JPH068634B2 - 壁掛扇風機 - Google Patents

壁掛扇風機

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JPH068634B2
JPH068634B2 JP8867884A JP8867884A JPH068634B2 JP H068634 B2 JPH068634 B2 JP H068634B2 JP 8867884 A JP8867884 A JP 8867884A JP 8867884 A JP8867884 A JP 8867884A JP H068634 B2 JPH068634 B2 JP H068634B2
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JP
Japan
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guard body
guard
blower
electric motor
shaft
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JP8867884A
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JPS60233393A (ja
Inventor
秀吉 稲積
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は室内空気を流動せしめる送風機に関する。
(ロ) 従来技術 本発明に先行する技術として実開昭57−184298号公報
(以下従来例1という)、実開昭58−142393号公報(以
下従来例2という)及び実開昭58−30797号公報(以下
従来例3という)等がある。従来例1は扇風機本体下部
を支持したものであるが俯仰角度を調整できるものの、
首振は行なわず送風範囲が狭いものである。また従来例
2は、送風範囲を拡大するために、送風羽根の送風前方
に回動する回転グリルを配置したものであるが一般化し
ている扇風機に比べるとその送風範囲は狭いものであ
る。更に従来例3はその明細書より明らかな如く一般化
している扇風機と同様に扇風機本体を左右に首振せしめ
るものであるが、扇風機本体の首振中心がファンガード
の下部の中央であるため首振せしめた時の移動範囲が大
きくなっている。
首振せしめた時の移動範囲が従来送風機において大きい
点を第9図に基づき説明する。従来一般の扇風機は電動
機部(40)の前部にガード体(41)を形成し、首振中心(42)
が電動機部(40)の前下部に形成されている。従って左右
首振を左右60度づつ、いわゆる120度の開き角でもって
首振せしめると前記ガード体(41)は二点鎖線の如く移動
し、前方に送風している場合のガード体(41)の前面を基
準とすると前後に寸法aだけ必要となる。該寸法aが大
きいことにより、卓上、お座敷扇風機にあっては、後方
に寸法aだけ必要となり、壁掛扇にあっては壁面から寸
法aだけ突出させて支持しなければならない。たとえ
ば、送風羽根の直径が30cmでガードの外径が38cmにおい
ては寸法aは28cm必要となる。よって、使用性向上を考
慮して、寸法aが小さく送風機が望まれており、特に壁
掛扇は壁面からの突出量を小さくすることが特に望まれ
ていた。
(ハ) 発明の目的 本発明は、首振させた時の後方空間確保を小さくした送
風機を提供することを目的とする。
(ニ) 発明の構成 本発明は、送風羽根を駆動する電動機の取付部を中央部
に形成したガード体と、該ガード体の下部前半側に垂設
した軸部と、該軸部を枢支するネックピースと、該ネッ
クピースを俯仰角調整自在に枢支するスタンド体と、前
記ガード体の後部に配設され、ガード体を、軸部を中心
として左右首振させる首振装置とから構成している。
(ホ) 実施例 第1図乃至第5図に示す第1実施例、第6図に示す第2
実施例、第7図と第8図に示す第3実施例に基づいて本
発明を説明する。
第1実施例について説明する。
送風機(1)は、壁面(W)に装着されるスイッチ等を内装し
たスタンド(2)と、該スタンド(2)先端二叉部に俯仰角調
整自在に枢支されるネックピース(3)と、該ネックピー
ス(3)に首振自在に枢支される送風機主体(4)とよりな
る。前記スタンド(2)は合成樹脂にて成型され、その開
口を板金製裏板にて閉塞している。前記ネックピース
(3)は前記スタンド(2)に枢支された状態で適宜回動操作
位置に保持され、その構造は従来公知の俯仰角調整装置
が用いられる。前記ネックピース(3)には上下に伸びる
軸支穴を形成し、該軸支穴に前記ネックピース(3)上面
に被さる鍔部(5)を形成した軸受体(6)が挿入される。該
軸受体(6)は回転でき、バネと係止体よりなるロック体
(7)にて適宜回動位置に保持される。前記鍔部(5)の上面
周縁部には枢支ピン(8)を突設している。
前記送風機主体(4)は、合成樹脂製のガード体(9)と、該
ガード体(9)の中央部に形成された電動機取付部(10)に
螺子(11)にて固定される電動機(12)と、該電動機(12)の
回転軸に装着される送風羽根(13)と、前記ガード体(9)
の下前部に螺子(14)にて固定さねれる枢支軸体(15)と、
前記ガード体(9)の下後部に形成された取付部(16)に螺
子(17)にて固定される首振モータ装置(18)と、前記ガー
ド体(9)の前面部に装着される吹出体(19)とよりなる。
前記枢支軸体(15)は前記軸受体(6)に挿入軸支される軸
部(15a)と、該軸部(15a)の上端部に固定される取付板部
(15b)とよりなる。該取付板部(15b)は板金にて形成さ
れ、前記鍔部(5)の枢支ピン(8)先端に近接して位置す
る。前記ガード体(9)は前記送風羽根(13)を囲むリング
部(9a)と、該リング部(9a)の後縁にドーム状に形成され
たガード部(9b)と、該ガード部(9b)の中央に形成された
前方に開口した前記電動機取付部(10)と、前記ガード部
(9b)の下部に下方に開口する如く形成された前記取付部
(16)と、前記リング部(9a)の前縁部に形成された前記吹
出体(19)の装着部(9c)と、前記リング部(9a)の下部外側
に形成された前記枢支軸体(15)の固定部(9d)とよりな
る。前記電動機取付部(10)から下方に延び、前記取付部
(16)に至り、前記リング部(9a)の下部後縁にまで延びる
ガード部(9b))の桟には、前記ガード体(9)内面に開口し
た溝部(20)を形成している。該溝部(20)には前記電動機
(12)及び首振モータ装置(18)への電気コード(21)が配線
される。前記取付部(16)に前記首振モータ装置(18)を装
着するとその出力軸は下方に突出する。該出力軸にはカ
ム体(22)が装着され、該カム体(22)に首振リンク(23)の
一端が枢支される。該首振リンク(23)の他端は前記枢支
ピン(8)に枢支される。前記取付部(16)及び前記首振リ
ンク(23)はカバー(24)にて被っている。
前記首振モータ装置(18)が運転せしめられると、前記送
風機主体(4)は前記軸部(15a)を中心に左右に首振を行な
う。
なお、前記吹出体(19)は多数の桟を有する送風抵抗が少
ないガード体といえるものにて形成されているが、特に
限定されるものではない。たとえば吹出体は風圧もしく
はモータにて回転駆動される風向変更体であってもよい
し、多数の風向変更板を縦もしくは横に多数並設し、手
動、自動にて送風方向を変更できるようにしてもよい。
また前記電動機(12)のガード体(9)への取り付けは外側
に開口した取付部に外側から装着し、カバーにて後面を
被ってもよい。さらに首振モータ装置((18)のガード体
(9)への取り付けはガード体の内側から出力軸が突出す
るように装着してもよい。実施例は壁掛送風機であるが
スタンド形状は床置型であってもよい。
前記ガード体(9)の下部前半側に軸部(15a)を形成したこ
とで、第5図に示す如く前記ガード体(9)前面から、後
方に必要となる首振空間の前後寸法は(b)となる。寸法
bは従来の寸法aと比べると第5図と第7図の比較にお
いて4分の3となっている。たとえば、従来例にて示し
た送風羽根の直径が30cmで、ガード体の外径が38cmにお
いて寸法bは22cmとなる。この場合の首振角度は120度
である。
すなわち、本発明のガード体(9)の前面を基準とする後
方空間の前後寸法が小さくなることを理解するには、通
常この種の首振を行なわせることはまずないが、たとえ
ば180度の首振を行なわせた場合、第5図による本発明
であれば、寸法bはガード体(9)の外径の半分となる。
ところが第9図に示す従来技術であれば、寸法aはガー
ド体(41)の外径の半分にガード体(41)の厚みを加えたも
のとなる。従って、本発明によれば、前記ガード体(9)
の厚み寸法だけ、後方空間を小さくできるものである。
さらに、第5図と第7図を比べると理解されるごとく、
本発明によると左右に必要となる空間も小さくなること
が理解できる。左右空間の幅も小さくできる点は上下首
振を行なわせる場合、俯仰角調整を行なった場合に有効
となるものである。本実施例においてスタンド体は前記
スタンド(2)とネックピース(3)にて形成される。だが俯
仰角度調整を行なわせない場合は、ネックピース(3)は
必要なく、スタンド体はスタンド(2)のみで形成され
る。
第2実施例について説明する。なお、第1実施例側と同
一構成部分については同一符号をもって示し説明を省略
する。
電動機(12)の後部には該電動機(12)にて駆動される首振
歯車装置(30)を形成している。該首振歯車装置(30)は前
記電動機(12)の回転軸に形成したウオーム(31)と、該ウ
オーム(31)に噛み合うウオームホイールと、該ウオーム
ホイールの回転にて回転するピニオン(32)と、該ピニオ
ン(32)に噛み合うカム歯車(33)とよりなる。前記ウオー
ム(31)とウオームホイールは前記電動機(12)の後方に配
置され、前記ピニオン(32)とカム歯車(33)は後方下部に
配置される。前記ウオームホイールとピニオン(32)は長
軸(34)にて連結されると共に、摘み(35)にて切入される
クラッチ機構によって連結されている。前記首振歯車装
置(30)は前記ガード体(9)の後面下部に形成される収納
部(36)に収納される。前記電動機(12)を駆動源として首
振装置を形成したことで、第1実施例の如く別のモータ
装置を必要としない。
なお、本発明は前述の各実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成をその作用効果におい
て逸脱しないものであれば、種々の構造が考えられる。
たとえば、送風羽根(13)を駆動する電動機(12)は普通送
風機においては、誘導電動機を用いているが、近年マイ
クロコンピュータによる制御及びICによる制御が一般
化してきたことにより交流より直流にて電動機を駆動す
る方が、制御上有効となりつつある。よって電動機(12)
としてDCモータを用いることにより、小型化を計り、
前記送風羽根(13)の中心ボス部内に収納することで前記
電動機取付部(10)の突出をなくすことができ、本発明に
おいては特に有効なものとなる。
さらに、第2実施例における前記首振歯車装置(30)の構
造においても、前記電動機(12)の回転力を前記長軸(34)
にて前記ガード体(9)下部に伝達するものであるが従来
公知の回転力伝達構造であればよく、特に本実施例構造
に限定されるものではない。
(ヘ) 発明の効果 本発明はガード体の下部前半側を首振中心としたことに
より首振動作に必要な後方空間を小さくすることができ
ると共に、ガード体の後部に首振装置を配置したので、
首振装置によつてガード体を俯けた際の重量バランスを
改善することができ、スムーズな首振を行うことができ
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の第1実施例を示すもので、
第1図は送風機の側断面図、第2図は吹出体等を外し、
一部省略した一部断面正面図、第3図は送風機主体のカ
バー等を外し、一部省略した背面図、第4図は同底面
図、第5図は首振動作説明図、第6図は第2実施例を示
す側断面図、第7図は従来技術を示す首振動作説明図で
ある (2)……スタンド(スタンド体)、(3)……ネックピース
(スタンド体)、(9)……ガード体、(12)……電動機、
(13)……送風羽根、(15a)……軸部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風羽根を駆動する電動機の取付部を中央
    部に形成したガード体と、該ガード体の下部前半側に垂
    設した軸部と、該軸部を枢支するネックピースと、該ネ
    ックピースを俯仰角調整自在に枢支するスタンド体と、
    前記ガード体の後部に配設され、ガード体を、軸部を中
    心として左右首振させる首振装置とよりなる壁掛扇風
    機。
JP8867884A 1984-05-02 1984-05-02 壁掛扇風機 Expired - Lifetime JPH068634B2 (ja)

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JPS62126594U (ja) * 1986-01-31 1987-08-11
JPS62135898U (ja) * 1986-02-20 1987-08-26
JP2015028307A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 株式会社サンロード 扇風機用集塵フィルタ

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