JPH0687053B2 - 原子炉用の圧力容器を非破壊検査する装置 - Google Patents

原子炉用の圧力容器を非破壊検査する装置

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JPH0687053B2
JPH0687053B2 JP2230759A JP23075990A JPH0687053B2 JP H0687053 B2 JPH0687053 B2 JP H0687053B2 JP 2230759 A JP2230759 A JP 2230759A JP 23075990 A JP23075990 A JP 23075990A JP H0687053 B2 JPH0687053 B2 JP H0687053B2
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エム・アー・エヌ・エネルギー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
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    • GPHYSICS
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、同軸的に配置された円筒状の核燃料容器を内
蔵する直立した円筒状の原子炉用の圧力容器を非破壊検
査する装置であって、圧力容器に突入した鉛直のマスト
が設けられていて、該マストがその上端部と下端部とで
圧力容器の周方向に移動可能に支承されており、さらに
前記マストが同マストに沿って移動可能な検査器具用の
支持体を有している形式のものに関する。
[従来の技術] このような形式の装置はたとえば西ドイツ国特許出願公
開第2644261号明細書に記載されている。
原子炉の圧力容器は周知のように、曲げられたプレート
状または有利には環状の複数の部分から構成され、この
場合、これらの部分は溶接継ぎ目によって互いに結合さ
れる。溶接継ぎ目ならびにこの溶接継ぎ目のすぐ隣りに
位置するプレート部分は圧力容器における臨界範囲であ
る。それというのは、この範囲が介在物、気孔、脆性化
部およびその他の欠陥個所に基づき、比較的低い強度の
区域を有しているおそれがあるからである。この理由か
ら、圧力容器の最初の運転開始の前ならびに運転中でも
圧力容器全体、特に前記区域を欠陥の有無に関して検査
することが絶対必要になる。このことは一般に超音波器
具を用いて行なわれ、この場合、介在物や気孔はその他
の材料とは異なるエコー特性に基づき認識されて、突き
止められ得る。この種の検査を実施するためには、検査
器具を極めて正確に圧力容器の内壁または外壁に沿って
案内し、かつこの場合に検査器具の位置を連続的に極め
て正確に記録する手段を設けることが必要となる。この
種の圧力容器の高さが10m以上であり得ることを考えれ
ば、この場合に生じる技術的な難しさが判かる。検査器
具を案内して使用個所にもたらすマニピュレータは検査
器具の各位置を±3mmの精度で表示することができなけ
ればならない。
既に記載した西ドイツ国特許出願公開第2644261号明細
書に基づき公知の検査マニピュレータは主として鉛直に
配置されたマストから成っており、このマストは上端部
と下端部とで走行レールに沿って移動可能に支承されて
いる。これらの走行レールが円筒状の核燃料容器の周囲
に環状に配置されているので、上部と下部とで良好にガ
イドしながらマストを周方向に摺動させることができ
る。検査器具を支持するための支持体はこのマストに支
承されており、この場合、この支持体は鉛直方向に移動
可能である。装置全体は核燃料容器と圧力容器の内壁と
の間のギャップに配置されていて、比較的簡単に組み付
けられている。
このような形式の検査マニピュレータは、核燃料容器と
圧力容器の内壁との間の環状室に不都合な組込み体、た
とえば導管またはその他の付属品が存在しないような原
子炉構造においてしか使用可能でない。このことは新型
の原子炉構造ではあまり問題にならない。しかしこのよ
うな条件を満たさない旧型の多数の原子炉構造がまだ存
在しているので、このような形式のマニピュレータはこ
のような場合、使用不可能となる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の課題は圧力原子炉に用いられる公知のマニピュ
レータを改良して、検査器具が比較的狭いギャップに案
内されなければならないような原子炉においても使用可
能であって、しかも圧力容器における組込み体および前
記環状室を狭めるその他の要素によって形成される障害
物を迂回して移動させることのできるような検査マニピ
ュレータを提供することである。
[課題を解決するための手段] この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭で述
べた形式の装置において、 前記マストが上端部でブリッジに移動可能に支承されて
いて、該ブリッジが第1の上側の環状レールに沿って移
動可能であり、該環状レールが圧力容器の上縁部に取外
し可能に取り付けられており、 前記マストが下端部で第2の下側の環状レールに沿って
移動可能に支承されていて、該環状レールが核燃料容器
の上縁部に取外し可能に配置されており、 前記マストが中空レールとして構成されていて、該中空
レールの内部に、長手方向に摺動可能でかつ容器内壁の
方向に変位可能なベルトが設けられており、該ベルトが
前記マストの下端範囲において同マストから進出して、
圧力容器の内壁面と核燃料容器の外壁面との間の環状室
にまで延びるようになっており、さらに前記ベルトがそ
の端部に少なくとも1つの検査器具を支持するための第
1の支持体を有しているようにした。
[発明の効果] したがって、本発明のように構成されていると、鉛直の
マストは核燃料容器と圧力容器の内壁との間の狭い環状
ギャップに突入するのではなく、核燃料容器の上方の室
内で移動させられ、この場合、上側の環状レールは原子
炉に交換可能に配置されていて、検査を実施したい場合
にしか使用されない。場合によっては組込み体、導管お
よび付属品によって一層狭められているおそれのある核
燃料容器と圧力容器内壁との間の範囲における狭い環状
室は変位可能なベルトによって到達され、このベルトは
周方向、鉛直方向ならびに半径方向においても微調整さ
れ得る。
核燃料容器に配置されている下側の環状レールと、圧力
容器に配置されている上側の環状レールとの間に生じる
半径方向の差を補償するために、鉛直のマストの上側の
ガイドはブリッジに沿って走行する。このブリッジは逆
転可能な駆動モータによって駆動され、この駆動モータ
は上側の環状レールの歯輪と作用結合している。さら
に、本発明の有利な構成では、前記駆動モータまたはこ
の駆動モータと結合された部分も結合ユニットを介して
マストの下端部に位置する走行機構に作用している。こ
うして、装置全体のガイド精度を改善する正確なダブル
制御を実施することができる。結合ユニットは原理的に
機械式のものであってもよいが、しかし今日の背景技術
においては、電子結合ユニットが有利である。たとえ
ば、上側の環状レールの範囲に位置するインクレメンタ
ル量を検出して、得られたデジタル量を下側の環状レー
ルに設けられた相応する制御装置に伝送するような電子
結合ユニットが使用される。
鉛直レールとして構成されたマストの内部に配置されて
下部で進出するようなベルトは、たとえば英国特許出願
第2159227号明細書に基づき公知であるようなリンクチ
ェーンであると有利である。しかし、リンクチェーンの
代わりに別のフレキシブル材料、たとえばステンレス鋼
から成る相応に寸法設定された金属ベルトまたは織布ベ
ルトまたは遍物ベルトをも使用することができる。重要
となるのは、ベルトがその広幅延びに対して垂直に変形
可能、つまり変位可能であって、かつ前記広幅延びの方
向にはできるだけ変形不能、つまり形状安定であること
だけである。
さらに本発明の別の構成では、変位可能なベルトの端部
に設けられた既述の第1の支持体が側方に引出し可能で
ある。このように配置されていることにより、組込み体
および障害物が介在している理由で前記ベルト自体では
接近不可能であるようなギャップに支持体を、同支持体
に配置された検査器具と共にもたらすことができるよう
になる。このとき前記ベルトは前記組込み体の横に降下
させられ、前記ベルトの端部に位置する支持体は側方引
出し可能性に基づき、前記組込み体の背後に位置するギ
ャップに案内され得る。第1の支持体が、互いに調和さ
れて駆動可能である2つのテレスコープ部分から成るテ
レスコープを介して前記ベルトの端部と結合されている
と有利である。2つのテレスコープ部分から成るこのよ
うなテレスコープは引き出された状態でも大きな安定性
を有する点で優れており、さらにこのようなテレスコー
プにより、偏平ベルトケーブルを介して支持体もしくは
同支持体に配置された検査器具を電源と接続することが
可能になる。
圧力容器の内部で超音波検査を実施するため、または別
の可能な検査、たとえばX線器具を用いての検査を実施
するためには、検査ヘッドが検査したい表面に密接させ
られ、この場合で押し付けられることが絶対に必要とな
る。このことをマニピュレータの容易で正確な移動可能
性を損なうことなく可能にするために、本発明の別の構
成では、前記ベルトの端部に配置された支持体がハイド
ロリック式の反動ノズルを有しており、この反動ノズル
が前記支持体もしくは同支持体に組み付けられた検査器
具を圧力容器の内壁に押し付ける。
本発明による装置を構成する場合、前記要求に加えて、
鉛直のマストだけでなく変位可能なベルトもできるだけ
正確に案内されかつ位置決めされ得ることが重要とな
る。さらに、前記ベルトが充分自由に操作可能であっ
て、しかも周方向での位置決めが移動可能なマストによ
って行なわれることも必要である。しかし半径方向での
位置決めは付加的な装置によって確保されなければなら
ない。このために、本発明の別の構成では、マストが下
側範囲において圧力容器内壁に向いた側に、前記ベルト
を案内するためのガイド開口を有しており、このガイド
開口と下側の走行機構との間の範囲に移動可能なガイド
アームが配置されていて、このガイドアームによって前
記ベルトが圧力容器内面の方向に変位可能である。
さらに、前記ベルトによって到達されない圧力容器内壁
の範囲をも検査することができるようにするために、本
発明の別の構成では、マストの少なくとも1つの小幅面
に、検査器具を収容するための少なくとも1つの第2の
支持体が配置されており、この支持体が任意にマスト長
手方向軸線の方向および圧力容器の内面の方向、マスト
長手方向軸線に対して側方ならびに検査器具の作業軸線
を中心とした回転方向に移動調節可能である。したがっ
て、この第2の支持体は主として核燃料容器上方の範囲
を検査したい場合に使用される。
本発明による装置を用いて作業する場合、たとえば検査
システムの変更を行なうために第2の支持体が同支持体
に配置された検査器具と共に装置運転中に取り除かれる
と望ましい。このために本発明の別の構成では、第2の
支持体が所属の回転駆動装置を含めてランスによって取
外し可能である。このランスは上方から導入して、ガイ
ドホッパに差し込むことができる。導入後に前記ランス
は1/4回転させるか、または半回転させることによって
ロックされ、それと同時に支持体と支持体受容部との結
合が解除される。この場合、ユニット全体をランスによ
って持ち上げて、上部で原子炉容器から取り除くことが
できる。
[実施例] 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
第1図には、直立した円筒状の原子炉の圧力容器1が示
されており、この圧力容器内には、同軸的に配置された
同じく円筒状の核燃料容器2が位置している。圧力容器
1は上端部にフランジ3を有していて、このフランジに
は運転時にカバー(図示しない)が載着されており、こ
のカバーはボルト4によって固定される。圧力容器1
は、たとえば符号5,5′および5″で示されている種々
の管片を有している。これらの管片や圧力容器1の他の
任意の個所は適当な検査器具、つまり多くの場合には超
音波器具を用いる検査のために接近可能でなければなら
ない。この場合に特に障害となるのは、核燃料容器2と
圧力容器の内壁との間のもともと狭い環状室に位置して
いる組込み体6である。この範囲に位置するステー7は
検査器具の導入にとってさらに別の障害になる。
第1図に示したマニピュレータ8は鉛直のマスト9を有
している。このマストは上端部と下端部とで上側の環状
レール10と下側の環状レール11とに沿って圧力容器の周
方向に移動可能に支承されている。上側の環状レール10
には、まずブリッジ12が配置されており、このブリッジ
は上側の環状レール10に対する割線を形成していて、規
定の寸法を設定されており、この場合、このブリッジに
沿って移動可能に支承されたマスク9は、障害物、たと
えば圧力容器に配置された導管を充分な距離をおいて回
避することができるまで半径方向で後方にずらされてい
る。上側の環状レール10は圧力容器の上縁部に取外し可
能に取り付けられていて、検査目的のためにのみこの場
所に装着される。
マスト9は下端部で第2の環状レール11に沿って移動可
能に支承されており、この第2の環状レール自体は核燃
料容器2の上縁部に取外し可能に配置されている。マス
ト9は中空レールとして構成されており、この中空レー
ルの内部には、軸方向に摺動可能でかつ圧力容器内壁の
方向に変位可能なベルト13が位置している。このベルト
はマスト9の下側範囲でこのマストから進出する。さら
にこのベルトは、圧力容器1の内周面と核燃料容器2の
外周面との間に位置する環状室内にまで突入する。ベル
ト13の端部には、検査器具のための第1の支持体14が設
けられている。
ブリッジ12は逆転可能な駆動モータ15を有しており、こ
の駆動モータは上側の環状レール10の歯輪と作用結合し
ていて、結合ユニット(図示しない)を介してマスト9
の下端部に設けられた走行機構にも作用する。図示の有
利な構成では、ベルト13がリンクチェーンとして構成さ
れている。このリンクチェーンは個々のチェーンリンク
16から成っており、これらのチェーンリンクはその間に
配置されたジョイント17によって互いに結合されてい
る。この結合部は精密な構成に基づき、チェーンが圧力
容器の内壁の方向には変位可能であるが、該内壁に対し
て垂直の方向には変位可能でないように形成されていな
ければならない。個々のチェーンリンクは一般に300〜5
00mmの幅と約600mmの長さとを有している。変位可能な
ベルト13の下端部に位置する第1の支持体14は側方に引
出し可能であり、このことは第1図に破線で示されてい
る。マスト9は下側範囲において圧力容器内壁に向いた
側にベルト13のためのガイド開口18を有していて、さら
にこのガイド開口と下側の環状レール11との間の範囲に
移動可能なガイドアーム19を有しており、このガイドア
ームを用いてベルト13は圧力容器内面の方向に変位可能
となる。
さらに第1図からは、マスト9の少なくとも1つの小幅
面に検査器具を収容するための第2の支持体20が配置さ
れていることが判かる。
この支持体は任意にマスト長手方向ならびに圧力容器の
内面の方向、マスト長手方向軸線に対して側方ならびに
検査器具の作業軸線を中心とした回転方向に移動調節可
能である。この第2の支持体20は所属の回転駆動装置を
含めてランス21(第3図)によって取外し可能である。
さらに第1図からは、トレーリングケーブル22,23が設
けられているのが判かる。このトレーリングケーブルに
よって支持体もしくは同支持体に配置された検査器具に
電気エネルギが供給され、かつ前記トレーリングケーブ
ルを介して、得られた信号が評価のために導出される。
第2図にはこの装置の側面図、第3図には正面図がそれ
ぞれ示している。同一の部分は同じ符号で示されてい
る。この装置の寸法の印象を与えるために、符号24でオ
ペレータが示されている。
第1の支持体14が、同支持体に配置された検査器具と共
に圧力容器1の内面に確実に押し付けられるようにする
ために、この支持体14はハイドロリック式の反動ノズル
25を有しており、これらの反動ノズルのうちの2つが第
4図に示されている。支持体が所望の位置にもたらされ
ていると、前記反動ノズルの回路が閉じられて後方に水
噴流26を噴射する。これにより、検査器具27は所望に応
じて圧力容器1に圧着されるようになる。
既に説明したように、支持体14は側方に引き出すことが
でき、このことは2つの部分から成るテレスコープ28を
介して行なわれると有利である。このテレスコープを形
成する両テレスコープ部分29,30は互いに調和されて駆
動されるようになっており、前記テレスコープ自体は変
位可能なベルト13の端部と結合されている。この場合に
支持体14は同じく広幅のトレーリングケーブル31を介し
てベルト端部と結合されており、このトレーリングケー
ブルを介して検査器具にエネルギが供給され、かつ得ら
れた信号が導出される。トレーリングケーブルとして
は、コンピュータ技術から知られているような互いに並
んで配置された複数の導体撚り線を備えた広幅ケーブル
が使用されると有利である。この装置は第5図において
正面図で、第6図において横断面図で示されている。
既に述べたように、マスト9の少なくとも1つの小幅面
には第2の支持体20が配置されている。この第2の支持
体は同じく検査器具を収容するために働く。この支持体
は任意にマスト長手方向軸線の方向ならびに圧力容器の
内面の方向、マスト長手方向軸線に対して側方ならびに
検査器具の作業軸線を中心とした回転方向に移動調節可
能である。この第2の支持体は所属の回転駆動装置を含
めてランス21(第3図)を用いて取外し可能であると望
ましい。このための幾つかの詳細な構成が第7図〜第10
図に示されている。第2の支持体を取り外すために、ラ
ンス21はまずこのために設けられた開口に導入される。
このことをやり易くするために、第2の支持体の上面に
はガイドホッパ32が配置されている。ランスは下端部に
切換ニップル33を有しており、この切換ニップルは第7
図と第8図に図示したようにして導入される。ランスが
導入されても、この支持体は相変らずその固定部にしっ
かりと座着している。ランスがその鉛直方向軸線を中心
にして90°だけ回転させられると、はじめて支持体はこ
れまでの固定状態から解除され、かつランスに対する確
実な結合が形成される(第9図および第10図)。このこ
とが行なわれると、第2の支持体を同支持体に固定され
た器具と一緒にランスによって上方に引き上げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による装置の実施例を示すものであって、
第1図は本発明による装置を備えた原子炉の圧力容器を
部分的に断面して示す斜視図、第2図は本発明による装
置の側面図、第3図は本発明による装置の正面図、第4
図は反動ノズルを備えた第1の支持体の原理を示す側面
図、第5図はテレスコープを備えた第1の支持体の正面
図、第6図は第5図のVI-VI線に沿って断面した図、第
7図、第8図、第9図および第10図はランスを用いる第
2の支持体の2つの取外し過程を示すものであって、第
7図は第2の支持体へのランスの導入位置を示す縦断面
図、第8図は第7図のVIII-VIII線に沿った横断面図、
第9図は第2の支持体とランスとの係合位置を示す縦断
面図、第10図は第9図のX-X線に沿った横断面図であ
る。 1……圧力容器、2……核燃料容器、3……フランジ、
4……ボルト、5,5′,5″……管片、6……組込み体、
7……ステー、8……マニピュレータ、9……マスト、
10,11……環状レール、12……ブリッジ、13……ベル
ト、14……支持体、15……駆動モータ、16……チェーン
リンク、17……ジョイント、18……ガイド開口、19……
ガイドアーム、20……支持体、21……ランス、22,23…
…トレーリングケーブル、24……オペレータ、25……反
動ノズル、26……水噴流、27……検査器具、28……テレ
スコープ、29,30……テレスコープ部分、31……トレー
リングケーブル、32……ガイドホッパ、33……切換ニッ
プル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴエルナー・ロート ドイツ連邦共和国ノイエンデツテルスア ウ・リベレンヴエーク 21 (56)参考文献 特開 昭52−43098(JP,A) 特開 昭61−2069(JP,A) 特開 昭62−854(JP,A) 米国特許4149933(US,A)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸的に配置された円筒状の核燃料容器を
    内蔵する直立した円筒状の原子炉用の圧力容器を非破壊
    検査する装置であって、圧力容器に突入した鉛直のマス
    トが設けられていて、該マストがその上端部と下端部と
    で圧力容器の周方向に移動可能に支承されており、さら
    に前記マストが同マストに沿って移動可能な検査器具用
    の支持体を有している形式のものにおいて、 前記マスト(9)が上端部でブリッジ(12)に移動可能
    に支承されていて、該ブリッジが第1の上側の環状レー
    ル(10)に沿って移動可能であり、該環状レールが圧力
    容器の上縁部に取外し可能に取り付けられており、 前記マスト(9)が下端部で第2の下側の環状レール
    (11)に沿って移動可能に支承されていて、該環状レー
    ルが核燃料容器(2)の上縁部に取外し可能に配置され
    ており、 前記マスト(9)が中空レールとして構成されていて、
    該中空レールの内部に、長手方向摺動可能でかつ容器内
    壁の方向に変位可能なベルト(13)が設けられており、
    該ベルトが前記マスト(9)の下側範囲において同マス
    トから進出して、圧力容器(1)の内壁面と核燃料容器
    (2)の外壁面との間の環状室にまで延びるようになっ
    ており、さらに前記ベルトがその端部に少なくとも1つ
    の検査器具を支持するための第1の支持体(14)を有し
    ていることを特徴とする、原子炉用の圧力容器を非破壊
    検査する装置。
  2. 【請求項2】ブリッジ(12)が逆転可能な駆動モータ
    (15)を有しており、該駆動モータが上側の環状レール
    (10)の歯輪と作用結合していて、結合ユニットを介し
    てマスト(9)の下端部に位置する走行機構にも作用し
    ている、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】ベルト(13)がリンクチェーンである、請
    求項1または2記載の装置。
  4. 【請求項4】変位可能なベルト(13)の端部に設けられ
    た第1の支持体(14)が側方に引出し可能である、請求
    項1から3までのいずれか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】前記第1の支持体(14)が、互いに調和さ
    れて駆動される2つのテレスコープ部分(29,30)から
    成るテレスコープ(28)を介して前記ベルト(13)の端
    部と結合されている、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】前記ベルトの端部に配置された前記支持体
    (14)がハイドロリック式の反動ノズル(25)を有して
    おり、該反動ノズルが前記支持体もしくは同支持体に組
    み付けられた検査器具を圧力容器の内壁に押し付けるよ
    うになっている、請求項1から5までのいずれか1項記
    載の装置。
  7. 【請求項7】マスト(9)が下側範囲において圧力容器
    内壁に向いた側に、前記ベルト(13)を案内するための
    ガイド開口(18)を有しており、該ガイド開口と下側の
    環状レール(11)との間の範囲に移動可能なガイドアー
    ム(19)が配置されていて、該ガイドアームによって前
    記ベルト(13)が圧力容器内面の方向に変位可能であ
    る、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】マスト(9)の少なくとも1つの小幅面
    に、検査器具を収容するための少なくとも1つの第2の
    支持体(20)が配置されており、該支持体が任意にマス
    ト長手方向ならびに圧力容器内面の方向、マスト長手方
    向軸線に対して側方ならびに検査器具の作業軸線を中心
    とした回転方向に運動可能である、請求項1から7まで
    のいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】第2の支持体(20)が所属の回転駆動装置
    を含めてランス(21)によって取外し可能である、請求
    項7記載の装置。
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