JPH07113281B2 - 連続傾床型自走式立体駐車場 - Google Patents

連続傾床型自走式立体駐車場

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JPH07113281B2
JPH07113281B2 JP4170225A JP17022592A JPH07113281B2 JP H07113281 B2 JPH07113281 B2 JP H07113281B2 JP 4170225 A JP4170225 A JP 4170225A JP 17022592 A JP17022592 A JP 17022592A JP H07113281 B2 JPH07113281 B2 JP H07113281B2
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slope
continuous
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sloped
parking
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理 石川
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、矩形に旋回することに
より一周毎に一階分の高さを上昇可能な車両走行路と、
該車両走行路に沿って設けられる車両駐車スペースによ
り構成される連続傾床型自走式立体駐車場に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】上記連続傾床型自走式立体駐車場(以下
立体駐車場という)において、従来は特公昭57-35348
号公報に開示のものが知られている。これは、略等勾配
に形成された一対の相対向する傾斜平面状の直進部と、
不等勾配に形成された一対の相対向する傾斜曲面状の直
進部と、前記各直進部の勾配を整合する傾斜曲面を持つ
4つのコーナー部とにより車路を形成し、更に該車路の
外側周辺には、車幅方向に緩勾配を付与したアウトサイ
ドパーキングエリヤを直交状に外接させ、前記直進部の
内方にはインサイドパーキングエリヤを臨設したもの
で、階高の上昇に必要な勾配を合理的に配分して、狭小
な敷地でも適用可能としたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の立体駐車場
は、4つのコーナー部が全て傾斜曲面を有するものであ
る。即ち車両内輪側の勾配が大きく(急勾配)、外輪側
の勾配が小さい(緩勾配)構成であるから、カーブを切
る車両は遠心力の影響を強く受け、ドライバーには運転
しにくい。更に最近の立体駐車場は土地の有効利用の目
的から、単なる車両駐車機能を有するのみならず、他の
機能を有する複合建造物としての需要も高まりつつあ
る。しかし従来のものにあっては殆ど傾斜路で構成され
たフロアであるから、駐車場内において事務所、倉庫等
他の機能を有するスペースを充分確保することができな
い。又アウトサイドパーキングエリヤも全周に勾配を有
するものとなるから、将来的に隣接して店舗等を増築し
た場合その建物と駐車場とを連結させることはできず、
隣接した店舗等へ行くにしても何れかのフロアに駐車し
た後は一旦エレベータ等で一階まで降りないとその建造
物から出ることはできず大変不便である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、特にコ
ーナー部において運転フィーリングを向上させると共
に、単なる立体駐車場の構造に止まらず、隣接する建造
物への連絡、将来の増築等を考慮し複合建築物としての
要素をも有する連続傾床型自走式立体駐車場を提供する
もので、その構成は、矩形に旋回することにより一周毎
に一階分の高さを上昇可能な車両走行路と、該車両走行
路に沿って設けられる任意数の車両駐車スペースにより
構成される連続傾床型自走式立体駐車場であって、同基
準階において車両走行路には、単純勾配を有する一対の
傾斜路と、不等勾配を有する一対の傾斜曲面路と、前記
傾斜路に連続して同一勾配を有する2つのコーナー部及
び、前記傾斜曲面路と前記傾斜路との勾配を整合する2
つのコーナー部とを夫々点対称に配置し、更に前記傾斜
路の内側には該傾斜路と同一面で連なる内側駐車スペー
スを、前記走行路の外側には該走行路と同一面で連なる
外側駐車スペースを夫々設けると共に、該外側駐車スペ
ースにおいて前記傾斜路に連続して同一勾配を有するコ
ーナー部の傾斜方向との連結部分を、フラットな多目的
スペースとしたことを特徴とするものである。例えば前
記フラットな多目的スペースを外部の建造物との連結部
とすることができる。
【0005】
【作用】4つのコーナー部のうち対角線上に一対の2つ
のコーナー部は単純勾配の傾斜路であるから、コーナー
部走行時の運転フィーリングが良好で安全性は高い。更
に外側駐車スペースに設けた多目的スペースはフラット
であるから、駐車以外に倉庫や事務所等の種々の利用が
できると共に、隣接する建造物へのジョイント部分とし
ても利用可能である。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は本発明における立体駐車場の基準階平面図
で、フロア面に示す点線は同一高さを示す等高線であ
る。走行路1は単純勾配を有する傾斜路2、2及び外縁
と内縁との勾配が異なる傾斜曲面路3、3、更に4つの
コーナー部4、4、5、5とで構成される。前記傾斜路
2、2は5%の勾配を有し、対角線上に一対の2つのコ
ーナー部4、4も同じく5%の単純勾配で前記傾斜路
2、2と夫々同一面で連なり、更に傾斜路2、2の内側
に形成された内側駐車スペース6、6(夫々3台駐車
分)も前記傾斜路2、2と同勾配で連続している。又傾
斜路2、2の外側にも同じ単純勾配を有する外側駐車ス
ペース7、7が隣接しており、該外側駐車スペース7、
7には傾斜方向と直角に駐車する車両を9台駐車可能で
ある。傾斜曲面路3、3は内縁勾配が12.2%、外縁
勾配が2.8%の不等勾配を付与されて対称に配置さ
れ、更にコーナー部5、5は前記傾斜曲面路3、3に夫
々連続して傾斜路2、2に連結している。よってコーナ
ー部5、5は前記傾斜路2、2と不等勾配の傾斜曲面路
3、3との間にあって、両者の勾配を整合し連結する格
好で捻じれ曲面を有することになる。又前記傾斜曲面路
3、3の外側にも外側駐車スペース8、8が隣接してお
り、該外側駐車スペース8、8において傾斜曲面路3と
コーナー部5に隣接する部分8a、8aは2.8%の単
純勾配を有するが、コーナー部4、4の傾斜方向との連
結部分はフラットな多目的スペース8b(駐車スペース
としては3台駐車分相当)となっている。このように本
実施例においては、矩形の床形状を有する立体駐車場に
本発明を採用した場合、図で明らかな如く走行路及び駐
車スペースの各要素は夫々点対称に配置される。
【0007】以上の如く構成された立体駐車場は、図
1、2でも明らかな如く走行路を走行する場合コーナー
部のうち点対称となる一対のコーナー部4、4が単純勾
配、他の一対のコーナー部5、5が傾斜曲面であるの
で、遠心力の影響を受ける傾斜曲面のコーナー部が従来
の半分になって運転フィーリングは向上し、安全性も高
くなる。更に駐車スペース8においてその一部にフラッ
トな多目的スペース8bを各階に有するから(図3)、
一階部分においては発券機や受付等入口部分とすると傾
斜が生じず、施工や利用に容易であり、基準階において
は同フラットな部分を事務所、倉庫等に利用して複合建
築物としての対応が容易になると共に、図1の二点鎖線
で示すように延設して、隣接する店舗等の建造物と各階
同士で連結すれば、車両駐車後はわざわざ一階まで降り
る必要はなく、そのまま隣の建造物へ移動可能である。
【0008】本発明においてのフラットな多目的スペー
スは、前述の如く多機能を有するスペースとしての利用
や店舗等他の建造物への連結に利用する場合は勿論、駐
車場同士の連結も可能であるから、将来的に同様な立体
駐車場を隣接して各階同士で連結することもでき、車両
収容台数は更にアップする。更には前記走行路を上昇専
用とし、立体駐車場外部に下降専用の走行路を設けて各
階の多目的スペースと連結させれば、対面通行が回避で
き走行上の混雑が解消可能となる。
【0009】
【発明の効果】以上本発明によれば、傾斜曲面を有する
コーナー部を従来より半減させることができ、運転フィ
ーリングの向上は勿論、安全性も高くなる。更に外側駐
車スペースにフラットな多目的スペースを設けたこと
で、事務所、倉庫等に利用して複合建造物としての使用
が可能になると共に、隣接する店舗等への連結にも至便
で将来的な増築計画に対応できる。従って単なる立体駐
車場の構成に止まらない適用範囲の広い建造物を構成可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記実施例における立体駐車場の基準階平面図
である。
【図2】上記実施例における立体駐車場の構成を示す説
明図である。
【図3】上記実施例における立体駐車場の側面からの模
式図である。
【符号の説明】
1・・走行路、2・・傾斜路、3・・傾斜曲面路、4、
5・・コーナー部、6・・内側駐車スペース、7、8・
・外側駐車スペース、8b・・多目的スペース。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形に旋回することにより一周毎に一階
    分の高さを上昇可能な車両走行路と、該車両走行路に沿
    って設けられる任意数の車両駐車スペースにより構成さ
    れる連続傾床型自走式立体駐車場であって、同基準階に
    おいて車両走行路には、単純勾配を有する一対の傾斜路
    と、不等勾配を有する一対の傾斜曲面路と、前記傾斜路
    に連続して同一勾配を有する2つのコーナー部及び、前
    記傾斜曲面路と前記傾斜路との勾配を整合する2つのコ
    ーナー部とを夫々点対称に配置し、更に前記傾斜路の内
    側には該傾斜路と同一面で連なる内側駐車スペースを、
    前記走行路の外側には該走行路と同一面で連なる外側駐
    車スペースを夫々設けると共に、該外側駐車スペースに
    おいて前記傾斜路に連続して同一勾配を有するコーナー
    部の傾斜方向との連結部分を、フラットな多目的スペー
    スとしたことを特徴とする連続傾床型自走式立体駐車
    場。
  2. 【請求項2】 前記フラットな多目的スペースを外部の
    建造物との連結部とした請求項1に記載の連続傾床型自
    走式立体駐車場。
JP4170225A 1992-06-04 1992-06-04 連続傾床型自走式立体駐車場 Expired - Fee Related JPH07113281B2 (ja)

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JPS5735348A (en) * 1980-08-13 1982-02-25 Nec Corp Manufacturing method of semiconductor device
JPS6055669A (ja) * 1983-09-06 1985-03-30 Agency Of Ind Science & Technol 不揮発性半導体メモリ素子

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JPH05340120A (ja) 1993-12-21

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