JPH068675U - ドア枠の取付構造 - Google Patents

ドア枠の取付構造

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JPH068675U
JPH068675U JP4546192U JP4546192U JPH068675U JP H068675 U JPH068675 U JP H068675U JP 4546192 U JP4546192 U JP 4546192U JP 4546192 U JP4546192 U JP 4546192U JP H068675 U JPH068675 U JP H068675U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドア枠自体の製造を容易に行うことができ
て、ドア枠を美麗に仕上げることができ、しかも部屋間
開口の狭小化を防ぐことのできるドア枠の取付構造を簡
単な構成によって提供すること。 【構成】 建物の部屋間開口を構成する柱20等にドア
枠10を固定して、このドア枠10によってドア50の
支持及び部屋間開口の装飾を行うようにした取付構造に
おいて、柱20の部屋間開口側に端面中央に突起部21
を形成し、この突起部21に嵌合される嵌合部13を有
したドア枠10の幅を柱20と略同程度のものとすると
ともに、このドア枠10の表面に装飾材12を一体化し
て、このドア枠10を嵌合部13を利用して柱20に固
定したとき、当該ドア枠10と柱20間に、壁の表装材
30の木口を隠す額縁40用の取付空間22を形成する
ようにしたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドアの支持及び建物の部屋間開口の装飾を行うためのドア枠の取付 構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物の部屋と廊下間、部屋と部屋間等には部屋間開口が形成され、この部屋間 開口にドアが取付けられることが多い。この部屋間開口は、柱やまぐさ等を使用 して構成されるものであるが、これらの柱やまぐさを「むく」のままで使用する ことは希で、これらにドア枠を取付けることが行われている。このドア枠は、部 屋間開口の装飾を行うとともに、ドアの柱等に対する間接的な取付を果たすもの である。
【0003】 また、部屋間開口を構成する柱は、通常壁の端部に位置することになることが 多く、この柱に対しては、図4に示すように、前述したようなドア枠60を利用 して壁の表面を装飾するための表装材30の端部の木口が隠される。この表装材 30の木口を隠すために使用されるのが額縁40であるが、この額縁40は表装 材30の端部を押さえた状態でドア枠60を介して柱20に固定されるのが一般 的である。
【0004】 以上のようにした従来のドア枠60は、図4にも示したように、柱20の部屋 間開口側表面に直接、あるいは何かを挟み込んだ状態で固定されるのであり、こ のドア枠60の存在によって部屋間開口の大きさは少し狭くなるものである。ま た、壁を表装する表装材30の木口を隠すための額縁40は、ドア枠60の側面 に形成した係合溝61内に係合させて固定されるものであるが、そのためにはド ア枠60に係合溝61の形成をしなければならない。従って、図4に示したよう なドア枠60を形成することは実際上は非常に困難なものである。特に、このド ア枠60として表面に装飾材を一体化することによって表装したものを採用する 必要がある場合には、この表装材を一体化してから各係合溝61を形成しなけれ ばならず、表装材に損傷を与えないで係合溝61を形成することは非常に困難な ものである。
【0005】 しかも、従来のドア枠60においては、表装材30の木口を隠すための額縁4 0を各係合溝61内に係合させておいてから、ドア枠60の外側から固定釘23 による固定を行わなければならないため、各固定釘23の頭部が部屋間開口内に 露出することになり、装飾材等によって美麗に仕上げたドア枠60の表面に美観 を損なうことにもなってしまうのでる。
【0006】 そこで、本考案者等は、以上のような従来のドア枠60における上述した種々 の問題点を解消するには、どうしたらよいかについて検討を重ねてきた結果、本 考案を完成したのである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、以上のような経緯及び実状に鑑みてなされたもので、その解決しよ うとする課題は、ドア枠の存在による部屋間開口の狭小化、及びドア枠それ自体 の形成の困難性である。
【0008】 そして、本考案の目的とするところは、ドア枠自体の製造を容易に行うことが できて美麗に仕上げることができ、しかも部屋間開口の狭小化を防ぐことのでき るドア枠の取付構造を簡単な構成によって提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、本考案の採った手段は、実施例において使用す る符号を付して説明すると、 「建物の部屋間開口を構成する柱20等にドア枠10を固定して、このドア枠 10によってドア50の支持及び部屋間開口の装飾を行うようにした取付構造に おいて、 柱20の部屋間開口側の端面中央に突起部21を形成し、この突起部21に嵌 合される嵌合部13を有したドア枠10の幅を柱20と略同程度のものとすると ともに、このドア枠10の表面に装飾材12を一体化して、 このドア枠10を嵌合部13を利用して柱20に固定したとき、当該ドア枠1 0と柱20間に、壁の表装材30の木口を隠す額縁40用の取付空間22を形成 するようにしたことを特徴とするドア枠10の取付構造」 である。
【0010】
【作用】
以上のように構成した本考案に係る取付構造による作用について説明すると、 通りである。
【0011】 まず、本考案による取付構造が完成すれば、図1に示したような状態となるの であるが、この状態にあっては、ドア枠10が柱20の部屋間開口側端面に直接 固定されている。また、このドア枠10を利用した額縁40の固定は、このドア 枠10の裏面、すなわち柱20側の取付空間22にて行われるのであって、当該 ドア枠10は、図4に示した従来のドア枠60のように係合溝61を形成するた めに厚さを有する必要がなく、従来のドア枠60に比較して非常に薄いもので構 成されている。従って、この取付構造にあっては、ドア枠10が柱20に直接固 定されること、及びドア枠10自体が薄いものであることによって、部屋間開口 が広くなっているのである。以下に示す実施例の部屋間開口においては、従来の 場合に比較して、約15mm〜30mm程度広くなっているものである。
【0012】 また、この取付構造によれば、表装材30の端部に係合部41にて係合された 各額縁40を柱20に対して固定釘23によって固定しておき、この固定釘23 の頭部を柱20と略同程度の幅を有するドア枠10によって覆蓋してしまうもの であるから、各固定釘23は部屋間開口内に露出することはないのである。
【0013】 さらに、この取付構造によれば、前述したように、ドア枠10の構成それ自体 が簡略化し得るのであり、これによりドア枠10の製造をより容易に行えるので ある。なお、以下に示す実施例においては、当該ドア枠10の表裏に戸当り溝1 4及び嵌合部13を形成しているが、これらの嵌合部13及び戸当り溝14は同 一幅と同一深さの直線状の溝であるため、それ形成は容易に行えるものである。 勿論、これらの嵌合部13及び戸当り溝14は、ドア枠10の柱20に対する位 置決め、戸当り16のドア枠10に対する位置決めを容易にするものである。
【0014】
【実施例】
次に、本考案に係る取付構造を、図面に示した実施例に従って詳細に説明する と、この取付構造によれば、図1に示したような状態となることは前述した通り であるが、この取付構造を完成するには、図1に示したようなドア枠10と、図 2に示すような柱20を用意しなければならない。
【0015】 柱20は、その構造が非常に簡単であり、通常の形状のものの、部屋間開口側 となる端面の両側に、図2に示したように、突起部21を残して切欠溝を左右均 等に形成することによって完成するものである。本実施例における突起部21は 、105mm角の柱材の場合、高さが11mmで幅が45mmのものである。
【0016】 一方、ドア枠10は、図3に示したような工程を経て製造される。すなわち、 図3の(イ)に示したように、まず、基材11の表面側に装飾材12を接着剤を 利用して一体化しておき、図3の(ロ)に示したように、基材11の裏面側に折 り曲げ溝15を形成するのである。勿論、各折り曲げ溝15は、装飾材12を切 らない状態で形成するものであり、そのためには基材11の装飾材12側部分を 一部残すようにしてこの折り曲げ溝15を形成するとよい。これら各折り曲げ溝 15の下端間の距離は、柱20の部屋間開口側面の幅と略同じである。そして、 各折り曲げ溝15内に接着剤を塗布してから、基材11の両端を、図3の(ハ) に示したように、折り曲げて接着固定すれば、必要なドア枠10が完成する。
【0017】 さらに、このようにしたドア枠10に対しては、図3の(ニ)に示したように 、その中央の表裏に、戸当り16を位置決め固定するための戸当り溝14と、柱 20側の突起部21に嵌合される嵌合部13を形成するのである。この場合、嵌 合部13の深さを余り深いものとすると、このドア枠10を柱20に固定したと き、ドア枠10の柱20間の取付空間22を確保できないから、ドア枠10の柱 20に対する位置決めが行える程度のものにしておく必要がある。なお、戸当り 溝14は必ずしも必要なものではないが、この戸当り溝14は、装飾材12を貼 着する前の基材11に予じめ形成しておいてもよく、その場合には、最終段階に おいて、この戸当り溝14上に位置する装飾材12にナイフ等によって切込みを 入れることにより、戸当り16のための戸当り溝14とするようにしてもよいの である。
【0018】 そして、この取付構造は図1に示したように、壁の表面を構成する表装材30 の端部に係合部41を係合させた各額縁40の他端を、取付空間22となるべき 部分に配置してからこれを固定釘23にて柱20側に固定するのである。次いで 、柱20の突起部21に嵌合部13にてドア枠10を嵌合するのであり、このド ア枠10の表面側には必要に応じて戸当り16が取付られる。
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案においては、上記実施例にて例示した如く、 「柱20の部屋間開口側の端面中央に突起部21を形成し、この突起部21に 嵌合される嵌合部13を有したドア枠10の幅を柱20と略同程度のものとする とともに、このドア枠10の表面に装飾材12を一体化して、 このドア枠10を嵌合部13を利用して柱20に固定したとき、当該ドア枠1 0と柱20間に、壁の表装材30の木口を隠す額縁40用の取付空間22を形成 するようにしたこと」 にその構成上の特徴があり、これにより、ドア枠自体の製造を容易に行うことが できて、ドア枠を美麗に仕上げることができ、しかも部屋間開口の狭小化を防ぐ ことのできるドア枠の取付構造を簡単な構成によって提供することができるので ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る取付構造を示す柱とこれに固定さ
れるドア枠を中心にしてみた横断面図である。
【図2】本考案の取付構造において使用される柱の部分
斜視図である。
【図3】同ドア枠の製造工程を順に追って示す断面図で
ある。
【図4】従来の取付構造を示す横断面図である。
【符号の説明】
10 ドア枠 11 基材 12 装飾材 13 嵌合部 14 戸当り溝 15 折り曲げ溝 16 戸当り 20 柱 21 突起部 22 取付空間 30 表装材 40 額縁 50 ドア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の部屋間開口を構成する柱等にドア
    枠を固定して、このドア枠によってドアの支持及び部屋
    間開口の装飾を行うようにした取付構造において、 前記柱の部屋間開口側の端面中央に突起部を形成し、こ
    の突起部に嵌合される嵌合部を有したドア枠の幅を前記
    柱と略同程度のものとするとともに、このドア枠の表面
    に装飾材を一体化して、 このドア枠を前記嵌合部を利用して柱に固定したとき、
    当該ドア枠と柱間に、壁の表装材の木口を隠す額縁用の
    取付空間を形成するようにしたことを特徴とするドア枠
    の取付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5024708A (ja) * 1973-07-04 1975-03-17

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0251678U (ja) * 1988-10-04 1990-04-12
JP3073379U (ja) * 2000-05-19 2000-11-24 株式会社荒川企業 緑化植栽用護岸用ブロック

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