JPH0686808B2 - 船舶用エンジンのオイル警告装置 - Google Patents
船舶用エンジンのオイル警告装置Info
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- JPH0686808B2 JPH0686808B2 JP58193193A JP19319383A JPH0686808B2 JP H0686808 B2 JPH0686808 B2 JP H0686808B2 JP 58193193 A JP58193193 A JP 58193193A JP 19319383 A JP19319383 A JP 19319383A JP H0686808 B2 JPH0686808 B2 JP H0686808B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M11/00—Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
- F01M11/10—Indicating devices; Other safety devices
- F01M11/12—Indicating devices; Other safety devices concerning lubricant level
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B77/00—Component parts, details or accessories, not otherwise provided for
- F02B77/08—Safety, indicating, or supervising devices
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P11/00—Safety means for electric spark ignition, not otherwise provided for
- F02P11/02—Preventing damage to engines or engine-driven gearing
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- F02P11/06—Indicating unsafe conditions
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- F02P9/00—Electric spark ignition control, not otherwise provided for
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- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
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- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,スロツトル調整装置を所定のスロツトル開度
位置に固定したまま航走することが多い船舶用エンジン
に適用されるオイル警告装置に関するものである。
位置に固定したまま航走することが多い船舶用エンジン
に適用されるオイル警告装置に関するものである。
(従来技術) 船外機,船内外機,船内機等の船舶用エンジンでは,ス
ロツトルレバー,スロツトルグリツプ等のスロツトル調
整装置を,所定のスロツトル開度位置に固定したまま一
定速度で航走することが多い。この種のエンジンで,潤
滑オイルの量を常時監視し,オイルが規定量以下になつ
たり,オイル圧力が規定圧以下になると警告を発するよ
うにした警告装置が従来より提案されている。(例えば
実公昭47−15079号,実公昭47−15528号)。しかしオイ
ル量が減少したままエンジンを高速運転し続けると、オ
イル切れ時にエンジンの焼付きをおこすおそれがある。
そこでこの時にはエンジンを停止することが考えられて
いる(例えば実願昭55−10973号(実開昭56−113110号
公報参照))。
ロツトルレバー,スロツトルグリツプ等のスロツトル調
整装置を,所定のスロツトル開度位置に固定したまま一
定速度で航走することが多い。この種のエンジンで,潤
滑オイルの量を常時監視し,オイルが規定量以下になつ
たり,オイル圧力が規定圧以下になると警告を発するよ
うにした警告装置が従来より提案されている。(例えば
実公昭47−15079号,実公昭47−15528号)。しかしオイ
ル量が減少したままエンジンを高速運転し続けると、オ
イル切れ時にエンジンの焼付きをおこすおそれがある。
そこでこの時にはエンジンを停止することが考えられて
いる(例えば実願昭55−10973号(実開昭56−113110号
公報参照))。
しかしこのようにエンジンを急に停止したのでは、船速
が急変し船体の姿勢が急変するので好ましくない。そこ
でエンジンを停止せずにエンジンの回転に変調を生じさ
せつつ運転し続けるようにしたものが提案された。例え
ば特開昭54−44139号にはオイルタンクの底部に設けた
振動体をオイル面の振動によって振動させることにより
オン・オフする信号を出力され、このオン・オフ信号に
よって点火栓の放電を乱し、エンジン回転に変調を発生
させて運転者がオイル不足に知ることができるようにし
たものが示されている。しかしこのものによれば、船体
の航走姿勢の変化によってオイル面が変わる度に運転者
の意志に関係なくエンジンの調子が変わることになり、
運転感が悪いという問題がある。
が急変し船体の姿勢が急変するので好ましくない。そこ
でエンジンを停止せずにエンジンの回転に変調を生じさ
せつつ運転し続けるようにしたものが提案された。例え
ば特開昭54−44139号にはオイルタンクの底部に設けた
振動体をオイル面の振動によって振動させることにより
オン・オフする信号を出力され、このオン・オフ信号に
よって点火栓の放電を乱し、エンジン回転に変調を発生
させて運転者がオイル不足に知ることができるようにし
たものが示されている。しかしこのものによれば、船体
の航走姿勢の変化によってオイル面が変わる度に運転者
の意志に関係なくエンジンの調子が変わることになり、
運転感が悪いという問題がある。
そこでオイル減少時に機械的にスロットルレバーを強制
的にアイドリング位置に戻すものも提案された(米国特
許第4019489号)。しかしこの場合構造が複雑になる問
題がある。
的にアイドリング位置に戻すものも提案された(米国特
許第4019489号)。しかしこの場合構造が複雑になる問
題がある。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
オイルの減少を検知してエンジンを減速して運転をし続
けることができ、また運転中にオイルを補充した時にエ
ンジン速度が急に増大して運転感を悪くするなどの不都
合を防止できると共に、エンジンを停止させることなく
オイル追加後には通常の運転状態に戻ることができ、構
造も簡単である船舶用エンジンのオイル警告装置を提供
することを目的とする。
オイルの減少を検知してエンジンを減速して運転をし続
けることができ、また運転中にオイルを補充した時にエ
ンジン速度が急に増大して運転感を悪くするなどの不都
合を防止できると共に、エンジンを停止させることなく
オイル追加後には通常の運転状態に戻ることができ、構
造も簡単である船舶用エンジンのオイル警告装置を提供
することを目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、所定のスロットル開度位置
に固定可能なスロットル調整装置を備える船舶用エンジ
ンにおいて、オイルレベルの下限を検出するオイルレベ
ルスイッチと、このオイルレベルスイッチをオイルレベ
ルの下限検出状態に維持する自己保持回路と、前記自己
保持回路の出力に基づき点火回路による点火と失火を繰
り返してエンジンを低速に維持させる低速維持回路と、
エンジンを停止させることなく前記自己保持回路の自己
保持動作を解除し前記低速維持回路を不作動にする手動
のスイッチとを備えることを特徴とする船舶用エンジン
のオイル警告装置、により達成される。以下図示の実施
例に基づき,本発明を詳細に説明する。
に固定可能なスロットル調整装置を備える船舶用エンジ
ンにおいて、オイルレベルの下限を検出するオイルレベ
ルスイッチと、このオイルレベルスイッチをオイルレベ
ルの下限検出状態に維持する自己保持回路と、前記自己
保持回路の出力に基づき点火回路による点火と失火を繰
り返してエンジンを低速に維持させる低速維持回路と、
エンジンを停止させることなく前記自己保持回路の自己
保持動作を解除し前記低速維持回路を不作動にする手動
のスイッチとを備えることを特徴とする船舶用エンジン
のオイル警告装置、により達成される。以下図示の実施
例に基づき,本発明を詳細に説明する。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の回路図である。この図にお
いて符号10はマグネトであつて,充電コイル12,14とパ
ルサコイル16とを有する。18は公知のCDI(コンデンサ
放電式点火)回路であり,充電コイル12の交流出力を半
波整流するダイオード20,22,整流された正の半波で図示
の極性に充電されるコンデンサ24,このコンデンサ24の
充電電荷を点火コイル26の一次側を介して放電されるサ
イリスタ28,前記パルサコイル16の出力を半波整流する
ダイオード30,このダイオード30で整流された正の半波
を微分してサイリスタ28に点弧パルスを送出する微分回
路32,サイリスタ28の点弧時にコンデンサ24を図示の極
性と反対の極性に充電した電荷を放電させるための並列
ダイオード34,点火コイル26の二次側に接続された点火
栓36を備える。このCDI回路18では,充電コイル12の正
の半波により充電されたコンデンサ24はパルサコイル16
のパルスによりサイリスタ28が点弧されると同時に点火
コイル26の一次側を介して放電し,この時点火栓36に火
花が発生する。
いて符号10はマグネトであつて,充電コイル12,14とパ
ルサコイル16とを有する。18は公知のCDI(コンデンサ
放電式点火)回路であり,充電コイル12の交流出力を半
波整流するダイオード20,22,整流された正の半波で図示
の極性に充電されるコンデンサ24,このコンデンサ24の
充電電荷を点火コイル26の一次側を介して放電されるサ
イリスタ28,前記パルサコイル16の出力を半波整流する
ダイオード30,このダイオード30で整流された正の半波
を微分してサイリスタ28に点弧パルスを送出する微分回
路32,サイリスタ28の点弧時にコンデンサ24を図示の極
性と反対の極性に充電した電荷を放電させるための並列
ダイオード34,点火コイル26の二次側に接続された点火
栓36を備える。このCDI回路18では,充電コイル12の正
の半波により充電されたコンデンサ24はパルサコイル16
のパルスによりサイリスタ28が点弧されると同時に点火
コイル26の一次側を介して放電し,この時点火栓36に火
花が発生する。
38は充電コイル14の出力を全波整流するダイオードブリ
ツジ,40はこのブリツジ38の出力端に並列接続された電
池,42は低速維持回路80を作動または不作動にする手動
のスイッチである。このスイッチ42によりエンジンを停
止させることなく低速維持回路80の作動を停止し、エン
ジンを通常の運転状態に戻すことができる。
ツジ,40はこのブリツジ38の出力端に並列接続された電
池,42は低速維持回路80を作動または不作動にする手動
のスイッチである。このスイッチ42によりエンジンを停
止させることなく低速維持回路80の作動を停止し、エン
ジンを通常の運転状態に戻すことができる。
44は船外機などを船舶用エンジンのシリンダに固定され
た感温スイツチで,エンジンのオーバヒートを検出して
閉路する。この感温スイッチ44とブザー46との直列回路
は前記電池40にスイツチ42を介して並列接続されてい
る。従つてエンジンのオーバヒート時にはブザー46が嗚
る。
た感温スイツチで,エンジンのオーバヒートを検出して
閉路する。この感温スイッチ44とブザー46との直列回路
は前記電池40にスイツチ42を介して並列接続されてい
る。従つてエンジンのオーバヒート時にはブザー46が嗚
る。
50,52,54はそれぞれ緑,オレンジ,赤のオイル量警告ラ
ンプであり,これらは潤滑オイル量に応じて選択的に点
灯する。すなわち潤滑オイルタンク56にはオイルレベル
スイツチ58が取付けられ,このスイツチ58は油面と共に
上下動する磁石付きフロート59により作動するリードス
イツチ60a,60bを備える。このリードスイツチ60a,60bの
開閉に連動して,リレーコイル62,64を介し常開接点62
a,常閉接点62bおよび常開接点64a,常閉接点64bがそれぞ
れ開閉作動する。前記緑の警告ランプ50は接点64aと直
列接続され,この直列回路がスイツチ42を介して電池40
に並列接続されている。このためオイルが上限レベル以
上あれば緑のランプ50が点灯する。
ンプであり,これらは潤滑オイル量に応じて選択的に点
灯する。すなわち潤滑オイルタンク56にはオイルレベル
スイツチ58が取付けられ,このスイツチ58は油面と共に
上下動する磁石付きフロート59により作動するリードス
イツチ60a,60bを備える。このリードスイツチ60a,60bの
開閉に連動して,リレーコイル62,64を介し常開接点62
a,常閉接点62bおよび常開接点64a,常閉接点64bがそれぞ
れ開閉作動する。前記緑の警告ランプ50は接点64aと直
列接続され,この直列回路がスイツチ42を介して電池40
に並列接続されている。このためオイルが上限レベル以
上あれば緑のランプ50が点灯する。
オレンジのランプ52は常閉接点62b,64bと直列接続さ
れ,この直列回路はスイツチ42を介して電池40に並列接
続されている。従つて油面が上・下限間にある時に両接
点62b,64bは閉じランプ52が点灯する。
れ,この直列回路はスイツチ42を介して電池40に並列接
続されている。従つて油面が上・下限間にある時に両接
点62b,64bは閉じランプ52が点灯する。
赤のランプ54は自己保持回路66と直列接続され,この直
列回路がスイツチ42を介して電池40に並列接続されてい
る。この自己保持回路66はランプ54に直列接続されたサ
イリスタ68と,このサイリスタ68のゲート・カソード間
に接続され接点62aの閉路により充電されるコンデンサ7
0とを有する。従つて油面が一度下限以下になると接点6
2aが閉路してコンデンサ70が充電され,サイリスタ68が
点弧して赤ランプ54が点灯し続ける。この状態はスイツ
チ42を一度開路するまで保たれる。なお前記ブザー46の
感温スイツチ44側はダイオード72を介しサイリスタ68の
アノードに接続されている。従つて赤ランプ54の点灯時
にはブザー46も同時に嗚る。
列回路がスイツチ42を介して電池40に並列接続されてい
る。この自己保持回路66はランプ54に直列接続されたサ
イリスタ68と,このサイリスタ68のゲート・カソード間
に接続され接点62aの閉路により充電されるコンデンサ7
0とを有する。従つて油面が一度下限以下になると接点6
2aが閉路してコンデンサ70が充電され,サイリスタ68が
点弧して赤ランプ54が点灯し続ける。この状態はスイツ
チ42を一度開路するまで保たれる。なお前記ブザー46の
感温スイツチ44側はダイオード72を介しサイリスタ68の
アノードに接続されている。従つて赤ランプ54の点灯時
にはブザー46も同時に嗚る。
次に低速維持回路80を説明する。第2図はその動作説明
図である。第1図で82はパルサコイル16の出力を矩形波
パルスに変える波形整形回路,84はこの回路82の出力周
波数を電圧に変えるF/V変換回路であり,このF/V回路84
の出力電圧Vnは速度を示すことになる。86はサイリスタ
で,そのアノードは前記充電コイル12に,そのカソード
は抵抗88を介して接地されている。
図である。第1図で82はパルサコイル16の出力を矩形波
パルスに変える波形整形回路,84はこの回路82の出力周
波数を電圧に変えるF/V変換回路であり,このF/V回路84
の出力電圧Vnは速度を示すことになる。86はサイリスタ
で,そのアノードは前記充電コイル12に,そのカソード
は抵抗88を介して接地されている。
90は遅延回路であり,その入力端はダイオード92を介し
て前記ブザー46と感温スイツチ44の間に接続されてい
る。この遅延回路90は例えば積分コンデンサを備え,そ
の出力電圧Vrはエンジンの正常運転時には所定の積分電
圧となる一方,エンジンオーバヒートにより感温スイツ
チ44が閉路したりオイルが減つて常開接点62aが閉路し
たりするとこの積分コンデンサを放電させ,その出力電
圧Vrが漸時低下するよう構成される。
て前記ブザー46と感温スイツチ44の間に接続されてい
る。この遅延回路90は例えば積分コンデンサを備え,そ
の出力電圧Vrはエンジンの正常運転時には所定の積分電
圧となる一方,エンジンオーバヒートにより感温スイツ
チ44が閉路したりオイルが減つて常開接点62aが閉路し
たりするとこの積分コンデンサを放電させ,その出力電
圧Vrが漸時低下するよう構成される。
94は感温スイツチ44または油面の下限に連動する常開接
点62aが閉路すると発振開始する発振回路である。この
回路94はF/V回路84の出力Vnと遅延回路90の出力Vrとの
差(Vn−Vr)に対応してデユーテイ比DRが変化する発振
出力Vaを発生する。すなわち発振出力Vaは第2図に示す
ように,感温スイツチ44または常開接点62aの閉路する
時刻toの直後においては(Vn−Vr)が大きいのでデユー
テイ比DR=T1/(T1+T2)は小さく,その後時間経過と
共にDRは増大する。なおこの発振周期T=T1+T2は,エ
ンジンの1回転に要する時間よりも十分に小さく設定さ
れている。96はゲート回路であり,発振回路94の出力Va
がハイレベルになる時間T1においてゲート信号Gを発生
しサイリスタ86を閉路させる。このため時間T1内では充
電コイル12の正の半波はサイリスタ86を介して放電さ
れ,コンデンサ24の充電が停止し,点火栓36に火花は発
生しなくなる。
点62aが閉路すると発振開始する発振回路である。この
回路94はF/V回路84の出力Vnと遅延回路90の出力Vrとの
差(Vn−Vr)に対応してデユーテイ比DRが変化する発振
出力Vaを発生する。すなわち発振出力Vaは第2図に示す
ように,感温スイツチ44または常開接点62aの閉路する
時刻toの直後においては(Vn−Vr)が大きいのでデユー
テイ比DR=T1/(T1+T2)は小さく,その後時間経過と
共にDRは増大する。なおこの発振周期T=T1+T2は,エ
ンジンの1回転に要する時間よりも十分に小さく設定さ
れている。96はゲート回路であり,発振回路94の出力Va
がハイレベルになる時間T1においてゲート信号Gを発生
しサイリスタ86を閉路させる。このため時間T1内では充
電コイル12の正の半波はサイリスタ86を介して放電さ
れ,コンデンサ24の充電が停止し,点火栓36に火花は発
生しなくなる。
次に本実施例の動作を説明する。エンジンがオーバヒー
トせず,オイルも下限レベル以上であれば発振回路94は
発振せずサイリスタ86は開路している。このためCDI回
路18は正常に作動し点火栓36には火花が発生してエンジ
ンは正常に回転を続ける。
トせず,オイルも下限レベル以上であれば発振回路94は
発振せずサイリスタ86は開路している。このためCDI回
路18は正常に作動し点火栓36には火花が発生してエンジ
ンは正常に回転を続ける。
エンジンがオーバヒートして感温スイツチ44が閉路する
とブザー46が嗚る一方発振回路94が発振開始する。その
直後はF/V回路84の出力Vnと回路90の出力Vrとの差(Vn
−Vr)が大きいので、発振回路94の発振出力Vaのデュー
ティ比DRは小さい。遅延回路90の出力電圧Vrは時間経過
と共に次第に低下するから、差(Vn−Vr)が次第に小さ
くなり、デューティ比DRは増大する。従つて点火栓36の
失火時間は,時間経過と共に長くなりエンジンは滑らか
に減速する。遅延回路90の出力電圧Vrが0になる時間t1
以後は差Vn−Vr=Vnとなりデユーテイ比DRも一定でエン
ジンは低速で回転し続ける。
とブザー46が嗚る一方発振回路94が発振開始する。その
直後はF/V回路84の出力Vnと回路90の出力Vrとの差(Vn
−Vr)が大きいので、発振回路94の発振出力Vaのデュー
ティ比DRは小さい。遅延回路90の出力電圧Vrは時間経過
と共に次第に低下するから、差(Vn−Vr)が次第に小さ
くなり、デューティ比DRは増大する。従つて点火栓36の
失火時間は,時間経過と共に長くなりエンジンは滑らか
に減速する。遅延回路90の出力電圧Vrが0になる時間t1
以後は差Vn−Vr=Vnとなりデユーテイ比DRも一定でエン
ジンは低速で回転し続ける。
またオイルが下限レベルになると,常開接点62aが閉じ
赤ランプ54が点灯すると共にブザー46が嗚る。この時に
も低速維持回路80は前記感温スイツチ44の閉路時と同様
に作動しエンジンを低速に維持する。常開接点62aが閉
路すると自己保持回路66によりその状態が維持される。
このため例えエンジンを低速で回転させ,かつスロツト
ル調整装置をスロツトル開位置に固定したままの状態で
オイルをタンク56に追加しても,エンジンは低速回転を
続ける。従つてオイルの追加時にエンジン回転が急増し
て船が突然加速することがない。オイルの追加後にスイ
ッチ42を一度切れば、エンジンは停止することなく自己
保持回路66はこの自己保持が解除されるので、低速維持
回路80も不作動状態に戻る。このため低速運転中にオイ
ルを追加してスイッチ42を一度切ればエンジンを停止す
ることなく通常の運転に戻ることができる。なおオイル
が上限付近まであれば緑ランプ50が点灯し,上・下限間
にあればオレンジランプ52が点灯することは前記した通
りである。
赤ランプ54が点灯すると共にブザー46が嗚る。この時に
も低速維持回路80は前記感温スイツチ44の閉路時と同様
に作動しエンジンを低速に維持する。常開接点62aが閉
路すると自己保持回路66によりその状態が維持される。
このため例えエンジンを低速で回転させ,かつスロツト
ル調整装置をスロツトル開位置に固定したままの状態で
オイルをタンク56に追加しても,エンジンは低速回転を
続ける。従つてオイルの追加時にエンジン回転が急増し
て船が突然加速することがない。オイルの追加後にスイ
ッチ42を一度切れば、エンジンは停止することなく自己
保持回路66はこの自己保持が解除されるので、低速維持
回路80も不作動状態に戻る。このため低速運転中にオイ
ルを追加してスイッチ42を一度切ればエンジンを停止す
ることなく通常の運転に戻ることができる。なおオイル
が上限付近まであれば緑ランプ50が点灯し,上・下限間
にあればオレンジランプ52が点灯することは前記した通
りである。
以上の実施例ではオーバヒート時にはブザー46のみ嗚る
が,第1図に仮想線で示すようにサイリスタ86のカソー
ドと感温スイツチ44の間に発光ダイオード98を接続し,
さらにダイオード100をブザー46との間に接続すれば,
オーバヒート時に発光ダイオード98も発光させることが
できる。
が,第1図に仮想線で示すようにサイリスタ86のカソー
ドと感温スイツチ44の間に発光ダイオード98を接続し,
さらにダイオード100をブザー46との間に接続すれば,
オーバヒート時に発光ダイオード98も発光させることが
できる。
以上の実施例ではオイルレベルの上・下限を常開接点62
a,64aと常閉接点62b,64bとで検出してランプ50,52,54を
点灯させるが、リレーコイル62,64を介さずリードスイ
ツチ60a,60bの開閉により直接ランプ50,52,54を点滅さ
せるようにしてもよい。
a,64aと常閉接点62b,64bとで検出してランプ50,52,54を
点灯させるが、リレーコイル62,64を介さずリードスイ
ツチ60a,60bの開閉により直接ランプ50,52,54を点滅さ
せるようにしてもよい。
第3,4図はその場合の回路図である。第3図の実施例で
はオレンジランプ52にスイツチングトランジスタ102を
直列接続し,そのベースを分圧抵抗104,106の分圧点に
接続する一方,抵抗106をダイオード108,110を介してリ
ードスイツチ60a,60bに接続した。この結果スイツチ60
a,60bが共に開いている時のみ,トランジスタ102が閉炉
してランプ52が点灯する。
はオレンジランプ52にスイツチングトランジスタ102を
直列接続し,そのベースを分圧抵抗104,106の分圧点に
接続する一方,抵抗106をダイオード108,110を介してリ
ードスイツチ60a,60bに接続した。この結果スイツチ60
a,60bが共に開いている時のみ,トランジスタ102が閉炉
してランプ52が点灯する。
また第4図の実施例ではランプ50,52,54に代えて発光ダ
イオード50A,52A,54Aを用い,オレンジの発光ダイオー
ド52Aのアノードを,それぞれダイオード112,114を介し
てスイツチ60a,60bに接続した。この実施例によればス
イツチ60a,60bのいずれかが閉路すれば発光ダイオード5
2Aの両端電圧がその作動電圧以下となつて発光せず,両
スイツチ60a,60bが共に開路した時だけ発光する。
イオード50A,52A,54Aを用い,オレンジの発光ダイオー
ド52Aのアノードを,それぞれダイオード112,114を介し
てスイツチ60a,60bに接続した。この実施例によればス
イツチ60a,60bのいずれかが閉路すれば発光ダイオード5
2Aの両端電圧がその作動電圧以下となつて発光せず,両
スイツチ60a,60bが共に開路した時だけ発光する。
本発明は以上の実施例に限定されるものでないのは勿論
であり,オイルレベルスイツチ58はオイルの下限のみを
検出するものであつてもよい。また,低速維持回路80も
この実施例の回路に限定されるものでなく,一部の気筒
の点火を停止させて低回転にしたり,電気式あるいは機
械式のガバナ等を用いて低回転に維持するものであつて
もよい。
であり,オイルレベルスイツチ58はオイルの下限のみを
検出するものであつてもよい。また,低速維持回路80も
この実施例の回路に限定されるものでなく,一部の気筒
の点火を停止させて低回転にしたり,電気式あるいは機
械式のガバナ等を用いて低回転に維持するものであつて
もよい。
(発明の効果) 本発明は以上のように、オイルの下限を検出して自己保
持回路でその状態を保持し、エンジンの点火回路による
点火と失火とを繰り返すことによりエンジンを低速に維
持させるものであるから、オイル減少時にエンジンが急
停止せず航走を続けることが可能である。また点火と失
火を繰り返す動作は自己保持回路によって継続するか
ら、船体の姿勢変化によりオイル面が変動しても影響を
受けず、運転感が良い。なおスロットルを開位置に固定
したまま高速走行中にオイルが減り、低速運転に変化し
た状態でオイルを追加しても、自己保持回路があるため
エンジンが急に高速に復帰することがない。このため急
に船が加速することがなく、運転感が良くなる。さらに
スロットル弁を機械的に閉じる必要もないから、構造が
簡単である。
持回路でその状態を保持し、エンジンの点火回路による
点火と失火とを繰り返すことによりエンジンを低速に維
持させるものであるから、オイル減少時にエンジンが急
停止せず航走を続けることが可能である。また点火と失
火を繰り返す動作は自己保持回路によって継続するか
ら、船体の姿勢変化によりオイル面が変動しても影響を
受けず、運転感が良い。なおスロットルを開位置に固定
したまま高速走行中にオイルが減り、低速運転に変化し
た状態でオイルを追加しても、自己保持回路があるため
エンジンが急に高速に復帰することがない。このため急
に船が加速することがなく、運転感が良くなる。さらに
スロットル弁を機械的に閉じる必要もないから、構造が
簡単である。
またオイルの追加後には手動のスイッチにより自己保持
回路を解除し低速維持回路を不作動にすることができ、
エンジンを停止させることなく再び通常の運転状態に戻
すことができる。
回路を解除し低速維持回路を不作動にすることができ、
エンジンを停止させることなく再び通常の運転状態に戻
すことができる。
第1図は本発明の一実施例の回路図,第2図はその動作
説明図,第3,4図はオイル警告回路の他の実施例を示す
回路図である。 42……スイッチ、 56……オイルタンク、 58……オイルレベルスイツチ、 66……自己保持回路,80……低速維持回路。
説明図,第3,4図はオイル警告回路の他の実施例を示す
回路図である。 42……スイッチ、 56……オイルタンク、 58……オイルレベルスイツチ、 66……自己保持回路,80……低速維持回路。
Claims (1)
- 【請求項1】所定のスロットル開度位置に固定可能なス
ロットル調整装置を備える船舶用エンジンにおいて、 オイルレベルの下限を検出するオイルレベルスイッチ
と、このオイルレベルスイッチをオイルレベルの下限検
出状態に維持する自己保持回路と、前記自己保持回路の
出力に基づき点火回路による点火と失火を繰り返してエ
ンジンを低速に維持させる低速維持回路と、エンジンを
停止させることなく前記自己保持回路の自己保持動作を
解除し前記低速維持回路を不作動による手動のスイッチ
とを備えることを特徴とする船舶用エンジンのオイル警
告装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58193193A JPH0686808B2 (ja) | 1983-10-15 | 1983-10-15 | 船舶用エンジンのオイル警告装置 |
US06/634,982 US4562801A (en) | 1983-07-28 | 1984-07-27 | Engine control system for marine propulsion device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58193193A JPH0686808B2 (ja) | 1983-10-15 | 1983-10-15 | 船舶用エンジンのオイル警告装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6085210A JPS6085210A (ja) | 1985-05-14 |
JPH0686808B2 true JPH0686808B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=16303849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58193193A Expired - Lifetime JPH0686808B2 (ja) | 1983-07-28 | 1983-10-15 | 船舶用エンジンのオイル警告装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0686808B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004021394B4 (de) * | 2004-04-30 | 2006-09-28 | Wacker Construction Equipment Ag | Ölstandsüberwachungssystem für Verbrennungsmotor |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4019489A (en) | 1974-12-09 | 1977-04-26 | George Bowen Cartmill | Safety apparatus for engines |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444139A (en) * | 1977-09-14 | 1979-04-07 | Yamaha Motor Co Ltd | Decrease warning device for engine oil amount |
JPS56113110U (ja) * | 1980-01-30 | 1981-09-01 | ||
JPS582471A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-08 | Yamaha Motor Co Ltd | 内燃機関の過熱防止装置 |
-
1983
- 1983-10-15 JP JP58193193A patent/JPH0686808B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4019489A (en) | 1974-12-09 | 1977-04-26 | George Bowen Cartmill | Safety apparatus for engines |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6085210A (ja) | 1985-05-14 |
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