JPH0689932A - パワーmosfetのバーンイン装置 - Google Patents

パワーmosfetのバーンイン装置

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JPH0689932A
JPH0689932A JP24041192A JP24041192A JPH0689932A JP H0689932 A JPH0689932 A JP H0689932A JP 24041192 A JP24041192 A JP 24041192A JP 24041192 A JP24041192 A JP 24041192A JP H0689932 A JPH0689932 A JP H0689932A
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JP
Japan
Prior art keywords
power mosfet
burn
power
gate
source
Prior art date
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Pending
Application number
JP24041192A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Nakano
俊哉 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0689932A publication Critical patent/JPH0689932A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 酸化膜欠陥のあるパワーMOSFETを組立工程前
のウェハ状態のまま又はチップ状態で除去して組立工程
後のバーンインでの不良品率を低下させる。 【構成】 ウェハ9上の全パワーMOSFETのゲート及びソ
ースにそれぞれ1組のゲート用プローブピン10及びソー
ス用プローブピン11を接触させ、全チップのゲート・ソ
ース間に同時にバイアス電圧を印加して酸化膜欠陥のあ
るパワーMOSFETチップを除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウェハ工程終了時点で
パワーMOSFETのバーンインを行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パワーMOSFETの信頼性向上のため
に酸化膜欠陥のあるパワーMOSFETが用いられた製品を予
め除去しようとする場合、組立工程後のバーンインに頼
らなければならない。図5はパワーMOSFET搭載の組立品
のバーンインの実施態様を示す斜視図である。基板1に
は、パワーMOSFET2のチップ,制御用IC3等がそれぞれ
の配線パターン5上に実装されており、基板1のリード
は組立品の電気的性能を試験するための電源,入力信
号,負荷,接地の端子に接続される。パワーMOSFET2の
ゲート,ソース,ドレインはそれぞれ基板1上のゲート
電極7,ソース電極8,ドレイン電極6の配線パターン
5にワイヤで接続され、ワイヤはハンダ固定されてい
る。
【0003】次に動作について説明する。電源端子に電
圧を印加し、入力信号によってパワーMOSFET2のゲート
・ソース間にバイアス電圧を印加して酸化膜欠陥のある
パワーMOSFETを検出する。酸化膜欠陥品の除去は酸化膜
のみにバイアス電圧を印加すれば十分効果があるので負
荷は軽く設定すればよく、電流はほとんど流す必要がな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、組立工
程後にバーンインを実施した結果、パワーMOSFETに酸化
膜欠陥があった場合、基板等の材料が無駄になり、さら
に複数個のパワーMOSFETが実装された組立品のバーンイ
ンで酸化膜欠陥が検出された場合は欠陥のないパワーMO
SFETも除去しなければならなくなるので、パワーMOSFET
の不良品率が高くなるにつれて組立工程での損失が大き
くなる。
【0005】従って、組立工程前にパワーMOSFETのバー
ンインを実施することが望ましいが、例えばIC,LSI 等
のウェーハプローバ装置はこれらの電気的特性を試験す
るためのものであって、各チップの電極にプローブを自
動的に順次接触させるので、これらIC,LSI に比して1
つのウェハ上に多数の素子が作製されるパワーMOSFETの
場合、テストに長時間を要する。
【0006】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、ウェハ工程終了後にパワーMO
SFETをバーンインして酸化膜欠陥品を除去することによ
り、欠陥品を組立の対象から除外して組立工程で生じる
損失を最小限に抑えるパワーMOSFETのバーンイン装置の
提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るパワーMOSF
ETのバーンイン装置は、ウェハ工程終了後のウェハ状態
のまま、又はダイシング後の複数のパワーMOSFETのゲー
ト・ソース又はゲート・ドレインにバイアス電圧を同時
に印加して組立工程前に酸化膜欠陥のあるパワーMOSFET
を除去することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係るパワーMOSFETのバーンイン装置
は、ウェハ状態のまま、又はダイシング後にチップ同士
が重ならないように容器に収容した状態の複数のパワー
MOSFETそれぞれのゲート・ソース又はゲート・ドレイン
に複数組のプローブを接触させてバイアス電圧を同時に
印加し、酸化膜欠陥のあるパワーMOSFETを除去する。
【0009】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。図1は本発明に係るパワーMOSFETのバーン
イン装置(以下、本発明装置という)によるバーンイン
の実施態様例を示す斜視図である。図中、9はパワーMO
SFETのウェハ、10はゲート用プローブピン,11はソース
用プローブピンであって、一部図示省略するが、ウェハ
9上の全チップのゲート及びソースに複数組のゲート用
プローブピン10及びソース用プローブピン11が同時に接
触される。
【0010】この状態で、電圧源からゲート用プローブ
ピン10,ソース用プローブピン11を介してウェハ状態の
全パワーMOSFETチップのそれぞれのゲート・ソースに同
時にバイアス電圧を印加して酸化膜欠陥のあるパワーMO
SFETチップを除外する。
【0011】また、図2は本発明装置によるバーンイン
の他の実施態様例を示す斜視図であって、図1に示す実
施態様例と同一部分には同一符号を付してその説明を省
略する。各チップが小さくて前述のようにウェハ上の各
チップに2本ずつのプローブピンを同時に接触させるこ
とが物理的に不可能な場合は、本実施態様例のように、
1つおきのチップにゲート用プローブピン10及びソース
用プローブピン11を接触させてウェハ9上の半数のパワ
ーMOSFET(斜線部分)をバーンインした後、残りの半数
のパワーMOSFETを同様にバーンインすればよい。
【0012】図3は本発明装置によるバーンインのさら
に他の実施態様例を示す斜視図であって、図1に示す実
施態様例と同一部分には同一符号を付してその説明を省
略する。図中、12はパワーMOSFETチップ13それぞれを重
ならないように収容する区画に仕切られたチップトレイ
であって、ウェハをダイシングして得られたパワーMOSF
ETチップ13をチップトレイ12の各区画のコーナーに寄せ
て位置決めし、この収容状態にある全チップにそれぞれ
ゲート用プローブピン10及びソース用プローブピン11を
接触させて同時にバイアス電圧を印加して酸化膜欠陥の
あるチップを除外する。
【0013】図4は本発明装置によるバーンインのさら
に他の実施態様例を示す斜視図であって、図1に示す実
施態様例と同一部分には同一符号を付してその説明を省
略する。本実施態様例では、ウェハ状態にある全パワー
MOSFETそれぞれのゲートとウェハ裏面のドレインにバイ
アス電圧を同時に印加する。
【0014】なお、本実施例ではウェハ上のパワーMOSF
ETの半数ずつを2回に分けてバーンインする場合につい
て説明したが、分割回数は2回に限るものではない。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明装置は、パワーMO
SFETを組立工程前のウェハ状態のまま、又はダイシング
後にバーンインして酸化膜欠陥のあるパワーMOSFETを製
品作製工程の初期に除去するので、組立工程後のバーン
インでの不良品率が低下して損失が減少するという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置によるバーンインの実施態様例を示
す斜視図である。
【図2】本発明装置によるバーンインの他の実施態様例
を示す斜視図である。
【図3】本発明装置によるバーンインのさらに他の実施
態様例を示す斜視図である。
【図4】本発明装置によるバーンインのさらに他の実施
態様例を示す斜視図である。
【図5】組立工程後のパワーMOSFET実装の組立品のバー
ンイン実施態様例を示す斜視図である。
【符号の説明】
9 ウェハ 10 ゲート用プローブピン 11 ソース用プローブピン 12 チップトレイ 13 パワーMOSFETチップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プローブをパワーMOSFETの電極に
    接触させて欠陥のあるパワーMOSFETを除外するバ
    ーンイン装置において、複数組のプローブと、ウェハ状
    態にある、同一ウェハ上の複数のパワーMOSFETそ
    れぞれのゲート及びソースに前記プローブを同時に接触
    させて各パワーMOSFETのゲート・ソース間にバイ
    アス電圧を印加する手段とを備えたことを特徴とするパ
    ワーMOSFETのバーンイン装置。
  2. 【請求項2】 プローブをパワーMOSFETの電極に
    接触させて欠陥のあるパワーMOSFETを除外するバ
    ーンイン装置において、複数組のプローブと、ダイシン
    グされた複数のパワーMOSFETのチップをチップ同
    士が重ならないように収納する容器と、該容器内のパワ
    ーMOSFETそれぞれのゲート及びソースに前記プロ
    ーブを同時に接触させて各パワーMOSFETのゲート
    ・ソース間にバイアス電圧を印加する手段とを備えたこ
    とを特徴とするパワーMOSFETのバーンイン装置。
  3. 【請求項3】 複数のパワーMOSFETそれぞれのゲ
    ート及びソースにバイアス電圧を印加する手段に代え
    て、複数のパワーMOSFETそれぞれのゲート及びド
    レインにプローブを同時に接触させて各パワーMOSF
    ETのゲート・ドレイン間にバイアス電圧を印加する手
    段を備えた請求項1又は2記載のパワーMOSFETの
    バーンイン装置。
JP24041192A 1992-09-09 1992-09-09 パワーmosfetのバーンイン装置 Pending JPH0689932A (ja)

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