JPH0686165A - 画像効果用演算回路 - Google Patents

画像効果用演算回路

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Publication number
JPH0686165A
JPH0686165A JP4230899A JP23089992A JPH0686165A JP H0686165 A JPH0686165 A JP H0686165A JP 4230899 A JP4230899 A JP 4230899A JP 23089992 A JP23089992 A JP 23089992A JP H0686165 A JPH0686165 A JP H0686165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coefficient
image
arithmetic circuit
maximum value
multiplier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4230899A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Murakami
啓 村上
Yoshinori Amano
善則 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4230899A priority Critical patent/JPH0686165A/ja
Publication of JPH0686165A publication Critical patent/JPH0686165A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成画像データをモニター等に表示するクロ
スフェードを滑らかに行う。 【構成】 (2m−1)の最大値を有しα1=α(2m
1)の関係にある係数α1を変換回路3に入力し、(2
m−1)の最大値を有しα2=(1−α)*(2m−1)
の関係にある係数α2を変換回路4に入力する。変換回
路3からの係数αの近似出力が乗算器1において画像デ
ータAに乗算され、変換回路4からの係数(1−α)の
近似出力が乗算器2において画像データBに乗算され
る。乗算器3、4の出力が加算器5により加算され、合
成画像Cを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モニター等に画像を表
示する際に、画像効果を実現する画像効果用演算回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年画面の大型化等により高画質化が求
められており、画像効果においてもより滑らかな効果が
必要とされている。モニター等に画像データ(静止画像
等)を表示させるとき、この画像効果の1つに現在表示
中の画像を徐々にフェードアウトさせながら、次画像を
徐々にフェードインさせるクロスフェードと呼ばれる画
像効果がある。前記クロスフェードを実現するためには
現在表示されている画像データをA、次の画像データを
B、係数をαとすると、 C=A×α+B×(1−α) で示される合成画像Cをαが1〜0になるまで表示させ
ればよい。デジタル回路において前記の効果を実現する
ために、従来ルックアップテーブルを用いて図2に示す
ようにして実現していた。しかしスムーズな効果をえる
ためには、前記係数αのビット数mを多くする必要があ
った。また、係数αのビット数を下げ記憶装置(以下R
OMと略す)に書き込む乗算結果の値を調整する事によ
り、実際のROMのサイズより大きなデータがあるよう
に見せ、ある程度スムーズな効果を得る方法もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の画
像効果用演算回路において係数αのビット数を大きくす
ることは、ルックアップテーブルが大きくなり、ROM
のサイズの拡大につながり回路の高速化、小型化の妨げ
となっていた。またROMに書き込むデータを調節する
方法も、画像効果の速度を遅くすると画像の変化が急激
になりスムーズな画面効果を実現することができなかっ
た。本発明は本課題に留意し、回路規模の拡大を抑え
て、滑らかな画像効果を得る事ができる画像効果用演算
回路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像効果用演算回路は、画像データAに係数
αを、画像データBに係数(1−α)をそれぞれ乗算
し、その乗算出力を加算することにより合成画像Cを得
る画像効果用演算回路において、(2m−1)の最大値
を有し、α1=α(2m−1)の関係にある係数α1を
mビットの係数αに近似する第1の変換手段と、(2m
−1)の最大値を有し、α2=(1−α)*(2m
1)の関係にある係数α2をmビットの係数(1−α)
に近似する第2の変換手段を設け、この第1、第2の変
換手段の出力を画像データに乗算する係数とするもので
ある。さらに、係数α1,α2の最大値である2m−1
に1を加え2mとしmビットシフトすることにより係数
α、(1−α)に近似する第1、第2の変換手段を有す
るものである。
【0005】
【作用】上記構成の本発明の画像効果用演算回路は、係
数の近似を行うことにより係数αの全ビット(mビッ
ト)を使用し乗算を行うことが出来るので変化させる速
度を遅くしてもスムーズな画面効果(クロスフェード)
を実現でき、また上記係数αを近似して入力するので回
路構成が簡単且つ高速になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しな
がら詳細に述べる。はじめにその論理的説明のためにク
ロスフェードの演算を再記する。
【0007】 C=A×α+B×(1−α){0≦α≦1}・・・(1) (1)式において、Aは現在表示中の画像データ、Bは
次の画像データ、Cは画像データA,Bの合成画像、α
は0〜1の係数である。合成画像Cを係数αが1〜0ま
で変化する間表示することによりクロスフェードが実現
できる。
【0008】本発明において係数αは{0〜(2m
1)/(2m−1)}の範囲であり入力されてくるデー
タ{0〜2m−1}を2m−1で割る必要がある。
【0009】図1は本発明における実施例のブロック図
である。図1に示すようにその構成要素として、1,2
は第1、第2の乗算手段としての乗算器、3,4は第
1、第2の変換手段としての変換回路、5は加算手段と
しての加算器である。 画像データA,Bはnビットに
量子化されたデータ、係数α1はmビットで2m−1か
ら0までのデータ、係数α2はmビットで0から2m
1までのデータ、乗算器はk×k(ビット)(k>n)
である。
【0010】画像データA,Bはそのまま乗算器に入力
すれば良いが、係数αを乗算器に入力するためには、係
数α1、α2をそれぞれ2m−1で割る必要がある。す
なわち、α1=α(2m−1)の関係にあり、この係数
α1をmビットの係数αに近似する第1の変換と、α2
=(1−α)*(2m−1)の関係にありこの係数α2
を係数(1−α)に近似する第2の変換を必要とするこ
とになる。しかしこれを実際に行うとすると、除算を行
う回路が必要になり、回路が複雑なものになってしま
う。これを簡単に行う方法として図1における変換回路
3,4において係数α1、α2の最大値を2m−1から
mに置き換えてα1をα、α2を1−αに近似し、乗
算器に入力し乗算結果をmビットシフト、あるいはmビ
ットシフトしてから乗算器に入力し乗算結果を得る。こ
の近似はmの値が大きければ大きいほど誤差も小さくな
る。このことはより繊細なクロスフェードを行えば行う
ほど誤差の少ないスムーズな画面効果が得られることを
意味する。こうして得られた乗算結果を加算器5を通し
合成画像Cを得る。
【0011】さらにここで問題となることは、乗算結
果、加算結果で発生の可能性があるオーバーフロー、ア
ンダーフローである。オーバーフロー、アンダーフロー
が発生すると正しい合成画像が得ることができなくなっ
てしまう。オーバーフロー、アンダーフローの発生を避
けるために乗算器の機能である丸め演算(四捨五入)を
巧みに使用する。具体的に述べると乗算結果が正の値の
時には値が小さくなるように小数部を切り捨て、負の時
は値が大きくなるように小数部を四捨五入を行う。つま
り丸め演算を行う。この処理は2の補数において最上位
ビットを使用すれば容易に行える。以上によりオーバー
フロー、アンダーフローの発生しないスムーズな中間画
像Cを得ることができる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本願発明
の画像効果用演算回路は、係数αを近似する第1、第2
の変換手段を設けることにより、画像効果の1つである
クロスフェードを実現する場合、乗算器を用いることに
よって生じる除算部による回路構成の複雑化、遅延を防
ぎ、ルックアップテーブルを用いたときに比べ、よりス
ムーズなクロスフェードを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施例の画像効果用演算回路
の全体のブロック図
【図2】従来の画像効果用演算回路の構成を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
1,2 乗算器 3,4 変換回路 5 加算器 A,B 画像データ C 合成画像 α1,α2,α 係数

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (2m−1)の最大値を有し、α1=α
    (2m−1)の関係にある係数α1をmビットの係数α
    に近似する第1の変換手段と、(2m−1)の最大値を
    有し、α2=(1−α)*(2m−1)の関係にある係
    数α2をmビットの係数(1−α)に近似する第2の変
    換手段と、画像データAと前記第1の変換手段の出力を
    乗算とする第1の乗算手段と、画像データBと前記第2
    の変換手段の出力を乗算とする第2の乗算手段と、前記
    第1、第2乗算手段の出力を加算する加算手段とを有す
    る画像効果用演算回路。
  2. 【請求項2】 第1、第2の変換手段は、係数α1,α
    2の最大値2m−1に1を加え2mにし、mビットシフト
    する事により係数αに近似することを特徴とする請求項
    1記載の画像効果用演算回路。
JP4230899A 1992-08-31 1992-08-31 画像効果用演算回路 Pending JPH0686165A (ja)

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JP4230899A JPH0686165A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 画像効果用演算回路

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JP4230899A JPH0686165A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 画像効果用演算回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0686165A true JPH0686165A (ja) 1994-03-25

Family

ID=16915046

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JP4230899A Pending JPH0686165A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 画像効果用演算回路

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JP (1) JPH0686165A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999040564A1 (fr) * 1998-02-03 1999-08-12 Seiko Epson Corporation Dispositif d'affichage de projection, procede d'affichage de projection et dispositif d'affichage d'image

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999040564A1 (fr) * 1998-02-03 1999-08-12 Seiko Epson Corporation Dispositif d'affichage de projection, procede d'affichage de projection et dispositif d'affichage d'image
US6831661B1 (en) 1998-02-03 2004-12-14 Seiko Epson Corporation Projection display apparatus, display method for same and image display apparatus
US7187391B2 (en) 1998-02-03 2007-03-06 Seiko Epson Corporation Projection display apparatus, display method for same and image display apparatus

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