エレベータの制御装置。
JP4164561A 1992-06-23 1992-06-23 油圧エレベータの制御装置 Pending JPH069160A (ja)

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JPH069160A true JPH069160A (ja) 1994-01-18

Family

ID=15795506

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JP4164561A Pending JPH069160A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 油圧エレベータの制御装置

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JP (1) JPH069160A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105752796A (zh) * 2016-04-29 2016-07-13 西安交通大学 一种基于剪切增稠液的电梯坠落减速救生装置及方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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