JPH0688029A - 紫外線及び湿気硬化性オルガノポリシロキサン組成物、その硬化物及びその製造方法 - Google Patents

紫外線及び湿気硬化性オルガノポリシロキサン組成物、その硬化物及びその製造方法

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JPH0688029A
JPH0688029A JP4264194A JP26419492A JPH0688029A JP H0688029 A JPH0688029 A JP H0688029A JP 4264194 A JP4264194 A JP 4264194A JP 26419492 A JP26419492 A JP 26419492A JP H0688029 A JPH0688029 A JP H0688029A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紫外線照射によっても湿気によっても容易に
硬化し、短時間で表面から深部まで硬化して各種物性に
優れた硬化物を与える紫外線及び湿気硬化性オルガノポ
リシロキサン組成物を得る。 【構成】 (1)分子鎖末端に下記一般式(1)で示さ
れる基を有するオルガノポリシロキサン、 【化1】 (但し、R1は水素原子又は置換又は非置換の一価炭化
水素基、R2,R3はNH結合もしくはエーテル結合を含
んでもよい置換又は非置換の二価炭化水素基、R4,R5
はエーテル結合を含んでもよい置換又は非置換の一価炭
化水素基を示し、aは0又は1である。)(2)光重合
開始剤、(3)硬化触媒を含有してなることを特徴とす
る紫外線及び湿気硬化性オルガノポリシロキサン組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線照射及び湿気に
より速やかに硬化し、優れた物性を有するシリコーンゴ
ム弾性体を与え、接着剤,シール剤,コーティング剤,
ポッティング剤等として有用な紫外線及び湿気硬化性オ
ルガノポリシロキサン組成物、その硬化物及び前記組成
物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
湿気硬化性組成物は、一般的には一液性でチューブ又は
カートリッジから押し出すだけで空気中の湿気で硬化す
るため使い易い上、電気・電子部品などを腐食させない
等の利点があるため、電気・電子業界、建築業界で汎用
的に使用されている。
【0003】しかしながら、湿気硬化性オルガノポリシ
ロキサン組成物は、大気中の湿気により硬化するもので
あり、チューブやカートリッジから大気中に押し出され
ると表面から硬化して深部まで硬化するのに時間がかか
る。このため、湿気硬化性オルガノポリシロキサン組成
物を電子部品等の接着やシール、コーティングに使用し
た場合、深部硬化性が遅いために部品生産ラインのスピ
ードアップ化ができないという欠点があり、この点の改
善が望まれていた。
【0004】一方、紫外線硬化性オルガノポリシロキサ
ン組成物については、ビニル基含有オルガノポリシロキ
サンとメルカプト基含有オルガノポリシロキサンとを紫
外線照射により光付加させて硬化させるものが、特公昭
52−40334号、特開昭60−104158号公報
等に記載されている。しかし、これら組成物は、硬化性
は良好であるが、メルカプト基含有オルガノポリシロキ
サンを使用するため臭気や金属類に対する腐食性の問題
があり、電気電子部品等の用途には適していない。
【0005】またアクリル基含有オルガノポリシロキサ
ンを増感剤と併用することで紫外線により硬化させる組
成物が特公昭53−36515号、特開昭60−215
009号公報等に提案されている。しかし、これら組成
物は特に表面の硬化性に劣るもので、アクリル基含有量
の多いレジン状のものでないと優れた硬化性を示さず、
その紫外線硬化性に問題があった。
【0006】従って、使用性が良く、しかも表面から深
部まで速やかに硬化し得る硬化性オルガノポリシロキサ
ン組成物の開発が望まれていた。
【0007】本発明は上記要望に応えるためになされた
もので、使用性が良好である上、表面硬化性及び深部硬
化性に優れ、良好な物性を有する硬化物を与える紫外線
及び湿気硬化性オルガノポリシロキサン組成物、その硬
化物及び前記組成物の製造方法を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、分子鎖末端
に下記一般式(1)で示される基を有するオルガノポリ
シロキサンと、光重合開始剤と、硬化触媒とを配合する
ことにより、紫外線照射、湿気のいずれによっても硬化
し得、紫外線照射により短時間で硬化すると共に、深部
硬化性、表面硬化性、紫外線未照射部分の硬化性に優
れ、例えば紫外線照射による硬化と湿気による硬化を併
用し、紫外線照射による硬化の際、紫外線が直接照射で
きない部分は湿気により硬化することも可能な上、良好
な物性を有する硬化物を与え、また臭気や腐食性等の問
題もなく、使用性が良好であり、建築、土木産業、電気
・電子部品産業において各種シーリング材、コーティン
グ材、接着剤等として広範囲に使用できる紫外線及び湿
気硬化性オルガノポリシロキサン組成物が得られること
を見出した。
【0009】
【化6】 (但し、R1は水素原子又は置換又は非置換の一価炭化
水素基、R2,R3はNH結合もしくはエーテル結合を含
んでもよい置換又は非置換の二価炭化水素基、R4,R5
はエーテル結合を含んでもよい置換又は非置換の一価炭
化水素基を示し、aは0又は1である。)
【0010】またこの場合、本発明者は、上記オルガノ
ポリシロキサンを得る方法として、(a)分子鎖末端に
シラノール基を有するオルガノポリシロキサンと、
(b)下記一般式(2)で示されるアミノアルキルアル
コキシシランとを(b)成分中のアルコキシ基/(a)
成分中のシラノール基がモル比で1以上となるように混
合して反応させて、分子鎖末端に下記一般式(3)で示
されるアミノアルキル基と加水分解性アルコキシ基とを
有するオルガノポリシロキサンを得た後、該オルガノポ
リシロキサンに、(c)下記一般式(4)で示される化
合物を下記式(3)の化合物中のアミノ基/(c)成分
中のNCO基がモル比で0.9以上となるように混合し
て反応させることにより、上記式(1)で示される基を
末端に持つオルガノポリシロキサンが有利に得られ、こ
のようにして得られたオルガノポリシロキサンに光重合
開始剤と硬化触媒を添加することにより、上述した紫外
線及び湿気硬化性オルガノポリシロキサン組成物を工業
的に有利に製造することができることを知見し、本発明
をなすに至った。
【0011】
【化7】 (但し、R3はNH結合もしくはエーテル結合を含んで
もよい置換又は非置換の二価炭化水素基、R4,R5はエ
ーテル結合を含んでもよい置換又は非置換の一価炭化水
素基、aは0又は1である。)
【0012】
【化8】 (但し、R3,R4,R5及びaは上記と同様の意味を示
す。)
【0013】
【化9】 (但し、R1は水素原子又は置換又は非置換の一価炭化
水素基、R2はNH結合もしくはエーテル結合を含んで
もよい置換又は非置換の二価炭化水素基を示す。)
【0014】従って、本発明は、(1)分子鎖末端に上
記式(1)で示される基を有するオルガノポリシロキサ
ン、(2)光重合開始剤、(3)硬化触媒を含有してな
る紫外線及び湿気硬化性オルガノポリシロキサン組成
物、この組成物を硬化させることにより得られる硬化
物、及び(a)分子鎖末端にシラノール基を有するオル
ガノポリシロキサンと、(b)上記(2)で示されるア
ミノアルキルアルコキシシランとを(b)成分中のアル
コキシ基/(a)成分中のシラノール基がモル比で1以
上となるように混合して反応させて分子鎖末端に上記式
(3)で示されるアミノアルキル基と加水分解性アルコ
キシ基とを有するオルガノポリシロキサンを得た後、該
オルガノポリシロキサンに(c)上記式(4)で示され
る化合物を上記式(3)の化合物中のアミノ基/(c)
成分中のNCO基がモル比で0.9以上となるように混
合して反応させ、分子鎖末端に上記式(1)で示される
基を有するオルガノポリシロキサンを得ると共に、この
オルガノポリシロキサンに光重合開始剤と硬化触媒を混
合することからなる紫外線及び湿気硬化性オルガノポリ
シロキサン組成物の製造方法を提供する。
【0015】以下、本発明につき更に詳細に説明する
と、本発明の紫外線及び湿気硬化性オルガノポリシロキ
サン組成物の第一必須成分は、分子鎖末端に下記一般式
(1)で示される基を有するオルガノポリシロキサンで
ある。
【0016】
【化10】 (但し、R1は水素原子又は置換又は非置換の一価炭化
水素基、R2,R3はNH結合もしくはエーテル結合を含
んでもよい置換又は非置換の二価炭化水素基、R4,R5
はエーテル結合を含んでもよい置換又は非置換の一価炭
化水素基を示し、aは0又は1である。)
【0017】ここで、R1としては、特に水素原子又は
メチル基が挙げられる。また、R2としては、炭素数1
〜8のアルキレン基、例えばメチレン基、エチレン基、
プロピレン基などが挙げられる。R3としては炭素数1
〜8のアルキレン基やNH結合もしくはエーテル結合を
含む炭素数1〜8のアルキレン基が挙げられる。更に、
4,R5としては炭素数1〜4のアルキル基、例えばメ
チル基、エチル基、プロピル基やメトキシエチル基など
が挙げられる。
【0018】このような分子鎖末端に上記式(1)の基
を有するオルガノポリシロキサンは、(a)分子鎖末端
にシラノール基を有するオルガノポリシロキサンと、
(b)後述する一般式(2)で示されるアミノアルキル
アルコキシシランとを特定割合で反応させて分子鎖末端
に後述する一般式(3)で示されるアミノアルキル基と
加水分解性アルコキシ基とを有するオルガノポリシロキ
サンを得た後、該オルガノポリシロキサンに(c)後述
する一般式(4)で示される化合物を特定割合で混合し
て反応させることにより合成することができる。
【0019】この場合、上記分子鎖末端にシラノール基
を有するオルガノポリシロキサンとしては下記一般式
(5)で示されるものが好適に使用される。
【0020】
【化11】
【0021】ここで、上記式(5)中のR6,R7はそれ
ぞれ炭素原子数1〜8の非置換又は置換の1価炭化水素
基であり、例えばメチル基,エチル基,プロピル基等の
低級アルキル基、ビニル基,アリル基等のアルケニル
基、フェニル基,トリル基等のアリール基、シクロヘキ
シル基又はこれら基の炭素原子に結合した水素原子の一
部又は全部をハロゲン原子、シアノ基等で置換した基で
ある。なお、R6とR7はそれぞれ同一の基でも異種の基
であってもよい。
【0022】また、mは5以上の整数、好ましくは10
〜1000の整数であるが、上記式(5)のオルガノポ
リシロキサンは25℃における粘度が25〜50000
0cs(センチストークス)、特に1000〜1000
00csの範囲にあることが好ましいことから、上記範
囲の粘度となるようにmの値を調整することが望まし
い。
【0023】また、上記シラノール基末端オルガノポリ
シロキサンと反応させるアルコキシシランは、下記式
(2)で示されるものである。
【0024】
【化12】 (但し、R3,R4,R5及びaは上記と同様の意味を示
す。)
【0025】上記式(2)のアミノアルキルアルコキシ
シランとして具体的には、下記化合物やこれらの化合物
のアルコキシ基をエトキシ基、メチルセルソルブ基等の
他のアルコキシ基に代えた化合物等が例示される(な
お、下記式中Meはメチル基である)。 NH2CH2Si(OMe)3、NH236Si(OM
e)3、NH224NHC36Si(OMe)3、NH2
24NHCH264Si(OMe)3、NH224
OC36Si(OMe)3、NH2CH2SiMe(OM
e)2、NH236SiMe(OMe)2、NH224
NHC36SiMe(OMe)2、NH224NHCH
264SiMe(OMe)2、NH224OC36
iMe(OMe)2
【0026】上記(a)成分のオルガノポリシロキサン
と(b)成分のアミノアルキルアルコキシシランとは、
(b)成分中のアルコキシ基/(a)成分中のシラノー
ル基がモル比で1以上、好ましくは1.5〜10、より
好ましくは2〜4となるように混合して反応させること
が好ましい。混合割合が1に満たないと粘度が増大した
り、ゲル状になったりする場合がある。
【0027】上記反応の反応条件は特に制限されない
が、80〜150℃に加熱して1〜10時間反応させる
ことが好ましい。
【0028】このように(a)成分のオルガノポリシロ
キサンと(b)成分のアミノアルキルアルコキシシラン
とを反応させると、脱アルコール化反応が進んで末端に
下記式(3)で示されるアミノアルキル基と加水分解性
アルコキシ基とを有するオルガノポリシロキサンが得ら
れる。
【0029】
【化13】 (但し、R3,R4,R5及びaは上記と同様の意味を示
す。)
【0030】次いで、本発明では、上記式(3)で示さ
れるアミノアルキル基と加水分解性アルコキシ基とを有
するオルガノポリシロキサンに、更に下記式(4)の化
合物を混合して反応させることにより、分子鎖末端に上
記式(1)の基を有するオルガノポリシロキサンを得る
ことができる。
【0031】
【化14】 (但し、R1及びR2は上記と同様の意味を示す。)
【0032】この式(4)の化合物として具体的には、
下記化合物等のイソシアナート基含有(メタ)アクリル
化合物などを例示することができる。
【0033】
【化15】
【0034】上記式(4)の化合物の混合割合は、上記
式(3)のアミノアルキル基と加水分解性アルコキシ基
とを有するオルガノポリシロキサン中のアミノ基/式
(4)の化合物中のNCO基がモル比で0.9以上、好
ましくは0.95〜1.05とすることが望ましい。混
合割合が0.9に満たないとアミノアルキル基が残存
し、安定性を悪くしたりする場合がある。
【0035】この場合、反応条件は適宜調整することが
できるが、一般的には加熱することなく室温で1〜3時
間行うことが好ましい。
【0036】上述した一連の反応は、必要に応じて有機
溶媒の存在下で行ってもよく、例えばトルエン、キシレ
ン、ベンゼン、ヘキサン、シクロヘキサン等の溶媒を使
用することができる。
【0037】本発明組成物の第二必須成分の光重合開始
剤は、紫外線照射時に進行する第一成分のオルガノポリ
シロキサンの重合反応を促進させるために必要なもので
ある。この光重合開始剤としては、具体的にアセトフェ
ノン、プロピオフェノン、ベンゾフェノン、キサントー
ル、ベンズアルデヒド、4−メチルアセトフェノン、3
−ペンチルアセトフェノン、4−メトキシアセトフェノ
ン、3−ブロモアセトフェノン、4−アリルアセトフェ
ノン、3−メトキシベンゾフェノン、p−クロロベンゾ
フェノン、4−ジメトキシベンゾフェノン、4−クロロ
−4−ベンジルベンゾフェノン、3−クロロキサントー
ル、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾイ
ンブチルエーテル、ビス(4−ジメチルアミノフェニ
ル)ケトン、ベンジルメトキシケタール、ジエチルアセ
トフェノン、2、2−ジメトキシ−2−フェニルアセト
フェノン、ジエトキシアセトフェノン等を例示すること
ができる。
【0038】光重合開始剤の配合量は、第一成分のオル
ガノポリシロキサン100部(重量部、以下同様)に対
して0.01〜5部の範囲とすることが好ましく、0.
01部に満たないと配合効果が得られない場合があり、
5部を超えて配合しても顕著な効果が得られず、経済的
に不利になる場合がある。
【0039】更に、第三必須成分の硬化触媒は、本発明
組成物を湿気硬化させるために必要な触媒であり、例え
ばナフテン酸錫,カプリル酸錫,オレイン酸錫等の錫カ
ルボン酸塩、ジブチル錫ジアセテート,ジブチル錫ジオ
クトテート,ジブチル錫ジラウレート,ジブチル錫ジオ
レート,ジフェニル錫ジアセテート,ジブチル錫オキサ
イド,ジブチル錫ジメトキシド,ジブチルビス(トリエ
トキシシロキシ)錫,ジブチル錫ベンジルマレート等の
錫化合物、テトラエトキシチタン,テトライソプロポキ
シチタン,テトラn−ブトキシチタン,テトラキス(2
−エチルヘキソキシ)チタン,ジプロポキシビス(アセ
チルアセトナ)チタン,チタニュムイソプロポキシオク
チレングリコール等のチタン酸エステル又はチタンキレ
ート化合物などが例示される。
【0040】硬化触媒の配合量は特に制限されないが、
一般的には第一成分のオルガノポリシロキサン100部
に対して5部以下、特に0.5〜3部とすることが望ま
しく、5部を超えると保存安定性が悪くなったり、硬化
後の特性を損なう場合がある。
【0041】更に本発明では、上記触媒の活性を高める
為に塩基性化合物を併用してもよく、塩基性化合物とし
ては例えばオクチルアミン,ラウリルアミン等のアミン
類、イミダゾリン,テトラハイドロピリミジン,1,8
−ジアザ−ビシクロ(5.4.0)ウンデセン−7(D
BU)等の環式アミジン、グアニジン等の超強塩基、テ
トラメチルグアニジルプロピルトリメトキシシラン,テ
トラメチルグアニジルプロピルジメトキシシラン,テト
ラメチルグアニジルプロピルトリス(トリメチルシロキ
シ)シラン等のグアニジル基含有シランやこれらの部分
加水分解物、グアニジル基含有シロキサンなどが挙げら
れる。なお塩基性化合物の添加量は、0.1〜3部の範
囲で用いられる。
【0042】本発明組成物には、硬化性組成物の密封保
存性を高めるため、上記必須成分以外に一分子中に2個
以上の加水分解性基を有するシラン又はその部分加水分
解物を配合してもよい。
【0043】上記シラン化合物として具体的には、メチ
ルトリメトキシシラン,メチルトリ(メチルエチルケト
オキシム)シラン,メチルトリプロペニルオキシシラ
ン,メチルトリアセトキシシラン,メチルトリn−ブチ
ルアミノシランやこれらシラン化合物中のメチル基をビ
ニル基、フェニル基、トリフロロプロピル等で置換した
シラン化合物、テトラメトキシシラン、テトラエトキシ
シラン、テトラブトキシシラン等やこれらの部分加水分
解物などが例示される。
【0044】上述したシラン又はその部分加水分解物は
1種を単独で使用しても2種以上を組み合わせて使用し
てもよいが、その配合量は第一成分のオルガノポリシロ
キサン100部に対して1〜20部、特に3〜10部と
することが好ましい。
【0045】本発明組成物には、硬化ゴム強度の向上や
増量、チクソトロピー性付与などを目的として、必要に
応じて充填剤を配合してもよい。充填剤として具体的に
は、ヒュームドシリカ,焼成シリカ,沈降シリカ,粉砕
シリカ,溶融シリカ粉末等の微粉末シリカ、ケイソウ
土,酸化鉄,酸化亜鉛,酸化チタン,酸化バリウム,酸
化マグネシュム等の金属酸化物、炭酸カルシュウム,炭
酸マグネシュウム,炭酸亜鉛等の金属炭酸塩、水酸化セ
リュウム,水酸化アルミニュウム等の金属水酸化物、ガ
ラス繊維,ガラスウール,カーボンブラック,微粉マイ
カ,アスベスト,球状シリカ,球状シルセスキオキサン
粉やこれらの表面をシラン等で疎水処理したものなどが
例示される。なお充填剤の配合量は、充填剤の種類によ
っても異なるが、第1成分のオルガノポリシロキサン1
00部に対して5部から500部の範囲で使用される。
【0046】更に本発明の組成物には、必要に応じて上
記成分以外にこの種の組成物に従来から使用されている
添加剤を本発明の目的が損なわれない範囲で配合するこ
とができる。このような添加剤としては、例えばポリエ
チレングリコールやその誘導体等のチクソトロピー性付
与剤、顔料、染料、老化防止剤、酸化防止剤、帯電防止
剤、酸化アンチモン,塩化パラフィン等の難燃剤、窒化
ホウ素,酸化アルミニュウム等の熱伝導性改良剤、アミ
ノ基,エポキシ基,メルカプト基等の反応性有機基を有
する有機珪素化合物などの接着性付与剤、シランカップ
リング剤などを任意で加えることができる。
【0047】本発明組成物は、これを基体に塗布する際
の使用時の便宜性のためにトルエン,キシレン,石油エ
ーテル等の炭化水素系溶剤、ケトン類、エステル類等の
溶剤で希釈してもよいし、更には可塑剤、タレ防止剤、
公知の防汚剤、防腐剤、殺菌剤、防 剤などを配合する
ことは何ら差し支えない。
【0048】本発明の組成物は、上記した方法で分子鎖
末端に式(1)の基を有するオルガノポリシロキサンを
合成した後、光重合開始剤、硬化触媒等の上述した各成
分を乾燥雰囲気中で均一に混合することによって1液型
の紫外線及び湿気硬化性組成物として、あるいは式
(1)のオルガノポリシロキサンと光重合開始剤、硬化
触媒等とを別包装とし、使用時にこれらを混合して利用
する2液型の紫外線及び湿気硬化性組成物として調製す
ることができる。
【0049】本発明の紫外線及び湿気硬化性オルガノポ
リシロキサン組成物は、これを空気中に暴露すると空気
中の湿気によって架橋反応が進行して硬化し、また紫外
線を照射することによっても架橋反応が進行して硬化
し、各種特性に優れたゴム弾性体となるものである。特
に本発明組成物は、紫外線照射による硬化と湿気による
硬化とを併用することができ、例えば紫外線照射による
硬化時に紫外線が直接照射できない部分は湿気により硬
化させるといったことが可能である。なお、湿気による
架橋反応条件は特に限定されないが、通常10〜35℃
で1〜24時間とすることができ、また紫外線による照
射条件は通常の紫外線ランプに数秒から数分あてるだけ
で良く、太陽光においても同様に硬化する。
【0050】
【発明の効果】本発明の紫外線及び湿気硬化性オルガノ
ポリシロキサン組成物は、紫外線照射によっても湿気に
よっても容易に硬化し、短時間で表面から深部まで硬化
して各種物性に優れた硬化物を与えるもので、建築、土
木産業における各種シーリング材、コーティング材とし
て、更には電気・電子部品の接着剤、シール剤、ポッシ
ィング剤等として広範囲に使用することができる。
【0051】
【実施例】以下、合成例及び実施例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、各例中の部はいずれも重量部であ
り、粘度は25℃での測定値である。
【0052】〔合成例1〕25℃における粘度が700
csの両末端にシラノール基を持つオルガノポリシロキ
サン100g(シラノール量0.015モル/100
g)、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン3gを3
00mlのフラスコに仕込み、N2ガス通気しながら1
20℃に加熱し、脱メタノール反応を3時間行った。そ
の後、メタアクリロキシエチルイソシアナート(2.6
gを加え、室温で30分反応させた。得られたポリマー
は、25℃における粘度が950csの透明な液体であ
り、液体クロマトグラフィーや赤外分光分析により分析
したところ、分子鎖両末端が下記式で示されるジメチル
ポリシロキサンであることが確認された。
【0053】
【化16】
【0054】〔合成例2〕25℃における粘度が150
0csの両末端にシラノール基を持つオルガノポリシロ
キサン100g(シラノール量0.010モル/100
g)、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン3gを3
00mlのフラスコに仕込み、N2ガス通気しながら1
20℃に加熱し、脱メタノール反応を3時間行った。そ
の後、メタアクリロキシエチルイソシアナート1.6g
を加え、室温で30分反応させた。得られたポリマー
は、25℃における粘度が1750csの透明な液体で
あり、液体クロマトグラフィーや赤外分光分析により分
析したところ、分子鎖両末端が下記式で示されるジメチ
ルポリシロキサンであることが確認された。
【0055】
【化17】
【0056】〔実施例1,2〕合成例1,2で得られた
ポリマーを用いて表1に示す組成の硬化性オルガノポリ
シロキサン組成物を調製した。
【0057】得られた組成物を下記方法で紫外線照射又
は室温下で硬化させ、各硬化物の物性を測定した。結果
を表1に示す。 紫外線硬化:各組成物を2mmのシート状に押し出した
後、紫外線照射装置ASE−20(日本電池社製)を用
いて1m/min.の速度で3回紫外線を照射した後、
30分放置し、JISK−6301に準じて物性を測定
した。 室温硬化:各組成物を2mmのシート状に押し出した
後、温度20℃、湿度55%の条件下で紫外線が当たら
ないように光を遮断し、7日間放置した後、JISK−
6301に準じて物性を測定した。
【0058】表1の結果より、本発明の硬化性オルガノ
ポリシロキサン組成物は、紫外線照射及び室温下の湿気
により容易に硬化し、ほぼ同じ良好なゴム物性を有する
硬化物を与えることが確認された。
【0059】
【表1】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)分子鎖末端に下記一般式(1)で
    示される基を有するオルガノポリシロキサン、 【化1】 (但し、R1は水素原子又は置換又は非置換の一価炭化
    水素基、R2,R3はNH結合もしくはエーテル結合を含
    んでもよい置換又は非置換の二価炭化水素基、R4,R5
    はエーテル結合を含んでもよい置換又は非置換の一価炭
    化水素基を示し、aは0又は1である。)(2)光重合
    開始剤、(3)硬化触媒を含有してなることを特徴とす
    る紫外線及び湿気硬化性オルガノポリシロキサン組成
    物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の紫外線及び湿気硬化性オ
    ルガノポリシロキサン組成物を硬化させることにより得
    られる硬化物。
  3. 【請求項3】 (a)分子鎖末端にシラノール基を有す
    るオルガノポリシロキサンと、(b)下記一般式(2) 【化2】 (但し、R3はNH結合もしくはエーテル結合を含んで
    もよい置換又は非置換の二価炭化水素基、R4,R5はエ
    ーテル結合を含んでもよい置換又は非置換の一価炭化水
    素基、aは0又は1である。)で示されるアミノアルキ
    ルアルコキシシランとを(b)成分中のアルコキシ基/
    (a)成分中のシラノール基がモル比で1以上となるよ
    うに混合して反応させて、分子鎖末端に下記一般式
    (3) 【化3】 (但し、R3,R4,R5及びaは上記と同様の意味を示
    す。)で示されるアミノアルキル基と加水分解性アルコ
    キシ基とを有するオルガノポリシロキサンを得た後、該
    オルガノポリシロキサンに、(c)下記一般式(4) 【化4】 (但し、R1は水素原子又は置換又は非置換の一価炭化
    水素基、R2はNH結合もしくはエーテル結合を含んで
    もよい置換もしくは非置換の二価炭化水素基を示す。)
    で示される化合物を上記式(3)の化合物中のアミノ基
    /(c)成分中のNCO基がモル比で0.9以上となる
    ように混合して反応させ、分子鎖末端に下記一般式
    (1) 【化5】 (但し、R1,R2,R3,R4,R5及びaは上記と同様
    の意味を示す。)で示される基を有するオルガノポリシ
    ロキサンを得ると共に、このオルガノポリシロキサンに
    光重合開始剤と硬化触媒を混合することを特徴とする紫
    外線及び湿気硬化性オルガノポリシロキサン組成物の製
    造方法。
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