JPH0688120U - 導体支持装置 - Google Patents
導体支持装置Info
- Publication number
- JPH0688120U JPH0688120U JP2664393U JP2664393U JPH0688120U JP H0688120 U JPH0688120 U JP H0688120U JP 2664393 U JP2664393 U JP 2664393U JP 2664393 U JP2664393 U JP 2664393U JP H0688120 U JPH0688120 U JP H0688120U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 主幹バーを的確に支持することができるとと
もに、主幹バーの先端部に電線を的確容易に接続するこ
とのできる導体支持装置を提供すること。 【構成】 導体支持本体1の上端面に形成した主幹バー
支持部2に主幹バー取付用のねじ孔3を設けるとともに
電線接続用のナットを嵌合するための凹嵌部4を設け、
該主幹バー支持部2に支持した主幹バー12の先端部に
電線15を凹嵌部4に嵌合したナットを利用して接続す
る。
もに、主幹バーの先端部に電線を的確容易に接続するこ
とのできる導体支持装置を提供すること。 【構成】 導体支持本体1の上端面に形成した主幹バー
支持部2に主幹バー取付用のねじ孔3を設けるとともに
電線接続用のナットを嵌合するための凹嵌部4を設け、
該主幹バー支持部2に支持した主幹バー12の先端部に
電線15を凹嵌部4に嵌合したナットを利用して接続す
る。
Description
【0001】
本考案は、分電盤等において主幹バーを支持するための導体支持装置に関する ものである。
【0002】
一般に、分電盤において使用される主幹バーを支持するための導体支持装置は 単に主幹バーをベースに支持するものにすぎず、主幹バーの先端からさらに他の 回路に繋ぐための電線を接続するための配慮はされていなかった。 そのため、従来は図4に示すように導体支持装置27に支持された主幹バー電 線を接続する場合には、主幹バー21の先端部を導体支持装置27の先方に位置 させて該先端部に孔22を穿ちナット23とボルト24により電線25の端子部 26を締めつけ固定して行っており、組み立てが面倒であるばかりでなく主幹バ ー21が薄い場合は変形するという問題があり、また、主幹バー21の裏面にボ ルト24の頭部が突出するのでボディ28との間の絶縁距離が不十分な場合には 、ボルト24に対応するボディ28の位置に絶縁シート29を貼付しなければな らないという問題もある。
【0003】
本考案は前記のような従来の問題点を解消して、主幹バーを的確に支持できる とともに容易に主幹バーの先端に電線を接続することのでる導体支持装置を提供 するためになされたものである。
【0004】
前記のような課題を解決するために本考案は、導体支持本体の上端面に形成し た主幹バー支持部に主幹バー取付用のねじ孔を設けるとともに電線接続用のナッ トを嵌合する凹嵌部設けたことを特徴とするものである。
【0005】
このように構成されたものは、分電盤のベースに取り付けて、主幹バー支持部 に主幹バーの先端部を支持したうえ、主幹バーに設けたねじ挿通孔から挿通させ たねじを主幹バー取付用のねじ孔に螺合して固定するものであり、また、この主 幹バー支持部に支持した主幹バーの先端部に電線を接続する場合には凹嵌部に予 めナットを嵌合しておき、主幹バーの先端部上面に電線の端子部を添装し端子部 の上方から主幹バーの先端部に設けた透孔を介して雄ねじを該ナットに螺合して 行うことができる。
【0006】
次に、本考案の実施例を図1、図2および図3より詳細に説明する。 図1に示す1はポリカーボネート樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の合成樹脂 材よりなる導体支持本体であり、該導体支持本体1の上端面には3極の主幹バー を支持するための3つの主幹バー支持部2、2、2が溝状に形成されている。3 は導体支持本体1の主幹バー支持部2、2、2の基端側に設けた主幹バー取付用 のねじ孔であり、該ねじ孔3は金属製のナット部材を埋め込んだものである。
【0007】 4は導体支持本体1の主幹バー支持部2、2、2の先端側にに設けた電線接続 用のナットを嵌合するための凹嵌部であり、該凹嵌部4の底部中央には雄ねじの 先端が介入できる低段部5が形成されている。6は導体支持本体1をベースに取 り付けるために主幹バー支持部2、2の間に設けたねじ挿通孔である。
【0008】 このように構成されたものは、図3に示すように分電盤の基端を主幹ブレーカ ー11に接続した主幹バー12の先端部の下面に位置するようにベース30に取 り付けて、主幹バー12の先端部を導体支持本体1の上端面に形成した主幹バー 支持部2に支持したうえ主幹バー12に設けたねじ挿通孔13から挿通させたね じ14を主幹バー取付用のねじ孔3に螺合して固定するものである。
【0009】 また、この主幹バー支持部2に支持した主幹バー12の先端部に電線15を接 続する場合には図2に示すように凹嵌部4に予めナット16を嵌合しておき、主 幹バー12の先端部上面に電線15の環状端子部を添装し端子部の上方から主幹 バー12の先端部に設けた透孔17を介して雄ねじ18を該ナット16に螺合す ることにより的確に接続することができる。
【0010】 なお、実施例のものは導体支持本体1の上端面には3極の主幹バーを支持する ための3つの主幹バー支持部2、2、2を設けているが、主幹バー支持部2が単 極のものであっても良いことは勿論であり、また、ねじ孔3の中心と凹嵌部4と の中心との間隔は特に限定されるものでないが、主幹バー12に設けてある分岐 用バー取付用の孔19の間隔と同様としておけば該孔を主幹バーのねじ挿通孔1 3及び透孔17として使用できる利点もある。さらに、導体支持本体1を主幹バ ー12の長さに応じて適当な間隔で配置してもよいし、主幹バー12の先端部に 電線を接続する必要のない場合には、導体支持本体1を180°回転させて主幹 バー12をねじ14でねじ孔13に螺合して固定すれば主幹バー12が凹嵌部4 を覆うように取り付けすることができる。
【0011】
本考案は以上の説明により明らかなように、主幹バーを的確に保持することが できるうえ、主幹バーの先端部に電線を接続する場合にこの接続作業を容易に行 うことができるものである。また、主幹バーに電線を接続する雄ねじ及びナット の主幹バー裏面側に突出する部分は導体支持本体に埋設してあるので絶縁上の問 題もなく別途絶縁プレートの貼付が不要となる。 よって、本考案は従来の導体支持装置の問題点を解消したものとして実用的価 値極めて大きいものである。
【図1】本考案の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく使用状態を示す一部切欠側面図である。
【図3】本考案に係る導体支持装置を使用した分電盤を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図4】従来例を示す一部切欠側面図である。
1 導体支持本体 2 主幹バー支持部 3 ねじ孔 4 凹嵌部
Claims (1)
- 【請求項1】 導体支持本体(1) の上端面に形成した主
幹バー支持部(2)に主幹バー取付用のねじ孔(3) を設け
るとともに電線接続用のナットを嵌合するための凹嵌部
(4) 設けたことを特徴とする導体支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2664393U JPH0688120U (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 導体支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2664393U JPH0688120U (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 導体支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0688120U true JPH0688120U (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=12199137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2664393U Pending JPH0688120U (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 導体支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0688120U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016189644A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | テンパール工業株式会社 | 分電盤 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54142375A (en) * | 1978-04-21 | 1979-11-06 | Yuuji Shibazaki | Knitting method using bundled cotton instead of pile yarn |
JPS55509A (en) * | 1978-06-05 | 1980-01-05 | Ricoh Co Ltd | Electrophotographic method |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP2664393U patent/JPH0688120U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54142375A (en) * | 1978-04-21 | 1979-11-06 | Yuuji Shibazaki | Knitting method using bundled cotton instead of pile yarn |
JPS55509A (en) * | 1978-06-05 | 1980-01-05 | Ricoh Co Ltd | Electrophotographic method |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016189644A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | テンパール工業株式会社 | 分電盤 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960329 |