JPH0688364A - 防水パン及びユニットバスルーム - Google Patents

防水パン及びユニットバスルーム

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Publication number
JPH0688364A
JPH0688364A JP4239272A JP23927292A JPH0688364A JP H0688364 A JPH0688364 A JP H0688364A JP 4239272 A JP4239272 A JP 4239272A JP 23927292 A JP23927292 A JP 23927292A JP H0688364 A JPH0688364 A JP H0688364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterproof pan
counter
deck
faucet
bathtub
Prior art date
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Pending
Application number
JP4239272A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Toyosaki
裕一 豊崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP4239272A priority Critical patent/JPH0688364A/ja
Publication of JPH0688364A publication Critical patent/JPH0688364A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デッキ型水栓や内部配管をユニットバスルー
ムの内部側から点検できるようにする。 【構成】 洗い場32、エプロン面34、浴槽36が一
体に構成され、デッキ部38に凹陥部40が設けられて
いる。カウンター44の天板部44aがデッキ部38の
上方にまで延在され、この延在部44cに混合水栓46
が取り付けられている。内部配管48,50はこの凹陥
部40を通ってカウンター44の内部に引き回され、外
部配管接続金具52,54に接続されている。 【効果】 配管48,50と混合水栓46或いは外部配
管接続金具52,54との接続部からの漏水が防水パン
30の上に落ち、躯体床面を濡らさない。配管48,5
0やそれらの接続部をユニットバスルーム内部からメン
テナンスすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗い場と浴槽とが一体と
なった浴槽一体防水パン及びそれを用いたユニットバス
ルームに係り、特に浴槽のデッキ部に水栓を設けるよう
にした防水パン及びユニットバスルームに関する。
【0002】
【従来の技術】第4図の如く、洗い場10、エプロン面
12及び浴槽14とが一体となった防水パンの浴槽デッ
キ部16に水栓18を設けた従来の防水パン20におい
ては、第5図の通り、デッキ部16に孔22をあけて水
栓18を固定する。そして、この水栓18の脚管18a
に外部配管(ユニットバスルーム外部に引き回されてい
る配管)24を接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来例において
は、ユニットバスルーム内からは水栓18と配管24と
の接続作業を行なえない、あるいは外部配管24をメン
テナンスすることができないという欠点がある。また、
水栓18と外部配管24との接続部から漏水が生じる
と、この漏水は建物躯体床面を濡らしてしまうという問
題もあった。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決し、ユニ
ットバスルーム室内側から配管のメンテナンスを行なえ
ると共に、水栓と配管との接続に漏水が生じても、この
水が躯体床面を濡らすことがない防水パン及びユニット
バスルームを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の防水パンは、
浴槽、エプロン面及び洗い場が一体に形成された防水パ
ンにおいて、該浴槽のデッキ部のうち該エプロン面の端
部に位置する部分に、デッキ部上面から凹陥し、且つ該
エプロン面に臨む、ユニットバスルーム側から配管を引
込み可能な大きさの凹陥部を設けたことを特徴とするも
のである。
【0006】請求項2の防水パンは、請求項1におい
て、該凹陥部の底面はエプロン面に向って下り勾配とな
っていることを特徴とするものである。
【0007】請求項3のユニットバスルームは、洗い場
と浴槽とが一体となった防水パンによって床面が構成さ
れ、該浴槽のデッキ部に水栓が取り付けられ、このデッ
キ部に連なる洗い場の側壁面にカウンターが取り付けら
れているユニットバスルームにおいて、該防水パンは請
求項1又は2の防水パンであり、該カウンターの天板部
を前記浴槽のデッキ部の上面部にまで延出させて前記防
水パンのデッキ部の凹陥部を覆い、前記天板部のうちこ
の凹陥部を覆う部分に前記水栓を取り付け、この水栓に
接続された内部配管を、該凹陥部から該カウンターの内
部に引き回し、洗い場の側壁面のうち該カウンター内部
に臨む位置に外部配管接続金具を設け、該カウンター内
部において該内部配管と外部配管接続金具とを連結した
ことを特徴とするものである。
【0008】請求項4のユニットバスルームは、洗い場
と浴槽とが一体となった防水パンによって床面が構成さ
れ、該浴槽のデッキ部に水栓が取り付けられ、このデッ
キ部に連なる洗い場の側壁面にカウンターが取り付けら
れているユニットバスルームにおいて、該防水パンは請
求項1又は2の防水パンであり、該カウンターの天板部
に連なるようにカバープレートを前記浴槽のデッキ部の
上面部に被装して前記防水パンのデッキ部の凹陥部を覆
い、該カバープレートに前記水栓を取り付け、この水栓
に接続された内部配管を、該凹陥部から該カウンターの
内部に引き回し、洗い場の側壁面のうち該カウンター内
部に臨む位置に外部配管接続金具を設け、該カウンター
内部において該内部配管と外部配管接続金具とを連結し
たことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】かかる本発明の防水パン及びそれを用いたユニ
ットバスルームにおいては、水栓と配管との接続部及び
内部配管と外部配管との接続部がいずれもユニットバス
ルーム室内に位置することになり、それらから漏水が生
じても、漏れ出した水は、防水パン上に落ちるから、躯
体床面を濡らすことがない。
【0010】また、ユニットバスルームの室内側からこ
れら接続部や内部配管のメンテナンスを行なうことがで
きる。
【0011】なお、請求項2のように構成すると、凹陥
部に落下したり入り込んだ水が速やかに凹陥部外へ流れ
出る。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例に係る防水パンとそれを用
いたユニットバスルームの断面斜視図、第2図は第1図
の2−2線に沿う断面図である。
【0013】この防水パン30は、洗い場32、エプロ
ン面34、及び浴槽36がFRPなどにより一体に構成
されている。この浴槽36のデッキ部のうち、エプロン
面34の端部に沿う部分にあっては、該デッキ部38の
上面から凹陥する凹陥部40が設けられている。この凹
陥部40はエプロン面34に臨んでおり、且つこの凹陥
部40の底面40aはエプロン面34に向って下り勾配
となっている。
【0014】洗い場32のうち、この凹陥部40側の側
壁面42に沿ってカウンター44が設けられている。こ
のカウンター44は、天板部44aと、該天板部44a
と一体の前垂れ部44bを備えたものである。この天板
部44aは、洗い場32部分だけではなく、デッキ部3
8の上面にまで延在する長さとなっており、この延在部
44cは前記デッキ部38の上面に密着し、且つ凹陥部
40を覆い隠す大きさとなっている。
【0015】この延在部44cのうち該凹陥部40を覆
っている部分に湯水混合水栓46が取り付けられてい
る。そして、該湯水混合水栓46に取り付けられた内部
配管としての水用配管48と湯用配管50とは、凹陥部
40を通ってカウンター44の内部に引き通されてい
る。
【0016】前記側壁面42には、外部配管としての水
用配管の接続金具52と湯用配管の接続金具54が防水
パン30の外側から内側へ臨み出すように設けられてお
り、前記水用配管48及び湯用配管50はこれら水用接
続金具52及び湯用接続金具54に連結されている。
【0017】なお、側壁面42にはブラケット56が固
着されており、カウンター44の天板部44aが該ブラ
ケット56に係止されることによりカウンター44が防
水パン30に固定取り付けされている。60は洗い場用
の混合水栓であり、内部配管48、50に接続されてい
る。
【0018】このように構成された防水パン及びそれを
用いたユニットバスルームにあっては、混合水栓46と
配管48,50との接続部が凹陥部40の底面40aよ
りも上方に位置しており、これら接続部から漏水が生じ
たとしても、この漏水は該底部44aに落ち、次いでエ
プロン面34を伝わって洗い場32に流出する。従っ
て、この漏水が躯体床面を濡らすことが全くない。同様
に、配管48,50と配管接続金具52,54の接続部
からの漏水も防水パン30で受けることになり、躯体床
面を濡らす恐れが全くない。
【0019】本実施例にあっては、配管48,50と配
管52,54との連結を解除すると、カウンター44を
上方に持ち上げることができ、配管48,50と混合水
栓46との接続部、或いは配管48,50のメンテナン
スを極めて容易に行なうことができる。
【0020】上記実施例にあっては延在部44cが天板
部44aと一体となっているが、本発明においては、第
3図に示す如く、延在部44cに相当するカバープレー
ト58と天板部44aとを別体とした構成としても良
い。なお、第3図のその他の構成は第1図と同様であ
り、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0021】また、上記実施例では天板部44aと前垂
れ部44bとが一体となっているが、本発明においては
天板部44aと前垂れ部44bとを別体としても良い。
【0022】上記実施例では側壁面42の部分を防水パ
ンで構成しているが、この部分を壁パネルで構成しても
良い。
【0023】
【発明の効果】以上の通り、本発明の防水パン及びそれ
を用いたユニットバスルームによると、浴槽のデッキ部
に設けられた混合水栓と内部配管との接続部から漏水が
生じても、この漏水が躯体床面を濡らす恐れが全くな
い。また、この内部配管と外部配管との接続部から漏水
が生じても、この漏水も躯体床面を濡らす恐れが全くな
い。更に、本発明にあっては、ユニットバスルームの内
部側からこれら内部配管や各種配管接続部のメンテナン
スを行なうことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る防水パン及びそれを用い
たユニットバスルームの断面斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿う要部断面図である。
【図3】別の実施例に係る防水パン及びユニットバスル
ームの分解斜視図である。
【図4】従来の防水パンを示す断面斜視図である。
【図5】図4の5−5線に沿う断面図である。
【符号の説明】
20,30 防水パン 32 洗い場 34 エプロン面 36 浴槽 38 デッキ部 40 凹陥部 44 カウンター 44a 天板部 44c 延在部 46,60 湯水混合水栓 48 水用配管(内部配管) 50 湯用配管(内部配管) 52 水用外部配管の接続金具 54 湯用外部配管の接続金具 58 カバープレート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽、エプロン面及び洗い場が一体に形
    成された防水パンにおいて、該浴槽のデッキ部のうち該
    エプロン面の端部に位置する部分に、デッキ部上面から
    凹陥し、且つ該エプロン面に臨む、ユニットバスルーム
    側から配管を引込み可能な大きさの凹陥部を設けたこと
    を特徴とする防水パン。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該凹陥部の底面はエ
    プロン面に向って下り勾配となっていることを特徴とす
    る防水パン。
  3. 【請求項3】 洗い場と浴槽とが一体となった防水パン
    によって床面が構成され、 該浴槽のデッキ部に水栓が取り付けられ、このデッキ部
    に連なる洗い場の側壁面にカウンターが取り付けられて
    いるユニットバスルームにおいて、 該防水パンは請求項1又は2の防水パンであり、 該カウンターの天板部を前記浴槽のデッキ部の上面部に
    まで延出させて前記防水パンのデッキ部の凹陥部を覆
    い、 前記天板部のうちこの凹陥部を覆う部分に前記水栓を取
    り付け、 この水栓に接続された内部配管を、該凹陥部から該カウ
    ンターの内部に引き回し、 洗い場の側壁面のうち該カウンター内部に臨む位置に外
    部配管接続金具を設け、 該カウンター内部において該内部配管と外部配管接続金
    具とを連結したことを特徴とするユニットバスルーム。
  4. 【請求項4】 洗い場と浴槽とが一体となった防水パン
    によって床面が構成され、 該浴槽のデッキ部に水栓が取り付けられ、このデッキ部
    に連なる洗い場の側壁面にカウンターが取り付けられて
    いるユニットバスルームにおいて、 該防水パンは請求項1又は2の防水パンであり、 該カウンターの天板部に連なるようにカバープレートを
    前記浴槽のデッキ部の上面部に被装して前記防水パンの
    デッキ部の凹陥部を覆い、 該カバープレートに前記水栓を取り付け、 この水栓に接続された内部配管を、該凹陥部から該カウ
    ンターの内部に引き回し、 洗い場の側壁面のうち該カウンター内部に臨む位置に外
    部配管接続金具を設け、 該カウンター内部において該内部配管と外部配管接続金
    具とを連結したことを特徴とするユニットバスルーム。
JP4239272A 1992-09-08 1992-09-08 防水パン及びユニットバスルーム Pending JPH0688364A (ja)

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JP (1) JPH0688364A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0662122U (ja) * 1993-02-15 1994-09-02 松下電工株式会社 床 材
US7175207B2 (en) * 2000-06-04 2007-02-13 Frank Prochiner Connecting element for mechanically connecting components

Cited By (2)

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JPH0662122U (ja) * 1993-02-15 1994-09-02 松下電工株式会社 床 材
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