JPH069107A - 用紙搬送装置 - Google Patents
用紙搬送装置Info
- Publication number
- JPH069107A JPH069107A JP16446792A JP16446792A JPH069107A JP H069107 A JPH069107 A JP H069107A JP 16446792 A JP16446792 A JP 16446792A JP 16446792 A JP16446792 A JP 16446792A JP H069107 A JPH069107 A JP H069107A
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- sheet
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- sheets
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 重送により生じる可能性のあるズレの発生し
た用紙、或いは、白紙がそのまま装置外部に排出されな
いようにする。 【構成】 動作中に重送が検知された場合には、分離シ
ュート7位置を切り換える。すると、レーザプリンタ2
側から送られてきた用紙は、中間トレイ20側へは送ら
れずに、別の搬送路8へ送られ、重送紙収納部9に収納
される。
た用紙、或いは、白紙がそのまま装置外部に排出されな
いようにする。 【構成】 動作中に重送が検知された場合には、分離シ
ュート7位置を切り換える。すると、レーザプリンタ2
側から送られてきた用紙は、中間トレイ20側へは送ら
れずに、別の搬送路8へ送られ、重送紙収納部9に収納
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙搬送装置に係り、
特に重送が生じた場合に重送紙を外部に排出させないよ
うにした用紙搬送装置に関する。
特に重送が生じた場合に重送紙を外部に排出させないよ
うにした用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に複写機,ファクシミリ装置等は、
カセットに積載された枚葉紙を一枚毎に分離して給送す
る分離機構を有し、この機構により枚葉紙を一枚毎に装
置内の画像形成部に送り込み、枚葉紙上に画像を形成し
て装置外に排出している。
カセットに積載された枚葉紙を一枚毎に分離して給送す
る分離機構を有し、この機構により枚葉紙を一枚毎に装
置内の画像形成部に送り込み、枚葉紙上に画像を形成し
て装置外に排出している。
【0003】一方、何らかの原因により枚葉紙を一枚毎
に分離できず、2枚以上の枚葉紙が装置内部に搬送され
ることがある。かかる状態を「重送」と呼ぶ。従来、こ
の重送を検知する方法として、「用紙の厚さ」を検知す
ることにより重送の有無を検知する方法や、用紙を透過
する「透過光の変化」を検知することにより重送の有無
を検知する方法等が考えられていた。
に分離できず、2枚以上の枚葉紙が装置内部に搬送され
ることがある。かかる状態を「重送」と呼ぶ。従来、こ
の重送を検知する方法として、「用紙の厚さ」を検知す
ることにより重送の有無を検知する方法や、用紙を透過
する「透過光の変化」を検知することにより重送の有無
を検知する方法等が考えられていた。
【0004】複写機等の重送検知手段としては、次の2
通りの手段が知られている。第1の手段は、「画像形成
部以前」に重送検知手段を配置する場合で、重送検知手
段が重送を検知すると、捌きローラにより捌いて一枚ず
つ画像形成部に送り込む方法、或いは装置を停止させる
方法等である。第2の手段は、「画像形成部以降」に重
送検知手段を配置する場合で、画像の形成されている一
枚と他の白紙を分離し、画像の形成されている一枚のみ
を排出口より装置外へ排出し、前記白紙は、装置内の収
納部に送り込む方法である。
通りの手段が知られている。第1の手段は、「画像形成
部以前」に重送検知手段を配置する場合で、重送検知手
段が重送を検知すると、捌きローラにより捌いて一枚ず
つ画像形成部に送り込む方法、或いは装置を停止させる
方法等である。第2の手段は、「画像形成部以降」に重
送検知手段を配置する場合で、画像の形成されている一
枚と他の白紙を分離し、画像の形成されている一枚のみ
を排出口より装置外へ排出し、前記白紙は、装置内の収
納部に送り込む方法である。
【0005】しかし、前記「画像形成部以降」に重送検
知手段が配置されている場合には、重送状態が、図5
(A)に示すように用紙先端が重なっている場合と、図
5(B)に示すように先端がズレている場合がある。こ
の図5(B)に示す重送状態では、画像が用紙の所定位
置からズレてしまうこともあった。
知手段が配置されている場合には、重送状態が、図5
(A)に示すように用紙先端が重なっている場合と、図
5(B)に示すように先端がズレている場合がある。こ
の図5(B)に示す重送状態では、画像が用紙の所定位
置からズレてしまうこともあった。
【0006】また、従来例では重送検知手段の直後に白
紙を分離する分離手段が配置されているため、用紙先端
がズレていて先端が分離手段を通過後に重送と判断され
た場合には、分離手段の切り替えが間に合わずに、画像
が形成された用紙と一緒に白紙が排出されることがあっ
た。
紙を分離する分離手段が配置されているため、用紙先端
がズレていて先端が分離手段を通過後に重送と判断され
た場合には、分離手段の切り替えが間に合わずに、画像
が形成された用紙と一緒に白紙が排出されることがあっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、用紙によって
は特殊用紙(例えば、住民票,印鑑証明等)が使用され
ている場合もあり、白紙が装置外に排出されては、その
白紙が悪用される心配があった。
は特殊用紙(例えば、住民票,印鑑証明等)が使用され
ている場合もあり、白紙が装置外に排出されては、その
白紙が悪用される心配があった。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、重送により生じる可能性のある
画像ズレの発生した用紙、或いは、白紙がそのまま装置
外部に排出されないようにした用紙搬送装置を提供する
ことを目的とする。
になされたものであり、重送により生じる可能性のある
画像ズレの発生した用紙、或いは、白紙がそのまま装置
外部に排出されないようにした用紙搬送装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の用紙搬送装置は、上流側から搬送されてくる
用紙の重送状態を検出する重送検出装置と、この重送検
出装置の下流側に配設されていて、正常送りの用紙の搬
送方向と重送の用紙の搬送方向とを切替える切替え装置
と、重送の用紙を収納する重送用紙収納装置と、前記重
送検出装置が用紙の重送を検出した場合に、前記切替え
装置を重送の用紙の搬送方向に切替えて前記重送用紙収
納装置に収納せしめる制御を行う制御装置と、を備て構
成した。
に本発明の用紙搬送装置は、上流側から搬送されてくる
用紙の重送状態を検出する重送検出装置と、この重送検
出装置の下流側に配設されていて、正常送りの用紙の搬
送方向と重送の用紙の搬送方向とを切替える切替え装置
と、重送の用紙を収納する重送用紙収納装置と、前記重
送検出装置が用紙の重送を検出した場合に、前記切替え
装置を重送の用紙の搬送方向に切替えて前記重送用紙収
納装置に収納せしめる制御を行う制御装置と、を備て構
成した。
【0010】また、前記切替え装置の配設位置は、前記
重送検出装置の位置から前記用紙の搬送方向長さ以上に
離れた位置に構成した。
重送検出装置の位置から前記用紙の搬送方向長さ以上に
離れた位置に構成した。
【0011】
【作用】重送検出装置は、上流側から搬送されてくる用
紙が重送であるか否かを検出する。重送である場合に
は、制御装置が切替え装置を重送の用紙の搬送方向に切
替え、当該重送の用紙を重送用紙収納装置に搬送する。
従って、重送の場合には装置外部に排出されず、例え
ば、用紙が白紙のまま外部に排出されるのを防止でき
る。
紙が重送であるか否かを検出する。重送である場合に
は、制御装置が切替え装置を重送の用紙の搬送方向に切
替え、当該重送の用紙を重送用紙収納装置に搬送する。
従って、重送の場合には装置外部に排出されず、例え
ば、用紙が白紙のまま外部に排出されるのを防止でき
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した用紙搬送装置の実
施例である住民票自動発行装置を図面を参照して説明す
る。
施例である住民票自動発行装置を図面を参照して説明す
る。
【0013】図1に住民票自動発行装置1の用紙搬送部
の概略断面図を示す。図1に示すように、装置底部に
は、レーザープリンタ2が配置され、レーザープリンタ
2の排出口3からは、次に説明する中間トレイ20まで
レーザープリンタ2からの出力用紙を搬送する搬送路4
が形成されている。この搬送路4上を用紙(住民票)は
搬送ローラ5により、中間トレイ20まで搬送される。
中間トレイ20は、支点21を中心として図示しない駆
動手段により上下に回動可能であり、中間トレイ20上
には搬送路4より中間トレイ20上に送られた用紙を図
の矢印方向へ押し出す押し出し爪23と、用紙の幅揃え
をする幅揃え爪(図示しない)が配置されている。中間
トレイ20の上位点側(図1では点線で示す)左方に
は、複数枚の用紙を綴じるステープラ22が配置されて
いる。中間トレイ20の左方の排紙トレイ25上には、
搬送ベルト26が両側をプーリ27に支持され配置さ
れ、搬送ベルト26の上方には押えローラ28を備えた
押えユニット29が配置されている。
の概略断面図を示す。図1に示すように、装置底部に
は、レーザープリンタ2が配置され、レーザープリンタ
2の排出口3からは、次に説明する中間トレイ20まで
レーザープリンタ2からの出力用紙を搬送する搬送路4
が形成されている。この搬送路4上を用紙(住民票)は
搬送ローラ5により、中間トレイ20まで搬送される。
中間トレイ20は、支点21を中心として図示しない駆
動手段により上下に回動可能であり、中間トレイ20上
には搬送路4より中間トレイ20上に送られた用紙を図
の矢印方向へ押し出す押し出し爪23と、用紙の幅揃え
をする幅揃え爪(図示しない)が配置されている。中間
トレイ20の上位点側(図1では点線で示す)左方に
は、複数枚の用紙を綴じるステープラ22が配置されて
いる。中間トレイ20の左方の排紙トレイ25上には、
搬送ベルト26が両側をプーリ27に支持され配置さ
れ、搬送ベルト26の上方には押えローラ28を備えた
押えユニット29が配置されている。
【0014】レーザプリンタ2の排出口3直後には光透
過方式の重送検知センサ6が配置され、搬送路4の途中
には分離シュート7が配設されている。分離シュート7
を切り換えることにより搬送されてきた用紙は別の搬送
路8側へ送り込まれ、重送紙収納部9に送られる。分離
シュート7が切替えられた状態の図を図2に示す。この
分離シュート7の配設位置は、重送検知センサ6位置よ
り、搬送する用紙長さ以上離れた下流位置である。
過方式の重送検知センサ6が配置され、搬送路4の途中
には分離シュート7が配設されている。分離シュート7
を切り換えることにより搬送されてきた用紙は別の搬送
路8側へ送り込まれ、重送紙収納部9に送られる。分離
シュート7が切替えられた状態の図を図2に示す。この
分離シュート7の配設位置は、重送検知センサ6位置よ
り、搬送する用紙長さ以上離れた下流位置である。
【0015】図4に住民票自動発行装置1の制御系のブ
ロック図を示す。図4に示すように、CPU51には前
記レーザプリンタ2と、重送検知センサ6と、ステープ
ラ22と、次に説明するソレノイド40が接続され、更
にホストコンピュータ50が接続されている。このホス
トコンピュータ50には、各住民の戸籍や住所録のデー
タが格納されているデータベース52が接続されてい
る。
ロック図を示す。図4に示すように、CPU51には前
記レーザプリンタ2と、重送検知センサ6と、ステープ
ラ22と、次に説明するソレノイド40が接続され、更
にホストコンピュータ50が接続されている。このホス
トコンピュータ50には、各住民の戸籍や住所録のデー
タが格納されているデータベース52が接続されてい
る。
【0016】次に、住民票自動発行装置1の動作を説明
する。住民票自動発行装置1は、CPU51の指令によ
って作動する。CPU51からの指令によりレーザプリ
ンタ2から出力された用紙(住民票)は搬送ローラ5に
より中間トレイ20へ送られる。重送検知センサ6は、
用紙を透過した光量により重送か否かを検知すると共
に、用紙の通過時間も同時にカウントし、その通過時間
が、予め判明している用紙長さと搬送速度より計算され
る通過時間よりも長い場合にも重送と判断する。即ち、
用紙先端が重なった場合(図5(A))には「透過光
量」で重送を検知でき、用紙先端がズレている場合(図
5(B))には、「通過時間」を演算することにより重
送を検知可能である。この重送検知センサ6で「重送で
ない(非重送)」と判断された場合には、分離シュート
7位置はそのままの位置であり(図1に示す位置)、用
紙は中間トレイ20に搬送される。
する。住民票自動発行装置1は、CPU51の指令によ
って作動する。CPU51からの指令によりレーザプリ
ンタ2から出力された用紙(住民票)は搬送ローラ5に
より中間トレイ20へ送られる。重送検知センサ6は、
用紙を透過した光量により重送か否かを検知すると共
に、用紙の通過時間も同時にカウントし、その通過時間
が、予め判明している用紙長さと搬送速度より計算され
る通過時間よりも長い場合にも重送と判断する。即ち、
用紙先端が重なった場合(図5(A))には「透過光
量」で重送を検知でき、用紙先端がズレている場合(図
5(B))には、「通過時間」を演算することにより重
送を検知可能である。この重送検知センサ6で「重送で
ない(非重送)」と判断された場合には、分離シュート
7位置はそのままの位置であり(図1に示す位置)、用
紙は中間トレイ20に搬送される。
【0017】申請者の住民票希望枚数が1枚の場合は、
そのまま押し出し爪23により中間トレイ20上の1枚
の用紙を図示しない駆動手段により図の矢印方向へ送り
出す。そして、排紙トレイ25上に用紙が送られると押
えユニット29が排紙トレイ25上の用紙を挟むように
図示しない駆動手段により駆動され用紙を挟む。そし
て、用紙排出口31のシャッタ30を図示しない駆動手
段により開けた後、搬送ベルト26を駆動させて用紙を
排出口31より外部へ送り出す。
そのまま押し出し爪23により中間トレイ20上の1枚
の用紙を図示しない駆動手段により図の矢印方向へ送り
出す。そして、排紙トレイ25上に用紙が送られると押
えユニット29が排紙トレイ25上の用紙を挟むように
図示しない駆動手段により駆動され用紙を挟む。そし
て、用紙排出口31のシャッタ30を図示しない駆動手
段により開けた後、搬送ベルト26を駆動させて用紙を
排出口31より外部へ送り出す。
【0018】申請者の住民票希望枚数が複数枚の場合
は、中間トレイ20上に用紙が申請者の希望する複数枚
溜まるまでレーザプリンタ2から順次出力させる。そし
て、中間トレイ20上に複数枚の用紙が送られた後、中
間トレイ20を上位位置(点線)に移動させる。次い
で、押し出し爪23をステープラ22側の方へ移動させ
る。即ち、複数枚の用紙先端がステープラ22の位置決
め位置22aに当接するまで同時に送る。その後、図示
しない駆動手段により複数枚の用紙の幅揃えを幅揃え爪
により行い、用紙の縦横が揃った後ステープラ22によ
り用紙先端を綴じる。綴じた後、中間トレイ20を下位
位置(実線)まで回動させ、押し出し爪23を更に矢印
方向に移動させ、排紙トレイ25上に送り出す。以後は
1枚発行時と同様に押えユニット29で綴じられた用紙
を挟んだ後、搬送ベルト26を駆動させて排出口31よ
り排出する。
は、中間トレイ20上に用紙が申請者の希望する複数枚
溜まるまでレーザプリンタ2から順次出力させる。そし
て、中間トレイ20上に複数枚の用紙が送られた後、中
間トレイ20を上位位置(点線)に移動させる。次い
で、押し出し爪23をステープラ22側の方へ移動させ
る。即ち、複数枚の用紙先端がステープラ22の位置決
め位置22aに当接するまで同時に送る。その後、図示
しない駆動手段により複数枚の用紙の幅揃えを幅揃え爪
により行い、用紙の縦横が揃った後ステープラ22によ
り用紙先端を綴じる。綴じた後、中間トレイ20を下位
位置(実線)まで回動させ、押し出し爪23を更に矢印
方向に移動させ、排紙トレイ25上に送り出す。以後は
1枚発行時と同様に押えユニット29で綴じられた用紙
を挟んだ後、搬送ベルト26を駆動させて排出口31よ
り排出する。
【0019】次に、分離シュート7の切替え機構部の構
成および動作を図3を参照して説明する。分離シュート
7はその一端に設けられた軸7aを中心として回動可能
であり、その分離シュート7の中央付近に設けられた突
起7bがソレノイドレバー42に形成された角穴42a
と係合している。また、ソレノイドレバー42には切込
み42bが形成されており、この切込み42bと、ソレ
ノイド40のプランジャー44に設けられた突起44a
とが係合している。前記ソレノイドレバー42は前記角
穴42aと切込み42bとの間に設けられた支軸41を
中心として回動可能である。また分離シュート7の他端
にはひきバネ43が取り付けられており、分離シュート
7を反時計方向へ付勢されている。
成および動作を図3を参照して説明する。分離シュート
7はその一端に設けられた軸7aを中心として回動可能
であり、その分離シュート7の中央付近に設けられた突
起7bがソレノイドレバー42に形成された角穴42a
と係合している。また、ソレノイドレバー42には切込
み42bが形成されており、この切込み42bと、ソレ
ノイド40のプランジャー44に設けられた突起44a
とが係合している。前記ソレノイドレバー42は前記角
穴42aと切込み42bとの間に設けられた支軸41を
中心として回動可能である。また分離シュート7の他端
にはひきバネ43が取り付けられており、分離シュート
7を反時計方向へ付勢されている。
【0020】今、ソレノイド40をONさせると(ソレ
ノイドのプランジャーが矢印方向に移動すると)、ソレ
ノイドレバー42は支軸41を中心として反時計方向に
回転し、ソレノイドレバー軸7bを移動させる。即ち、
分離シュート7は支軸7aを中心として時計方向に回転
し、図2に示す位置に移動する。そして、ソレノイド4
0をOFFすると、分離シュート7はひきバネ43の力
で元の位置に戻る。
ノイドのプランジャーが矢印方向に移動すると)、ソレ
ノイドレバー42は支軸41を中心として反時計方向に
回転し、ソレノイドレバー軸7bを移動させる。即ち、
分離シュート7は支軸7aを中心として時計方向に回転
し、図2に示す位置に移動する。そして、ソレノイド4
0をOFFすると、分離シュート7はひきバネ43の力
で元の位置に戻る。
【0021】動作中に重送が検知された場合には、ソレ
ノイド40をONさせ、分離シュート7位置を切り換え
る。すると、レーザプリンタ2側から送られてきた用紙
は、中間トレイ20側へは送られずに、別の搬送路8へ
送られ、重送紙収納部9に収納される。ソレノイド40
は重送紙後端が搬送路8側へ送り込まれるまでONされ
続ける。このON時間は重送検知センサ6を重送紙の後
端が通過した時間より算出できる。そして、ソレノイド
40をOFFした後再び、重送した画像と同じページの
画像の印刷をCPU51はレーザプリンタ2に指令す
る。
ノイド40をONさせ、分離シュート7位置を切り換え
る。すると、レーザプリンタ2側から送られてきた用紙
は、中間トレイ20側へは送られずに、別の搬送路8へ
送られ、重送紙収納部9に収納される。ソレノイド40
は重送紙後端が搬送路8側へ送り込まれるまでONされ
続ける。このON時間は重送検知センサ6を重送紙の後
端が通過した時間より算出できる。そして、ソレノイド
40をOFFした後再び、重送した画像と同じページの
画像の印刷をCPU51はレーザプリンタ2に指令す
る。
【0022】なお、本実施例では住民票の用紙の場合に
ついて説明したが、用紙以外にもシート(例えば、合成
樹脂シート)等にも適用できるのは勿論である。
ついて説明したが、用紙以外にもシート(例えば、合成
樹脂シート)等にも適用できるのは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の用紙搬送装置によれば、重送検知装置で重送を発
見し、重送の場合は搬送路の切替え装置を切替え、別の
搬送路を介して重送紙収納部に送り込むので、重送の用
紙が外部に排出されることがなく、先端ズレの重送に伴
う印刷ズレの用紙を装置外部に排出することもない。
発明の用紙搬送装置によれば、重送検知装置で重送を発
見し、重送の場合は搬送路の切替え装置を切替え、別の
搬送路を介して重送紙収納部に送り込むので、重送の用
紙が外部に排出されることがなく、先端ズレの重送に伴
う印刷ズレの用紙を装置外部に排出することもない。
【図1】本発明の実施例の住民票自動発行装置の概略側
断面図である。
断面図である。
【図2】前記住民票自動発行装置の分離シュートを重送
用紙収納部側へ切替えた図である。
用紙収納部側へ切替えた図である。
【図3】前記分離シュートの切替え駆動部の構成図であ
る。
る。
【図4】前記住民票自動発行装置の制御系のブロック図
である。
である。
【図5】用紙の重送状態を示す図であって、(A)は用
紙先端部が一致している場合、(B)は用紙先端がズレ
ている場合の側面図である。
紙先端部が一致している場合、(B)は用紙先端がズレ
ている場合の側面図である。
1…住民票自動発行装置 2…レーザープリンタ 4…搬送路 5…搬送ローラ 6…重送検知センサ(重送検知装置) 7…分離シュート 8…別の搬送路 9…重送紙収納部(重送用紙収納装置) 20…中間トレイ 40…ソレノイド 51…CPU(制御装置)
Claims (2)
- 【請求項1】 上流側から搬送されてくる用紙の重送状
態を検出する重送検出装置と、 この重送検出装置の下流側に配設されていて、正常送り
の用紙の搬送方向と重送の用紙の搬送方向とを切替える
切替え装置と、 重送の用紙を収納する重送用紙収納装置と、 前記重送検出装置が用紙の重送を検出した場合に、前記
切替え装置を重送の用紙の搬送方向に切替えて前記重送
用紙収納装置に収納せしめる制御を行う制御装置と、 を備えたことを特徴とする用紙搬送装置。 - 【請求項2】 前記切替え装置の配設位置は、前記重送
検出装置の位置から前記用紙の搬送方向長さ以上に離れ
た位置であることを特徴とする請求項1記載の用紙搬送
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16446792A JPH069107A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 用紙搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16446792A JPH069107A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 用紙搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069107A true JPH069107A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15793739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16446792A Pending JPH069107A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 用紙搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069107A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008029856A1 (fr) | 2006-09-06 | 2008-03-13 | Mitsubishi Kagaku Media Co., Ltd. | Support d'enregistrement optique |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP16446792A patent/JPH069107A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008029856A1 (fr) | 2006-09-06 | 2008-03-13 | Mitsubishi Kagaku Media Co., Ltd. | Support d'enregistrement optique |
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