JP2628031B2 - エンジンの異常警告装置 - Google Patents

エンジンの異常警告装置

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JP2628031B2
JP2628031B2 JP7180582A JP18058295A JP2628031B2 JP 2628031 B2 JP2628031 B2 JP 2628031B2 JP 7180582 A JP7180582 A JP 7180582A JP 18058295 A JP18058295 A JP 18058295A JP 2628031 B2 JP2628031 B2 JP 2628031B2
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oil
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circuit
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JP7180582A
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Inventor
孝 小池
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三信工業株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オイルが規定レベル以
下になったりエンジンがオーバーヒートした時に警告を
発し、エンジン回転速度を落してエンジンを保護しつつ
運転を継続可能にしたエンジンの異常警告装置に関する
ものである。
【0002】
【発明の背景】エンジンがオーバーヒートした時や潤滑
オイルが不足した時に、そのままエンジンを運転し続け
るとエンジンの焼付きなどをおこすおそれがある。エン
ジンの焼付きは修理が著しく困難であり、場合によって
は修理が不可能となることもある。そこでこのような場
合においても重大な修復不能な状態に至らないようにす
ることが望まれる。
【0003】そこでエンジンがオーバーヒートしたり、
オイルが一定以下になるとエンジンを停止させることが
考えられる(例えば実開昭56−113110号等参
照)。しかしこの場合、エンジンが船舶や車両に搭載さ
れたものであれば、その時点で船や車両が停止してしま
い、帰港あるいは帰社(宅)できなくなるという問題が
生じる。
【0004】また潤滑オイルポンプのオイル供給圧が一
定圧以下になると警告を出すものもある(例えば特開昭
50−140739号)。しかしこの場合にはオイル圧
が下がり始めた時にはオイル液面がポンプのオイル吸入
口のレベルに近いことを意味し、それ以後はエンジンを
直ちに停止するか、短時間しか運転を継続できず、帰
港、帰宅するほどの長い時間運転することは不可能であ
った。
【0005】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、エンジンのオーバーヒートやオイル不足の
際に警告を発すると共に重大な故障に至らないように
し、また低速ではあっても帰港あるいは帰社(宅)はで
きるようにするエンジンの異常警告装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【発明の構成】本発明はこの目的達成のため、このよう
な場合に警告を発しかつエンジンの回転速度を制限して
エンジンを保護するようにしたものである。すなわちこ
の目的は、分離潤滑式2サイクルエンジンにおいて、潤
滑オイルのタンクに設けられこのタンクに所定量の潤滑
オイルを残してオイルレベルの下限を検出するオイルレ
ベルセンサと、前記オイルレベルセンサが一度オンする
とこのオン状態を保持する自己保持回路と、この自己保
持回路の出力により作動するオイル警告手段と、エンジ
ンの過熱を検出する温度センサと、この温度センサの出
力により作動するエンジン過熱警告手段と、前記エンジ
ンの回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記自己
保持回路および温度センサの少くとも一方の出力に基づ
いて作動し前記回転速度検出手段で検出した回転速度が
一定以上の時にエンジンの少なくとも一部の気筒を失火
させてエンジン回転速度を規制しつつ運転を継続させる
失火回路と、前記オイル警告手段および自己保持回路を
同時に不作動にする単一のスイッチとを備えることを特
徴とするエンジンの異常警告装置により達成される。
【0007】
【実施態様】図面は本発明の一実施態様の回路図であ
る。この図において符号10は公知のCDI(コンデン
サ放電式点火)回路であり、充電コイル12の交流出力
はダイオード14、16で半波整流され、正の半波によ
ってコンデンサ18を図示の極性に充電する。このコン
デンサ18の充電電荷はパルサコイル20の正の半波
(ゲ−トパルス)により点弧されるサイリスタ22、お
よび点火コイル24の一次側を通って放電され、その時
点火コイル24の二次側に誘起される高電圧により点火
栓26が点火される。
【0008】30は充電コイル、32はこのコイル30
の出力を全波整流するダイオードブリッジ、34はこの
ブリッジ32の出力端に並列接続された電池、また36
は手動のスイッチである。38は空冷2サイクルエンジ
ンでありそのシリンダヘッドには温度センサ40が固定
されている。40aはこの温度センサ40の接点であっ
てエンジン38のオーバーヒートを検知して閉路(オ
ン)する。この接点40aはエンジ過熱警告手段として
のブザー42と直列接続され、この直列回路は前記電池
34にスイッチ36を介して並列接続されている。なお
このブザー42に代えて仮想線で示した発光ダイオード
42Aを用いてもよい。
【0009】50、52、54はそれぞれ緑、オレン
ジ、赤の警告ランプであり、これらは潤滑オイル量に応
じて点灯する。すなわち56で示す潤滑オイルのタンク
にはオイルレベルセンサ58が取付けられ、このセンサ
58はオイルレベルと共に上下動するフロート60によ
り作動する。オイルレベルセンサ58はオイルレベルの
上限で動作する常開接点62aおよび常閉接点62b
と、オイルレベルの下限で動作する常開接点64aおよ
び常閉接点64bを備える。前記緑の警告ランプ50は
接点62aと直列接続され、この直列回路がスイッチ3
6を介して電池34に並列接続されている。このためオ
イルが上限レベル以上あれば、この緑のランプ50が点
灯する。
【0010】前記赤のランプ54はオイルの下限を知ら
せるオイル警告手段であって、接点64aの自己保持回
路66と直列接続され、この直列回路がスイッチ36を
介して電池34に並列接続されている。この自己保持回
路66はランプ54に直列接続されたサイリスタ68
と、このサイリスタ68のゲート・カソード間に接続さ
れ接点64aの閉路によって充電されるコンデンサ70
とを有する。従ってオイルレベルが一度下限になると接
点64aが閉路してコンデンサ70が充電され、サイリ
スタ68が点弧して赤のランプ54が点灯し続ける。こ
の状態はスイッチ36を一度切るまで保たれる。
【0011】前記オレンジの警告ランプ52には常閉接
点62b,64bが直列接続され、この直列回路はスイ
ッチ36を介し電池34に並列接続されている。接点6
2bはオイルレベルの上限以下で閉路し、接点64bは
オイルレベルの下限以上で閉路するから、結局オイルレ
ベルが上限と下限の間にある時に両接点62b、64b
は共に閉路し、ランプ52が点灯することになる。
【0012】失火回路72は次のように構成される。前
記サイリスタ22のゲートパルスにより、抵抗74を介
して充電されるコンデンサ76と、このコンデンサ76
に並列接続された放電用抵抗78とでエンジン38の回
転速度を検出する回転速度検出手段が形成される。すな
わち回転速度が速ければゲートパルスの周波数が高くな
りコンデンサ76の充電端電圧も上昇する。この充電端
電圧が所定電圧以上になるとNPNスイッチングトラン
ジスタ80がオンする。
【0013】このトランジスタ80にはアナログスイッ
チ82が直列接続され、この直列回路がサイリスタ22
のゲ−ト・接地間に接続されている。84はオア回路で
あり、前記温度センサ40の接点40aのオンと、オイ
ルの下限を検出する接点64aのオンとの論理和をと
り、両接点40a、64aの少なくとも一方がオンにな
るとアナログスイッチ82を閉路する。
【0014】この装置は次のように動作する。エンジン
温度が適正であれば温度センサ40の接点40aはオフ
でブザー42(または発光ダイオード42A)は不作動
である。エンジン38がオーバーヒートするとブザ−4
2が鳴り(または発光ダイオード42Aが点灯し)、こ
の時オア回路84はアナログスイッチ82を閉路する。
従ってエンジン38が所定速度以上で回転していればコ
ンデンサ76の充電端電圧も高くトランジスタ80はオ
ンし、サイリスタ22のゲ−トパルスはこのトランジス
タ80に流れるからサイリスタ22は点弧しなくなる。
【0015】すなわち点火栓26は失火しエンジン38
の速度は低下する。コンデンサ76の充電電荷が抵抗7
8およびトランジスタ80のベースを通って放電されそ
の充電端電圧が所定電圧以下になると再び点火栓26は
点火し始める。このように点火栓26は点火、失火を繰
り返すのでエンジン速度は過大にならず、エンジン38
が保護される。
【0016】オイルが上限レベル以上ある時は接点62
aが閉、接点62bが開となるから緑のランプ50のみ
が点灯する。オイルレベルが上限と下限の間になるとオ
レンジのランプ52が点灯し、さらに下限に一度達する
と自己保持回路66によって赤のランプ54が点灯し続
ける。この時にもオア回路84はアナログスイッチ82
を閉路し、エンジン38の速度を規制する。
【0017】またスイッチ36をオフにすればオイル警
告手段のランプ54が消灯し、また自己保持回路66は
不作動になるから、エンジン38は速度制限されること
がない。
【0018】以上の実施例では、失火回路72は回転速
度を規制するために点火栓26の発火を一時期止めるよ
うに作動するが、本発明の失火回路は点火栓の発火を2
回に一度失火させるなど発火頻度を変えるようにした
り、あるいは複数気筒のエンジンの場合一部の気筒だけ
を失火させるようにするなど種々の方法が可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、エンジンがオーバーヒ
ートしたことまたはオイルレベルセンサがオイルの下限
以下になったことを検出して失火回路を作動させ、この
失火回路はエンジン回転速度が一定以上の時にエンジン
の少なくとも一部の気筒を失火させてエンジン速度を規
制しつつエンジンの運転は継続させるものであるから、
エンジンを痛めたり修理不能な重大な故障を招くおそれ
がない。特に失火回路はオーバーヒートした時オイルが
下限以下の時であっても一定速度以下での運転継続を許
容するから、例えば船舶や車両等に用いた時には帰港あ
るいは帰社(宅)することが可能である。
【0020】また、オイルレベルセンサのオンを保持す
る自己保持回路を設けたから、運転中の姿勢変化により
オイル警告手段や失火回路の作動が断続することがな
く、安定した運転が可能になる。さらに自己保持回路に
よりオイル警告手段や失火回路の作動が保持されている
間に補充してもエンジン速度は低速に保持され、スイッ
チをオフにしてからでないとエンジン速度は上げられな
いからオイル補充中にエンジン速度が不意に上昇したり
するおそれがなくなる。
【0021】さらにまた、スイッチにより自己保持回路
を復帰させた時にオーバーヒートも発生している場合に
は失火回路は作動し続けてエンジン速度を低速に保つか
ら、エンジンを確実に保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成図
【符号の説明】
36 スイッチ 38 エンジン 40 温度センサ 42 エンジン過熱警告手段としてのブザー 54 オイル警告手段としてのランプ 58 オイルレベルセンサ 66 自己保持回路 72 失火回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離潤滑式2サイクルエンジンにおい
    て、潤滑オイルのタンクに設けられこのタンクに所定量
    の潤滑オイルを残してオイルレベルの下限を検出するオ
    イルレベルセンサと、前記オイルレベルセンサが一度オ
    ンするとこのオン状態を保持する自己保持回路と、この
    自己保持回路の出力により作動するオイル警告手段と、
    エンジンの過熱を検出する温度センサと、この温度セン
    サの出力により作動するエンジン過熱警告手段と、前記
    エンジンの回転速度を検出する回転速度検出手段と、前
    記自己保持回路および温度センサの少くとも一方の出力
    に基づいて作動し前記回転速度検出手段で検出した回転
    速度が一定以上の時にエンジンの少なくとも一部の気筒
    を失火させてエンジン回転速度を規制しつつ運転を継続
    させる失火回路と、前記オイル警告手段および自己保持
    回路を同時に不作動にする単一のスイッチとを備えるこ
    とを特徴とするエンジンの異常警告装置。
JP7180582A 1995-06-26 1995-06-26 エンジンの異常警告装置 Expired - Lifetime JP2628031B2 (ja)

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JP2011122877A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Toshiba Mach Co Ltd 建設機械等における液面警告灯の表示装置
CN101968022B (zh) * 2010-11-09 2011-08-31 庄景阳 触发电路控制点火熄火装置
EP4039955A4 (en) 2019-10-04 2023-11-01 Yamabiko Corporation AIR GUIDED TYPE LAMINATED SWEEP TWO-STROKE INTERNAL COMBUSTION ENGINE, AND ENGINE-POWERED CONSTRUCTION MACHINERY
CN111402448B (zh) * 2020-03-23 2023-05-09 临工重机股份有限公司 一种转速报警方法、装置、电子设备及存储介质

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