JPH076645Y2 - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JPH076645Y2
JPH076645Y2 JP8022587U JP8022587U JPH076645Y2 JP H076645 Y2 JPH076645 Y2 JP H076645Y2 JP 8022587 U JP8022587 U JP 8022587U JP 8022587 U JP8022587 U JP 8022587U JP H076645 Y2 JPH076645 Y2 JP H076645Y2
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JP
Japan
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main bar
main
bar
cradle
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JP8022587U
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雄二 平井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、単相三線等からなる電源を各ブレーカを通
じて各機器に分配する分電盤に関するものである。
〔背景技術〕
従来の分電盤は、第14図に示すものが一般的である。図
において、メインバー51,52,53は、銅製等からなる紙面
方向に延びた平板であり、電源線と接続されている。図
では、メインバー51の両側に板厚の異なるメインバー5
2,53を配設しているが、メインバー52,53は容量によっ
て何れか一方のみ選択されるものであり、大容量(例え
ば電圧が200V)のときには板厚の大きいメインバー52、
小容量(例えば電圧が100V)のときには板厚の小さいメ
インバー53をそれぞれメインバー51の両側に配設する。
このメインバー51とメインバー52または53を載置するメ
インバー受け台54は、紙面方向に複数配置され、各々、
上面の取付部にメインバー51とメインバー52または53と
をそれぞれ固定している。ブレーカ55,56はメインバー
受け台54の両側に配置され、それぞれ分岐バー57または
58によりメインバー52または53と接続している。図に示
すように、この分岐バー57,58は、板厚の異なるメイン
バー52,53とそれぞれ接続されるため、板厚の小さいメ
インバー53に接続される分岐バー58の方が分岐バー57よ
りも高さが高いように形成されている。
しかし、これでは、メインバー52,53の板厚の相違に対
し、分岐バー58の高さを変えたり(第14図)、メインバ
ー受け台54の高さを変えたり、高さ調整用の別部品をメ
インバー58とメインバー受け台54間に設けたりする必要
があった。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、メインバーとブレーカ等とを接続す
る分岐バーおよびメインバー受け台の共通化が図れる分
電盤を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の分電盤は、分岐ブレーカに接続する分岐バー
が上面に取着されるメインバーと、このメインバーの下
面が取付けられる取付部を有するメインバー受け台とを
備えた分電盤において、 前記メインバーの下面と、前記メインバー受け台の取付
部との少なくとも一方に前記メインバーの上面を位置合
わせする突起を設けたことを特徴とするものである。
この考案によれば、メインバーの下面と、メインバー受
け台の取付部との少なくとも一方に突起を設けたため、
板厚の大きいメインバーの上面の高さに対して板厚の小
さいメインバーの上面の高さを同一にすることが可能と
なり、メインバーとブレーカ等とを接続する分岐バーの
共通化が図れる。
また、板厚の異なるメインバーに対して、一種類のメイ
ンバー受け台で対応が可能となり、メインバー受け台の
共通化も図れる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第8図に基づいて説
明する。第1図(A),(B)はこの考案の一実施例の
板厚の大きい側および小さい側のメインバー取付部分の
断側面図、第2図(A),(B)は各々第1図(A),
(B)のメインバー取付部分の正面図、第3図は第1図
の実施例の全体正面図、第4図はその外観斜視図、第5
図はそのメインバー受け台の斜視図、第6図は第5図の
メインバー受け台の突起部分の断側面図、第7図および
第8図は第1図の実施例のメインバーの板厚の大きいも
のおよび小さいものの斜視図である。
この分電盤は、メインバー受け台2の上面に板厚の異な
る2本のメインバー1,1′を選択的に取り付けた分電盤
において、メインバー受け台2の上面に突起3を設ける
ことにより、メインバー受け台2に取り付けた2本のメ
インバー1,1′の各々の上面の高さを同一としたことを
特徴とするものである。
第1図(A),(B)において、メインバー1,1′は、
銅製等の平板からなり、メインバー1は板厚が大きく、
メインバー1′は板厚が小さい。メインバー1,1′は、
メインバー取付ねじ挿通孔4,4′を有している。第7図
のように、メインバー1のメインバー取付ねじ挿通孔4
は、円孔である。この円孔のメインバー1の長手方向の
両端に、一対の凹部5が設けられている。一対の凹部5
は、メインバー1の長手方向に長い楕円孔である。メイ
ンバー取付ねじ挿通孔4と一対の凹部5とは、連続して
いる。第8図のように、メインバー1′は、円孔からな
るメインバー取付ねじ挿通孔4′を有している。メイン
バー1,1′は、メインバー取付ねじ挿通孔4,4′と近接し
て分岐バー取付ねじ挿通孔6,6′を有している。
メインバー受け台2は、第5図に示すように、プラスチ
ック製等の逆T形の中空部材からなる。メインバー受け
台2の上面は、中央の上段部2aと両側の下段部2bからな
る。突起3は、上段部2aおよび両側の下段部2bに各々立
設された一対の半円柱からなる。これら半円柱はメイン
バー1,1′の長手方向に並設され、メインバー受け台2
と一体で成形されている。一対の突起3は、メインバー
1に対しては凹部5内に挿入され、メインバー1′に対
しては下面と当接する。メインバー取付ねじ孔7は、突
起3を構成する一対の半円柱間に設けられている。メイ
ンバー取付ねじ孔7は、第6図に示すように、かしめ部
材8によりメインバー受け台2の上面に取り付けられた
ナット9により構成される。
メインバー取付ねじ10は、メインバー取付ねじ挿通孔4,
4′を挿通して、メインバー1,1′をメインバー受け台2
に固定している。
分岐バー11は、第3図のように、Z形形状をしており、
上端部をブレーカ12に下端部をメインバー1,1′に接続
されている。前記下端部は、分岐バー取付ねじ13により
取り付けられている。
この実施例によれば、メインバー受け台2の上面に突起
3を設けることにより、メインバー受け台2に取り付け
た2本のメインバー1,1′の各々の上面の高さを同一と
したので、メインバー1,1′とブレーカ12等とを接続す
る分岐バー11の共通化が図れる。
また、板厚の異なるメインバー1,1′に対して、一種類
のメインバー受け台2で対応でき、メインバー受け台2
の共通化が図れる。
また、突起3がメインバー1′とメインバー受け台2と
の取付部分にあるので、メインバー1′が変形しにく
い。
突起3および凹部5は、各々、メインバー1,1′の長手
方向に垂直な方向に一対設けても良い。
第9図ないし第11図は、この考案の第2の実施例を示し
ている。第9図(A),(B)はその板厚の大きい側お
よび小さい側のメインバー取付部分の断側面図、第10図
(A),(B)は各々第9図(A),(B)のメインバ
ー取付部分の正面図、第11図は第2の実施例の肉厚の小
さい側のメインバーの斜視図である。
この分電盤は、メインバー受け台22の上面に板厚の異な
る2本のメインバー21,21′を選択的に取り付けた分電
盤において、板厚小のメインバー21′の下面に突起23を
設けることにより、メインバー受け台22に取り付けた2
本のメインバー21,21′の各々の上面の高さを同一とし
たことを特徴とするものである。
第9図において、メインバー21,21′は、銅製等の平板
からなり、メインバー21は板厚が大きく、メインバー2
1′は板厚が小さい。メインバー21,21′は、円孔からな
るメインバー取付ねじ挿通孔24,24′を有している。メ
インバー21,21′は、メインバー取付ねじ挿通孔24,24′
と近接して分岐バー取付ねじ挿通孔26,26′を有してい
る。突起23は、メインバー21′を上方からパンチングし
て下方へ突出させて形成した一対の突起からなる。これ
ら一対の突起は、メインバー取付ねじ挿通孔24′を挟ん
でメインバー21′の長手方向に並設されている。
メインバー受け台22は、第1の実施例のメインバー受け
台2に対し、突起3を取り除いたものである。
他は第1図の実施例と同様であるので、図に同一符号を
付して説明を省略する。
この第2の実施例によれば、板厚小のメインバー21′の
下面に突起23を設けることにより、メインバー受け台22
に取り付けた2本のメインバー21,21′の各々の上面の
高さを同一としたので、メインバー21,21′とブレーカ1
2等とを接続する分岐バー11の共通化が図れる。
また、板厚の異なるメインバー21,21′に対して、一種
類のメインバー受け台22で対応でき、メインバー受け台
22の共通化が図れる。
さらに、突起23がメインバー21′とメインバー受け台22
との取付部分にあるので、メインバー21′が変形しにく
い。
突起3,23は、角形等の他の形状でも良い。突起23は、メ
インバー21′の長手方向に垂直な方向に一対設けても良
い(第12図)。
突起23は、メインバー21′のメインバー取付ねじ挿通孔
24′を中心とする円状に上方からパンチングして成形し
ても良い(第13図(A),(B))。
〔考案の効果〕
この考案の分電盤によれば、メインバーの下面と、メイ
ンバー受け台の取付部との少なくとも一方に突起を設け
たため、板厚の大きいメインバーの上面の高さに対して
板厚の小さいメインバーの上面の高さを同一にすること
が可能となり、メインバーとブレーカ等とを接続する分
岐バーの共通化が図れる。
また、板厚の異なるメインバーに対して、一種類のメイ
ンバー受け台で対応が可能となり、メインバー受け台の
共通化も図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(A),(B)はこの考案の一実施例の板厚の大
きい側および小さい側のメインバー取付部分の断側面
図、第2図(A),(B)は各々第1図(A),(B)
のメインバー取付部分の正面図、第3図は第1図の実施
例の全体正面図、第4図はその外観斜視図、第5図はそ
のメインバー受け台の斜視図、第6図は第5図のメイン
バー受け台の突起部分の断側面図、第7図および第8図
は第1図の実施例のメインバーの板厚の大きいものおよ
び小さいものの斜視図、第9図(A),(B)はこの考
案の第2の実施例の板厚の大きい側および小さい側のメ
インバー取付部分の断側面図、第10図(A),(B)は
各々第9図(A),(B)のメインバー取付部分の正面
図、第11図は第2の実施例の肉厚の小さい側のメインバ
ーの斜視図、第12図は第11図のメインバーの変形例の斜
視図、第13図(A),(B)は第11図のメインバーの他
の変形例の斜視図と断面図、第14図は従来例の全体正面
図である。 1,1′,21,21′……メインバー、2,22……メインバー受
け台、3,23……突起

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】分岐ブレーカに接続する分岐バーが上面に
    取着されるメインバーと、このメインバーの下面が取付
    けられる取付部を有するメインバー受け台とを備えた分
    電盤において、 前記メインバーの下面と、前記メンイバー受け台の取付
    部との少なくとも一方に前記メインバーの上面を位置合
    わせする突起を設けたことを特徴とする分電盤。
  2. 【請求項2】前記突起は、前記メインバーの下面に設け
    られている実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の分
    電盤。
  3. 【請求項3】前記突起は、前記メインバー受け台の取付
    部に設けられ、前記突起を嵌入可能な凹部を前記メイン
    バーの板厚が大きいものに形成している実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載の分電盤。
JP8022587U 1987-05-26 1987-05-26 分電盤 Expired - Lifetime JPH076645Y2 (ja)

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JP8022587U JPH076645Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26 分電盤

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JP8022587U JPH076645Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26 分電盤

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JPS63191809U JPS63191809U (ja) 1988-12-09
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