JP2669191B2 - 室温硬化性シリコーンゴム組成物及びその硬化物 - Google Patents
室温硬化性シリコーンゴム組成物及びその硬化物Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築用のシーラント、
電気部品,電子部品等の接着固定やコーティング、ポッ
ティング、自動車エンジン部のシールや接着剤などの用
途に好適な室温硬化性シリコーンゴム組成物及びその硬
化物に関する。
電気部品,電子部品等の接着固定やコーティング、ポッ
ティング、自動車エンジン部のシールや接着剤などの用
途に好適な室温硬化性シリコーンゴム組成物及びその硬
化物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】室温硬
化性シリコーンゴム組成物は、一般には一液性で、チュ
ーブ或いはカートリッジに収容されているものを押し出
すだけで空気中の湿気で硬化するために使い易いこと、
また、各種基材との接着性に優れており、更に耐熱性、
耐候性等の特性があるため、電気・電子業界、建築業
界、自動車業界、事務器関連業界などで汎用的に使用さ
れている。
化性シリコーンゴム組成物は、一般には一液性で、チュ
ーブ或いはカートリッジに収容されているものを押し出
すだけで空気中の湿気で硬化するために使い易いこと、
また、各種基材との接着性に優れており、更に耐熱性、
耐候性等の特性があるため、電気・電子業界、建築業
界、自動車業界、事務器関連業界などで汎用的に使用さ
れている。
【0003】しかし、室温硬化性シリコーンゴム組成物
として代表的な脱アルコール型シリコーンゴム組成物
は、室温における硬化が遅く、硬化を速めるために硬化
触媒の使用量を通常よりも多くすると、未硬化時の保存
性が悪かったり、硬化物の耐熱性、耐候性、接着性等が
悪くなるなどの問題点がある。
として代表的な脱アルコール型シリコーンゴム組成物
は、室温における硬化が遅く、硬化を速めるために硬化
触媒の使用量を通常よりも多くすると、未硬化時の保存
性が悪かったり、硬化物の耐熱性、耐候性、接着性等が
悪くなるなどの問題点がある。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、良好な室温硬化性を有し、かつ、耐熱性、
耐候性、接着性に優れたシリコーンゴム硬化物を得るこ
とができる室温硬化性シリコーンゴム組成物及びその硬
化物を提供することを目的とする。
れたもので、良好な室温硬化性を有し、かつ、耐熱性、
耐候性、接着性に優れたシリコーンゴム硬化物を得るこ
とができる室温硬化性シリコーンゴム組成物及びその硬
化物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、(A)1分
子中にケイ素原子に結合する−R1NH2(式中、R1
は炭素数1〜20の置換もしくは非置換の2価炭化水素
基又は炭素数1〜20のエーテル結合もしくは−NH−
結合を含む2価の有機基を表す。)で示されるアミノ基
を1個以上含み、25℃における粘度が25〜500,
000センチストークスであるオルガノポリシロキサン
と (式中、R2はR1と同様の意味を表し、R3は炭素数
1〜10の置換もしくは非置換の1価炭化水素基を表
し、Xはアルコキシ基、ケトオキシム基、アルケニルオ
キシ基又はアシルオキシ基を表す。aは0又は1であ
る。)で示される有機化合物を好ましくは(B)成分の
イソシアナート基と(A)成分のアミノ基との比が0.
1以上であるように混合することにより、(A)成分と 結合を形成し、オルガノポリシロキサン中に加水分解可
能な基が導入された組成物が得られること、更に(C)
硬化触媒を配合することにより、良好な室温硬化性を有
する組成物が得られ、この組成物を硬化させて得られた
シリコーンゴムは優れた耐熱性、耐候性、接着性を有す
ることを知見し、本発明をなすに至った。
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、(A)1分
子中にケイ素原子に結合する−R1NH2(式中、R1
は炭素数1〜20の置換もしくは非置換の2価炭化水素
基又は炭素数1〜20のエーテル結合もしくは−NH−
結合を含む2価の有機基を表す。)で示されるアミノ基
を1個以上含み、25℃における粘度が25〜500,
000センチストークスであるオルガノポリシロキサン
と (式中、R2はR1と同様の意味を表し、R3は炭素数
1〜10の置換もしくは非置換の1価炭化水素基を表
し、Xはアルコキシ基、ケトオキシム基、アルケニルオ
キシ基又はアシルオキシ基を表す。aは0又は1であ
る。)で示される有機化合物を好ましくは(B)成分の
イソシアナート基と(A)成分のアミノ基との比が0.
1以上であるように混合することにより、(A)成分と 結合を形成し、オルガノポリシロキサン中に加水分解可
能な基が導入された組成物が得られること、更に(C)
硬化触媒を配合することにより、良好な室温硬化性を有
する組成物が得られ、この組成物を硬化させて得られた
シリコーンゴムは優れた耐熱性、耐候性、接着性を有す
ることを知見し、本発明をなすに至った。
【0006】従って、本発明は、(A)1分子中にケイ
素原子に結合する−R1NH2(式中、R1は炭素数1
〜20の置換もしくは非置換の2価炭化水素基又は炭素
数1〜20のエーテル結合もしくは−NH−結合を含む
2価の有機基を表す。)で示されるアミノ基を1個以上
含み、25℃における粘度が25〜500,000セン
チストークスであるオルガノポリシロキサン、 (式中、R2はR1と同様の意味を表し、R3は炭素数
1〜10の置換もしくは非置換の1価炭化水素基を表
し、Xはアルコキシ基、ケトオキシム基、アルケニルオ
キシ基又はアシルオキシ基を表す。aは0又は1であ
る。)で示される有機珪素化合物、 (C)硬化触媒、を含有してなる室温硬化性シリコーン
ゴム組成物、及び、上記シリコーンゴム組成物を硬化し
てなるシリコーンゴム硬化物を提供する。
素原子に結合する−R1NH2(式中、R1は炭素数1
〜20の置換もしくは非置換の2価炭化水素基又は炭素
数1〜20のエーテル結合もしくは−NH−結合を含む
2価の有機基を表す。)で示されるアミノ基を1個以上
含み、25℃における粘度が25〜500,000セン
チストークスであるオルガノポリシロキサン、 (式中、R2はR1と同様の意味を表し、R3は炭素数
1〜10の置換もしくは非置換の1価炭化水素基を表
し、Xはアルコキシ基、ケトオキシム基、アルケニルオ
キシ基又はアシルオキシ基を表す。aは0又は1であ
る。)で示される有機珪素化合物、 (C)硬化触媒、を含有してなる室温硬化性シリコーン
ゴム組成物、及び、上記シリコーンゴム組成物を硬化し
てなるシリコーンゴム硬化物を提供する。
【0007】以下、本発明について更に詳しく説明する
と、本発明の室温硬化性シリコーンゴム組成物は、
(A)一般式(1)のオルガノポリシロキサン、(B)
有機珪素化合物、(C)硬化触媒を主成分として構成さ
れる。
と、本発明の室温硬化性シリコーンゴム組成物は、
(A)一般式(1)のオルガノポリシロキサン、(B)
有機珪素化合物、(C)硬化触媒を主成分として構成さ
れる。
【0008】この場合、(A)成分のオルガノポリシロ
キサンは1分子中にケイ素原子に結合する−R1NH2
で示されるアミノ基を1個以上含むものである。
キサンは1分子中にケイ素原子に結合する−R1NH2
で示されるアミノ基を1個以上含むものである。
【0009】ここで、R1は炭素数1〜20、好ましく
は1〜6の置換もしくは非置換の2価炭化水素又は炭素
数1〜20、好ましくは1〜6のエーテル結合もしくは
−NH−結合を含む2価の有機基を示す。炭素数1〜2
0の置換又は非置換の2価炭化水素としては、下記式で
示すものが例示される。
は1〜6の置換もしくは非置換の2価炭化水素又は炭素
数1〜20、好ましくは1〜6のエーテル結合もしくは
−NH−結合を含む2価の有機基を示す。炭素数1〜2
0の置換又は非置換の2価炭化水素としては、下記式で
示すものが例示される。
【0010】
【化1】
【0011】また、炭素数1〜20のエーテル結合又は
エステル結合を含む2価の有機基としては、下記式で示
すものが例示される。−CH2CH2OCH2CH2CH2
−,−CH2CH2OCH2CH2OCH2CH2−,−CH
2COOCH2CH2OCOCH2−,−CH2COO(C
H3)CHOCOCH2−
エステル結合を含む2価の有機基としては、下記式で示
すものが例示される。−CH2CH2OCH2CH2CH2
−,−CH2CH2OCH2CH2OCH2CH2−,−CH
2COOCH2CH2OCOCH2−,−CH2COO(C
H3)CHOCOCH2−
【0012】更に、−NH−結合を含む2価の有機基と
しては、下記式で示すものが例示される。−CH2CH2
NHCH2CH2−,−CH2CH2NHCH2CH2NHC
H2CH2−
しては、下記式で示すものが例示される。−CH2CH2
NHCH2CH2−,−CH2CH2NHCH2CH2NHC
H2CH2−
【0013】このオルガノポリシロキサンは、直鎖状、
分枝状、環状のいずれであってもよいが、良好な特性を
有するシリコーンゴム硬化物を得るためには直鎖状であ
ることが好ましい。この場合、アミノ基は分子末端又は
側鎖のいずれに結合していてもよいが、シリコーンゴム
組成物が良好な室温硬化性を有するためには分子末端に
結合していることが好ましい。即ち、(A)成分のオル
ガノポリシロキサンとしては、例えば下記式で示される
ものが好適に使用される。
分枝状、環状のいずれであってもよいが、良好な特性を
有するシリコーンゴム硬化物を得るためには直鎖状であ
ることが好ましい。この場合、アミノ基は分子末端又は
側鎖のいずれに結合していてもよいが、シリコーンゴム
組成物が良好な室温硬化性を有するためには分子末端に
結合していることが好ましい。即ち、(A)成分のオル
ガノポリシロキサンとしては、例えば下記式で示される
ものが好適に使用される。
【0014】
【化2】
【0015】ここで、R1は上記と同様の意味を示し、
R4及びR5はメチル基,エチル基,プロピル基,ブチル
基等のアルキル基、ビニル基,アリル基等のアルケニル
基、フェニル基,トリル基等のアリール基、シクロヘキ
シル基等のシクロアルキル基、ベンジル基,フェニルエ
チル基等のアラルキル基、またはこれらの基の炭素原子
に結合した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子、シ
アノ基等で置換したトリフロロプロピル基などの炭素数
1〜10、好ましくは炭素数1〜8の非置換又は置換の
1価炭化水素基を表す。mは5以上の整数、特に100
〜2000の整数であることが好ましい。
R4及びR5はメチル基,エチル基,プロピル基,ブチル
基等のアルキル基、ビニル基,アリル基等のアルケニル
基、フェニル基,トリル基等のアリール基、シクロヘキ
シル基等のシクロアルキル基、ベンジル基,フェニルエ
チル基等のアラルキル基、またはこれらの基の炭素原子
に結合した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子、シ
アノ基等で置換したトリフロロプロピル基などの炭素数
1〜10、好ましくは炭素数1〜8の非置換又は置換の
1価炭化水素基を表す。mは5以上の整数、特に100
〜2000の整数であることが好ましい。
【0016】このオルガノポリシロキサンは25℃にお
ける粘度が25〜500,000センチストークス(c
st)であるが、特に1,000〜100,000cs
tであるものが好ましい。
ける粘度が25〜500,000センチストークス(c
st)であるが、特に1,000〜100,000cs
tであるものが好ましい。
【0017】上記(A)成分のオルガノポリシロキサン
として具体例を挙げると、末端にアミノ基を含むオルガ
ノポリシロキサンとしては、下記式で示されるものが例
示される。
として具体例を挙げると、末端にアミノ基を含むオルガ
ノポリシロキサンとしては、下記式で示されるものが例
示される。
【0018】
【化3】
【0019】
【0020】
【0021】次に、(B)成分はOCNR2SiR3 aX
3-aで表されるイソシアナート基含有有機珪素化合物で
ある。ここで、R2はR1と同様の意味を表し、R3 はメ
チル基,エチル基,プロピル基等のアルキル基、ビニル
基,アリル基等のアルケニル基、フェニル基,トリル基
等のアリール基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル
基、ベンジル基,フェニルエチル基等のアラルキル基又
はこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は
全部をハロゲン原子、シアノ基等で置換したトリフロロ
プロピル基などの炭素数1〜10、好ましくは炭素数1
〜8の非置換又は置換の1価炭化水素基を表し、Xはメ
トキシ基,エトキシ基,プロポキシ基,ブトキシ基,メ
トキシエトキシ基,エトキシエトキシ基等のアルコキシ
基、ジメチルケトオキシム基,メチルエチルケトオキシ
ム基,ジエチルケトオキシム基,シクロペンタノキシム
基,シクロヘキサノキシム基等のケトオキシム基、イソ
プロペニルオキシ基,イソブテニルオキシ基,1−エチ
ル−2−メチルビニルオキシ基等のアルケニルオキシ
基、アセトキシ基,プロピオノキシ基,ブチロイロキシ
基等のアシルオキシ基から選ばれる加水分解性基を表
す。aは0又は1を表す。
3-aで表されるイソシアナート基含有有機珪素化合物で
ある。ここで、R2はR1と同様の意味を表し、R3 はメ
チル基,エチル基,プロピル基等のアルキル基、ビニル
基,アリル基等のアルケニル基、フェニル基,トリル基
等のアリール基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル
基、ベンジル基,フェニルエチル基等のアラルキル基又
はこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は
全部をハロゲン原子、シアノ基等で置換したトリフロロ
プロピル基などの炭素数1〜10、好ましくは炭素数1
〜8の非置換又は置換の1価炭化水素基を表し、Xはメ
トキシ基,エトキシ基,プロポキシ基,ブトキシ基,メ
トキシエトキシ基,エトキシエトキシ基等のアルコキシ
基、ジメチルケトオキシム基,メチルエチルケトオキシ
ム基,ジエチルケトオキシム基,シクロペンタノキシム
基,シクロヘキサノキシム基等のケトオキシム基、イソ
プロペニルオキシ基,イソブテニルオキシ基,1−エチ
ル−2−メチルビニルオキシ基等のアルケニルオキシ
基、アセトキシ基,プロピオノキシ基,ブチロイロキシ
基等のアシルオキシ基から選ばれる加水分解性基を表
す。aは0又は1を表す。
【0022】上記(B)成分としては、下記式で示され
るものが好適に使用される。
るものが好適に使用される。
【0023】
【化5】 (R6はR4及びR5と同様の意味を表す。)
【0024】具体的には、下記式で示されるものが例示
される。
される。
【0025】
【化6】
【0026】なお、上記化合物において加水分解基をケ
トオキシム基,アルケニルオキシ基,アシルオキシ基な
どに置き換えた有機珪素化合物を使用することもでき
る。
トオキシム基,アルケニルオキシ基,アシルオキシ基な
どに置き換えた有機珪素化合物を使用することもでき
る。
【0027】(B)成分の配合量は、(B)成分のイソ
シアナート基と(A)成分のアミノ基のモル比が0.1
以上、特に0.1〜1.5となるような量とすることが
好ましい。
シアナート基と(A)成分のアミノ基のモル比が0.1
以上、特に0.1〜1.5となるような量とすることが
好ましい。
【0028】(C)成分の硬化触媒は室温硬化性シリコ
ーンゴム組成物の硬化を促進するためのものであり、具
体的には、ナフテン酸錫,カプリル酸錫,オレイン酸錫
等の錫カルボン酸塩、ジブチル錫ジアセテート,ジブチ
ル錫ジオクテート,ジブチル錫ジラウレート,ジブチル
錫ジオレート,ジブチル錫オキサイド,ジブチル錫ジメ
トキシド,ジブチルビス(トリエトキシシロキシ)錫,
ジブチル錫ベンジルマレート,ジフェニル錫ジアセテー
ト等の錫化合物、テトラエトキシチタン,テトライソプ
ロポキシチタン,テトラn−ブトキシチタン,テトラキ
ス(2−エチルヘキソキシ)チタン,ジプロポキシビス
(アセチルアセトナ)チタン,チタニウムイソプロポキ
シオクチレングリコール等のチタン酸エステルやチタン
キレート化合物が例示される。
ーンゴム組成物の硬化を促進するためのものであり、具
体的には、ナフテン酸錫,カプリル酸錫,オレイン酸錫
等の錫カルボン酸塩、ジブチル錫ジアセテート,ジブチ
ル錫ジオクテート,ジブチル錫ジラウレート,ジブチル
錫ジオレート,ジブチル錫オキサイド,ジブチル錫ジメ
トキシド,ジブチルビス(トリエトキシシロキシ)錫,
ジブチル錫ベンジルマレート,ジフェニル錫ジアセテー
ト等の錫化合物、テトラエトキシチタン,テトライソプ
ロポキシチタン,テトラn−ブトキシチタン,テトラキ
ス(2−エチルヘキソキシ)チタン,ジプロポキシビス
(アセチルアセトナ)チタン,チタニウムイソプロポキ
シオクチレングリコール等のチタン酸エステルやチタン
キレート化合物が例示される。
【0029】なお、触媒の活性を高めるために、塩基性
化合物を併用してもよく、具体的にはオクチルアミン,
ラウリルアミン等のアミン類、環式アミジンであるイミ
ダゾリン,テトラヒドロピリミジン,1,8−ジアザ−
ビシクロ(5.4.0)ウンデセン−7(DBU)やグ
アニジンなどの超強塩基及びテトラメチルグアニジルプ
ロピルトリメトキシシラン,テトラメチルグアニジルプ
ロピルジメトキシシラン,テトラメチルグアニジルプロ
ピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン等のグアニジ
ル基含有シラン及びその部分加水分解物やグアニジル基
含有シロキサンなどを配合することができる。
化合物を併用してもよく、具体的にはオクチルアミン,
ラウリルアミン等のアミン類、環式アミジンであるイミ
ダゾリン,テトラヒドロピリミジン,1,8−ジアザ−
ビシクロ(5.4.0)ウンデセン−7(DBU)やグ
アニジンなどの超強塩基及びテトラメチルグアニジルプ
ロピルトリメトキシシラン,テトラメチルグアニジルプ
ロピルジメトキシシラン,テトラメチルグアニジルプロ
ピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン等のグアニジ
ル基含有シラン及びその部分加水分解物やグアニジル基
含有シロキサンなどを配合することができる。
【0030】(C)成分の硬化触媒の配合量は、(A)
成分100部(重量部、以下同じ)に対して0.01〜
10部、特に0.1〜5部とすることが好ましい。0.
01部未満では触媒効果が乏しいために硬化に時間がか
かりすぎて実用的でなく、また、10部を越えると経済
的に不利である。
成分100部(重量部、以下同じ)に対して0.01〜
10部、特に0.1〜5部とすることが好ましい。0.
01部未満では触媒効果が乏しいために硬化に時間がか
かりすぎて実用的でなく、また、10部を越えると経済
的に不利である。
【0031】本発明の室温硬化性シリコーンゴム組成物
には、未硬化時の保存性や製造の容易性を高めるため
に、例えばメチルトリメトキシシラン,メチルトリ(メ
チルエチルケトオキシム)シラン,メチルトリプロペニ
ルオキシシラン,メチルトリアセトキシシラン及びこれ
らのシラン化合物のメチル基をビニル基,フェニル基,
トリフロロプロピル基に代えた加水分解性オルガノシラ
ン又はその部分加水分解物を添加してもよく、特に、メ
チルトリメトキシシラン,メチルトリエトキシシラン,
テトラメトキシシラン,テトラエトキシシランなどのア
ルコキシシラン化合物及びこれらの部分加水分解物など
が好適に使用される。
には、未硬化時の保存性や製造の容易性を高めるため
に、例えばメチルトリメトキシシラン,メチルトリ(メ
チルエチルケトオキシム)シラン,メチルトリプロペニ
ルオキシシラン,メチルトリアセトキシシラン及びこれ
らのシラン化合物のメチル基をビニル基,フェニル基,
トリフロロプロピル基に代えた加水分解性オルガノシラ
ン又はその部分加水分解物を添加してもよく、特に、メ
チルトリメトキシシラン,メチルトリエトキシシラン,
テトラメトキシシラン,テトラエトキシシランなどのア
ルコキシシラン化合物及びこれらの部分加水分解物など
が好適に使用される。
【0032】また、本発明のシリコーンゴム組成物には
補強又は増量などを目的とし、必要に応じ充填剤を配合
してもよい。充填剤としては公知のものが使用され、例
えばヒュームドシリカ,焼成シリカ,粉砕シリカ,溶融
シリカ粉末等の微粉末シリカ、ケイソウ土、酸化鉄,酸
化亜鉛,酸化チタン,酸化バリウム,酸化マグネシウム
等の金属酸化物、炭酸カルシウム,炭酸マグネシウム,
炭酸亜鉛等の金属炭酸塩、水酸化セリウム,水酸化アル
ミニウム等の金属水酸化物、ガラス繊維、ガラスウー
ル、カーボンブラック、微粉マイカ、アスベスト、球状
シリカ、球状シルセスキオキサン粉或いはこれらの表面
をシラン等で疎水化処理したものなどが例示される。更
に必要に応じて、ポリエチレングリコール及びその誘導
体等のチクソトロピー性付与剤、顔料、染料、老化防止
剤、酸化防止剤、帯電防止剤、酸化アンチモン,塩化パ
ラフィン等の難燃剤、窒化ホウ素,酸化アルミニウム等
の熱伝導性改良剤などを加えてもよく、接着性付与剤と
して、アミノ基,エポキシ基,メルカプト基等の反応性
有機基を有する有機珪素化合物、シランカップリング剤
などの従来公知の各種添加剤を混合してもよい。
補強又は増量などを目的とし、必要に応じ充填剤を配合
してもよい。充填剤としては公知のものが使用され、例
えばヒュームドシリカ,焼成シリカ,粉砕シリカ,溶融
シリカ粉末等の微粉末シリカ、ケイソウ土、酸化鉄,酸
化亜鉛,酸化チタン,酸化バリウム,酸化マグネシウム
等の金属酸化物、炭酸カルシウム,炭酸マグネシウム,
炭酸亜鉛等の金属炭酸塩、水酸化セリウム,水酸化アル
ミニウム等の金属水酸化物、ガラス繊維、ガラスウー
ル、カーボンブラック、微粉マイカ、アスベスト、球状
シリカ、球状シルセスキオキサン粉或いはこれらの表面
をシラン等で疎水化処理したものなどが例示される。更
に必要に応じて、ポリエチレングリコール及びその誘導
体等のチクソトロピー性付与剤、顔料、染料、老化防止
剤、酸化防止剤、帯電防止剤、酸化アンチモン,塩化パ
ラフィン等の難燃剤、窒化ホウ素,酸化アルミニウム等
の熱伝導性改良剤などを加えてもよく、接着性付与剤と
して、アミノ基,エポキシ基,メルカプト基等の反応性
有機基を有する有機珪素化合物、シランカップリング剤
などの従来公知の各種添加剤を混合してもよい。
【0033】本発明の室温硬化性シリコーンゴム組成物
は(A)成分のオルガノポリシロキサンと(B)成分の
有機珪素化合物とをあらかじめ均一に混合した後、
(C)成分の硬化触媒及び上述の適宜の成分を混合する
ことにより得ることが好ましい。
は(A)成分のオルガノポリシロキサンと(B)成分の
有機珪素化合物とをあらかじめ均一に混合した後、
(C)成分の硬化触媒及び上述の適宜の成分を混合する
ことにより得ることが好ましい。
【0034】このようにして得られた室温硬化性シリコ
ーンゴム組成物を基体に塗布する際、使用時の便宜性の
ために、トルエン,キシレン,石油エーテル等の炭化水
素系溶剤、ケトン類,エステル類等の溶剤で希釈するこ
とができ、更に、必要に応じて可塑剤、タレ防止剤、公
知の防汚剤、防腐剤、殺菌剤、防黴剤などを配合するこ
とは何ら差支えない。
ーンゴム組成物を基体に塗布する際、使用時の便宜性の
ために、トルエン,キシレン,石油エーテル等の炭化水
素系溶剤、ケトン類,エステル類等の溶剤で希釈するこ
とができ、更に、必要に応じて可塑剤、タレ防止剤、公
知の防汚剤、防腐剤、殺菌剤、防黴剤などを配合するこ
とは何ら差支えない。
【0035】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではな
い。なお、実施例の説明に先立ち、本発明のシリコーン
ゴム組成物の(A)成分であるオルガノポリシロキサン
の合成例について説明する。
するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではな
い。なお、実施例の説明に先立ち、本発明のシリコーン
ゴム組成物の(A)成分であるオルガノポリシロキサン
の合成例について説明する。
【0036】[合成例1]容量1リットルのフラスコに
下記式(1)で示される化合物を2.48g、オクタメ
チルテトラシロキサン444g及びTBPH(テトラブ
チルフォスフォニウムハイドロオキサイド)300pp
mを加え、窒素ガス通気下で120℃で加熱反応させ
た。約3時間反応させた後、170℃に昇温し、約30
分間この温度に維持し、触媒を不活性化した。得られた
無色透明の液体をゲルクロマトグラフィ及び赤外分光計
で分析したところ、下記(2)式で表され、25℃にお
ける粘度が30,000cp、屈折率1.401のオル
ガノポリシロキサンであることが確認された。これをポ
リマーAとする。
下記式(1)で示される化合物を2.48g、オクタメ
チルテトラシロキサン444g及びTBPH(テトラブ
チルフォスフォニウムハイドロオキサイド)300pp
mを加え、窒素ガス通気下で120℃で加熱反応させ
た。約3時間反応させた後、170℃に昇温し、約30
分間この温度に維持し、触媒を不活性化した。得られた
無色透明の液体をゲルクロマトグラフィ及び赤外分光計
で分析したところ、下記(2)式で表され、25℃にお
ける粘度が30,000cp、屈折率1.401のオル
ガノポリシロキサンであることが確認された。これをポ
リマーAとする。
【0037】
【化7】
【0038】[合成例2,3]合成例1と同様の操作に
より、下記式(3)で表され、25℃における粘度が
1,000cp、屈折率1.400のオルガノポリシロ
キサン(ポリマーB)、及び下記式(4)で表され、2
5℃における粘度が48,000cp、屈折率1.40
1のオルガノポリシロキサン(ポリマーC)を得た。
より、下記式(3)で表され、25℃における粘度が
1,000cp、屈折率1.400のオルガノポリシロ
キサン(ポリマーB)、及び下記式(4)で表され、2
5℃における粘度が48,000cp、屈折率1.40
1のオルガノポリシロキサン(ポリマーC)を得た。
【0039】
【化8】
【0040】[実施例1〜6]合成例1,2,3で得ら
れたオルガノポリシロキサンを用いて、表1に示すよう
な配合の組成物を得た。これらの組成物を厚さ2mmの
シート上に成形し、温度20℃,湿度55%の条件で7
日間放置した後、JISK−6301に準じて物性を測
定した。
れたオルガノポリシロキサンを用いて、表1に示すよう
な配合の組成物を得た。これらの組成物を厚さ2mmの
シート上に成形し、温度20℃,湿度55%の条件で7
日間放置した後、JISK−6301に準じて物性を測
定した。
【0041】
【表1】
【0042】また、実施例4,5,6の室温硬化性シリ
コーンゴム組成物を幅2cm,長さ5cm,厚さ2mm
の大きさに加工し、これを幅10cm,長さ15cmの
白色ボード上に施工して7日間室温に放置し硬化させた
サンプルと、従来の室温硬化性シリコーンゴム組成物
(重合度が500で両末端にシラノール基を持つジメチ
ルポリシロキサン100部、炭酸カルシウム100部、
メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン5
部、ジブチル錫ジラウレート0.2部からなる成分から
製造されたもの)を上記と同様に硬化させたサンプルを
それぞれ屋外に暴露し、3ヵ月、6ヵ月、1年経過後の
サンプルの汚れの状況を目視で観察した。この結果、実
施例4,5,6の組成物を硬化したサンプルの表面はほ
とんど汚れが観察されなかったが、従来の室温硬化性シ
リコーンゴム組成物を硬化したサンプルは3カ月目から
汚れが観察された。
コーンゴム組成物を幅2cm,長さ5cm,厚さ2mm
の大きさに加工し、これを幅10cm,長さ15cmの
白色ボード上に施工して7日間室温に放置し硬化させた
サンプルと、従来の室温硬化性シリコーンゴム組成物
(重合度が500で両末端にシラノール基を持つジメチ
ルポリシロキサン100部、炭酸カルシウム100部、
メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン5
部、ジブチル錫ジラウレート0.2部からなる成分から
製造されたもの)を上記と同様に硬化させたサンプルを
それぞれ屋外に暴露し、3ヵ月、6ヵ月、1年経過後の
サンプルの汚れの状況を目視で観察した。この結果、実
施例4,5,6の組成物を硬化したサンプルの表面はほ
とんど汚れが観察されなかったが、従来の室温硬化性シ
リコーンゴム組成物を硬化したサンプルは3カ月目から
汚れが観察された。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の室温硬化
性シリコーンゴム組成物は良好な室温硬化性を有し、こ
の組成物を硬化させて得られたシリコーンゴムは優れた
耐熱性、耐候性、接着性を有する。また特に、本発明組
成物を建築用シーラントとして使用した場合には、長期
使用後でも目地周辺に汚れが発生することがないという
顕著な効果を有する。
性シリコーンゴム組成物は良好な室温硬化性を有し、こ
の組成物を硬化させて得られたシリコーンゴムは優れた
耐熱性、耐候性、接着性を有する。また特に、本発明組
成物を建築用シーラントとして使用した場合には、長期
使用後でも目地周辺に汚れが発生することがないという
顕著な効果を有する。
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)1分子中にケイ素原子に結合する
−R1NH2(式中、R1は炭素数1〜20の置換もし
くは非置換の2価炭化水素基又は炭素数1〜20のエー
テル結合もしくは−NH−結合を含む2価の有機基を表
す。)で示されるアミノ基を1個以上含み、25℃にお
ける粘度が25〜500,000センチストークスであ
るオルガノポリシロキサン、 (式中、R2はR1と同様の意味を表し、R3は炭素数
1〜10の置換もしくは非置換の1価炭化水素基を表
し、Xはアルコキシ基、ケトオキシム基、アルケニルオ
キシ基又はアシルオキシ基を表す。aは0又は1であ
る。)で示される有機珪素化合物、 (C)硬化触媒、 を含有してなる室温硬化性シリコーンゴム組成物。 - 【請求項2】 請求項1の組成物を硬化してなるシリコ
ーンゴム硬化物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15368191A JP2669191B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 室温硬化性シリコーンゴム組成物及びその硬化物 |
| US07/891,122 US5254657A (en) | 1991-05-30 | 1992-06-01 | RTV silicone rubber compositions and cured products thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15368191A JP2669191B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 室温硬化性シリコーンゴム組成物及びその硬化物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04353567A JPH04353567A (ja) | 1992-12-08 |
| JP2669191B2 true JP2669191B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=15567838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15368191A Expired - Lifetime JP2669191B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 室温硬化性シリコーンゴム組成物及びその硬化物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2669191B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3569937B2 (ja) * | 1993-11-22 | 2004-09-29 | 株式会社スリーボンド | 光硬化及び湿気硬化し得るシリコーン組成物 |
| JP2007525560A (ja) * | 2003-07-16 | 2007-09-06 | ダウ・コーニング・コーポレイション | アミノ官能性シリコーン樹脂含有コーティング組成物 |
| CN105778512A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-07-20 | 苏州天山新材料技术有限公司 | 一种环保型脱醇室温硫化硅橡胶及其制备方法 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP15368191A patent/JP2669191B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04353567A (ja) | 1992-12-08 |
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