JPH0688216B2 - プランジャー摺動弁型空気衝撃装置 - Google Patents
プランジャー摺動弁型空気衝撃装置Info
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- JPH0688216B2 JPH0688216B2 JP3261232A JP26123291A JPH0688216B2 JP H0688216 B2 JPH0688216 B2 JP H0688216B2 JP 3261232 A JP3261232 A JP 3261232A JP 26123291 A JP26123291 A JP 26123291A JP H0688216 B2 JPH0688216 B2 JP H0688216B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D9/00—Portable percussive tools with fluid-pressure drive, i.e. driven directly by fluids, e.g. having several percussive tool bits operated simultaneously
- B25D9/14—Control devices for the reciprocating piston
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- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気衝撃装置に関し、特
に、採鉱用の空気削岩機、空気鋲打銃などの空気衝撃工
具に関するものである。
に、採鉱用の空気削岩機、空気鋲打銃などの空気衝撃工
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮空気を動力とする衝撃工具は
空気削岩機、エア・ハンマ、エア・ショベル、空気鋲打
銃などが挙げられて、広く使用されている。しかし、こ
れら空気衝撃工具のエネルギー利用率は非常に低く、圧
縮空気のなす仕事、即ち、圧縮空気の有効エネルギーの
比はただの26〜35%でしかない。
空気削岩機、エア・ハンマ、エア・ショベル、空気鋲打
銃などが挙げられて、広く使用されている。しかし、こ
れら空気衝撃工具のエネルギー利用率は非常に低く、圧
縮空気のなす仕事、即ち、圧縮空気の有効エネルギーの
比はただの26〜35%でしかない。
【0003】従来の空気削岩機の伝統的な構造は図4、
図5に示されたものである。弁40は図4に示された左
端に位置する際、圧縮空気源31はストローク空気路3
5からシリンダ1の後室29へ給気して前室28が大気
に連通し、ピストン2は前方(図4の矢印方向)へ移動
する(以下、この移動をフォーワード・ストロークと称
する)。ピストン2のA−A面が排気孔71を越すと、
前室28の空気が圧縮されてピストンの動勢力を消耗す
る空気クッションが形成される。これ以前にピストン・
ロッド3はビット(図示せず)を打撃し、仕事をする。
図5に示されるように、ピストン2のB−B面が排気孔
71を越すと、後室29が大気に連通し、室内の圧力が
急に下がり、前室28の圧力が増加して、圧縮空気が前
室28よりバック・ストローク空気路36を通って弁4
0の後面側に流入し、弁40を右に移動させ、後室29
への給気を中止させ、前室28に給気し、図5の矢印で
示されるようにピストン2は後方へ移動する(以下、こ
の移動をバック・ストロークと称する)。バック・スト
ロークの運動過程はフォーワード・ストロークと同様で
ある。
図5に示されたものである。弁40は図4に示された左
端に位置する際、圧縮空気源31はストローク空気路3
5からシリンダ1の後室29へ給気して前室28が大気
に連通し、ピストン2は前方(図4の矢印方向)へ移動
する(以下、この移動をフォーワード・ストロークと称
する)。ピストン2のA−A面が排気孔71を越すと、
前室28の空気が圧縮されてピストンの動勢力を消耗す
る空気クッションが形成される。これ以前にピストン・
ロッド3はビット(図示せず)を打撃し、仕事をする。
図5に示されるように、ピストン2のB−B面が排気孔
71を越すと、後室29が大気に連通し、室内の圧力が
急に下がり、前室28の圧力が増加して、圧縮空気が前
室28よりバック・ストローク空気路36を通って弁4
0の後面側に流入し、弁40を右に移動させ、後室29
への給気を中止させ、前室28に給気し、図5の矢印で
示されるようにピストン2は後方へ移動する(以下、こ
の移動をバック・ストロークと称する)。バック・スト
ロークの運動過程はフォーワード・ストロークと同様で
ある。
【0004】前述のように、従来の伝統的な構造は二つ
の特徴がある。一つは、フォーワード・ストロークとバ
ック・ストロークで圧縮空気を交替で供給されるので、
ただ等圧状態で仕事をすることができるのみで、膨張状
態で仕事をすることができない。もう一つは、一つの固
定の排気孔から急に高圧の排気が断続的に排出され、そ
れに排気は不十分なので、排気後、シリンダの中に一定
量の空気が残される。この残された空気はピストンによ
り断熱圧縮され、空気でクッションを形成する。圧縮さ
れた空気は再び膨張する際、もとの状態に回復されなく
て途中で高圧排出されてしまう。従って、一部分の圧縮
の仕事は無駄になる。これを空気クッションのロスと言
う。通常の使用条件において、連続的な給気とそれに従
う断続的な高圧排気によって生じた圧縮空気のエネルギ
ー・ロスは約40%になる。残された空気が断熱圧縮さ
れて形成した空気クッションにより生じた圧縮空気のエ
ネルギー・ロスは約16%以上になる。
の特徴がある。一つは、フォーワード・ストロークとバ
ック・ストロークで圧縮空気を交替で供給されるので、
ただ等圧状態で仕事をすることができるのみで、膨張状
態で仕事をすることができない。もう一つは、一つの固
定の排気孔から急に高圧の排気が断続的に排出され、そ
れに排気は不十分なので、排気後、シリンダの中に一定
量の空気が残される。この残された空気はピストンによ
り断熱圧縮され、空気でクッションを形成する。圧縮さ
れた空気は再び膨張する際、もとの状態に回復されなく
て途中で高圧排出されてしまう。従って、一部分の圧縮
の仕事は無駄になる。これを空気クッションのロスと言
う。通常の使用条件において、連続的な給気とそれに従
う断続的な高圧排気によって生じた圧縮空気のエネルギ
ー・ロスは約40%になる。残された空気が断熱圧縮さ
れて形成した空気クッションにより生じた圧縮空気のエ
ネルギー・ロスは約16%以上になる。
【0005】従来の空気衝撃工具のもう一つの欠点は巨
大な排気騒音があることである。排気孔内の圧力が高い
ので急に排気するとパルス状の騒音が形成される。上記
の低効率と高騒音という問題は工具の構造上の欠陥によ
るもので、単にサイズの変更または工程と材料の改良に
よって克服できないということが明らかである。
大な排気騒音があることである。排気孔内の圧力が高い
ので急に排気するとパルス状の騒音が形成される。上記
の低効率と高騒音という問題は工具の構造上の欠陥によ
るもので、単にサイズの変更または工程と材料の改良に
よって克服できないということが明らかである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
問題点をすべて解消するためになされたものであり、連
続的な排気−空気クッション型空気衝撃装置を提供する
ものである。本発明の装置は、シリンダに入る圧縮空気
が膨張されて大気圧に近くなり、フォーワード・ストロ
ークとバック・ストロークの全過程で連続的に排気する
ことができて、ピストンのバック・プレッシャー(背
圧)は常に大気圧にほぼ等しい。また、ピストンのバッ
ク・ストロークの動勢力(運動エネルギー)がフォーワ
ード・ストロークの動勢力(運動エネルギー)に転換さ
れるので空気衝撃工具の有効熱効率が大幅にあがる。
問題点をすべて解消するためになされたものであり、連
続的な排気−空気クッション型空気衝撃装置を提供する
ものである。本発明の装置は、シリンダに入る圧縮空気
が膨張されて大気圧に近くなり、フォーワード・ストロ
ークとバック・ストロークの全過程で連続的に排気する
ことができて、ピストンのバック・プレッシャー(背
圧)は常に大気圧にほぼ等しい。また、ピストンのバッ
ク・ストロークの動勢力(運動エネルギー)がフォーワ
ード・ストロークの動勢力(運動エネルギー)に転換さ
れるので空気衝撃工具の有効熱効率が大幅にあがる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は以下の構
成で達成される。シリンダ内のピストンに前・後部二つ
の配気ロッドが設けられ、前部配気ロッドはインパクト
・ヘッドとして使用される。後部配気ロッドに設けられ
る軸方向の空気路が、ピストン内の半径方向空気路を介
して、前方へのストロークまたは後方へのストローク用
の空気路に連通できる。シリンダの前・後室にそれぞれ
給・排気路があり、プランジャー・シリンダ内の摺動弁
の両端に前方へのストロークと後方へのストロークの給
・排気通路を開閉するリング溝が設けられ、シリンダ前
・後蓋の側壁に給気口が設けられ、該給気口と配気ロッ
ド円柱面とにより定量給気が形成される。シリンダの両
端にそれぞれ前・後部空気クッション室が設けられる。
成で達成される。シリンダ内のピストンに前・後部二つ
の配気ロッドが設けられ、前部配気ロッドはインパクト
・ヘッドとして使用される。後部配気ロッドに設けられ
る軸方向の空気路が、ピストン内の半径方向空気路を介
して、前方へのストロークまたは後方へのストローク用
の空気路に連通できる。シリンダの前・後室にそれぞれ
給・排気路があり、プランジャー・シリンダ内の摺動弁
の両端に前方へのストロークと後方へのストロークの給
・排気通路を開閉するリング溝が設けられ、シリンダ前
・後蓋の側壁に給気口が設けられ、該給気口と配気ロッ
ド円柱面とにより定量給気が形成される。シリンダの両
端にそれぞれ前・後部空気クッション室が設けられる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
するが、図1は本発明装置のピストンが前進位置にあり
バック・ストローク(後方へのストローク)を開始する
状態を示す断面図である。図2はピストンが後進位置に
ありフォーワード・ストローク(前方へのストローク)
を開始する状態を示す断面図である。図3はプランジャ
ー式摺動弁の構造を示す側面図である。図4は従来の装
置のフォワード・ストロークを開始する状態を示す断面
図である。図5は図4のバック・ストロークを開始する
状態を示す断面図である。
するが、図1は本発明装置のピストンが前進位置にあり
バック・ストローク(後方へのストローク)を開始する
状態を示す断面図である。図2はピストンが後進位置に
ありフォーワード・ストローク(前方へのストローク)
を開始する状態を示す断面図である。図3はプランジャ
ー式摺動弁の構造を示す側面図である。図4は従来の装
置のフォワード・ストロークを開始する状態を示す断面
図である。図5は図4のバック・ストロークを開始する
状態を示す断面図である。
【0009】まず、図1及び図2に示すごとく、シリン
ダ1内のピストン2に前・後部二つの配気ロッド3,4
が設けられ、前部配気ロッド3は衝撃力を加えるための
インパクト・ヘッドとして使用される。後部配気ロッド
4内には、ピストン内の半径方向空気路42と連通して
いる軸方向の給気路41が設けられている。ピストン2
の移動により、半径方向空気路42はシリンダ壁にある
フォーワード・ストローク(第1)空気路43とバック
・ストローク(第2)空気路44に交互に連通できる。
第1空気路43は、シリンダ1の後室29の開口45を
介してプランジャー・シリンダ52の右端に連通する。
第2空気路44はシリンダ1の前室28の開口46を介
してプランジャー・シリンダ52の左端に連通する。軸
方向の給気路41及び室38は圧縮空気源に連通してい
る。シリンダ1の後室29にフォーワード・ストローク
給気路(第3空気路)12とバック・ストローク(後
室)排気路60が設けられ、シリンダの前室28にバッ
ク・ストローク給気路(第4空気路)11とフォーワー
ド・ストローク(前室)排気路59が設けられ、排気路
59,60がプランジャー式摺動弁5(以下摺動弁5と
称する)のリング溝70,72を介して外界の大気に連
通する。その出口部分は図中に破線で示される。図面を
簡単にするために、図中に示された各交叉する管路は互
いに連通していない。プランジャー・シリンダ52とシ
リンダ1とは一体に結合されている。二位置型の摺動弁
5によりフォーワード・ストロークとバック・ストロー
クの給・排気が制御される。摺動弁5は両側の空気路の
圧力差により動作され、給・排気路が摺動弁のリング溝
70,72と合う時、管路が連通され、ほかの位置で管
路が閉じる。
ダ1内のピストン2に前・後部二つの配気ロッド3,4
が設けられ、前部配気ロッド3は衝撃力を加えるための
インパクト・ヘッドとして使用される。後部配気ロッド
4内には、ピストン内の半径方向空気路42と連通して
いる軸方向の給気路41が設けられている。ピストン2
の移動により、半径方向空気路42はシリンダ壁にある
フォーワード・ストローク(第1)空気路43とバック
・ストローク(第2)空気路44に交互に連通できる。
第1空気路43は、シリンダ1の後室29の開口45を
介してプランジャー・シリンダ52の右端に連通する。
第2空気路44はシリンダ1の前室28の開口46を介
してプランジャー・シリンダ52の左端に連通する。軸
方向の給気路41及び室38は圧縮空気源に連通してい
る。シリンダ1の後室29にフォーワード・ストローク
給気路(第3空気路)12とバック・ストローク(後
室)排気路60が設けられ、シリンダの前室28にバッ
ク・ストローク給気路(第4空気路)11とフォーワー
ド・ストローク(前室)排気路59が設けられ、排気路
59,60がプランジャー式摺動弁5(以下摺動弁5と
称する)のリング溝70,72を介して外界の大気に連
通する。その出口部分は図中に破線で示される。図面を
簡単にするために、図中に示された各交叉する管路は互
いに連通していない。プランジャー・シリンダ52とシ
リンダ1とは一体に結合されている。二位置型の摺動弁
5によりフォーワード・ストロークとバック・ストロー
クの給・排気が制御される。摺動弁5は両側の空気路の
圧力差により動作され、給・排気路が摺動弁のリング溝
70,72と合う時、管路が連通され、ほかの位置で管
路が閉じる。
【0010】シリンダの前・後蓋19,49の側壁に給
気口20,21があり、前後蓋の孔内を摺動する前・後
部配気ロッド3,4は定量給気用の配気円柱面17,1
8と、小径部15,16を持つ。図1右側と図2左側に
示すように、配気ロッド3,4の小径部15,16が給
気口20,21を通過する際、圧縮空気がその間の通路
を通ってシリンダ内に入り、太い配気円柱面17,18
が給気口20,21を通過する際、給気口20,21を
閉じて給気を中止して、従って定量給気(あらかじめ、
定められた量の圧縮空気がシリンダ内に供給される)が
形成される。定量給気は配気ロッドの小径部15,16
の長さで決められ、その長さは必要に応じて設計され
る。
気口20,21があり、前後蓋の孔内を摺動する前・後
部配気ロッド3,4は定量給気用の配気円柱面17,1
8と、小径部15,16を持つ。図1右側と図2左側に
示すように、配気ロッド3,4の小径部15,16が給
気口20,21を通過する際、圧縮空気がその間の通路
を通ってシリンダ内に入り、太い配気円柱面17,18
が給気口20,21を通過する際、給気口20,21を
閉じて給気を中止して、従って定量給気(あらかじめ、
定められた量の圧縮空気がシリンダ内に供給される)が
形成される。定量給気は配気ロッドの小径部15,16
の長さで決められ、その長さは必要に応じて設計され
る。
【0011】シリンダの前・後蓋19,49とシリンダ
壁の間にリング状の前・後空気クッション蓋6,7が設
けられ、それにより囲んだ容積に前・後緩衝空気クッシ
ョン室30,31が形成される。空気クッション室が圧
縮空気源に連通することができる。空気クッション蓋
6,7は背面からの圧力を受けて、シリンダボディの段
差32,33で保持される。給気路11,12は空気ク
ッション蓋を径方向に通ることができる。空気クッショ
ン蓋がピストンの衝撃を受ける時、背面の空気を圧縮し
て後方向に移動する。緩衝の空気クッション室30は空
打ちする時シリンダを保護する作用を持つ。本装置の前
・後の二つ部分は大体対称構造であり、例えば、前・後
部配気ロッド、前・後部空気路、前・後部給・排気孔、
前・後部空気クッション室などが設けられ、その動作の
原理も同じである。
壁の間にリング状の前・後空気クッション蓋6,7が設
けられ、それにより囲んだ容積に前・後緩衝空気クッシ
ョン室30,31が形成される。空気クッション室が圧
縮空気源に連通することができる。空気クッション蓋
6,7は背面からの圧力を受けて、シリンダボディの段
差32,33で保持される。給気路11,12は空気ク
ッション蓋を径方向に通ることができる。空気クッショ
ン蓋がピストンの衝撃を受ける時、背面の空気を圧縮し
て後方向に移動する。緩衝の空気クッション室30は空
打ちする時シリンダを保護する作用を持つ。本装置の前
・後の二つ部分は大体対称構造であり、例えば、前・後
部配気ロッド、前・後部空気路、前・後部給・排気孔、
前・後部空気クッション室などが設けられ、その動作の
原理も同じである。
【0012】図3に示すように、プランジャー摺動弁5
は円柱体であって、外径φ1 の両端にリング状の溝7
0,72が設けられ、その直径はφ2 である。摺動弁5
はプランジャー・シリンダ52に対してスライドしてシ
リンダ52とリング溝70,72の間に形成された二つ
のリング状室は上記各給気路11,12、排気路59,
60を開閉できる。
は円柱体であって、外径φ1 の両端にリング状の溝7
0,72が設けられ、その直径はφ2 である。摺動弁5
はプランジャー・シリンダ52に対してスライドしてシ
リンダ52とリング溝70,72の間に形成された二つ
のリング状室は上記各給気路11,12、排気路59,
60を開閉できる。
【0013】次に、本装置の動作を説明する。図1と図
2を参照して、後蓋49の室38とシリンダ52内の空
気路53は圧縮空気源に連通している。図中点々の部分
は圧縮空気で満たされていることを示す。始動する際、
ピストン2は任意の位置にあることを設定して、後蓋4
9の室38内の圧縮空気はピストン2を前に移動させて
図1右端に位置する、即ち、フォーワード・ストローク
が終わり、バック・ストロークが始まる位置に達する。
後部配気ロッド4内の給気路41から入った圧縮空気は
ピストンの半径方向空気路42とバック・ストローク空
気路44を通ってプランジャー・シリンダ52の左室に
入る。プランジャー・シリンダ52の右室はフォーワー
ド・ストローク空気路43を介して後室29に連通す
る。この際、後室29の圧縮空気は膨張して仕事をする
ことによって圧力が大気圧に近くなる。摺動弁5が両室
の圧力差により右側に移動され、そのリング溝70,7
2がバック・ストローク排気路60と給気路11のそれ
ぞれに連通するとともに、フォーワード・ストローク給
気路12と排気路59が閉じられる。この時、圧縮空気
がバック・ストローク給気路11及びピストン衝撃ロッ
ドの小径部15と前蓋19内の孔の間のリング状空気路
8を通ってシリンダの前室28に入ってピストンを押し
て、左へ移動させる。この時、後室29内の空気はバッ
ク・ストロークの排気路60及びリング溝72を通って
大気に連通されるので、ピストンのバック・ストローク
で連続的に排気できて、ピストンのバック・ストローク
のバック・プレッシャーはほぼ大気圧に等しい。インパ
クト・ヘッドとしての太い配気円柱面17が給気口20
を越すと、給気口20が閉じられ、シリンダ前室28へ
の給気は中止される。前室28に入った配気ロッドの小
径部の長さで決められる一定量の圧縮空気が膨張してピ
ストンを移動させる。ピストンの動勢力(運動エネルギ
ー)が増加して、膨張した圧縮空気が大気圧に達して、
そのエネルギーが十分利用された時、ピストンの半径方
向空気路42は空気路43に連通し、圧縮空気が摺動弁
5の右室に入って、左室が前室28に連通し、圧力が大
気圧まで下がり、摺動弁5が左端に移動される(図2を
参照)。この場合、後室29はストローク給気路12、
リング溝72と連通し、前室28のストローク排気路5
9も開けられて、バック・ストローク給・排気路11,
60が閉じられて、ストロークが始まる。バック・スト
ロークが終わる時のピストンは相当な動勢力を持って、
後部空気クッション蓋7と衝突し、それを押して一緒に
後へ移動する。後部空気クッション室31の空気が圧縮
され、ピストンと空気クッション蓋7をブレーキに止ま
る。その後、空気クッションの圧縮位置エネルギーが速
やかにピストンを前へ移動させる動勢力に転換されるか
ら、ストロークの始まる場合でもピストンを一定の初期
速度を持たせることができる。該動勢力は圧縮空気がス
トロークでする仕事に加えるので、バック・ストローク
の圧縮空気のエネルギーが十分利用できる。丁度、シリ
ンダの有効容積を増加するのに相当して、換言すれば、
同じパワーレベルの従来の装置よりもシリンダの体積を
小さくすることができる。
2を参照して、後蓋49の室38とシリンダ52内の空
気路53は圧縮空気源に連通している。図中点々の部分
は圧縮空気で満たされていることを示す。始動する際、
ピストン2は任意の位置にあることを設定して、後蓋4
9の室38内の圧縮空気はピストン2を前に移動させて
図1右端に位置する、即ち、フォーワード・ストローク
が終わり、バック・ストロークが始まる位置に達する。
後部配気ロッド4内の給気路41から入った圧縮空気は
ピストンの半径方向空気路42とバック・ストローク空
気路44を通ってプランジャー・シリンダ52の左室に
入る。プランジャー・シリンダ52の右室はフォーワー
ド・ストローク空気路43を介して後室29に連通す
る。この際、後室29の圧縮空気は膨張して仕事をする
ことによって圧力が大気圧に近くなる。摺動弁5が両室
の圧力差により右側に移動され、そのリング溝70,7
2がバック・ストローク排気路60と給気路11のそれ
ぞれに連通するとともに、フォーワード・ストローク給
気路12と排気路59が閉じられる。この時、圧縮空気
がバック・ストローク給気路11及びピストン衝撃ロッ
ドの小径部15と前蓋19内の孔の間のリング状空気路
8を通ってシリンダの前室28に入ってピストンを押し
て、左へ移動させる。この時、後室29内の空気はバッ
ク・ストロークの排気路60及びリング溝72を通って
大気に連通されるので、ピストンのバック・ストローク
で連続的に排気できて、ピストンのバック・ストローク
のバック・プレッシャーはほぼ大気圧に等しい。インパ
クト・ヘッドとしての太い配気円柱面17が給気口20
を越すと、給気口20が閉じられ、シリンダ前室28へ
の給気は中止される。前室28に入った配気ロッドの小
径部の長さで決められる一定量の圧縮空気が膨張してピ
ストンを移動させる。ピストンの動勢力(運動エネルギ
ー)が増加して、膨張した圧縮空気が大気圧に達して、
そのエネルギーが十分利用された時、ピストンの半径方
向空気路42は空気路43に連通し、圧縮空気が摺動弁
5の右室に入って、左室が前室28に連通し、圧力が大
気圧まで下がり、摺動弁5が左端に移動される(図2を
参照)。この場合、後室29はストローク給気路12、
リング溝72と連通し、前室28のストローク排気路5
9も開けられて、バック・ストローク給・排気路11,
60が閉じられて、ストロークが始まる。バック・スト
ロークが終わる時のピストンは相当な動勢力を持って、
後部空気クッション蓋7と衝突し、それを押して一緒に
後へ移動する。後部空気クッション室31の空気が圧縮
され、ピストンと空気クッション蓋7をブレーキに止ま
る。その後、空気クッションの圧縮位置エネルギーが速
やかにピストンを前へ移動させる動勢力に転換されるか
ら、ストロークの始まる場合でもピストンを一定の初期
速度を持たせることができる。該動勢力は圧縮空気がス
トロークでする仕事に加えるので、バック・ストローク
の圧縮空気のエネルギーが十分利用できる。丁度、シリ
ンダの有効容積を増加するのに相当して、換言すれば、
同じパワーレベルの従来の装置よりもシリンダの体積を
小さくすることができる。
【0014】図2に示したのはピストン1が後進位置に
ありフォーワード・ストロークが開始する状態である。
圧縮空気がストローク給気路12及び後部配気ロッドの
小径部16の通路を通って後室29に入って、ピストン
1を右へ移動させる。前室28で膨張して仕事をした空
気はストローク排気路59を通って大気に排出され、前
室28内の圧力はフォーワード・ストロークの間、常に
大気圧にほぼ等しい。後部配気ロッド4の太い円柱面1
8がストロークの給気路12を閉じる際、後室29への
給気は中止される。後室に入った一定量の圧縮空気は膨
張してピストンを移動させる。膨張した空気が大気圧に
近づく時、ピストンの速度が一番速く、インパクト・ヘ
ッドがビットを打撃する。ピストンは再び図1の位置に
戻り、一つのサイクルが完成して、二番目のバック・ス
トロークが始まる。
ありフォーワード・ストロークが開始する状態である。
圧縮空気がストローク給気路12及び後部配気ロッドの
小径部16の通路を通って後室29に入って、ピストン
1を右へ移動させる。前室28で膨張して仕事をした空
気はストローク排気路59を通って大気に排出され、前
室28内の圧力はフォーワード・ストロークの間、常に
大気圧にほぼ等しい。後部配気ロッド4の太い円柱面1
8がストロークの給気路12を閉じる際、後室29への
給気は中止される。後室に入った一定量の圧縮空気は膨
張してピストンを移動させる。膨張した空気が大気圧に
近づく時、ピストンの速度が一番速く、インパクト・ヘ
ッドがビットを打撃する。ピストンは再び図1の位置に
戻り、一つのサイクルが完成して、二番目のバック・ス
トロークが始まる。
【0015】
【発明の効果】本発明の装置は従来の衝撃工具と比べ
て、以下の利点がある。
て、以下の利点がある。
【0016】 本装置は、連続的な排気方式を持っており、即ち、
シリンダの前・後室が交替で排気される。シリンダがず
っと連続的な排気状態にあるので空気が完全に排出でき
る。ピストンの背圧を小さくして大気圧まで下げ、シリ
ンダ内の仕事をする圧縮空気も大気圧の近く迄膨張でき
る。 本装置は、断続的な給気方式を持っており、即ち、
フォーワード・ストロークとバック・ストロークの間
に、一定量給気され、この定量給気は圧縮空気が膨張し
て仕事をする必要な条件である。 本装置には、シリンダの後部に一つの空気クッショ
ン手段が設けられる。従来のものはピストンがバック・
ストロークにエネルギーを消耗するが、本装置はピスト
ンがバック・ストローク時の動勢力を速やかにフォーワ
ード・ストロークの動勢力に転換できる。 本装置は、排気の圧力が大気圧に近く、排気騒音が
大幅に低下され、仕事の環境を改善できる。
シリンダの前・後室が交替で排気される。シリンダがず
っと連続的な排気状態にあるので空気が完全に排出でき
る。ピストンの背圧を小さくして大気圧まで下げ、シリ
ンダ内の仕事をする圧縮空気も大気圧の近く迄膨張でき
る。 本装置は、断続的な給気方式を持っており、即ち、
フォーワード・ストロークとバック・ストロークの間
に、一定量給気され、この定量給気は圧縮空気が膨張し
て仕事をする必要な条件である。 本装置には、シリンダの後部に一つの空気クッショ
ン手段が設けられる。従来のものはピストンがバック・
ストロークにエネルギーを消耗するが、本装置はピスト
ンがバック・ストローク時の動勢力を速やかにフォーワ
ード・ストロークの動勢力に転換できる。 本装置は、排気の圧力が大気圧に近く、排気騒音が
大幅に低下され、仕事の環境を改善できる。
【0017】まとめると、本装置は圧縮空気のエネルギ
ーが十分に利用できて、有効熱効率が倍に上がっている
ので、従来の空気衝撃工具をはるかに凌ぐものだと言い
得る。
ーが十分に利用できて、有効熱効率が倍に上がっている
ので、従来の空気衝撃工具をはるかに凌ぐものだと言い
得る。
【図1】本発明装置のピストンが前進位置にありバック
・ストロークを開始する状態を示す断面図。
・ストロークを開始する状態を示す断面図。
【図2】本発明装置のピストンが後進位置にありフォー
ワード・ストロークを開始する状態を示す断面図。
ワード・ストロークを開始する状態を示す断面図。
【図3】プランジャー式摺動弁の構造を示す側面図。
【図4】従来の装置のフォーワード・ストロークを示す
断面図。
断面図。
【図5】従来の装置のバック・ストロークを示す断面
図。
図。
1 シリンダ 2 ピストン 3,4 前・後部配気ロッド 5 摺動弁 6,7 前・後部空気クッション蓋 8 リング状空気路11 バック・ストロークの(第4)空気路 12 フォーワード・ストロークの(第3)空気路 17,18 配気円柱面 19,49 前・後蓋 20,21 給気口 30,31 緩衝空気クッション室 41 軸方向空気路 42 半径方向空気路43 第1空気路 44 第2空気路 52 プランジャー・シリンダ59 前室排気路 60 後室排気路 70,72 リング溝
Claims (3)
- 【請求項1】 前端部と後端部を有するシリンダ(1)
と;前記シリンダ(1)内に配置され、前記シリンダ
(1)の前記後端部との間に後室(29)を形成し、前
記シリンダ(1)の前記前端部との間に前室(28)を
形成するように、前進位置と後進位置間を摺動するピス
トン(2)と;前記ピストン(2)は後部配気ロッド
(4)と、インパクトヘッドとして作動する前部配気ロ
ッド(3)とを有し、前記後部配気ロッド(4)は軸方
向に延びた空気路(41)を有し、更に前記空気路(4
1)と連通した半径方向空気路(42)を有し;前端部
と後端部を有するプランジャーシリンダ(52)と;前
記シリンダ(1)の前記後室(29)と前記プランジャ
ーシリンダ(52)の前記前端部間に連通する第1空気
路(43)と、前記シリンダ(1)の前記前室(28)
と前記プランジャーシリンダ(52)の前記後端部間に
連通する第2空気路(44)と;前記シリンダ(1)の
後室(29)と外部大気間にプランジャーシリンダ(5
2)を介して連通する後室排気路(60)と、前記シリ
ンダ(1)の前室(28)と外部大気間にプランジャー
シリンダ(52)を介して連通する前室排気路(59)
と;前記ピストン(2)が前進位置にある時は、前記後
室排気路(60)と前記第1空気路(43)が前記後室
(29)に対して開放され、前記前室排気路(59)が
遮断され、前記半径方向空気路(42)が実質的に前記
第2空気路(44)に合わされ、前記軸方向空気路(4
1)と前記プランジャーシリンダ(52)の後端間に前
記半径方向空気路(42)及び第2空気路(44)を経
由して空気流路を形成し;前記ピストン(2)が後進位
置にある時は、前記後室排気路(59)と前記第2空気
路(44)が前記前室(28)に対して開放され、前記
後室排気路(60)が遮断され、前記半径方向空気路
(42)が実質的に前記第1空気路(43)に合わさ
れ、前記軸方向空気路(41)と前記プランジャーシリ
ンダ(52)の前端間に前記半径方向空気路(42)及
び第1空気路(43)を経由して空気流路を形成し;前
記後室(29)と前記プランジャーシリンダ(52)の
前記後端部側に連通する第3空気路(12)と、前記前
室(28)と前記プランジャーシリンダ(52)の前記
前端部側に連通する第4空気路(11)と、前記プラン
ジャーシリンダの前記前端部側と後端部側間に連通する
連結空気路(53)と;前記プランジャーシリンダ(5
2)内に配置されて、前位置と後位置間を摺動する二位
置型のプランジャー摺動弁(5)とを備え;前記プラン
ジャ摺動弁(5)は、前位置では前記第1空気路(4
3)、前記第3空気路(12)、前記前室排気路(5
9)が遮断され、前記第2空気路(44)、前記第4空
気路(11)、前記後室排気路(60)が開放され、後
位置では前記第1空気路(43)、前記第3空気路(1
2)、前記前室排気路(59)が開放され、前記第2空
気路(44)、前記第4空気路(11)、前記後室排気
路(60)が遮断され;前記プランジャー摺動弁(5)
を前位置と後位置間に選択的に移動させる手段とを備
え、前記後部配気ロッド(4)は大径部と小径部を有
し、前記ピストン(2)が前進位置にあるときには、前
記第3空気路が前記大径部により遮断され、前記ピスト
ン(2)が後進位置にあるときには前記第3空気路が開
放され;前記前部配気ロッド(3)は大径部と小径部を
有し、前記ピストン(2)が前進位置にあるときには前
記第4空気路(11)が前記大径部により開放され、前
記ピストン(2)が後進位置にあるときには前記大径部
により前記第4空気路(11)が遮断され;仕事をした
後の圧縮空気は連続的に前室(28)と後室(29)か
ら交互に排気され、前記シリンダ(1)は全体としては
常に排気状態であり前記ピストン(2)の背圧は大気圧
レベル迄減少され、前記シリンダ(1)内で仕事をする
圧縮空気は大気圧にほぼ等しい圧力に対して膨張できる
ことを特徴とするプランジャー摺動弁型空気衝撃装置。 - 【請求項2】 前記プランジャーシリンダ(52)と前
記シリンダ(1)が一体に形成され、前記シリンダ
(1)の前記前端部および後端部を封じる前蓋(19)
および後蓋(49)と、前記前蓋(19)の裏側の前記
シリンダ内に配置され、前進位置に移動する前記ピスト
ンの衝撃を緩衝する緩衝空気クッション室(30)と、
前記後蓋(49)の裏側の前記シリンダ内に配置され、
後進位置に移動する前記ピストンの衝撃を緩衝する緩衝
空気クッション室(31)とを有することを特徴とする
請求項1記載のプランジャー摺動弁型空気衝撃装置。 - 【請求項3】 前記プランジャー摺動弁(5)がその両
端部側にそれぞれリング状の溝(70、72)を有し、
前記プランジャー摺動弁が前位置にあると前記リング状
の溝の一方(70)が前記第4空気路(11)と一致
し、前記第4空気路(11)が開放し、前記プランジャ
ー摺動弁が後位置にあると前記リング状の溝の他方(7
2)が前記第3空気路(12)と一致し、前記第3空気
路(12)が開放することを特徴とする請求項1記載の
プランジャー摺動弁型空気衝撃装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN90220630.3 | 1990-09-15 | ||
CN90220630U CN2080099U (zh) | 1990-09-15 | 1990-09-15 | 柱塞滑阀高效气动冲击机构 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04256587A JPH04256587A (ja) | 1992-09-11 |
JPH0688216B2 true JPH0688216B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=4899028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3261232A Expired - Lifetime JPH0688216B2 (ja) | 1990-09-15 | 1991-09-12 | プランジャー摺動弁型空気衝撃装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5199504A (ja) |
EP (1) | EP0477067B1 (ja) |
JP (1) | JPH0688216B2 (ja) |
CN (1) | CN2080099U (ja) |
DE (1) | DE69100306T2 (ja) |
RU (1) | RU2043546C1 (ja) |
Families Citing this family (10)
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---|---|---|---|---|
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US5556649A (en) * | 1993-08-30 | 1996-09-17 | Yamaha Motor Co., Ltd. | Device for removing runners from molded products |
EP0723492B1 (de) * | 1994-08-19 | 1999-10-27 | SYNTHES AG, Chur | Schlagelement |
NO179879C (no) * | 1994-10-12 | 1997-01-08 | Statoil As | Trykkforsterker (III) |
JP4494071B2 (ja) * | 2004-04-08 | 2010-06-30 | 株式会社テクノサカト | 油圧を利用した破砕装置 |
CN101457633B (zh) * | 2008-12-25 | 2010-12-15 | 浙江大学 | 活塞位移电反馈负载口独立控制液压冲击器 |
AU2011301130A1 (en) * | 2010-09-10 | 2013-03-07 | Rockdrill Services Australia Pty Ltd | Improved rock drill |
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CN105314123A (zh) * | 2014-06-20 | 2016-02-10 | 徐延明 | 一种航母弹射器的控制阀 |
CN110984843B (zh) * | 2019-12-29 | 2021-09-10 | 东台市高科技术创业园有限公司 | 一种液压冲击钻动力装置 |
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---|---|---|---|---|
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DE553604C (de) * | 1932-06-28 | Josef Kern | Pressluftwerkzeug | |
US816021A (en) * | 1903-06-22 | 1906-03-27 | John George Leyner | Drill-bit-rotating mechanism for rock-drilling engines. |
US909923A (en) * | 1907-09-14 | 1909-01-19 | Jonas L Mitchell | Valve mechanism for rock-drills, &c. |
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US1740713A (en) * | 1923-12-17 | 1929-12-24 | Sullivan Machinery Co | Fluid-pressure motor |
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US2228338A (en) * | 1940-08-03 | 1941-01-14 | Ingersoll Rand Co | Rock drill |
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FR2647870B1 (fr) * | 1989-06-06 | 1991-09-06 | Eimco Secoma | Appareil de percussion hydraulique avec dispositif d'amortissement des ondes de choc en retour |
-
1990
- 1990-09-15 CN CN90220630U patent/CN2080099U/zh not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-09-03 US US07/753,731 patent/US5199504A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-09-12 JP JP3261232A patent/JPH0688216B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-12 EP EP91402424A patent/EP0477067B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-12 DE DE91402424T patent/DE69100306T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-09-13 RU SU915001433A patent/RU2043546C1/ru active
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---|---|
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US5199504A (en) | 1993-04-06 |
RU2043546C1 (ru) | 1995-09-10 |
JPH04256587A (ja) | 1992-09-11 |
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EP0477067B1 (en) | 1993-08-25 |
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