JPH0686549A - スイッチング電源回路 - Google Patents

スイッチング電源回路

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Publication number
JPH0686549A
JPH0686549A JP23318692A JP23318692A JPH0686549A JP H0686549 A JPH0686549 A JP H0686549A JP 23318692 A JP23318692 A JP 23318692A JP 23318692 A JP23318692 A JP 23318692A JP H0686549 A JPH0686549 A JP H0686549A
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JP
Japan
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output
voltage
power supply
switching power
supply circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP23318692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Ikenari
昌司 池成
Takaharu Okamura
隆治 丘村
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0686549A publication Critical patent/JPH0686549A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 制御ループオープン試験を行うために整流ダ
イオード20bを開放すると、出力電圧検出回路28の
入力がなくなるため、シャントレギュレータ32は電流
を引き込まなくなり、フォトカプラ34の出力がなくな
る。このため、直流出力ライン24aにかかる電圧が大
きくなる。この電圧がツェナダイオード40のツェナ電
圧を超えると、直流出力ライン24aの直流電圧が電圧
検出回路28に入力される。このため、フォトカプラ3
4から出力が生じ、この出力によって制御回路18が制
御され、直流出力ライン24aおよび24cにかかる電
圧が定電圧化される。 【効果】 ツェナ電圧の低いツェナダイオード40を用
いれば、電解コンデンサ22aおよび22cの耐圧も小
さくでき、スイッチング電源回路10を小型化し、コス
トを抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスイッチング電源回路
に関し、特にたとえば、変圧器の1次巻線にスイッチン
グ素子で断続した直流入力を与えて1つまたは複数の2
次巻線から第1直流出力とそれより小さい電圧の第2直
流出力とを取り出す、スイッチング電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示す従来のスイッチング電源回路
1では、スイッチング素子2によって断続された直流電
圧を変圧器3の1次巻線3aに与え、2次巻線3bか
ら、整流ダイオード4a,4bおよび4cならびに電解
コンデンサ5a,5bおよび5cを通して、直流出力ラ
イン6a,6bおよび6cに、それぞれ、たとえば30
V,24Vおよび12Vの直流出力を取り出す。そし
て、定常時には、直流出力ライン6bからの出力電圧を
ダイオード7aを介して出力電圧検出回路8に入力し
て、スイッチング素子2をフィードバック制御する。
【0003】ただし、整流ダイオード4bを開放して制
御ループオープン試験を行う場合、整流ダイオード7b
を通じて出力電圧検出回路8に直流出力ライン6cの出
力電圧を与えることによってスイッチング素子2をフィ
ードバック制御するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のスイッチング電
源回路1では、直流出力ライン6cの出力電圧が、定常
状態では14Vであったのに対し、制御ループオープン
試験の際には24Vまで上昇し、また直流出力ライン6
aでも定常時30Vの出力電圧が60Vまで上昇する。
したがって、制御ループオープン試験時にも出力電圧は
定電圧化されるものの、電解コンデンサ5aおよび5c
の破壊を防止するにはこの電解コンデンサ5aおよび5
cを必要以上に高耐圧のものとする必要があり、このた
めスイッチング電源回路1自体が大型化し、コストが高
くつくという問題点があった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、小
型でかつ低コストのスイッチング電源回路を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、変圧器の1
次巻線にスイッチング素子で断続した直流入力を与えて
1つまたは複数の2次巻線から第1直流出力とそれより
小さい電圧の第2直流出力とを取り出し、第2直流出力
を出力電圧検出手段によって検出してスイッチング素子
を制御する、スイッチング電源回路において、第1直流
出力が所定電圧を超えたとき第1直流出力を出力電圧検
出手段に入力するようにしたことを特徴とする、スイッ
チング電源回路である。
【0007】
【作用】比較的大電圧を生じる第1の直流出力ラインと
出力電圧検出手段との間にたとえばツェナダイオードを
介挿する。整流ダイオード20bを開放して制御ループ
オープン試験を行うときにこの第1の直流出力ラインの
電圧がツェナ電圧を超えると出力電圧検出回路には第1
直流出力が入力され、それによってスイッチング素子が
フィードバック制御されるため、出力電圧が定電圧化さ
れる。このとき、ツェナダイオードで決まる所定電圧を
小さくしておけば、オープン試験時であっても各電解コ
ンデンサにかかる電圧を小さくできる。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、耐圧の小さい電解コ
ンデンサを用いることができるので、スイッチング電源
回路を小型化でき、コストを抑えることができる。この
発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、
図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層
明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1を参照して、この実施例の電源回路10
も、基本的には図2に示した従来回路と同様に構成され
る。すなわち、変圧器12の1次側巻線14aにはトラ
ンジスタ16が接続され、このトランジスタ16のベー
スには制御回路18が接続される。この制御回路18に
よってトランジスタ16をオン/オフすることによっ
て、1次側巻線14aに発振電流(直流断続電流)が流
れるため、変圧器12の2次巻線14bには交流が出力
される。この交流出力は整流ダイオード20a,20b
および20cと電解コンデンサ22a,22bおよび2
2cとによって整流平滑され、その後直流出力ライン2
4a,24bおよび24cのそれぞれにたとえば30
V,24Vおよび12Vの直流出力が得られる。このう
ち直流出力ライン24bから生じる直流電圧は、ダイオ
ード26を介して出力電圧検出回路28に入力される。
【0010】出力電圧検出回路28では、直流出力ライ
ン24bからの出力電圧が抵抗30aおよび30bによ
って分圧され、分圧電圧がシャントレギュレータ32に
入力される。分圧電圧が小さくなると、シャントレギュ
レータ32が引き込む電流が小さくなり、フォトカプラ
34に含まれる発光ダイオード36に流れる電流も小さ
くなる。このため、フォトトランジスタ38の導通度が
小さくなり、フォトカプラ34の出力が小さくなる。こ
れによって、制御回路18から出力されるスイッチング
パルスのオンデューティまたはオンタイム時比率が大き
くなり、変圧器12の1次側に蓄えられるエネルギが大
きくなるため、変圧器の2次側電圧が大きくなる。一
方、分圧電圧が大きくなると、シャントレギュレータ3
2が引き込む電流が大きくなるため、発光ダイオード3
6に流れる電流も大きくなり、フォトカプラ34の出力
が大きくなる。このため、制御回路18のスイッチング
パルスのオンデューティまたはオンタイム時比率が小さ
くなり、変圧器12の2次側電圧が小さくなる。以上の
動作によって、直流出力ライン24a,24bおよび2
4cの直流出力電圧がそれぞれ30V,24Vおよび1
2Vに定電圧化される。
【0011】注目すべきは、直流出力ライン24aと出
力電圧検出回路28との間にツェナダイオード40およ
びダイオード42が介挿されている点である。このた
め、直流出力ライン24aに得られる出力直流電圧がツ
ェナダイオード40のツェナ電圧を超えると、直流出力
ライン24aからの直流電圧が出力電圧検出回路28に
入力されることになる。
【0012】整流ダイオード20bを開放して制御ルー
プオープン試験を行うと、出力電圧検出回路28への入
力がなくなり、シャントレギュレータ32は電流を引き
込まなくなるので、フォトカプラ34に含まれる発光ダ
イオード36に電流は流れなくなる。このため、フォト
カプラ34からの出力がなくなり、変圧器12の2次側
出力が大きくなる。そして、直流出力ライン24aにか
かる電圧がツェナダイオード40のツェナ電圧(たとえ
ば40V)を超えると、直流出力ライン24aからの直
流電圧がツェナダイオード40およびダイオード42を
介して出力電圧検出回路28に入力される。これによっ
て、シャントレギュレータ32は電流を引き込むので、
フォトカプラ34から出力が生じる。これによって、制
御回路18は制御され、直流出力ライン24aにかかる
電圧がツェナダイオード40のツェナ電圧と同じ40V
に定電圧化される。これに応じて、他の直流出力ライン
24cにかかる電圧も定電圧化される。
【0013】このようにして、上述の実施例によれば、
フィードバックされるべき直流出力ラインの整流ダイオ
ードがオープン状態になっても、他の直流出力ラインが
異常に高い電圧になるのが防止できる。そのため、これ
らの直流ラインに接続されている電解コンデンサにかか
る電圧も或る程度に抑えることができ、したがって電解
コンデンサの耐圧をあまり大きくする必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】従来技術を示す回路図である。
【符号の説明】
10 …スイッチング電源回路 12 …変圧器 22a,22b,22c …電解コンデンサ 28 …出力電圧検出回路 32 …シャントレギュレータ 34 …フォトカプラ 40 …ツェナダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変圧器の1次巻線にスイッチング素子で断
    続した直流入力を与えて1つまたは複数の2次巻線から
    第1直流出力とそれより小さい電圧の第2直流出力とを
    取り出し、第2直流出力を出力電圧検出手段によって検
    出して前記スイッチング素子を制御する、スイッチング
    電源回路において、 前記第1直流出力が所定電圧を超えたとき前記第1直流
    出力を前記出力電圧検出手段に入力するようにしたこと
    を特徴とする、スイッチング電源回路。
JP23318692A 1992-09-01 1992-09-01 スイッチング電源回路 Pending JPH0686549A (ja)

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JP23318692A JPH0686549A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 スイッチング電源回路

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JP23318692A JPH0686549A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 スイッチング電源回路

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JPH0686549A true JPH0686549A (ja) 1994-03-25

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JP23318692A Pending JPH0686549A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 スイッチング電源回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006314169A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Funai Electric Co Ltd スイッチング電源装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006314169A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Funai Electric Co Ltd スイッチング電源装置
JP4661332B2 (ja) * 2005-05-09 2011-03-30 船井電機株式会社 スイッチング電源装置

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Effective date: 20000620