JPH069123Y2 - バルコニ−の支柱 - Google Patents

バルコニ−の支柱

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JPH069123Y2
JPH069123Y2 JP8357187U JP8357187U JPH069123Y2 JP H069123 Y2 JPH069123 Y2 JP H069123Y2 JP 8357187 U JP8357187 U JP 8357187U JP 8357187 U JP8357187 U JP 8357187U JP H069123 Y2 JPH069123 Y2 JP H069123Y2
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JP
Japan
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pillar
notch
mounting plate
balcony
assembling
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JP8357187U
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JPS63192501U (ja
Inventor
徹二 延原
Original Assignee
セイコ−産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は建物のバルコニーの支柱に関するものである。
従来の技術 従来、家屋の2階などの外壁に形成された出入口部の外
側に設けられるバルコニーは、たとえば第9図に示すよ
うに外壁内の鉄骨(図示せず)に外壁から前方に水平に
突出するように複数本の支持部材1…を互いに平行に固
定して設け、この支持部材1を基礎にしてバルコニーに
必要な部材を組み立てていく。根太2が前記支持部材
1,1の間に配置され、その両側が支持部材に取付けら
れている。前記支持部材1…に円形または角形の管状の
支柱3が溶接により立設され、各支柱3の下端近傍には
バルコニーの下端部における前端部と左右両側部を覆う
化粧カバー4,5,5を受けてビス止めするためのプレ
ート6が配設されている。前記支柱3はバルコニーの周
囲を取巻く手摺部の取付用支柱となるもので、この支柱
3は、前記プレート6の上に取付けられた化粧カバー
4,5,5の上で支柱カバー材(図示せず)によって覆
われている。そしてこの支柱3を覆う支柱カバー材間に
は上下に横桟(図示せず)が取付けられるとともに、上
下の横桟間に手摺子(図示せず)が取付けられている。
さらに前記支柱カバー材の上端には水平に笠木(図示せ
ず)が取付けられている。また管状の支柱3の上端の開
口部3aに、第10図に示すように、取付板7が溶接によ
って固着されて開口部3aを塞いでおり、前記取付板7
のほぼ中央部に手摺ユニット組立てのための所定部材を
螺着するためのねじ孔7aが設けられている。
考案が解決しようとする問題点 上記のように、従来のバルコニーにおいて、管状の支柱
3の上端へ手摺ユニットを組立てるため、支柱3の上端
の開口部3aに、ほぼ中央部へねじ孔7aを設けた取付
板7を、前記開口部3aを塞ぐように溶接により固着し
ている。しかし溶接のためには溶接設備が必要であり、
しかも作業が煩雑で、時間がかかるという問題があっ
た。
本考案は上記のような問題点を解決するもので、支柱の
上端の開口部付近へ、手摺ユニットを組立てるために必
要な取付板を極めて簡単な操作で装着できるようにした
バルコニーの支柱を提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために本考案のバルコニーの支
柱は、建物の出入口部の外側に設けるバルコニーに用い
る手摺取付用の管状の支柱の上端部付近に、長さ方向に
対し交叉する方向に切り込み部を設け、ねじ孔を設けた
取付板を前記切り込み部に嵌め込んだものである。
作用 上記の構成により、支柱の上端に設けた切り込み部に取
付板を単に嵌め込むだけで、支柱の上端に手摺ユニット
を組立てるために必要な前記取付板を極めて容易に装着
することができ、作業効率が向上する。
実施例 以下、本考案の実施例について図面に基づいて説明す
る。
第1図ないし第4図において、11は、第9図に示すよう
な基本的構造で建物の出入口部に設けられるバルコニー
において、手摺取付用として用いる支柱であり、長方形
管状で上端部付近に、短辺側辺11aから、長さ方向に対
し直角方向に、長辺側面11bの約1/2に相当する位置
まで、所定幅の切り込み部12が設けられている。この切
り込み部12の短辺側面11aの側の切り込み口は、奥側の
長辺側面11bの側より狭くなるよう、上側にわずか下方
へ突出した突起状部12aが形成されている。この切り込
み部12に手摺ユニットを組立てるために必要な取付板13
が嵌め込まれる。前記取付板13は、厚さが前記切り込み
部12の突起状部12aを形成した切り込み口の幅より大き
く奥側の幅よりわずかに小さく管状の前記支柱11の短辺
の外側の長さより幅が大きい大幅部分13aに、その大幅
部分13aから前記短辺の内側の長さよりわずかに小さい
幅の小幅部分13bが所定の長さにわたって延長され、前
記小幅部分13bの延長箇所の両側に大幅部分13aによる
肩部13cが形成されている。前記大幅部分13aの長さ
は、前記支柱11の切り込み部12の突起状部12aの後縁か
ら切り込み部12の奥端12bまでの深さとほぼ等しい。ま
た前記大幅部分13aから小幅部分13bへの延長箇所付近
の中央部に、手摺ユニットを組立てる際所定部材をボル
トで螺着するためのねじ孔13dが設けられている。
前記支柱11の切り込み部12への前記取付板13の嵌め込み
は、前記取付板13の小幅部分13bを先にして、前記切り
込み部12の短辺11aの側から、前記取付板13の肩部13c
が切り込み部12の奥端12bに当接するまで打ち込んで嵌
めればよく、小幅部分13bは支柱12の切り込み部12の奥
端12bより奥側の内部に位置し、大幅部分13aは切り込
み部12の切り込み口の突起状部12aの後縁と奥端12bと
の間に挟まれて装着され、通常の使用状態で取付板13は
切り込み部12から脱落することはなく、ねじ孔13dを利
用して手摺ユニット組立てのための所定部材(図示せ
ず)を強固に螺着することができる。
上記の構造の支柱11では、上端部付近への手摺ユニット
組立のために必要な取付板13の装着を、切り込み部12を
設けて前記取付板13を嵌め込むという、簡単な構造と作
業で達成でき、従来の溶接のような特殊な装置や煩雑な
作業を必要とせず、作業効率が大幅に向上し、コストも
低減する。
第5図〜第8図は本考案の他の実施例の支柱21を示し、
第1図〜第4図で示す実施例の支柱11と、長方形管状が
円形管状であるほかは同様の構造を有している。すなわ
ち、支柱21の上端部付近に、一側から長さ方向に対し、
直角方向にほぼ半円相対位置まで所定幅の切り込み部22
が設けられている。この切り込み部22の切り込み口22a
の上側の中心付近にわずか下方へ突出した突起状部22b
が形成されている。この切り込み部22に取付板23が嵌め
込まれる。前記取付板23は、厚さが前記切り込み部22の
突起状部22bを形成した部分の切り込み口22aの幅より
大きく、奥側の幅よりわずかに小さく、管状の前記支柱
21の外径より大きい径の半円形状の大径部分23aに、そ
の大径部分23aから内径よりわずかに小さい径の半円形
の小径部分23bが延長され、前記小径部分23bの延長箇
所の両側に大径部分23aによる肩部23cが形成されてい
る。前記大径部分23aは、前記切り込み部22に嵌め込ま
れた際切り込み口22aの突起状部22bの後縁と切り込み
部22の奥端22cとの間に嵌合するように、前記突起状部
22bに対応する部分に切り欠き部23dが形成されてい
る。また、この取付板23には中央部に手摺ユニットを組
立てるために必要なねじあな23eが設けられている。
前記支柱21の切り込み部22への前記取付板23の嵌め込み
は、前記取付板23の小径部分23bを先にして、肩部23c
が切り込み部12の奥端22cに当接するまで打ち込んで嵌
めればよい。小径部分23bは切り込み部22の奥端22cよ
り奥側の内部に位置し、大径部分23aは切り込み部22の
突起状部22bの後縁と奥端22cとの間に挟まれて装着さ
れ、通常の使用状態で取付板23は切り込み部22から脱落
することはなく、ねじ孔23eを利用して手摺ユニットの
組立用の所定部材をより強固に螺着することができ、第
1図および第2図で示す実施例と同様の効果を奏する。
考案の効果 以上のように本考案によれば、バルコニーの支柱の上端
部における手摺ユニットの組立てに必要な取付板の装着
を、従来の溶接のような特殊な装置や煩雑な作業を必要
とせず、切り込み部を設けて、それにねじ孔を備えた取
付板を嵌め込むという、簡単な構造と作業で達成でき、
低コストで効率的に作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例のバルコニーの支柱を示す要
部分解斜視図、第2図は同支柱の要部斜視図、第3図は
同支柱の平面図、第4図は同支柱の要部側面図、第5図
は本考案の他の実施例のバルコニーの支柱を示す要部分
解斜視図、第6図は同支柱の要部斜視図、第7図は同支
柱の平面図、第8図は同支柱の要部側面図、第9図はバ
ルコニーを例示する分解斜視図、第10図は従来例のバル
コニーの支柱を示す要部斜視図である。 11,21……支柱、12,22……切り込み部、13,23……取付
板、13d,23e……ねじ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の出入口部の外側に設けるバルコニー
    に用いる手摺取付用の管状の支柱の上端部付近に、長さ
    方向に対し交叉する方向に切り込み部を設け、ねじ孔を
    設けた取付板を前記切り込み部に嵌め込んだバルコニー
    の支柱。
JP8357187U 1987-05-29 1987-05-29 バルコニ−の支柱 Expired - Lifetime JPH069123Y2 (ja)

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JP8357187U JPH069123Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 バルコニ−の支柱

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JP8357187U JPH069123Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 バルコニ−の支柱

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JPS63192501U JPS63192501U (ja) 1988-12-12
JPH069123Y2 true JPH069123Y2 (ja) 1994-03-09

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JP7117190B2 (ja) * 2018-08-17 2022-08-12 積水化学工業株式会社 ナット取付構造及び建物

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