JP2815011B2 - Pcm信号再生装置 - Google Patents

Pcm信号再生装置

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JP2815011B2
JP2815011B2 JP11063097A JP11063097A JP2815011B2 JP 2815011 B2 JP2815011 B2 JP 2815011B2 JP 11063097 A JP11063097 A JP 11063097A JP 11063097 A JP11063097 A JP 11063097A JP 2815011 B2 JP2815011 B2 JP 2815011B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、PCM信号処理記
録再生装置に係り、特にPCMオーディオ信号及びデー
タ信号の記録再生に好適なデータ処理回路に関する。 【0002】 【従来の技術】オーディオ信号をディジタル化し記録再
生することにより音声信号の品質向上がなされている。
民生用オーディオ機器においても、CDプレーヤ、ディ
ジタルオーディオテープレコーダ(以下、DATと略
す)が製品化されている。また映像に付随した音声信号
も、8mmビデオや、衛星放送によりPCM化がなされて
いる。 【0003】このPCM音声信号の記録再生方式の従来
技術としては、CDプレーヤに代表される、各データを
完結させることなしに遂次データを遅延させてインター
リーブする斜交非完結インターリーブ方式と、DATに
代表される、各データをフィールド等の単位においてイ
ンターリーブを完結させる直交完結インターリーブ方式
が挙げられる。なお、この種の装置としては、特開昭5
7−4629号公報、特開昭60−209973号公報
等が挙げられる。 【0004】以下説明を行う単位として、1標本化デー
タを16ビットとし、これを8ビットを1シンボルとす
る2シンボルに分割する。また、このシンボルを複数個
集めて、ブロックとなし、例えば、DATの1トラック
上に記録する複数のブロックを1フィールドとして取り
扱う。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】映像信号と音声PCM
信号を同時に多重記録する際に上記従来技術のCDプレ
ーヤに代表される斜交非完結インターリーブ方式におい
ては、データのシンボルはブロック単位で遂次遅延さ
れ、最大遅延量を1フィールドとすれば、音声信号のA
/D変換された時点から1フィールドの遅延で音声信号
を再生することができる。しかし、コンピュータ等のデ
ータの記録再生を行うことが考慮されておらず、インタ
ーリーブ等の信号処理はフィールド単位で完結しない。
従って、フィールド単位のデータの記録再生を行うこと
が不可能であった。 【0006】一方、DATに代表される直交完結インタ
ーリーブ方式においては、インターリーブ等のデータ処
理が1フィールドで完結するため、コンピュータ等のデ
ータの記録再生を行う際には、フィールド単位でのデー
タの記録再生を行うことが可能である。しかし映像に対
する音声信号の遅延について考慮されておらず、インタ
ーリーブを行うには1フィールド分のデータをすべて読
み込む必要があるため、音声信号がA/D変換された時
点から、音声信号が再生されるまで2フィールド分の遅
延を要する。従って直交完結は、映像に対する音声の遅
延が斜交非完結方式に対して2倍になるという問題点が
あった。 【0007】また、音声PCM信号を記録するか、情報
データを記録するかによって両方式を切り換えるために
は、両システムは共通性に欠けるため、2つのシステム
を構成する必要あり、回路規模の著しい増大を招く。 【0008】本発明は、映像信号に対する音声PCM信
号の遅延が少なく、かつフィールド単位での記録再生が
可能であるシステムを構成することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的は、斜交非完結
インターリーブ方式と斜交完結インターリーブ方式とを
切り換える切換手段を設け、音声PCM時と、データ利
用時に対応させることにより達成される。 【0010】また、上記切換手段は、斜交非完結インタ
ーリーブ方式のシステムにおいて、コンピュータ等のデ
ータの記録再生を行う際に、まとめて取り扱うデータの
フィールドのうち最終1フィールド分をあらかじめ読み
込むプリリピートを行い、プリリピートされたデータを
斜交非完結インターリーブ方式では、前フィールドのデ
ータが書き込まれる所に換わりに書き込むことによりフ
ィールド単位で完結する斜交インターリーブ方式、即ち
斜交完結インターリーブをとり、音声PCM信号の記録
再生を行う際には、斜交非完結インターリーブ方式をと
ることにより達成される。また斜交完結インターリーブ
方式は、A/D変換回路入力に加えて、データ入力イン
ターフェイスを付加することにより、プリリピートを行
い達成される。 【0011】データ入力インターフェイスは、記録しよ
うとする時に一単位として取り扱う1フィールドに対
し、記録しようとするデータの最終1フィールドのデー
タを前もって信号処理回路に送り出す。それによって、
斜交非完結インターリーブ方式において、前フィールド
のデータが書き込まれる所に、記録しようとしているフ
ィールドのデータが書き込まれる。従って記録パターン
上に一単位として取り扱うフィールドごとに完結したイ
ンターリーブを行え、フィールド単位での記録再生を可
能とする。また、音声PCM信号は、インターフェイス
を通さず直接信号処理回路に送り出す。それによって斜
交非完結インターリーブ方式を採り、映像信号からの音
声PCM信号の遅延を少なく再生することが可能であ
る。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態例を
図1により説明する。図1は、本発明が適用されたPC
M信号記録再生装置を示すブロック図であり、11はA
/D変換器、31はD/A変換器、46はディジタルデ
ータ入力端子、48は音声入力端子、49は音声出力端
子、51はディジタルデータ出力端子、100は訂正回
路、101〜102はインターリーブ回路、103は訂
正回路、104〜106はスイッチ回路であり、100
〜105は記録系信号処理回路107を構成する。また
108は訂正回路、109〜110はインターリーブ回
路、111は訂正回路、112〜114はスイッチ回路
であり、108〜113は再生系信号処理回路115を
構成する。 【0013】図1に示されるPCM信号記録再生装置に
ディジタルデータが入力される場合、スイッチ回路10
4〜106は連動しており、スイッチ回路106はディ
ジタルデータ入力端子46を選択し、スイッチ回路10
4〜105はインターリーブ回路102を選択する。デ
ィジタルデータ入力端子46より入力されたデータは、
訂正回路100でパリティ付加等の信号処理を施された
後、インターリーブ回路102で斜交完結インターリー
ブされ、さらに訂正回路103でパリティ付加等の信号
処理を施され、記録再生回路14で記録媒体に記録され
る。スイッチ回路112〜114は連動しており、ディ
ジタルデータ再生時は、スイッチ回路112〜113は
デインターリーブ回路110を選択し、スイッチ回路1
14はディジタルデータ出力端子51を選択する。媒体
に記録されたディジタルデータは、記録再生回路14か
ら訂正回路111に送られ訂正処理が行われた後、斜交
完結インターリーブ方式でデインターリーブがなされ、
さらに訂正回路108で訂正処理された後、ディジタル
データ出力端子51より出力される。また音声PCM信
号が入力された場合は、スイッチ回路106はA/D変
換器11を選択し、スイッチ回路104〜105はイン
ターリーブ回路101を選択する。音声信号入力端子よ
り入力された信号は、A/D変換器11でA/D変換さ
れた後、訂正回路100で信号処理され、インターリー
ブ回路101で斜交非完結インターリーブがなされる。
さらに訂正回路103で信号処理され記録再生回路14
で媒体に記録される。音声PCM信号の再生時は、スイ
ッチ回路112〜113はデインターリーブ回路109
を選択し、スイッチ回路114はD/A変換器31を選
択する。記録再生回路14により再生された音声PCM
信号は、訂正回路111で訂正処理された後、デインタ
ーリーブ回路110で斜交非完結方式でデインターリー
ブがなされ、訂正回路108でさらに訂正処理された
後、D/A変換器31でD/A変換され、再生された音
声信号は、音声信号出力端子49より出力される。 【0014】以上、本実施の形態例によれば、斜交非完
結インターリーブ方式と、斜交完結インターリーブ方式
を切換えることができるので、音声PCM信号と映像信
号を同時に多重記録した場合は、再生された音声信号の
映像信号からの遅延が少なく、ディジタルデータを記録
するときは、フィールド単位での記録再生を行うことが
できる効果がある。 【0015】次に本発明に適するデータ構成例を図2を
用いて説明する。図2は1ブロックのデータ構成を示し
たもので、1ブロックは、同期信号(SYNC)、付加
データ(ID)、ブロックアドレス信号(BLOCK
ADDRESS)、パリティ信号(PARITY)の4
シンボルと、C1パリティ、C2パリティを含んだ34シ
ンボルの合計38シンボルからなる。本構成によれば、
付加データとしてインターリーブ方式の選択信号を用い
ることにより、再生時に記録データに適するインターリ
ーブ方式を選択することができる。 【0016】本発明の別の実施の形態例を図3により説
明する。図3は、本発明が適用されたPCM信号記録再
生装置を示すブロック図であり、1〜2はRAM、3は
切換器、4〜6はスイッチ回路、7〜8はアドレスカウ
ンタ、9は書き込み制御回路、54は書き込み制御信
号、55はアドレス制御信号、44はA/D変換器サン
プル同期信号、45はフィールド同期信号であり、1〜
9はインターフェイス回路10を構成する。11はA/
D変換器、13は記録系信号処理回路、14は記録再生
回路、15〜16はRAM、17は切換器、18〜20
はスイッチ回路、21〜22はアドレスカウンタであ
り、15〜22はインターフェイス回路23を構成す
る。31はD/A変換器、32は再生系信号処理回路、
46はディジタルデータ入力端子、47はディジタルデ
ータ同期信号入力端子、48は音声入力端子、49は音
声出力端子、50はディジタルデータ同期信号出力端
子、51はディジタルデータ出力端子である。ディジタ
ルデータ入力端子46から入力されたデータは、スイッ
チ回路4により選択されたRAM1もしくはRAM2に
書き込まれる。スイッチ回路5はスイッチ回路4がRA
M1を選択したときは、RAM2が選択され、スイッチ
回路4がRAM2を選択したときは、RAM1が選択さ
れる。従ってRAM1に入力データが書き込まれている
ときは、RAM2のデータがスイッチ回路5によりスイ
ッチ回路6に出力され、RAM2に入力データが書き込
まれているときは、RAM1のデータがスイッチ回路5
によりスイッチ回路6に出力される。スイッチ回路6
は、音声PCM信号記録時は、音声入力端子48より入
力されてA/D変換器11で変換された音声PCM信号
を選択し、ディジタルデータ記録時は、スイッチ回路5
の出力を選択し、選択された信号は記録系信号処理回路
13に出力される。アドレスカウンタ7はデータを送り
出すコンピュータ側からの同期信号をディジタルデータ
同期信号入力端子47から受け取り、この同期信号に従
ってRAM1もしくはRAM2の書き込みアドレスを順
次変更する。ディジタルデータの記録再生は、1〜数個
のフィールド単位で行われる。各フィールドは、通常、
複数個のブロックから成る。アドレスカウンタ8は、記
録再生を行う際まとめて取り扱うフィールドのうち最後
の1フィールドの先頭のブロックアドレスを書き込み制
御信号54に同期して、RAM1もしくはRAM2へ出
力し、A/D変換器サンプル同期信号44に同期して読
みだしアドレスを変更していく。また、最後の1フィー
ルドのデータの、RAM1もしくはRAM2からの読み
だしが終了するとともに、フィールド同期信号45に同
期して記録しようとするフィールドの先頭のアドレスを
RAM1もしくはRAM2に出力し、以下、A/D変換
器サンプル同期信号44に同期して読みだしアドレスを
順次変更していく。切換器3はRAM1へ入力データが
書き込まれるときは、RAM1にはアドレスカウンタ7
の出力を選択し、RAM2にはアドレスカウンタ8の出
力を選択し、RAM2へ入力データが書き込まれるとき
は、RAM2にはアドレスカウンタ7の出力を選択し、
RAM1にはアドレスカウンタ8の出力を選択する。書
き込み制御回路9は、フィールド同期信号45に従っ
て、記録再生回路14の記録の制御及び、アドレスカウ
ンタ8の制御を行う。スイッチ回路6でディジタルデー
タもしくは音声PCM信号が選択され、記録系信号処理
回路13で斜交非完結インターリーブ等の、信号処理が
行われ、記録再生回路14へ送られ記録される。記録再
生回路14は、音声PCM信号再生時は通常の再生を行
い、ディジタルデータ再生時は繰返し再生を行う。記録
再生回路14により再生されたデータは、再生系信号処
理回路32で信号処理され、スイッチ回路20へ出力さ
れる。スイッチ回路20に入力されたデータは、入力さ
れたデータが音声PCM信号ならばD/A変換器31へ
出力され、D/A変換された後、音声出力端子49より
出力される。また入力されたデータがディジタルデータ
ならば、スイッチ回路19へ出力される。スイッチ回路
19は、RAM15もしくはRAM16を選択し、入力
されたデータをRAM15もしくはRAM16に書き込
む。スイッチ回路18は、スイッチ回路19でRAM1
5を選択したときはRAM16が選択され、スイッチ回
路19でRAM16を選択したときはRAM15が選択
される。従ってRAM15にデータが書き込まれている
ときは、RAM16のデータがディジタルデータ出力端
子51に出力され、RAM16にデータが書き込まれて
いるときは、RAM15のデータがディジタルデータ出
力端子51に出力される。アドレスカウンタ22は、再
生系信号処理回路32からのA/D変換サンプル同期信
号44と、記録再生回路14からのフィールド同期信号
45に従って、RAM15もしくはRAM16の書き込
みアドレスを順次変更する。アドレスカウンタ21は、
データを受け取るコンピュータ側からの同期信号をディ
ジタルデータ同期信号入力端子50から受け取り、この
同期信号に従ってRAM15もしくはRAM16の読み
だしアドレスを順次変更していく。切換器17はRAM
15に再生データが書き込まれているときは、RAM1
5にはアドレスカウンタ22の出力を選択し、RAM1
6にはアドレスカウンタ21の出力を選択し、RAM1
6に再生データが書き込まれているときは、RAM16
にはアドレスカウンタ22の出力を選択し、RAM15
にはアドレスカウンタ21の出力を選択する。 【0017】以上、本実施の形態例によれば、斜交非完
結インターリーブを行う記録再生系において、インター
フェイス回路10及びインターフェイス回路23を付加
することにより、フィールド単位で信号処理を完結させ
ることができ、映像信号にたいして遅延の少ない音声P
CM信号の再生と、フィールド単位での記録再生を可能
とする効果がある。 【0018】図4は、図3記載の実施例のタイムチャー
トの一例を示したものである。本タイムチャートにおい
ては、2フィールド単位で記録再生をおこない、2フィ
ールドをB0〜B269の270ブロックに分割してい
る。このフィールド数及びブロック数は、一例でありこ
の数に限定されるものではなく、もちろん1フィールド
単位での記録再生も可能である。インターフェイス回路
10は、RAM1ないしRAM2に、2フィールド分の
データが書き込まれた後、後半1フィールド分のデー
タ、即ち、B135〜B269を再生系信号処理回路1
3に出力する。これをプリリピートと称する。それに引
き続き、2フィールド分のデータ、即ち、B0〜B26
9が記録系信号処理回路13に出力される。記録系信号
処理回路13に入力された上記データは、斜交インター
リーブされると2フィールドで完結した記録信号パター
ンを成す。記録された信号は、繰返し再生を行うことに
より、斜交非完結インターリーブされた記録パターンを
再生する。再生信号は、インターフェイス回路23を通
して外部装置とのタイミングが取られ出力される。従っ
て2フィールド単位でのデータの記録再生が可能とな
る。 【0019】次に、図5に、図3記載の実施例における
アドレスカウンタ8の実際の構成例を示す。図5におい
て、43はフィールドカウンタ、42はデコーダ、41
はブロックカウンタ、45はフィールド同期信号、44
はA/D変換器サンプル同期信号、54は書き込み制御
信号、55はアドレス信号である。フィールドカウンタ
43は、フィールド同期信号45をカウントし、フィー
ルドカウンタ43の出力が、デコーダ42によりデコー
ドされリセット信号が作成されブロックカウンタ41に
入力される。ブロックカウンタ41は、書き込み制御信
号54によりプリセットされ、A/D変換器サンプル同
期信号44をカウントし、アドレス信号55をプリリピ
ート開始のブロックのアドレスより順次変更し、プリリ
ピートを制御する。引き続きデコーダ42からのリセッ
ト信号を受けた時点より再度A/D変換器サンプル同期
信号44をカウントし、メモリ1もしくはメモリ2が先
頭のブロックから順次データを出力するように、アドレ
ス信号55を順次変更する。以上、アドレスカウンタ8
は簡易な構成で実現されることを示した。 【0020】次に、本発明において、信号処理において
斜交非完結インターリーブ方式を取るエンコーダを用い
た実施の形態例を示す。図6は、本発明が適用されたP
CM信号記録再生装置のエンコーダの一例を示すブロッ
ク図である。 【0021】音声PCM信号が記録される際には、16
ビット量子化された2チャンネルのオーディオ信号、L
m、Rm、Lm+1、Rm+1は、8ビット1シンボルに2分割
される。Lmに対し、上位8ビットLm,u、下位8ビット
m,lで示される。Lm〜Lm+5、Rm〜Rm+5の12個の
データ即ち24個のシンボル(Lm,u、Lm,l
m+5,u、Rm+5,l)のデータはブロックを構成し、以下
に示す、ブロックを単位とする処理が行われる。よっ
て、mは、0,6,18,…と、6の倍数の値をとる。
また、ディジタルデータを記録する際には、24個のデ
ータBn,0〜Bn,23のデータは、ブロックを構成し、以
下に示すブロックを単位とする処理が行われる。nはブ
ロックの番号であり0,1,2…と整数値を取る。図6
中の各構成は、指定の無いかぎり、遅延回路を示し、そ
の中の数字は、遅延量を示すものである。例えば3Dで
示してあるものは、D=4から12ブロックの遅延時間
を与える遅延回路を意味する。 【0022】16ビット、2チャンネルのオーディオデ
ータは、はじめに、音声PCM信号では、偶数番目のデ
ータLm、Rm、Lm+2、Rm+2、Lm+4、Rm+4と奇数番目
のデータLm+1、Rm+1、Lm+3、Rm+3、Lm+5、Rm+5
まとめ、ディジタルデータでは、Bn,0〜Bn,3、Bn,8
〜Bn,11、Bn,16〜Bn,19とBn,4〜Bn,7、Bn,12〜B
n,15、Bn,20〜Bn,23をまとめる配置変換がシンボル配
置変換回路40で行われ遅延回路33に加わる。遅延回
路33では、音声PCM信号では2分割された16ビッ
トデータの上位8ビットのシンボルにのみ、ディジタル
データでは、偶数番目のデータにのみ、D=4ブロック
なる遅延を行う。また、音声PCM信号では、奇数番目
のデータLm+1、Rm+1、Lm+3、Rm+3、Lm+5、Rm+5
関して、ディジタルデータでは、Bn,4〜Bn,7、Bn,12
〜Bn,15、Bn,20〜Bn,23に関して、遅延回路35によ
り、各シンボル12ブロックの遅延を行う。 【0023】遅延回路33、遅延回路35によりの出力
は、外符号化回路34により、誤り検出訂正符号Qm,0
〜Qm,5を生成する。 【0024】外符号化回路34の出力Qm,0〜Qm,5の6
シンボルを含む30シンボルのデータは、インターリー
ブ回路36により、分散が行われる。 【0025】インターリーブ回路36の出力は、シンボ
ル配置変換回路37により、6ヵ所でシンボル配置を変
換する。 【0026】この後、スクランブル回路38により、隣
接したシンボルを1ブロックの遅延処理前後で、内符号
化回路39による誤り検出訂正符号Pm,0〜Pm,3を付加
された記録データは、ブロック同期信号、IDワード、
ブロックアドレス信号、IDワードのためのパリティな
どのヘッダー部分が付加され記録媒体に記録される。 【0027】以上本実施例によれば、音声PCM信号が
映像信号からの短い遅延での再生を実現する。従って、
視聴者に違和感を与えないという効果を持つ。 【0028】次に図6記載の実施例において、2フィー
ルド=270ブロック単位で情報データの記録再生を行
う場合について図7を用いて説明する。図5は、インタ
ーフェイス回路により(1フィールド=135ブロッ
ク)のデータがプリリピートされた後、2フィールド=
ブロックのデータが図6に示すエンコーダにより処理さ
れた場合のデータの記録パターンを示す。図7におい
て、Bm,nは一つのデータを示しmは単位として取り扱
う2フィールド分のデータのすべてのブロックごとに割
り当てられた番号で0〜269となり、nはブロック内
の各データ個とに割り当てられた番号であり、1ブロッ
ク24データからなるため0〜23となる。各ブロック
のデータは、斜め方向に分散されるが、エンコーダの最
大遅延量が129ブロックであるのに対し135ブロッ
クのデータをプリリピートするため、プリリピートを行
わなければ、前フィールドのデータが記録される所に、
プリリピートしなければ次のフィールドに記録されるデ
ータが記録される。一例を挙げると、B141,23はプリリ
ピートがなされない場合は次のフィールドに記録される
が、プリリピートがなされなければ前フィールドのデー
タが記録される位置(ブロックアドレス,記録方向)=
(0,29)に記録されることになる。こうして、図5
に示す記録パターンは記録しようとする2フィールドの
データのみとなり、2フィールドごとに完結した記録パ
ターンが作られる。従って2フィールド単位でデータの
記録再生を行うことが可能となる。 【0029】図8は磁気テープ上の記録パターンであ
る。52は磁気テープであり、53は記録トラックであ
る。磁気テープ52上の記録トラック53はそれぞれ1
フィールドを示し、音声信号時は斜交非完結インターリ
ーブされた記録パターンが、また情報データを記録する
ときは、単位として取り扱うフィールドごとに完結され
た記録パターンがそれぞれ記録される。 【0030】 【発明の効果】以上、本発明によれば、フィールド単位
で完結しないためデータ利用時のフィールド単位での取
り扱いが困難である非完結インターリーブ方式と、デー
タ遅延が問題となる完結インターリーブ方式のそれぞれ
に対応した記録信号の再生を一つのシステムで可能とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。 【図2】本発明に好適なデータの構成例を示す配置図。 【図3】本発明の一実施例を示すブロック図。 【図4】本発明の一実施例のタイムチャート。 【図5】第3図の部分的な構成例を示すブロック図。 【図6】本発明に好適なエンコーダの一例を示すブロッ
ク図。 【図7】本発明による記録パターンの一例を示すパター
ン図。 【図8】磁気テープ上の記録パターンの一例を示すパタ
ーン図である。 【符号の説明】 1…RAM、 2…RAM、 3…切換機、 7…アドレスカウンタ、 8…アドレスカウンタ、 9…書き込み制御回路、 23…インターフェイス回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−285778(JP,A) 特開 昭63−83968(JP,A) 特開 昭64−86371(JP,A) 特開 昭61−28224(JP,A) 特開 昭61−29463(JP,A) 特開 昭60−201576(JP,A) 特開 昭59−134937(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/12 - 20/12 103 G11B 20/18 536 G11B 20/18 542

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数シンボルを単位とするブロックのデータを再生
    するPCM信号再生装置であって、 記録媒体の物理的一定エリアで前記ブロックデータが完
    結する完結分散方式に対応する完結デインターリーブ手
    段と、完結しない非完結分散方式に対応する非完結デイ
    ンターリーブ手段と、該完結デインターリーブ手段と非
    完結デインターリーブ手段のいずれか一方のデインター
    リーブ手段を選択する切換え手段を設け、再生時のデイ
    ンターリーブ方法を切換え可能としたことを特徴とする
    PCM信号再生装置。 2.複数シンボルを単位とするブロックのデータの再生
    信号の誤りデータを検出訂正する第1の復号化手段と、
    該第1の復号化手段の出力をデインターリーブする再生
    系分散手段と、該再生系分散手段の出力の誤りデータを
    検出訂正する第2の復号化手段を有するPCM信号再生
    装置において、 前記再生系分散手段は、記録媒体の物理的一定エリアで
    前記ブロックデータが完結する完結分散方式に対応する
    完結デインターリーブ手段と、完結しない非完結分散方
    式に対応する非完結デインターリーブ手段とを具備し、 該完結デインターリーブ手段と非完結デインターリーブ
    手段のいずれか一方を選択する切換え手段を設け、再生
    時のデインターリーブ方法を切換え可能としたことを特
    徴とするPCM信号再生装置。3.複数シンボルを単位
    とするブロックのデータが、物理的一定エリアでブロッ
    クデータが完結して記録された媒体もしくは、物理的一
    定エリアでブロックデータが完結しないで記録された媒
    体から、データを読み取る読取手段と、複数シンボルを
    単位とするブロックのデータの再生信号の誤りデータを
    検出訂正する第1の復号化手段と、該第1の復号化手段
    の出力をデインターリーブする再生系分散手段と、該再
    生系分散手段の出力の誤りデータを検出訂正する第2の
    復号化手段を有するPCM信号再生装置において、 再生される記録媒体は、物理的一定エリアでブロックデ
    ータが完結して記録された媒体か、物理的一定エリアで
    ブロックデータが完結しないで記録された媒体かを判定
    する手段と、 前記再生系分散手段は、記録媒体の物理的一定エリアで
    前記ブロックデータが完結する完結分散方式に対応する
    完結デインターリーブ手段と、完結しない非完結分散方
    式に対応する非完結デインターリーブ手段とを具備し、 該完結デインターリーブ手段と非完結デインターリーブ
    手段のいずれか一方を選択する切換え手段を設け、再生
    時のデインターリーブ方法を切換え可能としたことを特
    徴とするPCM信号再生装置。
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