JPH068928B2 - 光結合器 - Google Patents

光結合器

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JPH068928B2
JPH068928B2 JP59228817A JP22881784A JPH068928B2 JP H068928 B2 JPH068928 B2 JP H068928B2 JP 59228817 A JP59228817 A JP 59228817A JP 22881784 A JP22881784 A JP 22881784A JP H068928 B2 JPH068928 B2 JP H068928B2
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JP
Japan
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light source
lens
coupler
optical fiber
light
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JP59228817A
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Inventor
裕司 上野
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は発光ダイオード,半導体レーザ等の発光素子か
らの光を光伝送ファイバに効率良く入射させるための光
結合器に関するものである。
〔従来技術の説明〕 上記のような光源からの拡散光束を光結合器を介して光
伝送ファイバのコア内に効率良く伝送するためには、軸
上入射光ばかりでなく組み立て誤差等に起因する軸外入
射光を洩れなくファイバコア内に入射するように、結合
器を構成するレンズの軸上収差および軸外収差を十分に
補正しておく必要がある。
また結合器は小型軽量であることや安価であることが要
求される。従来この種の光結合器としては両端面が平行
平面でレンズ長が光線の蛇行周期の1/4の自己集束型レ
ンズを用いたものが知られている。
しかしながら、上記のような両端面が平行平面の自己集
束型レンズの場合は、一般的に軸上収差は補正できても
軸外収差、特にコマ収差が大きいために、例えば光源が
レンズ光軸からずれた時に、光源から出射した光線が1
点に集光しなくなってしまう。又、自己集束型レンズの
片端面、あるいは両端面を球面に研磨したものも知られ
ているが、この場合は研磨に工数を要し、高価になると
いう欠点がある。
〔問題点の解決手段〕
上記の従来技術の問題点を解決する本発明の結合器は、
光軸からrの距離における屈折率n(r)が n(r)=n 〔1−(gr)+h(gr)+h(gr)+・・・〕 で表わされる透明円柱体から成り、 (1)C=0 (2)C=0 (3)0≦lSf≦0.4の範囲で 2.691Sf−4.0≦m≦0.51Sf−1.7 (4)0.4≦lSf≦0.558の範囲で 2.691Sf−4.0≦m≦1.671Sf−2.168 の条件を満足するレンズで構成される。
ただしC,Cは入射端面、出射端面の曲率、l
光源側バックフォーカス、Sf=g/0.3、mは近軸横
倍率、nは中心軸上屈折率、g,h4,h6は分布定数、前
記(1)〜(4)の条件のうち、条件(1),(2)はレンズの両端
面が平面であることを示し、このように本発明の結合器
レンズは両面が平面であるため研磨加工が極めて容易で
ある。条件(3),(4)は正弦条件不満足量の絶対値が1%
以下の範囲を示している。mが条件(3),(4)の範囲より
大きいときは正弦条件不満足量は1%以上になり、小さ
いときは正弦条件不満足量は−1%以下になることを示
している。これらの条件式(3),(4)を得る手順について
以下に述べる。
任意のlSfを決める そのlSfに対して、上記レンズの適当な長さを決
める 上記長さに対して、レンズの倍率が自ら定まる 軸上収差が小さくなるように、分布定数h,h
を最適化する その場合の正弦条件不満足量を求める 上記不満足量が1%以内かを調べる 別のレンズの長さに対して、からの処理を行う 別のlSfに対して、からの処理を行う 上記不満足量が1%以内のmを求める。
また、実際の光源,光ファイバ結合器においては,近軸
横倍率mはその絶対値の大きな方が好ましい。
〔発明の効果〕
本発明に係る光源,光ファイバ結合器は実施例から明ら
かなように球面収差、コマ収差が非常に小さく、光ファ
イバに対して光源光を非常に効率良く入射させることが
できる。また収差、特にコマ収差が小さいために組立て
誤差等に起因して光源がレンズ光軸から多少ずれていて
も洩光損失が小さく、このため軸合せの許容誤差範囲が
相対的に拡大するので部品の組み立て作業もそれだけ容
易化する。
さらに本願発明に係るレンズは両端面が平面であるので
多量のレンズをまとめて平面研磨することができ、研磨
加工も容易で安価に量産することができる。
第1図において発光ダイオード、半導体レーザ等の光源
1から拡散出射した光線は自己集束型レンズ2に入射し
集光されて光伝送ファイバ3に入射する。ここでレンズ
2は中心軸上の屈折率nが最大で中心軸から半径方向
にrの距離における屈折率n(r)が n(r)=n 〔1−(gr)+h(gr)+h(gr)+h(gr)〕 で表わされる屈折率分布をもつ透明の円柱体から成り、
レンズ2の両端面は光軸に垂直な平行平面である。
上記の光源、光ファイバ結合器におて、lを光源側バ
ックフォーカス、Sf=g/0.3、mを近軸横倍率とし
て、l・Sfおよびmを第2図中の斜線の範囲内から選
ぶことにより、正弦条件の不満足量の絶対値を1%より
小さくすることができる。
次に本発明の具体的数値例を示す。
実施例1 l=0.348,n=1.65,g=0.3,h=0.64,h
=−0.13,h=−-1.57ファイバ側バックフォーカス
=3.568,レンズ長Z=6.385,m=−2としたとき
のレンズの収差図を第3図に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明結合器の例を示す側面図、第2図は本発
明の結合器におけるl・Sfとmの範囲を示すグラフ、
ただしlは光源側バックフォーカス、gを分布定数と
するときはSf=g/0.3、mは近軸横倍率、第3図は本
発明の実施例1、に対する球面収差(実線)と正弦条件
不満足量(破線)を表わすグラフである。 1……光源、2……自己集束型レンズ 3……ファイバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源から放射される光を集光して、光ファ
    イバに入射させるようにした光源,光ファイバ結合器に
    おいて、 光軸からrの距離における屈折率n(r)が n(r)=n 〔1−(gr)+h(gr)+h(gr)+・・
    ・〕 で表される透明円柱体から成る単レンズであって、 以下の条件を備えていることを特徴とする光源,光ファ
    イバ結合器 (1)C=0 (2)C=0 (3)0≦lSf≦0.4の範囲で 2.691Sf−4.0≦m≦0.51Sf−1.7 (4)0.4≦lSf≦0.558の範囲で 2.691Sf−4.0≦m≦1.671Sf−2.168 ただし、C,Cはそれぞれ入射端面および出射端面
    の曲率、lは光源側バックフォーカス、Sf=g/0.
    3、mは近軸横倍率、nは中心軸上屈折率、g,
    ,hは分布定数。
JP59228817A 1984-10-30 1984-10-30 光結合器 Expired - Lifetime JPH068928B2 (ja)

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JPS61107206A JPS61107206A (ja) 1986-05-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5859420A (ja) * 1981-10-05 1983-04-08 Nippon Sheet Glass Co Ltd 組合せレンズ
JPS58145909A (ja) * 1982-02-25 1983-08-31 Nippon Sheet Glass Co Ltd 光源・光フアイバ結合用レンズ機構

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JPS61107206A (ja) 1986-05-26

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