JP3019361U - 反射鏡 - Google Patents

反射鏡

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JP3019361U
JP3019361U JP1995006831U JP683195U JP3019361U JP 3019361 U JP3019361 U JP 3019361U JP 1995006831 U JP1995006831 U JP 1995006831U JP 683195 U JP683195 U JP 683195U JP 3019361 U JP3019361 U JP 3019361U
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convex curved
curved surface
radius
reflecting mirror
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JP1995006831U
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Inventor
栄助 八重樫
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有限会社日映光学工業所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の反射鏡の大部分の面積に於いては、従
来と同様の大きさの反射像が見え、これに連なる部分に
於いては幅方向に圧縮された像として、反射鏡の側方ま
での像が連続して見えるようにする。 【構成】 単一の反射鏡10の一端から、その幅の半分
乃至4分の3の幅は曲率半径R=Cが一定の第1凸曲面
Aとしてある。これに滑らかに連なる側部は一端11に
至る程略水平方向の曲率半径R=C−1、C−2……C
−nが次第に小さくなる第2凸曲面Bとなっている。こ
れにより第1曲面A部の反射像は従来通りの反射像とな
り、第2凸曲面Bにおいては、反射鏡の側方までの次第
に幅方向に圧縮された反射像が連続して見える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のバックミラー若しくは、路地交差点、駐車場出入口など に取り付けられる反射鏡に係り、殊に反射領域の広いものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のバックミラーは単一の曲率半径の凸面鏡であり、一般に自動車のドアの 外側、ボンネットの側方などに取り付けられているが、これらのバツクミラーに 反射される視野は狭く、一般にはボンネット上のもので、自動車後方をまたドア ミラーで、側方が見られるよう、数箇のバックミラーによってその反射視野の狭 さを補っている。 従って、運転者は常に数箇のバツクミラーに視線を変更して、周りの状況に注 意を配って運転しており、その分前方に対する注意力が散漫となる。特に路線変 更時や左折時に極接近している他の車両や歩行者を見失うことがあり、事故の原 因の一つに上げられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこでこの考案は単一の反射鏡の反射視野を拡げることにより、数多くの反射 鏡を見なくとも、反射鏡の大部分に於いて、従来と同様の反射像が見え、これに 連なる側方部においては、像が幅方向圧縮した連続した像が、また下方に於いて は高さ方向に圧縮した像が連続して見られ、単一の反射鏡で周りの状況が充分に 把握できる反射鏡を市場に提供することである。
【0004】
【課題を解決する手段】
前述の課題を達成するためにこの考案は、一枚の鏡面の一端からその幅の半分 乃至4分の3幅は単一の曲率半径からなる第1凸曲面としてあり、これに滑らか に連なる側縁部は側縁に至る程、略水平方向の曲率半径が次第に小さく形成して ある第2凸曲面としてあることを特徴とする反射鏡とする。
【0005】 また前述の課題を達成するためにこの考案は、一枚の鏡面のうちの中央部分で あって、その幅の半分乃至4分の3幅は単一の曲率半径からなる第1凸曲面とし てあり、これに滑らかに連なる両側縁部は側縁に至る程、略水平方向の曲率半径 が次第に小さく形成してある第2凸曲面としてあることを特徴とする反射鏡とす る。
【0006】 また前述の課題を達成するためにこの考案は、一枚の略四角形の鏡面の相隣る 二辺のそれぞれの一辺からその幅及び長さの半分乃至4分の3幅は単一の曲率半 径からなる第1凸曲面としてあり、これに滑らかに連なる他の二辺の側縁部はそ れぞれの側縁に至る程、略曲率半径が次第に小さく形成してある第2、第3凸曲 面としてあることを特徴とする反射鏡とする。
【0007】 また前述の課題を達成するために前記反射鏡の前記一枚の鏡面は横長形状であ ることを特徴とする場合もある。
【0008】 また前述の課題を達成するために前記反射鏡の前記一枚の鏡面は縦長形状であ ることを特徴とする
【0009】
【作用】
請求項1記載の考案に於いては、例えば自動車のバツクミラーとして使用する 時は、単一の曲率半径側の部分を自動車の中心側に位置させて取付けて使用する 。このようにすると、反射鏡の半分乃至3分の2の広い面積の単一の曲率半径側 の第1凸曲面部分に於いては、従来と同様の後方の風景が反射視野に入り、また 次第に曲率半径が小さくなる外側部分の第2凸曲面部においては、後方から殆ど 側面までの風景が反射視野に入り、単一の反射鏡であっても、その反射視野は極 めて広く、かつその反射像は側方部で次第に縦長像にはなるが、連続像となる。
【0010】 またボンネットの側方のフェンダーミラーとして取り付けたときは前記反射鏡 の次第に曲率半径が小さくなる外側部分第2凸曲面部において、真横の風景も反 射視野に入り、狭い道路の交差点において、交差道路から進行して車両や歩行者 が反射視野に入る。
【0011】 請求項2記載の考案においては、中央部分が従来の反射鏡と同様の反射作用を すると共に、その両側の次第に曲率半径が小さくなる外側の第2凸曲面部分にお いては殆ど側方の景色が反射視野に入る。この部分の反射像は請求項1記載の考 案と同様に縦長像となる。
【0012】 請求項3記載の考案においては、単一の曲率半径側の部分を自動車の中心側で かつ、上側に位置させて用いる。この様にすると請求項1記載の作用の外、反射 鏡の下側の部分の第2凸曲面部に於いては、殆ど真下の風景も反射視野に入り、 トラックなど車体の高い車両においては、真下部分まで反射視野が拡がる。
【0013】 請求項4記載の考案においては、請求項1又は2記載の考案の作用の外、横長 のため単一の曲率半径部分の第1凸曲面部分の面積は従来と同様に広くとれ、全 体として左右の視野が従来のものと比較し著しく広い。
【0014】 請求項5記載の考案においては、請求項1又は3記載の考案の作用の外、縦長 のため単一の曲率半径部分の面積は従来と同様に広くとれ、全体として下方の視 野が従来のものと比較し著しく広い。
【0015】
【実施例】
実施例1 請求項1及び請求項4記載の考案を含む代表的な実施例である。 図1及び図2示すものであり、これらの図において、10は横長形状の反射鏡 であり、Aの領域は単一の曲率半径Rの第1凸曲面部であり、通常曲率半径Rは 1200乃至1800mmより任意の値Cを選択して成形してある。また前記単 一の曲率半径Rの第1凸曲面Aに連なり、その一端(側)11寄りの領域Bは前 記領域Aの曲率半径から一端11に至るほど反射鏡11の縦長方向の曲率半径R =C−n(n=1乃至1500mm)が次第に小さくなっていて、一端11部に おいては凡そその曲率半径は400mmとし第2凸曲面Bとしてある。また短辺 方向の曲率半径は領域Aの曲率半径Rと同じに成形してある。 前述の各曲率半径の数値は例示であって、限定的な意味はない。また反射鏡1 0は合成樹脂製、ガラス製又は金属製など材質に限定はない。 実施例1の作用 実施例1の作用は請求項1記載の考案の作用と殆ど同一である。この実施例に 於いては、領域Bを下側にして縦長に使用することもある。この場合は反射視野 が殆ど真下部分まで含まれ、請求項4記載の実施例となる。
【0016】 実施例2 図3に示すものであり、請求項2及び請求項4記載の考案を含む代表的な実施 例である。実施例1と同一符号は同一の部分を示す。異なるところは横長形状の 反射鏡10の中央部が単一の曲率半径Rの第1凸曲面Aであり、両端部が第2凸 曲面Bとなっている。 従って、この実施例のものを運転席内のフロントガラスの上縁付近に取り付け るいわゆるインサイドバックミラーとして用いると、この反射鏡10には後方の みならず、その両側部の第2凸曲面Bに車の左右の風景も反射視野にいる。
【0017】 実施例3 図4に示すものであり、請求項1と請求項5記載の考案を含む他の実施例であ り、実施例1と同一符号は同一の部分を示す。実施例1と異なるところは反射鏡 10が縦長形状となっているだけで、実質的な差はない。
【0018】 実施例4 図5に示すものであり、請求項3及び請求項5記載の考案を含む代表的な実施 例である。この実施例に於いては、一枚の略四角形の鏡面の相隣る二辺のそれぞ れの一辺からその幅及び長さの半分乃至4分の3幅は単一の曲率半径からなる第 1凸曲面Aとしてあり、これに滑らかに連なる他の二辺の側縁部はそれぞれの側 縁に至る程、略曲率半径が次第に小さく形成してある第2凸曲面B1と第3凸曲 面Dとしてあり、反射鏡10の長辺12沿いの部分の第2凸曲面B1は水平方向 にのみ曲率半径が次第に長辺12に至るほど小さくしてあり、この第2凸曲面B 1領域の縦方向の曲率半径は単一の曲率半径からなる第1凸曲面Aと同一の曲率 半径Rとしてある。
【0019】 他方前記第3凸曲面Dに於いては反射鏡10の下辺13に至るほど縦方向の曲 率半径が次第に下辺13に至るほど小さく成形してあり、横方向の曲率半径は単 一の曲率半径からなる第1凸曲面Aの部分の寸法と同一としてある。第2凸曲面 B1と第3凸曲面Dで挾まれた領域Eはこれらが滑らかに接続された略部分球面 形状になっている。 実施例3の作用は請求項3記載の考案と略同一である。 前述の各実施例に於いては、この各実施例のものを自動車のバックミラーとし て使用したときの、作用を説明したが、狭い道路の交差点近傍や、駐車場の出入 口近傍に、或いはその他の作業車、自転車のバックミラーとして使用してもこの 考案の実施例の範囲に含まれる。
【0020】
【考案の効果】
請求項1記載の考案に於いては、単一の曲率半径からなる第1凸曲面の部分に 於いては従来と同様の反射視野が得られ、前記次第に曲率半径が小さくなる第2 凸曲面部分おいては、かなり側方の反射視野まで連続像として得られ、その反射 視野が著しく広く、追い越して来る車を単一の反射鏡で連続して反射視野で確認 出来、路線変更などにおいても、追越し車を見落とすおそれがない。 また縦長に使用すれば、下方に反射視野が拡がり、運転席の高い作業車などに 於いても、運転席の真横下まで反射視野に入る。
【0021】 尤、第2凸曲面に於いては反射像は第1凸曲面の反射像より幅方向に圧縮して 見えるが、第1凸曲面から第2凸曲面に滑らかに連続して反射像は形成されてい るから、それ程の違和感はなくその部分の状況を充分に認識出来る。
【0022】 請求項2記載の発明に於いては反射鏡の両側に反射視野が拡がり、左右両側を 単一の反射鏡で視野に入れることが出来る。 特に自動車の運転席の上部に設けるインサイドバックミラーとして使用すると きに適する。
【0023】 請求項3記載の考案に於いては、縦長の反射鏡の一辺寄りと下辺寄りの双方が それぞれ曲率半径が次第に小さくなった第2凸曲面と第3凸曲面とによつて形成 してあるから、反射視野は側方及び下方双方に拡がり、自動車に装備したときは より安全運転が出来る。
【0024】 請求項4記載の考案に於いては、反射鏡が横長形状であるから横方向の反射視 野が広見易い。 請求項5記載の考案に於いては、反射鏡が縦長形状であるから縦方向の反射視 野が広く、特に下方に反射視野が広く見易い。 各実施例に於いては、対応する請求項記載の考案の効果を併せて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】実施例2の側面図である。
【図4】実施例3の側面図である。
【図5】実施例4の斜視図である。
【符号の説明】
10 反射鏡 11 一端 12 長辺 13 短辺 A 第1凸曲面 B 第2凸曲面 D 第3凸曲面 R=C、C−1、C−2、C−n 曲率半径

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一枚の鏡面の一端からその幅の半分乃至4
    分の3幅は単一の曲率半径からなる凸曲面としてあり、
    これに滑らかに連なる側縁部は側縁に至る程、略水平方
    向の曲率半径が次第に小さく形成してある凸曲面として
    あることを特徴とする反射鏡。
  2. 【請求項2】一枚の鏡面のうちの中央部分であって、そ
    の幅の半分乃至4分の3幅は単一の曲率半径からなる凸
    曲面としてあり、これに滑らかに連なる両側縁部は側縁
    に至る程、略水平方向の曲率半径が次第に小さく形成し
    てある凸曲面としてあることを特徴とする反射鏡。
  3. 【請求項3】一枚の略四角形の鏡面の相隣る二辺のそれ
    ぞれの一辺からその幅及び長さの半分乃至4分の3幅は
    単一の曲率半径からなる凸曲面としてあり、これに滑ら
    かに連なる他の二辺の側縁部はそれぞれの側縁に至る
    程、略曲率半径が次第に小さく形成してある凸曲面とし
    てあることを特徴とする反射鏡。
  4. 【請求項4】前記一枚の鏡面は横長形状であることを特
    徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の反射
    鏡。
  5. 【請求項5】前記一枚の鏡面は縦長形状であることを特
    徴とする請求項1又は請求項3記載の反射鏡。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004042151A1 (ja) * 2002-11-06 2004-05-21 Michio Torigoe 道路反射用鏡体

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