JPH0687545A - 紙葉類の繰出機構 - Google Patents

紙葉類の繰出機構

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Publication number
JPH0687545A
JPH0687545A JP24022792A JP24022792A JPH0687545A JP H0687545 A JPH0687545 A JP H0687545A JP 24022792 A JP24022792 A JP 24022792A JP 24022792 A JP24022792 A JP 24022792A JP H0687545 A JPH0687545 A JP H0687545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
arm
paper
gate
eccentric cam
Prior art date
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Pending
Application number
JP24022792A
Other languages
English (en)
Inventor
孝夫 ▲楡▼木
Takao Nireki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲートローラ方式による紙葉類の繰出機構に
おいて、繰出異常を起こした紙を排除可能にしゲートロ
ーラ部でのジャムを自動復旧させる。 【構成】 高摩擦体で表面を構成し繰出方向には回転し
ないセパレートローラ13を、揺動自在なアーム15で
支持する。このアーム15はモータ21により回転駆動
される偏心カム18にスプリング17により圧接され偏
心カム18の回転によりアーム15が揺動し、セパレー
トローラ13が動きゲートローラの隙間が開閉する。ゲ
ートローラで目詰まりが発生すると、モータ21に駆動
された偏心カム18が回転しセパレータローラ13が退
避する。この時の退避量は偏心カム18の回転量を検出
する検出器により制御され、この動作によりジャムを排
除し自動復旧を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金融端末等に使用される
現金処理装置に関し、特に紙幣等の紙葉類の繰出機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の紙葉類の繰出機構は、紙
葉類を一枚ずつハク離しながら繰出すために、ウレタン
ゴムなどの高摩擦体で表面を形成し、かつ繰出方向には
回転しないセパレートローラを具備している。繰出時
は、繰出そうとする紙葉類に押圧したピックアップロー
ラにより先頭の紙に搬送力が与えられ、セパレートロー
ラと、これに対向しピックアップローラと同一方向に回
転駆動されたフィードローラで構成されたゲートローラ
部に搬送される。
【0003】この時、先頭の紙とそれ以降の紙の間にも
摩擦力が存在するため、複数枚の紙がゲートローラ部ま
で搬送されるので、ゲートローラ部で先頭の一枚だけを
ハク離する必要がある。フィードローラとセパレートロ
ーラは紙が一枚だけ通過するのに必要な隙間が設けら
れ、2枚目以降の紙はセパレートローラ表面の高摩擦体
により搬送が阻害され重送を防止する。
【0004】従って、この隙間は広すぎれば重送が発生
し狭すぎれば円滑に繰出せずゲートで目詰りを起こすた
め、ある適正な値に設定しなければならず、一般にはセ
パレートローラ側に調整機構を設けて適正値に調整後に
セパレートローラを固定し運用するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のゲートロー
ラ方式による紙葉類の繰出機構では、ゲートローラの隙
間を一定に保つため、セパレートローラを機械的に固定
する構造になっている。従って、堆積された紙葉類の中
に折れのある紙や腰の弱い紙などの異常媒体が混入し、
これが原因で繰出時にゲートローラ部でジャムが発生す
ると、ゲートローラ部に詰まり排除できないという問題
があった。この障害が起きると、人手によって目詰りし
た紙を取除かないと装置が復旧しなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の紙葉類の繰出機
構は、堆積された紙葉類をピックアップローラとゲート
ローラを介し一枚ずつ繰出す紙葉類の繰出機構におい
て、表面に高摩擦体を配し繰出方向には回転を抑止され
た少なくとも1個以上のセパレートローラと、このセパ
レートローラを各々支持し独立して揺動自在に保持され
たアームと、このアームに各々当接しアームを揺動させ
るカムと、このカムの回転量を検出する検出器と、前記
アームを対向するカムに各々圧接するためのスプリング
と、前記アームを対向するカムに各々圧接するためのス
プリングと、前記カムを固着したカムシャフトに回転を
与える駆動源を有することを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は本発明の一実施例である。紙葉類1
がボックス2の内に堆積され、フロア3がタイミングベ
ルト4を介しモータ5により上下に駆動される。
【0009】堆積された紙葉類1を繰出す時には、フロ
ア3が上昇することで先頭の紙がピックアップローラ6
に押圧される。ピックアップローラ6はゲートローラの
一方を構成するフィードローラ7の支軸上に回転自在に
支持されたキャリア8に支持されスプリング9により紙
葉類1に押圧される。更に、フィードローラ7とタイミ
ングベルト10で連結され、フィードローラ7はタイミ
ングベルト11を介しモータ12に連結されて繰出時に
は矢印方向に駆動される。
【0010】次に繰出時に重送を防止し2枚目以降の紙
をハク離するためのセパレートローラ13が支軸14上
に回転自在に支持されたアーム15に装置されている。
セパレートローラ13は、表面の摩擦係数を高くしなけ
ればならないため、外周はウレタンゴムで構成される。
【0011】更に、繰出方向には回転させないために支
軸14とはワンウェイクラッチを介してかん合されてお
り、矢印方向への回転を許すことでセパレートローラ1
3表面の片減りを防止する。またアーム15にはアジャ
ストボルト16が個々に取付けられ、アーム15を、図
2に示すように傾けることでセパレートローラ13を動
かしフィードローラ7との隙間を調整する。
【0012】この隙間は、紙一枚が円滑に通過できかつ
重送が起きない範囲に設定される。更にアーム15はス
プリング17により一方向に付勢され通常はアジャスト
ボルト16がストッパに突き当たりアーム15の位置が
決まる。
【0013】更にアーム15の近傍に偏心カム18を固
着したカムシャフト19が実装され、タイミングベルト
20を介しモータ21で回転駆動されるとともに、偏心
カム18がアーム15に装着されたフォロア22と当接
しアーム5を揺動させる。
【0014】次に動作原理について説明する。
【0015】通常の繰出動作では、まずフロア3を上昇
させて堆積した紙葉類1をピックアップローラ6に押圧
する。この時、繰出に必要な摩擦力はスプリング9によ
り管理されるため、堆積した紙の量に関係なくほぼ一定
の搬送力が確保される。
【0016】次にモータ12に通電し、ピックアップロ
ーラ6とフィードローラ7が矢印方向に回転駆動されて
搬送される。しかし紙と紙の間にも摩擦力が存在するた
めゲートローラ部までは先頭の紙だけではなく2枚目以
降の紙もつれ出され、セパレーローラ13により重送さ
れた紙をハク離し、先頭の紙だけがゲートローラ部を通
過する。
【0017】更に、フィードローラ7の支軸上には同一
外径のアイドルローラが装着されており、繰出された紙
の先端がこのアイドルローラとドライブローラ23に挟
持されると同時にセンサ24を遮光しこれをもってモー
タ12の通電を切り、一枚だけを繰出すことになる。ま
た、連続して繰出す場合はセンサ24を先行する紙の後
端が通過した後、上述した動作を繰返す。
【0018】この動作の途中で、堆積された紙の中に折
れた紙などの異常媒体の混入により、ゲートローラ部で
ジャムが発生し目詰まりが起きると、モータ12の通電
を切った後、モータ21に通電し、偏心カム18を回転
させアーム15を押込み、セパメレートローラ13を必
要な量だけ退避させゲートローラ部の隙間を拡げて繰出
すことで目詰まりした紙を排除し自動的に復旧させるこ
とができる。この時セパレートローラ13の退避量は、
モータ21のロータ軸に取付けたエンコーダ25とイン
タラプタ26により検出され制御される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、セパレー
トローラをモータによって開閉自在な機構とすることで
繰出時にゲートローラ部2ジャムが発生してもゲートロ
ーラの隙間を拡げて詰まった紙を排除できる。これによ
り、今までの様にゲートローラ部でのジャムを人手を介
さず自動復旧できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1に示した実施例の動作原理図である。
【符号の説明】
1 紙葉類 2 ボックス 3 フロア 4,10,11,20 タイミングベルト 5,12,21 モータ 6 ピックアップローラ 7 フィードローラ 8 キャリア 9,17 スプリング 13 セパレートローラ 14 支軸 15 アーム 16 アジャストボルト 18 偏心カム 19 カムシャフト 22 フォロア 23 ドライブローラ 24 センサ 25 エンコーダ 26 インタラプタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】堆積された紙葉類をピックアップローラと
    ゲートローラを介し一枚ずつ繰出す紙葉類の繰出機構に
    おいて、 表面に高摩擦体を配し繰出方向には回転を抑止された少
    なくとも1個以上のセパレートローラと、 このセパレートローラを各々支持し独立して揺動自在に
    保持されたアームと、 このアームに各々当接しアームを揺動させるカムと、 このカムの回転量を検出する検出器と、 前記アームを対向するカムに各々圧接するためのスプリ
    ングと、 前記アームを対向するカムに各々圧接するためのスプリ
    ングと、 前記カムを固着したカムシャフトに回転を与える駆動源
    を有することを特徴とする紙葉類の繰出機構。
JP24022792A 1992-09-09 1992-09-09 紙葉類の繰出機構 Pending JPH0687545A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24022792A JPH0687545A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 紙葉類の繰出機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24022792A JPH0687545A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 紙葉類の繰出機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0687545A true JPH0687545A (ja) 1994-03-29

Family

ID=17056345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24022792A Pending JPH0687545A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 紙葉類の繰出機構

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JP (1) JPH0687545A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990511