JPH0687117A - ワイヤーソー - Google Patents
ワイヤーソーInfo
- Publication number
- JPH0687117A JPH0687117A JP26414492A JP26414492A JPH0687117A JP H0687117 A JPH0687117 A JP H0687117A JP 26414492 A JP26414492 A JP 26414492A JP 26414492 A JP26414492 A JP 26414492A JP H0687117 A JPH0687117 A JP H0687117A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- diamond beads
- wire saw
- beads
- pitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 33
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 claims abstract description 31
- 239000010432 diamond Substances 0.000 claims abstract description 31
- 239000006061 abrasive grain Substances 0.000 abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D61/00—Tools for sawing machines or sawing devices; Clamping devices for these tools
- B23D61/18—Sawing tools of special type, e.g. wire saw strands, saw blades or saw wire equipped with diamonds or other abrasive particles in selected individual positions
- B23D61/185—Saw wires; Saw cables; Twisted saw strips
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワイヤーの振動に起因するダイヤモンドビー
ズの偏摩耗や砥粒の破砕を極力防止できるようにした、
ワイヤーソーを提供する。 【構成】 ダイヤモンドビーズが複数個連設されたワイ
ヤーソーにおいて、そのダイヤモンドビーズをワイヤー
に沿って不等間隔に配設する。
ズの偏摩耗や砥粒の破砕を極力防止できるようにした、
ワイヤーソーを提供する。 【構成】 ダイヤモンドビーズが複数個連設されたワイ
ヤーソーにおいて、そのダイヤモンドビーズをワイヤー
に沿って不等間隔に配設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石材等を切断するため
のワイヤーソーに関する。
のワイヤーソーに関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートや石材等の切断を行うワイ
ヤーソーがあり、これはワイヤーの外周にダイヤモンド
ビーズを等間隔で取り付けてエンドレスの環状にし、こ
れに張力を加えながら切断するようになっている(例え
ば、特公昭49−2231号公報)。
ヤーソーがあり、これはワイヤーの外周にダイヤモンド
ビーズを等間隔で取り付けてエンドレスの環状にし、こ
れに張力を加えながら切断するようになっている(例え
ば、特公昭49−2231号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のワイヤーソ
ーによると、切断時にワイヤーに発生する振動によりダ
イヤモンドビーズの砥粒が破砕し易く、又振動の周期に
よってダイヤモンドビーズの偏摩耗が生じて充分効果的
に使用されていないのが現状である。本発明は、このよ
うな従来の問題を解決するためになされ、ワイヤーの振
動に起因するダイヤモンドビーズの偏摩耗や砥粒の破砕
を極力防止できるようにした、ワイヤーソーを提供する
ことを課題としたものである。
ーによると、切断時にワイヤーに発生する振動によりダ
イヤモンドビーズの砥粒が破砕し易く、又振動の周期に
よってダイヤモンドビーズの偏摩耗が生じて充分効果的
に使用されていないのが現状である。本発明は、このよ
うな従来の問題を解決するためになされ、ワイヤーの振
動に起因するダイヤモンドビーズの偏摩耗や砥粒の破砕
を極力防止できるようにした、ワイヤーソーを提供する
ことを課題としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、ダイヤモンドビーズ
が複数個連設されたワイヤーソーにおいて、そのダイヤ
モンドビーズがワイヤーに沿って不等間隔で配設された
ことを要旨とするものである。
するための手段として、本発明は、ダイヤモンドビーズ
が複数個連設されたワイヤーソーにおいて、そのダイヤ
モンドビーズがワイヤーに沿って不等間隔で配設された
ことを要旨とするものである。
【0005】
【作 用】ダイヤモンドビーズがワイヤーに沿って不等
間隔に配設されているため、切断時にワイヤーの振動を
小さく抑えることでダイヤモンドビーズの偏摩耗や砥粒
の破砕を極力防止することができる。
間隔に配設されているため、切断時にワイヤーの振動を
小さく抑えることでダイヤモンドビーズの偏摩耗や砥粒
の破砕を極力防止することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1において、1はワイヤーソーのワ
イヤーであり、このワイヤーはエンドレスの環状に形成
されると共に、ダイヤモンドビーズ2が多数配設されて
いる。
詳細に説明する。図1において、1はワイヤーソーのワ
イヤーであり、このワイヤーはエンドレスの環状に形成
されると共に、ダイヤモンドビーズ2が多数配設されて
いる。
【0007】前記ダイヤモンドビーズ2は通常、ワイヤ
ー1に沿って例えば25〜55mmのピッチで等間隔に
配設されるが、この場合は等間隔に配設されていない。
即ち、図1の例では基本ピッチpは50mmであるが、
その外にダイヤモンドビーズ2の間隔が1/2p=25
mmの箇所と、3/2p=75mmの箇所とがある。つ
まり、1/2p=25mm、p=50mm、3/2p=
75mmの3通りの間隔が存在し、これらの組み合わせ
によってダイヤモンドビーズ2が位置付けられている。
ー1に沿って例えば25〜55mmのピッチで等間隔に
配設されるが、この場合は等間隔に配設されていない。
即ち、図1の例では基本ピッチpは50mmであるが、
その外にダイヤモンドビーズ2の間隔が1/2p=25
mmの箇所と、3/2p=75mmの箇所とがある。つ
まり、1/2p=25mm、p=50mm、3/2p=
75mmの3通りの間隔が存在し、これらの組み合わせ
によってダイヤモンドビーズ2が位置付けられている。
【0008】前記ダイヤモンドビーズ2の配設位置は全
くアトランダムのように見えるが、1/2pの間隔を
A、pの間隔をB、3/2pの間隔をCとすると、AC
AABBを単位とした繰り返しになっており、或る程度
の規則性は有している。
くアトランダムのように見えるが、1/2pの間隔を
A、pの間隔をB、3/2pの間隔をCとすると、AC
AABBを単位とした繰り返しになっており、或る程度
の規則性は有している。
【0009】このように構成されたワイヤーソーと、通
常のワイヤーソーとの石材切断実験をしてダイヤモンド
ビーズの摩耗度合いを測定したところ、図2のようなグ
ラフ図が得られた。この場合、通常のワイヤーソーのダ
イヤモンドビーズはどちらも同一のものでピッチは40
mmであり、ワイヤーの単位長さ当たりのビーズ数はど
ちらも同数で、ワイヤーは同一物で且つ同一長さとし
た。
常のワイヤーソーとの石材切断実験をしてダイヤモンド
ビーズの摩耗度合いを測定したところ、図2のようなグ
ラフ図が得られた。この場合、通常のワイヤーソーのダ
イヤモンドビーズはどちらも同一のものでピッチは40
mmであり、ワイヤーの単位長さ当たりのビーズ数はど
ちらも同数で、ワイヤーは同一物で且つ同一長さとし
た。
【0010】この実験結果によると、本発明に係るワイ
ヤーソーは通常のワイヤーソーに比べると約2倍の摩耗
性能が得られた。ここで、摩耗性能とはダイヤモンドビ
ーズの単位摩耗に対する切断量を指し、この値が大きい
と切削能力が高く摩耗し難いことを意味する。従って、
ワイヤーソーの寿命が約2倍延びることになる。又、切
断後にダイヤモンドビーズを観察したところ、本発明に
係るワイヤーソーにおいては殆ど砥粒の破砕が見られ
ず、しかも偏摩耗も殆ど生じていなかった。
ヤーソーは通常のワイヤーソーに比べると約2倍の摩耗
性能が得られた。ここで、摩耗性能とはダイヤモンドビ
ーズの単位摩耗に対する切断量を指し、この値が大きい
と切削能力が高く摩耗し難いことを意味する。従って、
ワイヤーソーの寿命が約2倍延びることになる。又、切
断後にダイヤモンドビーズを観察したところ、本発明に
係るワイヤーソーにおいては殆ど砥粒の破砕が見られ
ず、しかも偏摩耗も殆ど生じていなかった。
【0011】このような現象が生じる理由は、ダイヤモ
ンドビーズを不等間隔に配設することにより切断時の切
削抵抗が時間と共に変化し、このためワイヤー1の振動
が時間と共に変化して互いに打ち消す力が作用し、ワイ
ヤー1の振動を小さく抑えると共に共振を防止するため
であると考えられる。尚、ダイヤモンドビーズ2の配列
は前記実施例のものに限定されず、要するにダイヤモン
ドビーズ2の間隔がワイヤー1に沿って等間隔でなけれ
ば良い。
ンドビーズを不等間隔に配設することにより切断時の切
削抵抗が時間と共に変化し、このためワイヤー1の振動
が時間と共に変化して互いに打ち消す力が作用し、ワイ
ヤー1の振動を小さく抑えると共に共振を防止するため
であると考えられる。尚、ダイヤモンドビーズ2の配列
は前記実施例のものに限定されず、要するにダイヤモン
ドビーズ2の間隔がワイヤー1に沿って等間隔でなけれ
ば良い。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ダイヤモンドビーズが複数個連設されたワイヤーソーに
おいて、そのダイヤモンドビーズをワイヤーに沿って不
等間隔で配設したので、切断時のワイヤーの振動を小さ
く抑えると共に共振を防止することができ、ダイヤモン
ドビーズの偏摩耗や砥粒の破砕を極力防止する効果を奏
する。又、ダイヤモンドビーズの偏摩耗や砥粒の破砕が
減少することからワイヤーソーの寿命を延ばすことがで
き、切断効率も向上する等の優れた利点がある。
ダイヤモンドビーズが複数個連設されたワイヤーソーに
おいて、そのダイヤモンドビーズをワイヤーに沿って不
等間隔で配設したので、切断時のワイヤーの振動を小さ
く抑えると共に共振を防止することができ、ダイヤモン
ドビーズの偏摩耗や砥粒の破砕を極力防止する効果を奏
する。又、ダイヤモンドビーズの偏摩耗や砥粒の破砕が
減少することからワイヤーソーの寿命を延ばすことがで
き、切断効率も向上する等の優れた利点がある。
【図1】 本発明の実施例を示すワイヤーソーの部分図
である。
である。
【図2】 本発明に係るワイヤーソーと通常のワイヤー
ソーとの切断実験によるグラフ図である。
ソーとの切断実験によるグラフ図である。
1…ワイヤー 2…ダイヤモンドビーズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重信 和史 東京都大田区東糀谷2丁目14番3号 株式 会社ディスコ内
Claims (1)
- 【請求項1】 ダイヤモンドビーズが複数個連設された
ワイヤーソーにおいて、そのダイヤモンドビーズがワイ
ヤーに沿って不等間隔で配設されたことを特徴とするワ
イヤーソー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26414492A JPH0687117A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | ワイヤーソー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26414492A JPH0687117A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | ワイヤーソー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0687117A true JPH0687117A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17399076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26414492A Pending JPH0687117A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | ワイヤーソー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0687117A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013159958A1 (de) * | 2012-04-25 | 2013-10-31 | Robert Bosch Gmbh | Werkzeugmaschinentrennvorrichtung |
-
1992
- 1992-09-08 JP JP26414492A patent/JPH0687117A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013159958A1 (de) * | 2012-04-25 | 2013-10-31 | Robert Bosch Gmbh | Werkzeugmaschinentrennvorrichtung |
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