JPH0686379U - 防塵カバー - Google Patents

防塵カバー

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JPH0686379U
JPH0686379U JP3110193U JP3110193U JPH0686379U JP H0686379 U JPH0686379 U JP H0686379U JP 3110193 U JP3110193 U JP 3110193U JP 3110193 U JP3110193 U JP 3110193U JP H0686379 U JPH0686379 U JP H0686379U
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JP
Japan
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cable
opening
slit
attached
introduction port
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JP3110193U
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徳雄 瓜生
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Nippon Avionics Co Ltd
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Nippon Avionics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器全体を覆うことなくケーブル接続面から
の異物侵入を有効に防止できる防塵カバーを提供する。 【構成】 防塵カバー2は一側面が開口する箱体からな
る。開口側面には筐体1への固定用のフック6及びマジ
ックテープ7が設けられ、全周囲に密閉用のゴムガスケ
ット8が貼着される。ケーブル導入口5とスリット4は
連通して形成される。ケーブル導入口5は、ケーブルコ
ネクタ11を挿通できる程度の大きさの開口部で、ノブ
13を有する蓋14により開放と閉塞が行われる。スリ
ット4は、幅が使用ケーブルの最大径よりも若干大き
く、長さが複数のケーブルを相互間に隙間を置いて横一
列に配列できる程度であるが、幅方向両側に立設した側
壁の対向面にスポンジ12をそれぞれ貼着し、スリット
開口を塞いでいる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器筐体のケーブル接続面に着脱可能に取り付ける防塵カバー に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、電子機器では、例えば機器背面など筐体の特定面にケーブル接 続面を設け、そこに電源用及び各種信号用のケーブルを接続して使用するが、こ のような装置の中には筐体内に塵埃や水滴、油滴等の直接侵入を防止する必要の ある装置もある。
【0003】 ところが、ケーブル接続面には、コネクタの他、内蔵ボリュームやアドレスス イッチ等の調節設定用穴、増設プリント基板の差し込み用穴等が設けられる。従 って、コネクタ周囲と筐体との間、調節設定用穴、差し込み用穴に差し込んだプ リント基板が備える差し込み用穴を塞ぐパネルと筐体との間等構造上多くの隙間 が生ずる。しかし、このような隙間を個々に塞ぐのは困難である。
【0004】 それ故、従来では、上述した塵埃や水滴、油滴等が直接筐体内に侵入する恐れ のあるような悪環境で使用する場合は、機器全体を防塵用ケースで覆うことが一 般的に行われている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、防塵用ケースで機器全体を覆う従来の方法では、機器を直接操作する ことが困難になり、また表示の視認性が悪くなる問題の他に、熱が籠もる等の新 たな問題が生ずる。
【0006】 本考案は、このような従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、機器全 体を覆うことなくケーブル接続面からの異物侵入を有効に防止できる防塵カバー を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案の防塵カバーは次の如き構成を有する。 即ち、本考案の防塵カバーは、一側面が開口する箱体からなり; 前記開口側 面に設けられ当該箱体を電子機器筐体のケーブル接続面に着脱可能に固定する機 構と; 前記開口側面の全周縁に貼着されるゴムガスケットと; 前記開口側面 に連接する1つの側面に連通して形成される、ケーブルコネクタを挿通させ得る 程度の大きさを有するケーブル導入口及び使用されるケーブルの最大径よりも若 干大きな幅で複数本のケーブルを相互間に隙間を設けて横一列に配列できる程度 の長さを有し幅方向の両側縁に適宜高さの側壁が対向して立設されるスリットと ; 前記ケーブル導入口に開閉可能に設けられる蓋と; 前記スリットの両側壁 の対向面に当該スリット開口を塞ぐようにそれぞれ貼着されるスポンジと; を 備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
次に、前記の如く構成される本考案の防塵カバーの作用を説明する。 本考案では、ケーブルコネクタをケーブル導入口から箱体内に挿通させ開口側 面がわに臨ませ、ケーブルをスリットの両スポンジ間に押し込むことを全てのケ ーブルについて行い、スリット部分において各ケーブルを適宜な間隔をおいて横 一列に配列する。そして、各ケーブルコネクタをケーブル接続面にある対応する コネクタに接続し、開口側面をケーブル接続面に位置決めして箱体を固定し、ケ ーブル導入口に蓋をする。これにより、ケーブル接続面とそこに接続されたケー ブルの一端とを纏めた全体が覆われることとなり、防塵性が確保される。
【0009】 ここに、スリットの幅と長さを適宜にし、またスポンジを設けてあるので、充 分に防塵性を確保しつつケーブル径の大小やケーブル本数の増減に柔軟に対応で きる。また当該防塵カバーは着脱可能であり、ケーブル導入口の蓋は開閉可能で あるので、保守時やケーブル増設時にも比較的簡単に作業が行える。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1乃至図4は、本考案の一実施例に係る防塵カバーを示す。各図において、 1は機器の筐体であり、この筐体1の背面に複数のケーブル3が接続されるケー ブル接続面が形成されるが、本考案では、かかるケーブル接続面において図1に 示すように、上側端の両側に穴9をそれぞれ穿設し、下側端の両側にマジックテ ープ10をそれぞれ貼着してある。
【0011】 2は、本考案の防塵カバーであり、一側面が開口する箱体からなる。この防塵 カバー2の開口側面には、上側端の両側にフック6がそれぞれ開口面から飛び出 して設けられ、また下側端の両側にはマジックテープ7がそれぞれ貼着されてい る。そして、この開口側面の全周縁にはゴムガスケット8が貼着されている。
【0012】 要するに、防塵カバー2の開口側面を筐体1のケーブル接続面に対向させてフ ック6を穴9に差し込み、その引っ掛かり部の段差分だけ下方に移動させてケー ブル接続面に押し付け、7と10の両マジックテープを接合させ、ゴムガスケッ ト8をケーブル接続面に密着させる。すると、ゴムガスケット8の反発力により 防塵カバー2はケーブル接続面から離反する向きに付勢されるので、フック6が 引き抜き方向に移動して引っ掛かり部が筐体1の内面に当接しその状態が保持さ れる。
【0013】 その結果、当該防塵カバー2は、がたつきなくケーブル接続面に固定される。 その際、防塵カバー2の開口側面とケーブル接続面との間はゴムガスケット8に より完全に密閉され防塵性が確保される。逆の操作をすれば簡単に取り外すこと ができる。
【0014】 次に、防塵カバー2の開口側面に連接する1つの側面たる下側面には、ケーブ ル導入口5とスリット4が連通して形成される。
【0015】 ケーブル導入口5は、ケーブルコネクタ11を挿通させ得る程度の大きさを有 する開口部である。このケーブル導入口5には、蓋14が開閉可能に取り付けら れるが、図4に示すように防塵性の確保に対する配慮がなされている。
【0016】 即ち、蓋14は、一端がケーブル導入口5の防塵カバー2の開口側面がわ縁部 に回動可能に支持され、他端が図4に破線で示すように防塵カバー2の下面から 下方へ垂れ下がるようになっているが、この一端がわはケーブル導入口5の縁部 から少し突き出た状態で支持される構造となっている。これにより、蓋14の他 端を押し上げてケーブル導入口5を塞ぐと、蓋14の一端が導入口縁部の支持領 域を密閉することになる。
【0017】 また、蓋14の他端にはワンタッチノブ13が取り付けられるが、ケーブル導 入口5の防塵カバー2の開口側面がわ以外の周縁には、コ字状の補助板15がそ の内周を当該導入口に臨ませて貼着され、この補助板15の導入口に突き出た部 分にワンタッチノブ13に係合する穴が設けられる。
【0018】 従って、破線の状態にある蓋14の他端を押し上げ、ワンタッチノブ13のノ ブを手前に引いてロック部を窄ませ補助板15の穴に押し込み、ノブを押しロッ ク部を開かせると、実線で示すように、蓋14は上記開閉支持端以外の周縁が補 助板15と密着した状態で固定される。導入口を開けるときは逆の操作をすれば 良い。
【0019】 また、スリット4は、幅が使用されるケーブルの最大径よりも若干大き目であ り、長さが複数本のケーブルを相互間に隙間を設けて横一列に配列できる程度で あり、図3に示すように幅方向の両側縁に適宜高さの側壁4aが対向して立設さ れる。そして、このスリットの両側壁4aの対向面には、スポンジ12が当該ス リット開口を塞ぐようにそれぞれ貼着される。
【0020】 以上の構成において、ケーブルコネクタ11をケーブル導入口5から防塵カバ ー2内に挿通させ開口側面がわに臨ませ、ケーブル3をスリット4の両スポンジ 12間に押し込む。すると、図2に示すように、ケーブルの外周囲は両スポンジ が密着し、ケーブルの無い部分はスポンジ同士が密着し、防塵性が確保される。 各ケーブルについて同様の操作を行うが、その際にスリット部分において各ケー ブルを適宜な間隔をおいて横一列に配列する。ケーブル径は大小様々であるが、 ケーブル間に適宜な隙間を設ければスポンジ12の作用により防塵性が確保され る。
【0021】 そして、各ケーブルコネクタをケーブル接続面の対応するコネクタに接続し、 開口側面をケーブル接続面に上述のように位置決めして防塵カバー2を固定し、 ケーブル導入口5に蓋14を固定する。これにより、ケーブル接続面とそこに接 続されたケーブルの一端とを纏めた全体が覆われることとなり、防塵性が確保さ れる。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の防塵カバーは、ケーブル接続面とそこに接続さ れたケーブルの一端とを纏めた全体が覆う構造としたので、容易に防塵性を確保 できる効果がある。ここに、スリットの幅と長さを適宜にし、またスポンジを設 けてあるので、充分に防塵性を確保しつつケーブル径の大小やケーブル本数の増 減に柔軟に対応でき、また当該防塵カバーは着脱可能であり、ケーブル導入口の 蓋は開閉可能であるので、保守時やケーブル増設時にも比較的簡単に作業が行え る等の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る防塵カバーの取付構造
の要部斜視図である。
【図2】防塵カバーの斜視図である。
【図3】防塵カバーの取付状態の断面図である。
【図4】ケーブル導入口の蓋の取付状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 筐体 2 防塵カバー 3 ケーブル 4 スリット 4a 側壁 5 ケーブル導入口 6 フック 7 マジックテープ 8 ゴムガスケット 9 穴 10 マジックテープ 11 ケーブルコネクタ 12 スポンジ 13 ワンタッチノブ 14 蓋 15 補助板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側面が開口する箱体からなり; 前記
    開口側面に設けられ当該箱体を電子機器筐体のケーブル
    接続面に着脱可能に固定する機構と; 前記開口側面の
    全周縁に貼着されるゴムガスケットと; 前記開口側面
    に連接する1つの側面に連通して形成される、ケーブル
    コネクタを挿通させ得る程度の大きさを有するケーブル
    導入口及び使用されるケーブルの最大径よりも若干大き
    な幅で複数本のケーブルを相互間に隙間を設けて横一列
    に配列できる程度の長さを有し幅方向の両側縁に適宜高
    さの側壁が対向して立設されるスリットと; 前記ケー
    ブル導入口に開閉可能に設けられる蓋と; 前記スリッ
    トの両側壁の対向面に当該スリット開口を塞ぐようにそ
    れぞれ貼着されるスポンジと; を備えたことを特徴と
    する防塵カバー。
JP1993031101U 1993-05-18 1993-05-18 防塵カバー Expired - Lifetime JP2565432Y2 (ja)

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JPH0686379U true JPH0686379U (ja) 1994-12-13
JP2565432Y2 JP2565432Y2 (ja) 1998-03-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021183388A (ja) * 2020-05-21 2021-12-02 株式会社日立産機システム インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の運用方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62128687U (ja) * 1986-02-07 1987-08-14
JPS62135487U (ja) * 1986-02-20 1987-08-26

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