JPH068741U - ガスエンジンの制御装置 - Google Patents

ガスエンジンの制御装置

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Publication number
JPH068741U
JPH068741U JP4549492U JP4549492U JPH068741U JP H068741 U JPH068741 U JP H068741U JP 4549492 U JP4549492 U JP 4549492U JP 4549492 U JP4549492 U JP 4549492U JP H068741 U JPH068741 U JP H068741U
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JP
Japan
Prior art keywords
gas engine
load
governor
driven
governor valve
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Pending
Application number
JP4549492U
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English (en)
Inventor
誠 中村
敏男 上岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP4549492U priority Critical patent/JPH068741U/ja
Publication of JPH068741U publication Critical patent/JPH068741U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被駆動部の負荷変動時におけるガスエンジン
に対する制御の応答性を向上させる。 【構成】 ガスエンジン2の複数台並設した各シリンダ
12に供給する燃料ガスの流路14に、流量調節可能に
シリンダ12毎に設けたガバナ弁3と、これらのガバナ
弁3を駆動して、その開度を変えさせる駆動部4と、ガ
スエンジン2により駆動される被駆動部の一例である発
電機13の負荷が増大したときには、ガバナ弁3の開度
を大きくさせる一方、この負荷が低減したときには、開
度を小さくさせるように駆動部4に対して操作信号を出
力するガバナ19とを設けて形成してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば電力送電系統に接続した常用発電機を駆動するガスエンジン の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図3に示すガスエンジン11が公知であり、都市ガス、プロパンガス等 を燃料とし、複数台並設したシリンダ12を備え、シリンダ12により、例えば 発電機13を駆動している。各シリンダ12の吸込側には、燃料ガス供給流路1 4の一部を構成する燃料ガスヘッダ15が接続しており、この燃料ガスヘッダ1 5の入口部には、燃料ガス供給量を調節するためのガバナ弁16が設けてある。 一方、各シリンダ12の排気側には、排気ヘッダー17が接続してある。また、 ガバナ弁16の駆動部18はガバナ19により制御されるようになっている。 そして、燃料ガス供給流路14より、ガバナ弁16,燃料ガスヘッダ15を介 して各シリンダ12に燃料ガスを供給して、燃焼させることにより発電機13を 駆動し、排気ガスヘッダ17より大気に排気ガスを放出している。
【0003】 また、ガスエンジン11が一定速度で運転しているときに、発電機13の負荷 が変動すると、ガスエンジン11の回転速度が一定となるようにガバナ19によ り駆動部18を介してガバナ弁16の開度を調節するようになっている。即ち、 負荷が大きくなると、燃料ガス供給量が一定の場合、ガスエンジン11の回転速 度は低下するので、これを一定に保つためにガバナ弁16の開度を大きくして、 燃料ガスヘッダ15内の圧力を上げ、より多くの燃料ガスを各シリンダ12に流 入させることにより、ガスエンジン11の発生トルクを増大させる一方、負荷が 小さくなった場合、ガバナ弁16の開度を小さくして上記とは逆の制御が行われ る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 上記従来の装置では、燃料ガスヘッダ15の容積が大きいため、ガバナ弁16 が作動しても、燃料ガスヘッダ15内の圧力が意図するように上昇、或は降下せ ず、各シリンダ12への燃料供給量が増加、或は減少するまでに時間がかかり過 ぎる。このため、ガスエンジン11の回転速度の変動幅が大きくなり、上記のよ うに被駆動部が発電機13の場合は、全負荷遮断時、即ち負荷を瞬時に100% から0%にしたときにオーバースピード状態となり、ガスエンジン11が非常停 止することがあるという問題がある。 本考案は、斯る従来の問題点を課題としてなされたもので、被駆動部の負荷変 動時におけるガスエンジンに対する制御の応答性を向上させて、例えばこの負荷 を瞬時に0%にするような急激な負荷変動が生じても、ガスエンジンのオーバー スピード、それに伴う非常停止の発生を防止することを可能としたガスエンジン の制御装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、ガスエンジンの複数台並設した各シリ ンダに供給する燃料ガスの流路に、流量調節可能にシリンダ毎に設けたガバナ弁 と、これらのガバナ弁を駆動して、その開度を変えさせる駆動部と、上記ガスエ ンジンにより駆動される被駆動部の負荷が増大したときには、上記ガバナ弁の開 度を大きくさせる一方、上記負荷が低減したときには、上記開度を小さくさせる ように上記駆動部に対して操作信号を出力するガバナとを備えた構成とした。
【0006】
【作用】
上記考案のように構成することにより、被駆動部の負荷変動時におけるガスエ ンジンに対する制御の応答性が向上して、ガスエンジンの回転速度の変動幅が小 さくなる。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。 図1は、本考案の第1実施例に係る制御装置1を備えたガスエンジン2を示し 、図3に示す装置と互いに共通する箇所には同一番号を付して説明を省略する。 本実施例では、ガバナ弁3、およびその駆動部4を各シリンダ12毎に設けて 形成してある。 そして、斯る構成により、ガバナ弁3と各シリンダ12との間の配管容積を小 さくして、被駆動部、例えば発電機13の負荷変動時にガバナ19からの信号に よりガバナ弁3が作動すると、直ちに各シリンダ12への燃料ガス供給量が増大 、或は減少するようにしてある。この結果、ガスエンジン2に対する制御の応答 性が向上し、負荷変動時のガスエンジン2の回転速度の変動幅は小さくなり、ガ スエンジン2のオーバースピード、それに伴う非常停止という事態の発生は回避 される。
【0008】 図2は、本考案の第2実施例に係る制御装置1aを備えたガスエンジン2aを 示し、図1に示す装置と互いに共通する箇所には同一番号を付して説明を省略す る。 本実施例では、ガバナ弁5を各シリンダ12毎に設ける一方、これらのガバナ 弁5全体を連動手段、例えばリンク機構6を介して作動させる一つの駆動部7を 設けて形成してある。 そして、斯る構成により、第1実施例と同様の作用を生じるようになっている 。 なお、上記実施例では、ガスエンジン2,2aによる被駆動部が発電機13で ある場合について説明したが、本考案は、被駆動部を何等限定するものでなく、 発電機13以外を対象とするガスエンジンに適用する装置も含むものである。
【0009】
【考案の効果】
以上の説明より明らかなように、本考案によれば、ガスエンジンの複数台並設 した各シリンダに供給する燃料ガスの流路に、流量調節可能にシリンダ毎に設け たガバナ弁と、これらのガバナ弁を駆動して、その開度を変えさせる駆動部と、 上記ガスエンジンにより駆動される被駆動部の負荷が増大したときには、上記ガ バナ弁の開度を大きくさせる一方、上記負荷が低減したときには、上記開度を小 さくさせるように上記駆動部に対して操作信号を出力するガバナとを備えた構成 としてある。 このため、被駆動部の負荷変動時におけるガスエンジンに対する制御の応答性 が向上して、例えばこの負荷を瞬時に0%にするような急激な負荷変動が生じて も、ガスエンジンの回転速度の変動幅が小さくなり、この結果ガスエンジンのオ ーバースピード、それに伴う非常停止の発生を防止することが可能になるという 効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例に係る制御装置を備えた
ガスエンジンの全体構成図である。
【図2】 本考案の第2実施例に係る制御装置を備えた
ガスエンジンの全体構成図である。
【図3】 本考案の第2実施例に係る制御装置を備えた
ガスエンジンの全体構成図である。
【符号の説明】
1,1a 制御装置 2,2a ガスエンジン 3,5 ガバナ弁 4,7 駆動部 12 シリンダ 14 燃料ガス供給流路 19 ガバナ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスエンジンの複数台並設した各シリン
    ダに供給する燃料ガスの流路に、流量調節可能にシリン
    ダ毎に設けたガバナ弁と、これらのガバナ弁を駆動し
    て、その開度を変えさせる駆動部と、上記ガスエンジン
    により駆動される被駆動部の負荷が増大したときには、
    上記ガバナ弁の開度を大きくさせる一方、上記負荷が低
    減したときには、上記開度を小さくさせるように上記駆
    動部に対して操作信号を出力するガバナとを備えたこと
    を特徴とするガスエンジンの制御装置。
JP4549492U 1992-06-30 1992-06-30 ガスエンジンの制御装置 Pending JPH068741U (ja)

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JP4549492U JPH068741U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 ガスエンジンの制御装置

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JP4549492U JPH068741U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 ガスエンジンの制御装置

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JPH068741U true JPH068741U (ja) 1994-02-04

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ID=12720957

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JP4549492U Pending JPH068741U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 ガスエンジンの制御装置

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JP (1) JPH068741U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016075166A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 Jfeエンジニアリング株式会社 ガスエンジンのガス弁動作制御方法及びガスエンジン
JP2016075165A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 Jfeエンジニアリング株式会社 ガスエンジンのガス弁動作制御方法及びガスエンジン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016075166A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 Jfeエンジニアリング株式会社 ガスエンジンのガス弁動作制御方法及びガスエンジン
JP2016075165A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 Jfeエンジニアリング株式会社 ガスエンジンのガス弁動作制御方法及びガスエンジン

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