JPH0469709B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0469709B2 JPH0469709B2 JP63090022A JP9002288A JPH0469709B2 JP H0469709 B2 JPH0469709 B2 JP H0469709B2 JP 63090022 A JP63090022 A JP 63090022A JP 9002288 A JP9002288 A JP 9002288A JP H0469709 B2 JPH0469709 B2 JP H0469709B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spiral
- parking
- parking area
- parking lot
- straight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000001953 sensory effect Effects 0.000 description 2
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、通行用の車路とこの車路に沿つて設
けられる駐車エリアとを有して平面形状ほぼ矩形
状に構成され、前記車路が連続傾斜した螺旋状に
形成されるとともに、前記駐車エリアが、駐車さ
れる車両の少なくとも車長方向には無勾配となる
ように形成された連続傾床型自走式立体駐車場に
関するものである。
けられる駐車エリアとを有して平面形状ほぼ矩形
状に構成され、前記車路が連続傾斜した螺旋状に
形成されるとともに、前記駐車エリアが、駐車さ
れる車両の少なくとも車長方向には無勾配となる
ように形成された連続傾床型自走式立体駐車場に
関するものである。
第5図(斜視図)および第6図(平面図)は既
に提供されている連続傾床型自走式立体駐車場を
示すものである。この連続傾床型自走式立体駐車
場(以下、“傾床型駐車場”と略す)1は、360°
の旋回走行によつて1フロア分の高さを昇降する
ように上下方向に対し螺旋状に連続する螺旋車路
2に沿つてアウトサイドパーキングエリアP1お
よびインサイドパーキングエリアP2を設けてな
るもので、前記螺旋車路2はその1旋回分を、相
対向してほぼ等勾配に形成された一対の傾斜平面
状の直進部4,4と、相対向して不等勾配に形成
された一対の傾斜曲面状の直進部5,5と、これ
ら両直進部4,5の勾配を整合する傾斜曲面に形
成された4つのコーナー部6とにより矩形状に螺
回するように形成されている。前記アウトサイド
パーキングエリアP1およびインサイドパーキン
グエリアP2は、前記螺旋車路2の延びる方向に
沿つて複数の駐車スペース3,3,…に区画され
るが、両パーキングエリアP1,P2は前記螺旋車
路2に沿つた方向にのみ傾斜を付与されたものと
なつており、かつ、前記駐車スペース3,3,…
が前記螺旋車路2に対し直交状態で区画されるた
め、全ての駐車スペース3は車幅方向にのみ傾斜
されたものとなつている。ちなみに、前記アウト
サイドパーキングエリアP1が隣接形成される螺
旋車路2の外側路縁(図中、線P,Q,R,Sで
示される)の傾斜は一定のものとされており、従
つてアウトサイドパーキングエリアP1の傾斜は
全て同一で一定のものとなつている。またインサ
イドパーキングエリアP2は傾斜平面状の直進部
4に沿つて形成されるものであるから、これもそ
の傾斜が全て一定で、しかもアウトサイドパーキ
ングエリアP1の傾きと等しいものとなる。
に提供されている連続傾床型自走式立体駐車場を
示すものである。この連続傾床型自走式立体駐車
場(以下、“傾床型駐車場”と略す)1は、360°
の旋回走行によつて1フロア分の高さを昇降する
ように上下方向に対し螺旋状に連続する螺旋車路
2に沿つてアウトサイドパーキングエリアP1お
よびインサイドパーキングエリアP2を設けてな
るもので、前記螺旋車路2はその1旋回分を、相
対向してほぼ等勾配に形成された一対の傾斜平面
状の直進部4,4と、相対向して不等勾配に形成
された一対の傾斜曲面状の直進部5,5と、これ
ら両直進部4,5の勾配を整合する傾斜曲面に形
成された4つのコーナー部6とにより矩形状に螺
回するように形成されている。前記アウトサイド
パーキングエリアP1およびインサイドパーキン
グエリアP2は、前記螺旋車路2の延びる方向に
沿つて複数の駐車スペース3,3,…に区画され
るが、両パーキングエリアP1,P2は前記螺旋車
路2に沿つた方向にのみ傾斜を付与されたものと
なつており、かつ、前記駐車スペース3,3,…
が前記螺旋車路2に対し直交状態で区画されるた
め、全ての駐車スペース3は車幅方向にのみ傾斜
されたものとなつている。ちなみに、前記アウト
サイドパーキングエリアP1が隣接形成される螺
旋車路2の外側路縁(図中、線P,Q,R,Sで
示される)の傾斜は一定のものとされており、従
つてアウトサイドパーキングエリアP1の傾斜は
全て同一で一定のものとなつている。またインサ
イドパーキングエリアP2は傾斜平面状の直進部
4に沿つて形成されるものであるから、これもそ
の傾斜が全て一定で、しかもアウトサイドパーキ
ングエリアP1の傾きと等しいものとなる。
ところで上記従来の傾床型駐車場1において
は、車路ばかりでなくパーキングエリア(駐車エ
リア)Pにも昇り勾配を付けているために、駐車
エリアを平面に形成し車路のみを傾斜路に形成し
た従来一般の自走式立体駐車場に比べ駐車効率が
良く、かつ運転フイーリングも良好であることが
一般に認められている。しかしながら、上記傾床
型駐車場1にあつても以下のような不都合が生じ
ていた。
は、車路ばかりでなくパーキングエリア(駐車エ
リア)Pにも昇り勾配を付けているために、駐車
エリアを平面に形成し車路のみを傾斜路に形成し
た従来一般の自走式立体駐車場に比べ駐車効率が
良く、かつ運転フイーリングも良好であることが
一般に認められている。しかしながら、上記傾床
型駐車場1にあつても以下のような不都合が生じ
ていた。
すなわち、上記従来の傾床型駐車場1は、建物
面積に対する車両収納台数を増やすこと、つまり
駐車効率を高め得ることがその主たる作用である
わけであるが、上記例のものよりも比較的敷地面
積が広大であつた場合において、上記従来の傾床
型駐車場1を単にその敷地面積に対応させて床面
積を拡大した構成のものにすれば、確かに収容台
数を増やすことはできるが、敷地の形状によつて
はそれが有効な手段となり得ない、すなわち最も
優れた駐車効率を有したものとはなり得ないこと
がある。
面積に対する車両収納台数を増やすこと、つまり
駐車効率を高め得ることがその主たる作用である
わけであるが、上記例のものよりも比較的敷地面
積が広大であつた場合において、上記従来の傾床
型駐車場1を単にその敷地面積に対応させて床面
積を拡大した構成のものにすれば、確かに収容台
数を増やすことはできるが、敷地の形状によつて
はそれが有効な手段となり得ない、すなわち最も
優れた駐車効率を有したものとはなり得ないこと
がある。
以下に一例を挙げるならば、前述した第5図お
よび第6図のものはその敷地形状がほぼ正方形の
ものであり、しかもその一辺の長さが、図からも
解るように車両1台分の駐車スペース3を縦に4
つ並べた寸法に、螺旋車路2の幅2本分の寸法を
加えた値となるようなものとなつている。すなわ
ち、上述した構成を満たすものの中では最も小型
でかつ効率的なものとなり得ているわけである
が、いま、この傾床型駐車場1の敷地が図示例の
ものよりも若干大きな長方形のものとなつた場合
を考えてみよう。その長方形なる敷地が、ちよう
ど良い具合に、その一辺(短辺)が上述した正方
形の辺寸法とほぼ同じものであれば、傾床型駐車
場1を、第7図に示すようにその傾斜平面状の直
進部4を長方形の長辺方向に向けて構成すればよ
い。この場合は、敷地が長寸となつた分だけアウ
トサイドパーキングエリアP1およびインサイド
パーキングエリアP2の面積がそのまま増大する
から、上記正方形のものと同様に最も収容効率の
高い構成となることができる。ところが、第8図
の如く、その短辺側も上記正方形の辺寸法よりも
若干大きな長方形の敷地となつた場合はそうでは
ない。つまり、上記第7図のときと同じように傾
斜平面状の直進部4をその長辺方向に向け、傾斜
曲面状の直進部5を短辺側に位置させると、図中
斜線で示す無駄なスペースが生じてしまうのであ
る。無論、その短辺が更にもう少し長ければ、イ
ンサイドパーキングエリアP2を2列に構成する
ことによつて車両が縦に2列並べられるように
し、この無駄スペースの解消を図るということは
可能であるが、駐車場において、前の車両に出口
を塞がれる形態での縦列駐車がいかに不便で用を
為さないものであるかは深慮を要しないことであ
ろう。
よび第6図のものはその敷地形状がほぼ正方形の
ものであり、しかもその一辺の長さが、図からも
解るように車両1台分の駐車スペース3を縦に4
つ並べた寸法に、螺旋車路2の幅2本分の寸法を
加えた値となるようなものとなつている。すなわ
ち、上述した構成を満たすものの中では最も小型
でかつ効率的なものとなり得ているわけである
が、いま、この傾床型駐車場1の敷地が図示例の
ものよりも若干大きな長方形のものとなつた場合
を考えてみよう。その長方形なる敷地が、ちよう
ど良い具合に、その一辺(短辺)が上述した正方
形の辺寸法とほぼ同じものであれば、傾床型駐車
場1を、第7図に示すようにその傾斜平面状の直
進部4を長方形の長辺方向に向けて構成すればよ
い。この場合は、敷地が長寸となつた分だけアウ
トサイドパーキングエリアP1およびインサイド
パーキングエリアP2の面積がそのまま増大する
から、上記正方形のものと同様に最も収容効率の
高い構成となることができる。ところが、第8図
の如く、その短辺側も上記正方形の辺寸法よりも
若干大きな長方形の敷地となつた場合はそうでは
ない。つまり、上記第7図のときと同じように傾
斜平面状の直進部4をその長辺方向に向け、傾斜
曲面状の直進部5を短辺側に位置させると、図中
斜線で示す無駄なスペースが生じてしまうのであ
る。無論、その短辺が更にもう少し長ければ、イ
ンサイドパーキングエリアP2を2列に構成する
ことによつて車両が縦に2列並べられるように
し、この無駄スペースの解消を図るということは
可能であるが、駐車場において、前の車両に出口
を塞がれる形態での縦列駐車がいかに不便で用を
為さないものであるかは深慮を要しないことであ
ろう。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、
先に述べた如き利点を有する傾床型駐車場におい
てその敷地形状が長方形のもの、特に、短辺寸法
が、第6図の如く少なくとも前記駐車スペース3
の縦4個分に螺旋車路2の2本分の車幅を加えた
寸法を有した長方形のものに適用されて最も駐車
効率に優れた傾床型駐車場を提供することを目的
とするものである。
先に述べた如き利点を有する傾床型駐車場におい
てその敷地形状が長方形のもの、特に、短辺寸法
が、第6図の如く少なくとも前記駐車スペース3
の縦4個分に螺旋車路2の2本分の車幅を加えた
寸法を有した長方形のものに適用されて最も駐車
効率に優れた傾床型駐車場を提供することを目的
とするものである。
本発明は、1旋回分を、相対向してほぼ等勾配
に形成された傾斜平面状の直進部と、相対向して
不等勾配に形成された傾斜曲面状の直進部と、こ
れら両直進部の勾配を整合する傾斜面に形成され
たコーナー部とで矩形状に構成され360°の旋回走
行によつて1フロア分の高さを昇降するように上
下方向に対し螺旋状に連続した螺旋車路と、該螺
旋車路の外側および内側の縁に沿つてそれぞれ設
けられたアウトサイドパーキングエリアおよびイ
ンサイドパーキングエリアとを有してなる連続傾
床型自走式立体駐車場において、前記螺旋車路が
複数列、それぞれの螺旋車路を構成する一対の傾
斜平面状の直進部のうちの一方及び該一方の傾斜
平面状直進部の両端に位置する2つの分岐コーナ
ー部を互いに共有させた状態で並設させ、しか
も、この隣接する2つの螺旋車路に共有される分
岐コーナー部を、これら隣接する2つの螺旋車路
に共有される前記傾斜平面状の直進部と同一勾配
なる平面状に形成し、さらに、前記アウトサイド
パーキングエリアの前記分岐コーナー部に沿つた
部分を、水平面に形成したことを特徴とするもの
である。
に形成された傾斜平面状の直進部と、相対向して
不等勾配に形成された傾斜曲面状の直進部と、こ
れら両直進部の勾配を整合する傾斜面に形成され
たコーナー部とで矩形状に構成され360°の旋回走
行によつて1フロア分の高さを昇降するように上
下方向に対し螺旋状に連続した螺旋車路と、該螺
旋車路の外側および内側の縁に沿つてそれぞれ設
けられたアウトサイドパーキングエリアおよびイ
ンサイドパーキングエリアとを有してなる連続傾
床型自走式立体駐車場において、前記螺旋車路が
複数列、それぞれの螺旋車路を構成する一対の傾
斜平面状の直進部のうちの一方及び該一方の傾斜
平面状直進部の両端に位置する2つの分岐コーナ
ー部を互いに共有させた状態で並設させ、しか
も、この隣接する2つの螺旋車路に共有される分
岐コーナー部を、これら隣接する2つの螺旋車路
に共有される前記傾斜平面状の直進部と同一勾配
なる平面状に形成し、さらに、前記アウトサイド
パーキングエリアの前記分岐コーナー部に沿つた
部分を、水平面に形成したことを特徴とするもの
である。
インサイドパーキングエリアを、互いに隣接さ
れて形成された螺旋車路に共有される傾斜平面状
の直進部に沿つて形成することにより、無駄スペ
ースが解消される。しかも全ての駐車スペースが
車路に面して形成されるから、縦列駐車形態を生
じせしめない。また、アウトサイドパーキングエ
リアにおける分岐コーナー部に沿つた部分を、水
平面に形成することにより、アウトサイドパーキ
ングエリアにおける、分岐コーナー部から前記コ
ーナー部にわたる傾斜曲面状の直進部に沿つた部
分との境目の角度が、180°にきわめて近い鈍角と
なる。
れて形成された螺旋車路に共有される傾斜平面状
の直進部に沿つて形成することにより、無駄スペ
ースが解消される。しかも全ての駐車スペースが
車路に面して形成されるから、縦列駐車形態を生
じせしめない。また、アウトサイドパーキングエ
リアにおける分岐コーナー部に沿つた部分を、水
平面に形成することにより、アウトサイドパーキ
ングエリアにおける、分岐コーナー部から前記コ
ーナー部にわたる傾斜曲面状の直進部に沿つた部
分との境目の角度が、180°にきわめて近い鈍角と
なる。
すなわち、分岐コーナー部を挟んだコーナー部
間の直進部および分岐コーナー部に沿つた部分の
アウトサイドパーキングエリアがほぼ水平面にな
る。したがつて、特にこの部分にアウトサイドパ
ーキングエリアは、外力によつて生じる応力が前
記境目に極端に集中することなく分散し、強度の
向上が図られる。また、前記境目の両側に駐車さ
れた車両間の間隔が確保され、車両に対する乗り
降りに支障をきたすおそれもない。
間の直進部および分岐コーナー部に沿つた部分の
アウトサイドパーキングエリアがほぼ水平面にな
る。したがつて、特にこの部分にアウトサイドパ
ーキングエリアは、外力によつて生じる応力が前
記境目に極端に集中することなく分散し、強度の
向上が図られる。また、前記境目の両側に駐車さ
れた車両間の間隔が確保され、車両に対する乗り
降りに支障をきたすおそれもない。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図ないし第3図は本発明の第一実施例を示
すもので、図中全体として符号10で示すものが
本発明に係る連続傾床型自走式立体駐車場(以
下、“傾床型駐車場”と称す)である。この傾床
型駐車場10は、360°の旋回走行によつて1フロ
ア分の高さを昇降するように上下方向に対し螺旋
状に連続した螺旋車路2と、この螺旋車路2に沿
つて設けられたパーキングエリアPとを主要構成
要素としている。そして、この傾床型駐車場10
の敷地形状および寸法は、その短辺が、少なくと
も前記パーキングエリアPの幅の4倍の寸法に螺
旋車路2の幅の2倍の寸法を加えた値、長辺が少
なくともパーキングエリアPの幅の6倍の寸法に
螺旋車路2の幅の3倍の寸法を加えた値を有した
長方形のものとなつている。
すもので、図中全体として符号10で示すものが
本発明に係る連続傾床型自走式立体駐車場(以
下、“傾床型駐車場”と称す)である。この傾床
型駐車場10は、360°の旋回走行によつて1フロ
ア分の高さを昇降するように上下方向に対し螺旋
状に連続した螺旋車路2と、この螺旋車路2に沿
つて設けられたパーキングエリアPとを主要構成
要素としている。そして、この傾床型駐車場10
の敷地形状および寸法は、その短辺が、少なくと
も前記パーキングエリアPの幅の4倍の寸法に螺
旋車路2の幅の2倍の寸法を加えた値、長辺が少
なくともパーキングエリアPの幅の6倍の寸法に
螺旋車路2の幅の3倍の寸法を加えた値を有した
長方形のものとなつている。
いま、この傾床型駐車場10の基準階の構成、
すなわち前記螺旋車路2の1旋回分の構成につい
て説明する。前記螺旋車路2は、図示されるよう
に、左旋回によつて上昇(右旋回によつて下降)
する左螺旋車路2Aと、右旋回によつて上昇(左
旋回によつて下降)する右螺旋車路2Bとの2系
列に形成されている。第2図を参照してこれら左
右螺旋車路2A,2Bを説明すれば、螺旋車路2
におけるA−A′線より左側の部分が左螺旋車路
2A、螺旋車路2におけるB−B′線より右側の
部分が右螺旋車路2Bである。これら左螺旋車路
2Aと右螺旋車路2Bとはいわば対称形態を為す
ものであり、これら双方の構成はその傾き等にお
いて傾き方向が異なるだけと考えてよい。よつて
ここでは、説明の簡単のため、両螺旋車路2A,
2Bにおいて同一構成要素には同符号を付し、主
に左螺旋車路2Aに対応した説明をもつて前記右
螺旋車路2Bの説明を兼ねるものとする。
すなわち前記螺旋車路2の1旋回分の構成につい
て説明する。前記螺旋車路2は、図示されるよう
に、左旋回によつて上昇(右旋回によつて下降)
する左螺旋車路2Aと、右旋回によつて上昇(左
旋回によつて下降)する右螺旋車路2Bとの2系
列に形成されている。第2図を参照してこれら左
右螺旋車路2A,2Bを説明すれば、螺旋車路2
におけるA−A′線より左側の部分が左螺旋車路
2A、螺旋車路2におけるB−B′線より右側の
部分が右螺旋車路2Bである。これら左螺旋車路
2Aと右螺旋車路2Bとはいわば対称形態を為す
ものであり、これら双方の構成はその傾き等にお
いて傾き方向が異なるだけと考えてよい。よつて
ここでは、説明の簡単のため、両螺旋車路2A,
2Bにおいて同一構成要素には同符号を付し、主
に左螺旋車路2Aに対応した説明をもつて前記右
螺旋車路2Bの説明を兼ねるものとする。
左螺旋車路2Aは、相対向してほぼ等勾配に形
成された傾斜平面状の直進部4,4と、相対向し
て不等勾配に形成された傾斜曲面状の直進部5,
5と、これら両直進部4,5の勾配を整合する傾
斜面に形成されたコーナー部6とで矩形状に形成
されている。一対の傾斜平面状の直進部4はほぼ
等勾配に形成されているが、第1図からもわかる
ようにそれらは互いに傾斜方向が逆である。この
ことは、車路が螺旋状のものであり、連続的に上
昇(下降)する斜面に形成されていることから解
るであろう。
成された傾斜平面状の直進部4,4と、相対向し
て不等勾配に形成された傾斜曲面状の直進部5,
5と、これら両直進部4,5の勾配を整合する傾
斜面に形成されたコーナー部6とで矩形状に形成
されている。一対の傾斜平面状の直進部4はほぼ
等勾配に形成されているが、第1図からもわかる
ようにそれらは互いに傾斜方向が逆である。この
ことは、車路が螺旋状のものであり、連続的に上
昇(下降)する斜面に形成されていることから解
るであろう。
そして、それら対向して形成された傾斜平面状
の直進部4,4のうちの一方は、右螺旋車路2B
における一方の傾斜平面状直進部をも兼ねた共有
直進部4aとなつている。また、それに伴い、こ
の共有直進部4aの両端に位置する2つのコーナ
ー部6,6も、左螺旋車路2Aと右螺旋車路2B
とに共有され、T字形なる分岐コーナー部6aと
なつている。
の直進部4,4のうちの一方は、右螺旋車路2B
における一方の傾斜平面状直進部をも兼ねた共有
直進部4aとなつている。また、それに伴い、こ
の共有直進部4aの両端に位置する2つのコーナ
ー部6,6も、左螺旋車路2Aと右螺旋車路2B
とに共有され、T字形なる分岐コーナー部6aと
なつている。
傾斜曲面状の直進部5は、共有直進部4aと他
方の傾斜平面状直進部4との段差をつなぐ傾斜と
なつているが、該傾斜曲面状の直進部5は傾斜平
面状の直進部4と異なり、第1図および第3図か
ら理解されるように螺旋の外側路縁の傾斜よりも
内側路縁の傾斜の方が急勾配に形成され、このた
め、いわゆるねじれを有した曲面を形成したもの
となつている。
方の傾斜平面状直進部4との段差をつなぐ傾斜と
なつているが、該傾斜曲面状の直進部5は傾斜平
面状の直進部4と異なり、第1図および第3図か
ら理解されるように螺旋の外側路縁の傾斜よりも
内側路縁の傾斜の方が急勾配に形成され、このた
め、いわゆるねじれを有した曲面を形成したもの
となつている。
コーナー部6は、前記傾斜平面状の直進部4,
4と前記傾斜曲面状の直進部5,5の勾配を整合
する傾斜面に形成されている。第5図および第6
図に示した従来型の傾床型駐車場1においては、
該コーナー部6が4箇所とも全てねじれを有した
傾斜曲面状のものとされていた。本発明に係る傾
床型駐車場10では、第2図に示すように、螺旋
車路2の角部における4つのコーナー部6におい
ては従来同様ねじれを有した傾斜曲面状に形成さ
れたものであるが、共有直進部4aの両端部に位
置する分岐コーナー部6aは第1図または第3図
に示す如くねじれ曲面ではなく、共有直進部4a
と同一勾配なる平面状に形成されている。
4と前記傾斜曲面状の直進部5,5の勾配を整合
する傾斜面に形成されている。第5図および第6
図に示した従来型の傾床型駐車場1においては、
該コーナー部6が4箇所とも全てねじれを有した
傾斜曲面状のものとされていた。本発明に係る傾
床型駐車場10では、第2図に示すように、螺旋
車路2の角部における4つのコーナー部6におい
ては従来同様ねじれを有した傾斜曲面状に形成さ
れたものであるが、共有直進部4aの両端部に位
置する分岐コーナー部6aは第1図または第3図
に示す如くねじれ曲面ではなく、共有直進部4a
と同一勾配なる平面状に形成されている。
右螺旋車路2Bは、前記共有直進部4aをちよ
うど対称線に見立てた形態で上記左螺旋車路2A
と対称に形成されたものである。つまりこの傾床
型駐車場10は、上記従来の傾床型駐車場1にお
ける一対の傾斜平面状の直進部4,4のうちの一
方、およびその一方の傾斜平面状直進部の両端に
いちする2つのコーナー部を互いに共有させた状
態で螺旋車路2を2系列形成した形態となつてい
るわけである。
うど対称線に見立てた形態で上記左螺旋車路2A
と対称に形成されたものである。つまりこの傾床
型駐車場10は、上記従来の傾床型駐車場1にお
ける一対の傾斜平面状の直進部4,4のうちの一
方、およびその一方の傾斜平面状直進部の両端に
いちする2つのコーナー部を互いに共有させた状
態で螺旋車路2を2系列形成した形態となつてい
るわけである。
さて、上記の如く形成される螺旋車路2すなわ
ち左螺旋車路2Aおよび右螺旋車路2Bには、こ
れら螺旋車路2に沿つてパーキングエリアPが形
成されている。パーキングエリアPは、螺旋車路
2の外側路縁に沿つて形成されるアウトサイドパ
ーキングエリアP1と、螺旋車路2の内側路縁に
沿つて形成されるインサイドパーキングエリア
P2とに構成されている。これらパーキングエリ
アPは、螺旋車路2の進路方向に沿つて螺旋車路
2と直交する方向に複数に分割された駐車スペー
ス3を形成している。これら駐車スペース3,
3,…は通常一般の乗用車が収まる寸法を有する
長方形のもので、全ての駐車スペース3はその短
辺側を螺旋車路2の路縁に臨ませた形態となつて
いる。また、これらのパーキングエリアPは前記
螺旋車路2に沿つて形成されるため、当然傾斜し
たものとなるが、その幅方向つまり駐車スペース
3で言えば車長方向には水平のものとなつてお
り、駐車スペース3に駐車した車両は全て、車長
方向には傾かないようになつている。ただし、前
記アウトサイドパーキングエリアP1において、
前記分岐コーナー部6aに沿つた部分(符号P1a
で示す)のみは水平面に形成されており、車長方
向と共に車幅方向にも傾斜されない構成となつて
いる。なお、アウトサイドパーキングエリアP1
における、分岐コーナー部6aからコーナー部6
にわたる直進部5に沿つた部分を、符号P1bで示
している。また、この場合この傾床型駐車場10
の入口は、図示はされないが、最も下階に形成さ
れた共有直進部4aの最下部(上り口)に形成さ
れる。
ち左螺旋車路2Aおよび右螺旋車路2Bには、こ
れら螺旋車路2に沿つてパーキングエリアPが形
成されている。パーキングエリアPは、螺旋車路
2の外側路縁に沿つて形成されるアウトサイドパ
ーキングエリアP1と、螺旋車路2の内側路縁に
沿つて形成されるインサイドパーキングエリア
P2とに構成されている。これらパーキングエリ
アPは、螺旋車路2の進路方向に沿つて螺旋車路
2と直交する方向に複数に分割された駐車スペー
ス3を形成している。これら駐車スペース3,
3,…は通常一般の乗用車が収まる寸法を有する
長方形のもので、全ての駐車スペース3はその短
辺側を螺旋車路2の路縁に臨ませた形態となつて
いる。また、これらのパーキングエリアPは前記
螺旋車路2に沿つて形成されるため、当然傾斜し
たものとなるが、その幅方向つまり駐車スペース
3で言えば車長方向には水平のものとなつてお
り、駐車スペース3に駐車した車両は全て、車長
方向には傾かないようになつている。ただし、前
記アウトサイドパーキングエリアP1において、
前記分岐コーナー部6aに沿つた部分(符号P1a
で示す)のみは水平面に形成されており、車長方
向と共に車幅方向にも傾斜されない構成となつて
いる。なお、アウトサイドパーキングエリアP1
における、分岐コーナー部6aからコーナー部6
にわたる直進部5に沿つた部分を、符号P1bで示
している。また、この場合この傾床型駐車場10
の入口は、図示はされないが、最も下階に形成さ
れた共有直進部4aの最下部(上り口)に形成さ
れる。
次に、上記の如き構成となる傾床型駐車場10
の作用について説明する。
の作用について説明する。
上記傾床型駐車場10を利用するには、まず、
図示されない前記入口から最下階の共有直進部4
aを直進して昇る。分岐コーナー部6aに差し掛
かつたならば左右いずれに曲がるかは自由である
が、どちらかを選んでも同じ様に上昇することが
できる。このように左螺旋車路2Aかあるいは右
螺旋車路2Bに沿つて進むと1旋回毎に1フロア
分の階高を上昇することができる。上昇する途中
において、アウトサイドパーキングエリアP1ま
たはインサイドパーキングエリアP2のいずれか
の駐車スペース3に空きがあれば、そこに車両を
駐車させればよい。
図示されない前記入口から最下階の共有直進部4
aを直進して昇る。分岐コーナー部6aに差し掛
かつたならば左右いずれに曲がるかは自由である
が、どちらかを選んでも同じ様に上昇することが
できる。このように左螺旋車路2Aかあるいは右
螺旋車路2Bに沿つて進むと1旋回毎に1フロア
分の階高を上昇することができる。上昇する途中
において、アウトサイドパーキングエリアP1ま
たはインサイドパーキングエリアP2のいずれか
の駐車スペース3に空きがあれば、そこに車両を
駐車させればよい。
上記のように、敷地形状が、特にその短辺が少
なくとも前記駐車スペース3の長辺の4倍の寸法
に螺旋車路2の幅の2倍の寸法を加えた値を有
し、かつ長辺が駐車スペース3の長辺の6倍の寸
法に螺旋車路2の幅の3倍の寸法を加えた値をも
つた長方形のものであつた場合に、傾床型駐車場
を上記の如く構成すれば、良好な運転フイーリン
グを指向する傾床型駐車場の本来機能を活かしな
がら、無駄なスペースを全く生じることのない最
も駐車効率に優れた傾床型駐車場を実現すること
ができる。しかも、該傾床型駐車場10は、ある
基準フロアを考えたとき、同一フロアについて車
路が2系列形成されることから駐車場内の通行が
極めてスムーズなものとなることが解る。このこ
とは例えば、螺旋車路2を1系統とし、単に敷地
に合わせて前記従来型駐車場10を延長させた構
成とした前記第8図のものと比較すれば容易に理
解できることであろう。通常の自走式立体駐車場
内において車両の出入りが頻繁であるときに、車
路が1系列しか無いために、他の車両が車路を通
行中には赤信号によつて待機させられるといつた
状況に出会うことがあるが、このような事態の解
消が図れるわけである。さらに、車路が螺旋形に
形成されしかもその螺旋車路が2系列に、かつ中
央部の傾斜路が2つの螺旋車路と共有された構成
となる本傾床型駐車場10は意匠的にも優れたも
の、すなわち建築デザインの面でも斬新なものと
なり、利用者に卓越した機能を提供すると共に視
覚的・感覚的インパクトを与えることができる。
さらに言えば、上記傾床型駐車場10は、分岐コ
ーナー部6aをねじれ曲面とせずに、共有直進部
4aと同一勾配の傾斜平面となるものであるか
ら、その分強度計算等設計が簡略化されるのに加
え、施工面においても施工精度が出し易くなり、
コストの低減化を図れる。
なくとも前記駐車スペース3の長辺の4倍の寸法
に螺旋車路2の幅の2倍の寸法を加えた値を有
し、かつ長辺が駐車スペース3の長辺の6倍の寸
法に螺旋車路2の幅の3倍の寸法を加えた値をも
つた長方形のものであつた場合に、傾床型駐車場
を上記の如く構成すれば、良好な運転フイーリン
グを指向する傾床型駐車場の本来機能を活かしな
がら、無駄なスペースを全く生じることのない最
も駐車効率に優れた傾床型駐車場を実現すること
ができる。しかも、該傾床型駐車場10は、ある
基準フロアを考えたとき、同一フロアについて車
路が2系列形成されることから駐車場内の通行が
極めてスムーズなものとなることが解る。このこ
とは例えば、螺旋車路2を1系統とし、単に敷地
に合わせて前記従来型駐車場10を延長させた構
成とした前記第8図のものと比較すれば容易に理
解できることであろう。通常の自走式立体駐車場
内において車両の出入りが頻繁であるときに、車
路が1系列しか無いために、他の車両が車路を通
行中には赤信号によつて待機させられるといつた
状況に出会うことがあるが、このような事態の解
消が図れるわけである。さらに、車路が螺旋形に
形成されしかもその螺旋車路が2系列に、かつ中
央部の傾斜路が2つの螺旋車路と共有された構成
となる本傾床型駐車場10は意匠的にも優れたも
の、すなわち建築デザインの面でも斬新なものと
なり、利用者に卓越した機能を提供すると共に視
覚的・感覚的インパクトを与えることができる。
さらに言えば、上記傾床型駐車場10は、分岐コ
ーナー部6aをねじれ曲面とせずに、共有直進部
4aと同一勾配の傾斜平面となるものであるか
ら、その分強度計算等設計が簡略化されるのに加
え、施工面においても施工精度が出し易くなり、
コストの低減化を図れる。
また、アウトサイドパーキングエリアP1にお
ける分岐コーナー部6aに沿つた部分P1aが水平
面に形成されていることにより、アウトサイドパ
ーキングエリアP1における、分岐コーナー部6
aからコーナー部6にわたる直進部5に沿つた部
分P1bとの境目の角度が、180°にきわめて近い鈍
角となる。すなわち、分岐コーナー部6aを挟ん
だコーナー部6,6間の直進部5,5および分岐
コーナー部6aに沿つた部分(P1b−P1a−P1b)
のアウトサイドパーキングエリアP1がほぼ水平
面になる。したがつて、特にこの部分のアウトサ
イドパーキングエリアP1は、外力によつて生じ
る応力が前記境目に極端に集中することなく分散
し、強度の向上が図られる。
ける分岐コーナー部6aに沿つた部分P1aが水平
面に形成されていることにより、アウトサイドパ
ーキングエリアP1における、分岐コーナー部6
aからコーナー部6にわたる直進部5に沿つた部
分P1bとの境目の角度が、180°にきわめて近い鈍
角となる。すなわち、分岐コーナー部6aを挟ん
だコーナー部6,6間の直進部5,5および分岐
コーナー部6aに沿つた部分(P1b−P1a−P1b)
のアウトサイドパーキングエリアP1がほぼ水平
面になる。したがつて、特にこの部分のアウトサ
イドパーキングエリアP1は、外力によつて生じ
る応力が前記境目に極端に集中することなく分散
し、強度の向上が図られる。
さらに、前記境目の両側の駐車スペース3に駐
車された車両はあまり傾かずに済み、したがつて
その間隔が確保され、車両に対する乗り降りに支
障をきたすおそれがない。
車された車両はあまり傾かずに済み、したがつて
その間隔が確保され、車両に対する乗り降りに支
障をきたすおそれがない。
なお、本実施例においては上記傾床型駐車場1
0を、例えば第2図における上方側を基準として
考えたとき、共有直進部4aが下り勾配に形成さ
れ、これに対向する他方の傾斜平面状直進部4,
4が昇り勾配に形成されたものとなつているが、
これとは逆に、共有直進部4aを共通の昇り勾配
に形成し、他方の傾斜状直進部4,4を下り勾配
に形成してもよい。このような構成とした場合に
は、駐車効率等その作用は上記実施例のものと何
等変わることはないが、そのような構成となる傾
床型駐車場10′(図示せず)を地上に構築した
場合には、両側の傾斜状直進部4,4の基点(上
り口)に入口を構成することができるから、入口
が2箇所に形成されることになる。したがつて、
駐車場への出入りが極めて楽になり、かつ待機車
両等による周辺道路の混雑緩和にもなる。また、
共有直進部4aを下り勾配とした前記傾床型駐車
場10においても、これを地下に構築した場合に
は、今度は上記傾床型駐車場10′同様入口を両
側の傾斜状直進部4,4の降り口に形成すること
ができるから同じく入口を2箇所に構成すること
ができる。
0を、例えば第2図における上方側を基準として
考えたとき、共有直進部4aが下り勾配に形成さ
れ、これに対向する他方の傾斜平面状直進部4,
4が昇り勾配に形成されたものとなつているが、
これとは逆に、共有直進部4aを共通の昇り勾配
に形成し、他方の傾斜状直進部4,4を下り勾配
に形成してもよい。このような構成とした場合に
は、駐車効率等その作用は上記実施例のものと何
等変わることはないが、そのような構成となる傾
床型駐車場10′(図示せず)を地上に構築した
場合には、両側の傾斜状直進部4,4の基点(上
り口)に入口を構成することができるから、入口
が2箇所に形成されることになる。したがつて、
駐車場への出入りが極めて楽になり、かつ待機車
両等による周辺道路の混雑緩和にもなる。また、
共有直進部4aを下り勾配とした前記傾床型駐車
場10においても、これを地下に構築した場合に
は、今度は上記傾床型駐車場10′同様入口を両
側の傾斜状直進部4,4の降り口に形成すること
ができるから同じく入口を2箇所に構成すること
ができる。
第4図は本発明の第二実施例を示す平面図で、
本発明に係る傾床型駐車場を、短辺が、少なくと
も前記パーキングエリアPの幅の4倍の寸法に螺
旋車路2の車幅の2倍の寸法を加えた値、長辺
が、少なくともパーキングエリアPの幅の8倍の
寸法に螺旋車路2の車幅の4倍の寸法を加えた値
を有した長方形の敷地に適用した例を示すもので
ある。本図において、上記第一実施例のものと同
じ構成要素には同符号を付してその説明を省略す
る。
本発明に係る傾床型駐車場を、短辺が、少なくと
も前記パーキングエリアPの幅の4倍の寸法に螺
旋車路2の車幅の2倍の寸法を加えた値、長辺
が、少なくともパーキングエリアPの幅の8倍の
寸法に螺旋車路2の車幅の4倍の寸法を加えた値
を有した長方形の敷地に適用した例を示すもので
ある。本図において、上記第一実施例のものと同
じ構成要素には同符号を付してその説明を省略す
る。
本第二実施例による傾床型駐車場20は、その
螺旋車路2の構成が、上記第一実施例に示した傾
床型駐車場10の螺旋車路2を構成する前記右螺
旋車路2Bに、該右螺旋車路2Bの他方の傾斜平
面状直進部4を共有直進部4a′とした左螺旋車路
2Cをさらに形成したものなつている。すなわ
ち、該左螺旋車路2Cにおける右螺旋車路2Bに
共有されないもう一方の傾斜平面状直進部4は、
前記左螺旋車路2Aと前記右螺旋車路2Bとに共
有された共有螺旋車路4aと平行でかつ同一平面
内に形成されたものとなつている。また該傾床型
駐車場20では、右螺旋車路2Bと左螺旋車路2
Cとが共有する共有直進部4a′の両端部にもT字
状の分岐コーナー部6a′が形成され、よつて該分
岐コーナー部6a′も、左螺旋車路2Aと右螺旋車
路2Bが共有する分岐コーナー部6a同様、共有
直進部4a′と同一勾配なる平面状に形成されたも
のとなつている。そして、この左螺旋車路2Cに
も、その外側路縁に沿うアウトサイドパーキング
エリアP1と、内側路縁に沿うインサイドパーキ
ングエリアP2とが隣接して設けられている。ま
た、右螺旋車路2Bと左螺旋車路2Cの直進部
5,5の間の分岐コーナー部6aに沿つたアウト
サイドパーキングエリアP1は、水平面に形成さ
れている。その他の構成は上記第一実施例のもの
と同じである。
螺旋車路2の構成が、上記第一実施例に示した傾
床型駐車場10の螺旋車路2を構成する前記右螺
旋車路2Bに、該右螺旋車路2Bの他方の傾斜平
面状直進部4を共有直進部4a′とした左螺旋車路
2Cをさらに形成したものなつている。すなわ
ち、該左螺旋車路2Cにおける右螺旋車路2Bに
共有されないもう一方の傾斜平面状直進部4は、
前記左螺旋車路2Aと前記右螺旋車路2Bとに共
有された共有螺旋車路4aと平行でかつ同一平面
内に形成されたものとなつている。また該傾床型
駐車場20では、右螺旋車路2Bと左螺旋車路2
Cとが共有する共有直進部4a′の両端部にもT字
状の分岐コーナー部6a′が形成され、よつて該分
岐コーナー部6a′も、左螺旋車路2Aと右螺旋車
路2Bが共有する分岐コーナー部6a同様、共有
直進部4a′と同一勾配なる平面状に形成されたも
のとなつている。そして、この左螺旋車路2Cに
も、その外側路縁に沿うアウトサイドパーキング
エリアP1と、内側路縁に沿うインサイドパーキ
ングエリアP2とが隣接して設けられている。ま
た、右螺旋車路2Bと左螺旋車路2Cの直進部
5,5の間の分岐コーナー部6aに沿つたアウト
サイドパーキングエリアP1は、水平面に形成さ
れている。その他の構成は上記第一実施例のもの
と同じである。
第二実施例による傾床型駐車場20によれば、
上述した形状寸法の敷地において極めて駐車効率
に優れた傾床型駐車場を実現することができる。
しかも、収容車両台数が増加しても、その増加分
に見合つた走行車路が自ずから形成されるから、
駐車場内部での通行が困難を来すようなことがな
い。また、走行のための車路が全域にわたり連続
した斜面となり、このために良好な運転フイーリ
ングを提供し得ること、駐車エリア3が全て車長
方向に水平となり車幅方向の傾斜が全て一定とな
ること、全ての駐車スペース3が螺旋車路2に隣
接され、縦列駐車状態を形成しないことなどの効
果を得られることは、第一実施例による前記傾床
型駐車場10と全く同様である。
上述した形状寸法の敷地において極めて駐車効率
に優れた傾床型駐車場を実現することができる。
しかも、収容車両台数が増加しても、その増加分
に見合つた走行車路が自ずから形成されるから、
駐車場内部での通行が困難を来すようなことがな
い。また、走行のための車路が全域にわたり連続
した斜面となり、このために良好な運転フイーリ
ングを提供し得ること、駐車エリア3が全て車長
方向に水平となり車幅方向の傾斜が全て一定とな
ること、全ての駐車スペース3が螺旋車路2に隣
接され、縦列駐車状態を形成しないことなどの効
果を得られることは、第一実施例による前記傾床
型駐車場10と全く同様である。
なお、実施例では、螺旋車路が2系列構成とな
るもの(第一実施例)、および螺旋車路が3系列
構成となるもの(第二実施例)を説明したが、本
発明に係る連続傾床型自走式立体駐車場はこれら
のものに限定されるものではない。すなわち、敷
地が第4図に示したものよりもさらに長い長辺を
有した長方形のものであつた場合には、前記左螺
旋車路2Aおよび前記左螺旋車路2Cのいずれか
に、さらに右螺旋車路2Dを隣接形成して4系列
構成とすることも可能であるし、5系列、6系
列、…というように敷地寸法に対応させて何系列
構成にするかは自由である。さらに、短辺寸法に
ついても、それが図示例のものよりも寸法の大き
いものであつたならば、傾斜平面状の直進部の傾
斜を緩和させて長く形成するとともに、それに沿
わせてインサイドパーキングエリアP2を形成す
ればよいから、車両の収容台数を増やせることは
無論、駐車効率の低下を招くこともない。
るもの(第一実施例)、および螺旋車路が3系列
構成となるもの(第二実施例)を説明したが、本
発明に係る連続傾床型自走式立体駐車場はこれら
のものに限定されるものではない。すなわち、敷
地が第4図に示したものよりもさらに長い長辺を
有した長方形のものであつた場合には、前記左螺
旋車路2Aおよび前記左螺旋車路2Cのいずれか
に、さらに右螺旋車路2Dを隣接形成して4系列
構成とすることも可能であるし、5系列、6系
列、…というように敷地寸法に対応させて何系列
構成にするかは自由である。さらに、短辺寸法に
ついても、それが図示例のものよりも寸法の大き
いものであつたならば、傾斜平面状の直進部の傾
斜を緩和させて長く形成するとともに、それに沿
わせてインサイドパーキングエリアP2を形成す
ればよいから、車両の収容台数を増やせることは
無論、駐車効率の低下を招くこともない。
以上説明したとおり本発明は、1旋回分を相対
向してほぼ等勾配に形成された傾斜平面状の直進
部、及び相対向して不当勾配に形成された傾斜曲
面状の直進部、及びこれら両直進部の勾配を整合
する傾斜面に形成されたコーナー部により矩形状
に構成され360°の旋回走行によつて1フロア分の
高さを昇降するように上下方向に対し螺旋状に連
続した螺旋車路と、該螺旋車路の外側および内側
の縁に沿つてそれぞれ設けられたアウトサイドパ
ーキングエリアおよびインサイドバーキングエリ
アとを有してなる連続傾床型自走式立体駐車場に
おいて、前記螺旋車路が複数列、それぞれの螺旋
車路を構成する一対の傾斜平面上の直進部のうち
の一方及び該一方の傾斜平面状直進部の両端に位
置する2つの分岐コーナー部を互いに共有させた
状態で並設させ、しかも、この隣接する2つの螺
旋車路に共有される分岐コーナー部は、これら隣
接する2つの螺旋車路に共有される前記傾斜平面
状の直進部と同一勾配なる平面状に形成し、さら
に、前記アウトサイドパーキングエリアの前記分
岐コーナー部に沿つた部分が、水平面に形成した
ものであるから、敷地形状が、短辺が前記駐車ス
ペース3の長辺の4倍と寸法に螺旋車路2の車幅
の2倍の寸法を加えた値以上の長さを有し、かつ
長辺が駐車スペース3と長辺の6倍の寸法に螺旋
車路2の車幅の3倍の寸法を加えた値以上の長さ
となる長方形のものであつた場合に、良好な運転
フイーリングを指向する傾床型駐車場の本来機能
を活かしながら、無駄なスペースを全く生じるこ
とのない極めて駐車効率に優れた傾床型駐車場を
実現することができる。しかも、意匠性にすぐれ
建築デザインの面でも斬新なものとなり、利用者
に卓越した機能を提供すると共に視覚的・感覚的
インパクトを与えることができる。加えて、隣接
する2つの螺旋車路に共有されるコーナー部はね
じれ曲面とせずに、共有直進部と同一勾配の平面
となるものであるから、強度計算等設計が簡略化
されると共に、施工面においても施工精度の確保
が容易となりコストの低減化を図れる。また、ア
ウトサイドパーキングエリアにおける分岐コーナ
ー部に沿つた部分を、水平面に形成することによ
り、分岐コーナー部を挟んだコーナー部間の直進
部および分岐コーナー部に沿つた部分のアウトサ
イドパーキングエリアがほぼ水平面になり、した
がつて、特にこの部分のアウトサイドパーキング
エリアは、外力によつて生じる応力が前記境目に
極端に集中することなく分散し、強度の向上が図
られる。また、前記境目の両側に駐車された車両
間の間隔が確保され、車両に対する乗り降りに支
障をきたすおそれもない。
向してほぼ等勾配に形成された傾斜平面状の直進
部、及び相対向して不当勾配に形成された傾斜曲
面状の直進部、及びこれら両直進部の勾配を整合
する傾斜面に形成されたコーナー部により矩形状
に構成され360°の旋回走行によつて1フロア分の
高さを昇降するように上下方向に対し螺旋状に連
続した螺旋車路と、該螺旋車路の外側および内側
の縁に沿つてそれぞれ設けられたアウトサイドパ
ーキングエリアおよびインサイドバーキングエリ
アとを有してなる連続傾床型自走式立体駐車場に
おいて、前記螺旋車路が複数列、それぞれの螺旋
車路を構成する一対の傾斜平面上の直進部のうち
の一方及び該一方の傾斜平面状直進部の両端に位
置する2つの分岐コーナー部を互いに共有させた
状態で並設させ、しかも、この隣接する2つの螺
旋車路に共有される分岐コーナー部は、これら隣
接する2つの螺旋車路に共有される前記傾斜平面
状の直進部と同一勾配なる平面状に形成し、さら
に、前記アウトサイドパーキングエリアの前記分
岐コーナー部に沿つた部分が、水平面に形成した
ものであるから、敷地形状が、短辺が前記駐車ス
ペース3の長辺の4倍と寸法に螺旋車路2の車幅
の2倍の寸法を加えた値以上の長さを有し、かつ
長辺が駐車スペース3と長辺の6倍の寸法に螺旋
車路2の車幅の3倍の寸法を加えた値以上の長さ
となる長方形のものであつた場合に、良好な運転
フイーリングを指向する傾床型駐車場の本来機能
を活かしながら、無駄なスペースを全く生じるこ
とのない極めて駐車効率に優れた傾床型駐車場を
実現することができる。しかも、意匠性にすぐれ
建築デザインの面でも斬新なものとなり、利用者
に卓越した機能を提供すると共に視覚的・感覚的
インパクトを与えることができる。加えて、隣接
する2つの螺旋車路に共有されるコーナー部はね
じれ曲面とせずに、共有直進部と同一勾配の平面
となるものであるから、強度計算等設計が簡略化
されると共に、施工面においても施工精度の確保
が容易となりコストの低減化を図れる。また、ア
ウトサイドパーキングエリアにおける分岐コーナ
ー部に沿つた部分を、水平面に形成することによ
り、分岐コーナー部を挟んだコーナー部間の直進
部および分岐コーナー部に沿つた部分のアウトサ
イドパーキングエリアがほぼ水平面になり、した
がつて、特にこの部分のアウトサイドパーキング
エリアは、外力によつて生じる応力が前記境目に
極端に集中することなく分散し、強度の向上が図
られる。また、前記境目の両側に駐車された車両
間の間隔が確保され、車両に対する乗り降りに支
障をきたすおそれもない。
第1図ないし第3図は本発明の第一実施例を示
すもので、第1図は連続傾床型自走式立体駐車場
を縦切断して見る部分斜視図、第2図は連続傾床
型自走式立体駐車場の任意階における全体平面
図、第3図は第2図と同じ断面をその正面上方か
ら見た透視図、第4図は本発明の第二実施例を示
すもので、連続傾床型自走式立体駐車場の任意階
における全体平面図、第5図ないし第8図は従来
技術を説明するもので、第5図は連続傾床型自走
式立体駐車場を縦切断して見る部分斜視図、第6
図はその任意階における全体平面図、第7図およ
び第8図は従来型の連続傾床型自走式立体駐車場
の他の形態を示す全体平面図である。 2……螺旋車路、2A……左螺旋車路、2B…
…右螺旋車路、2C……左螺旋車路、3……駐車
スペース、4……傾斜平面状の直進部、4a,4
a′……共有直進部、5……傾斜曲面状の直進部、
6……コーナー部、6a,6a′……分岐コーナー
部、10……連続傾床型自走式立体駐車場(第一
実施例)、20……連続傾床型自走式立体駐車場
(第二実施例)、P1……アウトサイドパーキング
エリア、P2……インサイドパーキングエリア。
すもので、第1図は連続傾床型自走式立体駐車場
を縦切断して見る部分斜視図、第2図は連続傾床
型自走式立体駐車場の任意階における全体平面
図、第3図は第2図と同じ断面をその正面上方か
ら見た透視図、第4図は本発明の第二実施例を示
すもので、連続傾床型自走式立体駐車場の任意階
における全体平面図、第5図ないし第8図は従来
技術を説明するもので、第5図は連続傾床型自走
式立体駐車場を縦切断して見る部分斜視図、第6
図はその任意階における全体平面図、第7図およ
び第8図は従来型の連続傾床型自走式立体駐車場
の他の形態を示す全体平面図である。 2……螺旋車路、2A……左螺旋車路、2B…
…右螺旋車路、2C……左螺旋車路、3……駐車
スペース、4……傾斜平面状の直進部、4a,4
a′……共有直進部、5……傾斜曲面状の直進部、
6……コーナー部、6a,6a′……分岐コーナー
部、10……連続傾床型自走式立体駐車場(第一
実施例)、20……連続傾床型自走式立体駐車場
(第二実施例)、P1……アウトサイドパーキング
エリア、P2……インサイドパーキングエリア。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 旋回分を、相対向してほぼ等勾配に形成され
た傾斜平面状の直進部、及び相対向して不等勾配
に形成された傾斜曲面状の直進部、及びこれら両
直進部の勾配を整合する傾斜面に形成されたコー
ナー部により矩形状に構成され、360°の旋回走行
によつて1フロア分の高さを昇降するように上下
方向に対し螺旋状に連続した螺旋車路と、 該螺旋車路の内側および外側の縁に沿つてそれ
ぞれ設けられたインサイドパーキングエリアおよ
びアウトサイドパーキングエリアとを有してなる
連続傾床型自走式立体駐車場において、 前記螺旋車路が複数列、それぞれの螺旋車路を
構成する一対の傾斜平面状の直進部のうち一方及
び該一方の傾斜平面状直進部の両端に位置する2
つの分岐コーナー部を互いに共有された状態で並
設され、 しかも、この隣接する2つの螺旋車路に共有さ
れる分岐コーナー部は、これら隣接する2つの螺
旋車路に共有される前記傾斜平面状の直進部と同
一勾配なる平面状に形成され、 さらに、前記アウトサイドパーキングエリアの
前記分岐コーナー部に沿つた部分が、水平面に形
成されていることを特徴とする連続傾床型自走式
立体駐車場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9002288A JPH01263368A (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 連続傾床型自走式立体駐車場 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9002288A JPH01263368A (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 連続傾床型自走式立体駐車場 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01263368A JPH01263368A (ja) | 1989-10-19 |
JPH0469709B2 true JPH0469709B2 (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=13987068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9002288A Granted JPH01263368A (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 連続傾床型自走式立体駐車場 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01263368A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5972358A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-24 | 株式会社総合駐車場コンサルタント | 全傾床型立体駐車場におけるフロア構造 |
JPS60250165A (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-10 | 大井建興株式会社 | 連続傾床型自走式立体駐車場 |
-
1988
- 1988-04-12 JP JP9002288A patent/JPH01263368A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5972358A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-24 | 株式会社総合駐車場コンサルタント | 全傾床型立体駐車場におけるフロア構造 |
JPS60250165A (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-10 | 大井建興株式会社 | 連続傾床型自走式立体駐車場 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01263368A (ja) | 1989-10-19 |
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