JPH0686375A - 防水装置 - Google Patents

防水装置

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Publication number
JPH0686375A
JPH0686375A JP23115492A JP23115492A JPH0686375A JP H0686375 A JPH0686375 A JP H0686375A JP 23115492 A JP23115492 A JP 23115492A JP 23115492 A JP23115492 A JP 23115492A JP H0686375 A JPH0686375 A JP H0686375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
wall surface
housing
recess
liquid adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23115492A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuji Araya
悦司 荒谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP23115492A priority Critical patent/JPH0686375A/ja
Publication of JPH0686375A publication Critical patent/JPH0686375A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装着液状接着剤が接着剤溜り部に連なった壁
面へ這い上らないようにする。 【構成】 ベース2 とカバー3 との接合部分に設けた凹
状の接着剤溜り部1aに液状接着剤4 を注入硬化してその
接合部分を防水状態にするとともに接着剤溜り部1aに連
なった壁面1bを有して形成された凹部1cを有するハウジ
ング1 と、壁面1bに沿わせてハウジング1 の凹部1cに装
着される装着部材5 と、を備え、接着剤溜り部1aに、壁
面1bの内部にもぐり込む方向に広げた拡張部1dを設けた
構成にしてある。従って、液状接着剤4 は壁面1b上に溢
れないよう接着剤溜り部1aに注入される限り、拡張部1d
を越えて壁面1bまで這い上ることはなく、装着部材5 も
凹部1cの奥まで確実に装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、風呂場で電気機器をリ
モートコントロールするために使用されるバスリモコン
等の防水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防水装置として、図4乃
至図6に示す構成のものがある。このものは、風呂場で
電気機器をリモートコントロールするために使用される
バスリモコンであって、ベース12とカバー13との接合部
分に設けた凹状の接着剤溜り部11a に液状接着剤14を注
入硬化してその接合部分を防水状態にするとともに接着
剤溜り部11a に連なった壁面11b を有して形成された凹
部11c を有するハウジング11と、壁面11b に沿わせてハ
ウジング11の凹部11c に装着される装着部材15と、を備
えてなっている。
【0003】ハウジング11の凹部11c は、ハウジング11
の内部に収容した電子部品等の電源となる電池(図示せ
ず)を装填した電池装填部11d の開口部分に設けられ、
その電池装填部11d を密閉するためにパッキン15a を有
して凹部11c にねじ止めにより装着される閉じ蓋が前記
装着部材15となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の防水装
置にあっては、ハウジング11の凹部11c は、ベース12と
カバー13との接合部分を防水状態にするための液状接着
剤14を注入する接着剤溜り部11a に連なった壁面11b を
有して形成されているから、液状接着剤14は、仮に接着
剤溜り部11a の容積よりも少なく注入したとしても、壁
面11b を凹部11cの開口方向に向かって少し這い上って
行く這い上り部14a ができて硬化し、従って、装着部材
15が壁面11b に沿わせて凹部11c に装着されたとき、そ
の角部15bが這い上り部14a に当たってしまって完全に
凹部11c に装着されずに隙間が発生することになり、よ
って、装着部材15は凹部11c から突出するとともに、パ
ッキン15a により電池装填部11d を密閉することができ
ないので、電池装填部11d 内に水が浸入して電池を損傷
することがあり、液状接着剤14の注入量を精度良く管理
する必要がある。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、装着液状接着剤の接着剤
溜り部に連なった壁面への這い上りを防止できる防水装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の防水装置は、ベースとカバーとの接合
部分に設けた凹状の接着剤溜り部に液状接着剤を注入硬
化してその接合部分を防水状態にするとともに接着剤溜
り部に連なった壁面を有して形成された凹部を有するハ
ウジングと、壁面に沿わせてハウジングの凹部に装着さ
れる装着部材と、を備えた防水装置において、接着剤溜
り部に、壁面の内部にもぐり込む方向に広げた拡張部を
設けた構成にしてある。
【0007】
【作用】本発明の防水装置によれば、接着剤溜り部に
は、その接着剤溜り部に連なった壁面の内部にもぐり込
む方向に広げた拡張部を設けてあるから、液状接着剤は
壁面上に溢れないよう注入される限り、拡張部を越えて
壁面まで這い上ることはない。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3に基づいて
説明する。このものは、従来例と同様に、風呂場で電気
機器をリモートコントロールするために使用されるバス
リモコンである。
【0009】1 はハウジングで、合成樹脂等の絶縁材料
によりなるベース2 とカバー3 とで構成され、内部に収
容した電子部品等に水が浸入しないよう、それらの接合
部分を以下のようにして防水状態にしてある。
【0010】ベース2 は、外周壁2aを有して略箱型に形
成され、その外周壁2aの一部を内方に凹ませて設けた凹
部2bの奥には、電池を装填する電池装填部2cが筒状に形
成されている。この電池装填部2cの開口面側は、筒穴の
両側にねじ孔を有して3方向の外周部2dが一段下がって
いる。
【0011】カバー3 は、外周壁3aを有してやはり略箱
型に形成され、その外周壁3aの一部に切欠部3bが形成さ
れている。
【0012】そして、図2に示すように、カバー3 の外
周壁3aに沿って設けた溝3cに液状接着剤を注入して、そ
の溝3cにベース2 の外周壁2aを嵌合させるよう、ベース
2 とカバー3 とが合わせられると、ベース2 の凹部2bの
3方向に一段下がって設けられた外周部2dがカバー3 の
切欠部3bの3方向とが部分的に嵌合する部分を有して一
段下がって接合し、図3に示すように、ハウジング1
は、その外周壁の一部に一方向を切り欠いた凹部1c(そ
の一部がベース2 の凹部2b)が形成される。
【0013】このとき、溝3cに液状接着剤を注入した部
分は封止されるが、凹部1cの3方向に一段下がって形成
された凹状部分は、ベース2 とカバー3 とが接合してい
るだけで封止されていない。この一段下がった凹状部分
が接着剤溜り部1a(その一部がベース2 の外周部2d)と
なる。
【0014】ここで、接着剤溜り部1aには、ベース2 の
外周壁2a及びカバー3 の外周壁3aでもって接着剤溜り部
1aに連なって形成される壁面1bをその内部にもぐり込む
方向に切り欠いて広げた拡張部1dが設けられている。
【0015】そして、図1に示すように、この接着剤溜
り部1aには、液状接着剤4 が壁面1bに到達しないよう注
入されて後、硬化して封止される。
【0016】5 は装着部材で、合成樹脂等の絶縁材料に
より、ハウジング1 の凹部1cに合わせて略直方体状に形
成され、その一方側にはベース2 に設けた電池装填部2c
の筒穴に嵌まる突出部を有し、突出部にはゴム状のパッ
キン5aが挿着されている。そして、ハウジング1 の内部
に収容した電子部品等の電源となる電池(図示せず)を
電池装填部2cに装填した後、図3に示すように、装着部
材5 は、その側面をハウジング1 の壁面1bに沿わせて凹
部1cに装着してねじ止めされると、パッキン5aにより電
池装填部2cが密閉され、つまりこの装着部材5 は電池装
填部2cの閉じ蓋となるものである。
【0017】かかる防水装置にあっては、接着剤溜り部
1aには、その接着剤溜り部1aに連なった壁面1bの内部に
もぐり込む方向に広げた拡張部1dを設けてあるから、液
状接着剤4 は壁面1bの最下端よりも上方に溢れないよう
注入される限り、拡張部1dを越えて壁面1bまで這い上る
ことがなく、従って、装着部材5 が壁面1bに沿わせてハ
ウジング1 の凹部1cに装着されたとき、その角部も完全
に凹部1cに嵌合して確実に装着でき、よって、装着部材
5 は凹部1cから突出することがなくなるとともに、パッ
キン5aにより電池装填部2cを密閉することができ、ハウ
ジング1 の内部と共に電池装填部2cの内部にも水が浸入
することがない。
【0018】なお、本実施例では、図1に示すように、
壁面1bの最下端の位置が凹部1cの底面と同一面上になっ
ているが、液状接着剤4 はこの最下端よりも上方に溢れ
ないよう注入する必要があるため、この最下端の位置が
凹部1cの底面よりも上方にすれば、さらに液状接着剤4
を注入し易くなる。
【0019】また、液状接着剤4 が接着剤溜り部1aに連
なった凹部1cの壁面1bに這い上らないようにすることに
より、本実施例では、装着部材5 が電池装填部2cの閉じ
蓋であって、パッキン5aにより電池装填部2cを密閉でき
るようになったが、装着部材5 が単に凹部1cから突出し
ては困るようなものであっても効果がある。
【0020】
【発明の効果】本発明の防水装置は、接着剤溜り部に
は、その接着剤溜り部に連なった壁面の内部にもぐり込
む方向に広げた拡張部を設けてあるから、液状接着剤は
壁面上に溢れないよう注入される限り、拡張部を越えて
壁面まで這い上ることがなく、従って、装着部材が壁面
に沿わせてハウジングの凹部に装着されたとき、その角
部も完全に凹部に嵌合して確実に装着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す部分断面図であ
る。
【図2】同上のベースとカバーとが接合される前の状態
を示す部分斜視図である。
【図3】同上のベースとカバーとが接合された後の状態
を示す部分斜視図である。
【図4】従来例の要部を示す部分断面図である。
【図5】同上のベースとカバーとが接合される前の状態
を示す部分斜視図である。
【図6】同上のベースとカバーとが接合された後の状態
を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 接着剤溜り部 1b 壁面 1c 凹部 1d 拡張部 2 ベース 3 カバー 4 液状接着剤 5 装着部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースとカバーとの接合部分に設けた凹
    状の接着剤溜り部に液状接着剤を注入硬化してその接合
    部分を防水状態にするとともに接着剤溜り部に連なった
    壁面を有して形成された凹部を有するハウジングと、壁
    面に沿わせてハウジングの凹部に装着される装着部材
    と、を備えた防水装置において、 接着剤溜り部に、壁面の内部にもぐり込む方向に広げた
    拡張部を設けたことを特徴とする防水装置。
JP23115492A 1992-08-31 1992-08-31 防水装置 Pending JPH0686375A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23115492A JPH0686375A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 防水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23115492A JPH0686375A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 防水装置

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Publication Number Publication Date
JPH0686375A true JPH0686375A (ja) 1994-03-25

Family

ID=16919148

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23115492A Pending JPH0686375A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 防水装置

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JP (1) JPH0686375A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9095051B2 (en) 2009-07-06 2015-07-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Ceramic substrate for mounting a device, ceramic substrate for mounting an LED, LED lamp, headlight and electronic parts

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9095051B2 (en) 2009-07-06 2015-07-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Ceramic substrate for mounting a device, ceramic substrate for mounting an LED, LED lamp, headlight and electronic parts

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