JPH0674652B2 - 連続傾床型立体駐車場におけるフロア構造 - Google Patents

連続傾床型立体駐車場におけるフロア構造

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JPH0674652B2
JPH0674652B2 JP62122778A JP12277887A JPH0674652B2 JP H0674652 B2 JPH0674652 B2 JP H0674652B2 JP 62122778 A JP62122778 A JP 62122778A JP 12277887 A JP12277887 A JP 12277887A JP H0674652 B2 JPH0674652 B2 JP H0674652B2
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parking area
parking
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JP62122778A
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正俊 堀田
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株式会社総合駐車場コンサルタント
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は360゜の旋回走行によって1フロア分の高さを
昇降するように、上下方向に対し螺旋状に傾斜を有しな
がら連続する車路の内側及び外側に駐車スペースを設け
た連続傾床型立体駐車場におけるフロア構造に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、このような傾斜を有しながら連続する螺旋状車路
の内側及び外側に駐車スペースを設けた立体駐車場のフ
ロア構造として、特公昭57−35348号公報に示されるよ
うな立体駐車場のフロア構造が提案されている。
[発明が解決しようとする問題点] 車路ばかりでなく、駐車スペースにも昇り勾配をつけた
連続傾床型立体駐車場は、昇降のための局部的で、しか
も急勾配な専用傾斜路がなく、車路も全体的に緩かな勾
配となるので駐車効率及び運転フィーリングが共に良い
ことが一般的に認められている。また、このような形式
の連続傾床型立体駐車場は特に、敷地面積が狭い場所で
の要請が多い。しかしながら、敷地面積が狭い場所とい
っても特公昭57−35348号公報に示された従来の連続傾
床型立体駐車場のフロア構造では第9図で示すように、
駐車区ABCDが4列型の場合、駐車場の幅l1間は最小限車
両の長さの6倍、即ち30mを要する。そこで、敷地が30m
に満たない場合には、第10図に示すように駐車区Aの部
分に該当するX側の部分を削除することになるので、収
容効率が大きく阻害されるといった問題点があった。
本発明は上記のような問題点を除去することを目的と
し、敷地面積が非常に狭い場所でも連続傾床型立体駐車
場の収容効率の良さを最大限に発揮しうる立体駐車場の
フロア構造を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記の問題点を解決するために次のような技
術的手段を採用した。
即ち、本発明の要旨は 不等勾配に形成された1対の相対向する傾斜曲面状の直
進部と、ほぼ等勾配に形成された1対の相対向する傾斜
平面状の直進部と、前記各直進部の勾配を整合する傾斜
曲面をもつコーナー部とからなり、360゜の旋回走行に
よって1フロア分の高さを昇降するように上下方向に対
し螺旋状に連続する車路と、 該車路の外側に接するアウトサイドパーキングエリヤ
と、前記傾斜平面状の直進部の内側にそれぞれ内接し、
傾斜平面状の直進部から入車、出車するインサイドパー
キングエリヤとからなる駐車スペースと、 を設けてなる連続傾床型立体駐車場におけるフロア構造
において、 前記傾斜平面状の直進部の内側にそれぞれ内接するイン
サイドパーキングエリヤを内側先端がほぼ水平なねじれ
曲面状に形成し、 該インサイドパーキングエリヤの内側領域を上下方向に
二分の一階階高差をつけてほぼ平行に重合させたことを
特徴とする連続傾床型立体駐車場におけるフロア構造に
存する。
[作用] 前記構成の立体駐車場では、1対の相対向する傾斜曲面
状の直進部と1対の相対向する傾斜平面状の直進部とこ
れら各直進部の勾配を整合するコーナー部とを連続して
1周、即ち360゜旋回して1フロア分の高さを昇降す
る。車両を駐車しようとする場合には車路の外側のアウ
トサイドパーキングエリヤへは、該アウトサイドパーキ
ングエリヤにそれぞれ接する傾斜平面状の直進部、傾斜
曲面状の直進部、コーナー部から入車し、車路の内側の
インサイドパーキングエリヤへはインサイドパーキング
エリヤに接する傾斜平面状の直進部から入車するのであ
る。この時、インサイドパーキングエリヤへ駐車される
車両は、例えばバックでインサイドパーキングエリヤに
進入する場合、インサイドパーキングエリヤのほぼ水平
な内側領域で上下のフロアが二分の一階階高差をつけ
て、平行に重合しているので、車両の低くなった後部部
分が低い天井部分に駐車される。
以下、本発明をより具体的に説明するために実施例を挙
げて詳述する。
[実施例] 第1図乃至第6図は本発明の第1実施例を示すもので、
第1図は本実施例の車路と駐車スペースの関係を概略的
に示す斜視図、第2図は基準階の平面図、第3図は第2
図のインサイドパーキングエリヤの要部を説明する図、
第4図はインサイドパーキングエリヤに車両を駐車した
場合の概略説明図、第5図及び第6図は本実施例の駐車
場を正面及び側面からみた説明図である。
車路1は第1図及び第5図、第6図に示すように360゜
の旋回走行によって1フロア分の高さを昇降するように
上下方向に対し螺旋状に連続している。この車路1は第
2図に示すように1対の相対向する傾斜曲面状の直進部
2,3、1対の相対向する傾斜平面状の直進部4,5及びこれ
らの各直進部の勾配を整合する傾斜曲面をもつコーナー
部6,7,8,9から構成されている。傾斜曲面状の直進部2,3
は直進部の内側2a,3aと外側2b,3bの傾斜が異なった不等
勾配として形成され、本実施例では内側2a,3aが15.04
%、外側2b,3bが3.54%の傾斜がそれぞれ付されてい
る。傾斜平面状の直進部4,5は直進部の内側4a,5aと外側
4b,5bの傾斜がほぼ等勾配に形成され、本実施例では内
側、外側とも3.54%の等勾配の傾斜が付されている。コ
ーナー部6,7,8,9は前記傾斜曲面状の直進部2,3と傾斜平
面状の直進部4,5の間に設けら、それぞれの直進部の勾
配を整合するよう傾斜曲面状に形成されている。本実施
例の車路1の構成は上記の通りであるが、この車路1の
内側を左回りに旋回することによって車両は車路1を上
昇し、車路1の外側を右回りに旋回することによって車
両は車路1を下降する。そして、それぞれ1周旋回する
ことによって1フロア分の高さを昇降するのである。1
0,11,12,13は車路1の外側に接して設けられたアウトサ
イドパーキングエリヤである。アウトサイドパーキング
エリヤ10,11,12,13はそれぞれ車路1に対し、直交状に
設けられ、車路1に接する各駐車スペースの短辺には車
路1の傾斜に対応してそれぞれ傾斜が付されているが、
車両の車長方向に対応する長辺方向には車両が車長方向
に傾斜して駐車されないようにすべて無勾配となってい
る。したがって、駐車中の車両が動き出す危険性は少な
い。
次に、14,15は傾斜平面状の直進部4,5の内側にそれぞれ
内接して設けられたインサイドパーキングエリヤであ
る。インサイドパーキングエリヤ14,15は傾斜平面状の
直進部4,5から車両が入車及び出車できるよう傾斜平面
状の直進部4,5に対し、直交状に設けられている。ま
た、インサイドパーキングエリヤ14,15はその内側領域1
4a,15aが第1図、第2図で示すように上下方向に二分の
一階階高差をつけて重合されている。この状態を第4図
の説明図で簡単に示す。即ち、傾斜平面状の直進部4の
内側に内接するインサイドパーキングエリヤ15の内側領
域15aの上方には傾斜平面状の直進部5の内側に内接す
るインサイドパーキングエリヤ14の内側領域14aがほぼ
平行に重なりあう。ほぼ水平な重合部分は二分の1階階
高差しかなく、人が立ったり、車高が高い車両は駐車で
きないが、乗用車をこのインサイドパーキングエリヤ1
4,15に駐車するには第2図で示すように車両を通常バッ
クで駐車するため、車両の低い後部の部分が入り、車両
はスムーズに駐車可能となる。インサイドパーキングエ
リヤ14,15の勾配は車路1が連続傾斜している関係から
曲面状に形成される。その形態を第1図及び第3図によ
って示すとインサイドパーキングエリヤ15の内側先端KL
Mは同一の高さであり、中央のFもKLMと同一の高さであ
る。すなわち、インサイドパーキングエリヤ15の内側先
端は水平になっている。これに対し、EはKに対し高
く、GはMに対し低く形成されている。即ち、インサイ
ドパーキングエリヤ15は図面において右さがり状態にね
じれた曲面状に形成されており、内側領域はほぼ水平に
なっている。この関係はインサイドパーキングエリヤ14
も同様である。即ち、HIJOと同一の高さ、NはHに対し
低く、PはJに対し高く、図面においては右あがり状態
に形成されている。
このように構成された本実施例の連続傾床型立体駐車場
のフロア構造では敷地面積が非常に狭い場所でもインサ
イドパーキングエリヤのほぼ水平な内側領域を、ほぼ平
行に重合させたので、アウトサイドパーキングエリヤの
一部分を削除することなく、収納効率に優れている。
次に、第7図及び第8図は本発明の第2実施例及び第3
実施例を示す平面図である。第2実施例及び第3実施例
は本発明の連続傾床型立体駐車場のフロア構造を敷地の
形状に合わせて増設したものである。即ち、第2実施例
はインサイドパーキングエリヤ14,15をアウトサイドパ
ーキングエリヤ12,13と同方向に車両が駐車できるよう
に、それぞれ重合させたものを駐車場内部に2つ設けた
ものである。車路、アウトサイドパーキングエリヤ、イ
ンサイドパーキングエリヤの傾斜は第1実施例と同様で
中央部分の車路は傾斜平面状の車路5によってインサイ
ドパーキングエリヤ14,15が連続している。次に、第3
実施例はインサイドパーキングエリヤ14,15を第2実施
例と異なり、アウトサイドパーキングエリヤ10,11と同
方向に車両が駐車できるように、それぞれ重合させたも
のを駐車場内部に2つ設けたものである。又、車路、ア
ウトサイドパーキングエリヤ、インサイドパーキングエ
リヤの傾斜は第1、第2実施例と同様であるが、中央部
分の車路は第2実施例と異なり、傾斜曲面状の車路2,3
によってインサイドパーキングエリヤ14,15が連続して
いる。これら、第2、第3実施例は所謂ツインタイプと
称せられるものである。このように本発明はその要旨を
逸脱しない範囲で、敷地の形状に合わせて増設したり、
アウトサイドパーキングエリヤの一部を削除したりする
ような種々なる改良が可能であり、これらも勿論本発明
に含まれるものである。
[発明の効果] 本発明は、以上のようにインサイドパーキングエリヤを
内側先端がほぼ水平なねじれ曲面状に形成し該インサイ
ドパーキングエリヤの内側領域を上下方向に二分の一階
階高差をつけて、ほぼ平行に重合させたもので、この重
合部分によって駐車スペースが増え、特に狭い敷地でも
車両を多く駐車できるアウトサイドパーキングエリヤを
削除する必要が少なくなり、収容効率が著しく向上する
といった効果がある。
【図面の簡単な説明】
図において、第1図乃至第6図は本発明の第1実施例を
示すもので、第1図は車路と駐車スペースの関係を概略
的に示す斜視図、第2図は基準階の平面図、第3図は第
2図のインサイドパーキングエリヤの要部を説明する
図、第4図はインサイドパーキングエリヤに車両を駐車
した場合の概略説明図、第5図及び第6図は正面及び側
面からみた説明図、第7図及び第8図は本発明の第2実
施例及び第3実施例を示す基準階の平面図、第9図及び
第10図は従来の駐車場を示す基準階の平面図である。 1……車路 10,11,12,13……アウトサイドパーキングエリヤ 14,15……インサイドパーキングエリヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不等勾配に形成された1対の相対向する傾
    斜曲面状の直進部と、ほぼ等勾配に形成された1対の相
    対向する傾斜平面状の直進部と、前記各直進部の勾配を
    整合する傾斜曲面をもつコーナー部とからなり、360゜
    の旋回走行によって1フロア分の高さを昇降するように
    上下方向に対し螺旋状に連続する車路と、 該車路の外側に接するアウトサイドパーキングエリヤ
    と、前記傾斜平面状の直進部の内側にそれぞれ内接し、
    傾斜平面状の直進部から入車、出車するインサイドパー
    キングエリヤとからなる駐車スペースと、 を設けてなる連続傾床型立体駐車場におけるフロア構造
    において、 前記傾斜平面状の直進部の内側にそれぞれ内接するイン
    サイドパーキングエリヤを内側先端がほぼ水平なねじれ
    曲面状に形成し、 該インサイドパーキングエリヤの内側領域を上下方向に
    二分の一階階高差をつけてほぼ平行に重合させたことを
    特徴とする連続傾床型立体駐車場におけるフロア構造。
JP62122778A 1987-05-20 1987-05-20 連続傾床型立体駐車場におけるフロア構造 Expired - Lifetime JPH0674652B2 (ja)

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JPS63289174A JPS63289174A (ja) 1988-11-25
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JP2012251314A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd 建物

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JPS61176768A (ja) * 1985-01-30 1986-08-08 株式会社竹中工務店 自走式立体駐車場

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