JPH0687252U - 振出キャップ - Google Patents
振出キャップInfo
- Publication number
- JPH0687252U JPH0687252U JP3439593U JP3439593U JPH0687252U JP H0687252 U JPH0687252 U JP H0687252U JP 3439593 U JP3439593 U JP 3439593U JP 3439593 U JP3439593 U JP 3439593U JP H0687252 U JPH0687252 U JP H0687252U
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- Japan
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- walls
- swing
- top wall
- window hole
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 振り出し目標が定め易く、ワンタッチで振出
孔の開閉を行え、しかも安価に製造できる優れた振出キ
ャップを提案する。 【構成】 装着部頂壁8中央部に正六角形状の窓孔9を
穿設するとともに、該窓孔9上部に各々中央部に傾斜下
降し且つ振出孔13を穿設してなる頂壁3B,4Bを有する前
後一対の開閉振出部3,4と、各振出部の開閉状態を各
々維持させて上下に反転する左右一対の反転壁5,6を
設けてなり、上記各反転壁5,6の弾性反転により、上
記各振出部3,4を上方起立状態より各頂壁3B,4Bの当
接状態に反転可能に構成した。
孔の開閉を行え、しかも安価に製造できる優れた振出キ
ャップを提案する。 【構成】 装着部頂壁8中央部に正六角形状の窓孔9を
穿設するとともに、該窓孔9上部に各々中央部に傾斜下
降し且つ振出孔13を穿設してなる頂壁3B,4Bを有する前
後一対の開閉振出部3,4と、各振出部の開閉状態を各
々維持させて上下に反転する左右一対の反転壁5,6を
設けてなり、上記各反転壁5,6の弾性反転により、上
記各振出部3,4を上方起立状態より各頂壁3B,4Bの当
接状態に反転可能に構成した。
Description
【0001】
本考案は振出キャップに関し、詳しくは、粉末等を収納した容器体に装着して 振出孔より内容物を振り出すための振出キャップに関する。
【0002】
粉末等を振り出す目的で容器体に装着させた振出キャップとして、例えば、容 器体口頚部外周に嵌合させた周壁上端より口頚部上端開口を閉塞する頂壁を延設 するとともに、該頂壁に多数の振出孔を穿設してなる本体と、該本体上面を開閉 可能に設けた蓋体とからなるものが知られている。
【0003】 しかしながら、従来の振出キャップは水平な頂壁に穿設した振出孔より内容物 を振り出すため、振り出した内容物が分散し過ぎる等目標が定め難い欠点がある 。
【0004】 本考案は振り出し目標が定め易く、ワンタッチで振出孔の開閉を行え、しかも 安価に製造出来る振出キャップを提案するものである。
【0005】
本考案振出しキャップは上記課題を解決するため、周壁7上端縁より頂壁8を 延設するとともに、頂壁8中央部に正六角形状の窓孔9を穿設してなる装着部2 と、上記窓孔9上部に開閉可能に設けた前後一対の開閉振出部3,4と、各振出 部の開閉状態を各々維持させる左右一対の反転壁5,6とからなり、上記振出部 3,4は、窓孔9前後辺部に各々下端縁を折り曲げ可能に連結して上方へ起立す る矩形板状の垂壁3A,4Aと、各垂壁上端縁より各々中心側へ傾斜下降して端縁相 互を中央部で折り曲げ可能に連結するとともに、振出孔13を穿設してなる矩形板 状の傾斜頂壁3B,4Bと、各垂壁側縁部及び各頂壁側縁部を二辺とする三角板状を なす各一対の側壁3C,3C,4C,4Cとから構成し、上記各反転壁5,6は、各々前 後振出部の各側壁3C,4C下縁部及び窓孔の前後側辺部に周縁部を折り曲げ可能に 連結して架設させた二連三角板状をなし、上記各垂壁3A,4Aの中心側への押し込 みにより各振出部3,4が内方へ各々回動するとともに、各反転壁5,6が下方 へ弾性反転し、各振出部をその頂壁3B,4B相互の当接状態に維持する如く構成構 成した。
【0006】
各反転壁5,6の上方突出状態では、各振出部3,4が起立状態に維持される とともに、その振出孔13,13が開口されるので内容物の振り出しが可能となる。
【0007】 また、各振出部垂壁3A,4Aを中心側へ押し込めば、各反転壁5,6は下方へ弾 性的に反転して、図2に示す如き各振出部頂壁3A,4A相互が当接して振出孔13, 13は閉塞される。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0009】 図1〜図5は本考案の一実施例を示すもので、図中1は振出キャップを示す。 該キャップ1は合成樹脂の一体成形品で、装着部2と、前後一対の振出部3,4 と、左右一対の反転壁5,6とから構成している。
【0010】 上記装着部2は、容器体口頚部等に嵌合させる円筒状周壁7上端縁より頂壁8 を延設するとともに、該頂壁8中央部に前後辺が平行する正六角形状の窓孔9を 穿設し、また、該窓孔9周縁の頂壁8裏面より容器体口頚部内周等に密に嵌合さ せるためのシール筒部10を垂設して構成している。
【0011】 前後各振出部3,4は、上記窓孔9の平行する前辺部及び後辺部に前後一対の 第1ヒンジ11a ,11b を介して下端縁を折り曲げ可能に連結させるとともに、上 方に起立させた矩形板状の垂壁3A,4Aと、各垂壁上端縁より中央部に向かって各 々傾斜下降するとともに、中央部に於いて第2ヒンジ12を介して端縁相互を折り 曲げ可能に連結した傾斜頂壁3B,4Bと、各垂壁3A,4A側縁部及び各頂壁3A,4A側 縁部を二辺とする三角板状をなす各一対の側壁3C,3C,4C,4Cとから構成してお り、上記前後両第1ヒンジ11a ,11b 部分を中心に各々中心側へ傾倒が可能に構 成している。また、各頂壁3B,4Bには各々複数の振出孔13,13を穿設している。
【0012】 各反転壁5,6は、前部振出部両側壁3C,3Cの下端縁に於ける左右一対の第3 ヒンジ14a ,14b 及び後部振出部両側壁4C,4C下端縁に於ける左右一対の第4ヒ ンジ15a ,15b と、上記窓孔9の両前部側辺部に於ける左右一対の第5ヒンジ16 a ,16b 及び両後部側辺部に於ける左右一対の第6ヒンジ17a ,17b を介して周 縁部を折り曲げ可能に連結して架設させた二連三角板状をなし、薄肉に形成する 等して窓孔9上下を弾性反転可能に構成している。また、上記各反転壁5,6及 び各振出部3,4により上記窓孔9開口を閉塞させている。
【0013】 そして、上記各振出部垂壁3A,4Aを中心側へ押し込むことで、各反転壁5,6 が下方へ弾性反転して各振出部頂壁3B,4B相互が当接し、各垂壁3A,4A上端縁相 互が当接して内外を遮断する様構成している。
【0014】 また、振出孔13閉塞状態から振出孔13開孔状態に戻す場合は、各垂壁3A,4A両 側に突設した突条18,18部分に指を掛けて上方へ引き上げれば、各反転壁5,6 は今度は上方へ弾性反転して元の状態に戻る。
【0015】
以上説明した如く本考案キャップは、振出孔を装着部頂壁より上方へ突出した 相対向する傾斜頂壁に設けているため、従来の平坦な頂壁に穿設した振出孔と比 較して目標位置への振り出しを行い易い。
【0016】 また、傾斜頂壁に振出孔を穿設しているため、平坦な頂壁に穿設したものと比 較して装着部頂壁部分における専有面積が同じでも、より多くの振出孔を穿設す ることが出来る。
【0017】 また、振出孔の開閉もワンタッチ操作で行えるため、取り扱いが便利である。
【0018】 更に、装着部頂壁の一部を特殊形状に隆起させた形状なので、キャップ本体と 蓋体とからなる従来品と比較して形成時に使用する樹脂の量も少なくて済み、し かも合成樹脂の一体成形により形成することができるめ、安価に製造出来る利点 を兼ね備えている。
【図1】 本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】 同実施例の振出部閉塞状態の縦断面図であ
る。
る。
【図3】 同実施例の平面図である。
【図4】 同実施例の振出部閉塞状態の平面図である。
【図5】 同実施例の正面図である。
2…装着部,3…前部振出部,4…後部振出部,5…左
反転部,6…右反転部,7…装着部周壁,8…装着部頂
壁,9…窓孔,13…振出孔
反転部,6…右反転部,7…装着部周壁,8…装着部頂
壁,9…窓孔,13…振出孔
Claims (1)
- 【請求項1】 周壁7上端縁より頂壁8を延設するとと
もに、頂壁8中央部に正六角形状の窓孔9を穿設してな
る装着部2と、上記窓孔9上部に開閉可能に設けた前後
一対の開閉振出部3,4と、各振出部の開閉状態を各々
維持させる左右一対の反転壁5,6とからなり、上記振
出部3,4は、窓孔9前後辺部に各々下端縁を折り曲げ
可能に連結して上方へ起立する矩形板状の垂壁3A,4A
と、各垂壁上端縁より各々中心側へ傾斜下降して端縁相
互を中央部で折り曲げ可能に連結するとともに、振出孔
13を穿設してなる矩形板状の傾斜頂壁3B,4Bと、各垂壁
側縁部及び各頂壁側縁部を二辺とする三角板状をなす各
一対の側壁3C,3C,4C,4Cとから構成し、上記各反転壁
5,6は、各々前後振出部の各側壁3C,4C下縁部及び窓
孔の前後側辺部に周縁部を折り曲げ可能に連結して架設
させた二連三角板状をなし、上記各垂壁3A,4Aの中心側
への押し込みにより各振出部3,4が内方へ各々回動す
るとともに、各反転壁5,6が下方へ弾性反転し、各振
出部をその頂壁3B,4B相互の当接状態に維持する如く構
成してなることを特徴とする振出キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3439593U JP2584818Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 振出キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3439593U JP2584818Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 振出キャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0687252U true JPH0687252U (ja) | 1994-12-22 |
JP2584818Y2 JP2584818Y2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=12412999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3439593U Expired - Fee Related JP2584818Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 振出キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584818Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012024668A2 (en) * | 2010-08-20 | 2012-02-23 | Joseph Amin | Dosage dispensing cap system |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP3439593U patent/JP2584818Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012024668A2 (en) * | 2010-08-20 | 2012-02-23 | Joseph Amin | Dosage dispensing cap system |
WO2012024668A3 (en) * | 2010-08-20 | 2012-05-10 | Joseph Amin | Dosage dispensing cap system |
US9056700B2 (en) | 2010-08-20 | 2015-06-16 | Joseph Amin | Dosage dispensing cap system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2584818Y2 (ja) | 1998-11-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |