JPS608462Y2 - 配線基板用スペ−サ - Google Patents
配線基板用スペ−サInfo
- Publication number
- JPS608462Y2 JPS608462Y2 JP1980134079U JP13407980U JPS608462Y2 JP S608462 Y2 JPS608462 Y2 JP S608462Y2 JP 1980134079 U JP1980134079 U JP 1980134079U JP 13407980 U JP13407980 U JP 13407980U JP S608462 Y2 JPS608462 Y2 JP S608462Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- wiring board
- holding piece
- elastic
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はプリント基板等の配線基板を複数積み重ねて使
用する場合に配線基板相互間に適当なスペースを保持し
、且つ配線基板を固定するための配線基板用スペーサの
改良に関するものである。
用する場合に配線基板相互間に適当なスペースを保持し
、且つ配線基板を固定するための配線基板用スペーサの
改良に関するものである。
従来、電子機器等において、シャーシ上に配線基板を取
り付ける場合、また該配線基板上に更に別の配線基板を
取り付ける場合は、例えばシャーシと基板間、或いは基
板相互間に螺子等で固定する支柱を用いていたため取付
作業に多大な工数を要すると共に、部品点数も多く高価
なものとなると言う欠点を有していた。
り付ける場合、また該配線基板上に更に別の配線基板を
取り付ける場合は、例えばシャーシと基板間、或いは基
板相互間に螺子等で固定する支柱を用いていたため取付
作業に多大な工数を要すると共に、部品点数も多く高価
なものとなると言う欠点を有していた。
そこでこの点を改善したものとして、例えば米国特許第
3836703号のスペーサの様に合成樹脂で一体成形
され、該合成樹脂の弾性を利用してシャーシ或いは基板
にワンタッチでスナツプフィツトさせて固定できるもの
が提案されている。
3836703号のスペーサの様に合成樹脂で一体成形
され、該合成樹脂の弾性を利用してシャーシ或いは基板
にワンタッチでスナツプフィツトさせて固定できるもの
が提案されている。
しかしながら、前記スペーサでは螺子と支柱を用いた場
合に対して取付工数及び価格の点に於いて改善されたも
のの、該スペーサは配線基板相互間のスペースを保持す
るための上下に相対向して設けられた基台間を2つの側
板で繋いで方形にしているために、基板に加わる水平方
向の荷重或いは捩れ方向の荷重に対して機械的強度が小
さく、従って小さな前記荷重によって倒れ易いという欠
点があった。
合に対して取付工数及び価格の点に於いて改善されたも
のの、該スペーサは配線基板相互間のスペースを保持す
るための上下に相対向して設けられた基台間を2つの側
板で繋いで方形にしているために、基板に加わる水平方
向の荷重或いは捩れ方向の荷重に対して機械的強度が小
さく、従って小さな前記荷重によって倒れ易いという欠
点があった。
本考案は合成樹脂製の配線基板用スペーサに於いて、上
下基台相互間を少くとも3つの支柱を中心から略放射状
に配設しこれで繋いでスペースを保持することによって
前記従来品の欠点を除去しようとするものである。
下基台相互間を少くとも3つの支柱を中心から略放射状
に配設しこれで繋いでスペースを保持することによって
前記従来品の欠点を除去しようとするものである。
以下、図面により本考案の実施例について説明する。
円盤状の主基台1及び下糸台2とを所望のスペースに応
じた間隔で上下に相対向して設け、該主基台1と下糸台
2との間には板状の4つの支柱3を設けて繋ぎ、前記主
基台1の上面には取付ける基板の取付孔に挿入される中
心に結合孔5を有する取付筒4を突設し、且つ支柱の内
側は結合孔5より大きく弾性結合片10より適度に隙間
をもたせ10の拡がりを拘束しない。
じた間隔で上下に相対向して設け、該主基台1と下糸台
2との間には板状の4つの支柱3を設けて繋ぎ、前記主
基台1の上面には取付ける基板の取付孔に挿入される中
心に結合孔5を有する取付筒4を突設し、且つ支柱の内
側は結合孔5より大きく弾性結合片10より適度に隙間
をもたせ10の拡がりを拘束しない。
更に前記下糸台2の下部略中央には弓形の弾性プレート
押え片6を設け、該弾性プレート押え片6と下糸台2と
の連結部の左右には礼状切欠7を設けて、弾性プレート
押え片6の根本部分を若干薄肉にして撓み易くし、更に
また該弾性プレート押え片6の下部には、中央部は厚板
状の連結板8を、また左右端部は薄肉で弓形に湾曲した
連結片9を夫々介してやじり型の弾性結合片10を設け
、該弾性結合片10の先端部は基板の取付孔に挿入し易
い様に半球形状になされて、夫々の部分は弾力の豊かな
合成樹脂により一体成形されている。
押え片6を設け、該弾性プレート押え片6と下糸台2と
の連結部の左右には礼状切欠7を設けて、弾性プレート
押え片6の根本部分を若干薄肉にして撓み易くし、更に
また該弾性プレート押え片6の下部には、中央部は厚板
状の連結板8を、また左右端部は薄肉で弓形に湾曲した
連結片9を夫々介してやじり型の弾性結合片10を設け
、該弾性結合片10の先端部は基板の取付孔に挿入し易
い様に半球形状になされて、夫々の部分は弾力の豊かな
合成樹脂により一体成形されている。
第5図は本考案の配線基板用スペーサを用いてプリント
基板A及びBを固定した状態を示すもので、取付けの過
程は、まず、基板Aの取付孔11に本考案スペーサの弾
性結合片10を圧入するが、この時取付孔11の径は弾
性結合片10の最大径(第4図−α)よりやや小さくな
されているものとし、該圧入によって弾性結合片10の
左右端部が夫々内側へ撓み、また弾性プレート押え片6
の両端部が夫々上方へ撓んで基板Aは弾性結合片10の
左右端部の上端と弾性プレート押え片6の両端部との間
に弾着される。
基板A及びBを固定した状態を示すもので、取付けの過
程は、まず、基板Aの取付孔11に本考案スペーサの弾
性結合片10を圧入するが、この時取付孔11の径は弾
性結合片10の最大径(第4図−α)よりやや小さくな
されているものとし、該圧入によって弾性結合片10の
左右端部が夫々内側へ撓み、また弾性プレート押え片6
の両端部が夫々上方へ撓んで基板Aは弾性結合片10の
左右端部の上端と弾性プレート押え片6の両端部との間
に弾着される。
この時弾性結合片10の左右端部は薄肉の連結片9の弾
力によって外側へ復帰するから、基板Aの弾着は極めて
強固に行なわれる。
力によって外側へ復帰するから、基板Aの弾着は極めて
強固に行なわれる。
次に基板Bの取付孔12をスペーサの取付筒4に嵌入し
てから第2段目のスペーサを前記と同様に圧入する。
てから第2段目のスペーサを前記と同様に圧入する。
この時第2段目のスペーサの弾性結合片10′は第1段
目のスペーサの結合孔5に弾着されると共に弾性プレー
ト押え片6′は基板Bの上面を押え付けて基板Bは固定
される。
目のスペーサの結合孔5に弾着されると共に弾性プレー
ト押え片6′は基板Bの上面を押え付けて基板Bは固定
される。
この様に順次複数の基板を適宜スペースをとりながら積
重ねて取付けることができる。
重ねて取付けることができる。
尚、最終段の基板を固定する場合は本考案スペーサの弾
性プレート押え片6と弾性結合片10だけで構成される
終段固定用のキャップを用いる。
性プレート押え片6と弾性結合片10だけで構成される
終段固定用のキャップを用いる。
以上の様に、本考案の配線基板用スペーサは被結合配線
基板の取付孔に挿嵌され、中心部に結合孔を有する取付
筒を突設する上基台と相対向して設けられた下部に弓形
の弾性プレート押え片を有する下基台とを少くとも3つ
の支柱によって繋いでスペースを保持するとともに、下
基台の下部中央部にはやじり型の弾性結合片を有する様
にしたことによって、配線基板の取付孔に挿嵌される取
付筒が該配線基板の左右方向の摺動を規制し、かつ2以
上の配線基板用スペーサを積み重ねても結合孔と上基台
とに弾性結合片が確実に弾着され、取付けた配線基板に
加わる水平方向の荷重或いは捩れ方向の荷重に対して強
度が極めて大きく、従ってこれら荷重が加わっても倒れ
難い効果がある。
基板の取付孔に挿嵌され、中心部に結合孔を有する取付
筒を突設する上基台と相対向して設けられた下部に弓形
の弾性プレート押え片を有する下基台とを少くとも3つ
の支柱によって繋いでスペースを保持するとともに、下
基台の下部中央部にはやじり型の弾性結合片を有する様
にしたことによって、配線基板の取付孔に挿嵌される取
付筒が該配線基板の左右方向の摺動を規制し、かつ2以
上の配線基板用スペーサを積み重ねても結合孔と上基台
とに弾性結合片が確実に弾着され、取付けた配線基板に
加わる水平方向の荷重或いは捩れ方向の荷重に対して強
度が極めて大きく、従ってこれら荷重が加わっても倒れ
難い効果がある。
また、前記実施例のようにやじり型の弾性結合片の左右
端部は薄肉で弓形に湾曲した連結片によってスペーサ本
体と連結すると、スナツプフィツトが確実となり、これ
によって基板に加わる振動や上下の繰り返し荷重に対し
て強く、取付けが外れ難い効果がある。
端部は薄肉で弓形に湾曲した連結片によってスペーサ本
体と連結すると、スナツプフィツトが確実となり、これ
によって基板に加わる振動や上下の繰り返し荷重に対し
て強く、取付けが外れ難い効果がある。
勿論本考案の弾性結合片はやじり型ならば、いかなる形
でもよく前記実施例記載のもの以外、例えば連結片9の
存在しないものでも良い。
でもよく前記実施例記載のもの以外、例えば連結片9の
存在しないものでも良い。
更に、弓形の弾性プレート押え片の上下方向の弾力と、
前記弾性結合片の左右方向の弾力とによって、基板の板
厚が変化しても確実に固定できる効果がある。
前記弾性結合片の左右方向の弾力とによって、基板の板
厚が変化しても確実に固定できる効果がある。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は正面図、
第2図は一部断面を示す側面図、第3図は平面図、第4
図は底面図、第5図は取付状態を示す正面図、第6図は
第1図のA−A線断面図である。 1・・・・・・上基台、2・・・・・・下基台、3・・
・・・・支柱、4・・・・・・取付筒、5・・・・・・
結合孔、6・・曲弾性プレート押え片、7・・・・・・
礼状切欠、8・・・・・・連結板、9・・曲連結片、1
0・・・・・・弾性結合片、A、 B・・一基板。
第2図は一部断面を示す側面図、第3図は平面図、第4
図は底面図、第5図は取付状態を示す正面図、第6図は
第1図のA−A線断面図である。 1・・・・・・上基台、2・・・・・・下基台、3・・
・・・・支柱、4・・・・・・取付筒、5・・・・・・
結合孔、6・・曲弾性プレート押え片、7・・・・・・
礼状切欠、8・・・・・・連結板、9・・曲連結片、1
0・・・・・・弾性結合片、A、 B・・一基板。
Claims (1)
- 被結合配線基板の取付は孔に挿嵌され、中心部に結合孔
を有する取付筒を突設する主基台と、該主基台と相対向
して設けられた下糸台と、該上下基台相互間を繋ぐ少な
くとも3つの支柱と、前記下糸台の下部に設けられた弓
形の弾性プレート押え片と、中央部は連結板を、また左
右端部は前記弾性プレート押え片の下部に対向して設け
られたやじり型の弾性結合片とを、夫々合戊樹脂で一体
成形してなる配線基板用スペーサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980134079U JPS608462Y2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | 配線基板用スペ−サ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980134079U JPS608462Y2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | 配線基板用スペ−サ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5757591U JPS5757591U (ja) | 1982-04-05 |
JPS608462Y2 true JPS608462Y2 (ja) | 1985-03-25 |
Family
ID=29494293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980134079U Expired JPS608462Y2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | 配線基板用スペ−サ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608462Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5437661A (en) * | 1977-08-31 | 1979-03-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Antenna unit |
JPS5419636B2 (ja) * | 1976-01-19 | 1979-07-17 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5743365Y2 (ja) * | 1977-07-12 | 1982-09-24 |
-
1980
- 1980-09-19 JP JP1980134079U patent/JPS608462Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5419636B2 (ja) * | 1976-01-19 | 1979-07-17 | ||
JPS5437661A (en) * | 1977-08-31 | 1979-03-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Antenna unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5757591U (ja) | 1982-04-05 |
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