JPH0685867U - 立体駐車装置 - Google Patents
立体駐車装置Info
- Publication number
- JPH0685867U JPH0685867U JP2732993U JP2732993U JPH0685867U JP H0685867 U JPH0685867 U JP H0685867U JP 2732993 U JP2732993 U JP 2732993U JP 2732993 U JP2732993 U JP 2732993U JP H0685867 U JPH0685867 U JP H0685867U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- signs
- car
- level parking
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- Pending
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ジャッキ装置によって前方部が回動昇降する
上段パレット1を有する二段式の立体駐車装置であっ
て、上段パレット1の裏面には車の直進入庫のための複
数の標識7、8、を配設し、この標識7、8は、パレッ
ト中心から対称位置にあって、車6のルームミラー9に
によって目視される。 【効果】 下段駐車スペースへ車を安全かつ容易に車庫
入れすることができる。
上段パレット1を有する二段式の立体駐車装置であっ
て、上段パレット1の裏面には車の直進入庫のための複
数の標識7、8、を配設し、この標識7、8は、パレッ
ト中心から対称位置にあって、車6のルームミラー9に
によって目視される。 【効果】 下段駐車スペースへ車を安全かつ容易に車庫
入れすることができる。
Description
【0001】
この考案は、自動車用の上下二段式立体駐車装置に関するものである。さらに 詳しくは、この発明は、下段駐車スペースに安全かつ容易に車を入庫させること のできる改良された立体駐車装置に関するものである。
【0002】
従来より、乗用車等を効率よく駐車するための車庫設備として、たとえば図5 および図6に例示したような上下二段式の立体駐車装置が知られている。 この立体駐車装置は、いわゆる半地下型の車庫設備であり、上段パレット(ア )と下段パレット(イ)が支柱(ウ)により連結し、ジャッキ装置(エ)によっ て各々の前方部が同時に回動昇降する。たとえば図5は、ジャッキ装置(エ)に よって上段パレット(ア)とこれに追従する下段パレット(イ)を上昇させ、下 段駐車マスペースに車(カ)を入庫する状態、もしくは下段駐車スペースから車 (カ)を出庫する状態を示し、図6は、パレットを降下させ、上段駐車スペース への車(オ)の入庫、もしくは上段駐車スペースからの車(オ)の出庫の状態を 示している。
【0003】 従って、この図5および図6に例示したように、上段パレット(ア)および下 段パレット(イ)を昇降することによって、2台の車(オ)(カ)を自在に入庫 /出庫することができるようになっている。
【0004】
しかしながら、図5および図6に例示したような立体駐車装置は省スペースな ものとして有用であるが、この立体駐車装置の場合には、一般に上下二段のパレ ット(ア)(イ)の上下幅が十分に広くはなく、しかも下段パレット(イ)の両 脇には支柱(ウ)およびジャッキ装置(エ)のシリンダ等が存在するため、図5 に例示したように車(カ)を下段パレット(イ)に入庫する際に、その方向を切 り返しながら車(カ)を後退しなければならない図7のような場合、車(カ)の 後部がジャッキ装置(エ)等に衝突する危険性が高かった。
【0005】 ジャッキ装置(エ)は、シリンダー構造等を有していることから、この衝突に よって変形、破損すると作動しなくなるため、このような危険性は何としても取 除かねばならない課題であった。 この考案は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、従来の立体駐車 装置の欠点を解消し、下段駐車スペースへ安全かつ容易に直進入庫することので きる改良された立体駐車装置を提供することを目的としている。
【0006】
この考案は、上記の課題を解決するものとして、ジャッキ装置によって前方部 が回動昇降する上段パレットを有する二段式の立体駐車装置であって、上段パレ ット裏面には車の直進入庫のための複数の標識を配設し、この複数の標識は、パ レット中心から対称位置にあって、車のルームミラーによって目視されてなるこ とを特徴とする立体駐車装置を提供する。
【0007】 また、この考案は、進入方向のと略中央部にパレット中心からより長い距離位 置に一対の標識を対称配置し、かつ、後方部には、パレット中心からより短い距 離位置に一対の標識を対称配置させてなる立体駐車装置をその一つの態様として もい。
【0008】
立体駐車装置の場合には、上記の標識の配置によって、下段駐車スペースに車 を入庫させる際に車のルームミラーによって標識が目視され、ルームミラーに写 った標識の位置の偏りによって車の直進度を判別でき、直進入庫がより容易とな る。
【0009】 従って、下段駐車スペースに車庫入れする場合には、運転者は、ルームミラー のみを注視し、所要の標識がルームミラーに写る位置を確認して車の方向を調節 すれば、パレット左右のジャッキ装置等に車を衝突させることなく、安全に、車 庫入れを完了することができる。
【0010】
以下、添付した図面に沿って実施例を示し、この考案の駐車装置についてさら に詳しく説明する。 図1は、この考案の立体駐車装置の一実施例を示した側断面図である。 たとえばこの立体駐車装置は、上下二段の駐車スペースを有する半地下型の駐 車装置であり、上段パレット(1)と下段パレット(2)が、支柱(3)によっ て連結され、ジャッキ装置(4)によって各々の前方部が同時に回動昇降して、 上下の駐車スペースに車(5)(6)を自在に駐車することができるようになっ ている。
【0011】 そして、この立体駐車装置は、上段パレット(1)裏面に複数の標識(7)( 8)を配置しており、この標識(7)(8)は、下段パレット(2)に後向きで 進入する車(6)のルームミラー(9)に写る位置に配置されている。 図2(a)は、これらの標識(7)(8)の配置パターンの一例を示した平面 模式図であり、図2(b)は、正しい進入方向に直進入庫する車(6)のルーム ミラー(9)に写った標識(7)(8)の鏡映像図である。
【0012】 この図2に示した例の場合には、標識(7)(8)は、各々、上段パレット裏 面にその中心から略等距離位置に左右対称に一対づつ(7L,7R:8L,8R )配置されている。標識(7)は、パレットの略中央部で、パレット中心からよ り長い距離位置に対称配置(7L、7R)されており、また、標識(8)は、マ パレット後方部で、パレット中心からより短い距離位置に対称配置(8L、8R )されている。車(6)が正しい進入方向にある場合(すなわち、駐車スペース に対して後向きに直進する場合)には、ルームミラー(9)には図2(b)に示 したように4個の標識(7L,8L,7R,8R)が左右対称に全て写るように なる。
【0013】 一方、図3(a)に示したように車(6)が斜めに後退進入している場合には 、図3(b)に示したようにルームミラー(9)には標識(7L)が写らなくな り、また他の標識(8L,8R,7R)の鏡映像も当然のことながら左右対称性 が失なわれる。 従って、車(6)の運転者は、下段パレット(2)への車庫入れ時には、ルー ムミラー(9)に写る標識(7L,8L,8R,7R)の像を目視し、それらが 図2(b)のように写るように車(6)の方向を調節すれば、車(6)はジャッ キ装置(4)や支柱(3)に接触することなく、正確に車庫入れすることができ る。
【0014】 もちろんこの考案は以上の例によって限定されるものではなく、標識の配置パ ターン等については様々な態様が可能であることは言うまでもない。また、立体 駐車装置の形式についても、たとえば図4に例示したような、上段パレット(1 )のみが昇降する半地下型の駐車装置とすることもできる。
【0015】
以上詳しく説明した通り、この考案によって、二段式の立体駐車場の下段駐車 スペースへ安全かつ容易に車を車庫入れすることができるようになる。
【図1】この考案の一実施例を示した側断面図である。
【図2】<a>、<b>は各々、この考案の立体駐車装
置に配設する標識の配置パターン例を示した平面模式図
と、正しい進入方向にある車のルームミラーに写る標識
の鏡映像図である。
置に配設する標識の配置パターン例を示した平面模式図
と、正しい進入方向にある車のルームミラーに写る標識
の鏡映像図である。
【図3】<a>、<b>は各々、図2(a)に示した標
識配置パターンの平面模式図と、斜め方向に進入する車
のルームミラーに写る標識の鏡映像図である。
識配置パターンの平面模式図と、斜め方向に進入する車
のルームミラーに写る標識の鏡映像図である。
【図4】この考案の別の実施例を示した側断面図であ
る。
る。
【図5】従来の立体駐車装置の構造とその一使用例を示
した側断面図である。
した側断面図である。
【図6】従来の立体駐車装置の別の使用例を示した側断
面図である。
面図である。
【図7】従来の立体駐車装置への車庫入れを例示した平
面図である。
面図である。
1 上段パレット 2 下段パレット 3 支柱 4 ジャッキ装置 5、6 車 7、8 標識 9 ルームミラー
Claims (2)
- 【請求項1】 ジャッキ装置によって前方部が回動昇降
する上段パレットを有する二段式の立体駐車装置であっ
て、上段パレット裏面には車の直進入庫のための複数の
標識を配設し、この複数の標識は、パレット中心から対
称位置にあって、車のルームミラーによって目視される
ことを特徴とする立体駐車装置。 - 【請求項2】 進入方向の略中央部にパレット中心から
より距離の長い位置に一対の標識を対称配置し、かつ、
後方部には、パレット中心からより距離の短い位置に一
対の標識を対称配置させてなる請求項1の立体駐車装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2732993U JPH0685867U (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 立体駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2732993U JPH0685867U (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 立体駐車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0685867U true JPH0685867U (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=12218037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2732993U Pending JPH0685867U (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 立体駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0685867U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009057526A1 (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-07 | Nabtesco Corporation | 減速装置 |
-
1993
- 1993-05-25 JP JP2732993U patent/JPH0685867U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009057526A1 (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-07 | Nabtesco Corporation | 減速装置 |
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