JPH0685734U - 重量ナットの脱着装置 - Google Patents

重量ナットの脱着装置

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JPH0685734U JP2879493U JP2879493U JPH0685734U JP H0685734 U JPH0685734 U JP H0685734U JP 2879493 U JP2879493 U JP 2879493U JP 2879493 U JP2879493 U JP 2879493U JP H0685734 U JPH0685734 U JP H0685734U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】重量の重い下部ナットの取外し・取付け作業を
クレーン不使用の単独作業で安全に且つ能率よく行うこ
とができる重量ナットの脱着装置を提供することにあ
る。 【構成】伸縮作動シリンダ15の作動によって上下方向に
伸縮し得るポスト10と、大径両締ボルトの中心貫通孔上
部に挿入し得るフックピン23を先端に有しポスト10を脱
着対象ボルトの近傍位置に垂直に吊持させるポスト吊持
アーム20と、ポスト10の高さ方向中間位置に装備されポ
スト10の垂直吊持姿勢を保持するモーメントストッパ26
と、ポスト10の伸縮作動管12の下端部に止着された旋回
コラム30及び該旋回コラムに水平方向へ進退移動できる
ように嵌挿保持される伸縮コラム33と、下部ナットの端
面溝に係脱可能な係合突起37を有し伸縮コラム33の先端
部に回転できるように軸支されるナットアタッチメント
35とを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば蒸気タービンの定期的な点検工事に際して使用する重量ナット の脱着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
火力発電所、原子力発電所、自家用発電所等に設備される蒸気タービンの高圧 ケーシングは、その水平フランジFa,Fb(平面がトラック状をなしている) が複数本の大径両締ボルト1と、この各両締ボルト1の上下ねじ部に螺着される 上部ナット2及び下部ナット3で図5に示すように締め付け結合されており、蒸 気タービンの定期的な点検工事に際し、前記ボルト1・ナット2,3の取外し作 業及び取付け作業を必要とする。
【0003】 前記高圧ケーシングの水平フランジFa,Fbの締着ボルト(大径な両締ボル ト1)のナット重量は、最大のもので60Kgにも達することから、前記ナットの 取外し・取付け作業は下部ナット3で行うが、このナットは重量物であり手で支 えることが危険なため、図5に示すようなナット吊持工具を使用している。
【0004】 この従来のナット吊持工具は、前記ボルト1の中心貫通孔1aを利用して、こ のボルト中心貫通孔1a内にチェーン4を通し、このチェーン4の下端部に下部 ナット3を支える円板5を取付け、前記チェーン4の上端ハンドル6を手持ち又 はホイスト等で支えて、下部ナット3の取外し・取付けを行うものである。
【0005】 なお、前記チェーン4と円板5の接続は、円板中心孔にチェーン連結の心棒7 を通し蝶ねじ8で止着することにより行い、円板5と心棒7との間には転がり軸 受(図示せず)を設け、下部ナット3を回した時の蝶ねじ8の緩み及びチェーン 4の捩じれを防止できるようにしている。
【0006】 また、下部ナット3の端面溝3aに係脱可能に係合する複数本のナット受ピン 9は、前記ナット3の外径に応じてピン突出長さが調整できるように図示省略の 止めネジで円板5に固定されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のナット吊持工具は、重量の重い下部ナット3(例えば6インチ以上 のナット)の取外し・取付け作業を行う場合に、ホイスト等の天井クレーンを使 用しなければならず、その間他の作業でクレーンを使用できない問題があり、ま た前記ナット3の取外し・取付け作業が上下作業となるため、クレーン操作者と ナット脱着作業者の呼吸が合わないと手を挟まれたり、チェーン4が円板5から 外れたり、チェーン4が切れてナット3を落下させたりする危険があった。
【0008】 本考案は前記従来の問題を解消するために案出されたもので、その目的は重量 の重い下部ナットの取外し・取付け作業をクレーン不使用の単独作業で安全に且 つ能率よく行うことができる重量ナットの脱着装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案の重量ナット脱着装置は、被締着体の水 平フランジFa,Fbが中心貫通孔1aを有する複数本の大径両締ボルト1と、 この各両締ボルト1の上下ねじ部に螺着される重量の重い上部ナット2及び下部 ナット3で締着結合されている機器を修理点検する場合に、前記ボルト1のナッ ト脱着作業に危険を伴う下部ナット3の取外し作業及び取付け作業に使用するも のであって、伸縮作動シリンダ15を内蔵し該シリンダの作動によって上下方向 に伸縮し得るポスト10と、前記ボルト1の中心貫通孔1a上部に挿入し得るフ ックピン23を先端に有し前記ポスト10の上端部に取付けられて該ポストを脱 着対象ボルトの近傍位置に垂直に吊持させるポスト吊持アーム20と、前記ポス ト10の高さ方向中間位置に装備され前記フランジFaの外周端面に先端当接し て前記ポスト10の垂直吊持姿勢を保持するモーメントストッパ26と、前記ポ スト10の伸縮作動管12の下端部に止着された旋回コラム30及び該旋回コラ ムに水平方向へ進退移動できるように嵌挿保持される伸縮コラム33と、前記下 部ナット3の端面溝3aに係脱可能な係合突起37を有し前記伸縮コラム33の 先端部に回転できるように軸支されるナットアタッチメント35とを具備する構 成とした。
【0010】
【作用】
前記構成の重量ナット脱着装置は、ポスト吊持アーム20の先端フックピン2 3をボルト中心貫通孔1aの上部に挿入して、ポスト10を脱着対象ボルトの近 傍位置に垂直に吊持(このポスト10の垂直な吊持姿勢はフランジ外周端面に先 端当接するモーメントストッパ26で保持される)させたセット状態で使用する もので、伸縮作動シリンダ15の作動及びポスト下端の旋回コラム30と伸縮コ ラム33の操作により、ナットアタッチメント35を下部ナット3の端面溝3a に下方から突起係合させ、このナットアタッチメント35のインパクトレンチ等 による回転操作で下部ナット3を緩めて、この下部ナット3を前記ボルト1から 安全に取外すことができ、またこのナット取外し作業と逆の作業を行うことによ り前記ボルト1に対する下部ナット3の取付けを安全に且つ能率よく行うことが できる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従い具体的に説明する。 この実施例における重量ナットの脱着装置は、高圧ケーシングの水平フランジ Fa,Fbが中心貫通孔1aを有する複数本の大径両締ボルト1と、この各両締 ボルト1の上下ねじ部に螺着される重量の重い上部ナット2及び下部ナット3で 締着結合されている蒸気タービンを修理点検する場合に、前記ボルト1のナット 脱着作業に危険を伴う下部ナット3の取外し作業及び取付け作業に使用するもの であって、上下方向に伸縮し得るポスト10と、このポスト10を脱着対象ボル ト1の近傍位置に垂直に吊持させるポスト吊持アーム20と、前記ポスト10の 垂直な吊持姿勢を保持するモーメントストッパ26と、ポスト下端の旋回コラム 30及び伸縮コラム33と、この伸縮コラム33の先端部に回転操作できるよう に軸支されるナットアタッチメント35とから構成される。
【0012】 更に詳述すると、前記ポスト10は固定のアームストッパ13及び着脱可能な 上端アームストッパ14を有し内部に伸縮作動シリンダ15を内蔵した外管11 と、この外管11内に摺動自在に嵌挿され前記シリンダ15によって伸縮作動さ れる内管としての伸縮作動管12とからなり、キャップ状をなす前記ストッパ1 4はポスト外管11の上端部に図1の如く嵌合され、図2及び図3に示すストッ パボルト14aで着脱できるように止着される。
【0013】 前記ポスト10の外管11に内蔵される伸縮作動シリンダ15は、本実施例の 場合ロックブレーキ16の付いたエアシリンダであって、空気圧を調整し得るコ ントロールボックス17(図4参照)を操作することにより、3インチ〜7イン チまでの重量ナット(重量の重い下部ナット3)を上下移動及び任意の位置で停 止し得るように構成されている。なお、前記シリンダ15はエアー吸入弁18a と排気弁18bを有し、また前記ロックブレーキ16はエアー吸入弁18aの下 側位置に突出する三方弁19を有している。
【0014】 前記ポスト吊持アーム20はポスト外管11の上端部(アームストッパ13, 14の間)に図3の如きハの字形(平面V字形)に拡開できるように基端部を嵌 合して取付けられる左右一対の開閉回動アーム21,22からなり、この各開閉 回動アーム21,22の先端にはボルト中心貫通孔1a(脱着対象ボルト1の両 側に位置する隣接ボルト1′の中心貫通孔1a)の上部に図4の如く挿入し得る フックピン23が突設されている。なお、このフックピン23はクイックナッタ 24とストッパナット25によって前記アーム21,22の先端に図1の如く止 着されている。
【0015】 前記モーメントストッパ26は、ポスト包持固定体27(ポスト外管11の高 さ方向中間位置に2本の締着ねじ28で締着固定される包持締着体29を備えて いる)の両側ねじ孔27a,27bに螺挿される長さの長い2本の調整ねじ26 a,26bで構成され、この調整ねじ26a,26bを前記フランジFaの外周 端面に図4の如く先端当接するように調節して、前記ポスト10の垂直な吊持姿 勢を保持できるようになっている。
【0016】 前記旋回コラム30は両端が開口した角筒31と、この角筒31の上面中央部 に突設され該角筒31をポスト伸縮作動管12の下端部に図1の如く水平に取付 けるリブ補強の嵌着部32とを有し、前記角筒31には水平方向へ進退移動でき るように嵌挿された伸縮コラム33を所望の位置に固定するクランプレバー34 が装備されている。
【0017】 前記ナットアタッチメント35は、下部ナット3を支える円板36の上面部に 下部ナット3の放射状をなした端面溝3aに係脱し得る放射状の係合突起37を 一体的に設け、前記円板36の下面中心部に伸縮コラム33の先端嵌着スリーブ 38に図1の如く軸支される回転操作軸39を突設し、この回転操作軸39を該 シャフト穴39aにセットされるインパクトレンチ(図示せず)で回して、前記 ナット3を緩めたり締め付けたりすることができるように構成したもので、3イ ンチ〜7インチまでの重量ナットを支持して回転操作できる大小複数個のナット アタッチメント35が用意されている(図2参照)。
【0018】 次に、前記構成の重量ナット脱着装置を使用する場合の準備作業と、前記装置 を使用しての下部ナット3の取外し手順と取付け手順について説明する。 (1)準備作業 a.作業場所でポスト10にポスト吊持アーム20(左右一対の開閉回動アー ム21,22)を取付ける。 b.2本のアーム21,22を左右に広げ、ハの字形(V字形)にして各アー ム先端のフックピン23を脱着対象ボルト1の両側に位置する隣接ボルト 1′の中心貫通孔1a上部に図4の如く挿入セットする。 c.前記ポスト10にモーメントストッパ26(調整ねじ26a,26b)を 取付け、この調整ねじ26a,26bを前記フランジFaの外周端面に図 4の如く先端当接するように調節して、前記ポスト10の垂直な吊持姿勢 を保持できるようにする。 d.旋回コラム30に伸縮コラム33を嵌挿し、この伸縮コラム33の先端に ナットアタッチメント35を取付ける。 e.前記ポスト10のシリンダエアー吸入弁18aと排気弁18b及びロック ブレーキ三方弁19にコントロールボックス17をチューブで接続する。
【0019】 f.コントロールボックス17に電源を接続する。 (2)ナット取外し手順 a.コントロールボックス17を操作し、シリンダ圧力を調整しながら、ポス ト下端の旋回コラム30と伸縮コラム33及び該伸縮コラム先端のナット アタッチメント35を最下位置まで下降させる。 b.旋回コラム30と伸縮コラム33を操作して、ナットアタッチメント35 を脱着対象ボルト1の下部ナット3下へ移動させる。 c.伸縮作動シリンダ15の圧力を上げ、ナットアタッチメント35を上昇さ せて、その係合突起37を下部ナット3の端面溝3aに係合させる。 d.伸縮コラム33をクランプレバー34で固定する。 e.ナットアタッチメント35をインパクトレンチで回転操作して、下部ナッ ト3を緩める。このナット3がボルト1から外れる直前にシリンダ圧力を ナット下降圧力より高めに調節する。 f.下部ナット3がボルト1から外れたらシリンダ圧力をナット下降圧力以下 に下げて下部ナット3を下降させる。 g.ナット下降中にコントロールボックス17のシリンダブレーキスイッチを 押し、シリンダ15にブレーキをかけて任意の位置で停止させる。 h.停止後、伸縮コラム33の固定をクランプレバー34の操作で解除する。
【0020】 i.ナット3を降ろす位置に旋回コラム30と伸縮コラム33を操作移動させ て、ナットアタッチメント35からナット3を人為作業で降ろす。 j.旋回コラム30と伸縮コラム33を元の位置に戻し、装置全体を図3のよ うな組み立て状態で次のナット取外し位置へ人為作業で移行させ、前記と 同様なナット取外し作業を行う。 (3)ナット取付け手順 a.コントロールボックス17を操作し、シリンダ圧力を調整しながら、ポス ト下端の旋回コラム30と伸縮コラム33及び該伸縮コラム先端のナット アタッチメント35を最下位置まで下降させる。 b.前記ナット3をナットアタッチメント35の上に載置係合させる。 c.旋回コラム30と伸縮コラム33を操作して、ナットアタッチメント35 に乗せたナット3を取付対象ボルト1下へ移動させる。 d.伸縮コラム33をクランプレバー34で固定する。 e.伸縮作動シリンダ15の圧力を上げ、ナットアタッチメント35を上昇さ せて、ボルト下端部にナット3をセットする。 f.ナットアタッチメント35を手動操作で回し、ボルト1にナット3を1山 程度噛合わせ、インパクトレンチを回してナット3を締付ける。 g.シリンダ圧力を下げてナットアタッチメント35を下降させる。 h.停止後、伸縮コラム33の固定をクランプレバー34の操作で解除する。
【0021】 i.旋回コラム30と伸縮コラム33を元の位置に戻し、装置全体を図3のよ うな組み立て状態で次のナット取付け位置へ人為作業で移行させ、前記と 同様なナット取付け作業を行う。
【0022】
【考案の効果】
本考案の重量ナット脱着装置は、実用新案登録請求の範囲(請求項1)に記載 の構成を要旨とするものであるから、重量の重い下部ナットの取外し・取付け作 業をクレーン不使用の単独作業で安全に且つ能率よく行うことができる。
【0023】 また、請求項2に記載の重量ナット脱着装置によれば、コントロールボックス を手元に置き、ナットの状態を確認しながら本装置を操作して作業できる上、ナ ットアタッチメントを取替えるだけで3インチ〜7インチまで1台で作業するこ とができ、天井クレーンも必要としない単独作業ができる。
【0024】 これにより、従来のような上下作業がなくなり、手の挟まれやナットを落下さ せる危険もなく、重量ナットの取外し・取付け作業における安全性・作業能率が 大幅に向上する。また、前記ボルトの構造が基本的に同じであれば、どのメーカ ーの機器(例えば蒸気タービンの高圧ケーシング)であっても、本考案の重量ナ ット脱着装置を使用して作業することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による重量ナット脱着装置を
示した組立状態の要部断面図。
【図2】本考案の重量ナット脱着装置を分解状態で示し
た斜視図。
【図3】本考案の重量ナット脱着装置を組立状態で示し
た斜視図。
【図4】本考案の重量ナット脱着装置を使用状態で示し
た側面図。
【図5】従来のナット吊持工具をナット脱着の使用状態
で示した断面図。
【符号の説明】
Fa,Fb…被締着体の水平フランジ、1…大径両締ボ
ルト、1a…同ボルトの中心貫通孔、2…上部ナット、
3…下部ナット、3a…下部ナットの端面溝、10…伸
縮ポスト、11…ポスト外管、12…伸縮作動管、15
…伸縮作動シリンダ、16…ロックブレーキ、17…コ
ントロールボックス、20…ポスト吊持アーム、21,
22…左右一対の開閉回動アーム、23…フックピン、
26…モーメントストッパ、27…ポスト包持固定体、
30…旋回コラム、33…伸縮コラム、34…クランプ
レバー、35…ナットアタッチメント、37…係合突
起、39…回転操作軸。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被締着体の水平フランジが中心貫通孔を
    有する複数本の大径両締ボルトと、この各両締ボルトの
    上下ねじ部に螺着される重量の重い上部ナット及び下部
    ナットで締着結合されている機器を修理点検する場合
    に、前記ボルトのナット脱着作業に危険を伴う下部ナッ
    トの取外し作業及び取付け作業に使用する重量ナットの
    脱着装置であって、伸縮作動シリンダを内蔵し該シリン
    ダの作動によって上下方向に伸縮し得るポストと、前記
    ボルトの中心貫通孔上部に挿入し得るフックピンを先端
    に有し前記ポストの上端部に取付けられて該ポストを脱
    着対象ボルトの近傍位置に垂直に吊持させるポスト吊持
    アームと、前記ポストの高さ方向中間位置に装備され前
    記フランジの外周端面に先端当接して前記ポストの垂直
    吊持姿勢を保持するモーメントストッパと、前記ポスト
    の伸縮作動管の下端部に止着された旋回コラム及び該旋
    回コラムに水平方向へ進退移動できるように嵌挿保持さ
    れる伸縮コラムと、前記下部ナットの端面溝に係脱可能
    な係合突起を有し前記伸縮コラムの先端部に回転できる
    ように軸支されるナットアタッチメントとを具備してな
    る重量ナットの脱着装置。
  2. 【請求項2】 前記ポストに内蔵される伸縮作動シリン
    ダがロックブレーキ付きのエアシリンダであり、空気圧
    を調整し得るコントロールボックスを操作することによ
    り、3インチ〜7インチまでの重量ナットを上下移動及
    び任意の位置で停止し得るように構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の重量ナットの脱着装置。
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