JPH0688608B2 - 耐熱性ライナー付容器蓋及びその製法 - Google Patents
耐熱性ライナー付容器蓋及びその製法Info
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- JPH0688608B2 JPH0688608B2 JP63196168A JP19616888A JPH0688608B2 JP H0688608 B2 JPH0688608 B2 JP H0688608B2 JP 63196168 A JP63196168 A JP 63196168A JP 19616888 A JP19616888 A JP 19616888A JP H0688608 B2 JPH0688608 B2 JP H0688608B2
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- B65D53/00—Sealing or packing elements; Sealings formed by liquid or plastics material
- B65D53/06—Sealings formed by liquid or plastic material
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/10—Homopolymers or copolymers of propene
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/02—Caps or cap-like covers without lines of weakness, tearing strips, tags, or like opening or removal devices
- B65D41/04—Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation
- B65D41/0435—Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation with separate sealing elements
- B65D41/0442—Collars or rings
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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- C08L53/02—Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers of vinyl-aromatic monomers and conjugated dienes
- C08L53/025—Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers of vinyl-aromatic monomers and conjugated dienes modified
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/02—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C43/18—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles incorporating preformed parts or layers, e.g. compression moulding around inserts or for coating articles
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/56—Stoppers or lids for bottles, jars, or the like, e.g. closures
- B29L2031/565—Stoppers or lids for bottles, jars, or the like, e.g. closures for containers
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L91/00—Compositions of oils, fats or waxes; Compositions of derivatives thereof
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、耐熱性ライナー付容器蓋及びその製法に関す
るもので、より詳細には、内容物の熱間充填や充填密封
後の加熱殺菌に耐え得ると共に、熱変形乃至熱収縮に起
因する漏洩も解消された耐熱性ライナ付容器蓋及びその
製法に関する。
るもので、より詳細には、内容物の熱間充填や充填密封
後の加熱殺菌に耐え得ると共に、熱変形乃至熱収縮に起
因する漏洩も解消された耐熱性ライナ付容器蓋及びその
製法に関する。
（従来の技術） 容器蓋殻体の頂板部内面側に、低密度ポリエチレンの如
きオレフィン樹脂のライナーを設けた容器蓋は、衛生的
特性と密封性能とに優れた容器蓋として広く使用されて
いるが、瓶詰後加熱殺菌のような熱処理を行う場合に
は、開封トルクの過渡な減少やストレスクラッキングを
生じることが問題となっている。
きオレフィン樹脂のライナーを設けた容器蓋は、衛生的
特性と密封性能とに優れた容器蓋として広く使用されて
いるが、瓶詰後加熱殺菌のような熱処理を行う場合に
は、開封トルクの過渡な減少やストレスクラッキングを
生じることが問題となっている。
この問題を解決しようとするものとして、特開昭58-183
458号公報には、アルケニル芳香族炭化水素（スチレ
ン）と共役ジエン（ブタジエン）とのブロック共重合体
の水素添加物或は該水素添加物とポリオレフィンとのブ
レンド物を、容器蓋のライナーとして使用することが提
案されている。
458号公報には、アルケニル芳香族炭化水素（スチレ
ン）と共役ジエン（ブタジエン）とのブロック共重合体
の水素添加物或は該水素添加物とポリオレフィンとのブ
レンド物を、容器蓋のライナーとして使用することが提
案されている。
（発明が解決しようとする問題点） この水素添加ブロック共重合体とポリオレフィンとのブ
レンド物は、熱処理後の開封トルクの低下が少なく、耐
ストレスクラッキング性には優れているが、未だ耐熱
性、特に容器口の熱変形乃至熱収縮に起因する漏洩の点
で未だ十分満足し得るものではない。
レンド物は、熱処理後の開封トルクの低下が少なく、耐
ストレスクラッキング性には優れているが、未だ耐熱
性、特に容器口の熱変形乃至熱収縮に起因する漏洩の点
で未だ十分満足し得るものではない。
即ち、先行技術のブレンド物は、80℃で20分間の熱処理
には耐えるとしても、内容物を95℃で熱間充填後、90℃
の熱湯で３分間シャワー処理するような場合には未だか
なりの頻度で漏洩を生じることがわかった。
には耐えるとしても、内容物を95℃で熱間充填後、90℃
の熱湯で３分間シャワー処理するような場合には未だか
なりの頻度で漏洩を生じることがわかった。
この理由は、未だ十分に明らかでないが、水素添加ブロ
ック共重合体は、熱可塑性エラストマーの内では比較的
耐熱性に優れているものであるとしても、上述した高温
領域では圧縮永久歪や永久伸びが大きく、しかも容器口
部と容器蓋との間には、無視し得ない熱変形乃至熱収縮
によるズレを生じ、密封部に微小な間隙を生じるためと
思われる。
ック共重合体は、熱可塑性エラストマーの内では比較的
耐熱性に優れているものであるとしても、上述した高温
領域では圧縮永久歪や永久伸びが大きく、しかも容器口
部と容器蓋との間には、無視し得ない熱変形乃至熱収縮
によるズレを生じ、密封部に微小な間隙を生じるためと
思われる。
従って、本発明の目的は、上記先行技術の欠点が解消さ
れ、内容物の熱間充填や充填密封後の加熱殺菌に耐え得
ると共に、熱変形乃至熱収縮に起因する漏洩も有効に解
消された耐熱性ライナー付き容器蓋を提供するにある。
れ、内容物の熱間充填や充填密封後の加熱殺菌に耐え得
ると共に、熱変形乃至熱収縮に起因する漏洩も有効に解
消された耐熱性ライナー付き容器蓋を提供するにある。
本発明の他の目的は、十分な柔軟性及びゴム弾性を有し
ながら、加熱殺菌温度における圧縮永久歪や永久伸びが
少ないライナーを用いた容器蓋及びその製造法を提供す
るにある。
ながら、加熱殺菌温度における圧縮永久歪や永久伸びが
少ないライナーを用いた容器蓋及びその製造法を提供す
るにある。
（問題点を解決するための手段） 本発明によれば、容器蓋殻体と殻体頂板部内面側に設け
られたライナーとから成るライナー付容器蓋において、
前記ライナーが（ｉ）メルトインデックス（200℃、5K
g）が、0.1g/10min以下である水素添加スチレン／ブタ
ジエンブロック共重合体10乃至60重量％、（ii）流動パ
ラフィン20乃至80重量％及び（iii）プロピレン系樹脂
５乃至60重量％を含有する組成物から形成されているこ
とを特徴とする耐熱性ライナー付容器蓋が提供される。
られたライナーとから成るライナー付容器蓋において、
前記ライナーが（ｉ）メルトインデックス（200℃、5K
g）が、0.1g/10min以下である水素添加スチレン／ブタ
ジエンブロック共重合体10乃至60重量％、（ii）流動パ
ラフィン20乃至80重量％及び（iii）プロピレン系樹脂
５乃至60重量％を含有する組成物から形成されているこ
とを特徴とする耐熱性ライナー付容器蓋が提供される。
本発明によればまた、頂板部とスカート部を有する容器
蓋殻体の頂板部内面側に、（ｉ）メルトインデックス
（200℃、5Kg）が、0.1g/10min以下である水素添加スチ
レン／ブタジエンブロック共重合体10乃至60重量％、
（ii）流動パラフィン20乃至80重量％及び（iii）プロ
ピレン系樹脂５乃至60重量％を含有する組成物を軟化乃
至溶融状態で施し、この組成物を冷却下にある型面で押
圧してライナー形状に成形することを特徴とする耐熱性
ライナー付容器蓋の製法が提供される。
蓋殻体の頂板部内面側に、（ｉ）メルトインデックス
（200℃、5Kg）が、0.1g/10min以下である水素添加スチ
レン／ブタジエンブロック共重合体10乃至60重量％、
（ii）流動パラフィン20乃至80重量％及び（iii）プロ
ピレン系樹脂５乃至60重量％を含有する組成物を軟化乃
至溶融状態で施し、この組成物を冷却下にある型面で押
圧してライナー形状に成形することを特徴とする耐熱性
ライナー付容器蓋の製法が提供される。
（作用） 本発明で用いるライナーは、水素添加スチレン／ブタジ
エンブロック共重合体を含有する組成物から形成される
が、この水素添加スチレン／ブタジエンブロック共重合
体は、メルトインデックスが0.1g/10min以下、特に0.01
g/min以下のものが第一の特徴である。熱可塑性エラス
トマーに使用されている通常の水素添加スチレン／ブタ
ジエンブロック共重合体は、一般に0.1乃至10g/10minの
メルトインデックス（M.I.）を有することから、本発明
で用いる水素添加ブロック共重合体は著しく小さいMIを
有し、著しく大きい分子量と極めて低い溶融流動性とを
有することがわかる。本発明は、このようにMIの著しく
小さい水素添加ブロック共重合体は、最終ライナーとし
たとき、加熱殺菌温度条件で著しく小さい圧縮永久歪や
永久伸びを与え、その結果として、ライナーと容器口部
との間に熱変形乃至熱収縮によるズレが発生する場合に
も漏洩が有効に防止されるという知見に基づくものであ
る。
エンブロック共重合体を含有する組成物から形成される
が、この水素添加スチレン／ブタジエンブロック共重合
体は、メルトインデックスが0.1g/10min以下、特に0.01
g/min以下のものが第一の特徴である。熱可塑性エラス
トマーに使用されている通常の水素添加スチレン／ブタ
ジエンブロック共重合体は、一般に0.1乃至10g/10minの
メルトインデックス（M.I.）を有することから、本発明
で用いる水素添加ブロック共重合体は著しく小さいMIを
有し、著しく大きい分子量と極めて低い溶融流動性とを
有することがわかる。本発明は、このようにMIの著しく
小さい水素添加ブロック共重合体は、最終ライナーとし
たとき、加熱殺菌温度条件で著しく小さい圧縮永久歪や
永久伸びを与え、その結果として、ライナーと容器口部
との間に熱変形乃至熱収縮によるズレが発生する場合に
も漏洩が有効に防止されるという知見に基づくものであ
る。
ところで、上記超低MIの水素添加スチレン／ブタジエン
ブロック共重合体は、硬く柔軟性に欠けると共に、ゴム
弾性即ちクッション性等も低く、ライナー適正を殆ど有
しない。また、このものは当然のことながら溶融押出性
等の熱成形作業性にも著しく劣っている。この超低MI水
素添加ブロック共重合体に、流動パラフィンとプロピレ
ン系樹脂とを組合せで配合することが第二の特徴であ
る。超低MI水素添加ブロック共重合体に、流動性パラフ
ィンとプロピレン系樹脂とを配合すると、超低MI水素添
加ブロック共重合体が本来有する優れた耐熱性、特に高
温下での小さい圧縮永久歪や永久伸びを損なうことなし
に、柔軟性、クッション性、溶融押出成形性を顕著に改
善し得ることがわかった。流動性パラフィンは、種々の
油剤の内でも超低MI水素添加ブロック共重合体への混合
性及び展延性に優れており、最終組成のライナーに柔軟
性及びクッション性を付与するのに役立つ。一方、プロ
ピレン系樹脂は、最終組成物のライナーへ、熱成形性
（押出成形性、射出成形性、圧縮成形性）等を付与する
のに役立つ。プロピレン系樹脂以外のオレフィン系樹
脂、例えばポリエチレンを配合したのでは、最終ライナ
ーの耐熱性が低下するのを避け得ない。
ブロック共重合体は、硬く柔軟性に欠けると共に、ゴム
弾性即ちクッション性等も低く、ライナー適正を殆ど有
しない。また、このものは当然のことながら溶融押出性
等の熱成形作業性にも著しく劣っている。この超低MI水
素添加ブロック共重合体に、流動パラフィンとプロピレ
ン系樹脂とを組合せで配合することが第二の特徴であ
る。超低MI水素添加ブロック共重合体に、流動性パラフ
ィンとプロピレン系樹脂とを配合すると、超低MI水素添
加ブロック共重合体が本来有する優れた耐熱性、特に高
温下での小さい圧縮永久歪や永久伸びを損なうことなし
に、柔軟性、クッション性、溶融押出成形性を顕著に改
善し得ることがわかった。流動性パラフィンは、種々の
油剤の内でも超低MI水素添加ブロック共重合体への混合
性及び展延性に優れており、最終組成のライナーに柔軟
性及びクッション性を付与するのに役立つ。一方、プロ
ピレン系樹脂は、最終組成物のライナーへ、熱成形性
（押出成形性、射出成形性、圧縮成形性）等を付与する
のに役立つ。プロピレン系樹脂以外のオレフィン系樹
脂、例えばポリエチレンを配合したのでは、最終ライナ
ーの耐熱性が低下するのを避け得ない。
本発明の組成物においては、（ｉ）超低MI水素添加ブロ
ック共重合体が10乃至60重量％、特に20乃至55重量％。
（ii）流動パラフィンが20乃至80重量％、特に30乃至60
重量％及び（iii）プロピレン系樹脂が５乃至60重量
％、特に10乃至40重量％の量で存在することが重要であ
る。成分（ｉ）が上記範囲よりも少ないとクション性、
密封性等のライナー特性が低下し、耐熱性が低下し、特
に高温時の圧縮永久歪や永久伸びが大きくなる傾向があ
る。また、成分（ii）が上記範囲よりも少ないと、柔軟
性やゴム弾性が不十分となり、上記範囲よりも多いと、
ライナーの機械的性質が低下し、耐熱性も低下する。成
分（iii）が上記範囲よりも少ないと、溶融成形作業性
が悪くなり、上記範囲よりも多いと、ライナーとしての
クッション性や密封性能が低下する。
ック共重合体が10乃至60重量％、特に20乃至55重量％。
（ii）流動パラフィンが20乃至80重量％、特に30乃至60
重量％及び（iii）プロピレン系樹脂が５乃至60重量
％、特に10乃至40重量％の量で存在することが重要であ
る。成分（ｉ）が上記範囲よりも少ないとクション性、
密封性等のライナー特性が低下し、耐熱性が低下し、特
に高温時の圧縮永久歪や永久伸びが大きくなる傾向があ
る。また、成分（ii）が上記範囲よりも少ないと、柔軟
性やゴム弾性が不十分となり、上記範囲よりも多いと、
ライナーの機械的性質が低下し、耐熱性も低下する。成
分（iii）が上記範囲よりも少ないと、溶融成形作業性
が悪くなり、上記範囲よりも多いと、ライナーとしての
クッション性や密封性能が低下する。
（発明の好適態様） 本発明に用いる水素添加スチレン／ブタジエン・ブロッ
ク共重合体は、スチレンの重合ブロック（Ａ）を10乃至
60重量％、特に20乃至55重量％で含有し且つブタジエン
の重合ブロック（Ｂ）を残余の量で含有する。このブタ
ジエンの重合ブロック（Ｂ）は水素添加されるが、その
水素添加度は85％以上、特に90％以上であることが望ま
しい。両重合ブロックの結合形式は、A-B-A型のものが
最も好適であるが、B-A-B型或はA-B型のものが好まし
い。
ク共重合体は、スチレンの重合ブロック（Ａ）を10乃至
60重量％、特に20乃至55重量％で含有し且つブタジエン
の重合ブロック（Ｂ）を残余の量で含有する。このブタ
ジエンの重合ブロック（Ｂ）は水素添加されるが、その
水素添加度は85％以上、特に90％以上であることが望ま
しい。両重合ブロックの結合形式は、A-B-A型のものが
最も好適であるが、B-A-B型或はA-B型のものが好まし
い。
用いる流動パラフィンは、50乃至400センチストークス
（37.8℃）、特に150乃至300センチストークスの粘度を
有することが好ましい。
（37.8℃）、特に150乃至300センチストークスの粘度を
有することが好ましい。
プロピレン系樹脂としては、２乃至20g/10min、特に５
乃至15g/10minのメトルインデックスを有するアイソタ
クティックポリプロピレンが好適に使用されるが、構成
オレフィンの95重量％以上がプロピレンであるという条
件下にプロピレン−エチレン共重合体プロピレン−ブテ
ン−１共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン−１共
重合体を用いることができる。
乃至15g/10minのメトルインデックスを有するアイソタ
クティックポリプロピレンが好適に使用されるが、構成
オレフィンの95重量％以上がプロピレンであるという条
件下にプロピレン−エチレン共重合体プロピレン−ブテ
ン−１共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン−１共
重合体を用いることができる。
本発明で用いるライナー樹脂組成物は、それ自体公知の
配合剤を公知の処方に従って配合できる。例えば、開封
トルクを易開封性のレベルに調節するために、脂肪酸、
そのアミド等の誘導体、各種ワックス等の滑剤を配合
し、またライナーを着色し或は不透明性を付与するため
に、二酸化チタン等の白色顔料や、カーボン・ブラッ
ク、ベンガラ、タートラジンレーキ等の着色顔料を配合
でき、更に物性を調節する目的で炭酸カルシウム、タル
ク、クレイ、硫酸バリウム等の充填剤を配合できる。ま
た、ブロッキングを防止するためにシリカ等のブロッキ
ング防止剤をライナー加工時或は殺菌時の熱劣化等を防
止するために立外障害性フェノール類のような酸化防止
剤を配合することができる。
配合剤を公知の処方に従って配合できる。例えば、開封
トルクを易開封性のレベルに調節するために、脂肪酸、
そのアミド等の誘導体、各種ワックス等の滑剤を配合
し、またライナーを着色し或は不透明性を付与するため
に、二酸化チタン等の白色顔料や、カーボン・ブラッ
ク、ベンガラ、タートラジンレーキ等の着色顔料を配合
でき、更に物性を調節する目的で炭酸カルシウム、タル
ク、クレイ、硫酸バリウム等の充填剤を配合できる。ま
た、ブロッキングを防止するためにシリカ等のブロッキ
ング防止剤をライナー加工時或は殺菌時の熱劣化等を防
止するために立外障害性フェノール類のような酸化防止
剤を配合することができる。
前述した樹脂組成物のライナーへの成形は任意の手段で
行うことができる。例えば、前述した各成分を溶融混練
した後、容器蓋殻体の内側に、一定量を押出し、この樹
脂組成物を冷却下に型押しすることにより、その場でラ
イナーに成形することができる。この成形法によれば、
容器口部と係合するライナー周辺部に密封性の点で望ま
しい肉の盛り上がった厚肉部分を形成し得るので有利で
ある。勿論、樹脂組成物を、容器蓋殻体内に直接溶融押
出しする代わりに、該組成物を円板或は他の形状の予備
成形物（プリフォーム）に成形し、このフリフォームを
容器蓋殻体内に充填し、これらを加熱した後ライナーへ
の成形を行ってもよい。
行うことができる。例えば、前述した各成分を溶融混練
した後、容器蓋殻体の内側に、一定量を押出し、この樹
脂組成物を冷却下に型押しすることにより、その場でラ
イナーに成形することができる。この成形法によれば、
容器口部と係合するライナー周辺部に密封性の点で望ま
しい肉の盛り上がった厚肉部分を形成し得るので有利で
ある。勿論、樹脂組成物を、容器蓋殻体内に直接溶融押
出しする代わりに、該組成物を円板或は他の形状の予備
成形物（プリフォーム）に成形し、このフリフォームを
容器蓋殻体内に充填し、これらを加熱した後ライナーへ
の成形を行ってもよい。
或は更に、前述した樹脂組成物を溶融押出或はロール成
形等によりシートの形に成形し、このシートをジスク状
に打ち抜き、このジスクをライナーとして容器蓋殻体内
に一枚ずつ施すことができる。この場合、ライナー成形
用シートは本発明による樹脂組成物の単層から成ってい
ても、或は容器口部と係合されるべき表面が少なくとも
本発明の樹脂組成物の層から成る積層体であってもよ
い。このような積層体は、例えば紙、アルミ箔、発泡性
シート、マイラーの如きポリエステルフィルム等の基体
と、オレフィン樹脂組成物から成る層とを、ドライラミ
ネーション、押出コート法、共押出法等の手段で貼り合
わせることにより製造することができる。
形等によりシートの形に成形し、このシートをジスク状
に打ち抜き、このジスクをライナーとして容器蓋殻体内
に一枚ずつ施すことができる。この場合、ライナー成形
用シートは本発明による樹脂組成物の単層から成ってい
ても、或は容器口部と係合されるべき表面が少なくとも
本発明の樹脂組成物の層から成る積層体であってもよ
い。このような積層体は、例えば紙、アルミ箔、発泡性
シート、マイラーの如きポリエステルフィルム等の基体
と、オレフィン樹脂組成物から成る層とを、ドライラミ
ネーション、押出コート法、共押出法等の手段で貼り合
わせることにより製造することができる。
容器蓋殻体を構成する金属素材は、例えばアルミニウム
のような軽金属或は錫メッキ鋼板、電解クロム酸処理鋼
板（ティン・フリー・スチール）等の被覆鋼板から成っ
ていることができ、これらの金属素材はそれ自体周知の
保護塗料、例えばエポキシ−フェノール系塗料等で塗装
されていることができる。
のような軽金属或は錫メッキ鋼板、電解クロム酸処理鋼
板（ティン・フリー・スチール）等の被覆鋼板から成っ
ていることができ、これらの金属素材はそれ自体周知の
保護塗料、例えばエポキシ−フェノール系塗料等で塗装
されていることができる。
塗装金属板の殻体への成形は、絞り加工、深絞り加工、
絞りしごき加工、プレス成形等の手段で容易に行うこと
ができる。容器蓋殻体内へのライナーの接着は、例えば
酸化ポリエチレンや酸変性オレフィン樹脂を含有する接
着塗料層を介して容易に行い得る。
絞りしごき加工、プレス成形等の手段で容易に行うこと
ができる。容器蓋殻体内へのライナーの接着は、例えば
酸化ポリエチレンや酸変性オレフィン樹脂を含有する接
着塗料層を介して容易に行い得る。
本発明において、容器蓋殻体は勿論、ポリプロピレン等
のプラスチックで形成されていてもよく、この場合には
ライナーとの接着も良好である。
のプラスチックで形成されていてもよく、この場合には
ライナーとの接着も良好である。
本発明は、容器蓋の開封を蓋と容器との相対的回転によ
って行う任意の容器蓋に適用され、例えばスクリューキ
ャップ、ピルファープルーフキャップ、ラグキャップ、
プレスオン・ツイストオフキャップ、ツイスト王冠等と
して用いることができ、容器蓋の容器口頸部への締結乃
至は密封は、ロール・オン（スレッド・ローラによる螺
子付）、プレス・オン、スクリュー・オン等により行う
ことができる。
って行う任意の容器蓋に適用され、例えばスクリューキ
ャップ、ピルファープルーフキャップ、ラグキャップ、
プレスオン・ツイストオフキャップ、ツイスト王冠等と
して用いることができ、容器蓋の容器口頸部への締結乃
至は密封は、ロール・オン（スレッド・ローラによる螺
子付）、プレス・オン、スクリュー・オン等により行う
ことができる。
（発明の効果） 本発明によれば、ライナー付容器蓋におけるライナー構
成素材として、水素添加スチレン／ブタジエンブロック
共重合体で、メルトインデックスが0.1g/10min以下のも
のを選択し、かつこの超低MI水素添加ブロック共重合体
に、流動パラフィンとプロピレン系樹脂とを組合せで配
合してライナーとしたことにより、このライナー組成物
とは、前記超低MI水素添加ブロック共重合体が有する耐
熱性と、柔軟性、クッション性及び溶融成形作業性との
優れた組合せ特性を有する。
成素材として、水素添加スチレン／ブタジエンブロック
共重合体で、メルトインデックスが0.1g/10min以下のも
のを選択し、かつこの超低MI水素添加ブロック共重合体
に、流動パラフィンとプロピレン系樹脂とを組合せで配
合してライナーとしたことにより、このライナー組成物
とは、前記超低MI水素添加ブロック共重合体が有する耐
熱性と、柔軟性、クッション性及び溶融成形作業性との
優れた組合せ特性を有する。
先ず、このライナーは、加熱殺菌温度条件で著しく小さ
い圧縮永久歪や永久伸びを与え、その結果として、ライ
ナーと容器口部との間に熱変形乃至熱収縮によるズレが
発生する場合にも漏洩が有効に防止される。またこのラ
イナーは、上述した耐熱性を有するにもかかわらず、柔
軟性及びクッション性に富んでおり、ショアＡ硬度は40
乃至90の範囲に維持される。しかも、このライナーは、
油分を含有するにもかかわらず、全く意外なことにオイ
ルの浮がなく、フレーバー保持性にも優れている。開栓
トルクの異状な低下や、貯蔵中の異状な上昇もなく、微
量の滑剤の配合で開栓トルクの調節が容易である。溶融
成形作業性がよいので、能率のよいイン・シェル・モー
ドによりライナー付容器蓋の製造が行われる。
い圧縮永久歪や永久伸びを与え、その結果として、ライ
ナーと容器口部との間に熱変形乃至熱収縮によるズレが
発生する場合にも漏洩が有効に防止される。またこのラ
イナーは、上述した耐熱性を有するにもかかわらず、柔
軟性及びクッション性に富んでおり、ショアＡ硬度は40
乃至90の範囲に維持される。しかも、このライナーは、
油分を含有するにもかかわらず、全く意外なことにオイ
ルの浮がなく、フレーバー保持性にも優れている。開栓
トルクの異状な低下や、貯蔵中の異状な上昇もなく、微
量の滑剤の配合で開栓トルクの調節が容易である。溶融
成形作業性がよいので、能率のよいイン・シェル・モー
ドによりライナー付容器蓋の製造が行われる。
（実施例） 実施例１ 供試樹脂ブレンド材を押出機で溶融押出し、一定量（約
0.3g）をホットカットして加熱されたアルミ製28PPキャ
ップのシェル内に挿入し、直ちに冷却下にある押型で押
圧してライナー材としての一定の形状を与えた。
0.3g）をホットカットして加熱されたアルミ製28PPキャ
ップのシェル内に挿入し、直ちに冷却下にある押型で押
圧してライナー材としての一定の形状を与えた。
これを供試キャップとして以下の試験を行った。
口部を結晶化することにより耐熱性を持たせた28mm用PE
Tボトル（1.5l入り）に95℃の熱水を詰めて供試キャッ
プにてシーリング（キャッピング圧力180Kg/壜）して90
℃、３分殺菌後、冷却して漏れの有無を調べた。また漏
れの発生しなかったものについて、角度10°の円柱に10
cm、20cm、30cmの高さから倒立落下させた後、漏れの有
無を調べた。また28mm用ガラス壜（内容量500ml）に90
℃の熱水を充填し、供試キャップでシーリングした後12
1℃−30分のレトルト処理を行った後冷却し、同上の落
下試験を行い評価した。第１表に組成と試験結果を示
す。
Tボトル（1.5l入り）に95℃の熱水を詰めて供試キャッ
プにてシーリング（キャッピング圧力180Kg/壜）して90
℃、３分殺菌後、冷却して漏れの有無を調べた。また漏
れの発生しなかったものについて、角度10°の円柱に10
cm、20cm、30cmの高さから倒立落下させた後、漏れの有
無を調べた。また28mm用ガラス壜（内容量500ml）に90
℃の熱水を充填し、供試キャップでシーリングした後12
1℃−30分のレトルト処理を行った後冷却し、同上の落
下試験を行い評価した。第１表に組成と試験結果を示
す。
Claims (5)
- 【請求項１】容器蓋殻体と殻体頂板部内面側に設けられ
たライナーとから成るライナー付容器蓋において、 前記ライナーが（ｉ）メルトインデックス（200℃、5K
g）が、0.1g/10min以下である水素添加スチレン／ブタ
ジエンブロック共重合体10乃至60重量％、（ii）流動パ
ラフィン20乃至80重量％及び（iii）プロピレン系樹脂
５乃至60重量％を含有する組成物から形成されているこ
とを特徴とする耐熱性ライナー付容器蓋。 - 【請求項２】流動パラフィンが50乃至400センチストー
クス（37.8℃）の粘度を有するものである請求項１記載
のライナー付容器蓋。 - 【請求項３】プロピレン系樹脂が２乃至20g/10minのメ
ルトインデックスを有するアイソタクティック・ポリプ
ロピレンである請求項１記載のライナー付容器蓋。 - 【請求項４】水素添加スチレン／ブタジエンブロック共
重合体が10乃至50重量％のスチレンブロックを有し、且
つ85％以上の水素添加度を有する請求項１記載のライナ
ー付容器蓋。 - 【請求項５】頂板部とスカート部を有する容器蓋殻体の
頂板部内面側に、（ｉ）メルトインデックス（200℃、5
Kg）が、0.1g/10min以下である水素添加スチレン／ブタ
ジエンブロック共重合体10乃至60重量％、（ii）流動パ
ラフィン20乃至80重量％及び（iii）プロピレン系樹脂
５乃至60重量％を含有する組成物を軟化乃至溶融状態で
施し、この組成物を冷却下にある型面で押圧してライナ
ー形状に成形することを特徴とする耐熱性ライナー付容
器蓋の製法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63196168A JPH0688608B2 (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | 耐熱性ライナー付容器蓋及びその製法 |
| KR1019890008524A KR950010542B1 (ko) | 1988-08-08 | 1989-06-21 | 내열성 라이너가 구비된 용기 밀폐물과 그 제조방법 |
| US07/652,500 US5060818A (en) | 1988-08-08 | 1991-02-11 | Heat-resistant liner-provided vessel closure and process for preparation thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63196168A JPH0688608B2 (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | 耐熱性ライナー付容器蓋及びその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0257569A JPH0257569A (ja) | 1990-02-27 |
| JPH0688608B2 true JPH0688608B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=16353339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63196168A Expired - Lifetime JPH0688608B2 (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | 耐熱性ライナー付容器蓋及びその製法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5060818A (ja) |
| JP (1) | JPH0688608B2 (ja) |
| KR (1) | KR950010542B1 (ja) |
Families Citing this family (27)
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| GB9316264D0 (en) * | 1993-08-05 | 1993-09-22 | Metal Closures Group Ltd | Container closure with liner |
| USH1518H (en) * | 1993-11-03 | 1996-02-06 | Shell Oil Company | Impact modification of polypropylene with styrene/isoprene triblock copolymers |
| WO1997000294A1 (en) * | 1995-06-19 | 1997-01-03 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Free flowing powder composition |
| JP3870513B2 (ja) * | 1997-10-31 | 2007-01-17 | 東ソー株式会社 | キャップライナー材用組成物及びキャップ |
| EP0931728A1 (fr) * | 1998-01-27 | 1999-07-28 | Rical | Capsule de bouchage à vis pour un goulot de bouteille |
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| US6155451A (en) * | 1998-08-03 | 2000-12-05 | J. L. Clark, Inc. | Sealed metal container |
| US20010030195A1 (en) | 2000-01-03 | 2001-10-18 | Chet Wright | Deep drawn candle can with formed safety bottom |
| US6398544B2 (en) | 2000-01-03 | 2002-06-04 | J. L. Clark, Inc. | Formed safety bottom for a candle can |
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| BR0116786B1 (pt) * | 2001-01-16 | 2012-10-02 | tampa para recipiente de vinho feita de um elastÈmero expandido. | |
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| CN106009139B (zh) * | 2009-11-20 | 2020-09-11 | 阿克泰加Ds有限公司 | 密封衬垫、容器封闭体和用于其的聚合物复合物及应用 |
| CA2781454C (en) * | 2009-11-20 | 2017-03-28 | Actega Ds Gmbh | Pvc-free seals for twist crowns |
| CA2782488C (en) * | 2009-12-08 | 2017-09-05 | Actega Ds Gmbh | Sealing compounds with scavenger materials of small particle size |
| ES2800337T3 (es) | 2011-05-11 | 2020-12-29 | Actega Ds Gmbh | Cierres exentos de PVC |
| PL2707447T3 (pl) * | 2011-05-11 | 2020-11-02 | Actega Ds Gmbh | Sterylizowalne zamknięcia bez pcw |
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| BE1025136B1 (nl) * | 2016-05-06 | 2018-11-16 | Anheuser Busch Inbev Nv | Systeem en werkwijze voor opschroefbare manipulatiebestendige sluitingen |
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| US4332846A (en) * | 1980-01-28 | 1982-06-01 | National Distillers & Chemical Corp. | Can cover |
| JPS57158276A (en) * | 1981-03-26 | 1982-09-30 | Sekisui Chem Co Ltd | Hot-melt adhesive composition |
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| JPH0629388B2 (ja) * | 1985-06-14 | 1994-04-20 | 日本石油株式会社 | 熱可塑性ゴム系接着剤組成物 |
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| DE3620690C2 (de) * | 1986-06-20 | 1994-02-17 | Ds Chemie Gmbh | Dichtungselement |
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-
1988
- 1988-08-08 JP JP63196168A patent/JPH0688608B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-06-21 KR KR1019890008524A patent/KR950010542B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1991
- 1991-02-11 US US07/652,500 patent/US5060818A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0257569A (ja) | 1990-02-27 |
| US5060818A (en) | 1991-10-29 |
| KR900003037A (ko) | 1990-03-23 |
| KR950010542B1 (ko) | 1995-09-19 |
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