JPH0688041B2 - スラブ加工方法 - Google Patents
スラブ加工方法Info
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- JPH0688041B2 JPH0688041B2 JP1087197A JP8719789A JPH0688041B2 JP H0688041 B2 JPH0688041 B2 JP H0688041B2 JP 1087197 A JP1087197 A JP 1087197A JP 8719789 A JP8719789 A JP 8719789A JP H0688041 B2 JPH0688041 B2 JP H0688041B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/02—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling heavy work, e.g. ingots, slabs, blooms, or billets, in which the cross-sectional form is unimportant ; Rolling combined with forging or pressing
- B21B1/026—Rolling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/38—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling sheets of limited length, e.g. folded sheets, superimposed sheets, pack rolling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ この発明は、厚板用スラブの加工方法に関するものであ
る。
る。
＜従来の技術とこの発明が解決しようとする課題＞ 炭素鋼、ステンレス鋼、クラッド鋼等からなるスラブを
用いて厚鋼板（30mm厚以上の成品）を熱間圧延で製造す
る場合、４重可逆式圧延機などを用いてリバース圧延を
行っているが、通常のスラブであると、第７図、第８図
に示すように、上下の角部Ｃが圧下により圧延方向と逆
方向に力を受け、表面および裏面にまくれ込んでしま
う。このような角部のまくれ込み部分は、成品に入れら
れないことから、その部分を除いて成品取りするため、
歩留りが悪くなるという問題があった。
用いて厚鋼板（30mm厚以上の成品）を熱間圧延で製造す
る場合、４重可逆式圧延機などを用いてリバース圧延を
行っているが、通常のスラブであると、第７図、第８図
に示すように、上下の角部Ｃが圧下により圧延方向と逆
方向に力を受け、表面および裏面にまくれ込んでしま
う。このような角部のまくれ込み部分は、成品に入れら
れないことから、その部分を除いて成品取りするため、
歩留りが悪くなるという問題があった。
このような表面および裏面へのまくれ込みを解消すべ
く、第９図に示すように角部を丸める方法が提案されて
いる（特公昭59-39202号）。しかしながら、このような
方法では、角部のまくれ込みは少なくなるが、丸め方が
悪いと、まくれ込みは軽度となるものの、かなりのまく
れ込み量で必ずまくれ込みが発生し、確実性に欠ける面
があった。
く、第９図に示すように角部を丸める方法が提案されて
いる（特公昭59-39202号）。しかしながら、このような
方法では、角部のまくれ込みは少なくなるが、丸め方が
悪いと、まくれ込みは軽度となるものの、かなりのまく
れ込み量で必ずまくれ込みが発生し、確実性に欠ける面
があった。
この発明は、前述のような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、圧下に伴うスラブ角部のまくれ込みを
確実に少なくできるスラブ加工方法を提供することにあ
る。
で、その目的は、圧下に伴うスラブ角部のまくれ込みを
確実に少なくできるスラブ加工方法を提供することにあ
る。
＜課題を解決するための手段＞ 本発明は、圧下によりスラブ圧延方向の端面が必ず出っ
張って角部が内側へまくれ込むので、この端面が出っ張
っらないようにするという考えにたち、なされたもの
で、スラブ厚100mm以上のスラブをスラブ長手方向また
はスラブ幅方向に熱間圧延して成品厚30mm以上の厚板成
品を製造するに際し、第１図に示すように、スラブＳの
圧延方向の前後に位置して圧延ロールと平行となる２箇
所の端面1,1または１′,1′に、スラブ厚み方向中央に
おいて端面長手方向に連続する溝２を加工した後、４重
可逆式圧延機などにより圧延するようにしたものであ
る。
張って角部が内側へまくれ込むので、この端面が出っ張
っらないようにするという考えにたち、なされたもの
で、スラブ厚100mm以上のスラブをスラブ長手方向また
はスラブ幅方向に熱間圧延して成品厚30mm以上の厚板成
品を製造するに際し、第１図に示すように、スラブＳの
圧延方向の前後に位置して圧延ロールと平行となる２箇
所の端面1,1または１′,1′に、スラブ厚み方向中央に
おいて端面長手方向に連続する溝２を加工した後、４重
可逆式圧延機などにより圧延するようにしたものであ
る。
第２図（ａ）に示す、Ｌ方向ストレート圧延（鋼軸方向
に圧延しスラブ幅が圧延幅になる）の場合には、トップ
端面とボトム端面に、第２図（ｂ）に示す、Ｃ方向スト
レート圧延（鋼軸と直交する方向に圧延しスラブ長が圧
延幅になる）の場合には、トップ，ボトム端面に直交す
る両側の端面に溝２を形成することになる。
に圧延しスラブ幅が圧延幅になる）の場合には、トップ
端面とボトム端面に、第２図（ｂ）に示す、Ｃ方向スト
レート圧延（鋼軸と直交する方向に圧延しスラブ長が圧
延幅になる）の場合には、トップ，ボトム端面に直交す
る両側の端面に溝２を形成することになる。
溝２は、ホットスカーフィング、切削加工、プレス加工
などにより形成できるが、温度低下を防止する、設備上
の点などからホットスカーフィングが好ましい。この溝
２は、端部を残して中央に形成してもよいし、端部まで
設けてもよい。また、溝２の加工は、スラブの加熱前、
加熱後のいずれでもよい。
などにより形成できるが、温度低下を防止する、設備上
の点などからホットスカーフィングが好ましい。この溝
２は、端部を残して中央に形成してもよいし、端部まで
設けてもよい。また、溝２の加工は、スラブの加熱前、
加熱後のいずれでもよい。
なお、スラブを90゜転回して幅出し圧延し、次いで90゜
転回して仕上圧延する場合には、幅出し圧延前にその圧
延方向の前後に位置する両端面にのみ溝２を形成してお
き、幅出し圧延後、仕上圧延の圧延方向の前後に位置す
る両端面に溝２を形成することになる。
転回して仕上圧延する場合には、幅出し圧延前にその圧
延方向の前後に位置する両端面にのみ溝２を形成してお
き、幅出し圧延後、仕上圧延の圧延方向の前後に位置す
る両端面に溝２を形成することになる。
＜作用＞ 従来においては、第４図に示すように、圧下により圧延
方向と逆方向で水平に近い力を受け、角部Ｃがかなりの
量まくれ込んでいるが、本発明では、第３図に示すよう
に、溝２により厚み方向に力が作用し、角部Ｃが表裏面
に入りにくくなり、まくれ込みが生じても、まくれ込み
量が極めて少なくなる。
方向と逆方向で水平に近い力を受け、角部Ｃがかなりの
量まくれ込んでいるが、本発明では、第３図に示すよう
に、溝２により厚み方向に力が作用し、角部Ｃが表裏面
に入りにくくなり、まくれ込みが生じても、まくれ込み
量が極めて少なくなる。
これにより、角部が成品内にまくれ込まなくなり、また
スラブを成品に近く設計できるため、従来よりも歩留り
を５〜10％向上させることができる。
スラブを成品に近く設計できるため、従来よりも歩留り
を５〜10％向上させることができる。
なお、本発明はスラブ厚100mm厚以上で、かつ成品厚が3
0mm厚以上のものに適用する。100mmより薄いスラブであ
ると、まくれ込み量が少なく、溝加工の効果がでない。
また、成品厚が30mmより薄いと、第５図に示すように、
圧延方向両端部が二枚となり、口あきにより圧延不能お
よびトラブルの原因となる。
0mm厚以上のものに適用する。100mmより薄いスラブであ
ると、まくれ込み量が少なく、溝加工の効果がでない。
また、成品厚が30mmより薄いと、第５図に示すように、
圧延方向両端部が二枚となり、口あきにより圧延不能お
よびトラブルの原因となる。
また、溝の大きさは、小さければ、まくれ込み量が大き
くなり、反対に大き過ぎると、圧延方向両端部が二枚と
なり欠陥となることから、適宜の大きさとする。
くなり、反対に大き過ぎると、圧延方向両端部が二枚と
なり欠陥となることから、適宜の大きさとする。
＜実施例＞ これは、炭素鋼のスラブに溝加工を施した後、加熱し、
次いでストレート圧延した例である（第６図、第７図参
照）。
次いでストレート圧延した例である（第６図、第７図参
照）。
（ｉ）炭素鋼（Ｃ＝0.10％）〔単位mm〕 スラブ:300×1300×3500 溝加工: 50× 50×1200 ↓ （Ｌ方向ストレート圧延） 圧延寸法:100×1300×10500 ↓ 成品寸法:100×1200×10300 従来の成品寸法は100×1200×9800であり、５％の歩留
りの向上を図れた。
りの向上を図れた。
（ii）炭素鋼（Ｃ＝0.10％）〔単位mm〕 スラブ:300×1300×3500 溝加工: 50× 50×3400 ↓ （Ｃ方向ストレート圧延） 圧延寸法:100×3500×3900 ↓ 成品寸法:100×3400×3550 従来の成品寸法は100×3400×3200であり、10％の歩留
りの向上を図れた。
りの向上を図れた。
なお、以上はまくれ込みについて説明したが、これに限
らずシーム疵等についても端面からの距離を少なくでき
ることはいうまでもない。
らずシーム疵等についても端面からの距離を少なくでき
ることはいうまでもない。
＜発明の効果＞ 前述のとおり、この発明に係るスラブ加工方法は、厚さ
100mm以上のスラブの圧延方向の前後に位置する２箇所
の端面に、スラブ厚み方向中央において連続する溝を加
工した後、圧延するようにしたため、スラブ角部のスラ
ブ上下表面へのまくれ込みを確実に少なくすることがで
き、歩留りの大幅な向上を図れる。
100mm以上のスラブの圧延方向の前後に位置する２箇所
の端面に、スラブ厚み方向中央において連続する溝を加
工した後、圧延するようにしたため、スラブ角部のスラ
ブ上下表面へのまくれ込みを確実に少なくすることがで
き、歩留りの大幅な向上を図れる。
第１図（ａ），（ｂ）は、この発明に係るスラブを示す
斜視図、第２図（ａ），（ｂ）は、Ｌ方向ストレート圧
延、Ｃ方向ストレート圧延を示す概略平面図、第３図は
本発明を示し、第４図は従来例を示し、（ａ）は圧延状
態を示す概略図、（ｂ）はスラブを示す側面図、（ｃ）
は圧延後のスラブを示す側面図、第５図は成品厚が薄い
場合の欠陥を示す側面図、第６図（ａ），（ｂ）は実施
例を示す斜視図、第７図は通常のスラブを用いた圧延状
態を示す側面図、第８図（ａ），（ｂ）は同様の圧延後
のスラブを示す側面図、平面図、第９図（ａ），（ｂ）
はまくれ込みを解消すべくなされた従来のスラブと圧延
後のスラブを示す側面図である。 Ｓ……スラブ、Ｃ……角部、1,1′……端面、２……
溝。
斜視図、第２図（ａ），（ｂ）は、Ｌ方向ストレート圧
延、Ｃ方向ストレート圧延を示す概略平面図、第３図は
本発明を示し、第４図は従来例を示し、（ａ）は圧延状
態を示す概略図、（ｂ）はスラブを示す側面図、（ｃ）
は圧延後のスラブを示す側面図、第５図は成品厚が薄い
場合の欠陥を示す側面図、第６図（ａ），（ｂ）は実施
例を示す斜視図、第７図は通常のスラブを用いた圧延状
態を示す側面図、第８図（ａ），（ｂ）は同様の圧延後
のスラブを示す側面図、平面図、第９図（ａ），（ｂ）
はまくれ込みを解消すべくなされた従来のスラブと圧延
後のスラブを示す側面図である。 Ｓ……スラブ、Ｃ……角部、1,1′……端面、２……
溝。
Claims (1)
- 【請求項１】スラブ厚100mm以上のスラブをスラブ長手
方向またはスラブ幅方向に熱間圧延して成品厚30mm以上
の厚板成品を製造するに際し、 スラブの圧延方向の前後に位置して圧延ロールと平行と
なる２箇所の端面に、スラブ厚み方向中央において端面
長手方向に連続する溝を加工した後、圧延することを特
徴とするスラブ加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1087197A JPH0688041B2 (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | スラブ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1087197A JPH0688041B2 (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | スラブ加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02268901A JPH02268901A (ja) | 1990-11-02 |
| JPH0688041B2 true JPH0688041B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=13908254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1087197A Expired - Lifetime JPH0688041B2 (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | スラブ加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0688041B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5828683U (ja) * | 1980-05-01 | 1983-02-24 | 辰巳 征子 | 畑の作物取り入れゲ−ム |
-
1989
- 1989-04-05 JP JP1087197A patent/JPH0688041B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02268901A (ja) | 1990-11-02 |
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