JPH0687756A - 食用植物由来の血中脂質調節剤 - Google Patents

食用植物由来の血中脂質調節剤

Info

Publication number
JPH0687756A
JPH0687756A JP4264158A JP26415892A JPH0687756A JP H0687756 A JPH0687756 A JP H0687756A JP 4264158 A JP4264158 A JP 4264158A JP 26415892 A JP26415892 A JP 26415892A JP H0687756 A JPH0687756 A JP H0687756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dietary fiber
lignin
cellulose
lipid
derived
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4264158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2814172B2 (ja
Inventor
Tsutomu Aritsuka
勉 有塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd filed Critical Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4264158A priority Critical patent/JP2814172B2/ja
Priority to CA002104174A priority patent/CA2104174A1/en
Priority to DE69328526T priority patent/DE69328526D1/de
Priority to EP93113155A priority patent/EP0586933B1/en
Priority to AU46143/93A priority patent/AU665269C/en
Publication of JPH0687756A publication Critical patent/JPH0687756A/ja
Priority to US08/336,757 priority patent/US5510337A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2814172B2 publication Critical patent/JP2814172B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 食用植物由来の食物繊維源から血中脂質調節
作用を有する構成成分を分離して、血中脂質調節剤を得
る。 【構成】 小麦ふすまなどの食物繊維源を酸またはアル
カリ処理して、水溶性繊維・非繊維分を分解除去し、非
水溶性の食物繊維であるセルロースとリグニンを主成分
とするものを作成する。この後、脱水・中和・脱水・洗
浄・乾燥・粉砕・篩別を行い、最終的に得られる生産物
はセルロースとリグニンを植物体中で本来有している繊
維間結合状態のままで50%以上含む。 【効果】 上記生産物を摂取することにより、ヒトのコ
レステロール、中性脂肪値を正常値に維持することが出
来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血中のコレステロー
ル、中性脂肪の上昇抑制または低下作用を有する食用植
物由来の血中脂質調節剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒトの血中脂質の値が高いと、アテロー
ム性動脈硬化症や虚血性心疾患の発現率を高めること
が、多くの疫学的研究の結果から明らかにされている。
また、血中脂質に影響する食事性因子は極めて多く、ほ
とんどすべての栄養素の量的、質的変動が関与している
と思われる。
【0003】近年、我が国における食生活の西洋化が進
み、これに伴って成人病が増加しているが、食生活と疫
病の関係において、ダイエタリーファイバー(食物繊
維)の重要性が唱えられている。そして、食物繊維の数
多くの疫学的及び実験的研究から、食物繊維は血中脂質
に大きく関与している食事成分であることが実証されて
いる。
【0004】しかし、これまでの研究報告では、血中脂
質、特にコレステロールの正常化効果については、食物
繊維の中では、ペクチンを始め、グァーガム、アラビア
ガム、コンニャクマンナンなどの水溶性の食物繊維に効
果があり、木材セルロース、小麦ふすま、大豆ファイバ
ーなどの非水溶性の食物繊維源にはその効果がないとい
う説が一般化している(辻啓介:「非栄養素と生体機
能」,吉田昭・杉本悦郎編,光生館,1987,PP.
36)。そして、その水溶性の食物繊維の効果発現は、
糞中へのステロール排泄促進作用によるとされている。
【0005】一方、非水溶性の食物繊維についても、血
中脂質の低下作用について報告が数多くあり、本発明者
等も、既にビートファイバーのその効果について報告し
ている(日本栄養食糧学会誌,42,295(198
9)、日本農芸化学会誌,66,88(1992)、特
願昭62ー49991号)。
【0006】このように、血中脂質調節作用がある、ま
たはその作用がないとする食物繊維に関する報告が氾濫
しているのが現状である。これは、調査及び試験方法に
統一性がないこと、これまでの報告の多くが、植物より
単離・精製した食物繊維を使用していること、並びに、
食物繊維は多種多様の物質であり、これらはそれぞれ特
有の物理的・化学的特性を有しており、これらの特性が
食物繊維の生理的効果の種類及び作用と密接に関係して
いることに起因しているかも知れない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実生活におい
ては、食物繊維は単離・精製されたものではなく、野
菜、果物、豆類、穀類、海草類というように、各種食物
繊維成分の複合体として摂取される。しかも、この複合
体が本来の意味での食物繊維であり、この全体的な特性
と生理的効果との関連を明らかにすることが重要であ
る。
【0008】いま、食用植物由来の食物繊維源の繊維成
分を示すと、表1の通りとなる。なお、%は重量%を意
味しており、本明細書で記す%はすべてこれに準ずる。
【0009】
【表1】
【0010】表1に示す如く、各種の食物繊維源は、起
源が異なるため、それぞれ特有の栄養生理的作用を有す
ると考えられるが、共通する食物繊維成分で構成されて
いることより、本発明者らは、共通する血中脂質調節作
用の発現機構があるものと推定した。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、食用植物由
来の食物繊維の血中脂質調節作用について鋭意研究した
結果、意外にも、食用植物由来の食物繊維源の非水溶性
食物繊維画分にその作用を有することを発見した。即
ち、食用植物の食物繊維の構成成分中、非水溶性成分で
あるセルロースとリグニンについて、それぞれ単離、精
製することなく、これらを主要構成成分とし、かつ、こ
れらが植物体中で本来有している繊維間の結合状態を保
持する様処理することにより、血中脂質調節作用が発現
することを見出した。この作用発現は、セルロースとリ
グニンの繊維間結合が植物体中で本来有している結合状
態のままにあることを必須とするものである。
【0012】
【作用】本発明の血中脂質調節剤は、食用植物由来の食
物繊維源を出発材料として作るものであり、表1に示す
如く、食用植物由来の食物繊維源は、その含有量の差こ
そあれ、繊維質成分として、非水溶性繊維質(セルロー
ス、リグニン)と水溶性繊維質(ヘミセルロース、ペク
チン)から成る。そして、この食用植物由来の食物繊維
について、共通の血中脂質調節作用を有する成分がない
かどうか、実験動物を用いて研究した結果、食用植物由
来の食物繊維は、セルロースとリグニンが植物体中で本
来有している繊維間結合を保持した状態でその主要構成
成分とすることにより、血中脂質調節作用の極めて高い
有効成分となり、この発明を完成させた。
【0013】つぎに、実験動物としてラットを用いたい
くつかの実験例について説明する。なお、ラットに給与
した基本飼料は、ヒトの食事条件に近づけるため、コレ
ステロールおよびコール酸無負荷の飼料を用いた。給与
した基本飼料の配合割合は表2に示す通りである。
【0014】
【表2】
【0015】実験は、4〜5週齢の幼若ラット7匹1群
とし、基本飼料を給与した対照区、基本飼料に食物繊維
源を0.3%〜10%添加した飼料を給与した試験区を
設けて実施した。飼育にあたり、給与飼料と水はとくに
制限することなく平常給与とし、実験開始時より、6週
目、12週目に尾部静脈より採血して、血清中のコレス
テロールおよび中性脂肪含量を測定した。また、12週
目に肝臓を摘出して、肝臓中の総脂質およびコレステロ
ール含量を測定した。
【0016】実験例1として、これまで血中脂質調節作
用が確認されていない小麦ふすまを、Van Soes
t法(J.Assoc.Off.Anal.Che
m.,46.829(1963))に基づき、酸性デタ
ージェント溶液で処理して、酸性デタージェント繊維
(セルロース+リグニン、以下ADFと略す)を得た
(収率13%)。この小麦ふすまのADFと小麦ふすま
の脂質代謝に及ぼす影響について調べた結果を表3に示
した。
【0017】
【表3】
【0018】表3に示す通り、小麦ふすま10%添加群
は、血清コレステロールおよび中性脂肪の値がともに、
対照区と同様に経時的に上昇しているのに対し、小麦ふ
すまのADF2%添加群は、添加量が少ないにもかかわ
らず、顕著な血清脂質低下作用を示し、また、その作用
は持続性を有している。肝臓中の総脂質およびコレステ
ロール含量についても、血清脂質と同様、小麦ふすまの
ADF2%添加群が顕著な肝脂質蓄積抑制作用を示して
いる。
【0019】上記の結果はこれまで報告されていない現
象であり、小麦ふすまのADF(セルロース+リグニ
ン)画分に血中脂質調節作用があり、一方、小麦ふすま
のADF画分以外の成分(水溶性繊維+非繊維質成分)
は、小麦ふすまが本来有している血中脂質調節作用を妨
害しているマイナス要因の成分であることを示唆してい
る。
【0020】実験例2では、食物繊維含量が高いビート
ファイバー(以下BDFと略す)を用い、BDFからヘ
ミセルロース+ペクチン、ADF、セルロース、リグニ
ンを分画し、BDFの構成繊維質含量(表1)に基づき
基本飼料(表2)に添加して、脂質代謝に及ぼす影響を
調査した。その結果を表4に示す。
【0021】
【表4】
【0022】表4に示す通り、BDF10%添加群は、
本発明者が先に出願した特願昭62ー49991号(特
開昭63ー216822号公報)で明らかにしたと同じ
く、顕著な血清脂質低下作用を示し、また、添加量が少
ないにもかかわらず実験例1と同様、BDFのADF
2.6%添加群も顕著な血清脂質低下作用を示した。し
かし、BDFの水溶性繊維画分であるペクチン+ヘミセ
ルロース5.6%添加群、またBDFの非水溶性繊維画
分であるセルロース2.3%添加群およびリグニン0.
3%添加群はその作用を示していない。
【0023】この結果は、BDFの血中脂質調節作用は
ADF(セルロース+リグニン)成分に依存しており、
水溶性繊維画分は関与していないことを示している。ま
た、ADFの血中脂質調節作用は、ADFをセルロース
とリグニンに単離した時、その作用を消失することよ
り、セルロースとリグニンが植物体中で本来有している
繊維間結合を保持した状態でいることによりBDFの血
中脂質調節作用が発現することが理解される。
【0024】実験例1および実験例2より、食用植物由
来の食物繊維源のセルロース+リグニン成分が、極めて
有効な血中脂質調節作用を有することが確認された。こ
のセルロース+リグニン成分は、それぞれ単離すること
なく、植物体中で本来有している繊維間結合の構成とす
ることが必須である。これを再確認するべく、他の食用
植物由来の食物繊維源について実験を行ったのが実験例
3であり、表5がその結果である。
【0025】
【表5】
【0026】実験例3では、食用植物由来の食物繊維源
として大豆ファイバー(以下SFと略す)、コーンふす
ま(以下CBと略す)およびアップルファイバー(以下
AFと略す)を用い、それぞれのADF画分を分離し、
基本飼料(表2)にそれぞれ2%添加した飼料をラット
に給与して脂質代謝に及ぼす影響を調べた。その結果
は、AF10%添加群は対照区より有意な血清脂質低下
作用を示したが、SF10%添加群およびCB10%添
加群は対照区と差はなかった。また、SF、CBおよび
AFからのADF2%添加群は、すべて顕著な血清脂質
低下作用を示した。
【0027】この結果より、構成繊維質成分として共通
性を有する食用植物由来の食物繊維源のADF(セルロ
ース+リグニン)画分は、確実に血中脂質調節作用を有
することを示し、これまで血中脂質調節作用が確認され
ていなかった食用植物由来の食物繊維源は、そのADF
成分以外の成分(水溶性繊維+非繊維質成分)によっ
て、その効果発現を妨害されていることを示している。
【0028】実験例3から明らかなように、食用植物由
来の食物繊維源から血中脂質調節作用を有する物質(血
中脂質調節剤)を得るためには、その繊維質組成が重要
である。特に、食物繊維含量が少ない食物繊維源、例え
ば、脱脂米糠、小麦ふすま、エンバクふすま、大豆ファ
イバーなどにおいては、水溶性繊維および非繊維質成分
が血中脂質に対して負の作用を示すため、これら食物繊
維源をそのまま使用しても、本発明の目的を達成するこ
とは出来ない。実験例4では、血中脂質調節作用の効果
を発現させる構成成分割合についての調査を行い、表6
の結果を得た。
【0029】
【表6】
【0030】実験例4は、食物繊維含量が少ないエンバ
クふすま(以下OBと略す)を用い、OB由来のADF
(セルロース+リグニン)含量が異なる食物繊維の脂質
代謝に及ぼす影響について調べたものである。なお、A
DF含量の異なるOB由来の食物繊維は、アルカリ分解
(常温、苛性ソーダ溶液使用)におけるアルカリ濃度お
よび処理時間を変え、分解処理後、中和・洗浄・乾燥し
て得たものである。その結果は、表6の通り、OBのA
DF含量が高くなるに従い血中脂質の低下作用は強くな
り、一方、ADF含量の少ない食物繊維はその作用を発
現しなかった。血中脂質調節作用を発現する食物繊維
は、ADF含量として少なくとも50%以上含有するこ
とを必須とすることが分かる。
【0031】本発明の、食用植物由来のADF(セルロ
ース+リグニン)成分を50%以上含む血中脂質調節剤
は、実験例4に示した如く、食用植物由来の食物繊維源
をアルカリ溶液で処理することにより容易に製造するこ
とが出来る。また、通常の食品添加物、例えば、苛性ソ
ーダ、アンモニア、塩酸、硫酸などのアルカリ剤および
酸を組合わせて使用することにより、食用植物由来の食
物繊維源中の水溶性繊維成分および非繊維質成分は容易
に分解除去が可能である。そして、血中脂質調節作用を
有しない上記成分を分解除去した後は、中和処理および
水洗・脱水・乾燥処理を行うことにより、本発明の食用
植物由来の血中脂質調節剤を得ることが出来る。そし
て、本発明で得られる血中脂質調節剤は、天然物である
食用植物を原料としているので、全く安全な物質であ
る。かように、本発明の血中脂質調節剤は、食用植物由
来のセルロース+リグニン成分を、植物体中で本来有し
ている繊維間結合の状態で50%以上含む食物繊維であ
り、これを乾燥粉末となし、適当な賦形剤などにより造
粒・糖衣の通常手段で賦形化してもよく、また、この乾
燥粉末を食品に直接添加してもよいものである。
【0032】
【実施例】
実施例1 市販の小麦ふすま粉末10kg(組成は表7に示す)と
0.5N−苛性ソーダ溶液120Lを200L容量攪拌
槽に入れ、50℃で24時間攪拌処理した。処理後の粉
粒物をナイロンクロスを用いて圧搾脱水し、その脱水粉
粒物を水道水80Lと混合し1Nー塩酸液でpH6.5
に調製した。pH調製後の粉粒物を圧搾脱水し、水道水
で3回洗浄・圧搾脱水処理を繰り返し、水分82%の粉
粒物10.2kgを得た。これを70℃で水分がおよそ
5%となるまで通風乾燥し、この後、ハンマーミルで粉
砕し、篩別して、粒径0.25mm以下の粉粒物(以
下、本発明品と称す)1.94kgを得た。本発明品の
組成は表7の通りで、セルロース48.4%、リグニン
13.9%を含有する。
【0033】
【表7】
【0034】実施例2 4週齢ラット21匹を3群(7匹/群)に分け、1群に
は基本飼料(表2)、2群には基本飼料に小麦ふすまを
10%添加した飼料、3群には基本飼料に実施例1で得
られた本発明品を4%添加した飼料を12週間不断給餌
した。試験開始時、6週目、12週目に尾部静脈より採
血し、血清中のコレステロール、中性脂肪の値を測定し
た。また、12週目に肝臓を摘出して、肝臓中の総脂質
およびコレステロールの含量を測定した。結果を表8に
示す。
【0035】
【表8】
【0036】表8の通り、本発明品の添加群は、基本飼
料群および小麦ふすま10%添加群に対して、有意に血
清脂質の上昇を抑制し、また肝脂質蓄積を抑制した。全
群とも12週間の体重増加量に差はなかった。
【0037】実施例3 高コレステロール血症を呈する39才の男性A(身長1
74cm、体重75kg)と52才の男性B(身長16
3cm、体重81kg)の二人に実施例1で得た本発明
品を1日3回食前に4g宛摂取させ、これを30日間継
続した。その間、食事内容および間食などは一切制限す
ることなく、平常時状態とした。この場合、小麦ふすま
由来のセルロース+リグニン成分の摂取量は1日当り約
7.5gとなる。
【0038】本発明品の摂取前および30日後の血漿コ
レステロール値は表9の通りであり、男性A、Bとも
に、本発明品の摂取により血漿コレステロール値の減少
が認められた。
【0039】
【表9】
【0040】
【発明の効果】本発明によって得られる、食用植物由来
のセルロース+リグニン成分を50%以上含む血中脂質
調節剤は、これを摂取することにより、ヒトの健康維持
(血中脂質の正常値維持)に貢献することが出来る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【表1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、食用植物由
来の食物繊維の血中脂質調節作用について鋭意研究した
結果、意外にも、食用植物由来の食物繊維源の非水溶性
食物繊維であるセルロースとリグニンの本来の結合体に
その作用を有することを発見し、本発明はこの知見に基
づいてなされたものである。本発明の第一の発明は、食
用植物由来の食物繊維源より分離したもので、セルロー
スとリグニンを主な構成成分とし、セルロースとリグニ
ンは植物体中の結合状態を維持している食物繊維を有効
成分とする血中脂質調節剤であり、また第二の発明は、
食物繊維源を食用植物由来の苛性ソーダ、アンモニア、
塩酸、硫酸などの食品添加物で処理し、中和、水洗、脱
水、乾燥したもので、セルロースとリグニンを主な構成
成分とし、セルロースとリグニンは植物体中の結合状態
を維持している食物繊維を有効成分とする血中脂質調節
剤であり、更に第三の発明は植物体中の結合状態を維持
したセルロースとリグニンの結合体が50重量%以上か
らなる食物繊維を有効成分とする血中脂質調節剤であ
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【作用】本発明の血中脂質調節剤は、食用植物由来の食
物繊維源を出発材料として作るものであり、表1に示す
如く、食用植物由来の食物繊維源は、その含有量の差こ
そあれ、食物繊維質成分として、非水溶性食物繊維質
(セルロース、リグニン)と水溶性食物繊維質(ヘミセ
ルロース、ペクチン)から成る。そして、この食用植物
由来の食物繊維について、共通の血中脂質調節作用を有
する成分がないかどうか、実験動物を用いて研究した結
果、食用植物由来の食物繊維は、セルロースとリグニン
保持している食物繊維間の結合状態を分離しない状態
でこれを主要構成成分とすることにより、血中脂質調節
作用の極めて高い有効成分となり、この発明を完成させ
た。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【表2】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】実験は、4〜5週齢の幼若ラット7匹を1
群とし、基本飼料を給与した対照区、基本飼料に食物繊
維源または食物繊維を0.3%〜10%添加した飼料を
給与した試験区を設けて実施した。飼育にあたり、給与
飼料と水はとくに制限することなく平常給与とし、実験
開始時より、6週目、12週目に尾部静脈より採血し
て、血清中のコレステロールおよび中性脂肪含量を測定
した。また、12週目に肝臓を摘出して、肝臓中の総脂
質およびコレステロール含量を測定した。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】実験例1 これまで血中脂質調節作用が確認されていない小麦ふす
まを、Van Soest法(J.Assoc.Of
f.Anal.Chem.,46,829(196
3))に基づき、酸性デタージェント溶液で処理して、
酸性デタージェント繊維(セルロース+リグニン、以下
ADFと略す)を得た(収率13%)。この小麦ふすま
及び小麦ふすま由来のADFの脂質代謝に及ぼす影響に
ついて調べた結果を表3に示した。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】表3に示す通り、小麦ふすま10%添加群
は、血清コレステロールおよび中性脂肪の値がともに、
対照区と同様に経時的に上昇しているのに対し、小麦ふ
すま由来のADF2%添加群は、添加量が少ないにもか
かわらず顕著な血中脂質低下作用を示し、また、その作
用は持続性を有している。肝臓中の総脂質およびコレス
テロール含量についても、血中脂質と同様、小麦ふすま
由来のADF2%添加群が顕著な肝臓中の総脂質蓄積抑
制作用を示している。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】上記の結果はこれまで報告されていない現
象であり、小麦ふすま由来のADFに血中脂質調節作用
があり、一方、小麦ふすま由来のADF以外の成分(水
溶性食物繊維、非食物繊維質成分)は、小麦ふすま由来
のADFが本来有している血中脂質調節作用を妨害して
いるマイナス要因の成分であることを示唆している。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】実験例2 食物繊維含量が高いビートファイバー(以下BDFと略
す)を用い、BDFから水溶性食物繊維(ヘミセルロー
ス、ペクチン)とADFを分画した。そして、ADFの
一部からセルロースとリグニンをそれぞれ単離した。前
記それぞれの成分をBDFの構成食物繊維質含量(表
1)に基づき基本飼料(表2)に添加して、脂質代謝に
及ぼす影響を調査した。その結果を表4に示す。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】
【表4】
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】表4に示す通り、BDF10%添加群は、
本発明者が先に出願した特願昭62−49991号(特
開昭63−216822号公報)で明らかにしたと同じ
く、顕著な血脂質低下作用を示し、また、添加量が少
ないにもかかわらず実験例1と同様、BDFのADF
2.6%添加群も顕著な血脂質低下作用を示した。し
かし、BDFの水溶性食物繊維5.6%添加群、またB
DFの非水溶性食物繊維であるセルロース2.3%添加
群及びリグニン0.3%添加群はその作用を示していな
い。更に、セルロース2.3%とリグニン0.3%を単
純に混合して添加した群もその作用を示していない
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】この結果は、BDFの血中脂質調節作用は
ADF(セルロース+リグニン)に依存しており、水溶
食物繊維は関与していないことを示している。また、
ADFの血中脂質調節作用は、ADFをセルロースとリ
グニンに単離した時にはその作用を消失し、単離した
ルロースとリグニンを混合してもその作用を顕さないこ
とより、セルロースとリグニンが個々に単離した状態で
混在しているものでは血中脂質調節作用は期待できず、
両成分が単離していない状態にあるときにその作用が発
現することが云える。これらのことよりADF中におけ
るセルロースとリグニンの二成分は結合状態にあること
が容易に理解される。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】実験例3 実験例1および実験例2より、食用植物由来の食物繊維
である小麦ふすまとBDFのADFが、特異的に血中
脂質調節作用を有することが確認された。そして、この
場合にADF中のセルロースとリグニンの二成分はそれ
ぞれ単離しているものではなく、少なくとも結合状態に
あることを必須とする。以上のことを再確認するべく、
更に他の食用植物由来の食物繊維源を基本飼料(表2)
に添加し、実験を行ったのが実験例3であり、表5がそ
の結果である。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】本実験例では、食用植物由来の食物繊維源
として大豆ファイバー(以下SFと略す)、コーンふす
ま(以下CBと略す)およびアップルファイバー(以下
AFと略す)を用い、それぞれのADFを分離し、基本
飼料(表2)にそれぞれ2%添加した飼料をラットに給
与して脂質代謝に及ぼす影響を調べた。その結果は、A
F10%添加群は対照区より有意な血脂質低下作用を
示したが、SF10%添加群およびCB10%添加群は
対照区と差はなかった。また、SF、CBおよびAFか
らのADF2%添加群は、すべて顕著な血脂質低下作
用を示した。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】この結果より、構成食物繊維質成分として
共通性を有する食用植物由来の食物繊維源のADFは、
確実に血中脂質調節作用を有することを示し、これまで
血中脂質調節作用が確認されていなかった食用植物由来
の食物繊維源は、そのADF成分以外の成分(水溶性
繊維、非食物繊維質成分)によって、その効果発現を
妨害されていることを示している。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】実験例3から明らかなように、食用植物由
来の食物繊維源から血中脂質調節作用を有する物質(血
中脂質調節剤)を得るためには、その食物繊維質組成が
重要である。特に、食物繊維含量が少ない食物繊維源、
例えば、脱脂米糠、小麦ふすま、エンバクふすま、大豆
ファイバーなどにおいては、水溶性食物繊維および非
繊維質成分が血中脂質に対して負の作用を示すため、
これら食物繊維源をそのまま使用しても、本発明の目的
を達成することは出来ない結果を得た。これは上記実験
例1、2の結果と同様である。 実験例4 この実験では 血中脂質調節作用の効果を発現させる構成
成分割合についての調査を行い、表6の結果を得た。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【表6】
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】実験例では、食物繊維含量が少ないエン
バクふすま(以下OBと略す)を用い、OB由来のAD
F含量が異なる食物繊維の脂質代謝に及ぼす影響につい
て調べた。なお、ADF含量の異なるOB由来の食物繊
維は、アルカリ分解(常温、苛性ソーダ溶液使用)にお
けるアルカリ濃度および処理時間を変え、分解処理後、
中和・洗浄・乾燥して得たものである。その結果は、表
6の通り、OBのADF含量が高くなるに従い血中脂質
の低下作用は強くなり、一方、ADF含量の少ない食物
繊維はその作用を発現しなかった。本実験例の結果か
、血中脂質調節作用を発現する食物繊維はADF含量
として50%以上含有することを必須とすることが分か
る。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】本発明の、食用植物由来のADF成分を5
0%以上含む血中脂質調節剤は、実験例4に示した如
く、食用植物由来の食物繊維源をアルカリ溶液で処理す
ることにより容易に製造することが出来る。また、通常
の食品添加物、例えば、苛性ソーダ、アンモニア、塩
酸、硫酸などのアルカリ剤および酸を使用することによ
り、食用植物由来の食物繊維源中の水溶性食物繊維成分
および非食物繊維質成分は容易に分解除去が可能であ
る。そして、食品添加物で処理して血中脂質調節作用を
有しない上記成分を分解除去した後は、中和処理および
水洗・脱水・乾燥処理を行うことにより、本発明の食用
植物由来の血中脂質調節剤を得ることが出来る。そし
て、本発明で得られる血中脂質調節剤は、天然物である
食用植物を原料としているので、全く安全な物質であ
る。かように、本発明の血中脂質調節剤は、食用植物由
来のセルロース+リグニン成分を、植物体中で本来有し
ている繊維間結合の状態で50%以上含む食物繊維であ
り、これを乾燥粉末となし、適当な賦形剤などにより造
粒・糖衣の通常手段で賦形化してもよく、また、この乾
燥粉末を食品に直接添加してもよいものである。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】実施例1 市販の小麦ふすま粉末10kg(組成は表7に示す)と
0.5N−苛性ソーダ溶液120Lを200L容量攪拌
槽に入れ、50℃で24時間攪拌処理した。処理後の粉
粒物をナイロンクロスを用いて圧搾脱水し、その脱水粉
粒物を水道水80Lと混合し1N−塩酸液でpH6.5
に調した。pH調後の粉粒物を圧搾脱水し、水道水
による洗浄・圧搾脱水処理を3回繰り返し、水分82%
の粉粒物10.2kgを得た。これを70℃で水分がお
よそ5%となるまで通風乾燥し、この後、ハンマーミル
で粉砕し、篩別して、粒径0.25mm以下の粉粒物
(以下、本発明品と称す)1.94kgを得た。本発明
品の組成は表7の通りで、セルロース48.4%、リグ
ニン13.9%を含有する。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】
【発明の効果】本発明による、食用植物由来の食物繊維
源のADFを有効成分として含む血中脂質調節剤は、こ
れを摂取することにより、ヒトの健康維持(血中脂質の
正常値維持)に貢献することが出来る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食用植物由来の食物繊維源よりセルロー
    スとリグニンを主な構成成分とする食物繊維を分離した
    ものであって、該食物繊維中のセルロースとリグニンの
    繊維間結合が植物体中で本来有している結合状態にある
    ことを特徴とする血中脂質調節剤。
  2. 【請求項2】 食用植物由来の食物繊維源よりセルロー
    スとリグニンを主な構成成分として分離した食物繊維で
    あって、食物繊維中のセルロースとリグニンの合計含量
    が50重量%以上であることを特徴とする血中脂質調節
    剤。
JP4264158A 1992-09-08 1992-09-08 食用植物由来の血中脂質調節剤 Expired - Fee Related JP2814172B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4264158A JP2814172B2 (ja) 1992-09-08 1992-09-08 食用植物由来の血中脂質調節剤
CA002104174A CA2104174A1 (en) 1992-09-08 1993-08-16 Agents for suppression or lowering of blood lipids
DE69328526T DE69328526D1 (de) 1992-09-08 1993-08-17 Mittel zur Abschaffung oder Senkung des Blutcholesterols
EP93113155A EP0586933B1 (en) 1992-09-08 1993-08-17 Agents for suppression or lowering of blood lipids
AU46143/93A AU665269C (en) 1992-09-08 1993-09-06 Agents for suppression or lowering of blood lipids
US08/336,757 US5510337A (en) 1992-09-08 1994-11-08 Agents for suppression or lowering of blood lipids

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4264158A JP2814172B2 (ja) 1992-09-08 1992-09-08 食用植物由来の血中脂質調節剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0687756A true JPH0687756A (ja) 1994-03-29
JP2814172B2 JP2814172B2 (ja) 1998-10-22

Family

ID=17399272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4264158A Expired - Fee Related JP2814172B2 (ja) 1992-09-08 1992-09-08 食用植物由来の血中脂質調節剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2814172B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005145866A (ja) * 2003-11-14 2005-06-09 Japan Science & Technology Agency 脂質代謝改善剤
JP2007254440A (ja) * 2006-03-27 2007-10-04 Ihara Suisan Kk 脂質代謝調節剤及び脂質代謝調節食品

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55141415A (en) * 1979-04-24 1980-11-05 Boosoo Yushi Kk Substance controlling the increase in serum cholosterol, which is separated from defatted rice bran
JPS5721324A (en) * 1980-07-16 1982-02-04 Nippon Shokuhin Kako Kk Serum cholesterol increase suppressing substance
JPS63185931A (ja) * 1987-01-28 1988-08-01 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 精製小麦麩の製造法
JPS63216822A (ja) * 1987-03-06 1988-09-09 Nippon Beet Sugar Mfg Co Ltd 血中および肝臓の脂質蓄積抑制剤

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55141415A (en) * 1979-04-24 1980-11-05 Boosoo Yushi Kk Substance controlling the increase in serum cholosterol, which is separated from defatted rice bran
JPS5721324A (en) * 1980-07-16 1982-02-04 Nippon Shokuhin Kako Kk Serum cholesterol increase suppressing substance
JPS63185931A (ja) * 1987-01-28 1988-08-01 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 精製小麦麩の製造法
JPS63216822A (ja) * 1987-03-06 1988-09-09 Nippon Beet Sugar Mfg Co Ltd 血中および肝臓の脂質蓄積抑制剤

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005145866A (ja) * 2003-11-14 2005-06-09 Japan Science & Technology Agency 脂質代謝改善剤
JP2007254440A (ja) * 2006-03-27 2007-10-04 Ihara Suisan Kk 脂質代謝調節剤及び脂質代謝調節食品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2814172B2 (ja) 1998-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Michel et al. Preparation and characterisation of dietary fibre from sugar beet pulp
JP2542462B2 (ja) 可溶性繊維を含む糖組成物
CA2007282C (en) Beta-glucane enriched alimentary fiber and a process for preparing the same
US5183677A (en) Beta-glucane enriched alimentary fiber
JP2787252B2 (ja) 大腸癌抑制剤
JPS6027365A (ja) 水溶性食物繊維の製造方法
EP0586933B1 (en) Agents for suppression or lowering of blood lipids
JPH0687756A (ja) 食用植物由来の血中脂質調節剤
WO2007119694A1 (ja) パーム椰子果実及び/またはその中果皮絞り粕の処理方法
JPH06340532A (ja) 血中脂質の上昇抑制又は低減剤
JPH0699317B2 (ja) 血中および肝臓の脂質蓄積抑制剤
JP2010514910A (ja) デンプンの製造方法
JPS61103832A (ja) 飲食品中に含有する消化吸収毒性能除去剤
JP2002369658A (ja) ペットフード
JPS591243B2 (ja) 脱脂米ぬかより分取した血清コレステロ−ル上昇抑制物質
JPH0761952B2 (ja) 精製小麦麩の製造法
JPH01132352A (ja) コレステロ−ル上昇抑制剤および同剤を含有した健康食品
JP3493585B2 (ja) 血圧低下及び血清中性脂肪濃度低下剤
JPS591689B2 (ja) 血清コレステロ−ル上昇抑制物質
JPS6379575A (ja) 食物繊維含有食品
JPH0678236B2 (ja) 肝機能活性化物質
DE6892C (de) Modificirtes Verfahren der Isolirung und Mischung der Bestandtheile aus den Getreidesamen
JPH0466537B2 (ja)
JPH03160973A (ja) 食物繊維新素材の製造方法
Monyo et al. Potential Methods for Improving the Nutritive Value of High-Tannin Sorghums in Tanzania

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees