JPH068698A - 粘着体転写シート - Google Patents

粘着体転写シート

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JPH068698A
JPH068698A JP19346092A JP19346092A JPH068698A JP H068698 A JPH068698 A JP H068698A JP 19346092 A JP19346092 A JP 19346092A JP 19346092 A JP19346092 A JP 19346092A JP H068698 A JPH068698 A JP H068698A
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JP
Japan
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pressure
sensitive adhesive
duplicated
sticky body
transcription
Prior art date
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Pending
Application number
JP19346092A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tamura
勉 田村
Toshiharu Konishi
俊春 小西
Masatoshi Achinami
正俊 阿知波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
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Publication of JPH068698A publication Critical patent/JPH068698A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 所定形状の穴(21)が穿設されたマスクフィル
ム(2) 上に両面粘着体(3) と剥離紙(4) とが順次積層さ
れてなる。両面粘着体(3) の引っ張り強度は1000g/cm
以下とされる。さらにマスクフィルム(2) の下面に剥離
紙(5) を設けておく構成としてもよい。 【効果】 所定形状の両面粘着体を被着体上へ次々と効
率良く定型で転写させていくことができる。また、マス
クフィルムの穴の形状を適宜変更するだけで両面粘着体
の転写型状を容易に変更することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は粘着体転写シートに係
り、その目的は剥離紙の片面に設けられた両面粘着体
を、金型を必要とせずに所定型状で簡便且つ効率良く被
着体上へ転写させることのできる粘着体転写シートの提
供にある。
【0002】
【従来の技術】両面粘着体を定型的に被着体に転写、貼
り付ける作業としては、金型を用いて粘着体を所定形状
に打ち抜き加工し、この加工された粘着体一つ一つを手
作業により、或いはプレス、ロールを用いて機械的に転
写させていく方法が従来より行われていた。
【0003】また、非常に微細形状な粘着体を定型化し
て転写する場合では、微細形状に加工された両面粘着体
をピンセットなどでピックアップした後、貼り付け作業
を行ったり、或いは金型による粘着体の抜き加工が困難
であるため、液状の接着剤をディスペンサー等で直接被
着体に順々に塗設していく方法が採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら金型を用
いた場合には、金型内に粘着体の糊だまりが生じてしま
うため、この糊だまりを金型内から除去する作業を金型
の使用毎に行わねばならず、使用する金型のメンテナン
ス作業に煩雑さがあるといった課題が存在した。さら
に、金型を用いて粘着体を抜き加工する場合には、打ち
抜かれる剥離紙に、金型による打抜きに耐用できる強度
が要求されるため、使用する剥離紙の種類が限定されて
しまう、或いは打ち抜く粘着体の位置規制を正確に行わ
なければならないといった課題が存在した。
【0005】一方、微細形状に加工された粘着体をピン
セットによりピックアップして貼り付ける作業は非常に
手間がかかり、効率的ではなかった。また、ディスペン
サー等により液状の接着剤を微細形状で被着体へ塗設し
て転写させていく方法では、塗設された接着剤を乾燥さ
せる工程が必要とされるため、効率良く塗設させていく
ことができず、しかもこの塗設、転写方法では、塗設さ
れる接着剤にディスペンサーによる糸引き現象が生じて
しまうことがあり、微細形状の粘着体を美しく且つ効率
良く塗設させていくことができないという課題も存在し
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明ではマスクフィ
ルム上に両面粘着体と剥離紙とが順次積層されたマスク
転写シートであって、前記マスクフィルムには表面に剥
離処理層が設けられてなるとともに所定形状の穴が穿設
されてなることを特徴とする粘着体転写シートを提供す
ることにより上記従来の課題を悉く解消する。
【0007】
【作用】粘着体転写シートを所定の被着体上へ設置さ
せ、適宜な押圧部材を用いて粘着体転写シートを剥離紙
側より被着体方向へ圧着させることにより、金型を使用
せずに両面粘着体を定型で効率良く被着体上へ転写させ
ることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明に係る粘着体転写シートの一
実施例を図面に基づき説明する。図1はこの発明の粘着
体転写シートの一実施例を示す分解説明図で、図2は図
1で示した粘着体転写シートの正面図、図3は図2のA
−A' 線断面図である。図示する如くこの発明の粘着体
転写シート(1) は、マスクフィルム(2) 上に両面粘着体
(3) と剥離紙(4) とが順次積層されて構成されている。
マスクフィルム(2) としてはポリエステル、ポリプロピ
レンなどのプラスチックフィルム、紙及び金属箔などの
単体又は複合体などの厚さ50μm程度のフィルムが好適
な実施例として特に限定されることなく使用され、この
マスクフィルム(2) には表面にシリコーン等による剥離
処理層(22)が設けられているとともに所定形状の穴(21)
が穿設されている。この穴(21)の直径及び形状は特に限
定はされず、作成する転写型状にに応じて適宜設定され
ればよい。
【0009】両面粘着体(3) としてはゴム系樹脂やポリ
ビニルエーテル、ポリビニルブチラール、ポリアクリル
エステル等合成樹脂系の通常の感圧性粘着体が特に限定
はされることなく好適に使用されるが、この両面粘着体
(3) の引っ張り強度は 1000g/cm以下、より好ましくは
100g/cm(JIS Z−0237(6頁) に準ずる方法で
測定)とされる。この理由は、両面粘着体(3) の引っ張
り強度が 1000g/cmを超えると、両面粘着体(3) 自身の
強度が大きくなり、粘着体(3) を被着体上へ転写させる
際に、マスクフィルム(2) の穴(21)の内縁による両面粘
着体(3) の切断が好適に行われず好ましくないからであ
る。
【0010】剥離紙(4) としては、両面粘着体(3) を被
着体へ転写させる際に、両面粘着体(3) のみが圧着によ
りマスクフィルム(2) の穴(21)を介して切断され、剥離
紙(4) は切断されないことが要求されるため、基材とし
ては紙、若しくはポリエステルなどのプラスチックフィ
ルム等が強度の観点から好適に使用される。以上のよう
な構成からなる粘着体転写シート(1) は、剥離紙(4) に
両面粘着体(3) を貼り合わせた後、この両面粘着体(3)
に適宜形状の穴(21)が穿設されたマスクフィルム(2) を
貼り付けることにより容易に作成される。また、この粘
着体転写シート(1)を使用する際は、図4に示すように
転写させる被着体(7)上に粘着体転写シート(1) を載置
し、剥離紙(4) の背面側から適宜な押圧部材(6) を用い
てこの転写シート(1) を図5に示すように被着体方向に
圧着させ、次いで図6に示すように粘着体転写シート
(1) 全体を被着体上から離すことにより、穴(21)の形状
に応じた粘着体(3) が、穴(21)の内縁により転写シート
から切断されて被着体上に容易に転写される。
【0011】また、この発明では図7に示すように粘着
体転写シート(1) のマスクフィルム(2)下面に剥離紙(5)
を設けておく構成としてもよい。このように剥離紙(5)
を設けておき、使用時に適宜剥離紙(5) を剥離させて転
写を行ってもよい。さらに、マスクフィルム(2) の穴(2
1)の形状や大きさを適宜変更することにより容易に転写
型状の変更ができ、しかも両面粘着体を微細型状で転写
する際にもマスクフィルム(2) の穴(21)の形状を小さく
するのみで効率良く行うことができる。
【0012】
【発明の効果】以上詳述した如く、この発明はマスクフ
ィルム上に両面粘着体と剥離紙とが順次積層されたマス
ク転写シートであって、前記マスクフィルムには表面に
剥離処理層が設けられてなるとともに所定形状の穴が穿
設されてなることを特徴とする粘着体転写シートである
から、両面粘着体を定型化して転写する作業において、
金型を用いて打ち抜く作業を必要とせず、簡便に且つ効
率良く両面粘着体を転写させることができるとともに微
細形状の転写であっても液状の接着剤を使用せずに外観
上美しく且つ効率良く被着体上へ転写させることのでき
る優れた粘着体転写シートとなる効果を奏する。また、
使用する両面粘着体の引っ張り強度を 1000g/cm以下と
することによって、被着体へ両面粘着体を転写させる際
に、両面粘着体がマスクフィルムの穴の内縁により好適
に切断され、転写作業が効率良く行える。さらにマスク
フィルムの下面に剥離紙を設けておくことにより、両面
粘着体の粘着力を有効に使用できるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る粘着体転写シートの一実施例を
示す分解説明図である。
【図2】図1に示したものの正面図である。
【図3】図2に示したもののA−A' 線横断面図であ
る。
【図4】この発明に係る粘着体転写シートム使用して被
着体に両面粘着体を転写させる一工程を示した断面説明
図である。
【図5】この発明に係る粘着体転写シートを押圧部材に
より被着体上へ圧着させる一工程を示した断面説明図で
ある。
【図6】この発明に係る粘着体転写シートを使用して被
着体に両面粘着体を転写させた状態を示した断面説明図
である。
【図7】この発明に係る粘着体転写シートの変更例を示
した断面図である。
【符号の説明】
1 粘着体転写シート 2 マスクフィルム 21 穴 22 剥離処理層 3 両面粘着体 4,5 剥離紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクフィルム上に両面粘着体と剥離紙
    とが順次積層されたマスク転写シートであって、前記マ
    スクフィルムには表面に剥離処理層が設けられてなると
    ともに所定形状の穴が穿設されてなることを特徴とする
    粘着体転写シート。
  2. 【請求項2】 前記マスクフィルムの下面には剥離紙が
    設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の粘着
    体転写シート。
  3. 【請求項3】 前記両面粘着体の引っ張り強度が 1000g
    /cm以下とされてなることを特徴とする請求項1乃至2
    に記載の粘着体転写シート。
JP19346092A 1992-06-26 1992-06-26 粘着体転写シート Pending JPH068698A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003526463A (ja) * 2000-03-10 2003-09-09 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 複数の接着剤を有する医療用ドレッシングおよび製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003526463A (ja) * 2000-03-10 2003-09-09 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 複数の接着剤を有する医療用ドレッシングおよび製造方法
JP4773026B2 (ja) * 2000-03-10 2011-09-14 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 複数の接着剤を有する医療用ドレッシングおよび製造方法

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