JPH0688104U - プラスチック製電気器具取付板 - Google Patents
プラスチック製電気器具取付板Info
- Publication number
- JPH0688104U JPH0688104U JP3439293U JP3439293U JPH0688104U JP H0688104 U JPH0688104 U JP H0688104U JP 3439293 U JP3439293 U JP 3439293U JP 3439293 U JP3439293 U JP 3439293U JP H0688104 U JPH0688104 U JP H0688104U
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- JP
- Japan
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- mounting
- screw
- grooves
- mounting grooves
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 計器等の電器器具を微調整配置して確実に取
付溝でビス止めできる取付板を得る。 【構成】 取付面1の四周枠片2にビス取付孔21を透
設すると共に、枠片2の外周に後向きのフランジ3をプ
ラスチック一体成形して成り、取付面1は、表面で巾
2.7mmのV形の取付溝11,12を縦横に表面で7mm
間隔で多数列交差させることで縦横に取付溝11,12
を連続させ、取付溝11,12で囲まれた凸部13が四
角台形に断続して突出している。ビス取付孔21で壁板
4に取付板2をビス41止めした後、電力計5のビス取
付部を取付溝11,12でビス51で止着する。
付溝でビス止めできる取付板を得る。 【構成】 取付面1の四周枠片2にビス取付孔21を透
設すると共に、枠片2の外周に後向きのフランジ3をプ
ラスチック一体成形して成り、取付面1は、表面で巾
2.7mmのV形の取付溝11,12を縦横に表面で7mm
間隔で多数列交差させることで縦横に取付溝11,12
を連続させ、取付溝11,12で囲まれた凸部13が四
角台形に断続して突出している。ビス取付孔21で壁板
4に取付板2をビス41止めした後、電力計5のビス取
付部を取付溝11,12でビス51で止着する。
Description
【0001】
本考案は、電力計、電器メーター等の計器、スイッチや継電器等の電器器具を 壁や機械等に備えるための取付板に関するものである。
【0002】
例えば、電力計を壁に備える場合、壁にビス止め装着した取付板に電力計をビ ス止めして固着するものであり、従来では、所定の位置にビス孔を透設した木製 或いはプラスチック製の取付板が使用されているが、大きさの異なる電力計や他 の計器も取り付けることが多いことから、図7のように、多数の取付長孔を欠設 した取付板を用いて任意の位置の長孔でビス止めしているのである。
【0003】 しかしながら、長孔を透設したものでは、計器の位置調整をしても接続部とし ての無孔部にビスが位置することが多くて不便であり、また、図8のように、無 孔部が直角な凸台形となっていることからビス止め時に無孔部が破損し易く計器 の安定配置ができない問題点もあった。
【0004】 さらに、図9及び図10のように、縦横に連続した凸帯部で仕切られた間を取 付凹部として無数に断続形成するものもあるが、これも計器の位置調整によって も凸帯部にビスが位置することが多くて不便であった。
【0005】
そこで本考案は、計器等の電器器具を微調整配置することにより確実に取付溝 でビス止めできる取付板を提供するものである。
【0006】
このため本考案は、壁等に装着固定して電力計、継電器等の電器器具をネジ止 めするものであって取付面の枠片外周にフランジを突設したものにおいて、V形 或いは平坦内底部を有するV形の取付溝を縦横に多数列切欠交差させて縦横に取 付溝を連続させた取付面と成した構成である。なお、取付面は同一肉厚に成形し てもよい。
【0007】
多数列切欠交差して縦横に連続した取付溝を有する取付面のため、即ち、縦横 に短い間隔で取付溝が配置されていることから、装着する電器器具の位置を最大 でも取付溝の一間隔だけ微調整するだけで取付溝でビス止めできるのである。
【0008】
以下、本考案の図示実施例について説明する。図1及び図2に示す本例におい て、1は取付面でその四周枠片2にビス取付孔21を透設すると共に、枠片2の 外周に後向きのフランジ3を突設している。
【0009】 取付面1は、開放端(表面)で巾2.7mmとしたV形の取付溝11,12を縦 横に表面で7mm間隔で多数列交差させることで縦横に取付溝11,12を連続さ せた構成であり、枠片2及びフランジ3と共に同一肉厚で成形プラスチック一体 成形で形成してある。このため、図2のように、取付溝11,12で囲まれた凸 部13が四角台形に突出し断続しているのである。
【0010】 本例の作用は、図3のように、ビス取付孔21で壁板4に取付板2をビス41 止めした後、電力計5のビス取付部を取付溝11,12でビス51で止着するの である。
【0011】 本例で特徴あることは、縦横に短い間隔で取付溝11,12が断続することな く連続配置されていることから、装着する電力計の位置を最大でも取付溝の一間 隔の半分の3.5mmだけ縦或いは横にずらすだけでそのビス取付部が取付溝11 ,12に合致してビス止めを確保できるのである。
【0012】 即ち、電力計のビス取付部が縦或いは横だけに直線的に配置してあれば縦の取 付溝11或いは横の取付溝12だけでビス51止めでき、それが縦横4本以上対 設してあれば、まず、縦横いずれか一方のビス取付部を取付溝に合わせ、その他 方が取付溝上に位置しなければ、電力計を縦横いずれかに少し移動するだけで全 てのビス取付部が取付溝11,12に合致するのである。
【0013】 図4では、縦のビス取付部を縦の取付溝11に合わせ、そのまま少し上に移動 させることで他方のビス取付部を横の取付溝12に合わせるのである。ビス取付 部が3本の場合は、例えば図5のように、一番上のビス取付部を取付溝11,1 2の交差部に位置させ、そのまま少し上に移動させることで他方のビス取付部を 横の取付溝12に合わせるのである。
【0014】 このように、本例によると、電力計の位置を最大でも取付溝の一間隔の半分、 即ち、7mmの半分の3.5mmだけ縦或いは横の一方にずらすだけでそのビス取付 部が取付溝11,12に合致してビス止めを確保できるのである。また、取付溝 11,12がV形であるため取付面1が強固となり、ビス51の止着で破損する ことがない。
【0015】 本例は上記のように構成したが、本考案においてはこれに限定されない。例え ば、取付溝の数、巾や列間隔は問わないが、取付溝の巾は表面で約2〜4mm、そ の間隔は5〜8mm位が妥当であり、取付溝の間隔を縦横で変えてもよい。また、 その溝形状はV形の他、図6のように、平坦内底部を有するV形でもよい。なお 、取り付ける電気器具は電力計等の計器、スイッチや継電器等でもよく、電器器 具であればよい。また、取付板を装着する部位も適宜であり、壁板の他、機械パ ネル等でもよい。
【0016】
本考案によると、断続することなく縦横に短い間隔で取付溝が連続して配置さ れていることから、装着する電気器具の位置を最大でも取付溝の一間隔の半分の 数mmだけ縦或いは横にずらす微調整で全てのビス取付部が取付溝に合致してビス 止めを確保できる効果が大きい。請求項2のものでは、取付面の成形が容易であ る。
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】その要部の拡大斜視図である。
【図3】その取付状態の要部拡大縦断面図である。
【図4】取り付けの微調整を示す概略図である。
【図5】取り付けの他の微調整を示す概略図である。
【図6】取付溝の溝形状の別例を示す要部拡大縦断面図
である。
である。
【図7】従来の取付長孔の配置状態を示す要部の正面図
である。
である。
【図8】従来の取付長孔での取り付けを示す拡大縦断面
図である。
図である。
【図9】従来の別例取付面の要部拡大正面図である。
【図10】その従来の別例の縦断面図である。
1 取付面 11 縦の取付溝 12 横の取付溝 13 凸部 2 枠片 3 フランジ 4 壁板 5 電力計 51 ビス
Claims (2)
- 【請求項1】 壁等に装着固定して電力計、継電器等の
電器器具をネジ止めするものであって取付面の外周にフ
ランジを突設したものにおいて、V形或いは平坦内底部
を有するV形の取付溝を縦横に多数列切欠交差させて縦
横に取付溝を連続させた取付面と成したことを特徴とす
るプラスチック製電気器具取付板。 - 【請求項2】 取付面を同一肉厚に成形した請求項1の
取付板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3439293U JPH0688104U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | プラスチック製電気器具取付板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3439293U JPH0688104U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | プラスチック製電気器具取付板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0688104U true JPH0688104U (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=12412906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3439293U Pending JPH0688104U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | プラスチック製電気器具取付板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0688104U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS442813Y1 (ja) * | 1966-01-22 | 1969-02-03 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP3439293U patent/JPH0688104U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS442813Y1 (ja) * | 1966-01-22 | 1969-02-03 |
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