JPS6116274A - 船外機の警告装置 - Google Patents

船外機の警告装置

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JPS6116274A
JPS6116274A JP13881684A JP13881684A JPS6116274A JP S6116274 A JPS6116274 A JP S6116274A JP 13881684 A JP13881684 A JP 13881684A JP 13881684 A JP13881684 A JP 13881684A JP S6116274 A JPS6116274 A JP S6116274A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、船外機において、エンジンのオーバーヒート
が生じないようにするための装置にかかるものであり、
特にオーバーヒートの原因が生じたときにこれを検知し
、警告を与える船外機の警告装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、水冷式の船外機は、ギヤーケース内に設けられ
ているウオークポンプによって冷却水を吸い上げ、これ
をシリンダーのジャケット内に循環させた後外部に排水
するというシステムを採用している。従って、冷却水の
吸入口がつまったり、あるいはウオークポンプの故障等
があった場合は、冷却水が循環しなくなり、エンジンの
オーバーヒートを起こすためシリンダーやピストンの損
傷が生ずる。
また、プロペラとして、設定規格値よりピンチの小さい
ものを使用したり、あるいは規格物を使用しても軽負荷
の場合には、必要以上にエンジンの回転数が上昇し、エ
ンジンの寿命が著しく短縮されるという不都合がある。
更に、最近においては、分離給油形の船外機が多く用い
られごようになってきているが、オイルが規定量以下と
なった場合には、何らかの手段でかかるオイル不足を運
転者に知らせる必要がある。
船外機の警告装置は、以上のような観点から必要とされ
るものである。
従来の船外機の警告装置としては、例えば特開昭56−
146011号公報、同57−10772号公報あるい
は同57−131820号公報に開示されたものがある
これらの警告装置は、エンジンのシリンダーへ・ノドに
取付けた温度センサによってエンジンのシリンダーヘッ
ド部の温度を感知し、所定の設定温度以上になるとブザ
ー等を動作させ、あるいは同時にエンジンの回転数を制
御し、運転者に対してオーバーヒートの状態であること
を警告するものである。また、オイルが不足した場合も
同様にしてブザー等を動作させ、あるいはエンジンの回
転数が制御されるものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、以上のような従来の警告装置においては、シ
リンダーヘッド部に取付けられている温度センサの設定
温度は、エンジンの冷却水がな(なってから温度が上昇
する過程における値となる。
このため、設定する値の選定が困難となるという不都合
がある。すなわち、設定温度の値によっては、通常の運
転状態で警告が行なわれたり、あるいは警告が遅すぎる
という事態が生ずることがある。また、シリンダーヘッ
ドの熱が十分に温度センサに伝えられるように、グリス
等の手段が必要となり、手間がかかるという不都合があ
る。更に、各エンジン毎に温度センサの設定値を変更す
る必要があり、設定値の異なる温度センサを何種類も用
意する必要があるという不都合がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、何ら
温度センサを使用することなく良好に異常を検知して運
転者に警告を行うこととするとともに、エンジンの寿命
低下を防ぐことができる手段を具備した簡易な船外機の
警告装置を提供することを、その目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明は、異常が発生したときにエンジンの動
作を制御する船外機の警告装置において、エンジンの回
転数を検出する回転数検出手段と、異常に対応してエン
ジンの回転数を設定する回転数設定手段と、検出したエ
ンジンの回転数が設定された値よりも大きくなったとき
に、エンジンの回転数を抑制する抑制手段とを具備する
という構成を採用し、これにより前記目的を達成しよう
とするものである。
本発明の主要な実施態様によれば、エンジンの回転数を
検知し、この値が異常に対応して設定された値より大き
くなったときは、エンジンの回転数を抑制するようにし
たものである。
本発明の他の実施態様によれば、エンジンのジャケット
内に十分冷却水が満たされていないときもエンジンの回
転数が抑制される。
また、更に他の実施態様によれば、エンジンのオイルが
不足したときにもエンジンの回転数が抑制される。
〔発明の実施例〕
以下、本発明にかかる船外機の警告装置の実施例につい
て添付図面を参照しながら説明する。
第1図には、本発明にかかる警告装置の一実施例を示す
(点火装置の構成) この第1図において、CD I  (Capaciti
veDischarge Ignition)点火装置
100は、一般的に使用されている回路と同様の構成と
なっている。
コンデンサ充電コイル102は、一方、がアースに接続
されており、他方は、ダイオード104゜106のアノ
ード側に各々接続されている。ダイ□オード106のカ
ソード側はニストップスイッチ108を介してアースに
至る。また、ダイオード104のカソード側は、コンデ
ンサ110及びすイリスタ112のアノードに各々接続
されている。
コンデンサ110は、イグニッションコイル114の一
次側コイルの一端に接続されており、この−次側コイル
の他端は、サイリスク112のカソード側とともにアー
スに至る。また、−次側コイルには、ダイオード116
が並列に接続されている。
イグニッションコイル114の二次側は、スパークプラ
グ118に接続されている。前記サイリスタ112のゲ
ートは、抵抗120を介してアースに至るとともに、コ
ンデンサ122及び抵抗124の並列回路を介してダイ
オード126のカソード側に接続されている。更に、ダ
イオード126のアノード側は、パルサーコイル128
を介してアースに至る。
(点火装置の動作) 次に以上のように構成されたCDI点火装置100の動
作を説明する。まず図示しないクランクシャフトと同期
するフライホイールが回転すると、コンデンサ充電コイ
ル102に起電力が生ずる。この起電力によって、ダイ
オード104.コンデンサ110.ダイオード116及
びアースを介して形成された閉回路に電流が流れ、コン
デンサ110が充電される。
また、同様にしてフライホイールが回転すると、パルサ
ーコイル128にも起電力が発生する。この起電力によ
って、ダイオード126.コンデンサ122と抵抗12
4のバイアス回路、抵抗120及びアースを介して形成
された閉回路に電流が流れ、サイリスタ112のゲート
に電圧が印加されることとなる。この抵抗120による
サイリスタ112のゲート電圧が、サイリスタ112の
トリガ電圧に達すると、サイリスタ112は、rOFF
 Jの状態から「ON」の状態にターンオンすることと
なる。
このため、コンデンサ110に留っている電荷が、サイ
リスタ112及びイグニッションコイル114の一次側
コイルで形成される回路により放電されることとなる。
これによって、イグニッションコイル114の一次側コ
イルに電流が流れ、更には、イグニッションコイル11
4の二次側に高電圧が発生し、これがスパークプラグ1
18に印加されて点火が行なわれることとなる。以上の
動作がフライホイールの回転毎に行なわれ、エンジンの
運転が続けられるようになっている。なお、ストソプス
インチ108を「ON」とすると、コンデンサ充電コイ
ル102は、ダイオード106゜ストソプスインチ10
8及びアースを介して短絡されることとなるため、コン
デンサ110が充電されなくなる。このため、スパーク
プラグ118の点火は行なわれないこととなる。
(過回転防止装置の構成) 次に、過回転防止装置200について説明する。
前述したコンデンサ充電コイル102のプラス側は、抑
制手段としてのサイリスク202のアノード側に接続さ
れている。このサイリスク202のアノード側とゲート
側には、回転数検出手段および抑制手段としての回転数
検出回路204が接続されている。他方、サイリスタ2
02のカソード側は、抵抗206を介してアースに至る
とともに、火花消去検出回路208に接続されている。
ごの火花消去検出回路208は、更に、抵抗210を介
してブザー402に接続されているとともに、タイマ回
路212を介して回転数設定手段としての回転数切換回
路214に接続されている。なお、この回転数切換回路
214は、抵抗216を介して後述する冷却水検出装置
300のトランジスタ326のコレクタに接続されてい
る。なお、前述したサイリスク202のカソード側は、
抵抗218を介して発光ダイオード220に接続され、
この発光ダイオード220は更にアースに至る。これら
の抵抗218及び発光ダイオード220は、過回転防止
状態すなわち失火状態にあることを船外機の運転者に知
らせるためのもので、必要に応して接続されるものであ
る。
(冷却水検出装置の構成) 次に、冷却水検出装置300について説明する。
前述したコンデンサ充電コイル102のプラス側は、抵
抗302を介して整流器304の交流側端子の1つに接
続されている。なお、整流器304の交流側端子の他の
1つは、アースされている。
整流器304のプラス側出力端子は、抵抗306を介し
てツェナーダイオード310のカソード側。
抵抗312の一端、トランジスタ314のエミッタ及び
抵抗316の一端に各々接続されている。
また、前記整流器304の出力端子間には、コンデンサ
308が接続されて、おり、マイナス側出力端子は、ア
ースされている。更に、ツェナーダイオード310のア
ノード側も同様にアースされている。
前記抵抗312の他端は、トランジスタ314のベース
に接続されているとともに、冷却水検出センサ318に
接続されている。トランジスタ314のコレクタは、抵
抗320を介してトランジスタ322のベースに接続さ
れており、更に抵抗324を介してトランジスタ322
のエミッタとともにアースに至る。抵抗316の他端は
、前記トランジスタ322のコレクタ及びトランジスタ
326のベースに各々接続されている。トランジスタ3
26のエミッタは、アースされている。
以上の回路のうち、抵抗306及びコンデンサ308に
よって整流器304の出力波形に対する平滑回路が構成
されている。また、ツェナーダイオード310は、平滑
された直流電圧を定電圧化するためのものである゛。更
に、抵抗312゜316.320.324及びトランジ
スタ314゜322.326は、冷却水検出センサ31
8の出力を増幅する増幅回路である。
前記増幅回路の出力端子であるトランジスタ326のコ
レクタは、ダイオード400のカソード側に接続されて
おり、ダイオード400のアノード側は、ブザー402
の一端に接続されるとともに、オイルレヘル検出機能と
してのオイルレヘルスイソチ404の一端にも接続され
ている。このオイルレヘルスイソチ404の他端はアー
スされている。また、ブザー402の他端は、イグニッ
ションスイッチ406を介してバッテリー408のプラ
ス側に接続されており、バッテリ−408のマイナス側
はアースに至る。
(冷却水検出センサの構成) 次に、上述した冷却水検出センサ31Bについて、第2
図ないし第4図を参照しながら説明する。
第2図は、本発明が適用された船外機の側面図であり、
この図の矢印■からみた図が第3図に拡大して示されて
おり、また、第3図のTV−TV線に沿った断面図が第
4図に示されている。これらの図において、船外機50
0は、アッパーケーシング502及びロアーケーシング
504を有しており、アッパーケーシング502は、ク
ランプブラケット506を介して図示しない船舶のトラ
ンサムに取り付けられる。ロアーケーシング504には
、プロペラ508が設けられている。
アッパーケーシング502の上部開口は、エンジンカウ
リング510で覆われており、この内部に、エンジン5
12が収容されている。このエンジン512のシリンダ
へ7ドカバー514には、冷却水検出センサ318が設
けられている。この冷却水検出センサ318は、第4図
に示すように、中央部にリード線318Aに接続されて
いるアルミ等から成る電極318Bを有する構造となっ
ている。まず、この電極318Bは、先端部が、エンジ
ン512のウオークジャケット516内に臨むように耐
熱ガラスの電極ホルダー318C内に収納されている。
また、前記電極318Bの後端部は、電極ホルダー31
8Cから露出しており、この部分がリード線318Aに
接続されているとともに、この接続部分が充填剤318
Dによって固定されている。更に、電極ホルダー318
0は、樹脂等の絶縁体から成るボディ318E内に収容
されており、ボディ318Eは、シール効果を上げるパ
ツキン318Fを介してシリンダーヘットカバー514
の最上部又はその近辺に固着されている。
(実施例の全体的動作) 次に、上記実施例の全体的動作について説明する。
く過回転防止における動作) まず、エンジン512の過回転防止における動作につい
て説明する。一般に、プロペラ508が設定されたもの
より小さいものであるとき、走行中にキャビテーション
を起こしたとき、あるいは当該船外機の取付けられた船
が比較的軽量であるときなどには、エンジン512の回
転数が異常に高くなるという現象が生ずる。本実施例で
は、エンジン512の回転数があらかじめ定めた所定の
設定回転数以上になろうとした場合には、スパークプラ
グ118の点火を抑制することによりエンジン512の
回転を制御し、エンジン512の過回転防止を行うよう
にしている。
エンジン512の回転数の検出は、回転数検出回路20
4によって行なわれる。すなわち、コンデンサ充電コイ
ル102の起電力はパルス状であり、このパルスの周期
はエンジン512の回転数に関係している。回転数検出
回路204には、コンデンサ充電コイル102の起電力
が入力されており、これによって回転数の検出が行なわ
れる。
回転数が設定値以下の場合は、サイリスタ202のゲー
トに対して回転数検出回路204から何ら信号が出力さ
れない。従って、サイリスタ202はrOFFJの状態
である。従って、過回転防止装置200は何ら動作せず
、CDI点火装置100は、上述した通りの動作を続け
る。
次に、上述したいずれかの理由によりエンジン512の
回転数が上昇し、設定値に達すると、回転数検出回路2
04からサイリスク202のゲートに対して信号が出力
される。このためサイリスク202がターンオンし、コ
ンデンサ充電コイル102のプラス側が抵抗206を介
してアースされることとなる。これによってコンデンサ
110に対する充電は行なわれなくなる。従って、サイ
リスタ】12がターンオンしてもイグニッションコイル
114の一次側コイルに電流が流れず、スパークプラグ
118の点火は行なわれないこととなる。従って、エン
ジン512の回転数は低下することとなる。
ところが、エンジン512の回転数が低下し設定値以下
となると回転数検出回路204からのゲート信号出力が
停止し、再びコンデンサ110に対する充電が行なわれ
てスパークプラグ118の点火が行なわれるようになる
従って、上述した、エンジン512の回転数を上昇させ
る原因が解消しない限り、かかる動作が繰り返され、エ
ンジン512の回転数は、設定値を中心として変動する
こととなる。
以上の理由によりエンジン512の振動が通常の場合よ
り多くなり、運転者の受けるフィーリングが悪くなる。
このような状態になると、運転者は、一般的にはスロッ
トル(図示せず)を戻し回転数を設定値以下に落とす。
しかし、フィーリング的に通常の状態とほとんど差がな
い場合には、その状態を維持することもある。しかしエ
ンジン512は、点火と失火の状態を繰り返しているの
で、振動が多く寿命が短縮されるという不都合が生ずる
。かかる不都合を防止するため、火花消去検出回路20
8が設けられている。
詳述すると、エンジン512の回転数が上昇して設定値
となり、失火状態となると、これが火花消去検出回路2
08によって検出され該火花検出回路208が「ON」
状態となる。これはサイリスタ202のカソード側の状
態を判断して行なわれる。次に、この「ON」状態を示
す信号が火花消去検出回路208からタイマー回路21
2に出力され、これによってタイマー回路212が所定
の計時を開始する。所定時間の計時が終了すると、回転
数切換回路214が動作し、これによって回転数検出回
路204に設定されている回転数の設定値が第1の値か
ら第2の値に切換えられる。
つまり、最初は、回転数が第1の値(例えば6000P
PM)に達すると失火状態となり、これによってエンジ
ン512の回転数が規制されている。
そして、この状態が続くと、所定の設定時間(例えば数
秒間)経過後、回転数の設定値が第2の値(例えば30
00PPM)に切換わる。このため、エンジン512の
回転数は、該第2の値にまで低下し、第1の値の設定値
による連続運転が防止される。そして、運転者がスロッ
トルを戻し、エンジン512の回転数が第2の値以下に
落ちれば、第2の値における作動は解除され、通常の運
転が可能となる。
なお以上の動作において、失火状態ではサイリスタ20
2が「ON」であるため、抵抗218を介して発光ダイ
オード220に電流が流れ、発光ダイオード220が発
光することとなる。すなわち、エンジン512の回転数
が設定値以上となると、発光ダイオード220が点灯す
るので、これによって運転者は過回転の状態を容易に知
ることができる。
(冷却水の検出動作) 次に、エンジン512の冷却水の検出動作について説明
する。まず、イグニッションスイッチ、406を「ON
」としてエンジン512を始動すると、コンデンサ充電
コイル102の出力が整流器304によって整流され、
直流に変換される。
そして更に、コンデンサ308及び抵抗306によって
平滑化され、ツェナーダイオード310によって定電圧
化される。
他方、エンジン512の始動によって、図示しないポン
プにより冷却水が吸い上げられるが、この冷却水がウォ
ータージャケット516の上部すなわち冷却水検出セン
サ318の位置に到達するまでには若干の時間を要する
。この間、冷却水検出センサ318の電極318Bとア
ースすなわちシリンダーヘンドカバー514との間の抵
抗は略無限大である。従って、トランジスタ314のベ
ース電流は流れないので、トランジスタ314はrOF
FJである。従って、トランジスタ322もベース電流
が流れず□「OFF」である。
しかしながら、トランジスタ326はNPN形であるた
め、抵抗306,316を介して整流器304の出力電
圧が印加され、「ON」である。
このため、トランジスタ326.ダイオード400゜ブ
ザー402.イグニッションスイッチ406゜バッテリ
ー408及びアースを介して閉回路が形成され、ブザー
゛402に電流が流れて吹鳴することとなる。
更に、トランジスタ326が導通状態にあると、トラン
ジスタ326のコレクタは、略アース電位となる。これ
が抵抗216を介して回転数切換回路214に検知され
る。このため回転数切換回路214によって、エンジン
512の回転数の設定値が第2の値に設定されることと
なる。このため、エンジン512は第2の値の設定値以
下の回転数で回転することとなる。
次に、一定時間例えば数秒の経過の後には、冷却水がウ
ォータージャケット5.16の上方に達するようになり
、やがて冷却水検出センサ318の位置に達することと
なる。このため、冷却水検出センサ318の電極318
Bと、シリンダーヘンドカバニ514すなわちアースと
の間の抵抗は、低下して例えば数百オーム程度となる。
従って、トランジスタ314のベース電位が低下し「O
N」状態となる。すなわち、トランジスタ314のエミ
ッタ、rベース及び冷却水検出センサ318を介して電
流が流れる。このため、トランジスタ322もrONJ
となり、ベースに電流が流れてコレクタは略アース電位
となる。これによってトランジスタ326は「○FFJ
となり、ブザー402への通電が停止されて吹鳴も停止
する。
同時にトランジスタ326のコレクク電位の上昇は、回
転数切換回路214によって検知され、回転数検出回路
204の設定値は、第2の値から第1の値に切換えられ
て通常の運転が可能となる。
すなわち、エンジン512を始動すると、ブザゴ402
が鳴動し、また、エンジン512の回転数は第2の値に
抑制される。この状態は、ウォータージャケット516
内における冷却水の水位が冷却水検出センサ318に達
するまで続く。そして、冷却水が冷却水検出センサ31
8に達すると、ブザー402の吹鳴が停止するとともに
、エンジン512の回転数は第1の値となる。
従って運転者は、エンジン512のシリンダー内に冷却
水が回ったか否かをブザー402の吹鳴で聴覚的に確認
することができる。また、冷却水がウォータージャケッ
ト516内に十分溝たされるまでエンジン512の回転
数が抑制されるので、1二/ジン512の保護にもなる
次に、走行中に何らかの理由により冷却水がシリンダー
内に回らなくなると、ウォータージャケット516内に
おける冷却水の水位が低下して、冷却水検出センサ31
8とアースとの間の抵抗値が増大し、上述した動作によ
ってブザー402が鳴動するとともにエンジン512の
回転数が第2の値に抑制されてスパークプラグ118は
失火状態となる。これによって冷却水の異常が運転者に
知らせられるとともに、エンジン512の保護が行なわ
れる。なお、この場合においては、発光ダイオード22
0も点灯することとなるので、運転者は、かかる異常を
視覚的に知ることもできる。
更に、かかる冷却水の異常の原因が解消すると再び冷却
水の水位が冷却水検出センサ318に達し、上述した動
作によりブザー402の吹鳴が停止してエンジン512
は通常の運転状態となる。
なお、過回転防止装置200及び冷却水検出装置300
の消費電力は非常に低いため、上述した動作が行なわれ
ることによってCDI点火装置100の動作が影響を受
けることはない。
(オイルウオーニングにおける動作) 次に、オイルウオーニングにおける動作について説明す
る。オイルレヘルスイノチ404は、エンジン512の
オイルタンク内に取付けられており、オイルが規定量以
上の場合は「○FFJ、規定量以下の場合は「ON」と
なるものである。
今、走行中にオイルが規定量以下になってオイルレヘル
スインチ404が「ON」になったとすると、ブザー4
02に電1ilX408によって通電が行なわれ、ブザ
ー402が鳴動する。他方、オイルレヘルスインチ40
4の「ON」動作は、接続点Pの電位の変化としてタイ
マー回路212に検知され、タイマー回路212が上述
した所定の計時を開始する。この計時が終了すると、上
述したように回転数切換回路214によって回転数検出
回路204の設定値が第1の値から第2の値に切換えら
れ、エンジン512の回転数が抑制されることとなる。
これらの動作によって、オイルの不足が運転者に警告さ
れるとともにエンジン512の保護が行なわれる。
なお、以上のオイルウオーニング時の動作と、冷却水異
常時の動作とを比較すると、ブザー402が鳴動し、エ
ンジン512の回転数が抑制される点で共通する。しか
し、冷却水異常時は、かかる動作がほぼ同時に行なわれ
るのに対し、オイルウォ・−ユング時は、ブザー402
の鳴動後所定時間例えば数秒間経過してからエンジン5
12の回転数が抑制される。従って、かかる相違から、
いずれの異常が生したを運転者は判別することが可能で
ある。
以上説明したように、本実施例によれば、冷却水検出装
置300の電源をコンデンサ充電コイル102の起電力
より得ているので、ハソテリーを使用しないエンジンに
対しても適用できる。また、エンジン始動後冷却水が十
分溝たされるまでブザー402が鳴動するので、事前に
冷却機能のチェックを行うことができる。また、過回転
防止のタイマー回路とオイルウオーニングのための回転
数制御のタイマー回路とが共用されているなど回路構成
が簡略である。更に、ブザー鳴動と回転数制御の動作時
間の相違から、冷却水異常とオイルウオーニングとを区
別することができ、また、エンジンの寿命の低下を防く
ことができるという効果がある。
なお、上記実施例の説明において、コイル102゜12
8に「プラス側」、「マイナス側」という呼称を用いた
が、これは便宜上のものであって、コイル102,12
8の起電力が直流であることを表すものではない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、異常が発生したときに
エンジンの動作を制御する船外機の警告装置において、
エンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、異常に
対応してエンジンの回転数を設定する回転数設定手段と
、検出したエンジンの回転数が設定された値よりも大き
くなったときに、エンジンの回転数を抑制する抑制手段
とを具備するという構成を採用したので、種々の異常に
対して良好にエンジンのオーバーヒートを防止すること
ができ、エンジンの寿命の低下を防止することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる船外機の警告装置の一実施例を
示す回路図、第2図は本発明に使用される船外機の一例
を示す側面図、第3図は第2図の矢印■からみた部分の
拡大図、第4図は第3図のIV−IV線に沿った断面の
主要部分を示す断面図である。 100−・−CDI点火装置、200−−−−−−一過
回転防止装置、202−・−・抑制手段としてのサイリ
スク、20.1−−−−−・回転数検出手段および抑制
手段としての回転数検出回路、208−−−−−−一火
花消去検出回路、212−・−タイマ回路、214−−
−−−−一回転数設定手段としての回転数切換回路・、
300−−−−−一冷却水検出装置、318−−一冷却
水検出センサ、404・−・−オイルレベル検出のため
のオイルレベルスイッチ、500−・−・−船外機、5
12− ・−エンジン、516−・=−ウォータジャケ
ット。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、異常が発生したときにエンジンの動作を制御す
    る船外機の警告装置において、 エンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、異常に
    対応してエンジンの回転数を設定する回転数設定手段と
    、検出したエンジンの回転数が設定された値よりも大き
    くなったときに、エンジンの回転数を抑制する抑制手段
    とを具備したことを特徴とする船外機の警告装置。
  2. (2)、前記回転数設定手段を、前記抑制手段が動作し
    た後所定時間経過後に回転数の設定値を低下するように
    変更設定する手段とする特許請求の範囲第1項記載の船
    外機の警告装置。
  3. (3)、前記回転数設定手段を、エンジンのウォータジ
    ャケット内に十分冷却水が満たされていないときに回転
    数の設定値を低下するように変更設定する手段とする特
    許請求の範囲第1項記載の船外機の警告装置。
  4. (4)、前記回転数設定手段を、エンジンのオイルが不
    足したときに回転数の設定値を低下するように変更設定
    する手段とする特許請求の範囲第1項記載の船外機の警
    告装置。
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