JPH069076Y2 - 掃除口用蓋 - Google Patents

掃除口用蓋

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JPH069076Y2
JPH069076Y2 JP7108688U JP7108688U JPH069076Y2 JP H069076 Y2 JPH069076 Y2 JP H069076Y2 JP 7108688 U JP7108688 U JP 7108688U JP 7108688 U JP7108688 U JP 7108688U JP H069076 Y2 JPH069076 Y2 JP H069076Y2
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JP
Japan
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cleaning port
lid
communication hole
cleaning
port lid
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7108688U
Other languages
English (en)
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JPH01176155U (ja
Inventor
暁夫 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maezawa Kasei Kogyo KK
Original Assignee
Maezawa Kasei Kogyo KK
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Publication date
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  • Sewage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は下水管内に発生するガス等を大気中に放出可能
にするようにした掃除口用蓋に関するものである。
〔従来の技術〕
公道下に埋設される下水管にはこれを掃除するために適
当な箇所に掃除口が設けられているが、最近時掃除口を
塩ビ管で立上り形成する構造のものが増加している。そ
の場合には、掃除口の上方に該掃除口を保護するために
コンクリートを介して鋳鉄型の蓋付き保護筐が設けら
れ、掃除口を保護する構造のものになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
以上の構造の場合には密閉構造に形成されるため不明水
の侵入は防止されるが、下水管内に発生したメタンガス
等のガスの逃げ場がないためガス圧が上昇し掃除口用蓋
及び保護筐蓋を吹き飛ばす恐れが発生する。
本考案は以上の問題点を解決するもので、極めて簡単な
構造で必要の場合にガスを逃すことができ、かつ安価に
実施できると共に、ガス抜きを必要としない場合にはそ
のままにしておいても実際上問題とならない掃除口用蓋
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はこのために下水管に連結して立設する掃除口の
上端側に挿着される掃除口用蓋の一部に、被包されて閉
止すると共に必要時には開口すべく切断可能に形成され
る連通孔を前記掃除口用蓋と一体的に設けてなる掃除口
用蓋を構成するものである。
〔作用〕
ガス抜きが不必要の場合には、前記連通孔を閉止したま
ま使用し、必要時には連通孔の頭を切断し、連通孔を開
口し掃除口と保護筐蓋内の空間部に掃除口内のガスを逃
すようにする。この空間部内のガスは保護筐蓋の微少隙
間より少しづつ大気側に洩れるが、少量のため特に問題
が生じない。以上により、ガス圧が上昇して掃除口用蓋
や前記保護筐蓋等を吹き飛ばす危険を防止することがで
きる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
まず、第4図により掃除口まわりの概要構造を示す。
下水管5は地下に埋設され、排水を集めて下水本管に連
結されている。下水管5の系路内には下水管5を掃除す
るための掃除口4が立設される。掃除口4の上端の開口
部にはこれを閉止する掃除口用蓋3が挿着されると共
に、コンクリートリング6が遊嵌されている。このコン
クリートリング6は荷重を保護筐体9を介して受けるも
ので、荷重が掃除口用蓋3に直接負荷されることを防止
する構造となっている。従ってコンクリートリング6と
保護筐蓋8間、すなわち掃除口用蓋3と保護筐蓋8間に
は空間部10が形成される。また保護筐蓋8は第3図に
示す如き形状のものから形成され、開閉自在に形成され
る。
第1図は掃除口用蓋3の詳細構造を示すもので、掃除口
用蓋3は掃除口4の前記開口部内に挿着される挿入部1
1と上蓋12および掃除口用蓋3を脱着するための把手
13等とから構成され、掃除口4内の掃除の場合にのみ
これを開口するように常時には掃除口4の上端部を閉止
している。
掃除口用蓋3の上蓋12の一部には連通孔1が形成され
るが、連通孔1は切断可能の薄肉状のものから形成され
常時は閉止状態になっている。
第2図に示す如く、連通孔1の開口を必要とする場合に
は図示のように頭部を2点鎖線の切断線2で示す如く切
断する。
次に、本実施例の作用を更に詳細に説明する。
下水管5内にメタンガス等が発生する危険がある場合に
は前記した如く、連通孔1の頭部を切断し、連通孔1を
開口し掃除口4の内部と空間部10とを連通させる。こ
れによりガスは連通孔1を通り空間部10内に侵入し、
掃除口用蓋3を押圧する力は作用しない。
空間部10内にガスが充満すると連通孔1を介し、ガス
の逆流も考えられるが、保護筐体9と保護筐蓋8間には
若干の隙間があり、ここからガスが大気側に少しづつ抜
け出ることになる。大気側は広い容積を有するため保護
筐蓋8から洩れる少量のガスは消滅され、特に問題を生
ずることはない。
一方、下水管5内がガス抜きを必要としない場合には連
通孔1を切断せずそのままの状態で使用しても一向に差
支えない。更に前記した如く、連通孔1は掃除口用蓋3
と同時成形されるもので特にコストアップにならない。
その切断作業にもたいした手間を必要としない。従っ
て、極めて簡便,安価の手段によりガス抜きを容易にす
ることができる。連通孔1を切断して開口し、前記の如
く使用する場合が一般であるが、第7図に示す如く、切
断開口された連通孔1にエルボ17を嵌着する場合もあ
る。これにより雨水,土砂等が直接掃除口4内に侵入す
ることを防止することができる。
第5図および第6図は本考案の他の実施例を示すもの
で、掃除口用蓋3aは挿入部11aに図示の如く、段付
部14およびOリング15を介し、挿着されたものから
形成されると共に前記実施例と同様にその一方に連通孔
1が設けられる。本実施例では連通孔1は下向きに形成
される。本実施例の掃除口用蓋3aは表面に把手13の
如き突起部のないもので、把手13の替りとして指かけ
凹部16に指をかけて回動して開口するものであり、こ
のため連通孔1を下向きにしただけのものである。従っ
て用途,機能に関しては前記実施例と同様である。また
連通孔1を切断する必要があるか否かは掃除口用蓋3a
を掃除口4に挿着する前に判断できるものであり、連通
孔1が下向きでも特に問題とならない。
〔考案の効果〕
以上の説明によって明らかな如く、本考案によれば極め
て簡単で、かつ安価の手段によりガス抜きを必要とする
場合には容易にガスを大気側に放出し得ると共に、ガス
抜きを必要としない場合にはそのまま放置する選択的使
用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の掃除口用蓋断面図、第2図は
第1図の連通孔まわりの拡大断面図、第3図は第4図の
上面図、第4図は下水管,掃除口,掃除口用蓋等の配置
を説明するための断面図、第5図は本実施例の他の実施
例の上面図、第6図は第5図のVI−VI線断面図、第7図
は第2図の連通孔にエルボを嵌着した状態を示す断面図
である。 1……連通孔、2……切断線、3,3a……掃除口用
蓋、4……掃除口、5……下水管、6……コンクリート
リング、7……地表面、8……保護筐蓋、9……保護筐
体、10……空間部、11,11a……挿入部、12…
…上蓋、13……把手、14……段付部、15……Oリ
ング、16……指かけ凹部、17……エルボ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下水管に連結して立設し保護筐蓋で閉止さ
    れる掃除口に挿着する掃除口用蓋の一部に、被包されて
    閉止すると共に必要時には開口すべく切断可能に形成さ
    れる連通孔を前記掃除口用蓋に一体的に設けることを特
    徴とする掃除口用蓋。
JP7108688U 1988-05-31 1988-05-31 掃除口用蓋 Expired - Lifetime JPH069076Y2 (ja)

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JP7108688U JPH069076Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 掃除口用蓋

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JP7108688U JPH069076Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 掃除口用蓋

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JPH01176155U JPH01176155U (ja) 1989-12-15
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2509946Y2 (ja) * 1990-04-28 1996-09-04 タキロン株式会社 掃除口用蓋
JP2578340Y2 (ja) * 1991-10-04 1998-08-13 積水化学工業株式会社 排水ます

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JPH01176155U (ja) 1989-12-15

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