JPH0691433A - ワイヤカット放電加工機 - Google Patents

ワイヤカット放電加工機

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JPH0691433A
JPH0691433A JP26796292A JP26796292A JPH0691433A JP H0691433 A JPH0691433 A JP H0691433A JP 26796292 A JP26796292 A JP 26796292A JP 26796292 A JP26796292 A JP 26796292A JP H0691433 A JPH0691433 A JP H0691433A
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JP
Japan
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discharge
wire
power supply
output
abnormal
Prior art date
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Pending
Application number
JP26796292A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunzo Izumiya
俊三 和泉屋
Akihiro Sakurai
章博 櫻井
Akiyoshi Kawahara
章義 川原
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
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Priority to PCT/JP1993/001183 priority patent/WO1994006592A1/ja
Publication of JPH0691433A publication Critical patent/JPH0691433A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting
    • B23H7/04Apparatus for supplying current to working gap; Electric circuits specially adapted therefor

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常放電およびワイヤと給電子の接触不良を
検出し、これを表示するワイヤカット放電加工機。 【構成】 2個の給電子がワイヤと摺接されたワイヤカ
ット放電加工機に関する。それぞれの給電子に流れる放
電電流の測定手段、通電不良検出手段、一方の電極に関
する放電位置仕分け手段を備える。さらに、通電不良検
出手段の出力をうけて給電子の接触が不良であることの
出力をすると共に、放電位置仕分け手段の出力を受けて
放電位置の分布が放電加工面に関して均等でない場合に
放電状態が異常であることの出力をする演算手段およ
び、この出力により給電子の接触不良、放電状態の異常
を表示する表示手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被加工物とワイヤ間
に放電を行わせ、そのエネルギーで被加工物を加工する
ワイヤカット放電加工機に関する。
【0002】
【従来技術】ワイヤカット放電加工では、被加工物とワ
イヤ間に正常な放電を持続させることが精度の高い加工
を行う上で重要である。しかし、実際には被加工物にワ
イヤを近付け過ぎて放電間隙が短絡してしまったり、被
加工物とワイヤ間の間隙を満たす加工液中の加工屑や遊
離炭素などの偏在で放電箇所が一か所に集中してしまう
など異常放電の現象が生じる。
【0003】一方、ワイヤには給電子を介して放電用電
源のパルス状電力が供給されるが、この供給状態も正常
な放電を維持する上で重要である。しかし、ワイヤは定
位置に固定された給電子の一部に接触して移動する(摺
接する)ので、給電子が磨耗してワイヤと接触不良とな
ることがある。なお、給電子は、通常、ワイヤの走行方
向に間隔をおいて2個あり、ワイヤと一方の給電子との
接触が不良となっても放電が停止することはないが、ワ
イヤにおける電圧分布が変化し、もはや、加工面の全域
に亘って均一な放電状態は維持できなくなる。
【0004】従来、異常放電については、図3のように
被加工物1と給電子2(a,b)間の電圧を電圧測定装
置3(a,b)でパルスごとに測定し、これを制御装置
4に伝達・処理し、その測定値が均一に分散した値であ
る場合に正常な放電状態にあると判断している。なお、
符号5はスイッチ回路で、加工用DC電源6をパルス状
電力に変換する。符号7はワイヤで給電子2(a,b)
の双方に接触して図において上方から下方へ走行され
る。
【0005】しかし、この構成であると、ワイヤ7と給
電子2(a,b)の接触、非接触に関わりなく、給電子
2(a,b)と被加工物1間の電圧を測定することがで
きるので、ワイヤ7と給電子2(a,b)の摺接状態が
不良となっている事態を検出できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、被加工物
とワイヤ間における異常放電の検出と共にワイヤと給電
子の接触不良を検出でき、さらに、これらを検出したこ
とを表示するワイヤカット放電加工機の提供を課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】放電用電源回路からのパ
ルス状電力をワイヤに供給する2個の給電子がワイヤの
走行方向に間隔をとってワイヤと摺接するように配置さ
れ、それぞれの給電子に流れる放電電流の測定手段を備
えたワイヤカット放電加工機に関する。一方の給電子に
関して検出される電流値と他方の給電子に関して検出さ
れる電流値との差が所定値以上となった時に信号を出力
する通電不良検出手段、一方の電極に関する放電位置の
仕分け手段および演算手段を備える。
【0008】演算手段は、通電不良検出手段の出力をう
けて給電子とワイヤの接触が不良であることの出力、あ
るいは放電位置仕分け手段の出力を受けて放電を繰り返
す周期に比べ充分に長い時間における前記の放電位置の
分布が均等でない場合に異常放電状態であることの出力
をする演算手段を備える。さらに、演算手段の出力を受
けてワイヤと給電子との接触が不良であること、あるい
は放電状態の異常を知らせる表示手段を備える。
【0009】
【作用】放電電流の測定手段は、電流値の測定と共に通
電の有無を検出する。通電不良検出手段は、ワイヤの断
線やワイヤと給電子との接触不良などを検出する。放電
位置仕分け手段は、放電加工用電源のパルスごとにサン
プル電流値を得て、これを設定したレベルごとに仕分け
し、それぞれにカウントし、放電位置の分布を作成す
る。
【0010】演算手段は、通電不良検出手段からの出力
の有無および、放電位置仕分け手段による放電位置の分
布が、放電加工に関し正常であるか異常であるかを判断
し、通電不良時あるいは、異常放電時に、これらの状態
を表示させるための出力を行う。表示手段は、通電不良
あるいは異常放電状態を作業者に視覚的または聴覚的に
伝達する。
【0011】
【実施例】図1は、ワイヤカット放電加工機10に関
し、放電加工用の電源回路、放電電流の測定手段11
(電流検出器12を備える)、通電不良検出手段13、
放電位置仕分け手段14および演算手段25を含む制御
装置4を備える。放電加工用電源回路は、従来と同様に
加工用DC電源6の一方の極を被加工物1に、他方の極
を制御装置4によって制御されるスイッチ回路5を経
て、上下に間隔をおいて配置された2個の給電子2
(a,b)に接続して構成されている。
【0012】給電子2(a,b)は上ノズルと下ノズル
にそれぞれ固定されており、ワイヤ7は、常時、双方に
摺接して走行するように配置されている。放電電流の測
定手段11は、ホール素子やカレントトランスを用いた
電流検出器12(a,b)を上方の給電子2aおよび下
方の給電子2bへの電路のそれぞれに配置した構成であ
って、これら電流検出器12(a,b)からの出力値は
通電不良検出手段13と放電位置仕分け手段14に伝達
される。通電不良検出手段13、放電位置仕分け手段1
4は図2のように構成される。
【0013】放電電流測定手段11の出力e1 ,e
2 (電流増減時の微分値)は、まず、放電位置仕分け手
段14の差動増幅器15と加算器16に入力され、これ
らは割算器17で処理された後、サンプルホールド回路
18でその立ち上がり時のピーク値がタイマー回路19
にセットされた所定時間だけ維持され、サンプル電流値
とされる。割算器17による処理は放電位置を正確に検
出するためであり、サンプルホールド回路18はその検
出結果を仕分けしやすくするためである。なお、このよ
うな処理の理論は、特開平1−121127号公報(ワ
イヤ放電加工機における放電位置検出装置)に詳しく説
明されている。
【0014】サンプルホールド回路18の出力は、複数
のコンパレータ20(a〜c)に入力され、それぞれ異
なったレベルの比較電圧V3 〜V5 (放電加工面の上
部、中部、下部に相当)と比較される。そして、各コン
パレータ20(a〜c)の出力は、それぞれのカウンタ
21(a〜c)でカウントされる。カウント値は制御装
置4の入出力回路(I/O)に伝達される。以上は、電
流仕分け手段14である。
【0015】通電不良検出手段13は、図2において前
記の差動増幅器15の出力(e1 −e2 )を入力として
これをコンパレータ22(a,b)で構成するウィンド
コンパレータの異なったレベルの比較電圧V1 ,V2
比較する。コンパレータ22aは入力値が比較電圧V1
より高い時に出力があるが、その出力は直接オアゲート
23に伝達される。一方、コンパレータ22bは入力値
が比較電圧V2 より低い時に出力があるが、その出力は
マイナス側なので、反転されてからオアゲート23に伝
達される。このような処理の理論は特開昭64−117
26号公報(ワイヤ断線検出装置)に詳しく説明されて
いる。そして、オアゲート23の出力は制御装置4の入
出力回路(I/O)に伝達される。
【0016】制御装置4は、通常の数値制御装置(NC
装置)であって、中央演算装置(CPU)、システムプ
ログラムなどを納めた読み出し専用メモリ(ROM)、
放電加工を実行する加工プログラム等を納めた書き込み
・読み出しメモリ(RAM)および入出力回路(I/
O)等を備えている。また、表示手段24としてのCR
Tおよび、パラメータ値やデータを制御装置4に入力し
設定するための設定器(MDI)を備える。
【0017】ワイヤカット放電加工機10が稼働してい
るとき、電流測定手段11で検出される電流、すなわ
ち、電流検出器12(a,b)によって検出される上方
給電子2a側の電流検出値e1 および下方給電子2b側
の電流検出値e2 は放電位置仕分け手段14で処理さ
れ、これらの値から放電加工面における放電位置が上
部、中部、下部に仕分けされてカウントされる。
【0018】一方、差動増幅器15の出力、すなわち、
上方の給電子2a側から測定された電流検出値e1 と下
方の給電子2b側から測定された電流検出値e2 の差
が、ウィンドコンパレータを構成するコンパレータ22
(a,b)のそれぞれに伝達される。そして、差値(e
1 −e2 )がウィンドコンパレータの比較電圧V1 〜V
2 の領域外にあるときオアゲート23から出力がある。
【0019】すなわち、正常放電時における上方給電子
2a側の電流検出値e1 および下方給電子2b側の電流
検出値e2 は、放電個所の移動によって変動はするもの
の、その差値(e1 −e2 )はそれ程大きくならず、前
記の比較電圧V1 〜V2 の領域内に有り、オアゲート2
3からの出力はない。しかし、上方あるいは下方の給電
子2(a,b)の一方が磨耗し、ワイヤ7から離れた
り、ワイヤ7が断線したりすると一方の給電子側の電流
値は非常に小さくなるか、検出されず、差値(e1 −e
2 )は大きくなって比較電圧V1 〜V2 の領域外となる
ので、オアゲート23から出力がある。このようにして
通電不良検出手段13によって通電不良が検出される。
【0020】制御装置4は、格納されたプログラムによ
り、所定周期毎に入出力回路(I/O)のデータを読
み、通電不良検出手段13からの出力の有無、およびカ
ウンタ21(a〜c)の出力値を判断する。前記した所
定周期の時間は、カウンタ21(a〜c)の出力値に関
しては、少なくとも放電を繰り返す周期に比べ充分に長
い時間である。そして、通電不良検出手段13からの出
力がある時は、ただちに表示手段24のCRTにその旨
を表示する処理を行う。この処理は従来のものをそのま
ま用い得る。
【0021】また、カウンタ21(a〜c)の出力値
は、各カウント値C1 、C2 、C3 の相互間に設定した
所定値以上のバラツキがない場合には、均等、すなわ
ち、放電現象が加工面の全面に渡って移動しながら行わ
れている正常放電状態と判断し、表示手段24への出力
は行わない。これに反し、放電個所が一個所に集中する
などの異常放電時には、カウンタ21(a〜c)のいず
れか一つが大きな値になるので、各カウント値C1 、C
2 、C3 の相互間に設定した所定値以上のバラツキが発
生する。この事態はプログラムにより異常と判断され、
その旨を表示手段24のCRTに表示する出力がなされ
る。
【0022】このように制御装置4のCPU、ROM、
RAMおよびこれらに格納されたプログラムは、通電不
良検出手段13の出力をうけて給電子2(a,b)の接
触が不良であることの出力をすると共に、放電位置仕分
け手段14の出力を受けて放電を繰り返す周期に比べ充
分に長い時間における放電個所の分布が均等でない場合
に放電状態が異常であることの出力をする演算手段25
を構成している。以上は実施例であって、放電電流の測
定手段11を用いた後の、通電不良検出手段13や放電
位置仕分け手段14あるいは演算手段25の構成は、他
の構成であっても良い。
【0023】
【発明の効果】給電子とワイヤの接触不良の主な原因
は、給電子の磨耗である。したがって、接触不良が発生
した時は、給電子を交換する時期であるが、この時期が
表示手段によって作業者に明示され、ワイヤカット放電
加工機のメインテナンスが容易になる。また、ワイヤの
断線および異常放電も明示され、作業者が放電加工中に
おける異常事態を素早く把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】概略的に示した、放電加工用電源回路および放
電状態の検出手段。
【図2】放電状態を検出するための概略的な回路図。
【図3】概略的に示した、放電加工用電源回路および放
電状態の検出手段(従来例)。
【符号の説明】
1 被加工物 2 給電子 4 制御装置 5 スイッチ
回路 6 放電加工用DC電源 7 ワイヤ 11 放電電流検出手段 12 電流検
出器 13 通電不良検出手段 14 放電位
置仕分け手段 24 表示手段 25 演算手
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】追加
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物とワイヤ間の放電作用によって
    被加工物を加工する装置であって、放電用電源回路から
    のパルス状電力をワイヤに供給する2個の給電子がワイ
    ヤの走行方向に間隔をとり、また、ワイヤと摺接するよ
    うに配置され、かつ、それぞれの給電子に流れる放電電
    流の測定手段を有し、いずれか一方の電極に電流が検出
    されないとき信号を出力する通電不良検出手段と一方の
    電極に関する放電位置仕分け手段を備え、さらに、通電
    不良検出手段の出力をうけて給電子の接触が不良である
    ことの出力をすると共に、放電位置仕分け手段の出力を
    受けて正常放電状態の時に放電を繰り返す周期に比べ充
    分に長い時間における放電位置の分布が放電加工面に関
    して均等でない場合に放電状態が異常であることの出力
    をする演算増幅手段および前記の出力により給電子が接
    触不良であることあるいは、放電状態が異常であること
    を表示する表示手段とを備えていることを特徴としたワ
    イヤカット放電加工機。
JP26796292A 1992-09-11 1992-09-11 ワイヤカット放電加工機 Pending JPH0691433A (ja)

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JP26796292A JPH0691433A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 ワイヤカット放電加工機
PCT/JP1993/001183 WO1994006592A1 (en) 1992-09-11 1993-08-24 Wire-electrode electrodischarge machine

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