JPH0685743B2 - 減圧フライ装置及びその運転方法 - Google Patents
減圧フライ装置及びその運転方法Info
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- JPH0685743B2 JPH0685743B2 JP3096196A JP9619691A JPH0685743B2 JP H0685743 B2 JPH0685743 B2 JP H0685743B2 JP 3096196 A JP3096196 A JP 3096196A JP 9619691 A JP9619691 A JP 9619691A JP H0685743 B2 JPH0685743 B2 JP H0685743B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flying
- vacuum pump
- pump line
- vacuum
- finishing
- Prior art date
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J27/00—Cooking-vessels
- A47J27/08—Pressure-cookers; Lids or locking devices specially adapted therefor
- A47J27/0817—Large-capacity pressure cookers; Pressure fryers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の野菜類や果実
類、海産物、畜産物、又はそれらの成形品等の食品から
フライ食品を製造するための減圧フライ装置及びその運
転方法に関するものであり、更に詳しくは、複数のバッ
チ式の減圧フライヤをそれより少数の真空ポンプライン
からなる真空発生手段により効率的に運転することがで
きる減圧フライ装置及びその運転方法に関するものであ
る。
類、海産物、畜産物、又はそれらの成形品等の食品から
フライ食品を製造するための減圧フライ装置及びその運
転方法に関するものであり、更に詳しくは、複数のバッ
チ式の減圧フライヤをそれより少数の真空ポンプライン
からなる真空発生手段により効率的に運転することがで
きる減圧フライ装置及びその運転方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、バッチ式の減圧フライヤを使用
してフライ食品を製造する場合には、該フライヤを真空
ポンプや凝縮器等で構成された真空発生手段に接続し、
バスケットに入れた食品原料をフライ槽内に収納して、
該フライ槽内の油量並びに油温の調節等を行うと共に、
該フライ槽を上記真空発生手段により減圧し、食品原料
を加熱油中に浸漬して所定時間フライングした後、減圧
を解除して製品を取り出し、新たな原料を供給してフラ
イングするという作業を繰り返し行うようにしている。
してフライ食品を製造する場合には、該フライヤを真空
ポンプや凝縮器等で構成された真空発生手段に接続し、
バスケットに入れた食品原料をフライ槽内に収納して、
該フライ槽内の油量並びに油温の調節等を行うと共に、
該フライ槽を上記真空発生手段により減圧し、食品原料
を加熱油中に浸漬して所定時間フライングした後、減圧
を解除して製品を取り出し、新たな原料を供給してフラ
イングするという作業を繰り返し行うようにしている。
【0003】また、複数台の減圧フライヤを使用してフ
ライ食品を製造する場合には、各フライヤにそれぞれ専
用の真空発生手段を接続し、フライヤ毎に独立して上記
フライング操作を行うようにしていたため、フライヤと
同数の真空発生手段が必要になり、設備全体が非常に大
掛かりになって広大な設置スペースを必要とするばかり
でなく、設備が高価になって製品のコストも高くなると
いう欠点があった。
ライ食品を製造する場合には、各フライヤにそれぞれ専
用の真空発生手段を接続し、フライヤ毎に独立して上記
フライング操作を行うようにしていたため、フライヤと
同数の真空発生手段が必要になり、設備全体が非常に大
掛かりになって広大な設置スペースを必要とするばかり
でなく、設備が高価になって製品のコストも高くなると
いう欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、複数
のフライヤをそれより少数の真空発生手段で効率的に運
転することができる減圧フライ装置とその運転方法を提
供することにある。
のフライヤをそれより少数の真空発生手段で効率的に運
転することができる減圧フライ装置とその運転方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の減圧フライ装置は、耐圧構造のフライ槽内
に加熱油を収容し、減圧下において該加熱油に食品を浸
漬してフライングする複数のフライヤと、これらのフラ
イヤを減圧するための真空発生手段とからなり、上記真
空発生手段が、食品が多量の蒸気を放出する初期フライ
ング処理を施すための初期フライング用真空ポンプライ
ンと、食品の乾燥が進行する仕上げフライング処理を施
すための仕上げフライング用真空ポンプラインとを、フ
ライヤの数より少数組み合わせたものとして構成され、
これらの各真空ポンプラインと複数のフライヤとを所定
のタイミングで切り換え操作される切換弁を介して接続
することにより、複数のフライヤに、順次所定の時間間
隔をおいて初期フライング用真空ポンプラインにより個
別に初期フライング処理を施したあと、仕上げフライン
グ用真空ポンプラインにより重複して仕上げフライング
処理を施すものとして構成されていることを特徴とする
ものである。
め、本発明の減圧フライ装置は、耐圧構造のフライ槽内
に加熱油を収容し、減圧下において該加熱油に食品を浸
漬してフライングする複数のフライヤと、これらのフラ
イヤを減圧するための真空発生手段とからなり、上記真
空発生手段が、食品が多量の蒸気を放出する初期フライ
ング処理を施すための初期フライング用真空ポンプライ
ンと、食品の乾燥が進行する仕上げフライング処理を施
すための仕上げフライング用真空ポンプラインとを、フ
ライヤの数より少数組み合わせたものとして構成され、
これらの各真空ポンプラインと複数のフライヤとを所定
のタイミングで切り換え操作される切換弁を介して接続
することにより、複数のフライヤに、順次所定の時間間
隔をおいて初期フライング用真空ポンプラインにより個
別に初期フライング処理を施したあと、仕上げフライン
グ用真空ポンプラインにより重複して仕上げフライング
処理を施すものとして構成されていることを特徴とする
ものである。
【0006】上記初期フライング用真空ポンプライン及
び仕上げフライング用真空ポンプラインは、それぞれ真
空ポンプ、該真空ポンプの上流側に位置して吸気中のオ
イルミストを分離捕集する分離器、及び吸気中の蒸気を
凝縮する冷却手段により構成される。
び仕上げフライング用真空ポンプラインは、それぞれ真
空ポンプ、該真空ポンプの上流側に位置して吸気中のオ
イルミストを分離捕集する分離器、及び吸気中の蒸気を
凝縮する冷却手段により構成される。
【0007】各フライヤのフライ槽に真空圧伝送器を設
け、該真空圧伝送器により検出された真空圧の変化に基
づいて、フライヤを初期フライング用真空ポンプライン
から仕上げフライング用真空ポンプラインに切り換え接
続するように構成するのが好ましい。
け、該真空圧伝送器により検出された真空圧の変化に基
づいて、フライヤを初期フライング用真空ポンプライン
から仕上げフライング用真空ポンプラインに切り換え接
続するように構成するのが好ましい。
【0008】また、仕上げフライング用真空ポンプライ
ンと初期フライング用真空ポンプラインとは、同じ大き
さの真空圧を発生し得るものであっても良いが、好まし
い実施例では、仕上げフライング用真空ポンプラインと
して、より高真空圧を発生し得るものが使用される。
ンと初期フライング用真空ポンプラインとは、同じ大き
さの真空圧を発生し得るものであっても良いが、好まし
い実施例では、仕上げフライング用真空ポンプラインと
して、より高真空圧を発生し得るものが使用される。
【0009】一方、本発明の運転方法は、減圧したフラ
イ槽内の加熱油に食品を浸漬してフライングする複数の
フライヤに、食品が多量の蒸気を放出する初期フライン
グ処理を施すための初期フライング用真空ポンプライン
と、食品の乾燥が進行する仕上げフライング処理を施す
ための仕上げフライング用真空ポンプラインとを、切換
弁を介して接続し、該切換弁の切り換え操作により、複
数のフライヤを順次所定の時間間隔をおいて初期フライ
ング用真空ポンプラインに接続して個別に初期フライン
グ処理をしたあと、順次仕上げフライング用真空ポンプ
ラインに切り換え接続することにより複数のフライヤに
重複して仕上げフライング処理を施し、フライングの終
了したフライヤを該仕上げフライング用真空ポンプライ
ンから切り離すことにより、複数のフライヤをそれより
少数の真空ポンプラインで運転することを特徴とするも
のである。
イ槽内の加熱油に食品を浸漬してフライングする複数の
フライヤに、食品が多量の蒸気を放出する初期フライン
グ処理を施すための初期フライング用真空ポンプライン
と、食品の乾燥が進行する仕上げフライング処理を施す
ための仕上げフライング用真空ポンプラインとを、切換
弁を介して接続し、該切換弁の切り換え操作により、複
数のフライヤを順次所定の時間間隔をおいて初期フライ
ング用真空ポンプラインに接続して個別に初期フライン
グ処理をしたあと、順次仕上げフライング用真空ポンプ
ラインに切り換え接続することにより複数のフライヤに
重複して仕上げフライング処理を施し、フライングの終
了したフライヤを該仕上げフライング用真空ポンプライ
ンから切り離すことにより、複数のフライヤをそれより
少数の真空ポンプラインで運転することを特徴とするも
のである。
【0010】上記フライ槽内における真空圧の変化を検
出し、フライング初期に食品が蒸気を放出することによ
り生ずる真空圧の変化に基づいて、フライヤを初期フラ
イング用真空ポンプラインから仕上げフライング用真空
ポンプラインに切り換え接続するのが望ましい。また、
仕上げフライング時の真空圧を、初期フライング時の真
空圧より高くすることもできる。
出し、フライング初期に食品が蒸気を放出することによ
り生ずる真空圧の変化に基づいて、フライヤを初期フラ
イング用真空ポンプラインから仕上げフライング用真空
ポンプラインに切り換え接続するのが望ましい。また、
仕上げフライング時の真空圧を、初期フライング時の真
空圧より高くすることもできる。
【0011】
【実施例】図1は本発明に係る減圧フライ装置の第1実
施例を示すもので、図中1a〜1nはフライ食品を製造
するための複数のバッチ式減圧フライヤ、2はこれらの
フライヤを減圧するための真空発生手段を示している。
施例を示すもので、図中1a〜1nはフライ食品を製造
するための複数のバッチ式減圧フライヤ、2はこれらの
フライヤを減圧するための真空発生手段を示している。
【0012】上記フライヤ1a〜1nはそれぞれ、図2
に詳細に示すように、耐圧構造のフライ槽10内にスチ
ームを熱源とするヒータ11を備え、該フライ槽10内
に収容した油12を該ヒータ11で所定の温度に加熱す
るもので、槽内の油12は、油濾過器13及び撹拌ポン
プ14を備えた循環路15を通じて循環することによ
り、常に撹拌された状態に保持されるようになってい
る。なお、16は槽内の油の量を検出する油量検出器、
17は油の温度を検出する温度検出器である。
に詳細に示すように、耐圧構造のフライ槽10内にスチ
ームを熱源とするヒータ11を備え、該フライ槽10内
に収容した油12を該ヒータ11で所定の温度に加熱す
るもので、槽内の油12は、油濾過器13及び撹拌ポン
プ14を備えた循環路15を通じて循環することによ
り、常に撹拌された状態に保持されるようになってい
る。なお、16は槽内の油の量を検出する油量検出器、
17は油の温度を検出する温度検出器である。
【0013】上記フライ槽10には、バスケット20に
入れられた食品原料を搬入するための搬入口21と、フ
ライングが終了した食品をバスケット20毎取り出すた
めの搬出口22とが、それぞれシリンダ23,24によ
り開閉自在の密閉蓋25,26により開閉自在に設けら
れ、これらの搬入口21及び搬出口22の外側にはそれ
ぞれコンベア27,28が配設されている。また、フラ
イ槽10の内部には、コンベア27により搬入されたバ
スケット20を載置するための載置台30が、シリンダ
31等の昇降手段により上下動自在に支持され、フライ
ング時に該載置台30が下降し、それに載置されたバス
ケット20が油12に浸漬するようになっており、フラ
イ槽10の内部にはまた、真空圧を測定してマイクロコ
ンピュータ3に伝送する真空圧伝送器32が内蔵されて
いる。このマイクロコンピュータ3は、減圧フライ装置
を所定のプログラムに従って自動運転するものである。
なお、図中4はインターフェイスである。
入れられた食品原料を搬入するための搬入口21と、フ
ライングが終了した食品をバスケット20毎取り出すた
めの搬出口22とが、それぞれシリンダ23,24によ
り開閉自在の密閉蓋25,26により開閉自在に設けら
れ、これらの搬入口21及び搬出口22の外側にはそれ
ぞれコンベア27,28が配設されている。また、フラ
イ槽10の内部には、コンベア27により搬入されたバ
スケット20を載置するための載置台30が、シリンダ
31等の昇降手段により上下動自在に支持され、フライ
ング時に該載置台30が下降し、それに載置されたバス
ケット20が油12に浸漬するようになっており、フラ
イ槽10の内部にはまた、真空圧を測定してマイクロコ
ンピュータ3に伝送する真空圧伝送器32が内蔵されて
いる。このマイクロコンピュータ3は、減圧フライ装置
を所定のプログラムに従って自動運転するものである。
なお、図中4はインターフェイスである。
【0014】一方、上記真空発生手段2は、図1に示す
ように、一つのフライヤだけを減圧して初期フライング
処理をする初期フライング用真空ポンプライン40と、
初期フライングが終了した複数のフライヤを同時に減圧
状態に保持して仕上げフライング処理をする仕上げフラ
イング用真空ポンプライン41とで構成され、これらの
真空ポンプライン40,41が、それぞれ切換弁42a
〜42n,43a〜43nを介して各フライヤ1a〜1
nに並列に連結され、マイクロコンピュータ3による該
切換弁42a〜42n及び43a〜43nの切り換え制
御によって、各フライヤ1a〜1nに所定のタイミング
で経時的且つ循環的に接続されるようになっている。
ように、一つのフライヤだけを減圧して初期フライング
処理をする初期フライング用真空ポンプライン40と、
初期フライングが終了した複数のフライヤを同時に減圧
状態に保持して仕上げフライング処理をする仕上げフラ
イング用真空ポンプライン41とで構成され、これらの
真空ポンプライン40,41が、それぞれ切換弁42a
〜42n,43a〜43nを介して各フライヤ1a〜1
nに並列に連結され、マイクロコンピュータ3による該
切換弁42a〜42n及び43a〜43nの切り換え制
御によって、各フライヤ1a〜1nに所定のタイミング
で経時的且つ循環的に接続されるようになっている。
【0015】上記初期フライング用真空ポンプライン4
0及び仕上げフライング用真空ポンプライン41は、真
空ポンプ46,47と、該真空ポンプ46,47の上流
側に位置して吸気中のオイルミストを分離捕集する分離
器48,49及び吸気中の蒸気を凝縮する冷却手段5
0,51を備えている。
0及び仕上げフライング用真空ポンプライン41は、真
空ポンプ46,47と、該真空ポンプ46,47の上流
側に位置して吸気中のオイルミストを分離捕集する分離
器48,49及び吸気中の蒸気を凝縮する冷却手段5
0,51を備えている。
【0016】また、上記切換弁42a〜42n,43a
〜43nと各フライヤ1a〜1nとを結ぶ管路には、真
空解除弁52a〜52nがそれぞれ設けられ、フライン
グが終了したとき該真空解除弁52a〜52nが開放
し、フライ槽10内が大気圧に戻るようになっている。
〜43nと各フライヤ1a〜1nとを結ぶ管路には、真
空解除弁52a〜52nがそれぞれ設けられ、フライン
グが終了したとき該真空解除弁52a〜52nが開放
し、フライ槽10内が大気圧に戻るようになっている。
【0017】上記構成を有する減圧フライ装置は、上記
マイクロコンピュータ3によって次のように自動運転さ
れる。まず、フライングを行うに当り、各フライヤ1a
〜1nにおいては、フライ槽10内の油12がヒータ1
1によって加温され、温度検出器17からの測定信号に
基づいてスチーム調節弁18をコントロールすることに
より所定値になるように調節されると共に、油量検出器
16からの測定信号に基づいて一定の油量に保持され、
更に、攪拌ポンプ14により油濾過器13を経由して循
環路15を常時循環し、撹拌状態に保持されている。こ
れにより、フライ槽10内の油12の温度が均一化され
る。即ち、フライ槽10内にヒータ11を設けて油12
を加熱すると、ヒータ11周辺の油の温度だけが局部的
に高くなり易いが、上記の如く油12を循環させること
により、温度の均一化を図ることができる。また、上記
初期フライング用真空ポンプライン40と仕上げフライ
ング用真空ポンプライン41は、真空ポンプ46,47
が連続運転状態に保たれている。
マイクロコンピュータ3によって次のように自動運転さ
れる。まず、フライングを行うに当り、各フライヤ1a
〜1nにおいては、フライ槽10内の油12がヒータ1
1によって加温され、温度検出器17からの測定信号に
基づいてスチーム調節弁18をコントロールすることに
より所定値になるように調節されると共に、油量検出器
16からの測定信号に基づいて一定の油量に保持され、
更に、攪拌ポンプ14により油濾過器13を経由して循
環路15を常時循環し、撹拌状態に保持されている。こ
れにより、フライ槽10内の油12の温度が均一化され
る。即ち、フライ槽10内にヒータ11を設けて油12
を加熱すると、ヒータ11周辺の油の温度だけが局部的
に高くなり易いが、上記の如く油12を循環させること
により、温度の均一化を図ることができる。また、上記
初期フライング用真空ポンプライン40と仕上げフライ
ング用真空ポンプライン41は、真空ポンプ46,47
が連続運転状態に保たれている。
【0018】いま、食品原料の収容された金属製バスケ
ット20が第1のフライヤ1aのフライ槽10内に搬入
され、該フライ槽10が密閉されると、切換弁42aが
開いて該フライヤ1aが初期フライング用真空ポンプラ
イン40に接続され、その減圧が開始される。
ット20が第1のフライヤ1aのフライ槽10内に搬入
され、該フライ槽10が密閉されると、切換弁42aが
開いて該フライヤ1aが初期フライング用真空ポンプラ
イン40に接続され、その減圧が開始される。
【0019】フライ槽10内の圧力は真空圧伝送器32
により常時測定され、測定信号がマイクロコンピュータ
3に伝送されており、上記油量及び油温度がフライング
開始条件に合致した所定の値になり、且つ、図3に示す
ように、フライ槽10内の真空圧がa点において所定の
値Paになると、シリンダ31のロッドが下降して載置台
30上のバスケット20が加熱油12中に浸漬され、し
ばらくの間初期フライングが行われる。このとき、食品
が油12に浸漬されると同時に該食品中の水分が急激に
蒸発し、その影響でフライ槽10内の真空圧が一時的に
減少するが、水分の蒸発量が減るに従い、真空圧は再び
上昇を始める。
により常時測定され、測定信号がマイクロコンピュータ
3に伝送されており、上記油量及び油温度がフライング
開始条件に合致した所定の値になり、且つ、図3に示す
ように、フライ槽10内の真空圧がa点において所定の
値Paになると、シリンダ31のロッドが下降して載置台
30上のバスケット20が加熱油12中に浸漬され、し
ばらくの間初期フライングが行われる。このとき、食品
が油12に浸漬されると同時に該食品中の水分が急激に
蒸発し、その影響でフライ槽10内の真空圧が一時的に
減少するが、水分の蒸発量が減るに従い、真空圧は再び
上昇を始める。
【0020】そして、真空圧が所定の大きさPbにまで復
帰したb点において、切換弁42aが閉じると共に切換
弁43aが開放することにより、フライヤ1aは初期フ
ライング用真空ポンプライン40から切り離されて仕上
げフライング用真空ポンプライン41に接続され、しば
らくの間仕上げフライング処理が行われる。この仕上げ
フライング工程では、蒸気を発散した食品が徐々に乾燥
する。
帰したb点において、切換弁42aが閉じると共に切換
弁43aが開放することにより、フライヤ1aは初期フ
ライング用真空ポンプライン40から切り離されて仕上
げフライング用真空ポンプライン41に接続され、しば
らくの間仕上げフライング処理が行われる。この仕上げ
フライング工程では、蒸気を発散した食品が徐々に乾燥
する。
【0021】上記初期フライングに要する時間t1及びフ
ライング全体に要する時間t2は、食品の種類や量、油温
度、真空圧等のフライング条件が同じであればほぼ一定
である。従って、上記初期フライング用真空ポンプライ
ン40から仕上げフライング用真空ポンプライン41へ
の切り換えを、真空圧によることなく、時間制御により
行うようにしても良い。
ライング全体に要する時間t2は、食品の種類や量、油温
度、真空圧等のフライング条件が同じであればほぼ一定
である。従って、上記初期フライング用真空ポンプライ
ン40から仕上げフライング用真空ポンプライン41へ
の切り換えを、真空圧によることなく、時間制御により
行うようにしても良い。
【0022】上記フライング処理は循環する油中におい
て行われ、該油12によってバスケット20内の食品が
適度に撹拌されるため、該バスケット20を油中におい
て特に振動させる必要はない。しかしながら、食品の種
類や量等のフライング条件によっては、バスケット20
を油中に全浸漬または半浸漬させた状態で上下または左
右に振動させても良い。
て行われ、該油12によってバスケット20内の食品が
適度に撹拌されるため、該バスケット20を油中におい
て特に振動させる必要はない。しかしながら、食品の種
類や量等のフライング条件によっては、バスケット20
を油中に全浸漬または半浸漬させた状態で上下または左
右に振動させても良い。
【0023】一方、第1のフライヤ1aから切り離され
た初期フライング用真空ポンプライン40は、図4に示
すように、切換弁42bの開放により第2のフライヤ1
bに接続され、該第2のフライヤ1bにおいて上記第1
のフライヤ1aの場合と同様の処理が行われ、その後、
第3〜第5のフライヤ1c〜1nについても同様の処理
が順次繰り返される。
た初期フライング用真空ポンプライン40は、図4に示
すように、切換弁42bの開放により第2のフライヤ1
bに接続され、該第2のフライヤ1bにおいて上記第1
のフライヤ1aの場合と同様の処理が行われ、その後、
第3〜第5のフライヤ1c〜1nについても同様の処理
が順次繰り返される。
【0024】次に、上記の如く第1のフライヤ1aが仕
上げフライング用真空ポンプライン41に接続されて一
定時間が経過し、仕上げフライング処理が完了すると、
バスケット20は油中より引上げられ、油切りの操作が
一定時間行われてフライングが終了する。
上げフライング用真空ポンプライン41に接続されて一
定時間が経過し、仕上げフライング処理が完了すると、
バスケット20は油中より引上げられ、油切りの操作が
一定時間行われてフライングが終了する。
【0025】フライングが終了すると、切換弁43aが
閉じると共に真空解除弁52aが開き、フライ槽10内
は大気圧になる。続いて搬出口22及び搬入口21が開
き、搬出口22からはバスケット20が搬出され、搬入
口21からは新規の原料を収納した新たなバスケット2
0が搬入され、該第1のフライヤ1aは待機状態にな
る。
閉じると共に真空解除弁52aが開き、フライ槽10内
は大気圧になる。続いて搬出口22及び搬入口21が開
き、搬出口22からはバスケット20が搬出され、搬入
口21からは新規の原料を収納した新たなバスケット2
0が搬入され、該第1のフライヤ1aは待機状態にな
る。
【0026】そして、第nのフライヤ1nがb点におい
て初期フライング用真空ポンプライン40から切り離さ
れたところで、該初期フライング用真空ポンプライン4
0が再び第1のフライヤ1aに接続されて初期フライン
グ処理が開始されるというように、各フライヤ1a〜1
nについて、初期フライング用真空ポンプライン40に
おいては各フライヤに初期フライング処理が1つずつ個
別に行われ、仕上げフライング用真空ポンプライン41
においては、複数のフライヤに重複して仕上げフライン
グ処理が行われるといった時間間隔で、フライング処理
が経時的且つ循環的に繰り返される。
て初期フライング用真空ポンプライン40から切り離さ
れたところで、該初期フライング用真空ポンプライン4
0が再び第1のフライヤ1aに接続されて初期フライン
グ処理が開始されるというように、各フライヤ1a〜1
nについて、初期フライング用真空ポンプライン40に
おいては各フライヤに初期フライング処理が1つずつ個
別に行われ、仕上げフライング用真空ポンプライン41
においては、複数のフライヤに重複して仕上げフライン
グ処理が行われるといった時間間隔で、フライング処理
が経時的且つ循環的に繰り返される。
【0027】上記実施例では、初期フライング用真空ポ
ンプライン40及び仕上げフライング用真空ポンプライ
ン41として同能力のものを使用し、仕上げフライング
時の真空圧を初期フライング開始時の真空圧とほぼ同じ
大きさに保つようにしているが、仕上げフライング用真
空ポンプライン41の能力を高くし、仕上げフライング
時の真空圧を初期フライング開始時の真空圧より高くす
ることもできる。
ンプライン40及び仕上げフライング用真空ポンプライ
ン41として同能力のものを使用し、仕上げフライング
時の真空圧を初期フライング開始時の真空圧とほぼ同じ
大きさに保つようにしているが、仕上げフライング用真
空ポンプライン41の能力を高くし、仕上げフライング
時の真空圧を初期フライング開始時の真空圧より高くす
ることもできる。
【0028】かくして本発明においては、複数のバッチ
式の減圧フライヤ1a〜1nを、それより少数の真空ポ
ンプライン40,41を使用し、順次オーバーラップ運
転しながら効率良く連続的に運転することができる。
式の減圧フライヤ1a〜1nを、それより少数の真空ポ
ンプライン40,41を使用し、順次オーバーラップ運
転しながら効率良く連続的に運転することができる。
【0029】上記初期フライング用真空ポンプライン4
0及び仕上げフライング用真空ポンプライン41は、そ
れらの総和がフライヤの数より少数であれば、いずれか
一方又は両方が複数であっても良い。図5に示す第2実
施例は、複数の初期フライング用真空ポンプライン4
0,40aと1つの仕上げフライング用真空ポンプライ
ン41とで真空発生手段2を構成したものを例示してい
る。即ち、この第2実施例は、上記第1実施例のものに
新たな初期フライング用真空ポンプライン40aを追加
し、この真空ポンプライン40aを、各減圧フライヤ1
a〜1nに切換弁44a〜44nを介して初期フライン
グ用真空ポンプライン40と並列に連結したものであ
る。なお、この第2実施例におけるその他の構成につい
ては、上記第1実施例と同じ構成部分にそれと同じ符合
を付して説明は省略する。
0及び仕上げフライング用真空ポンプライン41は、そ
れらの総和がフライヤの数より少数であれば、いずれか
一方又は両方が複数であっても良い。図5に示す第2実
施例は、複数の初期フライング用真空ポンプライン4
0,40aと1つの仕上げフライング用真空ポンプライ
ン41とで真空発生手段2を構成したものを例示してい
る。即ち、この第2実施例は、上記第1実施例のものに
新たな初期フライング用真空ポンプライン40aを追加
し、この真空ポンプライン40aを、各減圧フライヤ1
a〜1nに切換弁44a〜44nを介して初期フライン
グ用真空ポンプライン40と並列に連結したものであ
る。なお、この第2実施例におけるその他の構成につい
ては、上記第1実施例と同じ構成部分にそれと同じ符合
を付して説明は省略する。
【0030】而してこの第2実施例においては、複数の
初期フライング用真空ポンプライン40,40aが交互
に各フライヤ1a〜1nに接続され、フライング処理が
施される。即ち、図6に示すように、第1の初期フライ
ング用真空ポンプライン40が第1のフライヤ1aに接
続されて初期フライング処理が開始されたあと、一定の
時間間隔で第2の初期フライング用真空ポンプライン4
0aが第2のフライヤ1bに接続されて初期フライング
処理が開始され、初期フライングが終了するb点におい
てこれらのフライヤ1a,1bは、順次仕上げフライン
グ用真空ポンプライン41に切り換え接続され、仕上げ
フライング処理が施される。一方、上記フライヤ1a,
1bから切り離された初期フライング用真空ポンプライ
ン40及び40aは、所定のタイミングで第3及び第4
のフライヤ1c,1dに順次接続され、同様の処理が繰
り返される。そして、第nのフライヤ1nに対するフラ
イング処理が完了すると、再び第1及び第2のフライヤ
1a,1bに戻って同様のフライング処理が行われると
いうように、各フライヤ1a〜1nについて所定のフラ
イング処理が経時的且つ循環的に繰り返される。
初期フライング用真空ポンプライン40,40aが交互
に各フライヤ1a〜1nに接続され、フライング処理が
施される。即ち、図6に示すように、第1の初期フライ
ング用真空ポンプライン40が第1のフライヤ1aに接
続されて初期フライング処理が開始されたあと、一定の
時間間隔で第2の初期フライング用真空ポンプライン4
0aが第2のフライヤ1bに接続されて初期フライング
処理が開始され、初期フライングが終了するb点におい
てこれらのフライヤ1a,1bは、順次仕上げフライン
グ用真空ポンプライン41に切り換え接続され、仕上げ
フライング処理が施される。一方、上記フライヤ1a,
1bから切り離された初期フライング用真空ポンプライ
ン40及び40aは、所定のタイミングで第3及び第4
のフライヤ1c,1dに順次接続され、同様の処理が繰
り返される。そして、第nのフライヤ1nに対するフラ
イング処理が完了すると、再び第1及び第2のフライヤ
1a,1bに戻って同様のフライング処理が行われると
いうように、各フライヤ1a〜1nについて所定のフラ
イング処理が経時的且つ循環的に繰り返される。
【0031】上記初期フライング用真空ポンプライン及
び仕上げフライング用真空ポンプラインをそれぞれ幾つ
設けるかは、それらの容量や減圧フライヤの数等によっ
て決定される。
び仕上げフライング用真空ポンプラインをそれぞれ幾つ
設けるかは、それらの容量や減圧フライヤの数等によっ
て決定される。
【0032】また、上記何れの実施例においても、フラ
イング処理が必ずしも各フライヤ1a〜1nについて同
じ順番で繰り返されるとは限らず、条件によって順番が
変わることもあり得る。即ち、待機状態にあるフライヤ
が、フライング開始までの間に油量や油温度、真空圧等
が所定の値に達しないとか、その他の何らかの原因によ
ってフライング条件が整わない場合には、フライング開
始時間がずれることもあり、このような場合には、待機
状態にある複数のフライヤの中から、フライング条件が
整っているものがマイクロコンピュータによって自動的
に選択され、初期フライング用真空ポンプラインに接続
されてフライングが開始される。
イング処理が必ずしも各フライヤ1a〜1nについて同
じ順番で繰り返されるとは限らず、条件によって順番が
変わることもあり得る。即ち、待機状態にあるフライヤ
が、フライング開始までの間に油量や油温度、真空圧等
が所定の値に達しないとか、その他の何らかの原因によ
ってフライング条件が整わない場合には、フライング開
始時間がずれることもあり、このような場合には、待機
状態にある複数のフライヤの中から、フライング条件が
整っているものがマイクロコンピュータによって自動的
に選択され、初期フライング用真空ポンプラインに接続
されてフライングが開始される。
【0033】なお、上記各実施例では、全ての操作がマ
イクロコンピュータによって自動的に行われるようにな
っているが、それらの操作の全部又は一部を手動操作に
より行うこともできる。
イクロコンピュータによって自動的に行われるようにな
っているが、それらの操作の全部又は一部を手動操作に
より行うこともできる。
【0034】
【発明の効果】このように本発明によれば、複数のバッ
チ式の減圧フライヤを、それより少数の真空発生手段に
より、複数のフライヤをオーバーラップ運転しながら連
続的且つ効率的に運転することができる。
チ式の減圧フライヤを、それより少数の真空発生手段に
より、複数のフライヤをオーバーラップ運転しながら連
続的且つ効率的に運転することができる。
【図1】本発明に係る減圧フライ装置の第1実施例の構
成図である。
成図である。
【図2】減圧フライヤの構成図である。
【図3】フライング時におけるフライ槽内の真空圧の変
化を示す線図である。
化を示す線図である。
【図4】図1に示す減圧フライ装置の運転方法を示すタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図5】本発明に係る減圧フライ装置の第2実施例の構
成図である。
成図である。
【図6】図5に示す減圧フライ装置の運転方法を示すタ
イムチャートである。
イムチャートである。
1a〜1n フライヤ 2 真空発生手段 10 フライ槽 12 油 40,40a 初期フライング用真空ポンプライン 41 仕上げフライング用真空ポンプライン 42a〜42n 切換弁 43a〜43n 切換弁 46,47 真空ポンプ 48,49 分離器 50,51 冷却手段 52a〜52n 切換弁
Claims (7)
- 【請求項1】 耐圧構造のフライ槽内に加熱油を収容
し、減圧下において該加熱油に食品を浸漬してフライン
グする複数のフライヤと、これらのフライヤを減圧する
ための真空発生手段とからなり、上記真空発生手段が、
食品が多量の蒸気を放出する初期フライング処理を施す
ための初期フライング用真空ポンプラインと、食品の乾
燥が進行する仕上げフライング処理を施すための仕上げ
フライング用真空ポンプラインとを、フライヤの数より
少数組み合わせたものとして構成され、これらの各真空
ポンプラインと複数のフライヤとを所定のタイミングで
切り換え操作される切換弁を介して接続することによ
り、複数のフライヤに、順次所定の時間間隔をおいて初
期フライング用真空ポンプラインにより個別に初期フラ
イング処理を施したあと、仕上げフライング用真空ポン
プラインにより重複して仕上げフライング処理を施すも
のとして構成されていることを特徴とする減圧フライ装
置。 - 【請求項2】 初期フライング用真空ポンプライン及び
仕上げフライング用真空ポンプラインが、それぞれ真空
ポンプ、該真空ポンプの上流側に位置して吸気中のオイ
ルミストを分離捕集する分離器、及び吸気中の蒸気を凝
縮する冷却手段を備えていることを特徴とする請求項1
に記載の減圧フライ装置。 - 【請求項3】 各フライヤのフライ槽に真空圧伝送器を
備え、該真空圧伝送器により検出された真空圧の変化に
基づいてフライヤを初期フライング用真空ポンプライン
から仕上げフライング用真空ポンプラインに切り換え接
続可能であることを特徴とする請求項1に記載の減圧フ
ライ装置。 - 【請求項4】 仕上げフライング用真空ポンプライン
が、初期フライング用真空ポンプラインより高真空圧を
発生するものとして構成されていることを特徴とする請
求項1に記載の減圧フライ装置。 - 【請求項5】 減圧したフライ槽内の加熱油に食品を浸
漬してフライングする複数のフライヤに、食品が多量の
蒸気を放出する初期フライング処理を施すための初期フ
ライング用真空ポンプラインと、食品の乾燥が進行する
仕上げフライング処理を施すための仕上げフライング用
真空ポンプラインとを、切換弁を介して接続し、該切換
弁の切り換え操作により、複数のフライヤを順次所定の
時間間隔をおいて初期フライング用真空ポンプラインに
接続して個別に初期フライング処理をしたあと、順次仕
上げフライング用真空ポンプラインに切り換え接続する
ことにより複数のフライヤに重複して仕上げフライング
処理を施し、フライングの終了したフライヤを該仕上げ
フライング用真空ポンプラインから切り離すことによ
り、複数のフライヤをそれより少数の真空ポンプライン
で運転することを特徴とする減圧フライ装置の運転方
法。 - 【請求項6】 フライ槽内における真空圧の変化を検出
し、食品が蒸気を放出することにより生ずる真空圧の変
化に基づいてフライヤを初期フライング用真空ポンプラ
インから仕上げフライング用真空ポンプラインに切り換
え接続することを特徴とする請求項5に記載の減圧フラ
イ装置の運転方法。 - 【請求項7】 仕上げフライング時の真空圧を、初期フ
ライング時の真空圧より高くすることを特徴とする請求
項5に記載の減圧フライ装置の運転方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3096196A JPH0685743B2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 減圧フライ装置及びその運転方法 |
US07/742,020 US5185168A (en) | 1991-04-02 | 1991-08-08 | Method for operating a reduced-pressure multi-fryer system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3096196A JPH0685743B2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 減圧フライ装置及びその運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04307017A JPH04307017A (ja) | 1992-10-29 |
JPH0685743B2 true JPH0685743B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=14158542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3096196A Expired - Fee Related JPH0685743B2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 減圧フライ装置及びその運転方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5185168A (ja) |
JP (1) | JPH0685743B2 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NZ247900A (en) * | 1992-11-04 | 1995-04-27 | Takahashi Kazuo | Reduced pressure fryer machine - food container has perforated bottom wall |
US5617777A (en) * | 1995-06-01 | 1997-04-08 | The Frymaster Corporation | Deep fat frying apparatus with automated oil management |
US5706717A (en) * | 1996-11-12 | 1998-01-13 | America's Favorite Chicken Co. | Heating control system for a gas fryer |
US5901641A (en) * | 1998-11-02 | 1999-05-11 | Afc Enterprises, Inc. | Baffle for deep fryer heat exchanger |
US6718301B1 (en) | 1998-11-11 | 2004-04-06 | Starkey Laboratories, Inc. | System for measuring speech content in sound |
US5910206A (en) * | 1998-11-13 | 1999-06-08 | Afc Enterprises, Inc. | Dry fire limiting device for deep fryer |
US6136358A (en) * | 1998-11-24 | 2000-10-24 | Lamb-Weston, Inc. | Process for preparing parfried, frozen potato strips |
US6196118B1 (en) * | 1999-09-03 | 2001-03-06 | Pitco Frialator, Inc. | Efficient frying apparatus |
MXPA02011544A (es) * | 2000-05-24 | 2005-09-08 | Terra Chips B V | Metodo y aparato para la fritura de productos. |
JP4250311B2 (ja) * | 2000-06-20 | 2009-04-08 | パロマ工業株式会社 | フライヤー |
JP2002000466A (ja) * | 2000-06-21 | 2002-01-08 | Paloma Ind Ltd | フライヤー |
KR200214880Y1 (ko) * | 2000-08-26 | 2001-02-15 | 송영주 | 다용도 튀김기 |
JP4511745B2 (ja) * | 2001-02-02 | 2010-07-28 | パロマ工業株式会社 | フライヤー |
JP4262999B2 (ja) * | 2003-02-25 | 2009-05-13 | パロマ工業株式会社 | フライヤー |
FR2883152B1 (fr) * | 2005-03-21 | 2010-01-01 | Femag Ind Sarl | Friteuse pour restauration collective, et procede de mise en oeuvre d'une telle friteuse |
US20090173088A1 (en) * | 2008-01-04 | 2009-07-09 | Kuojui Su | Condenser and metering device in refrigeration system for saving energy |
US20090252841A1 (en) * | 2008-04-08 | 2009-10-08 | Varadharajan Radhami Basker | Fruit or vegetable and grain snack mixture |
US8549993B2 (en) * | 2008-04-14 | 2013-10-08 | Spinfry, Inc. | Cooking device with slidable drawer |
US20100258109A1 (en) * | 2009-04-14 | 2010-10-14 | Spinfry, Inc. | Retrofit apparatus for a cooking device |
US9021940B2 (en) * | 2009-07-10 | 2015-05-05 | Conagra Foods Lamb Weston, Inc. | Vacuum frying device and method for using the same |
US8737654B2 (en) | 2010-04-12 | 2014-05-27 | Starkey Laboratories, Inc. | Methods and apparatus for improved noise reduction for hearing assistance devices |
US8651016B2 (en) * | 2011-05-02 | 2014-02-18 | Heat And Control, Inc. | Unitized vacuum fryer |
CR20110253A (es) | 2011-05-12 | 2011-10-20 | Univ Costa Rica | Freidora al vacio |
CN104170903B (zh) * | 2014-09-19 | 2018-09-11 | 北京凯达恒业农业技术开发有限公司 | 低温油炸设备以及对油炸物进行油炸的方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59156257A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-09-05 | 黎 維槍 | 回分式連続乾燥方法 |
JPS6240252A (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-21 | Sakuma Kenji | フライ食品の製造方法および装置 |
-
1991
- 1991-04-02 JP JP3096196A patent/JPH0685743B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-08-08 US US07/742,020 patent/US5185168A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04307017A (ja) | 1992-10-29 |
US5185168A (en) | 1993-02-09 |
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---|---|---|---|
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