JPH0689864B2 - 管端防食型管継手 - Google Patents
管端防食型管継手Info
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- JPH0689864B2 JPH0689864B2 JP2180178A JP18017890A JPH0689864B2 JP H0689864 B2 JPH0689864 B2 JP H0689864B2 JP 2180178 A JP2180178 A JP 2180178A JP 18017890 A JP18017890 A JP 18017890A JP H0689864 B2 JPH0689864 B2 JP H0689864B2
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- pipe joint
- pipe end
- polymer
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- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はエルボ或いはチー或いはソケットなど管継手に
あって、該継手に挿入接続させた管の端面部を防食する
ようにした管端防食型管継手に関する。
あって、該継手に挿入接続させた管の端面部を防食する
ようにした管端防食型管継手に関する。
「従来の技術」 この種、管端防食型管継手としては、管継手に接続する
管の接続側端面及び内周面を覆う管端防食部材を、管継
手の内周部に例えば接着剤により一体的に固着したもの
や、これら管継手と防食部材の接合面に係合突起と溝部
を設けて、管継手の内周面に防食部材を一体成形加工時
に機械的にこれらの一体結合を図るようにしたものがあ
る。
管の接続側端面及び内周面を覆う管端防食部材を、管継
手の内周部に例えば接着剤により一体的に固着したもの
や、これら管継手と防食部材の接合面に係合突起と溝部
を設けて、管継手の内周面に防食部材を一体成形加工時
に機械的にこれらの一体結合を図るようにしたものがあ
る。
「発明が解決しようとする問題点」 しかし乍ら前者のような接着形の場合、防食部材が容易
に剥離する問題が有り、また後者のような場合にも管継
手と防食部材との間にガタが生じて今一つ確実な一体固
着が図れないという問題があった。そのため例えば特開
昭57-190190号公報に、金属製管継手本体内周面にホッ
トメルト接着剤を塗布し、その上に射出成型により樹脂
ライニング層を設け、成型時の樹脂熱によりホットメル
ト接着剤を溶融して本体内周面にホットメルト接着剤を
介して樹脂ライニング層を接着させるようにした手段な
どがあるが、本体とホットメルト接着剤及びホットメル
ト接着剤と樹脂ライニング層間の相溶性や接着性にもう
一つ欠けるという問題があった。
に剥離する問題が有り、また後者のような場合にも管継
手と防食部材との間にガタが生じて今一つ確実な一体固
着が図れないという問題があった。そのため例えば特開
昭57-190190号公報に、金属製管継手本体内周面にホッ
トメルト接着剤を塗布し、その上に射出成型により樹脂
ライニング層を設け、成型時の樹脂熱によりホットメル
ト接着剤を溶融して本体内周面にホットメルト接着剤を
介して樹脂ライニング層を接着させるようにした手段な
どがあるが、本体とホットメルト接着剤及びホットメル
ト接着剤と樹脂ライニング層間の相溶性や接着性にもう
一つ欠けるという問題があった。
「課題を解決するための手段」 したがって本発明は、金属製の管継手に接続する管の接
続側端面及び内周面を覆うオレフィン系の管端防食部材
を、管継手の内周部に一体的に設けるようにした構造に
おいて、管継手の金属内周面に形成される酸化層にエポ
キシ系のポリマーを熱処理するプライマー処理手段と、
プライマー処理面に親和性の良い接着性ポリオレフィン
を塗布して再熱処理後冷却する官能基ポリマー処理手段
と、ポリマー処理面のみを速溶融する速溶融処理手段
と、溶融処理面にオレフィン系の管端防食部材を所定温
度以上で成形加工する樹脂成形処理手段とでもって、管
継手と管端防食部材との一体結合を行うように構成した
ものである。
続側端面及び内周面を覆うオレフィン系の管端防食部材
を、管継手の内周部に一体的に設けるようにした構造に
おいて、管継手の金属内周面に形成される酸化層にエポ
キシ系のポリマーを熱処理するプライマー処理手段と、
プライマー処理面に親和性の良い接着性ポリオレフィン
を塗布して再熱処理後冷却する官能基ポリマー処理手段
と、ポリマー処理面のみを速溶融する速溶融処理手段
と、溶融処理面にオレフィン系の管端防食部材を所定温
度以上で成形加工する樹脂成形処理手段とでもって、管
継手と管端防食部材との一体結合を行うように構成した
ものである。
「作 用」 而して本発明によれば、例えば鋳鉄製の金属管継手内周
面にオレフィン系のポリブテン樹脂(商品名)製の管端
防食部材を一体固着させる場合にあっては、これら金属
とポリブテン樹脂の双方に化学的親和性を有する接着性
ポリオレフィン例えばアドマー(登録商標)を用いるこ
とによって、従来の如く管継手と防食部材との間でガタ
が発生したり剥離することのない、これら双方が分子的
結合でもって確実に一体固着する管端防食型の管継手を
得ることが可能となるもので、特にこの場合、官能基ポ
リマー処理手段において、一旦冷却したポリマー処理面
を例えば略150℃以上で速溶融された管継手が、防食部
材の成形加工時に略180℃以上の溶融熱で再びその表面
温度を上昇させることによって、アドマーを接着層とし
た管継手と防食部材の一層良好なる化学的結合が助長さ
れると共に、その成形加工後は管継手による熱吸収でも
って速やかなる冷却が促進されてこれら結合部材間に結
晶の配列などに乱れのない、略均一で安定した結晶構造
のものが得られて、強力な接着性が発揮され、したがっ
て管端防食効果に極めて秀れた高品質の管継手を容易且
つ低コストに提供することが可能にできるものである。
面にオレフィン系のポリブテン樹脂(商品名)製の管端
防食部材を一体固着させる場合にあっては、これら金属
とポリブテン樹脂の双方に化学的親和性を有する接着性
ポリオレフィン例えばアドマー(登録商標)を用いるこ
とによって、従来の如く管継手と防食部材との間でガタ
が発生したり剥離することのない、これら双方が分子的
結合でもって確実に一体固着する管端防食型の管継手を
得ることが可能となるもので、特にこの場合、官能基ポ
リマー処理手段において、一旦冷却したポリマー処理面
を例えば略150℃以上で速溶融された管継手が、防食部
材の成形加工時に略180℃以上の溶融熱で再びその表面
温度を上昇させることによって、アドマーを接着層とし
た管継手と防食部材の一層良好なる化学的結合が助長さ
れると共に、その成形加工後は管継手による熱吸収でも
って速やかなる冷却が促進されてこれら結合部材間に結
晶の配列などに乱れのない、略均一で安定した結晶構造
のものが得られて、強力な接着性が発揮され、したがっ
て管端防食効果に極めて秀れた高品質の管継手を容易且
つ低コストに提供することが可能にできるものである。
「実施例」 以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。第1
図は管継手の断面説明図、第2図は同縦断面説明図、第
3図は同使用状態時での説明図であり、図中(1)は内
周面の左右両端側に管接合用のメネジ(2)を有するソ
ケットである鋳鉄製の管継手、(3)は前記管継手
(1)の内周面中央に一体成形加工する管端防食部材で
あるコアで、該コア(3)の左右両端外径部(3a)と前
記メネジ(2)間に形成される挿入隙間(4)に、配管
接続する管(5)を挿入結合するように構成している。
図は管継手の断面説明図、第2図は同縦断面説明図、第
3図は同使用状態時での説明図であり、図中(1)は内
周面の左右両端側に管接合用のメネジ(2)を有するソ
ケットである鋳鉄製の管継手、(3)は前記管継手
(1)の内周面中央に一体成形加工する管端防食部材で
あるコアで、該コア(3)の左右両端外径部(3a)と前
記メネジ(2)間に形成される挿入隙間(4)に、配管
接続する管(5)を挿入結合するように構成している。
前記コア(3)はオレフィン系のポリブテン樹脂よりな
る弾性樹脂で形成し、前記管継手(1)内側面の左右中
央部に、該コア(3)左右中央の大径外径部(3b)を一
体的に接合させ、該大径外径部(3b)と小径外径部(3
a)とのコーナー部に輪溝状の逃げ溝(6)を形成し、
前記管継手(1)に管(5)を挿入結合時にあって、こ
れら管継手(1)のメネジ(2)と管(5)のオネジ
(7)間に施されるシール剤(8)が適量以上に供給さ
れるときその余剰分を前記逃げ溝(6)に溜め込ませる
状態とさせて、この余剰シール剤(8)によるコア
(3)の圧迫を解消させて破損を防止しOリングを埋設
したのと略同様の状態とさせて密封効果を向上させるよ
うに構成している。
る弾性樹脂で形成し、前記管継手(1)内側面の左右中
央部に、該コア(3)左右中央の大径外径部(3b)を一
体的に接合させ、該大径外径部(3b)と小径外径部(3
a)とのコーナー部に輪溝状の逃げ溝(6)を形成し、
前記管継手(1)に管(5)を挿入結合時にあって、こ
れら管継手(1)のメネジ(2)と管(5)のオネジ
(7)間に施されるシール剤(8)が適量以上に供給さ
れるときその余剰分を前記逃げ溝(6)に溜め込ませる
状態とさせて、この余剰シール剤(8)によるコア
(3)の圧迫を解消させて破損を防止しOリングを埋設
したのと略同様の状態とさせて密封効果を向上させるよ
うに構成している。
ところで、前記管継手(1)とコア(3)とは化学的結
合手段でもって一体結合させるようにしたもので、鋳鉄
製管継手(1)とポリブテン樹脂製のコア(3)の双方
に化学的親和性を有する接着性ポリオレフィンであるア
ドマー(登録商標)をこれら相互間に接着層(9)とし
て介在させて、これらの分子的結合によってその一体的
結合を図っている。
合手段でもって一体結合させるようにしたもので、鋳鉄
製管継手(1)とポリブテン樹脂製のコア(3)の双方
に化学的親和性を有する接着性ポリオレフィンであるア
ドマー(登録商標)をこれら相互間に接着層(9)とし
て介在させて、これらの分子的結合によってその一体的
結合を図っている。
以下、コア(3)の加工工程でもある管継手(1)とコ
ア(3)の結合工程を第3図の番号順に沿って説明す
る。
ア(3)の結合工程を第3図の番号順に沿って説明す
る。
(1)管継手の洗浄 トルエン或いはトリクロルエチレンなどの脱脂液で管継
手(1)を洗浄して、金属面に酸化層を造る。
手(1)を洗浄して、金属面に酸化層を造る。
(2)プライマー処理 エポキシ系のポリマーを使用し、180゜〜200℃で熱処理
する。
する。
(3)官能基ポリマー処理 エポキシ、プライマー処理をした継手内面に親和性の良
い、ポリブテンアドマー(登録商標)を塗布し、再熱処
理後冷却する。
い、ポリブテンアドマー(登録商標)を塗布し、再熱処
理後冷却する。
(4)ポリマー処理面の溶融 ポリブテン樹脂コアの射出成形の前工程としてポリマー
処理された継手内部に、赤外線ヒーターなどを用いて熱
風を吹きつけて、ポリマー処理面のみを速やかに溶融す
る。
処理された継手内部に、赤外線ヒーターなどを用いて熱
風を吹きつけて、ポリマー処理面のみを速やかに溶融す
る。
(5)内面樹脂一体射出成形 ポリマー処理面を速溶融された継手に、略180℃以上の
ポリブテン樹脂を射出成形して、管継手(1)の金属素
材表面にアドマーを接着層(9)としてコア(3)のポ
リブテン樹脂を一体接合させて、化学的反応による分子
的結合でもってこれらの一体固着を図る。
ポリブテン樹脂を射出成形して、管継手(1)の金属素
材表面にアドマーを接着層(9)としてコア(3)のポ
リブテン樹脂を一体接合させて、化学的反応による分子
的結合でもってこれらの一体固着を図る。
而して該構成の場合、一旦冷却したポリマー処理面を略
150℃以上で速溶融された管継手(1)が、コア(3)
の成形加工時に略180℃以上の溶融熱で再びその表面温
度を上昇させることによって、アドマーを接着層(9)
とした管継手(1)とコア(3)の一層良好なる化学的
結合が助長されると共に、その成形加工後は管継手
(1)による熱吸収でもって速やかなる冷却が促進され
てこれら結合部材間に結晶の配列などに乱れのない、略
均一で安定した結晶構造のものが得られて、強力な接着
性を発揮するものである。
150℃以上で速溶融された管継手(1)が、コア(3)
の成形加工時に略180℃以上の溶融熱で再びその表面温
度を上昇させることによって、アドマーを接着層(9)
とした管継手(1)とコア(3)の一層良好なる化学的
結合が助長されると共に、その成形加工後は管継手
(1)による熱吸収でもって速やかなる冷却が促進され
てこれら結合部材間に結晶の配列などに乱れのない、略
均一で安定した結晶構造のものが得られて、強力な接着
性を発揮するものである。
本実施例は上記の如く構成するものにして、前記管継手
(1)に管(5)を接続しての配管使用中にあっては、
管(5)の内周面はポリエチレン或いは塩化ビニールな
どのライニング材(10)で防食されると共に、管(5)
の接続側端部が前記コア(3)で防食されて、前記管
(5)に赤錆びなどが発生するのを防止できる。
(1)に管(5)を接続しての配管使用中にあっては、
管(5)の内周面はポリエチレン或いは塩化ビニールな
どのライニング材(10)で防食されると共に、管(5)
の接続側端部が前記コア(3)で防食されて、前記管
(5)に赤錆びなどが発生するのを防止できる。
また、前記管継手(1)内周面とコア外径部(3a)との
間に相互に化学的反応させるアドマー接着層(9)を介
在させることによって、管継手(1)とコア(3)間に
隙間や剥離のない確実に密着した一体形成物が得られる
もので、したがってこの管継手(1)における管端防食
効果を向上させることができるものである。
間に相互に化学的反応させるアドマー接着層(9)を介
在させることによって、管継手(1)とコア(3)間に
隙間や剥離のない確実に密着した一体形成物が得られる
もので、したがってこの管継手(1)における管端防食
効果を向上させることができるものである。
なお、前述実施例にあっては管継手(1)としてソケッ
トを例にとって説明したが、上水道・下水道などの管路
に使用する器具などの内外面何れでも同様である。
トを例にとって説明したが、上水道・下水道などの管路
に使用する器具などの内外面何れでも同様である。
「発明の効果」 以上実施例からも明らかなように本発明は、管継手
(1)に接続する金属製の管継手に接続する管の接続側
端面及び内周面を覆うオレフィン系の管端防食部材を、
管継手の内周部に一体的に設けるようにした構造におい
て、管継手の金属内周面に形成される酸化層にエポキシ
系のポリマーを熱処理するプライマー処理手段と、プラ
イマー処理面に親和性の良い接着性ポリオレフィンを塗
布して再熱処理後冷却する官能基ポリマー処理手段と、
ポリマー処理面のみを速溶融する速溶融処理手段と、溶
融処理面にオレフィン系の管端防食部材を所定温度以上
で成形加工する樹脂成形処理手段とでもって、管継手と
管端防食部材との一体結合を行うものであるから、例え
ば鋳鉄製の金属管継手内周面にオレフィン系のポリブテ
ン樹脂(商品名)製の管端防食部材を一体固着させる場
合にあっては、これら金属とポリブテン樹脂の双方に化
学的親和性を有する接着性ポリオレフィン例えばアドマ
ー(登録商標)を用いることによって、従来の如く管継
手と防食部材との間でガタが発生したり剥離することの
ない、これら双方が分子的結合でもって確実に一体固着
する管端防食型の管継手が得られるもので、特にこの場
合、官能基ポリマー処理手段において、一旦冷却したポ
リマー処理面を例えば略150℃以上で速溶融された管継
手(1)が、防食部材(3)の成形加工時に略180℃以
上の溶融熱で再びその表面温度を上昇させることによっ
て、アドマーを接着層(9)とした管継手(1)と防食
部材(3)の一層良好なる化学的結合が助長されると共
に、その成形加工後は管継手(1)による熱吸収でもっ
て速やかなる冷却が促進されてこれら結合部材間に結晶
の配列などに乱れのない、略均一で安定した結晶構造の
ものが得られて、強力な接着性が発揮され、したがって
管継手と防食部材とが接着性ポリオレフィンの熱反応に
よって強力に接着した管端防食効果に極めて秀れた高品
質管継手を容易且つ低コストに提供することが可能にで
きるなど顕著な効果を奏する。
(1)に接続する金属製の管継手に接続する管の接続側
端面及び内周面を覆うオレフィン系の管端防食部材を、
管継手の内周部に一体的に設けるようにした構造におい
て、管継手の金属内周面に形成される酸化層にエポキシ
系のポリマーを熱処理するプライマー処理手段と、プラ
イマー処理面に親和性の良い接着性ポリオレフィンを塗
布して再熱処理後冷却する官能基ポリマー処理手段と、
ポリマー処理面のみを速溶融する速溶融処理手段と、溶
融処理面にオレフィン系の管端防食部材を所定温度以上
で成形加工する樹脂成形処理手段とでもって、管継手と
管端防食部材との一体結合を行うものであるから、例え
ば鋳鉄製の金属管継手内周面にオレフィン系のポリブテ
ン樹脂(商品名)製の管端防食部材を一体固着させる場
合にあっては、これら金属とポリブテン樹脂の双方に化
学的親和性を有する接着性ポリオレフィン例えばアドマ
ー(登録商標)を用いることによって、従来の如く管継
手と防食部材との間でガタが発生したり剥離することの
ない、これら双方が分子的結合でもって確実に一体固着
する管端防食型の管継手が得られるもので、特にこの場
合、官能基ポリマー処理手段において、一旦冷却したポ
リマー処理面を例えば略150℃以上で速溶融された管継
手(1)が、防食部材(3)の成形加工時に略180℃以
上の溶融熱で再びその表面温度を上昇させることによっ
て、アドマーを接着層(9)とした管継手(1)と防食
部材(3)の一層良好なる化学的結合が助長されると共
に、その成形加工後は管継手(1)による熱吸収でもっ
て速やかなる冷却が促進されてこれら結合部材間に結晶
の配列などに乱れのない、略均一で安定した結晶構造の
ものが得られて、強力な接着性が発揮され、したがって
管継手と防食部材とが接着性ポリオレフィンの熱反応に
よって強力に接着した管端防食効果に極めて秀れた高品
質管継手を容易且つ低コストに提供することが可能にで
きるなど顕著な効果を奏する。
第1図はコアを一体結合させたソケット形管継手の断面
説明図、第2図は管継手と管の接続状態を示す説明図、
第3図はコアの加工工程を示す説明図である。 (1)……管継手 (3)……コア(管端防食部材) (5)……管
説明図、第2図は管継手と管の接続状態を示す説明図、
第3図はコアの加工工程を示す説明図である。 (1)……管継手 (3)……コア(管端防食部材) (5)……管
Claims (1)
- 【請求項1】金属製の管継手に接続する管の接続側端面
及び内周面を覆うオレフィン系の管端防食部材を、管継
手の内周部に一体的に設けるようにした構造において、
管継手の金属内周面に形成される酸化層にエポキシ系の
ポリマーを熱処理するプライマー処理手段と、プライマ
ー処理面に親和性の良い接着性ポリオレフィンを塗布し
て再熱処理後冷却する官能基ポリマー処理手段と、ポリ
マー処理面のみを速溶融する速溶融処理手段と、溶融処
理面にオレフィン系の管端防食部材を所定温度以上で成
形加工する樹脂成形処理手段とでもって、管継手と管端
防食部材との一体結合を行うように構成したことを特徴
とする管端防食型管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2180178A JPH0689864B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 管端防食型管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2180178A JPH0689864B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 管端防食型管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0469482A JPH0469482A (ja) | 1992-03-04 |
JPH0689864B2 true JPH0689864B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=16078760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2180178A Expired - Fee Related JPH0689864B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 管端防食型管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0689864B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2573736Y2 (ja) * | 1992-06-09 | 1998-06-04 | 積水化学工業株式会社 | 管継手 |
FR2863607B1 (fr) | 2003-12-11 | 2006-09-29 | Snc Eurokera | Vitroceramiques a surface modifiee et leur preparation |
JP4956032B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2012-06-20 | ニチバン株式会社 | 粘着テープ用基材及び粘着テープ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57190190A (en) * | 1981-05-15 | 1982-11-22 | Sekisui Chemical Co Ltd | Corrosion-proof pipe joint and its manufacture |
-
1990
- 1990-07-06 JP JP2180178A patent/JPH0689864B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0469482A (ja) | 1992-03-04 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |