JPH0689509A - 記録装置及び再生装置 - Google Patents

記録装置及び再生装置

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JPH0689509A
JPH0689509A JP26431892A JP26431892A JPH0689509A JP H0689509 A JPH0689509 A JP H0689509A JP 26431892 A JP26431892 A JP 26431892A JP 26431892 A JP26431892 A JP 26431892A JP H0689509 A JPH0689509 A JP H0689509A
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JP
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recording
timing
control signal
position control
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JP26431892A
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English (en)
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Teppei Yokota
哲平 横田
Toshio Asai
俊男 浅井
Tetsuji Nakazawa
徹二 中沢
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単独動作が可能な記録再生装置を複数使用し
て、多チャンネルの信号を記録再生する。 【構成】 それぞれ媒体駆動手段130M,132;2
30M,232と、記録信号処理手段160,260
と、再生信号処理手段170,270とを備える複数の
記録再生系100,200を、単一の同期信号SYに基
づいて同期運転する。複数の記録媒体101,201に
は、複数の入力信号を同一タイミングでサンプリングし
た複数のサンプルデータを、単一の位置制御信号CMに
基づいて、それぞれの同一アドレスに記録する。複数の
記録媒体の同一アドレスに記録された、複数のサンプル
データを、媒体に対応する複数のメモリの同一アドレス
に書き込み、これら複数のメモリから同一タイミングで
データを読み出して、多チャンネルの再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多チャンネルの記録
再生に好適な、記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数チャンネルの音声信号をデジタル記
録再生する場合には、各チャンネル間で音声信号の同期
がとられていなければならない。
【0003】2チャンネルステレオ音声の場合には、こ
の同期は比較的容易であり、デジタルオーディオテープ
レコーダやコンパクトディスクプレーヤなどのデジタル
録音再生機器が、民生用としても種々提供されている。
【0004】しかし、2チャンネル以上の多チャンネル
音声のデジタル録音再生を行う場合には、上記同期が困
難であり、チャンネル数分のトラックをテープ上に同時
に形成して、記録再生を行うようにするマルチトラック
レコーダなどが、従来は、用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マルチトラッ
クテープレコーダは、多チャンネル専用機であり、しか
も概ね業務用が中心であり、価格や寸法、重量などの点
で、民生用には不向きであるいう問題があった。
【0006】この発明は、比較的低価格で、多チャンネ
ル音声のデジタル録音再生が可能な、記録再生装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明においては、2チャンネルステレオ音声記
録をも行える記録装置を、必要な多チャンネル数分、接
続することにより、多チャンネル記録を行えるようにす
る。また、2チャンネルステレオ音声再生をも行える再
生装置を、必要な多チャンネル数分、接続することによ
り、多チャンネル再生を行えるようにする。
【0008】すなわち、この発明よる記録装置は、後述
の実施例の参照符号を対応させると、複数の記録媒体1
01,201を駆動するための複数の媒体駆動手段13
0M,230M;132,232と、複数の記録媒体に
それぞれ記録する信号をデジタル処理するための複数系
統の記録信号処理手段160,260と、単一の同期信
号SYにロックした複数のタイミング信号発生手段14
2,242と、単一の記録位置制御信号CMに従属する
複数の制御手段120,220とを備え、複数のタイミ
ング信号発生手段からのタイミング信号により、同一タ
イミングで複数の入力信号をサンプリングして、複数の
記録信号処理系でデジタル処理し、複数の制御手段から
の制御信号により、同一タイミングの複数のサンプルデ
ータが複数の記録媒体の同一記録位置にそれぞれ記録さ
れるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】また、第2のこの発明による再生装置は、
後述の実施例の参照符号を対応させると、複数の記録媒
体101,201を駆動するための複数の媒体駆動手段
130M,230M;132,232と、複数の記録媒
体からそれぞれ再生された信号をデジタル処理するため
の複数系統の再生信号処理手段170,270と、単一
の同期信号SYにロックした複数のタイミング信号発生
手段142,242と、単一の再生位置制御信号CMに
従属する複数の制御手段120,220とを備え、この
複数の制御手段からの制御信号により、複数の記録媒体
の同一記録位置にそれぞれ記録された、同一タイミング
の複数のサンプルデータが再生されて、複数の記録媒体
に対応して設けられた複数のメモリ手段125,225
の同一アドレスにそれぞれ書き込まれ、この複数のメモ
リ手段からは、複数のタイミング信号発生手段からのタ
イミング信号により、同一アドレスのサンプルデータが
同一タイミングで読み出されるようにしたものである。
【0010】
【作用】上記の構成の記録装置を、多チャンネル分、接
続したときには、各記録装置の記録系100,200が
単一の同期信号SYに基づいて同期運転されて、複数の
記録媒体101,201には、複数の入力信号を同一タ
イミングでサンプリングした複数のサンプルデータが、
単一の位置制御信号CMに基づいて、それぞれの同一ア
ドレスに記録される。
【0011】また、上記の構成の再生装置を、多チャン
ネル分、接続したときには、各再生装置の再生系10
0,200が単一の同期信号SYに基づいて同期運転さ
れと共に、複数の記録媒体の同一アドレスに記録され
た、複数のサンプルデータが同一タイミングで再生され
て、各メモリの同一アドレスに書き込まれ、多チャンネ
ルの再生が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図5を参照しながら、この発明
による記録装置及び再生装置の一例が適用された記録再
生装置を、音声データ圧縮伸長型の光磁気ディスク記録
再生装置に適用した一実施例について説明する。
【0013】この例では、2チャンネルステレオ音声の
ディスク記録再生装置を、多チャンネルのチャンネル数
に応じた数だけ、接続して、各1枚のディスクには2チ
ャンネルづつを記録するが、多数枚で多チャンネル分を
同期記録するようにする。同期記録の方法としては、同
じタイミングでサンプリングされた各チャンネルの信号
は、ディスク上の同一記録位置に記録する。
【0014】再生時には、上記複数枚のディスクには、
上記のように多チャンネル信号が、記録位置を同じにし
て記録されているので、同じ記録位置の信号は、デジタ
ル信号処理用のバッファメモリの同一アドレスに書き込
むようにする。このようにすれば、複数のメモリからの
多チャンネルデータの読み出しを、同じアドレスを指定
して同期して行なうことにより、容易に多チャンネル再
生ができる。
【0015】まず、図5を参照しながら、この発明を適
用した、単体の光磁気ディスク記録再生装置の構成及び
動作について説明する。
【0016】図5において、1は光ディスクであって、
この例の場合、光磁気記録膜を持った記録再生、消去が
可能な書換形の光磁気ディスクが用いられる。ディスク
1の外径は例えば64mmで、このディスク1には、例
えば1.6μmのピッチでスパイラル状に記録トラック
が形成される。ディスク1は、一定の線速度、例えば
1.2〜1.4m/sで回転される。そして、ディスク
1には、オーディオ情報がデジタル信号とされ、かつ、
圧縮されて記録されることにより、対象となる情報が1
30Mバイト以上記録再生可能である。
【0017】また、ディスク1には、予め、光スポット
制御用(トラッキング制御用)のプリグルーブが形成さ
れているが、特に、この例の場合には、このプリグルー
ブにトラッキング用のウォブリング信号に重畳して絶対
番地コードが記録されている。なお、ディスク1は防塵
及び傷付着防止のため、ディスクカートリッジ2内に収
納されている。
【0018】また、ディスク1には、その最内周のトラ
ック位置に、記録されているオーディオデータに関する
情報が記録されている。これは、一般にTOC(Table
of content)と呼ばれ、記録されている曲数、各曲の記
録位置に関する情報、各曲の演奏時間などが含まれてい
る。
【0019】[記録再生装置の記録系]図5の記録再生
装置は、IC化によりできるだけ構成を簡略化できるよ
うに工夫されている。先ず、光磁気ディスクへの記録時
について説明する。なお、記録時と再生時とでは、シス
テム制御回路20からのモード切換信号R/Pにより、
各回路部がモード切り換えされるようにされている。シ
ステム制御回路20には、録音,再生など、複数の操作
キーK1〜Knが接続されており、このキーKの操作に
より動作モードが指定される。
【0020】1対の入力端子21LT,21RTを通じた2
チャンネルのアナログオーディオ信号は、A−D変換器
22において、サンプリング周波数44.1kHzでサ
ンプリングされ、各サンプリング値が16ビットのデジ
タル信号に変換される。この16ビットのデジタル信号
は、データ圧縮回路23Rに供給され、この例の場合に
は、入力デジタルデータが例えば約1/5にデータ圧縮
される。このデータ圧縮の方法としては種々用いること
ができるが、例えば量子化数4ビットのADPCM(Ad
aptive Delta Pulse Code Modulation) が使用される。
【0021】また、例えば、入力デジタルデータを高域
ほど帯域幅が広くなるように複数の帯域に分割し、分割
された各帯域毎に複数のサンプル(サンプル数は各帯域
で同数とする方が良い)からなるブロックを形成し、各
帯域のブロックごとに直交変換を行ない、係数データを
得、この係数データに基づいて各ブロックごとのビット
割り当てを行なうようにする方法を用いることもでき
る。この場合のデータ圧縮方法は、音に対する人間の聴
感特性を考慮しており、高能率でデータ圧縮ができる
(特願平1−278207号参照)。
【0022】こうしてA−D変換器22からのデジタル
データDAは、圧縮回路23Rにおける処理により約1
/5にデータ圧縮され、このデータ圧縮されたデータd
aは、メモリ制御回路24により制御されるバッファメ
モリ25に転送される。この例の場合には、バッファメ
モリ25は、1Mビットの容量を有するD−RAMが用
いられている。
【0023】メモリ制御回路24は、記録中に振動等に
よりディスク1上の記録位置が飛んでしまうトラックジ
ャンプが生じなければ、バッファメモリ25から圧縮デ
ータdaを書き込み速度の約5倍の転送速度で順次読み
出し、読み出したデータを、データエンコード回路26
Rに転送する。
【0024】また、記録中にトラックジャンプが生じた
ことを検出したときは、エンコード回路26Rへのデー
タ転送を停止し、処理回路23Rからの圧縮データda
をバッファメモリ25に蓄積する。そして、記録位置が
修正されたとき、バッファメモリ25からエンコード回
路26Rへのデータ転送を再開するようにする制御を行
う。
【0025】トラックジャンプが生じたか否かの検出
は、例えば振動計を装置に設け、振動の大きさがトラッ
クジャンプが生じるようなものであるか否かを検出する
ことにより行うことができる。また、この例のディスク
1には、前述したように、プリグルーブを形成する際
に、トラッキング制御用のウォブリング信号に重畳して
絶対番地コードが記録されている。そこで、このプリグ
ルーブからの絶対番地コードを記録時に読取り、そのデ
コード出力からトラックジャンプを検出するようにする
こともできる。また、振動計と絶対番地コードのオアを
取ってトラックジャンプを検出するようにしても良い。
なお、トラックジャンプが生じたときには、光磁気記録
のためのレーザ光のパワーを下げる、あるいはパワーを
零とするようにしておくものである。
【0026】そして、トラックジャンプが生じたときの
記録位置の修正は、前記の絶対番地コードを用いて行う
ことができる。また、この場合のバッファメモリ25の
データ容量としては、上述から理解されるように、トラ
ックジャンプが生じてから記録位置が正しく修正される
までの間の時間分に相当する圧縮データdaを蓄積でき
る容量が最低必要である。この例では、バッファメモリ
25の容量としては、前記のように1Mビット有し、こ
の容量は前記の条件を十分に満足するように余裕を持っ
たものとして選定されているものである。
【0027】また、この場合、メモリ制御回路24は、
この記録時において、正常動作時は、できるだけバッフ
ァメモリ25に蓄積されるデータが少なくなるようにメ
モリ制御を行う。例えば、バッファメモリ25のデータ
量が予め定められた所定量以上になったら、所定量のデ
ータ、例えば32セクタ分(1セクタは1CD−ROM
セクタ(約2Kバイト))のデータだけバッファメモリ
25から読み出して、常に所定データ量以上の書込み空
間を確保しておくようにメモリ制御を行う。
【0028】データエンコード回路26Rは、バッファ
メモリ25から転送されてきた圧縮データdaをCD−
ROMのセクタ構造のデータにエンコードする。なお、
32セクタ分のオーディオデータを含むデータを以下ク
ラスタと称する。
【0029】このデータエンコード回路26Rの出力デ
ータ(クラスタ単位のデータ)は、記録エンコード回路
27に供給される。この記録エンコード回路27では、
データにエラー検出訂正用の符号化処理を行うと共に、
記録に適した変調処理、この例ではEFM符号化処理な
どを施す。エラー検出訂正用の符号は、この例ではCD
のCIRC(クロスインターリーブ・リード・ソロモン
符号)に対してインターリーブを変更したものを用い
る。記録データがクラスタ単位の間欠的なデータである
ので、32セクタのクラスタの前後に、クラスタ接続用
の複数個のセクタが付加される。
【0030】この記録エンコード回路27からの符号化
処理の施されたデータは、磁気ヘッド駆動回路28を介
して磁気ヘッド29に供給される。磁気ヘッド駆動回路
28は、記録データに応じた変調磁界をディスク1(光
磁気ディスク)に印加するように磁気ヘッド29を駆動
する。このヘッド29に供給されるオーディオデータ
は、クラスタ単位であり、記録は間欠的に行われる。
【0031】ディスク1はカートリッジ2に収納されて
いるが、装置に装填されることにより、シャッタ板が開
けられて、シャッタ開口からディスク1が露呈する。そ
して、スピンドル挿入用開口にディスク駆動モータ30
Mの回転軸が挿入連結されて、ディスク1が回転駆動さ
れる。この場合、ディスク駆動モータ30Mは、後述す
るサーボ制御回路32により、線速度1.2〜1.4m
/sでディスク1を回転駆動するように回転速度制御が
なされる。
【0032】磁気ヘッド29は、前記カートリッジ2の
シャッタ開口から露呈するディスク1に対向している。
また、ディスク1の磁気ヘッドに対向する面とは反対側
の面と対向する位置には、光学ヘッド30が設けられて
いる。この光学ヘッド30は、例えばレーザダイオード
等のレーザ光源、コリメータレンズ、対物レンズ、偏光
ビームスプリッタ、円筒レンズなどの光学部品及び光検
出器などから構成されており、この記録時は、記録トラ
ックには、再生時より大きな一定のパワーのレーザ光が
照射されている。この光照射と、磁気ヘッド29による
変調磁界とにより、ディスク1には熱磁気記録によって
データが記録される。そして、磁気ヘッド29と光学ヘ
ッド30とは、共にディスク1の半径方向に沿って移動
できるように構成されている。
【0033】なお、この記録時において、光学ヘッド3
0の出力がRF信号処理回路31を介して絶対番地デコ
ード回路34に供給されて、ディスク1のプリグルーブ
からの絶対番地コードが抽出されると共に、デコードさ
れる。そして、そのデコードされた絶対番地情報が記録
エンコード回路27に供給されて、記録データ中に絶対
番地情報として挿入されて、ディスクに記録される。絶
対番地デコード回路34からの絶対番地情報は、また、
システム制御回路20に供給され、前述したように、記
録位置の認識及び位置制御に用いられる。
【0034】また、RF信号処理回路31からの信号が
サーボ制御回路32に供給され、ディスク1のプリグル
ーブからの信号からモータ30Mの線速度一定サーボの
ための制御信号が形成され、モータ30Mが速度制御さ
れる。
【0035】[記録再生装置の再生系]装置に装填され
たディスクは、ディスク駆動モータ30Mにより回転駆
動される。そして、記録時と同様にして、このディスク
駆動モータ30Mは、サーボ制御回路32により、プリ
グルーブからの信号により、ディスク1が記録時と同じ
速度、すなわち線速度1.2〜1.4m/sで、一定と
なるように回転速度制御される。
【0036】再生時、光学ヘッド30は、目的トラック
に照射したレーザ光の反射光を検出することにより、例
えば非点収差法によりフォーカスエラーを検出し、ま
た、例えばプッシュプル法によりトラッキングエラーを
検出すると共に、目的トラックからの反射光の偏光角
(カー回転角)の違いを検出して、再生RF信号を出力
する。
【0037】光学ヘッド30の出力は、RF信号処理回
路31に供給される。RF信号処理回路31は、光学ヘ
ッド30の出力からフォーカスエラー信号やトラッキン
グエラー信号を抽出してサーボ制御回路32に供給する
と共に、再生信号を2値化して再生デコード回路33に
供給する。
【0038】サーボ制御回路32は、前記フォーカスエ
ラー信号が零になるように、光学ヘッド30の光学系の
フォーカス制御を行うと共に、トラッキングエラー信号
が零になるように、光学ヘッド30の光学系のトラッキ
ング制御を行う。
【0039】また、RF信号処理回路31はプリプルー
ブからの絶対番地コードを抽出して絶対番地デコード回
路34に供給する。そして、システム制御回路20に、
このデコード回路34からの絶対番地情報が供給され、
サーボ制御回路32による光学ヘッド30のディスク半
径方向の再生位置制御のために使用される。また、シス
テム制御回路20は、再生データ中から抽出されるセク
タ単位のアドレス情報も、光学ヘッド30が走査してい
る記録トラック上の位置を管理するために用いることが
できる。
【0040】この再生時、後述するように、ディスク1
から読み出された圧縮データはバッファメモリ25に書
き込まれ、読み出されて伸長されるが、両データの伝送
レートの違いから、ディスク1からの光学ヘッド30に
よるデータ読み出しは、例えばバッファメモリに蓄えら
れるデータが所定量以下にならないように間欠的に行わ
れる。
【0041】ディスク1から読み出されたデータは、R
F信号処理回路31を介して再生デコード回路33に供
給される。再生デコード回路33は、RF信号処理回路
31からの2値化再生信号を受けて、記録エンコード回
路27に対応した処理、すなわち、EFM復号化処理、
エラー検出訂正のための復号化処理や補間処理などを行
う。この再生デコード回路33の出力データは、データ
デコード回路26Pに供給される。
【0042】このデータデコード回路26Pは、CD−
ROMのセクタ構造のデータを圧縮された状態の元デー
タにデコードする。
【0043】このデータデコード回路26Pの出力デー
タは、トラックジャンプメモリ制御回路24により制御
されるバッファメモリ25に転送され、所定の書き込み
速度で書き込まれる。
【0044】そして、この再生時においては、メモリ制
御回路24は、再生中に振動等により再生位置が飛んで
しまうトラックジャンプが生じなければ、データデコー
ド回路26Pからの圧縮された状態のデータを書き込み
速度の約1/5倍の転送速度で順次読み出し、読み出し
たデータを、データ伸長処理回路23Pに転送する。こ
の場合、メモリ制御回路24は、バッファメモリ25に
蓄えられているデータ量が、所定以下にならないように
バッファメモリ25の書き込み/読み出しを制御する。
【0045】また、再生中にトラックジャンプが生じた
ことを検出したときは、データデコード回路26Pから
バッファメモリ25へのデータの書き込みを停止し、デ
ータ伸長処理回路23Pへのデータの転送のみを行う。
そして、再生位置が修正されたとき、データデコード回
路26Pからバッファメモリ25へのデータ書き込みを
再開するようにする制御を行う。
【0046】トラックジャンプが生じたか否かの検出
は、記録時と同様に、例えば振動計を用いる方法及び光
ディスクのプリグルーブにトラッキング制御用のウォブ
リング信号に重畳して記録されている絶対番地コードを
用いる方法(つまり、絶対番地デコード回路34のデコ
ード出力を用いる方法)、あるいは、振動計と絶対番地
コードのオアを取ってトラックジャンプを検出する方法
を用いることができる。さらには、この再生時には、前
述したように再生データ中から絶対番地情報及びセクタ
単位のアドレス情報が抽出されるのでこれを用いること
もできる。
【0047】この再生時の場合のバッファメモリ25の
データ容量としては、上述から理解されるように、トラ
ックジャンプが生じてから再生位置が正しく修正される
までの間の時間分に相当するデータを常に蓄積できる容
量が最低必要である。何故なら、それだけの容量があれ
ば、トラックジャンプが生じても、バッファメモリ25
からデータ伸長回路23Pにデータを転送し続けること
ができるからである。この例のバッファメモリ25の容
量としての1Mビットは、前記の条件を十分に満足する
ように余裕を持った容量として選定されている。
【0048】また、前述もしたように、メモリ制御回路
24は、正常動作時は、できるだけバッファメモリ25
に前記必要最小限以上の所定データが蓄積されるように
メモリ制御を行う。この場合、例えば、バッファメモリ
25のデータ量が予め定められた所定量以下になった
ら、光学ヘッド30によりディスク1からのデータの間
欠的な取り込みを行って、データデコード回路26Pか
らのデータの書き込みを行い、常に所定データ量以上の
読み出し空間を確保しておくようにメモリ制御を行う。
【0049】データ伸長処理回路23Pでは、ADPC
Mデータを、記録時のデータ圧縮処理とは逆に、約5倍
に伸長する。
【0050】このデータ伸長回路23Pからのデジタル
オーディオデータは、D−A変換器35に供給され、2
チャンネルのアナログオーディオ信号に戻され、1対の
出力端子36LT,36RTから出力される。
【0051】[記録再生装置のタイミング信号系]上述
のような記録系,再生系の各種動作のタイミングは、前
述のサンプリング周波数信号などの各種タイミング信号
を基準として設定される。タイミング信号発生回路40
は、非同期運転の場合を想定して、水晶発振器を含んで
周波数固定に構成される基準信号発生回路41を備え
る。この実施例では、後述のように、複数の記録再生装
置が同期運転されるので、タイミング信号発生回路40
は、PLL回路を備えて構成される同期信号発生回路4
2をも備える。そして、非同期モードと同期モードとを
切り換えるためのスイッチ43が設けられる。
【0052】そして、非同期モードでは、スイッチ43
が接点i側に接続され、基準信号発生回路41からの各
種タイミング信号が、システム制御回路20などに適宜
供給される。
【0053】同期モードでは、スイッチ43が接点e側
に接続される。そして、外部同期信号入力端子45を通
じて入力される外部同期信号が同期信号発生回路42の
入力端子42iに供給される。そして、この外部同期信
号に位相同期(ロック)した各種タイミング信号が、こ
の同期信号発生回路42から得られ、各種タイミング信
号がシステム制御回路20などに適宜供給される。
【0054】この実施例の同期信号発生回路42は、破
線で示すように、入力端子42iに実質的に直結された
分岐出力端子42bを備え、この端子42bには同期信
号出力端子46が接続される。また、システム制御回路
20も、同様に、入力端子20iと、これに実質的に直
結された分岐出力端子20bとを備え、外部制御信号の
入力端子47と出力端子48とにそれぞれ接続される。
【0055】なお、スイッチ43は、手動で切り換えら
れるが、外部同期信号の入力端子45をジャックで構成
し、このジャックにプラグが挿入されたとき、そのこと
を機械的に、あるいは電気的に検出し、その検出出力に
よりスイッチ43を自動的に接点e側に切り換えるよう
に構成することもできる。
【0056】[記録再生装置の同期運転]この発明の一
実施例の構成を図1に示す。図1において、50はマス
タ制御回路である。このマスタ制御回路50は、同期信
号SYと、記録開始命令、停止命令、再生開始命令や、
記録及び再生位置制御信号などの制御信号(以下、コマ
ンドという)CMを、それぞれ出力端子51及び52よ
り発生する。
【0057】100,200はそれぞれ前述した光磁気
ディスク記録再生装置であって、両記録再生装置10
0,200において、前述の図5の例に対応する部分に
は、下2桁が同一の符号を付して重複説明を省略する。
また、この図1の例では、記録再生装置100,200
の記録信号処理系及び再生信号処理系は、それぞれ簡略
化されて、処理系160及び170,処理系260及び
270として示されている。
【0058】そして、マスタ制御回路50の同期信号出
力端子51が記録再生装置100の同期信号入力端子1
45に接続され、制御信号出力端子52が記録再生装置
100の外部制御信号の入力端子147に接続される。
また、記録再生装置100の出力端子146と、記録再
生装置200の外部同期信号の入力端子245とが接続
され、記録再生装置100の出力端子148と、記録再
生装置200の外部制御信号の入力端子247とが接続
される。
【0059】そして、スイッチ143及び243は、手
動により、あるいは上記のように入力端子145,24
5が外部機器と接続されることにより、自動的に接点e
側に切り換えられ、第1及び第2の記録再生装置が、共
に、同期モードとされる。
【0060】以上のように接続されているので、マスタ
制御回路50からの同期信号SYとコマンドCMとが、
外部同期信号及び外部制御信号として、第1の記録再生
装置100の同期信号入力端子145とコマンドの入力
端子147に、それぞれ供給される。すると、同期信号
SY及びコマンドCMは、第1の記録再生装置100だ
けでなく、第2の記録再生装置200にも、第1の記録
再生装置100を介して供給される。
【0061】図示は省略するが、第3,第4…第n…の
記録再生装置が使用される場合も、同様に、第(n−
1)の記録再生装置の出力端子46及び48と、第nの
記録再生装置の入力端子45及び47とが、それぞれ接
続されることにより、マスタ制御回路50からの同期信
号SYとコマンドCMとが、順次第nの記録再生装置に
供給される。
【0062】前述のように、同期モードでは、両記録再
生装置100,200の各スイッチ143〜244が接
点e側に接続されており、両記録再生装置100,20
0のPLL142,242に同期信号SYが、共に供給
されると共に、システム制御回路120,220には、
コマンドCMが、共に供給される。
【0063】そして、記録再生装置100,200の同
期信号発生回路142,242からは、共通の同期信号
SYにそれぞれ位相同期(ロック)した、各種のタイミ
ング信号が、それぞれシステム制御回路120,220
などに適宜供給される。
【0064】これにより、各A−D変換器122,22
2におけるサンプリングのタイミングが一致する。ま
た、各サーボ回路132,232を介して制御されるモ
ータ130M,230Mの回転位相が一致し、ディスク
101,201は同期して回転する。
【0065】一方、各システム制御回路120,220
は、光学ヘッド130,230が現に走査している、デ
ィスク101,201のアドレス(絶対番地)情報をマ
スタ制御回路50に送り返す。これにより、マスタ制御
回路50は、複数のディスク101,201のアドレス
を管理することができて、外部コマンドであるコマンド
CMを用いて、各々のディスク101,201上のデー
タ記録ないし再生位置を制御することが可能となる。
【0066】そして、記録時には、図2に示すように、
記録再生装置100,200のA−D変換器122,2
22において、同一時刻t0,t1,t2 ‥‥でそれぞれサ
ンプリングングされた4チャンネルの音声データが、同
期して回転する2枚のディスク101,201の同一ア
ドレスA0,A1,A2 ‥‥に、2チャンネルずつ分配され
て記録される。
【0067】また、再生時には、図3に示すように、同
期回転する2枚のディスク101,201の同一アドレ
スA0,A1,A2 ‥‥から再生された各2チャンネルの音
声データが、バッファメモリ125,225の同一アド
レスB0,B1,B2 ‥‥にそれぞれ書き込まれる。
【0068】このバッファメモリ125,225から
は、時刻t0,t1,t2 ‥‥に、同一アドレスB0,B1,B
2 ‥‥のサンプルデータが同一タイミングで読み出され
て、元の4チャンネルの音声データが同期して再生され
る。
【0069】以上のようにして、この実施例では、記録
・再生時に、音声データの大幅な圧縮・伸長を行なわれ
て、ディスクへのデータの書き込みと、ディスクからの
データの読み出しとは、いずれも間欠的に行なわれるの
で、複数のディスク間のアドレスを一致させることが容
易となる。
【0070】なお、音声データが記録される、ディスク
101,201のアドレスは、必ずしも全く同一でなく
ても、相互に一定の関連があればよい。
【0071】また、同期運転時には、複数の記録再生装
置のいずれか、例えば、第1の記録再生装置の記録操作
キー(図5参照)を操作することにより、全ての記録再
生装置が記録動作をするように制御される。
【0072】以上詳述のように、図1の実施例では、民
生用の複数のディスク記録再生装置の間の信号タイミン
グを同期させて、複数のディスクを同期回転させると共
に、記録時には、同時点の多チャンネル音声データを2
チャンネルずつに分配して、複数のディスク上の同一ア
ドレスに記録し、再生時には、複数のディスク上の同一
アドレスから再生した各2チャンネルの音声データを、
メモリを介して、同時に出力するようにしたので、比較
的低価格で、多チャンネル音声のデジタル録音再生を簡
単に行なうことができる。
【0073】[記録再生装置の同期運転の他の例]図1
の実施例では、マスタ制御回路は、光磁気ディスク記録
再生装置とは別個に設けたが、マスタ制御回路は、1台
目の記録再生装置に含まれていてもよい。また、図4の
例に示すように、記録再生装置に、マスタ制御回路の機
能をそれぞれ内蔵させ、各記録再生装置のマスタ制御回
路の動作・非動作を切り換えるようにしてもよい。この
図4の例において、図1の例に対応する部分には同一の
符号を付して重複説明を省略する。
【0074】図4において、第1の記録再生装置100
Mは、コマンドCMを発生するマスタ制御回路150を
備え、このマスタ制御回路150からのコマンドCM
が、切り換えスイッチ151の接点i側と可動接点とを
介して、システム制御回路120に供給されると共に、
直接にコマンド出力端子148に導出される。スイッチ
151の接点e側はコマンド入力端子147に接続され
る。
【0075】また、同期信号発生回路142のPLL回
路に対する位相基準信号を内部同期信号と外部同期信号
とに切り換えるためのスイッチ144が設けられる。内
部同期信号を使用するときには、スイッチ144が接点
I側に切り換えられ、システム制御回路120からの内
部同期信号が同期信号発生回路142に供給され、回路
142からは、この内部同期信号に同期した各種タイミ
ング信号が得られる。
【0076】また、外部同期のときには、スイッチ14
4が接点E側に切り換えられ、外部同期信号入力端子1
45を通じて入力される外部同期信号が同期信号発生回
路142に供給される。そして、この外部同期信号に位
相同期(ロック)した各種タイミング信号が、この同期
信号発生回路142から得られ、各種タイミング信号が
システム制御回路120などに適宜供給される。そし
て、システム制御回路120からの内部同期信号が同期
信号出力端子145に導出される。
【0077】図4の実施例のマスタ制御回路150は位
置制御信号だけを出力する。また、この実施例のシステ
ム制御回路120と同期信号発生回路142とは、いず
れも図1の実施例のような分岐出力端子を持たない。
【0078】そして、第2の記録再生装置200Mは、
第1の記録再生装置100Mと全く同様に構成されるの
で、100番台の符号に代えて200番台の符号を付与
して、その説明を省略する。
【0079】この例では、第1の記録再生装置100M
をマスタ機とし、第2の記録再生装置をスレーブ機とす
る。このため、第1の記録再生装置100Mの同期信号
と位置制御信号の各出力端子146,148と、第2の
記録再生装置200Mの対応する入力端子245,24
7とがそれぞれ接続される。そして、図4の実施例で
は、マスタ機とされる第1の記録再生装置100Mのス
イッチ151が接点i側に、スイッチ143は接点e側
に、スイッチ144は接点I側に、それぞれ接続され
る。したがって、内蔵のマスタ制御回路150の位置制
御信号がシステム制御回路120に供給され、また、シ
ステム制御回路150からの内部同期信号が同期信号発
生回路142に供給され、この第1の記録再生装置10
0Mがマスタモードとされる。
【0080】また、スレーブ機とされる第2の記録再生
装置200Mは、スイッチ251が接点e側に、スイッ
チ243が接点e側に、スイッチ244が接点E側に、
それぞれ接続される。したがって、内蔵のマスタ制御回
路250からシステム制御回路220への位置制御信号
供給経路が遮断されると共に、第1の記録再生装置10
0Mのマスタ制御回路150からのコマンドCMが、出
力端子148,入力端子247とスイッチ251とを介
して、システム制御回路220に供給される。また、第
1の記録再生装置100Mからの内部同期信号が、出力
端子146,入力端子245、スイッチ244を介し
て、外部同期信号として、同期信号発生回路242に供
給されて、第2の記録再生装置200Mがスレーブモー
ドとされる。
【0081】そして、この同期信号発生回路242から
は、外部同期信号、すなわち、第1の記録再生装置10
0Mからの内部同期信号にロックしたタイミング信号が
出力され、接点e側に接続されたスイッチ243を介し
て、システム制御回路220などに適宜供給される。
【0082】これにより、マスタモードの記録再生装置
100Mと、スレーブモードの記録再生装置200Mと
は、前述の実施例の記録再生装置100,200と同様
に、同期して運転され、同様の作用効果を奏する。
【0083】なお、モード切り換えスイッチ151,2
51は、位置制御信号の入出力端子147,148;2
47,248の接続状態に応じ、同期切換えスイッチと
連動して、自動切り換えとするすることもできる。
【0084】なお、第3の記録再生装置が接続されると
きは、第2の記録再生装置200Mの出力端子246,
248と、第3の記録再生装置の同期信号入力端子,位
置制御信号入力端子とがそれぞれ接続される。以下、順
次、縦列的に、第4、第5…の記録再生装置が、チャン
ネル数に応じて接続される。この場合、これら第3,第
4,…の記録再生装置は、いずれもスレーブモードとさ
れるものである。
【0085】上述の各実施例では、この発明を音声デー
タ圧縮伸長型の光磁気ディスク記録再生装置に適用した
場合について説明したが、この発明は、デジタルオーデ
ィオテープレコーダや、デジタルコンパクトカセットの
ような、記録媒体が異なるデジタル記録再生装置にも同
様に適用することができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による記
録装置よれば、媒体駆動手段と、記録信号処理手段と、
再生信号処理手段とをそれぞれ備える、複数の記録再生
系が、単一の同期信号に基づいて同期運転されて、複数
の記録媒体には、複数チャンネルの入力信号を同一タイ
ミングでサンプリングした複数のサンプルデータが、単
一の位置制御信号に基づいて、それぞれの同一あるいは
対応アドレスに記録される。したがって、多チャンネル
の記録が可能な記録装置が得られる。
【0087】また、この発明による再生装置によれば、
複数の記録媒体の同一アドレスに記録された複数チャン
ネルのサンプルデータが再生されて、複数のメモリの同
一アドレスに書き込まれる。そして、これらのメモリか
ら同一タイミングで、同一のアドレスのデータが読み出
されることにより、多チャンネルの再生が可能になる。
【0088】この発明による記録装置及び再生装置は、
単独では、例えば2チャンネルステレオ用の記録再生装
置することができ、必要に応じて、複数台を接続するこ
とにより多チャンネル記録再生システムを構築すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による記録再生装置の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の記録動作を説明するため
の概念図である。
【図3】この発明の一実施例の再生動作を説明するため
の概念図である。
【図4】この発明の一実施例の他の実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図5】この発明を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
101,201 光磁気ディスク 50 マスタ制御回路 100,200 ディスク記録再生装置 120,220 システム制御回路 125,225 バッファメモリ 130M,230M ディスク駆動モータ 132,232 サーボ回路 142,242 同期信号発生回路(タイミング
信号発生手段) 160,260 記録信号処理系 170,270 再生信号処理系 CM 位置制御信号 SY 同期信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録媒体を駆動するための複数の
    媒体駆動手段と、 上記複数の記録媒体にそれぞれ記録する信号をデジタル
    処理するための複数系統の記録信号処理手段と、 単一の同期信号にロックした複数のタイミング信号発生
    手段と、 単一の記録位置制御信号が供給される複数の制御手段と
    を備え、 上記複数のタイミング信号発生手段からのタイミング信
    号により、同一タイミングで複数の入力信号をサンプリ
    ングして、上記複数の記録信号処理系でデジタル処理
    し、 上記複数の制御手段からの制御信号により、上記同一タ
    イミングの複数のサンプルデータが上記複数の記録媒体
    の同一記録位置にそれぞれ記録されるようにした記録装
    置。
  2. 【請求項2】 複数の記録媒体を駆動するための複数の
    媒体駆動手段と、 上記複数の記録媒体からそれぞれ再生された信号をデジ
    タル処理するための複数系統の再生信号処理手段と、 単一の同期信号にロックした複数のタイミング信号発生
    手段と、 単一の再生位置制御信号が供給される複数の制御手段と
    を備え、 この複数の制御手段からの制御信号により、上記複数の
    記録媒体の同一記録位置にそれぞれ記録された、同一タ
    イミングの複数のサンプルデータが再生されて、上記複
    数の記録媒体に対応して設けられた複数のメモリ手段の
    同一アドレスにそれぞれ書き込まれ、 この複数のメモリ手段からは、上記複数のタイミング信
    号発生手段からのタイミング信号により、同一アドレス
    のサンプルデータが同一タイミングで読み出されるよう
    にした再生装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体を駆動するための媒体駆動手段
    と、 上記記録媒体に記録する信号をデジタル処理する記録信
    号処理手段と、 同期信号の入力端子と、 上記同期信号の出力端子と、 上記入力端子に入力された同期信号に同期したタイミン
    グ信号を発生するタイミング信号発生手段と、 上記記録媒体上の記録位置を制御するための位置制御信
    号の入力端子と、 上記位置制御信号の出力端子と、 上記位置制御信号が供給される制御手段とを備え、 上記制御手段により、上記入力された位置制御信号によ
    り指定される媒体上の記録位置に、上記タイミング信号
    発生手段からのタイミング信号によりサンプリングされ
    た信号が記録されるようにされた記録装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体を駆動するための媒体駆動手段
    と、 メモリを含み、上記記録媒体から再生された信号をデジ
    タル処理する再生信号処理手段と、 同期信号の入力端子と、 上記同期信号の出力端子と、 上記入力端子に入力された同期信号に同期したタイミン
    グ信号を発生するタイミング信号発生手段と、 上記記録媒体上の再生位置を制御するための位置制御信
    号の入力端子と、 上記位置制御信号の出力端子と、 上記位置制御信号が供給される制御手段とを備え、 上記制御手段により、上記入力された位置制御信号によ
    り指定される媒体上の再生位置から再生された信号が、
    その再生位置に応じて定まっている上記メモリのアドレ
    スに書き込まれるようにされた再生装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体を駆動するための媒体駆動手段
    と、 上記記録媒体に記録する信号をデジタル処理する記録信
    号処理手段と、 タイミング信号発生手段と、 同期信号と、上記記録媒体上の記録位置を制御するため
    の位置制御信号とを発生する主制御信号発生手段と、 上記同期信号の入力端子と、 上記同期信号の出力端子と、 上記位置制御信号の入力端子と、 上記位置制御信号の出力端子と、 マスター/スレーブ切り換え手段と、 制御手段とを備え、 上記マスター/スレーブ切り換え手段が、マスター側に
    切り換えられたときには、上記主制御信号発生手段から
    の同期信号は上記タイミング信号発生手段に供給される
    と共に、上記同期信号の出力端子から出力され、上記主
    制御信号発生手段からの位置制御信号は上記制御手段に
    供給されると共に、上記位置制御信号の出力端子から出
    力されて、上記制御手段により、上記位置制御信号によ
    り指定される媒体上の記録位置に、上記タイミング信号
    発生手段からのタイミング信号によりサンプリングされ
    た信号が記録されるようにされ、 上記マスター/スレーブ切り換え手段が、スレーブ側に
    切り換えられたときには、上記入力端子を通じて入力さ
    れた同期信号がタイミング信号発生手段に供給されると
    共に、上記入力端子を通じて入力された位置制御信号が
    上記制御手段に供給されて、上記制御手段により、上記
    位置制御信号により指定される媒体上の記録位置に、上
    記タイミング信号発生手段からのタイミング信号により
    サンプリングされた信号が記録されるようにされた記録
    装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体を駆動するための媒体駆動手段
    と、 メモリを含み、上記記録媒体から再生された信号をデジ
    タル処理する再生信号処理手段と、 タイミング信号発生手段と、 同期信号と、上記記録媒体上の再生位置を制御するため
    の位置制御信号とを発生する主制御信号発生手段と、 上記同期信号の入力端子と、 上記同期信号の出力端子と、 上記位置制御信号の入力端子と、 上記位置制御信号の出力端子と、 マスター/スレーブ切り換え手段と、 制御手段とを備え、 上記マスター/スレーブ切り換え手段が、マスター側に
    切り換えられたときには、上記主制御信号発生手段から
    の同期信号は上記タイミング信号発生手段に供給される
    と共に、上記同期信号の出力端子から出力され、上記主
    制御信号発生手段からの位置制御信号は上記制御手段に
    供給されると共に、上記位置制御信号の出力端子から出
    力され、 上記マスター/スレーブ切り換え手段が、スレーブ側に
    切り換えられたときには、上記入力端子を通じて入力さ
    れた同期信号がタイミング信号発生手段に供給されると
    共に、上記入力端子を通じて入力された位置制御信号が
    上記制御手段に供給され、 上記制御手段により、上記位置制御信号により指定され
    る媒体上の再生位置から再生された信号が、その再生位
    置に応じて定まっている上記メモリのアドレスに書き込
    まれるようにされた再生装置。
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