JPH07320412A - データ記録装置及び記録媒体 - Google Patents

データ記録装置及び記録媒体

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JPH07320412A
JPH07320412A JP13375694A JP13375694A JPH07320412A JP H07320412 A JPH07320412 A JP H07320412A JP 13375694 A JP13375694 A JP 13375694A JP 13375694 A JP13375694 A JP 13375694A JP H07320412 A JPH07320412 A JP H07320412A
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JP
Japan
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JP13375694A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Ogasawara
仁 小笠原
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘリカルスキャン方式のデータ記録装置にお
いて、バーストエラー発生時におけるデータの信頼性向
上を、簡便な構成で低コストで実現する。 【構成】 同一内容の偶数サブフレームEと奇数サブフ
レームQは、テープ送り方向に対して離間した配置とな
っている。矢印FAで示すテープ送り方向にキズが生じ
たとすると、トラックTAの偶数サブフレームE1と、
トラックTBの奇数サブフレームQ2がダメージを受け
てバーストエラーとなる。しかし、偶数サブフレームE
1については奇数サブフレームQ1が同一データ内容とな
っており、奇数サブフレームQ2については偶数サブフ
レームE2が同一データ内容となっている。これらのサ
ブフレームデータQ1,E2が再生されれば、ダメージの
影響が防止され、信頼性の高いデータの記録再生が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気テープに対して
ヘリカルスキャン方式でデジタル情報を記録するデータ
記録装置及びその記録装置によって情報が記録された記
録媒体に関するものである。
【0002】
【背景技術と発明が解決しようとする課題】磁気テープ
上に記録されるデジタルデータの再生時における信頼性
の向上を図るための手法としては、特公平3−2198
8号公報に開示された『回転ヘッド形磁気記録再生装置
およびその記録再生方式』がある。この手法によれば、
図9に示すように、A,B各チャンネルのデジタルデー
タは、偶数サンプル群aと奇数サンプル群bとに分けら
れる。そして、同一チャンネルの各偶数データ群は、走
査毎に、しかもヘッドの走査方向に対して離れた位置に
配置される。図示の例では、トラックT1に、Aチャン
ネルの偶数サンプル群aと、Bチャンネルの奇数サンプ
ル群bとが記録される。また、トラックT2に、Bチャ
ンネルの偶数サンプル群aと、Aチャンネルの奇数サン
プル群bとが記録される。
【0003】これにより、2個のヘッドのうちの一方に
目づまりが生じて信号が欠落しても、同一チャンネルの
偶数又は奇数のいずれか一方のサンプル群は得られ、連
続したサンプル誤りは生じない。しかし、この手法で
は、各チャンネルについて得られるデータが偶数又は奇
数の一方のサンプル群であり、データ数が大幅に減って
しまい、再生品質が低下せざるを得ない。
【0004】そこで、別の手法として、同じデータを単
純に2度記録する方法がある。再生時には、同じデータ
が磁気テープ上から読み出される。そして、いずれかダ
メージを受けた方のデータを捨て、他方のダメージのな
い方のデータを採るようにする。両方のデータにダメー
ジが生じない限り良好なデータ再生ができ、信頼性が向
上する。しかし、磁気テープ上における記録位置が極め
て近い,誤り訂正符号などのデータ保護体系が同じな
ど、ほぼ同一の条件下で単純にデータを二重書きしただ
けでは、バーストエラーが発生した場合などは2つのデ
ータがいずれもダメージを受けてしまう。このため、デ
ータの信頼性はそれほどには向上しない。
【0005】他の手法としては、記録データに誤り訂正
符号を付加するとともに、更に大きなデータ単位(例え
ば数十トラック分のデータ)に対して別の誤り訂正符号
を付加する方法がある。2重の誤り訂正を行うことで、
高信頼性を得ている。しかし、この手法では、大容量メ
モリや複雑な誤り訂正符号回路などが必要となり、ハー
ドウェア面でコストがかかりすぎる。
【0006】この発明は、これらの点に着目したもの
で、その目的は、バーストエラー発生時におけるデータ
の信頼性向上を、簡便な装置構成で低コストで実現でき
るデータ記録装置及び記録媒体を提供することを、その
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段と作用】前記目的を達成す
るため、この発明は、処理対象のシーケンシャルデータ
を、同一のデータが2つ連続するように変換するととも
に、偶数番目のデータと奇数番目のデータとに分離す
る。そして、分離された各データを、同一データがテー
プ幅方向で離間した位置となるように一定単位で配列変
換して合成し、合成されたデータをヘリカルスキャン方
式で磁気テープに記録することを特徴とする。同一のデ
ータがテープ幅方向に離間して配置されるので、テープ
送り方向のエラーが発生しても、信頼性の高いデータの
記録再生が可能となる。また、この発明は、前記一定単
位に対して別々の誤り訂正符号をかけ、この誤り訂正符
号をかけたデータを、同様にヘリカルスキャン方式で磁
気テープに記録することを特徴とする。誤り訂正符号に
よって更にデータの信頼性が向上する。この発明の前記
及び他の目的,特徴,利点は、次の詳細な説明及び添付
図面から明瞭になろう。
【0008】
【好ましい実施例の説明】この発明のデータ記録装置及
び記録媒体には数多くの実施例が有り得るが、ここでは
適切な数の実施例を示し、詳細に説明する。 <実施例1>最初に、図1〜3を参照しながら実施例1
について説明する。図1には、実施例1におけるデータ
の振り分け手法が示されている。同図において、音声,
映像,コンピュータデータなどの処理対象のシーケンシ
ャルなデジタルデータD0,D1,D2,D3,……は、同
一のデータを2つづつ並べた配列となっている。つま
り、同図(A)に示すように、データD0,D1の内容
は、同一データdaである。データD2,D3の内容は、
同一データdbである。以下、同様である。
【0009】このようなデジタルデータD0,D1,D
2,D3,……は、同図(B),(C)に示すように、偶
数番目データと奇数番目データとに振り分けられる。そ
して、偶数番目データD0,D2,D4,D6,……を16
0個を一定単位としてまとめ、これを偶数サブフレーム
E0,E1,E2,……とする。奇数番目データD1,D
3,D5,D7,……についても同様に160個を一定単
位としてまとめ、これを奇数サブフレームQ0,Q1,Q
2,……とする。
【0010】上述したように、同一データが連続してい
るので、偶数サブフレームと奇数サブフレームとは、い
ずれも同一のデータ内容となる。つまり、偶数サブフレ
ームE0と奇数サブフレームQ0は同一のデータ内容であ
り、偶数サブフレームE1と奇数サブフレームQ1は同一
のデータ内容である。他のサブフレームについても同様
である。
【0011】このようなサブフレームにまとめられたデ
ータは、図2に示すように磁気テープ10上のヘリカル
スキャントラックに記録される。すなわち、偶数サブフ
レームE0,E1,E2,……と奇数サブフレームQ0,Q
1,Q2,……とが交互に順番に記録される。例えば、ト
ラックTAには、E1,Q0,E2,Q1,E3の順にデー
タが記録される。次のトラックTBには、Q2,E4,Q
3,E5,Q4の順にデータが記録される。他のトラック
についても同様である。なお、偶数サブフレームE0
は、トラックTAの前のトラック(図示せず)に記録さ
れる。
【0012】図3には、このようなデータ記録を行うた
めの記録装置が示されている。同図において、記録の対
象となるデータが供給されるサンプリング回路12の出
力側は、切換スイッチ14に接続されている。この切換
スイッチ14は、入力データを偶数番目データと奇数番
目データとに振り分けるためのもので、偶数番目データ
の出力側は、160データメモリ16の入力側に接続さ
れている。また、奇数番目データの出力側は、160デ
ータ遅延回路18の入力側に接続されている。この16
0データ遅延回路18の出力側は、160データメモリ
20の入力側に接続されている。そして、160データ
メモリ16,20の出力側は、選択スイッチ22の切換
入力側にそれぞれ接続されている。
【0013】次に、このようなデータ記録装置の動作を
説明すると、サンプリング回路12では、入力データに
対して2倍クロックによる2倍のデータサンプリングが
行われる。これによって、入力データが、同一データが
2つずつ連続するデジタルデータD0,D1,D2,D3,
……に変換される。切換スイッチ14では、データ入力
に応じて交互に出力が切り換えられ、偶数番目データD
0,D2,D4,……は160データメモリ16側に、奇
数番目データD1,D3,D5,……は160データ遅延
回路18に、それぞれ分離供給される。160データ遅
延回路18では、入力された奇数番目データが160デ
ータ分遅延されて160データメモリ20に供給され
る。
【0014】このような動作により、160データメモ
リ16には偶数番目データD0,D2,D4,……が16
0個,つまり偶数サブフレーム分格納される。また、1
60データメモリ20には奇数番目データD1,D3,D
5,……が160個,つまり奇数サブフレーム分格納さ
れる。なお、遅延回路18による遅延処理のため、16
0データメモリ20には160データ,つまり1サブフ
レーム遅延したデータが格納される。
【0015】これらのサブフレームデータは、選択スイ
ッチ22によってサブフレーム毎に交互に切換出力され
る。例えば、選択スイッチ22が160データメモリ1
6側に切り換えられて偶数サブフレームE1が出力され
たとすると、その後は、選択スイッチ22が160デー
タメモリ20側に切り換えられて奇数サブフレームQ0
が出力される。この動作が繰り返され、選択スイッチ2
2からは、E1,Q0,E2,Q1,E3,Q2,E4,Q3,
E5,Q4,……の順に配列変換されてデータが出力され
ることになる。これらのサブフレームデータは、図2に
示したように磁気テープ10に順に記録される。
【0016】次に、以上のような実施例1の作用を説明
する。上述したように、偶数サブフレームと奇数サブフ
レームは、同じデータ内容となっている。そして、それ
ら同一データ内容のサブフレームは、図2に示すよう
に、テープ送り方向(テープ長手方向)に対して重なら
ないような配置となっている。別言すれば、テープ幅方
向に離間して配置されている。このようなインターリー
ブが行われているため、再生時に発生頻度の高いテープ
送り方向のキズによる影響が分散されるようになる。
【0017】例えば、矢印FAで示すテープ送り方向に
キズが生じたとすると、トラックTAの偶数サブフレー
ムE1と、トラックTBの奇数サブフレームQ2がダメー
ジを受けてバーストエラーとなる。しかし、偶数サブフ
レームE1については奇数サブフレームQ1が同一データ
内容となっており、奇数サブフレームQ2については偶
数サブフレームE2が同一データ内容となっている。つ
まり、テープ幅の1/10以上離れた位置に、同一内容
のデータが記録されている。従って、それらのサブフレ
ームデータQ1,E2が再生されれば、結果的にダメージ
の影響が防止され、信頼性の高いデータの記録再生が可
能となる。
【0018】<実施例2>次に、図4及び図5を参照し
ながら実施例2について説明する。この実施例2では、
上述したサブフレームのうちの対応するものに誤り訂正
符号を付加するようにしたものである。シーケンシャル
データD0,D1,D2,……に対して図1に示したサブ
フレーム分けを行う点は、前記実施例1と同様である。
そして、図1(B),(C)のようにインターリーブを
施した上下のサブフレームの組,E1とQ0,E2とQ1,
E3とQ2,……の一定単位で誤り訂正符号が付加され
る。そして、図4に示すように、磁気テープ10上のヘ
リカルスキャントラックに記録される。誤り訂正符号と
しては、リードソロモン符号などの音声信号処理用のも
のが用いられる。
【0019】図5には、以上の処理を行うデータ記録装
置が示されている。実施例1と異なる点を説明すると、
106データメモリ16,20の入力側が誤り訂正符号
生成回路30に接続されている。そして、160データ
メモリ16,20,及び誤り訂正符号生成回路30の出
力側は、選択スイッチ32の切換入力側にそれぞれ接続
されている。
【0020】サンプリング回路12から180データ1
6,20に至る回路の動作は、実施例1と同様である。
誤り訂正符号付加回路30では、入力される対応サブフ
レームデータに対して誤り訂正符号が生成される。生成
された誤り訂正符号は、選択スイッチ32で、該当する
サブフレームデータに付加され、図4に示すように磁気
テープ10に記録される。
【0021】次に、以上のような実施例2の作用を説明
する。誤り訂正符号は、対応するサブフレーム,E1と
Q0,E2とQ1,E3とQ2,……の組に対して生成され
ている。別言すれば、同一データ内容のサブフレームに
対して異なる誤り訂正符号が生成されている。もちろ
ん、各サブフレームデータは、各トラック上において実
施例1のようにインタリーブを施した配置となってい
る。
【0022】このため、各誤り訂正符号によって訂正可
能な範囲が磁気テープ10上で分散された形となり、同
一データに対して同時エラーが起きる頻度を極めて少な
くできる。これにより、実施例1よりも更に信頼性の高
いデータの記録再生が可能となる。また、音声信号処理
用の誤り訂正符号を用いているので、コスト的にも有で
ある。
【0023】<実施例3>次に、図6及び図7を参照し
ながら実施例3について説明する。この実施例3は、同
時系列の2チャンネルのシーケンシャルデータL0,L
1,L2,L3,……と、R0,R1,R2,R3,……を扱
う実施例である。なお、L0,L1,L2,L3,……と、
R0,R1,R2,R3,……の添字は前記実施例と同様に
時系列順を示し、同じ番号は同時刻の入力データである
ことを示す。また、図6に示すように、L0=R0=d
a,L1=R1=db,L2=R2=dc,……となってい
る。
【0024】図7には、実施例3のデータ記録装置が示
されている。記録対象のデータ入力側は、320データ
メモリ40,42,誤り訂正符号生成回路46,48に
それぞれ接続されている。そして、320データメモリ
40及び誤り訂正符号生成回路44の出力側は選択スイ
ッチ48の切換入力側に接続されており、320データ
メモリ42及び誤り訂正符号生成回路46の出力側は選
択スイッチ50の切換入力側に接続されている。選択ス
イッチ48,50の出力側は選択スイッチ52の切換入
力側にそれぞれ接続されている。
【0025】この実施例3の作用を説明する。図6に示
したように、各チャンネルのシーケンシャルデータL
0,L1,L2,L3,……、R0,R1,R2,R3,……
は、同一データが順に並んでいる。これらが320デー
タメモリ40,42にそれぞれ格納される。誤り訂正符
号生成回路44,46では、シーケンスデータの320
個を一定単位として誤り訂正符号がそれぞれ生成され
る。選択スイッチ48,50では、320データメモリ
40,42から320データが出力されるとともに、そ
の後誤り訂正符号が出力される。この動作により、各チ
ャンネル別々に、320データに誤り訂正符号が生成付
加されて出力されたことになる。選択スイッチ52で
は、L,Rチャンネル交互にデータが選択されて出力さ
れ、磁気テープに記録される。
【0026】このように、実施例3によれば、同一のデ
ータがL,Rの各チャンネルに割当てられるとともに、
320データ単位で誤り訂正符号が付加される。このと
き、各チャンネル毎に別々の誤り訂正符号をかけるよう
にすれば、両チャンネル同時にエラーが生ずる確率が低
減され、信頼性の高いデータの記録再生が可能となる。
【0027】<実施例4>次に、図8を参照しながら実
施例4について説明する。図8には、実施例4のデータ
記録装置が示されており、同時系列の2チャンネルのシ
ーケンシャルデータのうち、Lチャンネルのシーケンシ
ャルデータL0,L1,L2,L3,……は切換スイッチ6
0に供給され、RチャンネルのシーケンシャルデータR
0,R1,R2,R3,……は1データ遅延回路62を介し
て切換スイッチ64に供給されるようになっている。
【0028】切換スイッチ60の切換出力側には、実施
例2と同様に、160データ遅延回路66,160デー
タメモリ68,70,誤り訂正符号生成回路72,選択
スイッチ74が設けられている。また、切換スイッチ6
4の切換出力側には、同様に、160データ遅延回路7
6,160データメモリ78,80,誤り訂正符号生成
回路82,選択スイッチ84が設けられている。また、
選択スイッチ74,84の出力側は選択スイッチ86に
接続されている。
【0029】図6に示したように、各チャンネルのシー
ケンシャルデータL0,L1,L2,L3,……、R0,R
1,R2,R3,……は、同一の内容のデータ配列となっ
ているが、実施例4では、1データ遅延回路62によっ
て1データ分相違するようになる。そして、Lチャンネ
ル側では、切換スイッチ60で偶数番目のデータと奇数
番目のデータに分離され、偶数番目のデータはそのまま
160データメモリ68に格納される。また、奇数番目
のデータは、160データ遅延回路66による160デ
ータ分の遅延の後、160データメモリ70に格納され
る。他方、誤り訂正符号生成回路72では、160デー
タメモリ68,70に格納されるデータに対する誤り訂
正符号が生成される。160データメモリ68,70の
格納データ及び誤り訂正符号生成回路72の誤り訂正符
号は、選択スイッチ74に供給され、ここで実施例2と
同様に出力される。
【0030】つまり、Lチャンネルのシーケンシャルデ
ータL0,L1,L2,L3,……は、偶数番目の160個
のデータと、奇数番目の160個のデータとに分離され
るとともに、160データ遅延によって偶数,奇数の前
後が配列変換された320データに対して誤り訂正符号
が付加される。そして、偶数番目データ,奇数番目デー
タ,誤り訂正符号の順で出力される。
【0031】同様の動作が、Rチャンネル側の切換スイ
ッチ64,160データメモリ78,80,160デー
タ遅延回路76,誤り訂正符号生成回路82,選択スイ
ッチ84でも、同様に行われる。ただし、1データ遅延
回路62による1データ遅延が行われているため、切換
スイッチ60,64における偶数番目データと奇数番目
データとが丁度逆の関係となる。
【0032】このため、選択スイッチ86から交互に出
力される各チャンネルのデータには、誤り訂正符号生成
回路72,82によって別々の誤り訂正符号がかけられ
ることになるとともに、更なるインターリーブが付加さ
れて磁気テープ上の離れた位置に記録されるようにな
る。従って、同一内容のデータに対して同時エラーが起
きる頻度は極めて低くなり、信頼性の高いデータの記録
再生が可能となる。
【0033】<他の実施例>この発明は、以上の開示に
基づいて多様に改変することが可能であり、例えば次の
ようなものがある。 (1)前記実施例では、160データや320データを
処理の一定単位としたが、必要に応じて適宜変更してよ
い。 (2)適用対象のデジタルデータとしては、音声,映像
などどのようなものでもよいが、音声データに好適であ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、次のような効果がある。 (1)同一データがテープ幅方向で離間した位置となる
ようにしたので、バーストエラーが生じても効果的に対
処でき、簡便な装置構成で低コストでデータ記録再生の
信頼性の向上を図ることができる。 (2)加えて、データの一定単位毎に別々の誤り訂正符
号を付加することとしたので、更にデータの信頼性が向
上する。 (3)2つのチャンネルのデータを同一とし、連続する
データがテープ幅方向で離間する配置となるようにした
ので、簡便な構成でデータの記録再生の信頼性が向上す
る。 (4)加えて、2つのチャンネルのデータを1データ分
ずらすとともに、一定単位で誤り訂正符号を付加するこ
ととしたので、更にデータの信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1におけるデータの分離と配
列変換の様子を示す図である。
【図2】実施例1におけるデータ記録の様子を示す図で
ある。
【図3】実施例1のデータ記録装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】実施例2におけるデータ記録の様子を示す図で
ある。
【図5】実施例2のデータ記録装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】実施例3におけるデータの様子を示す図であ
る。
【図7】実施例3のデータ記録装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】実施例4のデータ記録装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】背景技術におけるデータ記録の様子を示す図で
ある。
【符号の説明】
10…磁気テープ(記録媒体) 12…サンプリング回路(データ変換手段) 14…切換スイッチ(データ分離手段) 16…160データメモリ(配列変換手段) 18…160データ遅延回路(配列変換手段) 20…160データメモリ(配列変換手段) 22…選択スイッチ(配列変換手段) 30…誤り訂正符号生成回路(誤り訂正符号生成手段) 32…選択スイッチ(配列変換手段,誤り訂正符号生成
手段) 40,42…320データメモリ(配列変換手段) 44,46…誤り訂正符号生成回路(誤り訂正符号生成
手段) 48,50…選択スイッチ(配列変換手段,誤り訂正符
号生成手段) 52…選択スイッチ(配列変換手段) 60,64…切換スイッチ(データ分離手段) 62…1データ遅延回路(データ遅延手段) 66,76…160データ遅延回路(配列変換手段) 68,70,78,80…160データメモリ(配列変
換手段) 72,82…誤り訂正符号生成回路(誤り訂正符号生成
手段) 74,84…選択スイッチ(配列変換手段,誤り訂正符
号生成手段) 86…選択スイッチ(配列変換手段) D0,D1,D2,D3,…シーケンシャルデータ E0,E1,E2,E3,…偶数サブフレーム L0,L1,L2,L3,R0,R1,R2,R3,…シーケン
シャルデータ Q0,Q1,Q2,Q3,…奇数サブフレーム TA,TB…トラック da,db,dc,dd,…データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 572 B 8940−5D G 8940−5D

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象のシーケンシャルデータを、同
    一のデータが2つ連続するように変換するためのデータ
    変換手段;これによって変換されたデータを、偶数番目
    のデータと奇数番目のデータとに分離するデータ分離手
    段;これによって分離された各データを、同一データが
    テープ幅方向で離間した位置となるように、一定単位で
    配列変換するための配列変換手段;を備えたヘリカルス
    キャン方式のデータ記録装置。
  2. 【請求項2】 処理対象のシーケンシャルデータを、同
    一のデータが2つ連続するように変換するためのデータ
    変換手段;これによって変換されたデータを、偶数番目
    のデータと奇数番目のデータとに分離するデータ分離手
    段;これによって分離された各データを、同一データが
    テープ幅方向で離間した位置となるように、一定単位で
    配列変換するための配列変換手段;これによって配列変
    換されたデータの連続する一定単位に対して誤り訂正符
    号を生成する誤り訂正符号生成手段;これによって生成
    された誤り訂正符号を、該当するデータに付加する誤り
    訂正符号付加手段;を備えたヘリカルスキャン方式のデ
    ータ記録装置。
  3. 【請求項3】 第1のチャンネルのシーケンシャルデー
    タの連続する一定単位に対して、誤り訂正符号を生成す
    る第1の誤り訂正手段;これによって生成された誤り訂
    正符号を、該当するデータに付加する第1の誤り訂正符
    号付加手段;第1のチャンネルのシーケンシャルデータ
    と同一のデータ内容の第2のチャンネルのデータの連続
    する一定単位に対して、誤り訂正符号を生成する第2の
    誤り訂正手段;これによって生成された誤り訂正符号
    を、該当するデータに付加する第2の誤り訂正符号付加
    手段;第1及び第2の誤り訂正符号付加手段によって誤
    り訂正符号が付加された各チャンネルのデータを、一定
    単位毎に交互のチャンネルとなるように合成するデータ
    合成手段;を備えたヘリカルスキャン方式のデータ記録
    装置。
  4. 【請求項4】 第1のチャンネルのシーケンシャルデー
    タを、偶数番目のデータと奇数番目のデータとに分離す
    る第1のデータ分離手段;これによって分離された各デ
    ータを、連続するデータがテープ幅方向で離間した位置
    となるように、一定単位で配列変換するための第1の配
    列変換手段;これによって配列変換されたデータの連続
    する一定単位に対して誤り訂正符号を生成する第1の誤
    り訂正符号生成手段;これによって生成された誤り訂正
    符号を、該当するデータに付加する第1の誤り訂正符号
    付加手段;第1のチャンネルのシーケンシャルデータと
    同一のデータ内容の第2のチャンネルのデータを、1デ
    ータ分遅延するデータ遅延手段;これによって遅延され
    たデータを、偶数番目のデータと奇数番目のデータとに
    分離する第2のデータ分離手段;これによって分離され
    た各データを、連続するデータがテープ幅方向で離間し
    た位置となるように、一定単位で配列変換するための第
    2の配列変換手段;これによって配列変換されたデータ
    の連続する一定単位に対して誤り訂正符号を生成する第
    2の誤り訂正符号生成手段;これによって生成された誤
    り訂正符号を、該当するデータに付加する第2の誤り訂
    正符号付加手段;第1及び第2の配列変換手段によって
    配列が変換され、第1及び第2の誤り訂正符号付加手段
    によって誤り訂正符号が付加された各チャンネルのデー
    タを、一定単位毎に交互のチャンネルとなるように合成
    するデータ合成手段;を備えたヘリカルスキャン方式の
    データ記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3,又は4記載のデータ
    記録装置によってデータが記録された記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998044503A1 (fr) * 1997-03-31 1998-10-08 Sony Corporation Procede et dispositif d'enregistrement d'un signal d'information numerique

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