JPH069108B2 - 多チャンネルpcmデータ記録方法 - Google Patents

多チャンネルpcmデータ記録方法

Info

Publication number
JPH069108B2
JPH069108B2 JP2548088A JP2548088A JPH069108B2 JP H069108 B2 JPH069108 B2 JP H069108B2 JP 2548088 A JP2548088 A JP 2548088A JP 2548088 A JP2548088 A JP 2548088A JP H069108 B2 JPH069108 B2 JP H069108B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
channel
input
channels
pcm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2548088A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01201874A (ja
Inventor
充男 米村
誠一 福薗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Magnescale Inc
Original Assignee
Sony Magnescale Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Magnescale Inc filed Critical Sony Magnescale Inc
Priority to JP2548088A priority Critical patent/JPH069108B2/ja
Priority to DE19893902958 priority patent/DE3902958A1/de
Publication of JPH01201874A publication Critical patent/JPH01201874A/ja
Publication of JPH069108B2 publication Critical patent/JPH069108B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1806Pulse code modulation systems for audio signals
    • G11B20/1809Pulse code modulation systems for audio signals by interleaving
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/008Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
    • G11B5/00813Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B5/09Digital recording

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転磁気ヘツドを介して磁気テープに多チャ
ンネルPCMデータの記録を行なう多チャンネルPCM
データ記録方法に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、2チャンネルのPCM信号を磁気テープ上に
分散配置(インタリーブ)して記録する方法を使用して
チャンネル以上の多チャンネルPCMデータを分散配置
して記録する方法であつて、データ列をワード単位で交
互に配列されている第1系統と第2系統とに分けて、k
チャンネル(k=m+n3)のPCM入力データの内
でmチャンネル分のデータを前記第1系統に、又、残り
のnチャンネル分のデータを前記第2系統に分配し、次
で前記第1系統の第aチャンネルのi番目の時系列デー
タをL(a,i)(1am)、前記第2系統の第b
チャンネルのj番目の時系列データをR(b,j)(1
bn)と夫々置いた時に、前記第1系統のデータ列
を1周期がL(1,i)L(2,i)……L(m+i)
L(m,i+1)……L(2,i+1)L(1,i+
1)となるように再配列すると共に、前記第2系統のデ
ータ列を1周期がR(1,j)R(2,j)……R
(n,j)R(n,j+1)……R(2,j+1)R
(1,j+1)となるように再配列した読出データを生
成した後で、該読出データを2チャンネルの入力データ
とみなして磁気テープ上に分散配置して記録することに
より、ドロップアウト等が生じても良好に誤り訂正がな
され、原信号の良好な復元再生がなし得るようにしたも
のである。
〔従来の技術〕
一般にPCM信号を用いたデジタル・オーディオ・テー
プレコーダは、磁気テープ上の小さな傷あるいはゴミな
どによるドロップアウトやバーストエラーが発生する
と、その場所にかたまつているデータに対応するチャン
ネルの再生波形は大きな影響を受ける。また、回転磁気
ヘッド方式のPCMデータ記録再生装置においては、片
方のトラツクのヘッドに異常が発生すると、そのトラツ
クに割当てられているチャンネルは全く、再生不能にな
つてしまうことになる。
その対策として、標準的なオーディオ用である2チャン
ネルの回転磁気ヘッド方式のPCMデータ記録再生装置
(例えば特開昭61−236074号公報)では、第11
図に示すように一時系列上に入力データ(1)の内のLチ
ャンネルの偶数番目のデータ列(ワード単位)A,A
,……を磁気テープ上の+アジマストラツクの前半(2
a)に、奇数番目の後半(3b)に、Rチャンネルの偶数番目
のデータB,B,……を−アジマストラックの前半
(3a)に、奇数番目のデータB,B,……を+アジマ
ストラックの後半(2b)に記録するための2チャンネル用
インタリーブ回路と、逆変換を行なうための2チャンネ
ル用ディンタリーブ回路とが備えられている。これによ
つて仮に+アジマストラックの出力が得られないような
異常が発生しても、−アジマストラックのヘッドから2
チャンネルのデータが1つおきに再生でき、平均値補間
などを行うことにより、原波形に近い波形を復元再生す
ることができる。なお、第11図の入力データ(1)のサン
プリング周波数fsは48KHz,量子化ビツト数は16ビツト
(1ワード)、データ長は2880ワードとされ、+アジマ
ストラックの前半(2a)と後半(2b)とには夫々720ワード
のデータが記録される。そのデータの中央のQは訂正符
号である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで最近は3チャンネル以上の多チャンネルのPCM
方式での記録再生が要求まれるようになつているが、多
チャンネルで分散配置を行なうには第12図に示すように
従来の2チャンネルの記録再生装置を基本として、入出
力データを時分割で多チャンネルに分配するだけの記録
再生装置が先ず考えられる。
第12図において、(4a),(4b),(4c),(4d)等は多チャン
ネルA,B,C,D等のアナログの各入力信号を受け入
れる入力端子、(5)はこれら入力信号を切替信号aのタ
イミングで切り替えて時分割して取り込むための入力用
の切替回路、(6)は取り込まれたアナログ信号から16ビ
ツトの入力データ(1)を得るためのA−D変換器、(7)は
入力データ(1)を2チャンネルの入力データとして適正
に分散配置するための従来の2チャンネル用インタリー
ブ回路、(7a)はその出力を処理回路(図示省略)に入力
するための接続端子、(8)は図示省略した処理回路と接
続される回転磁気ヘッド、(9)は磁気テープであり、こ
れらによつてPCMデータ記録部が構成される。
更に、(10a)は処理回路の出力を入力する接続端子(10)
は回転磁気ヘッド(8)から得られた信号に2チャンネル
用インタリーブ回路(7)と逆の変換を行なつて再生デー
タ(11)を得る従来の2チャンネル用ディンタリーブ回
路、(12)は再生データ(12)をアナログ信号に変換するD
−A変換器、(13)はD−A変換器(12)の出力を切替信号
aのタイミングで各チャンネルA,B,C,D等に振り
分ける出力用の切換回路、(14a),(14b),(14c),(14d)
等は各チャンネルに対応する出力端子であり、これらと
回転磁気ヘッド(8)及び磁気テープ(9)とによつてPCM
データ再生部が構成される。
以上において、入力用の切替回路(5)は、仮にi番目の
時系列データが夫々Ai,Bi,Ciである3チャンネ
ルの入力信号を取込む場合には、第5図Aに示すよう
に、チャンネルAをサンプリング周波数f(帯域f
/2)で、チャンネルB,Cをサンプリング周波数f
12(帯域f/4)で取り込むことになり、切替回路
(5)の切替信号aは周波数2fで駆動される。
この従来方式を利用した3チャンネル以上の多チャンネ
ルPCMデータ記録再生装置にあつては、2チャンネル
用の分散配置を施しているだけであるため、同一チャン
ネルのデータが同一トラックだけに配置されたり、又、
トラックの前半や後半だけに集中して配置されるなど、
多チャンネルとしての分散の度合は適正ではなかつた。
例えば、3チャンネルの入力データを従来方式の装置で
記録すると、記録データは第5図Aに示す如く、+アジ
マストラックの後半(2b)にCチャンネルのデータC
,C,……が集中して配置され、−アジマストラ
ックの前半(3a)にBチャンネルのデータB,B,B
,……が集中して配置されている。同様に入力データ
が4,5,6,7及び8チャンネルの場合の従来方式に
よる記録データを第6図A,第7図A,第8図A,第9
図A及び第10図Aに示す。どの場合にも、特定チャンネ
ルのデータが+又は−のアジマストラックの半面(前半
又は後半)に記録されており、ドロップアウトが生じた
場合には、このドロップアウトの生じたトラック上に記
録されているチャンネルが良好に再生されなくなるとい
う不都合がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、
その目的とする所は、2チャンネルの入力データを分散
配置して磁気テープ上に記録する方法を利用して多チャ
ンネルの入力データを分散配置して記録する方法におい
て、全チャンネルのデータが磁気テープ上に交互に形成
されている第1及び第2のトラック上に適正に分散配置
されるようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による多チャンネルPCMデータ記録方法は、デ
ータ列をワード単位で交互に配列されている第1系統
(L系統)と第2系統(R系統)とに分けて、第5図
A,第6図A,第7図A,第8図A,第9図A及び第10
図Aに示す様に、kチャンネル(k=m+n3)のP
CM入力データ(1)の内でmチャンネル分のデータをL
系統に、又、残りのnチャンネル分のデータをR系統に
分配し、次でL系統の第aチャンネルのi番目の時系列
データをL(a,i)(1am)、R系統の第bチ
ャンネルのi番目の時系列データをR(b,j)(1
bn)と夫々置いた時に、第5図B,第6図B,第7
図B,第8図B,第9図B及び第10図Bに示す様に、L
系統のデータ列を1周期がL(1,i)L(2,i)…
…L(m,i)L(m,i+1)……L(2,i+1)
L(1,i+1)となるように再配列すると共にR系統
のデータ列を1周期がR(1,j)R(2,j)……R
(n,j)R(n,j+1)……R(2,j+1)R
(1,j+1)となるように再配列した読出データ(23)
を生成した後で、この読出データ(23)を2チャンネルの
入力データとみなして磁気テープ上に分散配置して記録
するようにしたものである。
なお、読出データ(23)はL系統の再配列したデータ列と
R系列の再配列したデータ列とを1時系列データ毎に交
互に配列して形成されているので、この読出データ(23)
はLR統合時系列データともいうべきデータ列となつて
いる。
〔作用〕
かかる本発明によれば、入力信号が3チャンネルの場
合、磁気テープ上の記録データは第5図Bに示す様に第
1トラック(+アジマストラック)(2)と第2トラック
(−アジマストラック)(3)とに分散配置され、A,
B,Cの各チャンネルとも異なるトラックの異なる半面
側(チャンネルAであれば+アジマストラックの前半(2
a)と−アジマストラックの後半(3b)に)配置される。更
にA,B,Cの各チャンネルとも、偶数番目のデータ列
(A,A,……など)と奇数番目のデータ列
(A,A,……など)とは異なるトラックに配置さ
れる。
同様に、入力信号が4チャンネル以上でも、例えば、
4,5,6,7及び8チャンネルであれば、第6図B,
第7図B,第8図B,第9図B及び第10図Bに示す様
に、各チャンネルのデータは異なるトラックの異なる半
面側に記録され、しかも、各チャンネルの偶数番目のデ
ータ列と奇数番目のデータ列とは異なるトラック上に記
録される。
〔実施例〕
以下本発明のPCMデータ記録方法の実施例につき第1
図ないし第10図を参照して説明しよう。この第1図ない
し第10図において、第11図及び第12図に対応する部分に
は同一符号を付しその詳細説明は省略する。
先ず第1図は本発明のPCMデータ記録方法を使用する
ための多チャンネルPCMデータ記録再生装置であり、
この多チャンネルPCMデータ記録再生装置は、第12図
に示した従来方式の多チャンネルPCMデータ記録再生
装置において、A−D変換器(6)と2チャンネル用イン
タリーブ回路(7)との間に入力データ(1)の配列をチャン
ネル数に対応して変換するプリインタリーブ回路(15)を
挿入し、2チャンネル用ディンタリーブ回路(10)とD−
A変換器(12)との間に再生データ(11)にプリインタリー
ブ回路(15)と逆の変換を施すポストディンタリーブ回路
(16)を挿入して構成され、挿入された両回路(15),(16)
は多チャンネルインタリーブ回路(17)を形成する。この
第1図において、その他は第12図と同様に構成する。
又、磁気テープ(9)には第2図に示す様に+アジマスト
ラック(2)と−アジマストラック(3)とが交互に記録され
ている。
プリインタリーブ回路(15)とポストディンタリーブ回路
(16)とは第3図に示す様に構成する。この第3図におい
て、(6a)は入力用の切替回路(5)(第1図)の時分割信
号を入力する入力端子、(6)は16ビットの入力データ
(1)を得るA−D変換器、(6)は16ビツトの入力データ
(1)を得るA−D変換器、(20)は入力データ(1)と再生デ
ータ(11)とを切り替えて選択するマルチプレクサであ
る。ここで(20a)は入力データ(1)側の入力端子、(20b)
は再生データ(11)側に入力端子、(20c)は出力端子であ
り、マルチプレクサ(20)は入力端子(20a)又は(20b)のど
ちらかのデータを出力端子(20c)側に選択して出力す
る。
又、(21)はマルチプレクサ(20)の出力データを外部から
供給されるサンプリングクロックb半周期の間(b=
「0」)に書き込むと共に記憶したデータをサンプリン
グクロックbの後半の半周期の間(b=「1」)に出力
するRAM、(22)はサンプリングクロックbの後半
の半周期に出力されるRAM(21)の出力データをラツチ
するラツチ回路、(23)はラッチ回路(22)の出力である読
出データ、(24)は読出データ(23)を2チャンネル用イン
タリーブ回路(7)側とD−A変換器(12)側とに切り替え
て出力するデマルチプレクサである。ここで(24a)は読
出データ(23)が入力される入力端子、(24b)は2チャン
ネルインタリーブ回路(7)側の出力端子、(24c)はD−A
変換器(12)側の出力端子であり、デマルチプレクサ(24)
は入力端子(24a)のデータを出力端子(24b)又は(24c)の
どちらかに選択的に出力する。又、(24)はサンプリング
クロックbを1/2分周する1/2分周器、(26)は1/
2分周器(25)の出力を計数してRAM(21)の書込用のア
ドレス(カウンタアドレスA)を生成する16進又は2
3進のカウンタ、(27)はカウンタアドレスAと入力用の
切替回路(5)(第1図)の切り替えを制御するチャンネ
ル数切替信号aとからRAM(21)の読出用のアドレス
(エンコードアドレスE)を生成するアドレス作製エン
コーダ、(29)はカウンタアドレスAとエンコードアドレ
スEとサンプリングクロックbの変化点で切り替えてR
AM(21)の書込又は読出用のRAMアドレス(28)を生成
するアドレススイッチである。ここで、(29a)はカウン
タアドレスAが入力される入力端子、(29b)はエンコー
ドアドレスEが入力される入力端子、(29c)は出力端子
であり、アドレススイッチ(29)はサンプリングクロック
bが「0」の時は入力端子(29a)を選択し、サンプリン
グクロックが「1」の時は入力端子(29b)を選択する。
又、(25b),(27b)は夫々サンプリングクロックbとチャ
ンネル数切替信号aの入力端子、(12a)は出力用の切替
回路(13)第10図)との接続端子である。
以上において、入出力信号が3又は4チャンネルの場
合、カウンタ(26)は16進とされ、入出力信号が5,6
又は8チャンネルの場合、カウンタ(26)は32進とされ
ている。
第3図において、マルチプレクサ(20)の選択を入力端子
(20a)側に、又、マルチプレクサ(24)の選択を出力端子
(24b)側にすると、多チャンネルインタリーブ回路(17)
は第1図のプリインタリーブ回路(15)として動作し、P
CM信号の記録が行なわれ、マルチプレクサ(20),デマ
ルチプレクサ(24)の選択を夫々入力端子(20b)及び出力
端子(24c)の側にすると、多チャンネルインタリーブ回
路(17)は第1図のポストデインタリーブ回路(16)として
動作し、PCM信号の再生が行なわれる。
次に入出力信号のチャンネル数が3,4,5,6,7及
び8の場合について、本実施例の作用を説明する。
−3チャンネルの場合− 第5図Aに示す様に、データ列をワード単位で交互に配
列されているL系統とR系統とに分けて、A,B及びC
3チャンネルのPCM入力データ(1)内で1チャンネル
分のデータをL系統に、又、残りの2チャンネル分のデ
ータをR系統に分配し、このL系統の1チャンネル(A
チャンネル)のx番目の時系列データAをL(1,
x)、R系統の第1チャンネル(Bチャンネル)のx番
目の時系列データBをR(1,x)、R系統の第2チ
ャンネル(Cチャンネル)のx番目の時系列データC
をR(2,x)と夫々置いた時に、第5図Bに示す様
に、R系統のデータ列を1周期がR(1,x)R(2,
x)R(2,x+1)R(1,x+1)であるように再
配列してLR統合時系列データとの読出データ(23)を生
成すればよい。L系統については1チャンネル分のデー
タしかないため再配列する必要はない。具体的には以下
の手順で再配列を行なう。
先ず第3図においてPCM信号の記録を行なうため、マ
ルチプレクサ(20)の選択を入力端子(20a)側に、又デマ
ルチプレクサ(24)の選択を出力端子(24b)側に設定し
て、回路をプリインタリーブ回路(15)(第1図)として
動作させる。この時第3図の各部信号波形は第4図に示
す如くなるが、2チャンネルの場合のサンプリング周波
数fを48KHzとすると、切替信号aは2f(96KHz)で
変化し、サンプリングクロックbの周波数も2fに設
定されている。
この時、サンプリングクロックbの1周期Tの前半T
(b=「0」)(第4図B)においては入力データ(1)
がカウンタアドレスAで定まるRAM(21)の番地に書き
込まれ、後半TにおいてはエンコードアドレスEで定
まるRAM(21)の番地から先に記憶してあつたデータが
出力されラッチ回路(22)によつて読出データ(23)とな
る。A−D変換器(6)は読み出しの周期Tでは高出力
抵抗状態となるようにバッファが付設されている。
ここで第3図中のアドレス作成エンコーダ(27)のエンコ
ーダアドレス表を第1表に示す。
第1表のカウンタアドレスAは16進カウンタ(26)の計数
値そのものであり、エンコードアドレスE,Eは読
み出すべき番地を示すが、カウンタアドレスAが領域A
1(番地φ〜7)にある時は、読み出しは領域A2(番
地8〜15)になり、カウンタアドレスAが領域A2に
ある時は領域A1のデータが配列を変えて読み出され
る。第1表のエンコードアドレスEを用いると、第5
図Aに示す3チャンネルの1周期「Aj,Bi,A
j+1,Ci」(j‐2i)の入力データ(1)は、8ワ
ードを1ブロツクとして配列変換がなされて、第5図B
に示す1周期が「Aj,Bi,Aj+1,Ci,A
j+2,Ci+1,Aj+3,Bi+1」の読出データ
(23)が生成される。なお、ここでj=2i±1,±2等
とすることも可能である。これは、入力データ(1)に対
して(B,C),(B,C),……のデータ対
が交換されたものとなつており、この読出データ(23)を
2チャンネルインタリーブ回路に入力すれば、+アジマ
ストラック(2)と−アジマストラック(3)には第5図Bの
如く各チャンネルA,B,Cのデータは異なるトラック
の異なる半面に記録され、更に各チャンネルの偶数番目
のデータ列と奇数番目のデータ列とは異なるトラックに
記録されている。従つて、仮に一方の再生ヘッドが故障
してその信号が再生できなかつた場合でも、各チャンネ
ルのデータは1つおきに再生でき、又、テープ上のある
場所でドロップアウトが生じてもトラックの異なる半面
の信号が再生でき、原信号に近い波形が復元できる。
また、エンコードアドレスEとして例えば第1表のE
を用いても、やはり各チャンネルのデータは適度に分散
配置がなされることがわかる。
次にPCM信号を再生する場合には、第3図のマルチプ
レクサ(20)は入力端子(20b)側を、デマルチプレクサ(2
4)は出力端子(24c)の側をそれぞれ選択させて、アドレ
ス作製エンコーダ(27)のエンコーダアドレス表でEとA
とを入れ替えればよい。
−4チャンネルの場合− 第6図Aに示す様に、4チャンネルのPCM入力データ
(1)の内で2チャンネル分のデータをL系統に、又、残
りの2チャンネル分のデータをR系統に分配する。次に
L系統の第1チャンネル(Aチャンネル)のx番目の時
系列データAをL(1,x)、第2チャンネル(Cチ
ャンネル)のx番目の時系列データCをL(2,
x)、R系統の第1チャンネル(Bチャンネル)のx番
目の時系列データBをR(1,x)、第2チャンネル
(Dチャンネル)のx番目の時系列データDをR
(2,x)と夫々置いて、第6図Bに示す様にL系統の
データ列を1周期がL(1,x)L(2,x)L(2,
x+1)L(1,x+1)となるように再配列すると共
に、R系統のデータ列を1周期がR(1,x)R(2,
x)R(2,x+1)R(1,x+1)となるように再
配列してLR系統合時系列として1ブロツクが8ワード
の読出データ(23)を生成する。
具体的には、入力データ(1)は第6図Aのように1周期
「Ai,Bi,Ci,Di」でありエンコードアドレス
表第1表を変えることにより、第6図Bのように1ブロ
ツク8ワードで1周期「Ai,Bi,Ci,Di,C
i+1,Di+1,Ai+1,Bi+1」の読出データ
(23)が生成され、各チャンネルA,B,C,Dの記録デ
ータは+アジマストラック(2)と−アジマストラック(3)
との両方にかつ異なる半面に配列されている。ここで読
出データ(23)は入力データ(1)でデータ対(A,C
)(B,D)を交換することによつて生成されて
いるが、この他に例えばデータ対(A,C
(B,D)を交換しても適正な分散配置が達成でき
る。
−5,6,7又は8チャンネルの場合− 入力信号5,6又は8チャンネルの場合、入力データは
夫々第7図A,第8図A又は第10図Aに示す様に1周期
が8ワードとなつている。従つて配列変換は夫々第7図
B,第8図B又は第10図Bに示す様に16ワードを1ブ
ロックとして行ない、第3図のカウンタ(26)は32進と
して、カウンタアドレスAが0〜15の時はRAM(21)の
番地16〜31の領域からデータを読み出し、カウンタアド
レスAが16〜31の時はRAM(21)の番地0〜15の領域か
らデータを読み出していく。読出データ(23)の生成手順
は基本的に3チャンネルの場合と同様であり、ここでは
読出データ(23)の具体的な例を第7図B,第8図B及び
第10図Bに示す。これら入力データ(1)と読出データ(2
3)の1周期内の配列を第2表にまとめて示す。
次に、7チャンネル場合には、第9図Aに示す様に7チ
ャンネルのPCM入力データ(1)の内でチャンネル
(A,C,E,G)分のデータをL系統に、又、残りの
3チャンネル(B,D,F)分のデータをR系統に分配
すると1周期は24ワードになる。便宜上48ワードを1
単位として第3図のカウンタ(26)は96進として第9図B
に示す様に再配列されるように読出データ(23)を生成す
る。
第7図ないし第10図と−アジマストラック(3)の記録デ
ータを示すが、いずれの場合においても各チャンネルの
偶数番目のデータ列と奇数番目のデータ列とは異なるト
ラックに記録されているので、仮に一方の再生ヘッドが
故障してその信号が再生できなくなつた場合でも、各チ
ャンネルのデータは1つおきに再生できるので、平均値
補間などの手法により、原波形に近い波形を復元再生す
ることができる。
更に各チャンネルの偶数番目のデータ列と奇数番目のデ
ータ列とは異なるトラックの更に異なるトラックの更に
異なる半面に記録されているので、テープ上のある場所
において、ゴミ、傷などによりドロップアウトが生じ再
生不能の状態が発生しても、トラックの異なる半面の記
録信号が再生できるので、やはり原波形に近い波形を復
元できる。
なお、以上の実施例においては入出力信号が3ないし8
チャンネルの例を示したが、本発明は同様に入出力信号
が9チャンネル以上であつても適用できることは明らか
である。具体的にはkチャンネルの場合には、 k=m+n を充足する自然数m,nを用いて、PCM入力データの
内でmチャンネル分のデータをL系統に、又、残りのn
チャンネル分のデータをR系統に分配する。次でそれら
L及びR系統のデータ列を夫々1周期置きに反転させた
後、それらをワード単位で交互に配列してLR統合時系
列データとしての読出データを生成していけばよい。
また、第3図に示した多チャンネル用インタリーブ回路
(17)はこれに限定されるものではなく、様々な変形が考
えられる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、入力データを所定の順序に並べかえて
読出データを生成し、その読出データを2チャンネルの
入力データとみなして2チャンネルの分散配置を行うた
め、入力信号が3ないし8チャンネルであつても各チャ
ンネルの偶数番目のデータ列と奇数番目のデータ列とを
異なるトラックに記録することができ、片方の再生ヘッ
ド又はトラックに異常が発生しても原信号に近い波形の
再生が可能となる。
更に、各チャンネルの偶数番目のデータ列と奇数番目の
データ列とは異なるトラックのかつ異なる半面に記録さ
れるため、磁気テープの一部分でデータのドロップアウ
トやバーストエラーが発生しても、異なる半面のデータ
が再生されるため、やはり原信号に近い波形の再生が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のPCMデータ記録方法による多チャン
ネルPCMデータ記録再生装置の実施例を示す構成図、
第2図は磁気テープの記録状態を示す線図、第3図は第
1図の多チャンネル用インタリーブ回路の実施例を示す
構成図、第4図は第3図の各部分信号波形を示す線図、
第5図(A)は3チャンネルの場合の入力データ及び従
来方式による記録データを示す図、同図(B)は3チャ
ンネルの場合の本発明による配列変換を施した後の読出
データ及び対応する記録データを示す図、第6図ないし
第10図は4チャンネルないし8チャンネルの場合の第5
図に対応する図、第11図は従来の2チャンネルインタリ
ーブ方式による入力データと記録データの対応を示す
図、第12図は従来方式を利用した多チャンネルPCMデ
ータ記録再生装置の構成図でである。 (1)は入力データ、(2)は+アジマストラック、(3)は−
アジマストラック、(5)は入力用の切替回路、(7)は2チ
ャンネル用インタリーブ回路、(10)は2チャンネル用デ
ィンタリーブ回路、(11)は再生データ、(13)は出力用の
切替回路、(15)はプリインタリーブ回路、(16)はポスト
ディンタリーブ回路、(20)はマルチプレクサ、(21)はR
AM、(24)はデマルチプレクサ、(26)はカウンタ、(27)
はアドレス作成エンコーダである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ列をワード単位で交互に配列されて
    いる第1系統と第2系統とに分けて、kチャンネル(k
    =m+n3)のPCM入力データの内でmチャンネル
    分のデータを前記第1系統に、又、残りのnチャンネル
    分のデータを前記第2系統に分配し、 次で前記第1系統の第aチャンネルのi番目の時系列デ
    ータをL(a,i)(1am)、前記第2系統の第
    bチャンネルのj番目の時系列データをR(b,j)
    (1bn)と夫々置いた時に、前記第1系統のデー
    タ列を1周期がL(1,i)L(2,i)……L(m,
    i)L(m,i+1)……(2,i+1)L(1,i+
    1)となるように再配列すると共に、前記第2系統のデ
    ータを1周期がR(1,j)R(2,j)……R(n,
    j)R(n,j+1)……R(2,j+1)R(1,j
    +1)となるように再配列した読出データを生成した後
    で、該読出データを2チャンネルの入力データとみなし
    て磁気テープ上に分散配置してて記録することを特徴と
    する多チャンネルPCMデータ記録方法。
JP2548088A 1988-02-05 1988-02-05 多チャンネルpcmデータ記録方法 Expired - Lifetime JPH069108B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2548088A JPH069108B2 (ja) 1988-02-05 1988-02-05 多チャンネルpcmデータ記録方法
DE19893902958 DE3902958A1 (de) 1988-02-05 1989-02-01 Verfahren zum verschachtelten aufzeichnen von daten fuer mehrere datenkanaele

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2548088A JPH069108B2 (ja) 1988-02-05 1988-02-05 多チャンネルpcmデータ記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01201874A JPH01201874A (ja) 1989-08-14
JPH069108B2 true JPH069108B2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=12167215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2548088A Expired - Lifetime JPH069108B2 (ja) 1988-02-05 1988-02-05 多チャンネルpcmデータ記録方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH069108B2 (ja)
DE (1) DE3902958A1 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4675754A (en) * 1984-02-21 1987-06-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Magnetic recorder/reproducer
JP2574744B2 (ja) * 1985-04-10 1997-01-22 株式会社日立製作所 Pcm信号記録再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE3902958A1 (de) 1989-08-17
JPH01201874A (ja) 1989-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2533076B2 (ja) エラ−訂正のための符号化方法
KR850006958A (ko) 로터리 헤드 방식의 pcm 기록 및 재생 방법과 그 시스템
JPH0125275B2 (ja)
JPS6240780B2 (ja)
JPH0661156B2 (ja) エラ−訂正のための符号化方法
JPS62209777A (ja) 磁気テープの記録装置および再生装置
JPS61236074A (ja) Pcm信号記録再生装置
JPS6168776A (ja) 音声信号記録方法
JPH0583986B2 (ja)
JPS6118827B2 (ja)
JPH069108B2 (ja) 多チャンネルpcmデータ記録方法
JP2702950B2 (ja) Pcm信号記録再生装置
JPH0583985B2 (ja)
US4853798A (en) Method and apparatus for reproducing digital or analog signals
JPS6338897B2 (ja)
JPH0572004B2 (ja)
JPH0136319B2 (ja)
JPS60219678A (ja) 回転ヘツド形磁気記録再生装置
JPS6275905A (ja) Pcm音声信号記録再生装置
JPS60247866A (ja) デイジタルテ−プレコ−ダ
JPH06259711A (ja) ディジタル磁気記録再生装置
JP2822186B2 (ja) ディジタル信号の記録再生方法
JP2815011B2 (ja) Pcm信号再生装置
JPS62150559A (ja) Pcm信号記録再生装置及び再生装置
JPS63228471A (ja) デジタルマルチチヤンネルレコ−ダ