JPH0689423A - 面内磁気記憶媒体およびその製造方法 - Google Patents

面内磁気記憶媒体およびその製造方法

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JPH0689423A
JPH0689423A JP4240585A JP24058592A JPH0689423A JP H0689423 A JPH0689423 A JP H0689423A JP 4240585 A JP4240585 A JP 4240585A JP 24058592 A JP24058592 A JP 24058592A JP H0689423 A JPH0689423 A JP H0689423A
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直樹 兒玉
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/68Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
    • G11B5/70Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オーバライト特性が良好でありかつ媒体雑音
も小さい面内磁気記憶媒体を得ることにある。 【構成】 記録方向の保磁力をHc(C) 、媒体面内に
おいて記録方向に直交する方向の保磁力をHc(R)お
よび厚み方向における保磁力をHc(P) とし、 CRP=[Hc(R)×Hc(P)]/[Hc(C)]2 によって得られるCRP値を指標にしてオーバーライト
特性および媒体雑音を決定している。 【効果】 良好なオーバライト特性をもち、媒体雑音が
小さい面内磁気記憶媒体を確実にかつ容易に得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、面内磁気記憶媒体に
かかわり、さらに詳しくは、磁気ヘッドを移動しかつデ
ィスクを移動させる形式の磁気ディスク記憶装置におい
て好適な面内磁気記憶媒体に関している。
【0002】
【従来の技術】従来、面内磁気記憶媒体の磁気特性は、
たとえば電子通信学会磁気記録研究会資料MR67−1
8(1967年)の第1頁ないし第16頁において論じ
られているように、記憶媒体の厚みtm 、磁気ヘッド走
行方向の保磁力Hc 、飽和残留磁化Mr および角形比S
q(Sq=Mr/Ms、Ms は飽和磁化である)によって規
定されてきている。
【0003】また、アイイーイーイー・トランザクショ
ン・オン・マグネティクス、MAG−20、NO.1、
1984年1月(IEEE Transaction on Magnetics, MAG
-20,NO.1, JANUARY 1984) の第81頁ないし第83頁
では、保磁力における磁化曲線の傾きをあらわす指標S
*、残留磁化曲線中の残留保磁力における磁化曲線の傾
きをあらわす指標S’、微分磁化曲線の半値幅hc を保
磁力で規格化した値Δhc 、あるいは、微分残留磁化曲
線の半値幅hr を残留保磁力で規格化した値Δhr など
の指標が提案されている。これらの特性指標の定義は図
1に示すとおりである。図1において、Mは磁化の大き
さ、Hは印加磁界、Hr はレマネンス保磁力、Hs は主
磁化曲線において印加磁界が増大したときの磁化と印加
磁界が減少したときの磁化が一致しはじめるあるいは分
離しはじめる印加磁界の大きさをあらわしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来技術にお
ける記憶媒体の特性をあらわす指標は、しかしながら、
すべて記録方向のみに関しており、記録再生特性、とく
にオーバライト特性と媒体雑音との相関性がよい記憶媒
体特性を示す指標がわかっていないため、オーバライト
特性が良好であってかつ媒体雑音が小さい高記録密度記
憶媒体を得るための指針を明確にしていない。
【0005】オーバライト特性は記憶媒体の磁化がスイ
ッチングしやすいほど良好になる。磁気ヘッド走行方向
の磁化のスイッチングしやすさは、前述のように、記録
方向の保磁力Hc(C) で示すことができるため、従
来、オーバライト特性と記録方向の保磁力Hc(C) と
の関係を調べているケースが多い。しかしながら、磁気
ヘッドをもちいて記録する際には、磁気ヘッドに書き込
み電流を流して、磁界を発生させ、この磁界によって記
憶媒体の磁化をスイッチングさせている。発生磁界は、
磁気ヘッド走行方向に平行な成分だけではなく、媒体面
内における磁気ヘッド走行方向に直角な方向および厚み
方向の成分も存在している。媒体特性を測定すときには
一様な印加磁界をもちいて記録方向の保磁力Hc(C)
を測定している。したがって、ヘッドで記録する際には
媒体の磁化のスイッチングが記録方向の保磁力Hc
(C)の値とかならずしも相関性がよくなるわけではな
い。この結果、記録方向の保磁力Hc(C) が同一の記
憶媒体であっても、オーバライト特性に差異が生じる。
【0006】また、記憶媒体の磁化が磁気ヘッド走行方
向に平行な方向以外の成分をもっていれば、媒体雑音が
この影響でもって増加する。したがって、磁気ヘッド走
行方向だけでなく、磁気ヘッド走行方向に直角な方向お
よび厚み方向においても、記憶媒体における磁化のスイ
ッチングしやすさを考慮した記憶媒体の特性指標を見い
だす必要がある。従来、記憶媒体における磁化の配向を
あらわす指標として、記録方向の角形比Sq(C)、そ
れに、記録方向の角形比Sq(C)と記録方向に直交す
る方向の角形比Sq(R) との比を示すOR、すなわち
OR=Sq(C)/Sq(R)が知られている。が、これ
らは、いずれも厚み方向の成分を考慮しておらず、記憶
媒体における磁化のスイッチングしやすさを必ずしも示
しておらない。
【0007】また、アイイーイーイー・トランザクショ
ン・オン・マグネティクスにおいて提示されている記憶
媒体の特性をあらわす指標も、オーバライト特性および
媒体雑音と記憶媒体特性との対応が十分よいとはいえ
ず、ときには全く対応がとれない。なお、他の記憶媒体
特性を表す指標として、主磁化曲線において、印加磁界
が増大したときの磁化と印加磁界が減少したときの磁化
が一致しはじめる、あるいは分離しはじめる印加磁界の
大きさHs もあるが、これは前述の電子通信学会磁気記
録研究会資料MR67−18(1967年)第1頁〜第
15頁に論じられているように記録起磁力との相関のみ
が検討されている。
【0008】本発明の目的は、オーバライト特性と媒体
雑音について相関性が良い記憶媒体特性を示す指標を見
い出して、この指標を最適化することによって、オーバ
ライト特性が良好でありかつ媒体雑音も小さい面内磁気
記憶媒体を確実にかつ容易に得られるようにすることに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録方向の保
磁力をHc(C) 、媒体面内において記録方向に直交す
る方向の保磁力をHc(R)および厚み方向の保磁力を
c(P) とし、 CRP=[Hc(R)×Hc(P)]/[Hc(C)]2 によって得られるCRP値にもとづいて、面内磁気記憶
媒体のオーバライト特性および媒体雑音を決定している
ことを特徴としている。
【0010】
【作用】CRP値が減少するにしたがい、記録方向の保
磁力Hc(C) が同一であるにもかかわらず、オーバラ
イト特性が向上し、しかも、媒体雑音が減少した面内磁
気記憶媒体を得られる。したがって、記録方向の保磁力
c(C) 、媒体面内における記録方向に直交する方向
の保磁力Hc(R) および厚み方向の保磁力Hc(P)
を測定して、これらの値をもちいてCPR値を求め、こ
れを記憶媒体特性の指標とすることによって、良好なオ
ーバライト特性をもちかつ媒体雑音が小さい面内磁気記
憶媒体を得られる。これらの関係は記憶層が磁性粉を主
成分としている磁性塗料を支持体に塗布することによっ
て形成されている面内磁気記憶媒体にたいして、さらに
記憶層が磁性材を物理蒸着法によって支持体に形成され
ている面内磁気記憶媒体にたいして一般に成立する。
が、磁性粉を主成分とする磁性塗料を支持体に塗布する
ことによって記憶層を形成されている磁気記憶媒体では
CRP値を0.5以下に、また、磁性材を支持体に物理
蒸着することによって記憶層を形成されていする面内磁
気記憶媒体ではCRP値に0.1以下にさせることによ
って、より好ましい結果を得られる。
【0011】
【実施例】本発明の面内磁気記憶媒体およびその製造方
法の実施例は、以下に、図2〜図9を参照して説明す
る。
【0012】面内磁気記憶媒体におけるオーバライト特
性は、下記式に示すように、最初に書き込まれた低周波
信号の基本波成分E1fi と、その上に高周波信号E2f
もって重ね書きをおこなったときのE1fi の残留分E
1fr との比で定義される。
【0013】OWn'n =−20log(E1fr/E1fi) これによれば、OWn'n の値が小さいほど、オーバライ
ト特性が良好となる。
【0014】本発明者たちは、面内磁気記憶媒体におけ
る記憶層の保磁力Hc について、記録方向の保磁力Hc
(C) だけでなく、媒体面内における記録方向に直交
する方向の保磁力Hc(R) 、それに厚み方向の保磁力
c(P) を測定する実験を重ね、オーバライト特性と
媒体雑音との相関関係について検討した。
【0015】検討は、まず、磁性粉を含む磁性塗料を基
板上に塗布することによって記憶層を形成した磁気記憶
媒体を準備し、記憶媒体にたいする磁気ヘッドの書き込
み電流値を測定することによっておこなった。準備され
た面内磁気記憶媒体は、六方晶系フェライ酸化物の粉末
を主成分とする磁性塗料を支持体に塗布することによっ
て記憶層を形成された面内磁気記憶媒体で、記憶層の厚
みおよび磁気ヘッド走行方向の保磁力Hc(C) は同じ
であるが、記憶層にたいする磁場配向の仕方がそれぞれ
異なっている。測定された磁気ヘッドの書き込み電流値
はOWn'n の値が−26dBとなる値である。このIw
(−26dB) 値は同一のオーバライト特性を得るた
めに必要な磁気ヘッドの起磁力をあらわしており、オー
バライト特性はIw(−26dB) 値が小さくなるほど
良好になる。面内磁気記憶媒体の各々における、I
w(−26dB) 値と磁気ヘッド走行方向の保磁力Hc
(C) と媒体面内における磁気ヘッド走行方向に直交
する方向の保磁力Hc(R) と厚み方向の保磁力H
c(P) とのあいだの関係を追及し、 CRP=[Hc(R)×Hc(P)]/[Hc(C)]2 からCRP値を得て、各々の面内磁気記憶媒体のCRP
値とIw(−26dB)値との相関関係を追及したとこ
ろ、磁気ヘッドの走行方向の保磁力Hc(C) が同一で
あっても、CRP値が減少するにしたがって、Iw(−
26dB) 値も減少する関係にあることを、つまり、
CRP値が小さくなるほど、良好なオーバライト特性が
よくなることを確認した。つぎに、これらの面内磁気記
憶媒体におけるCRP値と媒体雑音との相関関係につい
ても追及したところ、CRP値が小さくなるにしたがっ
て、媒体雑音Nd を孤立波再生出力の値E0 で除した規
格化媒体雑音Nd/E0も減少することを確認した。
【0016】さらに、このような支持体上に磁性粉を塗
布することによって記憶媒体を形成された面内磁気記録
媒体だけでなく、磁性材を物理蒸着法によって支持体に
記憶層を形成した面内磁気記憶媒体、具体的には、Co
系合金の薄膜からなる記憶層をもっているが、記憶層が
形成されている下地層の形成速度のみがそれぞれ異なっ
ているものを準備し、オーバライト特性とCRP値との
相関関係および媒体雑音とCRP値との相関関係につい
ても追及したところ、磁気ヘッド走行方向の保磁力Hc
(C) が同一であるにもかかわらず、CRP値が小さ
くなるにしたがって、Iw(−26dB) 値および規格
化媒体雑音Nd/E0が減少している、いいかえればCR
P値が小さいほど良好なオーバライト特性をもちかつ媒
体雑音が小さい面内磁気記憶媒体を得られることも確認
した。
【0017】さらにまた、好ましいCRP値についても
追及したところ、磁性塗料を塗布することによって記憶
層を形成された面内磁気記憶媒体ではCRP≦0.5、
記憶層を物理蒸着法によって形成された面内磁気記憶媒
体ではCRP≦0.1であることを確認した。
【0018】この種の記憶媒体では、厚み方向の保磁力
c(P) が磁気ヘッド走行方向の保磁力Hc(C) お
よび媒体面内における磁気ヘッド走行方向に直交する方
向の保磁力Hc(R) よりも小さく、しかも磁気ヘッド
走行方向の保磁力Hc(C)が媒体面内における磁気ヘ
ッド走行方向に直交する方向の保磁力Hc(R) よりも
大きいことが必要である。そこで、磁気ヘッド走行方向
の保磁力Hc(C) と媒体面内における磁気ヘッド走行
方向に直交する方向の保磁力Hc(R) と厚み方向の保
磁力Hc(P) とのあいだには、 Hc(P)≦Hc(R)≦Hc(C) の関係が成立する。Hc(R)/Hc(C)≦1、H
c(P)/Hc(C)≦1であるから、CRPは CRP=[Hc(R)×Hc(P)]/[Hc(C)]2
≦1 であることが好ましいことになる。しかしながら、テス
ト結果によれば、磁性塗料を塗布することによって記憶
層を形成された面内磁気記憶媒体の場合、CRPが0.
5以下になると、また、記憶層を物理蒸着法によって形
成された面内磁気記憶媒体の場合、CRPが0.1以下
になると、オーバライト特性の向上および媒体雑音の減
少が顕著になっており、CRP値に着目して従来の面内
磁気記憶媒体のCRP値を調べてみると、記憶層を磁性
塗料を塗布することによって形成された面内磁気記憶媒
体におけるCRP値は0.8前後、記憶層を物理蒸着に
よって形成されてた面内磁気記憶媒体におけるそれは
0.3前後のものが多いところからも、磁性塗料を塗布
することによって記憶層が形成されている面内磁気記憶
媒体場合にCRP≦0.5、記憶層が物理蒸着法によっ
て形成されている面内磁気記憶媒体の場合にCRP≦
0.1が好ましい値であることをあきらかである。この
関係は記録層の厚みが薄いほど効果的である。とくに記
録層厚みが30nm以下においてより効果的である。
が、10nm未満の厚みでは磁気特性にばらつきが生じ
やすくなる。
【0019】図2は本発明の面内磁気記憶媒体におけ
る、磁性塗料を基板に塗布することによって記憶層を形
成した磁気ディスク記憶装置にたいするディスク形記憶
媒体の一例を示している。
【0020】このディスク形磁気記憶媒体は、基板10
の片面に下地層11、記憶層12および潤滑層13を、
反対面に下地層11’、記憶層12’および潤滑層1
3’をそれぞれ順次に形成されている。基板21は強化
ガラス、セラミックス、Ni-Pメッキを施したAl合
金、合成樹脂、グラッシーカーボン、Ti合金などの非
磁性材料からなっている。記憶層12、12’は磁性
粉、バインダ、添加剤などからなる磁性塗料を下地層に
塗布することによって形成されている。磁性粉はγ−F
23、Co−γ−Fe23、Cr23、バリウムフェ
ライトなどの六方晶系フェライト酸化物、Fe34など
である。バインダは、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂ある
いはこれらの混合物などで、たとえば、エポキシ樹脂、
ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、シリコン樹脂、ポ
リエステル樹脂、フェノール樹脂、ビニル樹脂、セルロ
ース誘導体、アクリル酸あるいはメタクリル酸の重合体
もしくはこれらの共重合体、あるいはナイロン樹脂、ア
ルキッド樹脂、尿素樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂、
もしくはこれらの樹脂の混合物である。が、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、ビニル樹脂の混合物はとくにこの
種のバインダとしてすぐれている。添加剤は、各種の界
面活性剤やカップリング剤などの磁性粉の分散剤、塗膜
のレベリング剤、アルミナ粒子などの補強材、架橋剤、
その他の改質剤などである。潤滑層13、13’はパー
フロオロポリエーテル系潤滑剤あるいは高級脂肪酸エス
テルからなっている。
【0021】が、ここでは、磁性層はバリウムフェライ
ト粉末、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリビニルブ
チラート(PVB)樹脂などからなる磁性塗料によって
構成されている。製造は、まず、磁性塗料を準備するこ
とによってなされる。磁性塗料は、保磁力が900(O
e) のバリウムフェライトからなる磁性粉が60重量
部、バインダとしてエポキシ樹脂が14重量部、フェノ
ール樹脂が14重量部、ポリビニルブチラート(PV
B)樹脂が12重量部、それに、溶剤としてシクロヘキ
サノンが400重量部からなる組成物をボールミルによ
ってミリングすることによってつくられる。この磁性塗
料は、熱硬化後の磁性塗料膜の厚みが0.5μmとなる
ように、直径5.25インチ(約130mm)のアルミ
ニウムディスクに塗布する。塗布はディスクを回転させ
ながらスピンコーティングすることによっておこない、
スピンコーティングの際に磁場配向をおこなう。
【0022】図4および図5は磁場配向をおこなうため
の手段を示している。この手段はディスク41を保持し
回転させる機構およびディスク形記憶媒体10の両面に
配置された永久磁石群を具備している。ディスク形記憶
媒体10の片側に配置されている磁石群は、四個の小型
永久磁石31および一個の大型永久磁石32からなって
いると共に移動台に支持され、移動台をうごかすことに
よって、ディスク形記憶媒体上の磁性塗膜との間隔を変
化させられようにさせられている。ディスク形記憶媒体
10の反対面に配置されている磁石群も四個の小型永久
磁石および一個の大型永久磁石からなっており、図5に
示すように小型永久磁石31’はディスク形記憶媒体2
0をはさんで永久磁石31に対面しているように配置さ
れ、大型永久磁石もディスク形記憶媒体10をはさんで
大型永久磁石32に対面しているように配置されている
と共に、移動台に支持され、移動台をうごかすことによ
って、ディスク形記憶媒体上の磁性塗膜との間隔を変化
させられようにさせられている。永久磁石自体はSm−
Co系のものから、あるいはNd−Fe−B系のものか
らなっている。磁場配向は、各々のディスク形記憶媒体
ごとに、磁性塗膜と永久磁石との間隔を最大1.5mm
から最小0.5mmのあいだで変化させることによって
おこない、CRP値が異なる六種類のディスクを得るよ
うにしている。磁場配向における永久磁石の種類、永久
磁石と磁性塗膜との間隔およびCRP値はつぎの表1の
とおりである。
【0023】 表1 試料番号 磁石の種類 磁石と塗膜との間隔 CRP値 1 Sm−Co系 1.5mm 0.98 2 Sm−Co系 1.0mm 0.70 3 Sm−Co系 0.5mm 0.40 4 Nd−Fe−B系 1.5mm 0.60 5 Nd−Fe−B系 1.0mm 0.18 6 Nd−Fe−B系 0.5mm 0.06 このようにして磁場配向のおわったディスクは、すべて
が熱硬化された磁性塗膜を表面加工され、最終的に記憶
層の厚さを0.35μmにさせる。表面加工のなされた
ディスク形記憶媒体をテストベッドに順次に組み込ん
で、ギャップ長が0.4μmの磁気ヘッドをもちいて記
録再生特性の測定をおこなった。高周波に相当する線記
録密度は30kFCIである。各々のディスク形記憶媒
体のCRP値、オーバライト特性をあらわす指標として
のIw(−26dB) 値、それに、規格化媒体雑音Nd
/E0は以下の表2のとおりである。
【0024】 表2 試料番号 CRP値 Iw(−26dB) 値 規格化媒体雑音Nd/E0 (mApp) (μVrms/μVpp) 1 0.98 23.8 0.0141 2 0.70 19.0 0.0135 3 0.40 13.5 0.0114 4 0.60 17.8 0.0129 5 0.18 8.8 0.0112 6 0.06 6.0 0.0102 図6におけるライン41は各々のディスク形記憶媒体の
CRP値とオーバライト特性をあらわす指標としてのI
w(−26dB) との関係を、図7におけるライン43
はCRP値と規格化媒体雑音Nd/E0との関係をそれぞ
れ示している。これらの図は、CRP値がCRP≦0.
5の条件において、オーバライト特性の改善と媒体雑音
の減少とが顕著になることをあきらかにしている。
【0025】また、これらのディスク形記憶媒体のう
ち、CRP値がCRP≦0.06のディスク形面内磁気
記憶媒体によって磁気ディスク記憶装置を構成させたと
ころ、オーバライト特性が良好でありかつ媒体雑音が低
いため、高いS/Nでもって信号検出が可能となり、従
来の磁気ディスク記憶装置と同じS/Nにさせると、面
内記録密度が1.5倍以上になった。
【0026】図8および図9はこの磁気ディスク記憶装
置の構成を示している。ディスク形記憶媒体10は、ス
ペーサ51と交互にスピンドル52に挿入され、クラン
プによってスピンドル52に固定されている。スピンド
ル52は、容器53にある軸受に保持され、容器外部に
あるモータ54によって、ディスク形記憶媒体10とい
っしょに回転される。スイングアーム55は、回転軸5
6を容器53にある軸受に保持され、アクチュエータ5
7によって、回転軸56を中心に旋回するようになって
いる。磁気ヘッド58は薄膜形磁気ヘッド、あるいはM
IG形磁気ヘッドあるいは書き込みのための薄膜形磁気
ヘッドと読み取りのための磁気抵抗効果素子とを一体化
したデュアル形磁気ヘッドおよびスライダからなってお
り、ジンバルを介在してロードアームに取り付けられて
いる。ロードアームはスイングアーム55に支持されて
いて、ディスク形記憶媒体10の回転およびスイングア
ーム55の旋回によって、磁気ヘッド58をディスク形
記憶媒体上の任意の位置に移動されている。
【0027】図3は本発明の面内磁気記憶媒体の他の実
施例を示している。この面内磁気記憶媒体は記憶媒体を
物理蒸着によって形成した磁気ディスク記憶装置にたい
するディスク形記憶媒体である。ディスク形記憶媒体自
体は、基板21の片面に非磁性の下地層22、記憶層2
3および保護層24を順次に物理蒸着法によって形成さ
れ、さらに潤滑層25を保護層24の表面に形成されて
いると共に、反対面に非磁性の下地層22’、記憶層2
3’および保護層24’を順次に物理蒸着法によって形
成され、潤滑層25が保護層25’の表面に形成されて
いる。
【0028】基板21は強化ガラス、セラミックス、N
i-Pメッキを施されたAl合金、合成樹脂、グラッシ
ーカーボン、Ti合金などの非磁性材料からなってい
る。下地層22、22’はたとえばCrを主成分とする
ものから、記憶層23、23’はCo−10at.%C
r−4at.%TaあるいはCo−30at.%Ni−
7.5at.%CrあるいはCo−12at.%Cr−
13at.%PtあるいはCo−35at.%Ni−5
at.%ZrあるいはCo−30at.%Ni−8a
t.%Ptなどのコバルト系磁性合金から、そして、保
護層24、24’はC、WC、(WMo)C、B4C 、
水素含有カーボンなどからなっている。潤滑層25、2
5’はたとえばパーフルオロアルキルポリエーテルであ
る。物理蒸着は直流マグネトロンスパッタ方式、通常の
高周波スパッタ方式、高周波マグネトロンスパッタ方
式、対向ターゲット式スパッタ法、真空蒸着法などによ
っておこなわれている。マグネトロンスパッタ法による
物理蒸着は、永久磁石によるものだけでなく、電磁石を
もちいたものも含まれる。
【0029】しかし、ここでは、基板21はAl−Mg
合金、下地層22、22’はCrを主成分とするものか
ら、そして記憶層23、23’はCo−12at.%C
r−2at.%Taからなっている。製造は、まず、外
径が95mmのAl−Mg合金からなる基板を準備し、
この基板の両表面にNi-Pを12μmメッキし、それ
から、テクスチャ加工をおこなう。テクスチャ加工は基
板のメッキ表面にたいしてほぼ同心円状に微細溝を中心
線平均粗さで5nmでもって形成することによっておこ
なう。テクスチャ加工された基板は洗浄される。洗浄さ
れた基板は、真空中で加熱され、基板温度を200℃、
Arガス圧力を2mTorr、Arガス流量を200C
CMでもって、DCマグネトロンスパッタ法によってC
rを主成分とする下地層を厚み50nmに形成される。
このときに、基板搬送速度と下地膜の膜厚は一定とし、
シールドマスク板の幅を変化させながら、投入電力密度
を変化させて下地層を形成する。各々のディスク形記憶
媒体の下地層形成速度、磁気ヘッド走行方向の保磁力H
c(C)、媒体面内における磁気ヘッド走行方向に直交
する方向の保磁力をHc(R)および厚み方向における
保磁力をHc(P)、それに、CRP値は以下の表3の
とおりである。
【0030】 表3 試料番号 下地層形成速度 Hc(C) Hc(R) Hc(P) CRP値 (nm/秒) (Oe) (Oe) (Oe) 1 1.1 1134 1097 668 0.57 2 2.2 1130 1050 182 0.15 3 3.5 1125 1032 96 0.08 4 4.0 1120 1025 61 0.05 5 7.0 860 860 650 0.76 それから、このようにして下地層を形成されたディスク
形記憶媒体の各々は、下地層上にCo−12at.%C
r−2at.%Taからなる磁性合金の記憶層をDCマ
グネトロン法によって厚さ25nmを形成され、さら
に、記憶層上に水素含有カーボンからなる保護層を厚さ
20〜35nmを形成される。そして、この保護層の上
には厚み5nmの潤滑層が形成される。
【0031】得られたディスク形記憶媒体の各々は、テ
ストベッドに順次に組み込まれ、ギャップ長0.4μm
磁気ヘッドをもちいて、高周波に相当する線記録密度が
30kFCIでもって記録再生特性の測定をおこなっ
た。各々のディスク形記憶媒体のCRP値、オーバライ
ト特性をあらわす指標としてIw(−26dB) 値、規
格化媒体雑音Nd/E0は以下の表4のとおりである。
【0032】 表4 試料番号 CRP値 Iw(−26dB) 値 規格化媒体雑音Nd/E0 (mApp) (μVrms/μVpp) 1 0.57 9.5 0.0075 2 0.15 7.8 0.0069 3 0.08 6.5 0.0065 4 0.05 4.8 0.0055 5 0.76 11.0 0.0080 図6のライン42はこれらのディスク形記憶媒体におけ
るCRP値とオーバライト特性をあらわす指標としての
w(−26dB) との関係を、図7のライン44はC
RP値と規格化媒体雑音Nd/E0との関係をそれぞれ示
している。これらの図から明らかなように、CRP値が
CRP≦0.1の条件において、オーバライト特性の改
善と媒体雑音の減少とが顕著になっている。また、具体
例1と同様にして、得られたCRP≦0.1のディスク
形記憶媒体によって磁気ディスク記憶装置を構成させた
ところ、オーバライト特性が良好でありかつ媒体雑音が
低く、高いS/Nでもって信号検出が可能であるため、
従来の磁気ディスク記憶装置のディスクにおける面内磁
気記憶媒体と同じS/Nに維持させると、面内記録密度
が1.5倍以上の磁気ディスク記憶装置を得ることがで
きた。
【0033】
【発明の効果】本発明の面内磁気記憶媒体は、以上説明
したように、良好なオーバライト特性をもちかつ媒体雑
音が小さくすることができるので、たとえば磁気ディス
ク記憶装置のディスク形磁気記憶媒体として採用したと
きに、信号検出を高いS/Nでもっておこなえ、S/N
を従来の磁気ディスク記憶装置と同じにさせることによ
って、記録密度の増大をおこなうことができ、大容量の
磁気ディスク記憶装置とさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】面内磁気記憶媒体の磁気特性をあらわす指標を
説明するための図である。
【図2】本発明の面内磁気記録媒体の一実施例としての
記憶層を磁性塗料によって形成されている磁気ディスク
記憶装置のディスク形記憶媒体の断面を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の面内磁気記録媒体の他の実施例として
の記憶層を物理蒸着法によって形成されている磁気ディ
スク記憶装置のディスク形記憶媒体の膜の断面を示す説
明図である。
【図4】図2の記録媒体における磁場配向をおこなうた
めの手段の構成を示す説明図である。
【図5】図5に示す手段における磁石と記憶媒体と配置
関係を示す説明図である。
【図6】CRP値とオーバライト特性との関係を示す図
である。
【図7】CRP値と媒体雑音との関係を示す図である。
【図8】本発明の面内磁気記憶媒体を記憶媒体としてい
る磁気ディスク記憶装置の構成を示す説明図である。
【図9】図8のA−A線にそう断面図である。
【符号の説明】
12、12’、24、24’…記憶層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性粉を主成分とする磁性塗料を支持体
    に塗布することによって記憶層を形成され、記録方向の
    保磁力をHc(C) 、媒体面内において記録方向に直交
    する方向の保磁力をHc(R)および厚み方向の保磁力
    をHc(P)としたときに、 CRP=[Hc(R)×Hc(P)]/[Hc(C)]2 によって得られるCRP値が0.5以下からなっている
    ことを特徴とする面内磁気記憶媒体。
  2. 【請求項2】 磁性層が六方晶系フェライト酸化物の粉
    末を主成分とする磁性塗料からなる請求項1に記載の面
    内磁気記憶媒体。
  3. 【請求項3】 磁性材を支持体に物理蒸着することによ
    って記憶層を形成され、記録方向の保磁力をHc(C)
    、媒体面内において記録方向に直交する方向の保磁力
    をHc(R)および厚み方向の保磁力をHc(P) とし
    たときに、 CRP=[Hc(R)×Hc(P)]/[Hc(C)]2 によって求められるCRP値が0.1以下からなってい
    ることを特徴とする面内磁気記憶媒体。
  4. 【請求項4】 磁性層がコバルト系合金からなる請求項
    3に記載の面内磁気記憶媒体。
  5. 【請求項5】 記録方向の保磁力をHc(C) 、媒体面
    内において記録方向に直交する方向の保磁力をH
    c(R) および厚み方向の保磁力をHc(P) としたと
    きに、 CRP=[Hc(R)×Hc(P)]/[Hc(C)]2 によって得られるCRP値にもとづいてオーバライト特
    性および媒体雑音を決定していることを特徴としている
    面内磁気記憶媒体の製造方法。
  6. 【請求項6】 磁性粉を主成分とする磁性塗料を基板に
    塗布することによって記憶層を形成するステップと、記
    憶層の磁場配向を操作することによって、磁気ヘッド走
    行方向の保磁力をHc(C) 、媒体面内における磁気ヘ
    ッド走行方向に直交する方向の保磁力をHc(R) およ
    び厚み方向の保磁力をHc(P) としたときに、 CRP=[Hc(R)×Hc(P)]/[Hc(C)]2 によって求められるCRP値を0.5以下にさせるステ
    ップとを含んでいることを特徴とする面内磁気記憶媒体
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 磁気ヘッド走行方向の保磁力をH
    c(C) 、媒体面内における磁気ヘッド走行方向に直交
    する方向の保磁力をHc(R) および厚み方向の保磁力
    をHc(P) としたときに、 CRP=[Hc(R)×Hc(P)]/[Hc(C)]2 によって求められるCRP値が0.1以下なる下地層を
    物理蒸着によってかつ形成速度を操作することによって
    支持体に形成するステップと、磁性材を下地層に物理蒸
    着することによって記憶層を形成しているステップとを
    含んでいることを特徴とする面内磁気記憶媒体の製造方
    法。
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